Cisco IOS IP ルーティング:EIGRP コマンド リファ レンス
EIGRP コマンド-3
set metric (EIGRP)
発行日;2012/02/04 | 英語版ドキュメント(2010/11/24 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

set metric (EIGRP)

show eigrp address-family accounting

show eigrp address-family events

show eigrp address-family interfaces

show eigrp address-family neighbors

show eigrp address-family timers

show eigrp address-family topology

show eigrp address-family traffic

show eigrp plugins

show eigrp protocols

show eigrp tech-support

show ip eigrp accounting

show ip eigrp events

show ip eigrp interfaces

show ip eigrp neighbors

show ip eigrp topology

show ip eigrp traffic

show ip eigrp vrf accounting

show ip eigrp vrf interfaces

show ip eigrp vrf neighbors

show ip eigrp vrf topology

show ip eigrp vrf traffic

shutdown (address-family)

split-horizon (EIGRP)

stub

summary-address (EIGRP)

timers active-time

timers graceful-restart purge-time

timers nsf converge

timers nsf route-hold

timers nsf signal

topology (EIGRP)

traffic-share balanced

variance (EIGRP)

set metric (EIGRP)

ルート マップで Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)のメトリック値を設定するには、ルート マップ コンフィギュレーション モードで set metric ルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。デフォルト メトリック値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

set metric bandwidth delay reliability loading mtu

no set metric bandwidth delay reliability loading mtu

 
シンタックスの説明

bandwidth

ルートのメトリック値または EIGRP 帯域幅(kbps 単位)。値の範囲は 0 ~ 4294967295 です。

delay

ルート遅延(10 マイクロ秒単位)。有効範囲は 0 ~ 4294967295 です。

reliability

0 ~ 255 の数で表現される、成功したパケット伝送の可能性。値 255 は信頼性が 100% であること、0 は信頼性がないことを意味します。

loading

0 ~ 255 の数字として表現される、ルートの有効な帯域幅(255 は 100% のロード)。

mtu

ルートの最小 Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)サイズ(バイト単位)。範囲は 0 ~ 4294967295 です。

 
デフォルト

ルート マップにメトリックは設定されていません。

 
コマンド モード

ルートマップ コンフィギュレーション(config-route-map)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

10.0

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.1

このコマンドが、Cisco IOS XE Release 2.1 に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

 
使用上のガイドライン

デフォルト値を変更する前に、シスコのテクニカル サポート担当のアドバイスを受けることを推奨します。

あるルーティング プロトコルから別のプロトコルへの再配布ルートの条件を定義するには、 route-map グローバル コンフィギュレーション コマンドと、 match および set ルートマップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。各 route-map コマンドには、関連する match および set コマンドのリストがあります。 match コマンドは match criteria を指定しています。これは、現在の route-map コマンドで許可された再配布の条件です。 set コマンドは set actions を指定します。これは、 match コマンドによって設定された基準に合致する場合に実行する特定の再配布アクションです。 no route-map コマンドは、ルート マップを削除します。

set ルートマップ コンフィギュレーション コマンドは、ルータのすべての一致基準に合致したときに再配布 set actions を指定します。すべての一致基準に合致したときに、すべての設定アクションが実行されます。

次に、帯域幅を 10,000、遅延を 10、信頼性を 255、ロードを 1、MTU を 1500 に設定する例を示します。

Router(config-route-map)# set metric 10000 10 255 1 1500

 

show eigrp address-family accounting

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show eigrp address-family accounting コマンドを使用します。

show eigrp address-family { ipv4 | ipv6 } [ vrf vrf-name ] [ autonomous-system-number ] [ multicast ] accounting

 
シンタックスの説明

ipv4

IPv4 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

ipv6

IPv6 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

vrf vrf-name

(任意)指定した VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティング/転送)に関する情報を表示します。このキーワードと引数は、IPv4 設定だけで利用可能です。

autonomous-system- number

(任意)自律システム番号。

multicast

(任意)マルチキャスト インスタンスに関する情報を表示します。

 
コマンド モード

ユーザ EXEC(>)
特権 EXEC(#)

 
コマンドのデフォルト

すべての EIGRP プロセスのプレフィクス アカウンティング情報が表示されます。

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが、Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP Autonomous System(AS; 自律システム)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show ip eigrp accounting コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family accounting コマンドを使用することを推奨しています。

次に、自律システム 22 の EIGRP プレフィクス アカウンティング情報を表示する例を示します。

Router# show eigrp address-family ipv4 22 accounting
 
EIGRP-IPv4 VR(saf) Accounting for AS(22)/ID(10.0.0.1)
Total Prefix Count: 3 States: A-Adjacency, P-Pending, D-Down
State Address/Source Interface Prefix Restart Restart/
Count Count Reset(s)
A 10.0.0.2 Et0/0 2 0 0
P 10.0.2.4 Se2/0 0 2 114
D 10.0.1.3 Et0/0 0 3 0

表 10 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 10 show eigrp address-family accounting のフィールドの説明

フィールド
説明

IP-EIGRP accounting for AS...

EIGRP インスタンス、AS 番号、ルータ ID、およびテーブル ID を識別します。

Total Prefix Count

この自律システム内にある個別のプレフィクス数。

State

指定されたネイバの状態:隣接、保留、ダウン。

Address/Source

ネイバの IP アドレス。

Interface

ネイバが接続されるインターフェイス。

Prefix Count

このネイバによってアドバタイズされるプレフィクス数。

Restart Count

プレフィクス制限の超過によりこのネイバが再起動した回数。

Restart/Reset(s)

ネイバが再起動するまで(保留状態の場合)、または再起動カウントがクリアされるまで(隣接状態の場合)の残り時間。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family events

EIGRP イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family interfaces

EIGRP に対して設定されたインターフェイスに関する情報を表示します。

show eigrp address-family neighbors

EIGRP によって検出されたネイバを表示します。

show eigrp address-family sia-event

EIGRP SIA イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family sia-statistics

EIGRP SIA 統計に関する情報を表示します。

show eigrp address-family timers

EIGRP タイマーおよび期限満了時間に関する情報を表示します。

show eigrp address-family topology

EIGRP トポロジ テーブル内のエントリを表示します。

show eigrp address-family traffic

送受信される EIGRP パケットの数を表示します。

show eigrp address-family events

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)アドレス ファミリ イベントに関する情報を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show eigrp address-family events コマンドを使用します。

show eigrp address-family { ipv4 | ipv6 } [ vrf vrf-name ] [ autonomous-system-number ] [ multicast ] events [ starting-event-number ending-event-number ] [ errmsg [ starting-event-number ending-event-number ]] [ sia [ starting-event-number ending-event-number ]] [ type ]

 
シンタックスの説明

ipv4

IPv4 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

ipv6

IPv6 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

autonomous-system- number

(任意)自律システム番号。

multicast

(任意)マルチキャスト インスタンスに関する情報を表示します。

starting-event-number

(任意)表示する最初のイベント数。

ending-event-number

(任意)表示する最後のイベント数。

errmsg

(任意)エラー メッセージ イベントを表示します。

sia

(任意)Stuck In Active(SIA)イベントを表示します。

type

(任意)ロギングされるイベントのタイプを表示します。

 
コマンド モード

ユーザ EXEC(>)
特権 EXEC(#)

 
コマンドのデフォルト

すべての EIGRP アドレス ファミリ イベントが表示されます。

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

イベント ログは、特定のアドレス ファミリ固有の EIGRP 内部イベントの履歴を表示するために、シスコのテクニカル サポートが使用します。

EIGRP サービス ファミリ イベントに関する情報を表示するには、 show eigrp service-family events コマンドを使用します。

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show ip eigrp events コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family events コマンドを使用することを推奨しています。

次に、自律システム 3 の EIGRP アドレス ファミリ イベントを表示する例を示します。

Router# show eigrp address-family ipv4 3 events
 
Event information for AS 3:
1 15:37:47.015 Change queue emptied, entries: 1
2 15:37:47.015 Metric set: 10.0.0.0/24 307200
3 15:37:47.015 Update reason, delay: new if 4294967295
4 15:37:47.015 Update sent, RD: 10.0.0.0/24 4294967295
5 15:37:47.015 Update reason, delay: metric chg 4294967295
6 15:37:47.015 Update sent, RD: 10.0.0.0/24 4294967295
7 15:37:47.015 Route installed: 10.0.0.0/24 1.1.1.2
8 15:37:47.015 Route installing: 10.0.0.0/24 10.0.1.2

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family accounting

EIGRP プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を表示します。

show eigrp address-family interfaces

EIGRP に対して設定されたインターフェイスに関する情報を表示します。

show eigrp address-family neighbors

EIGRP によって検出されたネイバを表示します。

show eigrp address-family sia-event

EIGRP SIA イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family sia-statistics

EIGRP SIA 統計に関する情報を表示します。

show eigrp address-family timers

EIGRP タイマーおよび期限満了時間に関する情報を表示します。

show eigrp address-family topology

EIGRP トポロジ テーブル内のエントリを表示します。

show eigrp address-family traffic

送受信される EIGRP パケットの数を表示します。

show eigrp service-family events

EIGRP サービス ファミリ イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family interfaces

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)用に設定されたインターフェイスに関する情報を表示するには、ユーザ EXEC または特権 EXEC モードで show eigrp address-family interfaces コマンドを使用します。

show eigrp address-family { ipv4 | ipv6 } [ vrf vrf-name ] [ autonomous-system-number ] [ multicast ] interfaces [ detail ] [ interface-type interface-number ]

 
シンタックスの説明

ipv4

IPv4 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

ipv6

IPv6 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

autonomous-system- number

(任意)自律システム番号。

multicast

(任意)マルチキャスト インスタンスに関する情報を表示します。

detail

(任意)EIGRP インターフェイスに関する詳細情報を表示します。

interface-type interface-number

(任意)表示するインターフェイス タイプおよび番号。指定しない場合、すべてのイネーブルなインターフェイスが表示されます。

 
コマンドのデフォルト

すべてのイネーブルな EIGRP インターフェイスが表示されます。

 
コマンド モード

ユーザ EXEC(>)
特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

EIGRP がアクティブなインターフェイスを決定し、これらのインターフェイスに関する EIGRP 情報を学習するには、 show eigrp address-family interfaces コマンドを使用します。

インターフェイスが指定される場合、そのインターフェイスに関する情報だけが表示されます。それ以外は、EIGRP が動作しているすべてのインターフェイスに関する情報が表示さます。

自律システムが指定される場合、指定された自律システムのルーティング プロセスだけが表示されます。それ以外は、すべての EIGRP プロセスが表示されます。

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show ip eigrp interfaces コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family interfaces コマンドを使用することを推奨しています。

次に、自律システム 4453 の EIGRP インターフェイスに関する情報を表示する例を示します。

Router# show eigrp address-family ipv4 4453 interfaces
 
EIGRP-IPv4 VR(Virtual-name) Address-family Neighbors for AS(4453)
Xmit Queue Mean Pacing Time Multicast Pending
Interface Peers Un/Reliable SRTT Un/Reliable Flow Timer Services
Se0 1 0/0 28 0/15 127 0
Se1 1 0/0 44 0/15 211 0
 

次に、自律システム 2 のループバック インターフェイス 1 に関する詳細情報を表示する例を示します。

Router# show eigrp address-family ipv4 2 interfaces detail Loopback1
 
EIGRP-IPv4 VR(saf2) Address-family Neighbors for AS(2)
Xmit Queue Mean Pacing Time Multicast Pending
Interface Peers Un/Reliable SRTT Un/Reliable Flow Timer Services
Lo1 166 0/0 48 0/1 258 0
Hello-interval is 5, Hold-time is 15
Split-horizon is enabled
Next xmit serial <none>
Un/reliable mcasts: 0/0 Un/reliable ucasts: 10148/67233
Mcast exceptions: 0 CR packets: 0 ACKs suppressed: 8719
Retransmissions sent: 2696 Out-of-sequence rcvd: 594
Interface has all stub peers
Topology-ids on interface - 0
Authentication mode is not set
 

表 11 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 11 show eigrp address-family interfaces のフィールドの説明

フィールド
説明

Interface

EIGRP が設定されるインターフェイス

Peers

このインターフェイスに接続されている EIGRP ネイバ数

Xmit Queue Un/Reliable

信頼性のない送信キューおよび信頼性のある送信キューに残るパケット数

Mean SRTT

平均スムーズ ラウンドトリップ時間間隔(ミリ秒単位)

Pacing Time Un/Reliable

信頼性のある EIGRP パケットおよび信頼性のない EIGRP パケットをいつインターフェイスで送信する必要があるのかを決定するために使用されるペーシング時間

Multicast Flow Timer

ルータがマルチキャスト EIGRP パケットを送信する最大秒数

Pending Services

送信を待機している送信キュー内のパケットのサービス数

CR packets

条件付き受信をマークされるパケット

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family accounting

EIGRP プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を表示します。

show eigrp address-family events

EIGRP イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family neighbors

EIGRP によって検出されたネイバを表示します。

show eigrp address-family sia-event

EIGRP SIA イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family sia-statistics

EIGRP SIA 統計に関する情報を表示します。

show eigrp address-family timers

EIGRP タイマーおよび期限満了時間に関する情報を表示します。

show eigrp address-family topology

EIGRP トポロジ テーブル内のエントリを表示します。

show eigrp address-family traffic

送受信される EIGRP パケットの数を表示します。

show eigrp address-family neighbors

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)によって検出されたネイバを表示するには、ユーザ EXEC または特権 EXEC モードで show eigrp address-family neighbor コマンドを使用します。

show eigrp address-family { ipv4 | ipv6 } [ vrf vrf-name ] [ autonomous-system-number ] [ multicast ] neighbors [ static ] [ detail ] [ interface-type interface-number ]

