Cisco Wide Area Application Engine 7341/7371 ハードウェア インストレーション ガイド Software Release 4.0.13.23
Wide Area Application Engine の設置
Wide Area Application Engine の設置
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

Wide Area Application Engine の設置

ラックに設置するときの考慮事項

ラックの要件

必要な工具および部品

Wide Area Application Engine の設置

卓上へのシャーシの設置

ケーブルの接続

電源の接続とシステムのブート

LED のチェック

WAE の取り外しまたは交換

Wide Area Application Engine の設置

この章では、Wide Area Application Engine (WAE)を装置ラックに設置する方法について説明します。また、卓上や作業台の上に WAE を設置するための一般的な手順についても説明します。この章の構成は、次のとおりです。

「ラックに設置するときの考慮事項」

「必要な工具および部品」

「Wide Area Application Engine の設置」

「ケーブルの接続」

「電源の接続とシステムのブート」

「LED のチェック」

「WAE の取り外しまたは交換」

設置作業を開始する前に、「Wide Area Application Engine を設置するための準備」、および『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Content Networking Product Series 』をお読みください。


警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。


ラックに設置するときの考慮事項

WAE をラックに設置する前に、次の注意事項を確認してください。

装置をラックに設置する際は、2 人以上で作業してください。

室温が 35 ° C (95 ° F)より低いことを確認してください。

通気口をふさがないでください。通常、空気が適切に流れるように、15 cm (6 インチ)の空間を設けます。

装置の設置は、ラックの最下段から開始するように計画してください。

最も重い装置をラックの最下段に設置します。

ラックから一度に複数の装置を引き出さないでください。

設置の際は、容易に作業できるように、ラックのドアとサイド パネルを取り外します。

WAE は、正しくアースされたコンセントに接続してください。

ラックに複数の装置を設置するときは、電源コンセントが過負荷状態にならないようにしてください。


注意 持ち上げる際は、安全に十分注意してください。


注意 ラックに取り付けられた装置の上には、重量が 50 kg(110 ポンド)を超える物を載せないでください。

ラックの要件

WAE は、次の要件を満たすラックに設置します。

フロントマウント フランジから前面扉の内側までの奥行きが最低 70 mm (2.76 インチ)

リアマウント フランジから背面扉の内側までの奥行きが最低 157 mm (6.18 インチ)

ケーブル マネジメント アームの使用をサポートするために、フロントマウント フランジからリアマウント フランジまでの奥行きが、718 ~ 762 mm (28.27 ~ 30 インチ)

ラックには、垂直方向に 4.44 cm(1.75 インチ)間隔でマークが付いています。この間隔をラック ユニット(RU)と呼びます。1 RU の装置とは、高さ 4.44 cm(1.75 インチ)であることを意味します。

必要な工具および部品

スライド レール式ラックマウント キットは、輸送用の箱のアクセサリ ボックスに収納されています。ラックマウント キットを使用すると、48.26 cm (19 インチ)幅の 4 支柱装置ラックに WAE-7341 および WAE-7371 アプライアンスを設置できます(ラックの要件を参照)。

設置には、次の工具が必要です。

マイナス ドライバ

プラス ドライバ

図3-1 は、ラックまたはキャビネットに WAE を設置するために必要な部品を示しています。部品が欠けていたり、損傷したりしている場合は、サービス担当者にお問い合わせください。


警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。


 

図3-1 ラック インストレーション キット

 

 

1

ケーブル管理アセンブリ

7

ケーブル クランプ(5)

2

ケーブル マネジメント アーム ブラケット

8

レール後部

3

ヒンジ

9

タイラップ(5)

4

ケーブル ストラップ(5)

10

M6 ネジ(5)

5

ケーブル固定ブラケット(5)

11

レールの前部

6

スライド レール(2)

 

 


) ラック キットには、左右のスライド レールが含まれています。


Wide Area Application Engine の設置

WAE を目的とする場所に置きます。装置は、ラックに取り付けるか、または丈夫で安定した平面上に設置することもできます。アプライアンスを装置ラックに設置しない場合は、「卓上へのシャーシの設置」に進んでください。

WAE をラックに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スライドレール ラッチ(図3-2 の 2)を外側へ押します。ラッチを手前に引き、スライド レールを開きます。ラッチは固定され、開いたままになります。スライド レールのもう一方の端も開きます。その他のスライド レールについても、この手順を繰り返します。


