Cisco Wide Area Application Engine 7341/7371 ハードウェア インストレーション ガイド Software Release 4.0.13.23
Cisco Wide Area Application Engine の概要
Cisco Wide Area Application Engine の概要
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

Cisco Wide Area Application Engine の概要

はじめに

ハードウェアの機能

前面パネルのコントロールと LED

ポートとコネクタの位置

イーサネット ポート コネクタ

シリアル ポート コネクタ

Cisco Wide Area Application Engine の概要

この章では、Cisco Wide Area Application Engine(WAE)7341 および 7371 アプライアンスの基本機能の概要と、ハードウェア、主なコンポーネント、前面および背面パネルのインジケータと制御ボタンについて説明します。

WAE-7341 および WAE-7371 アプライアンスの外形は同じですが、CPU の数、内蔵メモリ、搭載されたハードディスクの数が異なります。

この章の構成は、次のとおりです。

「はじめに」

「ハードウェアの機能」


) このマニュアル全体を通して、WAE アプライアンスという用語は、特に明記されている場合を除いて WAE-7341 および WAE-7371 アプライアンスの両方を指します。


はじめに

WAE-7341 および WAE-7371 アプライアンスは、Cisco Wide Area Application Services(WAAS)ソフトウェア バージョン 4.0.13.23 以降をサポートしています。

WAAS ソフトウェアをインストールすると、WAE アプライアンスは、WAAS Central Manager または WAAS Application Acceleration Engine として機能します。WAAS Central Manager は、Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)を備え、すべての Acceleration Engine を監視および設定します。WAAS Acceleration Engine は、リモート ブランチ オフィスやデータセンターに設置され、ネットワーク全体にわたってデータにアクセスする TCP アプリケーションの処理速度を高速化します。

Application Acceleration Engine の機能は、購入したソフトウェア ライセンスに応じて異なるレベルで動作します。WAAS 4.x ソフトウェアには、WAAS トランスポート ライセンス オプション、または WAAS エンタープライズ ライセンス オプションが用意されています。

Cisco WAAS ソフトウェアは、企業が次の目的を実現できるように支援します。

ブランチ オフィスの従業員が、地理的に分散されたネットワークを介して、情報およびアプリケーションに LAN と同様にアクセスできる。

アプリケーション サーバおよびファイル サーバを、ブランチ オフィスから集中管理型のデータセンターへ移行する。

高度な圧縮アルゴリズムを使用して、不要な WAN 帯域幅の消費を最小限に抑える。

ブランチ オフィスのユーザにプリント サービスを提供する。WAAS ソフトウェアを使用すると、WAE をプリント サーバとして使用できるため、プリント要求を処理するための専用システムを配置する必要はありません。

次の一般的な問題を解消することで、WAN 経由のアプリケーション パフォーマンスを改善する。

低いデータ レート(制約された帯域幅)

フレームの低速配信(高いネットワーク遅延)

高いパケット損失率(低い信頼性)

ハードウェアの機能

ここでは、WAE-7341 および WAE-7371 の前面パネルおよび背面パネルのコントロール、ポート、および LED インジケータを図示し、それぞれについて説明します。この項の内容は次のとおりです。

「前面パネルのコントロールと LED」

「ポートとコネクタの位置」

前面パネルのコントロールと LED

図1-1 に、前面パネルのコントロールと LED を示します。

図1-1 前面パネル

 

電源制御ボタンは、システムの電源投入および切断に使用します。電源制御ボタン シールドは、誤ってシステムの電源が切断されるのを防止します。

オペレータ情報パネルでリリース ラッチを左にスライドさせると、オペレータ情報パネルの後ろにある Light Path 診断パネルを操作できます。Light Path 診断パネルの詳細については、「トラブル インジケータおよびステータス LED を使用した問題の特定」を参照してください。


) コンソールへのキーボードの接続には、任意の USB コネクタを使用できます。モニタを接続するにはビデオ コネクタを使用しますが、トラブルシューティングのための BIOS ブート処理中にしか使用しません。BIOS ブート終了後は、すべての出力がコンソールに送られます。


表1-1 で、前面パネルの LED とそれぞれの機能について説明します。

 

表1-1 前面パネルの LED

カラー
ステート
説明

パワーオン(オペレータ情報パネル)

グリーン

点灯

点滅


オフ

アプライアンスに電源が投入されています。

電源は切断されましたが、アプライアンスは、まだ AC 電源に接続されています。

AC 電源を検出できません。電源または LED に障害が発生しました。

システム ロケータ(オペレータ情報パネル)

ブルー

点灯

その他のアプライアンスの中から該当するアプライアンスを視覚的に特定します。

ハードディスク ドライブ アクティビティ(オペレータ情報パネル)

グリーン

点灯

SAS バス上にアクティビティを検出しました。

情報(オペレータ情報パネル)

グリーン

点灯

軽度のエラーが発生しました。Light Path 診断パネルの LED も点灯するため、エラーを特定するのに役立ちます。

システム エラー(オペレータ情報パネル)