 
シンタックスの説明

ipv4

IPv4 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

ipv6

IPv6 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

autonomous-system- number

(任意)自律システム番号。

multicast

(任意)マルチキャスト インスタンスに関する情報を表示します。

static

(任意)スタティック ネイバを表示します。

detail

(任意)詳細な EIGRP ネイバ情報を表示します。

interface-type interface-number

(任意)表示するインターフェイス タイプおよび番号。指定しない場合、すべてのイネーブルなインターフェイスが表示されます。

 
コマンドのデフォルト

EIGRP によって検出されるすべてのネイバに関する情報が表示さます。

 
コマンド モード

ユーザ EXEC(>)
特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

ネイバがいつアクティブになり、非アクティブになるのかを判別するには、 show eigrp address-family neighbors コマンドを使用します。これは、特定タイプの転送問題をデバッグする際にも役立ちます。

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show ip eigrp neighbors コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family neighbors コマンドを使用することを推奨しています。

次に、EIGRP によって検出されるネイバを表示する例を示します。

Router# show eigrp address-family ipv4 4453 neighbors
 
EIGRP-IPv4 VR(Virtual-name) Address-family Neighbors for AS(4453)
Address Interface Hold Uptime SRTT RTO Q Seq
(sec) (ms) (ms) Cnt Num
172.16.81.28 Ethernet1 13 0:00:41 0 11 4 20
172.16.80.28 Ethernet0 14 0:02:01 0 10 12 24
172.16.80.31 Ethernet0 12 0:02:02 0 4 5 20
 

表 12 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

次に、ネイバがグレースフル リスタートしたかどうかなど、EIGRP によって検出されるネイバに関する詳細情報を表示する例を示します。

Router# show eigrp address-family ipv4 neighbors detail
 
EIGRP-IPv4 VR(test) Address-Family Neighbors for AS(3)
H Address Interface Hold Uptime SRTT RTO Q Seq
(sec) (ms) Cnt Num
172.16.81.28 Et1/1 11 01:11:08 10 200 0 8
Time since Restart 00:00:05
Version 5.0/3.0, Retrans: 2, Retries: 0, Prefixes: 2
Topology-ids from peer - 0

 

表 12 show eigrp address-family neighbors のフィールドの説明

フィールド
説明

AS(4453)

コンフィギュレーション コマンドによって指定された自律システム番号(この例の場合は 4453)。

Address

ピアの IP アドレス。

Interface

ルータがピアから hello パケットを受信するインターフェイス。

Hold time

ダウンを宣言するまで、ピアからヒアリングするためにルータが待機する期間(秒単位)。ピアがデフォルトのホールド タイムを使用する場合、この数字は 15 未満になります。ピアが非デフォルト ホールド タイムを設定する場合、その数字が反映されます。

Uptime

ローカル ルータが最初にこのネイバからヒアリングしてからの経過時間。

Q Cnt

ソフトウェアが送信を待機するパケット(アップデート、クエリー、応答)の数。

Seq Num

このネイバから受信した最新アップデート、クエリー、または応答パケットのシーケンス番号。

SRTT

スムーズ ラウンドトリップ時間。これは、EIGRP パケットがこのネイバに送信される際にかかる時間およびローカル ルータがそのパケットの確認応答を受信する際にかかる時間(ミリ秒単位)の数字です。

RTO

再送信タイムアウト(ミリ秒単位)。再送信キューからネイバにパケットを再送信するまで EIGRP が待機する時間を示します。

Time since Restart

ネイバがグレースフル リスタートしてから経過した時間。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family accounting

EIGRP プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を表示します。

show eigrp address-family events

EIGRP イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family interfaces

EIGRP に対して設定されたインターフェイスに関する情報を表示します。

show eigrp address-family sia-event

EIGRP SIA イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family sia-statistics

EIGRP SIA 統計に関する情報を表示します。

show eigrp address-family timers

EIGRP タイマーおよび期限満了時間に関する情報を表示します。

show eigrp address-family topology

EIGRP トポロジ テーブル内のエントリを表示します。

show eigrp address-family traffic

送受信される EIGRP パケットの数を表示します。

show eigrp address-family timers

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)タイマーおよび期限満了時間に関する情報を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show eigrp address-family timers コマンドを使用します。

show eigrp address-family { ipv4 | ipv6 } [ vrf vrf-name ] [ autonomous-system-number ] [ multicast ] timers

 
シンタックスの説明

ipv4

IPv4 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

ipv6

IPv6 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

autonomous-system- number

(任意)自律システム番号。

multicast

(任意)マルチキャスト インスタンスに関する情報を表示します。

 
コマンドのデフォルト

すべての EIGRP タイマーに関する情報が表示されます。

 
コマンド モード

ユーザ EXEC(>)
特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、シスコのテクニカル サポートによるデバッグおよびトラブルシューティングに便利ですが、通常の EIGRP 管理タスクで使用することを想定していません。このコマンドは、シスコのテクニカル サポートからのアドバイスがある場合に限って使用してください。

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show ip eigrp timers コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family timers コマンドを使用することを推奨しています。

次に、EIGRP タイマーに関する情報を表示する例を示します。

Router# show eigrp address-family ipv4 4453 timers
 
EIGRP-IPv4 VR(Virtual-name) Address-family Timers for AS(4453)
Hello Process
Expiration Type
| 1.022 (parent)
| 1.022 Hello (Et0/0)
 
Update Process
Expiration Type
| 14.984 (parent)
| 14.984 (parent)
| 14.984 Peer holding
 
SIA Process
Expiration Type for Topo(base)
| 0.000 (parent)
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family accounting

EIGRP プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を表示します。

show eigrp address-family events

EIGRP イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family interfaces

EIGRP に対して設定されたインターフェイスに関する情報を表示します。

show eigrp address-family neighbors

EIGRP によって検出されたネイバを表示します。

show eigrp address-family sia-event

EIGRP SIA イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family sia-statistics

EIGRP SIA 統計に関する情報を表示します。

show eigrp address-family topology

EIGRP トポロジ テーブル内のエントリを表示します。

show eigrp address-family traffic

送受信される EIGRP パケットの数を表示します。

show eigrp address-family topology

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)トポロジ テーブル内のエントリを表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show eigrp address-family topology コマンドを使用します。

show eigrp address-family { ipv4 | ipv6 } [ vrf vrf-name ] [ autonomous-system-number ] [ multicast ] topology [ topology-name ] [ ip-address ] [ active ] [ all-links ] [ detail-links ] [ pending ] [ summary ] [ zero-successors ] [ route-type { connected | external | internal | local | redistributed | summary | vpn }]

 
シンタックスの説明

ipv4

IPv4 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

ipv6

IPv6 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

autonomous-system- number

(任意)自律システム番号を指定します。

multicast

(任意)マルチキャスト インスタンスに関する情報を表示します。

topology-name

(任意)EIGRP トポロジ テーブル内の名前付きエントリ。

ip-address

(任意)ネットワークまたはネットワークおよびマスク。指定される際、エントリの詳細な説明が提供されます。

active

(任意)EIGRP トポロジ テーブル内のアクティブ エントリだけを表示します。

all-links

(任意)(到達不能な後継ソースを含む)EIGRP トポロジ テーブル内の全エントリを表示します。

detail-links

(任意)トポロジ テーブル内の全エントリに関する詳細情報を表示します。

pending

(任意)ネイバからのアップデートを待機するか、ネイバに対する応答を待機する EIGRP トポロジ テーブル内の全エントリを表示します。

summary

(任意)EIGRP トポロジ テーブルに関するサマリー情報内のアクティブ エントリだけを表示します。

zero-successors

(任意)後継ルータがゼロの EIGRP トポロジ テーブル内にある利用可能なルートを表示します。

route-type

(任意)指定したルート タイプのサービスに関する情報を表示します。

connected

(任意)すべての接続されたルートに関する情報を表示します。

external

(任意)すべての外部ルートに関する情報を表示します。

internal

(任意)すべての内部ルートに関する情報を表示します。

local

(任意)すべてのローカルに発信されたルートに関する情報を表示します。

redistributed

(任意)すべての再配布ルートに関する情報を表示します。

summary

(任意)すべてのサマリー ルートに関する情報を表示します。

vpn

(任意)Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)から発信されたすべてのルートに関する情報を表示します。IPv4 だけに適用されます。

 
コマンドのデフォルト

このコマンドがキーワードや引数なしで使用される場合、到達可能な後継ルータのルートだけが表示されます。

 
コマンド モード

ユーザ EXEC(>)
特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show ip eigrp topology コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family topology コマンドを使用することを推奨しています。

次に、EIGRP トポロジ テーブルのエントリを表示する例を示します。

Router# show eigrp address-family ipv4 4453 topology
 
EIGRP-IPv4 VR(Virtual-name) Topology Table for AS(4453)/ID(10.0.0.1)
Codes: P - Passive, A - Active, U - Update, Q - Query, R - Reply,
r - Reply status, s - sia Status
P 10.17.17.0/24, 1 successors, FD is 409600
via 10.10.10.2 (409600/128256), Ethernet3/0
P 172.16.19.0/24, 1 successors, FD is 409600
via 10.10.10.2 (409600/128256), Ethernet3/0
P 192.168.10.0/24, 1 successors, FD is 281600
via Connected, Ethernet3/0
P 10.10.10.0/24, 1 successors, FD is 281600
via Redistributed (281600/0)
 

次に、指定された内部サービスおよび外部サービスの EIGRP メトリックを表示する例を示します。

Router# show eigrp address-family ipv4 4453 topology 10.10.10.0/24
 
EIGRP-IPv4 VR(virtual-name) Topology Entry for AS(4453)/ID(10.0.0.1) for 10.10.10.0/24
State is Passive, Query origin flag is 1, 1 Successor(s), FD is 128256
Descriptor Blocks:
0.0.0.0 (Null0), from Connected, Send flag is 0x0
Composite metric is (128256/0), service is Internal
Vector metric:
Minimum bandwidth is 10000000 Kbit
Total delay is 5000 microseconds
Reliability is 255/255
Load is 1/255
Minimum MTU is 1514
Hop count is 0
Originating router is 10.0.0.1
 

表 13 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 13 show eigrp address-family topology のフィールドの説明

フィールド
説明

Codes

このトポロジ テーブル エントリの状態。Passive および Active は、この宛先に対する EIGRP 状態を参照します。Update、Query、および Reply は、送信されるパケットのタイプを参照します。

P--Passive

この宛先に対して EIGRP 計算は実行されません。

A--Active

この宛先に対して EIGRP 計算が実行されます。

U--Update

アップデート パケットがこの宛先に送信されました。

Q--Query

クエリー パケットがこの宛先に送信されました。

R--Reply

応答パケットがこの宛先に送信されました。

r--reply Status

ソフトウェアがクエリーを送信した後、応答を待機しているときに設定されるフラグ。

s--sia Status

ルートが Stuck in Active 状態の場合に設定されるフラグ。

successors

後継ルータの数。この数字は、IP ルーティング テーブルのネクスト ホップの数に対応します。「successors」が大文字の場合、ルートまたはネクスト ホップは移行状態です。

FD

到達可能距離。到達可能距離は、宛先に到達する最良メトリック、またはルートがアクティブになったときの既知の最良メトリックです。この値は、到達可能条件チェックに使用されます。ルータのレポートされている距離(スラッシュの後のメトリック)が到達可能距離よりも小さい場合、到達可能条件に合致し、パスが到達可能後継ルータとなります。ソフトウェアが到達可能後継ルータと判別すると、その宛先へクエリーを送信する必要はありません。

replies

この宛先に対してまだ未処理の(まだ受信されていない)応答数(出力には表示されません)。この情報は、宛先が Active 状態である場合だけ表示されます。

state

この宛先の正確な EIGRP 状態(出力には表示されません)。番号は 0、1、2、3 のいずれかです。この情報は、宛先が Active 状態である場合だけ表示されます。

via

この宛先についてソフトウェアに通知するピアの IP アドレス。このエントリの最初の N(N は後継ルータの番号)は、現在の後継ルータです。リストの残りのエントリは、到達可能後継ルータです。

(409600/128256)

最初の番号は、宛先へのコストを表す EIGRP メトリックです。次の番号は、このピアがアドバタイズした EIGRP メトリックです。

Ethernet3/0

この情報が学習されたインターフェイス。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family accounting

EIGRP プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を表示します。

show eigrp address-family events

EIGRP イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family interfaces

EIGRP に対して設定されたインターフェイスに関する情報を表示します。

show eigrp address-family neighbors

EIGRP によって検出されたネイバを表示します。

show eigrp address-family sia-event

EIGRP SIA イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family sia-statistics

EIGRP SIA 統計に関する情報を表示します。

show eigrp address-family timers

EIGRP タイマーおよび期限満了時間に関する情報を表示します。

show eigrp address-family traffic

送受信される EIGRP パケットの数を表示します。

show eigrp address-family traffic

送受信される Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)パケットの数を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show eigrp address-family traffic コマンドを使用します。

show eigrp address-family { ipv4 | ipv6 } [ vrf vrf-name ] [ autonomous-system-number ] [ multicast ] traffic

 
シンタックスの説明

ipv4

IPv4 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

ipv6

IPv6 プロトコル アドレス ファミリを選択します。

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

autonomous-system- number

(任意)自律システム番号。

multicast

(任意)マルチキャスト インスタンスに関する情報を表示します。

 
コマンドのデフォルト

送受信されるすべての EIGRP パケットの数を表示します。

 
コマンド モード

ユーザ EXEC(>)
特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show ip eigrp traffic コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family traffic コマンドを使用することを推奨しています。