) WAE をラックの最上段に設置する場合、または別の装置のすぐ下に設置する場合は、ケーブル マネジメント アーム ブラケットをケーブル管理アセンブリから取り外し、スライド レールに取り付けます。ケーブル マネジメント アーム ブラケットを取り付けるには手順 6 へ進んでください。その後、手順 2 に戻り、作業を続行します。


図3-2 スライド レールのラッチのかけ方

 

 

1

右スライド レール

2

スライド レール ラッチ

ステップ 2 スライド レールとフロントマウント フランジの位置を合わせます。スライド レールのスコア マークを目安にして(図3-3 の 1)、スライド レールの位置を合わせます。スライド レール ラッチを外側へ押し、ラッチを閉じて、スライド レールを固定します。他のスライド レールの前面についても同じ作業を繰り返します。スライド レールとリアマウント フランジの位置を合わせます。スライド レールは、装置のフルハイト分の幅を占めます。ラッチを閉じて、両方のスライド レールの背面を固定します。


) スライド レールがマウント フランジにしっかり固定されたことを確認します。スライド レールが固定されている場合は、スライド レール ピンがスライド レールから突き出た状態になっています。


図3-3 スライド レールの位置合わせ

 

 

1

スライド レールのスコア マーク

2

スライド レール ピン

ステップ 3 スライド レールがロックされるまで、スライド レールをラックから完全に引き出します。スライド レールのタブ(図3-4 の 1)をアプライアンスの対応する差し込み口の位置に合わせ、アプライアンスをスライド レールの上に載せます。


) 各スライド レールのタブが対応するアプライアンスの差し込み口にはめ込まれ、アプライアンスがスライド レールの上に載っていることを確認します。


図3-4 WAE の挿入

 

 

1

位置合わせタブ(前)

ステップ 4 WAE をスライド レールに沿って、ラックの奥方向に約 2.54 cm (1 インチ)ほど慎重にスライドさせ、WAE をスライド レール上に固定します(図3-5 を参照)。

図3-5 WAE のスライド レールへの固定

 

 

1

ロック インジケータ

2

スライド レール フック


) 所定の位置に固定されると、アプライアンスの両側にあるインジケータが見えます(図3-5 の 1)。アプライアンスをラックから取り外すには、ロック インジケータのところで持ち上げてアプライアンスを手前にスライドさせます。


ステップ 5 スライド レールのロック レバー(図3-6 の 1)を持ち上げ、アプライアンスがラックの縁から約 10.16 cm (4 インチ)引き出された状態になるまでスライドさせます。

図3-6 WAE のスライド

 

 

1

ロック レバー

ステップ 6 ヒンジ ピンを使用して、ケーブル管理アセンブリをスライド レールの後部に取り付けます(図3-7 の 1)。ケーブル管理アセンブリの固定されていないほうの端を、ヒンジ ピンを使用してスライド レールに取り付けます。


) 手順 1 でケーブル マネジメント アーム ブラケットを取り付けた場合は、これでケーブル管理アセンブリの取り付けは完了です。


図3-7 ケーブル管理アセンブリの取り付け

 

 

1

ヒンジ ピン

3

スライド レール

2

左マウント フランジ

 

 

ステップ 7 電源コードとその他のケーブルを WAE の背面に接続します(必要に応じて、キーボード、モニタ、およびマウスも接続します)。電源コードをケーブル固定ブラケットに取り付けます。ケーブル固定ブラケットをスライド レールに固定します。

ケーブル クランプを使用して、WAE の背面に接続されたケーブル類を束ねます。ケーブルはケーブル マネジメント アームの溝に沿って配線し、ケーブル ストラップで固定します。


) ケーブルに過度な張力がかからないように、すべてのケーブルに緩みを持たせます。


ステップ 8 リリース ラッチが所定の位置にロックされるまで、WAE をラックの奥へスライドさせます。ラックの外側へ WAE をスライドさせるには、リリース ラッチを押します。


) ラックを移動したり、振動しやすい場所にラックを設置したりする場合は、アプライアンスの前面と背面にオプションの M6 ネジ (図3-1 の 10)を締めてラックに固定します



 

WAE をラックから取り外すには、この手順を逆の順序で実行してください。設置手順に関するこれらの説明は、将来使用する場合に備え、WAE のマニュアルと一緒に保管しておいてください。

卓上へのシャーシの設置

WAE を作業台の上や卓上に設置する場合は、表面がきれいで安全な場所であることを確認してください。その際、次の点を考慮してください。

シャーシは、床面から離して設置する必要があります(床面にたまったほこりが、冷却ファンによってシャーシ内部に吸い込まれてしまいます。WAE の内部にほこりがたまると、過熱状態やコンポーネントの障害を引き起こすことがあります)。