オレンジ

点灯

システム エラーが発生しました。Light Path 診断パネルの LED も点灯するため、エラーを特定するのに役立ちます。

ハードディスク ドライブ アクティビティ

グリーン

点滅

ハードディスク ドライブが使用されています。

ハードディスク ドライブ ステータス

オレンジ

点灯

ドライブで障害が発生しました。

ゆっくり点滅
(1 秒間に 1 回点滅)

このドライブを含む RAID 構成の再構築が行われています。

早い点滅
(1 秒間に 3 回点滅)

コントローラがドライブの特定を実行しています。

CD/DVD ドライブ アクティビティ

グリーン

点灯

CD/DVD ドライブが使用されています。

図1-2 に、背面パネルの LED とコネクタの位置を示します。 表1-2 で、それぞれの LED の機能について説明します。

図1-2 背面パネルの LED とコネクタ

 


) コンソールへのキーボードの接続には、任意の USB コネクタを使用します。モニタを接続するにはビデオ コネクタを使用しますが、トラブルシューティングのための BIOS ブート処理中にしか使用しません。BIOS ブート終了後は、すべての出力がコンソールに送られます。Serial Attached SCSI(SAS)コネクタはサポートされていません。システム管理イーサネット コネクタはサポートされていません。


 

表1-2 背面パネルの LED

カラー
ステート
説明

イーサネット リンク

グリーン

点灯

イーサネット ポートに対応する 10BASE-T、100BASE-TX、または 1000BASE-TX インターフェイス上のアクティブ リンク接続。

イーサネット アクティビティ

グリーン

点灯

システムが、イーサネット ポートに接続されたイーサネット LAN との間で信号を送信中または受信中です。

パワーオン

グリーン

点灯
点滅

オフ

アプライアンスに電源が投入されています。
電源は切断されましたが、アプライアンスは、まだ AC 電源に接続されています。
AC 電源を検出できません。電源または LED に障害が発生しました。

システム ロケータ

ブルー

点灯

その他の装置の中から該当する装置を視覚的に特定します。

システム エラー

オレンジ

点灯

システム エラーが発生しました。Light Path 診断パネルの LED も点灯するため、エラーを特定するのに役立ちます。

AC 電源

グリーン

点灯

電源コードから十分な AC 電源が電源モジュールに供給されています。通常の動作時には、AC 電源 LED と DC 電源 LED の両方が点灯します。

DC 電源

グリーン

点灯

電源モジュールが適切な DC 電源をシステムに供給しています。通常の動作時には、AC 電源 LED と DC 電源 LED の両方が点灯します。

ポートとコネクタの位置

WAE アプライアンスは、装置の前面と背面で、2 個のイーサネット コネクタと 1 個のシリアル I/O コネクタをサポートしています。

イーサネット ポート コネクタ

シリアル ポート コネクタ

図1-2 に、背面パネルのポートとコネクタを示します。


警告 感電を避けるため、Safety Extra-Low Voltage(SELV; 安全超低電圧)回路を Telephone-Network Voltage(TNV; 電話網電圧)回路に接続しないでください。LAN ポートには SELV 回路が含まれ、WAN ポートには TNV 回路が含まれています。一部の LAN ポートと WAN ポートはどちらも RJ-45 コネクタを使用します。ケーブルを接続するときには十分に注意してください。


イーサネット ポート コネクタ

カテゴリ 3、4、または 5 シールドなしツイストペア ケーブルをイーサネット コネクタに接続します。100BASE-TX および 1000BASE-T ファスト イーサネット規格では、カテゴリ 5 以上のケーブルが必要です。

WAE には 3 個のイーサネット コネクタがあります。イーサネット コネクタのうち、2 個はイーサネット コントローラに接続されています。もう 1 個のコネクタはシステム管理イーサネット コネクタで、WAAS ソフトウェアではサポートされません。

イーサネット コントローラは、システム ボードに組み込まれています。このコントローラは、10 Mbps、100 Mbps、または 1 Gbps ネットワークに接続するためのインターフェイスを備えており、ネットワーク上でのデータの送受信を同時に実行できる全二重(FDX)機能を提供します。サーバのイーサネット ポートが自動ネゴシエーションをサポートしている場合、コントローラはネットワークのデータ転送速度(10BASE-T、100BASE-TX、または 1000BASE-T)と二重モード(全二重または半二重)を検出し、自動的にその速度とモードで動作します。ジャンパをセットしたり、コントローラを設定したりする必要はありません。

プライマリ イーサネット接続に問題が発生すると、このプライマリ接続に関連付けられたすべてのイーサネット トラフィックは、自動的に冗長イーサネット接続へスイッチングされます。適切なデバイス ドライバがインストールされていれば、データの消失や、ユーザの介在なしにスイッチングが実行されます。

図1-3 イーサネット ポート コネクタ

 

シリアル ポート コネクタ

WAE には、1 個のシリアル ポート コネクタがあります。シリアル ポート コネクタを使用して、シリアル装置を接続できます。

図1-4 シリアル ポート コネクタ