次に、自律システム番号 4453 で送受信される EIGRP パケット数を表示する例を示します。

Router# show eigrp address-family ipv4 4453 traffic
 
EIGRP-IPv4 VR(virtual-name) Address-family Traffic Statistics for AS(4453)
Hellos sent/received: 122/122
Updates sent/received: 3/1
Queries sent/received: 0/0
Replies sent/received: 0/0
Acks sent/received: 0/3
SIA-Queries sent/received: 0/0
SIA-Replies sent/received: 0/0
Hello Process ID: 128
PDM Process ID: 191
Socket Queue: 0/2000/1/0 (current/max/highest/drops)
Input Queue: 0/2000/1/0 (current/max/highest/drops
 

表 14 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 14 show eigrp address-family traffic のフィールドの説明

フィールド
説明

Hellos sent/received

送受信される hello パケットの数

Updates sent/received

送受信されるアップデート パケットの数

Queries sent/received

送受信されるクエリー パケットの数

Replies sent/received

送受信される応答パケットの数

Acks sent/received

送受信される確認応答パケットの数

SIA-Queries sent/received

送受信される Stuck in Active クエリー パケット数

SIA-Replies sent/received

送受信される Stuck in Active 応答パケットのスタック数

Hello Process ID

Cisco IOS hello プロセス ID

PDM Process ID

プロトコル依存モジュール IOS プロセス ID

Socket Queue

IP から EIGRP hello プロセスへのソケット キュー カウンタ

Input Queue

EIGRP hello プロセスから EIGRP PDM へのソケット キュー カウンタ

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family accounting

EIGRP プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を表示します。

show eigrp address-family events

EIGRP イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family interfaces

EIGRP に対して設定されたインターフェイスに関する情報を表示します。

show eigrp address-family neighbors

EIGRP によって検出されたネイバを表示します。

show eigrp address-family sia-event

EIGRP SIA イベントに関する情報を表示します。

show eigrp address-family sia-statistics

EIGRP SIA 統計に関する情報を表示します。

show eigrp address-family timers

EIGRP タイマーおよび期限満了時間に関する情報を表示します。

show eigrp address-family topology

EIGRP トポロジ テーブル内のエントリを表示します。

show eigrp plugins

現在動作している Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)プロトコル機能のバージョンを含む一般情報を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show eigrp plugins コマンドを使用します。

show eigrp [ vrf -name ] [ as-number ] plugins [ plugin-name ] [ detailed ]

 
シンタックスの説明

vrf -name

(廃止)(任意)特定の VPN ルーティング/転送(VRF)インスタンス名を指定します。

(注) このキーワードと引数はサポートされておらず、これを設定しても表示される出力に影響しません。

as-number

(廃止)(任意)自律システム番号。

(注) この引数はサポートされておらず、これを設定しても表示される出力に影響しません。

plugin-name

(任意)表示する EIGRP プラグイン名。

detailed

(任意)EIGRP 機能に関する詳細情報を表示します。

 
コマンド モード

ユーザ EXEC(>)
特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.4(15)T

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SXI

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SXI に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが変更されました。キーワード vrf name および as-number の各引数が削除されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

特定の EIGRP 機能が Cisco IOS イメージで利用可能かどうかを判別するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show eigrp plugins コマンドを使用します。このコマンドは、EIGRP サービス ファミリおよびアドレス ファミリに関するサマリー情報を表示します。

このコマンドは、シスコのテクニカル サポートに問い合せる際に役立ちます。

次に、EIGRP プラグイン情報を表示する例を示します。

Router# show eigrp plugins
 
EIGRP feature plugins:::
eigrp-release : 5.00.00 : Portable EIGRP Release
: 19.00.00 : Source Component Release(rel5)
igrp2 : 3.00.00 : Reliable Transport/Dual Database
bfd : 1.01.00 : BFD Platform Support
mtr : 1.00.01 : Multi-Topology Routing(MTR)
eigrp-pfr : 1.00.01 : Performance Routing Support
ipv4-af : 2.01.01 : Routing Protocol Support
ipv4-sf : 1.01.00 : Service Distribution Support
external-client : 1.02.00 : Service Distribution Client Support
ipv6-af : 2.01.01 : Routing Protocol Support
ipv6-sf : 1.01.00 : Service Distribution Support
snmp-agent : 1.01.01 : SNMP/SNMPv2 Agent Support
 

表 15 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 15 show eigrp plugins のフィールドの説明

フィールド
説明

eigrp release

ポータブル EIGRP リリース バージョンを表示します。

igrp2

信頼できる転送およびデュアル データベース バージョンを表示します。

bfd

EIGRP-BFD 機能バージョンを表示します。

mtr

EIGRP MultiTopology Routing(MTR)バージョンを表示します。

eigrp-pfr

EIGRP パフォーマンス ルーティング機能バージョンを表示します。

ipv4-af

EIGRP IPv4 ルーティング プロトコル機能バージョンを表示します。

ipv4-sf

EIGRP IPv4 サービス配布機能バージョンを表示します。

external-client

EIGRP サービス配布クライアント サポート機能バージョンを表示します。

ipv6-af

EIGRP IPv6 ルーティング プロトコル機能バージョンを表示します。

ipv6-sf

EIGRP IPv6 サービス配布機能バージョンを表示します。

snmp-agent

EIGRP SNMP および SNMPv2 エージェント サポート バージョンを表示します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

clear eigrp service-family

EIGRP ネイバ テーブルのエントリをクリアします。

show eigrp service-family external-client

EIGRP サービス ファミリ外部クライアントに関する情報を表示します。

show eigrp service-family ipv4 topology

EIGRP IPv4 サービス ファミリ トポロジ テーブルからの情報を表示します。

show eigrp service-family ipv6 topology

EIGRP IPv6 サービス ファミリ トポロジ テーブルからの情報を表示します。

show eigrp tech-support

すべての EIGRP 関連情報のレポートを生成します。

show eigrp protocols

現在動作している Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)プロトコルに関する一般情報を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show eigrp protocols コマンドを使用します。

show eigrp protocols [ vrf vrf-name ]

 
シンタックスの説明

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

 
コマンド モード

ユーザ EXEC(>)
特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

EIGRP IPv4 サービス ファミリまたはアドレス ファミリにある情報のサマリーを見るには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show eigrp protocols コマンドを使用します。

次に、一般的な EIGRP 情報を表示する例を示します。

Router# show eigrp protocols
 
EIGRP-IPv4 Protocol for AS(10)
Metric weight K1=1, K2=0, K3=1, K4=0, K5=0
NSF-aware route hold timer is 240
Router-ID: 1.1.1.1
Topology : 0 (base)
Active Timer: 3 min
Distance: internal 90 external 170
Maximum path: 4
Maximum hopcount 100
Maximum metric variance 1
EIGRP-IPv4 Protocol for AS(5) VRF(red)
Metric weight K1=1, K2=0, K3=1, K4=0, K5=0
NSF-aware route hold timer is 240
Router-ID: 1.1.1.1
Topology : 0 (base)
Active Timer: 3 min
Distance: internal 90 external 170
Maximum path: 4
Maximum hopcount 100
Maximum metric variance 1
Total Prefix Count: 0
Total Redist Count: 0
 

次に、VRF1 の一般的な EIGRP 情報を表示する例を示します。

Router# show eigrp protocols vrf vrf1
 
EIGRP-IPv4 Protocol for AS(5) VRF(vrf1)
Metric weight K1=1, K2=0, K3=1, K4=0, K5=0
NSF-aware route hold timer is 240
Router-ID: 1.1.1.1
Topology : 0 (base)
Active Timer: 3 min
Distance: internal 90 external 170
Maximum path: 4
Maximum hopcount 100
Maximum metric variance 1
Total Prefix Count: 0
Total Redist Count: 0
 

表 16 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 16 show eigrp protocols のフィールドの説明

フィールド
説明

EIGRP-IPv4 Protocol for AS(10)

EIGRP インスタンスおよび AS 番号。

Metric weight

EIGRP メトリック計算。

NSF-aware route hold timer

NonStop Forwarding(NSF; ノンストップ フォワーディング)対応ルータのルートホールド タイマー値。

Router-ID

ルータ ID。

Topology

EIGRP トポロジ テーブル内のエントリ数。

Active Timer

EIGRP ルーティング アクティブ時間制限。

Distance

内部および外部管理ディスタンス。

Maximum path

EIGRP がサポート可能な並列ルートの最大数。

Maximum hop count

最大ホップ カウント(10 進数)。

Maximum metric variance

ルートの到達可能パスを検索するために使用されるメトリック分散。

EIGRP-IPv4 Protocol

VRF RED の EIGRP インスタンスおよび AS 番号。

Total Prefix Count

EIGRP インスタンス トポロジ テーブル内にあるプレフィクスの集約合計。これには、すべてのネイバまたは再配布から学習されたプレフィクスが含まれています。

Total Redist Count

EIGRP プロセスに再配布されるプレフィクス数。

 
関連コマンド

コマンド
説明

clear eigrp service-family

EIGRP ネイバ テーブルのエントリをクリアします。

show eigrp service-family external-client

EIGRP サービス ファミリ外部クライアントに関する情報を表示します。

show eigrp service-family ipv4 topology

EIGRP IPv4 サービス ファミリ トポロジ テーブルからの情報を表示します。

show eigrp service-family ipv6 topology

EIGRP IPv6 サービス ファミリ トポロジ テーブルからの情報を表示します。

show tech-support

すべての EIGRP 関連情報のレポートを生成します。

show eigrp tech-support

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)内部状態情報のレポートを生成するには、特権 EXEC モードで show eigrp tech-support コマンドを使用します。

show eigrp tech-support [ detailed ]

 
シンタックスの説明

detailed

(任意)基本コマンドで表示されない追加詳細を表示します。

 
コマンド モード

特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

さまざまな内部 EIGRP 状態を表示するには、特権 EXEC モードで show eigrp tech-support コマンドを使用します。


) このコマンドは、シスコのテクニカル サポートによるデバッグおよびトラブルシューティングに便利ですが、通常の EIGRP 管理タスクで使用することを想定していません。このコマンドは、シスコのテクニカル サポートからのアドバイスがある場合に限って使用してください。


次に、 show eigrp tech-support detailed コマンドの出力例を示します。

Router# show eigrp tech-support detailed
 
EIGRP Internal Process States
 
procinfoQ:
1: 0x54ABD10 vrid:2 afi:1 as:2 tableid:0 vrfid:0 tid:0 name:
topo_ddbQ(1) 0x55243E8 tableid:0 name:base
topo_ddbQ.count: 1
procinfoQ.count: 1
 
deadQ:
ddbQ:
1: 0x55243E8 name:base
ddbQ.count: 1
---------------------------------------------------------
EIGRP-IPv4 Protocol for AS(2)
{vrid:2 afi:1 as:2 tableid:0 vrfid:0 tid:0 name: }
PIDs: Hello: 204 PDM: 203
Router-ID: 6.6.6.6
Threads: procinfo: 0x4A3EC70 ddb: 0x4A3EE50
workQ:
iidbQ: Se2/0 Se2/1 Se3/0 Et0/1
count: 4
temp_iidbQ:
passive_iidbQ: Et0/0
count: 1
peerQ:
static_peerQ:
suspendQ:
networkQ: 1.0.0.0
2.0.0.0
count: 2
summaryQ: 2.0.0.0/16 - Et0/1 (intf: 1)
1.0.0.0/8 - Et0/1 (intf: 1)
count: 2
Socket Queue: 0/2000/2/0 (current/max/highest/drops)
Input Queue: 0/2000/2/0 (current/max/highest/drops)
GRS/NSF: enabled hold-timer: 240
Active Timer: 3 min
Distance: internal 90 external 170
Max Path: 4
Max Hopcount: 100
Variance: 1
---------------------------------------------------------

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp plugins

現在動作している EIGRP プロトコル機能のバージョンを含む一般情報を表示します。

show ip eigrp accounting

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show ip eigrp accounting コマンドを使用します。

show ip eigrp [ vrf { vrf-name | * }] [ autonomous-system-number ] accounting

 
シンタックスの説明

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

vrf *

(任意)すべての VRF に関する情報を表示します。

autonomous-system-number

(任意)自律システム番号。

 
コマンド モード

特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.0(29)S

このコマンドが追加されました。

12.3(14)T

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)T に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが変更されました。 vrf vrf-name 、および * の各キーワードおよび引数が追加されました。 show ip eigrp vrf accounting コマンドが、このコマンドに置き換えられました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show eigrp address-family accounting コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family accounting コマンドを使用することを推奨しています。

次に、 show ip eigrp accounting コマンドの出力例を示します。

Router# show ip eigrp vrf RED accounting
EIGRP-IPv4 Accounting for AS(100)/ID(10.0.2.1) VRF(RED)
Total Prefix Count: 4 States: A-Adjacency, P-Pending, D-Down
State Address/Source Interface Prefix Restart Restart/
Count Count Reset(s)
P Redistributed ---- 0 3 211
A 10.0.1.2 Et0/0 2 0 84
P 10.0.2.4 Se2/0 0 2 114
D 10.0.1.3 Et0/0 0 3 0
 

) 接続済みのルートとサマリー ルートは、このコマンドの出力に個別には表示されませんが、プロセス単位の合計集約カウントではカウントされます。


表 17 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 17 show ip eigrp accounting のフィールドの説明

フィールド
説明

EIGRP IPv4 Accounting for AS...