ネットワーク ケーブルや装置の取り扱いを容易にするため、シャーシの前後には、48.26 cm(19 インチ)ほどの空間を設ける必要があります。

WAE は適切に通気する必要があります(通気が不十分な閉鎖型キャビネットには設置できません)。

WAE を作業台の上または卓上に設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 卓上または作業台の上、およびその周辺からごみやほこりを取り除きます。また、WAE と新たな設置場所との間に、作業者が行き来するうえで障害となるものがないことも確認してください。

ステップ 2 シャーシの底にゴム製の脚を取り付けます。ゴム製の脚の裏側には、接着剤が付いています。接着剤の保護テープをはがし、きれいにしたシャーシの底面に脚を貼り付けます。四隅に 1 つずつ脚を付けます。

ステップ 3 シャーシを卓上または作業台の上に載せます。

ステップ 4 その他の装置からの排気がシャーシに吸い込まれないことを確認します。また、シャーシの前面と背面に適切な空間があることを確認します。


 

ケーブルの接続

WAE にケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 アプライアンスにケーブルを接続、またはアプライアンスからケーブルを抜く前に、アプライアンスの電源を切ります。

ステップ 2 オプション装置のケーブル接続については、オプションの装置に付属のマニュアルを参照してください。オプション装置によっては、取り付け前にケーブルを配線した方が簡単な場合があります。

ステップ 3 WAE やオプション装置に同梱されているケーブルに印字されているケーブル ID を調べます。これらの ID を確認しながら、ケーブルを正しいコネクタに接続してください。


 

図1-2 に、装置の入力コネクタと出力コネクタの位置を示します。

電源の接続とシステムのブート

電源をシステムに接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 「安全に関する注意事項」の情報を再確認してください。

ステップ 2 電源コードを、WAE の背面にある各電源コード レセプタクルに差し込みます


) 両方の電源に電源コードを接続する必要があります。一方の電源しか接続されていないと、電源を入れたときにシステム エラー LED が点灯し、システムから大きな騒音が発生します。


ステップ 3 各電源コードのもう一方の端を設置場所の電源に接続します。

ステップ 4 外部接続されたすべての装置の電源を投入します。

ステップ 5 WAE の前面にある電源制御ボタンを押します。

システムはブートを開始します。オペレーティング システムがブートすると、基本的なソフトウェアの初期設定を行うことができます(詳しくは、ソフトウェアのコンフィギュレーション ガイドを参照してください)。


) WAE に電源が投入されている間、WAE の前面のパワーオン LED はグリーンになります。



 

LED のチェック

WAE が起動し稼働したら、前面パネル LED ( 図1-1 および 表1-1 を参照)を監視し、システムが正常に動作していることを確認します。

LED を使用したトラブルシューティングの手順については、「システム ハードウェアのトラブルシューティング」を参照してください。

WAE の取り外しまたは交換


警告 オン/オフ スイッチのあるシステムの場合は、作業する前に、電源をオフにし電源コードを外してください。



警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。


WAE をネットワークから取り外すには、電源を切って電源コードとネットワーク ケーブルを抜いてから、シャーシをラックから取り外します。

WAE は、常時、ネットワーク上のルータと通信しています。ルータは、WAE が応答しなくなったことを認識すると、WAE への要求の送信を停止します。この動作は透過的で、ユーザがそれに気付くことはありません。他の WAE がルータに接続されている場合、ルータは他の WAE に対しては引き続き要求を送信します。

WAE を取り外すと、その装置にキャッシュされていたページは、それ以降、ルータやその他の WAE からは使用できなくなります。取り外す WAE での処理が行われなくなるため、発信 Web トラフィックが増加したように見えることがあります。ただし、しばらくすると、ルータや他の WAE に Web トラフィックの負荷が再分散されます。

ネットワークから最後の WAE を取り外す場合は、ルータの WAE サポートをディセーブルにすることもできます。ただし、これは特に必要ありません。WAE が接続されていないときに WAE サポートがイネーブルになっていても、ルータのパフォーマンスには影響しないからです。

WAE を交換するには、まず、それをネットワークから取り外してから、新しい WAE を設置し、取り外した WAE で使用されていたものと同じ設定パラメータ(IP アドレスなど)を使用して新しい WAE を設定します。