AS 番号、ルータ ID、およびテーブル ID とともに EIGRP インスタンスを識別します。

Total Prefix Count

EIGRP インスタンス トポロジ テーブル内にあるプレフィクスの集約合計を示します。これには、すべてのネイバおよび再配布ソースから学習されたプレフィクスが含まれています。

States: A-Adjacency, P-Pending, D-Down

A-Adjacency:ネイバとの安定した隣接関係または通常の再配布状態を示します。

P-Pending:最大プレフィクス制限を超過したために、ネイバ隣接関係または再配布が一時停止状態か、ペナルティが科された状態です。

D-Down:clear ip eigrp neighbor コマンドの手動リセットが実行されるまでネイバ隣接関係または再配布が常時停止します。

Address/Source

ネイバ IP アドレスまたは再配布ソースを表示します。

Interface

ネイバ情報が受信されるインターフェイスを表示します。

Prefix Count

ソースによって学習されるプレフィクスの合計数を表示します。

(注) ルートは複数のソースから同じプレフィクスを学習することができ、このカラムにあるすべてのプレフィクス カウントの合計は、「Prefix Count」フィールドに表示される数字よりも大きくなることもあります。

Restart Count

ルート ソースが最大プレフィクス制限を超過する回数。

Restart Reset(s)

ルート ソースが P(ペナルティを科されている)状態である時間を秒数で表示します。ルート ソースが A(安定または通常)状態の場合、表示される秒数は、ペナルティ履歴がリセットされるまでの期間です。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family accounting

EIGRP プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を表示します。

show ip eigrp events

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)イベント ログを表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show ip eigrp events コマンドを使用します。

show ip eigrp [ vrf vrf-name ] events [ starting-event-number ending-event-number ] | [ errmsg [ starting-event-number ending-event-number ]] [ sia [ starting-event-number ending-event-number ]] [ type ]

 
シンタックスの説明

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

starting-event-number

(任意)表示する最初のイベント数。

ending-event-number

(任意)表示する最後のイベント数。

errmsg

(任意)エラー メッセージ イベントを表示します。

sia

(任意)Stuck In Active(SIA)イベントを表示します。

type

(任意)ロギングされるイベントのタイプを表示します。

 
コマンドのデフォルト

EIGRP イベント ログ内の全イベントが表示されます。

 
コマンド モード

ユーザ EXEC(>)
特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

10.0

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

EIGRP イベント ログは、EIGRP 内部イベントの履歴を表示するために、シスコのテクニカル サポートによって使用されます。

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show eigrp address-family events コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family events コマンドを使用することを推奨しています。

このコマンドの出力は逆順で、最新のイベントが最初に表示され、最も古いイベントが最後に表示されます。

次に、EIGRP イベント ログを表示する例を示します。

Router# show ip eigrp events
 
1 02:37:58.171 NSF stale rt scan, peer: 10.0.0.0
2 02:37:58.167 Metric set: 10.0.0.1/24 284700416
3 02:37:58.167 FC sat rdbmet/succmet: 284700416 0
4 02:37:58.167 FC sat nh/ndbmet: 10.0.0.2 284700416
5 02:37:58.167 Find FS: 10.0.0.0/24 284700416
6 02:37:58.167 Rcv update met/succmet: 284956416 284700416
7 02:37:58.167 Rcv update dest/nh: 10.0.0.0/24 10.0.0.1
8 02:37:58.167 Peer nsf restarted: 10.0.0.1 Tunnel0
9 02:36:38.383 Metric set: 10.0.0.0/24 284700416
10 02:36:38.383 RDB delete: 10.0.0.0/24 10.0.0.1
11 02:36:38.383 FC sat rdbmet/succmet: 284700416 0
12 02:36:38.383 FC sat nh/ndbmet: 0.0.0.0 284700416

 
関連コマンド

コマンド
説明

eigrp event-log size

EIGRP イベント ログのサイズを指定します。

show eigrp address-family events

EIGRP イベント ログを表示します。

show ip eigrp interfaces

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)用に設定されたインターフェイスに設定されたインターフェイスに関する情報を表示するには、特権 EXEC モードで show ip eigrp interfaces コマンドを使用します。

show ip eigrp [ vrf { vrf-name | * }] [ autonomous-system-number ] interfaces [ type number ] [ detail ]

 
シンタックスの説明

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

vrf *

(任意)すべての VRF に関する情報を表示します。

autonomous-system-number

(任意)自律システム番号別に出力をフィルタリングします。

type

(任意)インターフェイス タイプ。

number

(任意)インターフェイス番号。

detail

(任意)特定の EIGRP プロセスの EIGRP インターフェイスに関する詳細情報を表示します。

 
コマンド モード

特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

11.2

このコマンドが追加されました。

12.2(18)SXE

Bidirectional Forwarding Detection(BFD)機能のサポートが追加されました。 detail キーワードが追加されました。

12.0(31)S

BFD 機能が Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータのサポートが追加されました。

12.4(4)T

BFD 機能のサポートが追加されました。 detail キーワードが追加されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが変更されました。 vrf vrf-name 、および * の各キーワードおよび引数が追加されました。 show ip eigrp vrf interfaces コマンドが、このコマンドに置き換えられました。

12.2(33)SRE

このコマンドが変更されました。 vrf vrf-name 、および * の各キーワードおよび引数が追加されました。 show ip eigrp vrf interfaces コマンドが、このコマンドに置き換えられました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが、Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

アクティブ EIGRP インターフェイスと、EIGRP 固有インターフェイス設定および統計を表示するには、 show ip eigrp interfaces コマンドを使用します。

インターフェイスが指定される場合、そのインターフェイスに関する情報だけが表示されます。それ以外は、EIGRP が動作しているすべてのインターフェイスに関する情報が表示さます。

自律システムが指定される場合、指定された自律システムのルーティング プロセスだけが表示されます。それ以外は、すべての EIGRP プロセスが表示されます。

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show eigrp address-family interfaces コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family interfaces コマンドを使用することを推奨しています。

次に、 show ip eigrp interfaces コマンドの出力例を示します。

Router# show ip eigrp interfaces
 
EIGRP-IPv4 Interfaces for AS(60)
 
Xmit Queue Mean Pacing Time Multicast Pending
Interface Peers Un/Reliable SRTT Un/Reliable Flow Timer Routes
Di0 0 0/0 0 11/434 0 0
Et0 1 0/0 337 0/10 0 0
SE0:1.16 1 0/0 10 1/63 103 0
Tu0 1 0/0 330 0/16 0 0
 

次の出力例は、すべてのアクティブ EIGRP インターフェイスに関する詳細情報を示します。

Router# show ip eigrp interfaces detail
 
EIGRP-IPv4 Interfaces for AS(1)
Xmit Queue Mean Pacing Time Multicast Pending
Interface Peers Un/Reliable SRTT Un/Reliable Flow Timer Routes
Et0/0 0 0/0 0 0/1 0 0
Hello-interval is 7, Hold-time is 21
Split-horizon is disabled
Next xmit serial <none>
Un/reliable mcasts: 0/0 Un/reliable ucasts: 0/0
Mcast exceptions: 0 CR packets: 0 ACKs suppressed: 0
Retransmissions sent: 0 Out-of-sequence rcvd: 0
Next-hop-self disabled, next-hop info forwarded
Topology-ids on interface - 0
Authentication mode is md5, key-chain is "TEST"
BFD is enabled
 
Et0/1 0 0/0 0 0/10 0 0
Hello-interval is 5, Hold-time is 15
Split-horizon is enabled
 

表 18 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 18 show ip eigrp interfaces のフィールドの説明

フィールド
説明

Interface

EIGRP が設定されるインターフェイス

Peers

直接接続された EIGRP ネイバの数

Xmit Queue Un/Reliable

信頼性のない送信キューおよび信頼性のある送信キューに残るパケット数

Mean SRTT

平均 Smooth Round-Trip Time(SRTT; スムーズ ラウンドトリップ時間)間隔(秒単位)

Pacing Time Un/Reliable

EIGRP パケットがいつインターフェイスに送信される必要がある(信頼できないパケットおよび信頼できるパケット)のかを決定するために使用されるペーシング時間(秒単位)

Multicast Flow Timer

ルータがマルチキャスト EIGRP パケットを送信する最大秒数

Pending Routes

送信を待機している送信キュー内のパケットのルート数

BFD is...

BFD イネーブル状態

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ip eigrp neighbors

EIGRP によって検出されたネイバを表示します。

show eigrp address-family interfaces

EIGRP に対して設定されたインターフェイスに関する情報を表示します。

show ip eigrp neighbors

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)によって検出されたネイバを表示するには、特権 EXEC モードで show ip eigrp neighbors コマンドを使用します。

show ip eigrp [ vrf { vrf-name | * }] [ autonomous-system-number ] neighbors [ interface-type | static | detail ]

 
シンタックスの説明

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

vrf *

(任意)すべての VRF に関する情報を表示します。

autonomous-system-number

(任意)自律システム番号別に出力をフィルタリングします。

interface-type

(任意)インターフェイス別に出力をフィルタリングします。

static

(任意)スタティック ネイバを表示します。

detail

(任意)詳細なネイバ情報を表示します。

 
コマンド モード

特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

10.3

このコマンドが追加されました。

12.0(7)T

static キーワードが追加されました。

12.2(15)T

NSF 再起動動作のサポートが出力に統合されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが変更されました。 vrf vrf-name 、および * の各キーワードおよび引数が追加されました。 show ip eigrp vrf neighbors コマンドが、このコマンドに置き換えられました。

12.2(33)SRE

このコマンドが変更されました。 vrf vrf-name 、および * の各キーワードおよび引数が追加されました。 show ip eigrp vrf neighbors コマンドが、このコマンドに置き換えられました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが、Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

ダイナミックおよびスタティック ネイバ状態を表示するには、 show ip eigrp neighbors コマンドを使用します。これは、特定タイプの転送問題をデバッグする際にも役立ちます。

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show eigrp address-family neighbors コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family neighbors コマンドを使用することを推奨しています。

次に、 show ip eigrp neighbors コマンドの出力例を示します。

Router# show ip eigrp neighbors
 
H Address Interface Hold Uptime SRTT RTO Q Seq
(sec) (ms) Cnt Num
0 10.1.1.2 Et0/0 13 00:00:03 1996 5000 0 5
2 10.1.1.9 Et0/0 14 00:02:24 206 5000 0 5
1 10.1.2.3 Et0/1 11 00:20:39 2202 5000 0 5
 

表 19 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 19 show ip eigrp neighbors のフィールドの説明

フィールド
説明

AS(60)

これらのネイバの自律システム番号。

Address

EIGRP ピアの IP アドレス。

Interface

ルータがピアから hello パケットを受信するインターフェイス。

Holdtime

ダウンを宣言するまで、ピアからヒアリングするために EIGRP が待機する期間。

Uptime

ローカル ルータが最初にこのネイバからヒアリングしてからの経過時間(時:分:秒)。

Q Count

ソフトウェアが送信を待機する EIGRP パケット(アップデート、クエリー、応答)の数。

Seq Num

このネイバから受信した最新アップデート、クエリー、または応答パケットのシーケンス番号。

SRTT

スムーズ ラウンドトリップ時間。これは、EIGRP パケットがこのネイバに送信される際に必要な時間およびローカル ルータがそのパケットの確認応答を受信する際にかかる時間(ミリ秒単位)の数字です。

RTO

再送信タイムアウト(ミリ秒単位)。これは、再送信キューからネイバへパケットを再送信するまでソフトウェアが待機する時間です。

次に、 show ip eigrp neighbors command when issued with the detail キーワードの出力例を示します。

Router# show ip eigrp neighbors detail
 
EIGRP-IPv4 Neighbors for AS(60)
H Address Interface Hold Uptime SRTT RTO Q Seq
(sec) (ms) Cnt Num
3 1.1.1.3 Et0/0 12 00:04:48 1832 5000 0 14
Version 12.2/1.2, Retrans:0, Retries:0
Restart time 00:01:05
0 10.4.9.5 Fa0/0 11 00:04:07 768 4608 0 4
Version 12.2/1.2, Retrans: 0, Retries: 0
2 10.4.9.10 Fa0/0 13 1w0d 1 3000 0 6
Version 12.2/1.2, Retrans: 1, Retries: 0
1 10.4.9.6 Fa0/0 12 1w0d 1 3000 0 4
Version 12.2/1.2, Retrans: 1, Retries: 0
 

表 20 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 20 show ip eigrp neighbors detail のフィールドの説明

フィールド
説明

AS(60)

これらのネイバの自律システム番号。

H

このカラムは、ピアリング セッションが指定されたネイバで確立された順番をリストします。その順序は、0 から始まる連続番号で指定されます。

Address

EIGRP ピアの IP アドレス。

Interface

ルータがピアから hello パケットを受信するインターフェイス。

Holdtime

ダウンを宣言するまで、ピアからヒアリングするために EIGRP が待機する期間。

Uptime

ローカル ルータが最初にこのネイバからヒアリングしてからの経過時間(時:分:秒)。

Q Count

ソフトウェアが送信を待機する EIGRP パケット(アップデート、クエリー、応答)の数。

Seq Num

このネイバから受信した最新アップデート、クエリー、または応答パケットのシーケンス番号。

SRTT

スムーズ ラウンドトリップ時間。これは、EIGRP パケットがこのネイバに送信される際に必要な時間およびローカル ルータがそのパケットの確認応答を受信する際にかかる時間(ミリ秒単位)の数字です。

RTO

再送信タイムアウト(ミリ秒単位)。これは、再送信キューからネイバへパケットを再送信するまでソフトウェアが待機する時間です。

Version

指定されたピアが実行されているソフトウェア バージョン。

Retrans

パケットが再送信される回数。

Retries

パケットの再送信の試行回数。

Restart time

指定されたネイバが再起動してからの経過時間(時:分:秒)。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family neighbors

EIGRP によって検出されたネイバを表示します。

show ip eigrp topology

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)トポロジ テーブル内のエントリを表示するには、特権 EXEC モードで show ip eigrp topology コマンドを使用します。

show ip eigrp [ vrf { vrf-name | * }] [ autonomous-system-number ] topology [ ip-address [ mask ]] | [ name ] [ active | all-links | detail-links | pending | summary | zero-successors ]

 
シンタックスの説明

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

vrf *

(任意)すべての VRF に関する情報を表示します。

autonomous-system-number

(任意)自律システム番号。

ip-address

(任意)IP アドレス。マスクで指定される際、エントリの詳細な説明が提供されます。

mask

(任意)サブネット マスク。マスクがスラッシュ記号として入力され、後にプレフィクス長が続きます。

name

(任意)EIGRP-IPv4 トポロジ テーブル名。この名前は、トポロジ ID で、Multi-Topology Routing(MTR)のトポロジ関連情報を示します。

(注) Cisco IOS Release 12.2(33)SRE では、このキーワードが削除されました。

active

(任意)アクティブ状態にあるすべてのトポロジ エントリを表示します。

all-links

(任意)到達可能パスだけを表示するのではなく、すべてのトポロジ エントリおよびすべてのリンク(パス)を表示します。

detail-links

(任意)追加詳細のあるすべてのトポロジ エントリを表示します。

pending

(任意)ネイバに送信するためにキューに入れられているすべてのトポロジ エントリ保留アップデートを表示します。

summary

(任意)EIGRP トポロジ テーブルに関するサマリー情報を表示します。

zero-successors

(任意)管理ディスタンスによってルーティング テーブルへのインストールに失敗したトポロジ エントリを表示します。

 
コマンドのデフォルト

このコマンドがオプションのキーワードなしで使用される場合、到達可能な後継ルータのあるトポロジ エントリだけが表示され、到達可能パスだけが表示されます。

 
コマンド モード

特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

10.0

このコマンドが追加されました。

12.3(8)T

このコマンドは、内部および外部 EIGRP ルートを表示するように強化されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(33)SRB

MTR をサポートするために name キーワードが追加されました。

12.2(33)SXH

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SXH に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが変更されました。 vrf vrf-name 、および * の各キーワードおよび引数が追加されました。 show ip eigrp vrf topology コマンドが、このコマンドに置き換えられました。

12.2(33)SRE

このコマンドが変更されました。 vrf vrf-name 、および * の各キーワードおよび引数が追加されました。 name キーワードが削除されました。 show ip eigrp vrf topology コマンドが、このコマンドに置き換えられました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが、Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

トポロジ エントリ、到達可能および非到達可能パス、メトリック、状態を表示するには、 show ip eigrp topology コマンドを使用します。このコマンドはキーワードや引数なしで使用でき、到達可能な後継ルータのあるトポロジ エントリだけが表示され、到達可能パスだけが示されます。 all-links キーワードは、到達可能な後継ルータかどうかに関係なくすべてのパスを表示し、 detail-links キーワードはこれらのパスの追加詳細を表示します。

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show eigrp address-family topology コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family topology コマンドを使用することを推奨しています。

次に、 show ip eigrp topology コマンドの出力例を示します。

Router# show ip eigrp topology
 
EIGRP-IPv4 Topology Table for AS(1)/ID(10.0.0.1)
 
Codes: P - Passive, A - Active, U - Update, Q - Query, R - Reply,
r - Reply status, s - sia status
P 10.0.0.0/8, 1 successors, FD is 409600
via 1.1.1.2 (409600/128256), Ethernet0/0
P 172.16.1.0/24, 1 successors, FD is 409600
via 1.1.1.2 (409600/128256), Ethernet0/0
P 10.0.0.0/8, 1 successors, FD is 281600
via Summary (281600/0), Null0
P 10.0.1.0/24, 1 successors, FD is 281600
via Connected, Ethernet0/0
 

次に、単一プレフィクスの詳細情報の例を示します。表示されるプレフィクスは EIGRP 内部ルートです。

Router# show ip eigrp topology 10.0.0.0/8
 
EIGRP-IPv4 Topology Entry for AS(1)/ID(10.0.0.1) for 10.0.0.0/8
State is Passive, Query origin flag is 1, 1 Successor(s), FD is 409600
Descriptor Blocks:
10.0.0.2 (Ethernet0/0), from 10.0.1.2, Send flag is 0x0
Composite metric is (409600/128256), route is Internal
Vector metric:
Minimum bandwidth is 10000 Kbit
Total delay is 6000 microseconds
Reliability is 255/255
Load is 1/255
Minimum MTU is 1500
Hop count is 1
Originating router is 10.0.1.2
 

次に、単一プレフィクスの詳細情報の例を示します。表示されるプレフィクスは EIGRP 外部ルートです。

Router# show ip eigrp topology 172.16.1.0/24
 
EIGRP-IPv4 Topology Entry for AS(1)/ID(10.0.0.1) for 10.0.0.0/8
State is Passive, Query origin flag is 1, 1 Successor(s), FD is 409600
Descriptor Blocks:
10.0.0.2 (Ethernet0/0), from 10.0.1.2, Send flag is 0x0
Composite metric is (409600/128256), route is External
Vector metric:
Minimum bandwidth is 10000 Kbit
Total delay is 6000 microseconds
Reliability is 255/255
Load is 1/255
Minimum MTU is 1500
Hop count is 1
Originating router is 10.0.1.2
External data:
AS number of route is 0
External protocol is Connected, external metric is 0
Administrator tag is 0 (0x00000000)
 

次に、到達可能でないものも含めてすべてのパスを表示して all-links キーワードの例を示します。

Router# show ip eigrp topology all-links
 
EIGRP-IPv4 Topology Table for AS(1)/ID(10.0.0.1)
Codes: P - Passive, A - Active, U - Update, Q - Query, R - Reply,
r - reply Status, s - sia Status
 
P 172.16.1.0/24, 1 successors, FD is 409600, serno 14
via 10.10.1.2 (409600/128256), Ethernet0/0
via 10.1.04.3 (2586111744/2585599744), Serial3/0, serno 18
 

次に、ルートに関する追加の詳細を表示して detail-links キーワードの例を示します。

Router# show ip eigrp topology detail-links
 
EIGRP-IPv4 Topology Table for AS(1)/ID(10.0.0.1)
Codes: P - Passive, A - Active, U - Update, Q - Query, R - Reply,
r - reply Status, s - sia Status
 
P 10.0.0.0/8, 1 successors, FD is 409600, serno 6
via 1.1.1.2 (409600/128256), Ethernet0/0
P 172.16.1.0/24, 1 successors, FD is 409600, serno 14
via 1.1.1.2 (409600/128256), Ethernet0/0
P 10.0.0.0/8, 1 successors, FD is 281600, serno 3
via Summary (281600/0), Null0
P 10.1.1.0/24, 1 successors, FD is 281600, serno 1
via Connected, Ethernet0/0
 

表 21 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 21 show ip eigrp topology のフィールドの説明

フィールド
説明

Codes

このトポロジ テーブル エントリの状態。Passive および Active は、この宛先に対する EIGRP 状態を参照します。Update、Query、および Reply は、送信されるパケットのタイプを参照します。

P - Passive

この宛先に対して EIGRP 計算は実行されません。

A - Active

この宛先に対して EIGRP 計算が実行されます。

U - Update

このルートに対して保留アップデート パケットが送信を待機していることを示します。

Q - Query

このルートに対して保留クエリー パケットが送信を待機していることを示します。

R - Reply

このルートに対して保留応答クエリー パケットが送信を待機していることを示します。

r - Reply status

EIGRP がこのルートに対してクエリーを送信し、指定されたパスからの応答を待機しています。

10.16.90.0

宛先 IP ネットワーク番号。

255.255.255.0

宛先サブネット マスク。

successors

後継ルータの数。この数字は、IP ルーティング テーブルのネクスト ホップの数に対応します。「successors」が大文字の場合、ルートまたはネクスト ホップは移行状態です。

serno

シリアル番号。

FD

到達可能距離。到達可能距離は、宛先に到達する最良メトリック、またはルートがアクティブになったときの既知の最良メトリックです。この値は、到達可能条件チェックに使用されます。ルータのレポートされている距離(スラッシュの後のメトリック)が到達可能距離よりも小さい場合、到達可能条件に合致し、パスが到達可能後継ルータとなります。ソフトウェアが到達可能後継ルータと判別すると、その宛先へクエリーを送信する必要はありません。

via

この宛先についてソフトウェアに通知するピアの IP アドレス。このエントリの最初の n(n は後継ルータの番号)は、現在の後継ルータです。リストの残りのエントリは、到達可能後継ルータです。

(409600/128256)

最初の番号は、宛先へのコストを表す EIGRP メトリックです。次の番号は、このピアがアドバタイズした EIGRP メトリックです。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family topology

EIGRP トポロジ テーブル内のエントリを表示します。

show ip eigrp traffic

送受信される Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)のパケット数を表示するには、特権 EXEC モードで show ip eigrp traffic コマンドを使用します。

show ip eigrp [ vrf { vrf-name | * }] [ autonomous-system-number ] traffic

 
シンタックスの説明

vrf vrf-name

(任意)指定した VRF に関する情報を表示します。

vrf *

(任意)すべての VRF に関する情報を表示します。

autonomous-system-number

(任意)自律システム番号。

 
コマンド モード

特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

10.0

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

15.0(1)M

このコマンドが変更されました。 vrf vrf-name 、および * の各キーワードおよび引数が追加されました。 show ip eigrp vrf traffic コマンドが、このコマンドに置き換えられました。

12.2(33)SRE

このコマンドが変更されました。 vrf vrf-name 、および * の各キーワードおよび引数が追加されました。 show ip eigrp vrf traffic コマンドが、このコマンドに置き換えられました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが、Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show eigrp address-family traffic コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family traffic コマンドを使用することを推奨しています。

次に、 show ip eigrp traffic コマンドの出力例を示します。

Router# show ip eigrp traffic
 
EIGRP-IPv4 Traffic Statistics for AS(60)
Hellos sent/received: 21429/2809
Updates sent/received: 22/17
Queries sent/received: 0/0
Replies sent/received: 0/0
Acks sent/received: 16/13
SIA-Queries sent/received: 0/0
SIA-Replies sent/received: 0/0
Hello Process ID: 204
PDM Process ID: 203
Socket Queue: 0/2000/2/0 (current/max/highest/drops)
Input Queue: 0/2000/2/0 (current/max/highest/drops)
 

表 22 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 22 show ip eigrp traffic のフィールドの説明

フィールド
説明

Hellos sent/received

送受信される hello パケットの数

Updates sent/received

送受信されるアップデート パケットの数

Queries sent/received

送受信されるクエリー パケットの数

Replies sent/received

送受信される応答パケットの数

Acks sent/received

送受信される確認応答パケットの数

SIA-Queries sent/received

送受信される Stuck in Active クエリー パケット数

SIA-Replies sent/received

送受信される Stuck in Active 応答パケットのスタック数

Hello Process ID

hello プロセス ID

PDM Process ID

プロトコル依存モジュール IOS プロセス ID

Socket Queue

IP から EIGRP hello プロセスへのソケット キュー カウンタ

Input queue

EIGRP hello プロセスから EIGRP PDM へのソケット キュー カウンタ

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family traffic

送受信される EIGRP パケットの数を表示します。

show ip eigrp vrf accounting


) Cisco IOS Release 15.0(1)M では、このコマンドは show ip eigrp accounting コマンドに置き換えられました。詳細については、show ip eigrp accounting コマンドを参照してください。


Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)VPN ルーティング/転送(VRF)インスタンスのプレフィクス アカウンティング情報を表示するには、特権 EXEC モードで show ip eigrp vrf accounting コマンドを使用します。

show ip eigrp vrf { vrf-name | * } accounting [ autonomous-system-number ]

 
シンタックスの説明

vrf-name

VRF 名を指定します。

*

すべての VRF を表示します。

autonomous-system-number

(任意)自律システム番号を指定します。

 
コマンド モード

特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.0(29)S

このコマンドが追加されました。

12.3(14)T

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)T に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが、 show ip eigrp accounting コマンドに置き換えられました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show eigrp address-family accounting コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family accounting コマンドを使用することを推奨しています。

次に、 show ip eigrp vrf accounting コマンドの出力例を示します。

Router# show ip eigrp vrf RED accounting
IP-EIGRP accounting for AS(100)/ID(10.0.2.1) Routing Table: RED
Total Prefix Count: 4 States: A-Adjacency, P-Pending, D-Down
State Address/Source Interface Prefix Restart Restart/
Count Count Reset(s)
P Redistributed ---- 0 3 211
A 10.0.1.2 Et0/0 2 0 84
P 10.0.2.4 Se2/0 0 2 114
D 10.0.1.3 Et0/0 0 3 0

) 接続済みのルートとサマリー ルートは、このコマンドの出力に個別には表示されませんが、プロセス単位の合計集約カウントではカウントされます。


表 23 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 23 show ip eigrp vrf accounting のフィールドの説明

フィールド
説明

IP-EIGRP accounting for AS...

AS 番号、ルータ ID、およびテーブル ID とともに EIGRP インスタンスを識別します。

Total Prefix Count

EIGRP インスタンス トポロジ テーブル内にあるプレフィクスの集約合計を示します。これには、すべてのネイバまたは再配布から学習されたプレフィクスが含まれます。

States: A-Adjacency, P-Pending, D-Down

A-Adjacency:ネイバとの安定した隣接関係または通常の再配布状態を示します。

P-Pending:最大プレフィクス制限を超過したために、ネイバ隣接関係または再配布が一時停止状態か、ペナルティが科された状態です。

D-Down: clear ip route コマンドの手動リセットが実行されるまでネイバ隣接関係または再配布が常時停止します。

Address/Source

再配布ソースのピア IP アドレスを示します。

Prefix Count

ソースによって学習されるプレフィクスの合計数を表示します。

(注) ルートは複数のソースから同じプレフィクスを学習することができ、このカラムにあるすべてのプレフィクス カウントの合計は、「Prefix Count」フィールドに表示される数字よりも大きくなることもあります。

Restart Count

ルート ソースが最大プレフィクス制限を超過する回数。

Restart/Reset(s)

ルート ソースが P(ペナルティを科されている)状態である時間を秒数で表示します。ルート ソースが A(安定または通常)状態の場合、表示される秒数は、ペナルティ履歴がリセットされるまでの期間です。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family accounting

EIGRP プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を表示します。

show ip eigrp vrf interfaces


) Cisco IOS Release 15.0(1)M では、このコマンドは show ip eigrp interfaces コマンドに置き換えられました。詳細については、show ip eigrp interfaces コマンドを参照してください。


VPN ルーティング/転送(VRF)情報を伝送し、Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)用に設定されたインターフェイスに関する情報を表示するには、特権 EXEC モードで show ip eigrp vrf interfaces コマンドを使用します。

show ip eigrp vrf { vrf-name | * } interfaces [ autonomous-system-number ] [ interface-type ] [ detail interface-type ] [ static interface-type ]

 
シンタックスの説明

vrf-name

VRF 名を指定します。

*

すべての VRF を表示します。

autonomous-system-number

(任意)自律システム番号を指定します。

interface-type

(任意)EIGRP 情報を表示するための VRF インターフェイスを指定します。

detail interface-type

(任意)詳細な VRF ピア情報を表示します。このキーワードが入力された後にインターフェイスを指定できます。

static interface-type

(任意)スタティック ネイバの VRF 情報を表示します。このキーワードが入力された後にインターフェイスを指定できます。interface-type 引数により、特定のインターフェイスに設定された VRF のスタティック ネイバに関する情報を表示することができます。

 
コマンド モード

特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.0(22)S

このコマンドが追加されました。

12.2(15)T

このコマンドが、12.2(15)T に統合されました。

12.2(18)S

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)S に統合されました。

12.2(27)SBC

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(27)SBC に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが、 show ip eigrp interfaces コマンドに置き換えられました。

 
使用上のガイドライン

指定された VRF に定義された EIGRP インターフェイスを表示するには、 show ip eigrp vrf interfaces コマンドを使用します。インターフェイスが interface-type 引数で指定される場合、指定されたインターフェイスだけが表示されます。そうでない場合、EIGRP が指定された VRF の一部として動作しているすべてのインターフェイスが表示されます。

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show eigrp address-family interfaces コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family interfaces コマンドを使用することを推奨しています。

次に、 show ip eigrp vrf interfaces コマンドの出力例を示します。

Router# show ip eigrp vrf VRF-PINK interfaces
 
IP-EIGRP interfaces for process 1
 
Xmit Queue Mean Pacing Time Multicast Pending
Interface Peers Un/Reliable SRTT Un/Reliable Flow Timer Routes
Et3/0 1 0/0 131 0/10 528 0
 

表 24 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 24 show ip eigrp vrf interfaces のフィールドの説明

フィールド
説明

IP-EIGRP interfaces for process...

指定された VRF の自律システム番号を表示。

Interface

EIGRP が設定されるインターフェイス。

Peers

直接接続された EIGRP ネイバの数。

Xmit Queue Un/Reliable

信頼性のない送信キューおよび信頼性のある送信キューに残るパケット数。

Mean SRTT

平均スムーズ ラウンドトリップ時間(SRTT)間隔(ミリ秒単位)。

Pacing Time Un/Reliable

EIGRP パケットがいつインターフェイスに送信される必要がある(信頼できないパケットおよび信頼できるパケット)のかを決定するために使用されるペーシング時間。

Multicast Flow Timer

ルータがマルチキャスト EIGRP パケットを送信する最大秒数。

Pending Routes

送信を待機している送信キュー内のパケットのルート数。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family interfaces

EIGRP に対して設定されたインターフェイスに関する情報を表示します。

clear ip eigrp vrf neighbors

RIB から指定された VRF のネイバ エントリをクリアします。

show ip eigrp vrf neighbors

VRF 情報を伝送する EIGRP によって検出されたネイバを表示します。

show ip eigrp vrf topology

EIGRP トポロジ テーブル内の VRF エントリを表示します。

show ip eigrp vrf traffic

EIGRP VRF トラフィック統計情報を表示します。

show ip eigrp vrf neighbors


) Cisco IOS Release 15.0(1)M では、このコマンドは show ip eigrp neighbors コマンドに置き換えられました。詳細については、show ip eigrp neighbors コマンドを参照してください。


指定されたバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティング/転送)インスタンスの一部であるインターフェイス上にある Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)ネイバを表示するには、特権 EXEC モードで show ip eigrp vrf neighbors コマンドを使用します。

show ip eigrp vrf { vrf-name | * } neighbors [ autonomous-system-number ] [ interface-type ] [ detail interface-type ] [ static interface-type ]

 
シンタックスの説明

vrf-name

VRF 名を指定します。

*

すべての VRF を表示します。

autonomous-system-number

(任意)自律システム番号。

interface-type

(任意)指定した VRF にあるネイバ情報を表示ためのインターフェイス。

detail interface-type

(任意)詳細な VRF ピア情報を表示します。このキーワードが入力された後にインターフェイスを指定できます。

static interface-type

(任意)スタティック ネイバの VRF 情報を表示します。このキーワードが入力された後にインターフェイスを指定できます。interface-type 引数により、特定のインターフェイスに設定された VRF のスタティック ネイバに関する情報を表示することができます。

 
コマンド モード

特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.0(22)S

このコマンドが追加されました。

12.2(15)T

このコマンドが、12.2(15)T に統合されました。

12.2(18)S

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)S に統合されました。

12.2(27)SBC

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(27)SBC に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが、 show ip eigrp neighbors コマンドに置き換えられました。

 
使用上のガイドライン

VRF ネイバがいつアクティブになり、非アクティブになるのかを判別するには、 show ip eigrp vrf neighbors コマンドを使用します。このコマンドは、特定タイプの転送問題をデバッグする際にも役立ちます。

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show eigrp address-family neighbors コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family neighbors コマンドを使用することを推奨しています。

次に、 show ip eigrp vrf neighbors コマンドの出力例を示します。

Router# show ip eigrp vrf VRF-GREEN neighbors
 
IP-EIGRP neighbors for process 1
H Address Interface Hold Uptime SRTT RTO Q
Seq Type
(sec) (ms) Cnt
Num
0 10.10.10.2 Et3/0 10 1d16h 131 786 0 3
 

表 25 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 25 show ip eigrp vrf neighbors のフィールドの説明

フィールド
説明

IP-EIGRP neighbors for process...

指定された EIGRP VRF の自律システム番号を表示します。

Address

EIGRP ピアの IP アドレス。

Interface

ルータがピアから hello パケットを受信するインターフェイス。

Hold Uptime

Cisco IOS ソフトウェアが、ピアのダウンを宣言するまでのピアからのヒアリングを待機する時間(秒単位)、およびローカル ルータが最初にそのネイバからヒアリングしてから経過した時間(秒単位)。

SRTT

スムーズ ラウンドトリップ時間。これは、EIGRP パケットがこのネイバに送信される際に必要な時間およびローカル ルータがそのパケットの確認応答を受信する際にかかる時間(ミリ秒単位)の数字です。

RTO

再送信タイムアウト(ミリ秒単位)。これは、再送信キューからネイバへパケットを再送信するまでソフトウェアが待機する時間です。

Q

ソフトウェアが送信を待機する EIGRP パケット(アップデート、クエリー、応答)の数。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family neighbors

EIGRP によって検出されたネイバを表示します。

show ip eigrp vrf topology


) Cisco IOS Release 15.0(1)M では、このコマンドは show ip eigrp topology コマンドに置き換えられました。詳細については、show ip eigrp topology コマンドを参照してください。


Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)トポロジ テーブル内のバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)ルーティング/転送(VRF)インスタンス エントリを表示するには、特権 EXEC モードで show ip eigrp topology コマンドを使用します。

show ip eigrp vrf { vrf-name | * } topology [ as-number ] [ ip-address [ mask ]] [ active | all-links | pending | summary | zero-successors ]

 
シンタックスの説明

vrf-name

VRF 名を指定します。

*

すべての VRF を表示します。

as-number

(任意)自律システム番号。

ip-address

(任意)IP アドレス。マスクで指定される際、エントリの詳細な説明が提供されます。

mask

(任意)サブネット マスク。

active

(任意)EIGRP トポロジ テーブル内のアクティブ エントリだけを表示します。

all-links

(任意)EIGRP トポロジ テーブル内の全エントリを表示します。

pending

(任意)ネイバからのアップデートを待機するか、ネイバに対する応答を待機する EIGRP トポロジ テーブル内の全エントリを表示します。

summary

(任意)EIGRP トポロジ テーブルに関するサマリー情報を表示します。

zero-successors

(任意)EIGRP トポロジ内の使用可能なルートを表示します。

 
コマンド モード

特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.0(22)S

このコマンドが追加されました。

12.2(15)T

このコマンドが、12.2(15)T に統合されました。

12.2(18)S

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)S に統合されました。

12.2(27)SBC

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(27)SBC に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが、 show ip eigrp topology コマンドに置き換えられました。

 
使用上のガイドライン

show ip eigrp vrf topology コマンドは、キーワードや引数なしで使用できますが、VRF 名を指定するか、ワイルド カードとして * 文字を使用する必要があります。このコマンドがこのような方法で入力された場合、到達可能な後継ルータのルートだけが表示されます。 show ip eigrp vrf topology コマンドを使用して、Diffusing Update Algorithm(DUAL; 拡散更新アルゴリズム)状態を判別し、可能性のある DUAL 問題をデバッグできます。

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show eigrp address-family topology コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family topology コマンドを使用することを推奨しています。

次に、 show ip eigrp vrf topology コマンドの出力例を示します。

Router# show ip eigrp vrf VRF-PINK topology
 
IP-EIGRP Topology Table for AS(1)/ID(192.168.10.1) Routing Table:VRF-PINK
 
Codes:P - Passive, A - Active, U - Update, Q - Query, R - Reply,
r - reply Status, s - sia Status
 
P 10.17.17.0/24, 1 successors, FD is 409600
via 10.10.10.2 (409600/128256), Ethernet3/0
P 172.16.19.0/24, 1 successors, FD is 409600
via 10.10.10.2 (409600/128256), Ethernet3/0
P 192.168.10.0/24, 1 successors, FD is 281600
via Connected, Ethernet3/0
P 10.10.10.0/24, 1 successors, FD is 281600
via Redistributed (281600/0)
 

表 26 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 26 show ip eigrp vrf topology のフィールドの説明

フィールド
説明

Codes

このトポロジ テーブル エントリの状態。Passive および Active は、この宛先に対する EIGRP 状態を参照します。Update、Query、および Reply は、送信されるパケットのタイプを参照します。

P--Passive

この宛先に対して EIGRP 計算は実行されません。

A--Active

この宛先に対して EIGRP 計算が実行されます。

U--Update

アップデート パケットがこの宛先に送信されました。

Q--Query

クエリー パケットがこの宛先に送信されました。

R--Reply

応答パケットがこの宛先に送信されました。

r--reply Status

ソフトウェアがクエリーを送信した後、応答を待機しているときに設定されるフラグ。

s--sia Status

ルートが Stuck in Active 状態の場合に設定されるフラグ。

successors

後継ルータの数。この数字は、IP ルーティング テーブルのネクスト ホップの数に対応します。「successors」が大文字の場合、ルートまたはネクスト ホップは移行状態です。

FD

到達可能距離。到達可能距離は、宛先に到達する最良メトリック、またはルートがアクティブになったときの既知の最良メトリックです。この値は、到達可能条件チェックに使用されます。ルータのレポートされている距離(スラッシュの後のメトリック)が到達可能距離よりも小さい場合、到達可能条件に合致し、パスが到達可能後継ルータとなります。ソフトウェアが到達可能後継ルータと判別すると、その宛先へクエリーを送信する必要はありません。

replies

この宛先に対してまだ未処理の(まだ受信されていない)応答数(出力には表示されません)。この情報は、宛先が Active 状態である場合だけ表示されます。

state

この宛先の正確な EIGRP 状態(出力には表示されません)。番号は 0、1、2、3 のいずれかです。この情報は、宛先が Active 状態である場合だけ表示されます。

via

この宛先についてソフトウェアに通知するピアの IP アドレス。このエントリの最初の N(N は後継ルータの番号)は、現在の後継ルータです。リストの残りのエントリは、到達可能後継ルータです。

(409600/128256)

最初の番号は、宛先へのコストを表す EIGRP メトリックです。次の番号は、このピアがアドバタイズした EIGRP メトリックです。

Ethernet 3/0

この情報が学習されたインターフェイス。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family topology

EIGRP トポロジ テーブル内のエントリを表示します。

show ip eigrp vrf traffic


) Cisco IOS Release 15.0(1)M では、show ip eigrp vrf traffic コマンドは show ip eigrp traffic コマンドに置き換えられています。詳細については、show ip eigrp traffic コマンドを参照してください。


Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)バーチャル プライベート ネットワーク(VPN)ルーティング/転送(VRF)インスタンス パケットの送信および受信済統計を表示するには、特権 EXEC モードで show ip eigrp vrf traffic コマンドを使用します。

show ip eigrp vrf { vrf-name | * } traffic [ as-number ]

 
シンタックスの説明

vrf-name

VRF 名。

*

すべての VRF を表示します。

as-number

(任意)自律システム番号。

 
コマンド モード

特権 EXEC(#)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.0(22)S

このコマンドが追加されました。

12.2(15)T

このコマンドが、12.2(15)T に統合されました。

12.2(18)S

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)S に統合されました。

12.2(27)SBC

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(27)SBC に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが、 show ip eigrp traffic コマンドに置き換えられました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションおよび EIGRP 自律システム(AS)コンフィギュレーションに関する情報を表示するために使用できます。

このコマンドは、 show eigrp address-family traffic コマンドと同じ情報を表示します。シスコでは、 show eigrp address-family traffic コマンドを使用することを推奨しています。

次に、 show ip eigrp vrf traffic コマンドの出力例を示します。

Router# show ip eigrp vrf VRF-RED traffic
 
IP-EIGRP Traffic Statistics for AS 101
Hellos sent/received: 600/585
Updates sent/received: 23/22
Queries sent/received: 7/0
Replies sent/received: 0/6
Acks sent/received: 55/42
Input queue high water mark 0, 0 drops
 

表 27 に、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 27 show ip eigrp vrf traffic のフィールドの説明

フィールド
説明

IP-EIGRP Traffic Statistics for AS...

指定された EIGRP VRF の自律システム番号を表示

Hellos sent/received

送受信される hello パケットの数

Updates sent/received

送受信されるアップデート パケットの数

Queries sent/received

送受信されるクエリー パケットの数

Replies sent/received

送受信される応答パケットの数

Acks sent/received

送受信される確認応答パケットの数

Input queue high water mark..., ... drops

最大受信しきい値に接近している受信パケット数および廃棄パケットの数

 
関連コマンド

コマンド
説明

show eigrp address-family traffic

送受信される EIGRP パケットの数を表示します。

shutdown (address-family)

既存のアドレス ファミリ コンフィギュレーション パラメータを削除することなく、特定のルーティング インスタンスの Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)アドレス ファミリ プロトコルをディセーブルにするには、適切なコンフィギュレーション モードで shutdown コマンドを使用します。EIGRP アドレス ファミリ プロトコルを再びイネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

shutdown

no shutdown

 
シンタックスの説明

このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。

 
コマンドのデフォルト

ルーティング インスタンスの EIGRP アドレス ファミリ プロトコルはディセーブルではありません。

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション(config-router)
アドレス ファミリ コンフィギュレーション(config-router-af)
アドレス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション(config-router-af-interface)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

shutdown (アドレス ファミリ)コマンドを設定する際に、EIGRP アドレス ファミリ プロトコルがルータで引き続き動作し、現在のアドレス ファミリ コンフィギュレーションを使用できます。アドレス ファミリは、インターフェイス上に隣接関係を作成せず、アドレス ファミリ トポロジ データベースがクリアされます。

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで shutdown コマンドを設定して、そのアドレス ファミリの元にあるすべてのトポロジをシャットダウンします。ルータ コンフィギュレーション モードでこのコマンドを設定して、すべてのアドレスおよびサービス ファミリとそのトポロジをシャットダウンします。

次に、ルータ コンフィギュレーション モードのアドレス ファミリ プロトコルをディセーブルにする例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# shutdown
 

次に、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードのアドレス ファミリ プロトコルをディセーブルにする例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# address-family ipv4 autonomous-system 4453
Router(config-router-af)# shutdown
 

次に、アドレス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション モードのアドレス ファミリ プロトコルをディセーブルにする例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# address-family ipv4 autonomous-system 4453
Router(config-router-af)# af-interface default
Router(config-router-af-interface)# shutdown
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

address-family(EIGRP)

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始して、EIGRP ルーティング インスタンスを設定します。

af-interface

アドレス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始して、インターフェイス固有の EIGRP コマンドを設定します。

router eigrp

EIGRP アドレス ファミリ プロセスを設定します。

split-horizon (EIGRP)

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)スプリット ホライズンをイネーブルにするには、アドレス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション モードまたはサービス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション モードで split-horizon コマンドを使用します。EIGRP スプリット ホライズンをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

split-horizon

no split-horizon

 
シンタックスの説明

このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。

 
コマンドのデフォルト

EIGRP スプリット ホライズンはデフォルトでイネーブルです。

 
コマンド モード

アドレス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション(config-router-af-interface)
サービス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション(config-router-sf-interface)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

スプリット ホライズン規則では、ルータ自体が宛先に到達するために使用するインターフェイスを通じてそのルータがルートをアドバタイズすることが禁止されています。EIGRP スプリット ホライズンの一般的な規則は次のとおりです。

スプリット ホライズン動作はデフォルトでオンです。

インターフェイスで EIGRP スプリット ホライズン設定を変更する際に、そのインターフェイスで到達可能な EIGRP ネイバとのすべての隣接関係がリセットされます。

スプリット ホライズンは、一般的に非ブロードキャスト マルチアクセス インターフェイスだけでディセーブルにする必要があります。

EIGRP スプリット ホライズン動作は、 ip split-horizon コマンドによって制御されたり、影響を受けたりしません。

EIGRP アドレス ファミリのスプリット ホライズンを設定するには、アドレス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション モードで split-horizon コマンドを使用します。

EIGRP サービス ファミリのスプリット ホライズンを設定するには、サービス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション モードで split-horizon コマンドを使用します。

次に、アドレス ファミリ 5400 にあるシリアル インターフェイス 3/0 に対して EIGRP スプリット ホライズンをディセーブルにする例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# address-family ipv4 autonomous-system 5400
Router(config-router-af)# af-interface serial3/0
Router(config-router-af-interface)# no split-horizon
 

次に、サービス ファミリ 5400 にあるシリアル インターフェイス 3/0 に対して EIGRP スプリット ホライズンをディセーブルにする例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# service-family ipv4 autonomous-system 5400
Router(config-router-sf)# sf-interface serial3/0
Router(config-router-sf-interface)# no split-horizon

 
関連コマンド

コマンド
説明

address-family(EIGRP)

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始して、EIGRP ルーティング インスタンスを設定します。

af-interface

アドレス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始して、インターフェイス固有の EIGRP コマンドを設定します。

router eigrp

EIGRP アドレス ファミリ プロセスを設定します。

service-family ipv4

サービス ファミリ コンフィギュレーション モードでコマンドを設定します。

sf-interface

サービス ファミリ コンフィギュレーション モードでインターフェイス固有コマンドを設定します。

stub


) Cisco IOS Release 15.0(1)M および 12.2(33)SRE では、stub コマンドは eigrp stub コマンドに置き換えられています。詳細については、eigrp stub コマンドを参照してください。


Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)を使用してスタブとしてルータを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで stub コマンドを使用します。EIGRP スタブ ルーティング機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

stub [ receive-only | connected | static | summary | redistributed ]

no stub [ receive-only | connected | static | summary | redistributed ]

 
シンタックスの説明

receive-only

(任意)ルータを受信専用のネイバとして設定します。

connected

(任意)接続ルートをアドバタイズします。

static

(任意)スタティック ルートをアドバタイズします。

summary

(任意)サマリー ルートをアドバタイズします。

redistributed

(任意)他のプロトコルと自律システムから再配布されたルートをアドバタイズします。

 
コマンドのデフォルト

スタブ ルーティングはイネーブルではありません。

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション(config-router)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.4(6)T

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRB に統合されました。

12.2(33)SXH

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SXH に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが、 eigrp stub コマンドに置き換えられました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、 eigrp stub コマンドに置き換えられました。

 
使用上のガイドライン

ルータがすべての IPv6 トラフィックを分散ルータへ方向付けるスタブとしてルータを設定するには、 stub コマンドを使用します。

stub コマンドはキーワードで変更可能で、複数のキーワードを同じシンタックスで使用できます。これらのオプションは、 receive-only キーワードを除いて、任意の組み合わせで使用できます。キーワード receive-only を指定すると、ルータがそのルートをその EIGRP 自律システム内の他のルータと共有しないようにします。キーワード receive-only では、どのタイプのルートも送信されないようにするため、他のオプションを指定できません。 connected static summary 、および redistributed の各キーワードはどのような組み合わせでも使用できますが、 receive-only キーワードとは使用できません。

これらの 4 つのキーワードを stub コマンドとともに使用する場合、特定のキーワードによって指定されたルート タイプだけが送信されます。未使用のキーワードによって指定されたルート タイプは送信されません。

connected キーワードは、EIGRP スタブ ルーティング機能が接続ルートを送信できるようにします。接続ルートがネットワーク文の対象となっていない場合は、EIGRP プロセスで redistribute connected コマンドを使用して接続ルートを再配布しなければならないことがあります。このオプションはデフォルトでイネーブルになっています。

キーワード static を指定すると、EIGRP スタブ ルーティング機能でスタティック ルートを送信できるようになります。このオプションを設定していない場合は、EIGRP は、通常は自動的に再配布される内部スタティック ルートを含め、どのスタティック ルートも送信しません。引き続き、 redistribute static コマンドを使用してスタティック ルートを再配布する必要があります。

キーワード summary を使用すると、EIGRP スタブ ルーティング機能でサマリー ルートを送信できるようになります。サマリー ルートは、 ipv6 summary address eigrp コマンドを使用して手動で作成することも auto-summary コマンドがイネーブルになっている主なネットワーク境界ルータで自動的に作成することもできます。このオプションはデフォルトでイネーブルになっています。

キーワード redistributed を指定すると、EIGRP スタブ ルーティング機能で他のルーティング プロトコルと自律システムを送信できるようになります。このオプションが設定されていない場合は、EIGRP は、再配布されたルートをアドバタイズしません。


) ATM、イーサネット、フレーム リレー、ISDN PRI、X.25 などのマルチキャスト インターフェイスは、そのインターフェイス上にあるハブを除く全ルータがスタブ ルータとして設定される場合だけ、EIGRP スタブ ルーティング機能によってサポートされます。


次の例では、 stub コマンドを使用して、接続ルートとサマリー ルートをアドバタイズするスタブとしてルータを設定します。

ipv6 router eigrp 1
network 3FEE:12E1:2AC1:EA32::/64
stub
 

次の例では、 stub コマンドを connected および static の各キーワードを指定して発行し、接続ルートとスタティック ルートをアドバタイズするスタブとしてルータを設定しています(サマリー ルートは送信されません)。

ipv6 router eigrp 1
network 3FEE:12E1:2AC1:EA32::/64
stub connected static
 

次の例では、 stub コマンドを receive-only キーワードを指定して発行し、受信専用のネイバとしてルータを設定しています(接続ルート、サマリー ルート、およびスタティック ルートは送信されません)。

ipv6 router eigrp 1
network 3FEE:12E1:2AC1:EA32::/64 eigrp
stub receive-only
 

次の例では、 stub コマンドを redistributed キーワードを指定して発行し、他のプロトコルおよび自律システムをアドバタイズするようにルータを設定しています。

ipv6 router eigrp 1
network 3FEE:12E1:2AC1:EA32::/64 eigrp
stub redistributed

 
関連コマンド

コマンド
説明

auto-summary(EIGRP)

サブネットのネットワークレベル ルートへの自動集約を許可します。

ipv6 summary-address eigrp

指定されたインターフェイスのサマリー集約アドレスを設定します。

redistribute(IPv6)

あるルーティング ドメインから別のルーティング ドメインへ IPv6 ルートを再配布します。

summary-address (EIGRP)

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)のサマリー アドレスを設定するには、アドレス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション モードで summary-address (EIGRP)コマンドを使用します。EIGRP サマリー アドレスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

summary-address ip-address mask [ administrative-distance [ leak-map leak-map-name ]]

no summary-address ip-address mask [ administrative-distance [ leak-map leak-map-name ]]

 
シンタックスの説明

ip-address

アドレスの範囲を表すために指定するサマリー アドレス。

mask

サマリー ルートに使用される IP サブネット マスク。

administrative-distance

(任意)管理ディスタンス。有効範囲は 1 ~ 255 です。デフォルト値は 5 です。

leak-map

(任意)リーク マップに基づくダイナミック アドレスを許可します。

leak-map-name

(任意)リーク マップ名。

 
コマンドのデフォルト

すべてのルートは個別にアドバタイズされます。

 
コマンド モード

アドレス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション(config-router-af-interface)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

インターフェイス レベルのアドレス集約を設定するには、 summary-address (EIGRP)コマンドを使用します。EIGRP サマリー ルートの管理ディスタンス値は 5 です。管理ディスタンス メトリックは、ルーティング テーブルにインストールすることなくサマリー アドレスをアドバタイズするために使用されます。

デフォルトで、EIGRP はサブネット ルートをネットワーク レベルに集約します。サブネット レベルの集約を設定するために、 no auto-summary コマンドを入力することができます。

リークするルートに対する EIGRP のサポート

キーワード leak-map を設定すると、マニュアル サマリーによって抑制されるコンポーネント ルートをアドバタイズできるようになります。サマリー ルートまたはアドレスの任意のコンポーネント サブセットをリークすることができます。ルート マップおよびアクセス リストは、リークされたルートを特定するために定義する必要があります。

入力した設定が不完全な場合、次がデフォルトの動作になります。

存在しないルート マップを参照するようにキーワード leak-map を設定する場合、このキーワードの設定は無効です。サマリー アドレスはアドバタイズされますが、すべてのコンポーネント ルートは抑制されます。

キーワード leak-map を設定していてもアクセス リストが存在しないかルート マップがアクセス リストを参照していない場合、サマリー アドレスおよびすべてのコンポーネント ルートが送信されます。

次に、EIGRP サマリー アドレスを設定する例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# address-family ipv4 autonomous-system 4453
Router(config-router-af)# af-interface ethernet0/0
Router(config-router-af-interface)# summary-address 192.168.0.0 255.255.0.0 95

 
関連コマンド

コマンド
説明

address-family(EIGRP)

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始して、EIGRP ルーティング インスタンスを設定します。

af-interface

アドレス ファミリ インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始して、インターフェイス固有の EIGRP コマンドを設定します。

auto-summary(EIGRP)

サブネットのネットワークレベル ルートへの自動集約を許可します。

router eigrp

EIGRP アドレス ファミリ プロセスを設定します。

timers active-time

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)ルーティング待機時間を調整するには、ルータ コンフィギュレーション モードまたはアドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードで timers active-time コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

timers active-time [ time-limit | disabled ]

no timers active-time

 
シンタックスの説明

time-limit

(オプション)EIGRP アクティブ時間制限(分単位)。有効範囲は 1 ~ 65535 です。

disabled

(任意)タイマーをディセーブルにして、ルーティング待機時間を無期限にアクティブのままにすることを許可します。

 
コマンドのデフォルト

このコマンドは、デフォルトでディセーブルになっています。

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション(config-router)
アドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション(config-router-af-topology)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

10.0

このコマンドが追加されました。

12.4(6)T

IPv6 のサポートが追加されました。

12.2(33)SRB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRB に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

15.0(1)M

このコマンドが変更されました。アドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードが追加されました。このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションのアドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードで入力する必要があります。

12.2(33)SRE

このコマンドが変更されました。アドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードが追加されました。このコマンドは、EIGRP 名前付きコンフィギュレーションのアドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードで入力する必要があります。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

EIGRP には、ルータが(クエリーの送信後)Stuck In Active(SIA)状態であると宣言するまでルータが待機する時間を制御するタイマーがあります。

次に、指定されたルート上のルーティング待機時間が 200 分の例を示します。

Router(config)# router eigrp 5
Router(config-router)# timers active-time 200
 

次に、指定されたアドレス ファミリ ルート上のルーティング待機時間が 200 分の例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# address-family ipv4 autonomous-system 4453
Router(config-router-af)# network 10.0.0.0
Router(config-router-af)# topology base
Router(config-router-af-topology)# timers active-time 200
 

次に、ルートがアクティブになった場合に、ルーティング待機時間が無期限である例を示します。

Router(config)# router eigrp 5
Router(config-router)# timers active-time disabled
 

次に、指定されたアドレス ファミリ ルート上のルーティング待機時間が無期限である例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# address-family ipv4 autonomous-system 4453
Router(config-router-af)# network 10.0.0.0
Router(config-router-af)# topology base
Router(config-router-af-topology)# timers active-time disabled
 

次に、指定されたルート上のルーティング待機時間が 100 分の例を示します。

Router(config)# ipv6 router eigrp 1
Router(config-router)# timers active-time 100
 

次に、指定されたアドレス ファミリ ルート上のルーティング待機時間が 100 分の例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# address-family ipv6 autonomous-system 4453
Router(config-router-af)# topology base
Router(config-router-af-topology)# timers active-time disabled
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

address-family(EIGRP)

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始して、EIGRP ルーティング インスタンスを設定します。

ipv6 router eigrp

EIGRP IPv6 ルーティング プロセスを設定します。

network(EIGRP)

EIGRP ルーティング プロセスのネットワークを指定します。

router eigrp

EIGRP アドレス ファミリ プロセスを設定します。

show ip eigrp topology

EIGRP トポロジ テーブルを表示します。

show ipv6 eigrp topology

IPv6 EIGRP トポロジ テーブルを表示します。

topology(EIGRP)

指定されたトポロジ インスタンスで IP トラフィックをルーティングするよう EIGRP プロセスを設定し、アドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードを開始します。

timers graceful-restart purge-time

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)を実行している ノンストップ フォワーディング(NSF)認識ルータが非アクティブ ピア用のルートを保持する期間を決定するためにルート ホールド タイマーを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードまたはアドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで timers graceful-restart purge-time コマンドを使用します。ルート ホールド タイマーをデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

timers graceful-restart purge-time seconds

no timers graceful-restart purge-time

 
シンタックスの説明

seconds

EIGRP が非アクティブ ピアのルートを保持する時間(秒単位)。構成可能な時間範囲は 20 ~ 300 秒です。デフォルト値は 240 秒です。

 
コマンドのデフォルト

EIGRP NSF の認識はデフォルトでイネーブルです。ルート ホールド タイマーのデフォルト値は 240 秒です。

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション(config-router)
アドレス ファミリ コンフィギュレーション(config-router-af)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

15.0(1)M

このコマンドが追加されました。 timers nsf route-hold コマンドが、このコマンドに置き換えられました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

ルート ホールド タイマーは、スイッチオーバー動作または既知の障害状態において、NSF 認識ルータが NSF 対応ネイバの既知のルートを保持する最大期間を設定します。スイッチオーバー動作に時間がかかりすぎる場合、ネットワーク パフォーマンスを調整し、「ブラック ホール」ルートなどの不要な影響を回避できるように、ルート ホールド タイマーを設定できます。このタイマーの期限が切れると、NSF 認識ルータがトポロジ テーブルをスキャンし、ステイル ルートを廃棄し、長いスイッチオーバー動作の間待機するのではなく、EIGRP ピアが代替ルートを検索できます。

次に、NSF 認識アドレス ファミリのルート ホールド タイマー値を設定する例を示します。次に、ルート ホールド タイマーが 1 分に設定されている例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# address-family ipv4 autonomous-system 1
Router(config-router-af)# timers graceful-restart purge-time 60
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

debug eigrp nsf

ルータのコンソールに EIGRP NSF 固有イベントを表示します。

debug ip eigrp notifications

ルータのコンソール内の EIGRP イベントおよび通知を表示します。

show eigrp neighbors

IP EIGRP によって検出されたネイバを表示します。

show ip protocols

アクティブ ルーティング プロトコル プロセスのパラメータと現在の状態を表示します。

timers nsf converge

再起動ルータが、ノンストップ フォワーディング(NSF)対応または NSF 認識ピアから End Of Table(EOT)通知を待機する最大時間を調整するには、ルータ コンフィギュレーション モードまたはアドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで timers nsf converge コマンドを使用します。信号タイマーをデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

timers nsf converge seconds

no timers nsf converge

 
シンタックスの説明

seconds

再起動ルータが EOT 通知を待機する時間(秒単位)。有効範囲は 60 ~ 180 秒です。デフォルト値は 120 秒です。

 
コマンドのデフォルト

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)NSF の認識はデフォルトでイネーブルです。このコマンドが設定されていない場合、またはこのコマンドの no 形式が入力されている場合、EIGRP NSF 認識では、120 秒がデフォルト値として使用されます。

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション(config-router)
アドレス ファミリ コンフィギュレーション(config-router-af)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.2(18)S

このコマンドが追加されました。

12.2(28)SB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(33)SXH

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SXH に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが変更されました。アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが変更されました。アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードが追加されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが、Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、NSF 対応ルータだけに入力されます。すべてのスタートアップ アップデートが信号タイマー期間内で受信されない場合、最新の EOT アップデートを待機するためにコンバージ タイマーを使用します。EIGRP プロセスがネイバを検出しない場合、または信号タイマー期間にネイバからすべてのスタートアップ アップデートを受信した場合、コンバージ タイマーは開始されません。

次のコンフィギュレーション例は、NSF 対応ルータのコンバージ タイマーを調整する例を示します。次に、コンバージ タイマーが 1 分に設定されている例を示します。

Router(config-router)# timers nsf converge 60

次の EIGRP 名前付きコンフィギュレーション例は、NSF 対応ルータのコンバージ タイマーを調整する例を示します。次に、コンバージ タイマーが 1 分に設定されている例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# address-family ipv4 autonomous-system 1
Router(config-router-af)# timers nsf converge 60
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

debug eigrp nsf

EIGRP ルーティング プロセスの NSF イベントに関する通知と情報を表示します。

debug ip eigrp notifications

EIGRP ルーティング プロセスの情報と通知を表示します。この出力には、NSF 通知とイベントが含まれています。

nsf(EIGRP)

NSF 対応ルータで EIGRP NSF をイネーブルまたはディセーブルにします。

show ip protocols

アクティブ ルーティング プロトコル プロセスのパラメータと現在の状態を表示します。EIGRP NSF 設定のステータスとサポートが出力に表示されます。

timers nsf graceful-restart purge-time

EIGRP を実行している NSF 認識ルータが非アクティブ ピア用のルートを保持する期間を決定するために、ルート ホールド タイマーを設定します。

timers nsf route-hold

再起動動作や既知の障害状態において、サポートしているピアが、NSF 対応ルータの既知のルートを保持する最大期間を調整します。

timers nsf signal

初期再起動期間の最大時間を調整します。

timers nsf route-hold


) Cisco IOS Release 15.0(1)M および 12.2(33)SRE では、timers nsf route-hold コマンドは timers graceful-restart purge-time コマンドに置き換えられています。詳細については、timers graceful-restart purge-time コマンドを参照してください。


Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)を実行しているノンストップ フォワーディング(NSF)認識ルータが非アクティブ ピア用のルートを保持する期間を決定するためにルート ホールド タイマーを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで timers nsf route-hold コマンドを使用します。ルート ホールド タイマーをデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

timers nsf route-hold seconds

no timers nsf route-hold

 
シンタックスの説明

seconds

EIGRP が非アクティブ ピアのルートを保持する時間(秒単位)。有効範囲は 20 ~ 300 秒です。デフォルト値は 240 秒です。

 
コマンドのデフォルト

EIGRP NSF の認識はデフォルトでイネーブルです。ルート ホールド タイマーのデフォルト値は 240 秒です。

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション(config-router)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.2(15)T

このコマンドが追加されました。

12.2(28)SB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(33)SXH

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SXH に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが、 timers graceful-restart purge-time コマンドに置き換えられました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、 timers graceful-restart purge-time コマンドに置き換えられました。

 
使用上のガイドライン

ルート ホールド タイマーは、スイッチオーバー動作または既知の障害状態において、NSF 認識ルータが NSF 対応ネイバの既知のルートを保持する最大期間を設定します。スイッチオーバー動作に時間がかかりすぎる場合、ネットワーク パフォーマンスを調整し、「ブラック ホール」ルートなどの不要な影響を回避できるように、ルート ホールド タイマーを設定できます。このタイマーの期限が切れると、NSF 認識ルータがトポロジ テーブルをスキャンし、ステイル ルートを廃棄し、長いスイッチオーバー動作の間待機するのではなく、EIGRP ピアが代替ルートを検索できます。

次に、NSF 認識ルータのルート ホールド タイマー値を設定する例を示します。次に、ルート ホールド タイマーが 2 分に設定されている例を示します。

Router(config-router)# timers nsf route-hold 120

 
関連コマンド

コマンド
説明

debug eigrp nsf

ルータのコンソールに EIGRP NSF 固有イベントを表示します。

debug ip eigrp notifications

ルータのコンソール内の EIGRP イベントおよび通知を表示します。

show ip eigrp neighbors

IP EIGRP によって検出されたネイバを表示します。

show ip protocols

アクティブ ルーティング プロトコル プロセスのパラメータと現在の状態を表示します。

timers nsf signal

初期信号タイマー再起動期間の最大時間を調整するには、ルータ コンフィギュレーション モードまたはアドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで timers nsf signal コマンドを使用します。信号タイマーをデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

timers nsf signal seconds

no timers nsf signal

 
シンタックスの説明

seconds

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)が非アクティブ ピアのルートを保持する時間(秒単位)。有効範囲は 10 ~ 30 秒です。デフォルト値は 20 秒です。

 
コマンドのデフォルト

EIGRP NSF の認識はデフォルトでイネーブルです。このコマンドが設定されていない場合、またはこのコマンドの no 形式が入力されている場合、EIGRP NSF 認識では、20 秒がデフォルト値として使用されます。

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション(config-router)
アドレス ファミリ コンフィギュレーション(config-router-af)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.2(15)T

このコマンドが追加されました。

12.2(28)SB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(33)SXH

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SXH に統合されました。

15.0(1)M

このコマンドが変更されました。アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが変更されました。アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードが追加されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが、Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、ノンストップ フォワーディング(NSF)対応ルータだけに入力されます。スイッチオーバー イベントの通知を受けたときに EIGRP プロセスで信号タイマーが開始されます。RS ビットが設定された hello パケットがこの期間に送信されます。

すべてのスタートアップ アップデートが信号タイマー期間内で受信されない場合、最新の End Of Table(EOT)アップデートを待機するためにコンバージ タイマーを使用します。EIGRP プロセスがネイバを検出しない場合、または信号タイマー期間にネイバからすべてのスタートアップ アップデートを受信した場合、コンバージ タイマーは開始されません。

次のコンフィギュレーション例は、NSF 対応ルータの信号タイマー値を調整する例を示します。次に、信号タイマーが 30 秒に設定されている例を示します。

Router(config-router)# timers nsf signal 30

次の EIGRP 名前付きコンフィギュレーション例は、NSF 対応ルータの信号タイマー値を調整する例を示します。次に、信号タイマーが 30 秒に設定されている例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# address-family ipv4 autonomous-system 1
Router(config-router-af)# timers nsf signal 30
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

debug eigrp nsf

EIGRP ルーティング プロセスの NSF イベントに関する通知と情報を表示します。

debug ip eigrp notifications

EIGRP ルーティング プロセスの情報と通知を表示します。この出力には、NSF 通知とイベントが含まれています。

nsf(EIGRP)

NSF 対応ルータで EIGRP NSF をイネーブルまたはディセーブルにします。

show ip protocols

アクティブ ルーティング プロトコル プロセスのパラメータと現在の状態を表示します。EIGRP NSF 設定のステータスとサポートが出力に表示されます。

timers nsf converge

再起動しているルータが NSF 対応または NSF 認識ピアから EOT 通知を待機する最大時間を調整します。

timers nsf graceful-restart purge-time

EIGRP を実行している NSF 認識ルータが非アクティブ ピア用のルートを保持する期間を決定するために、ルート ホールド タイマーを設定します。

timers nsf route-hold

再起動動作や既知の障害状態において、サポートしているピアが、NSF 対応ルータの既知のルートを保持する最大期間を調整します。

topology (EIGRP)

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)プロセスを設定して、指定されたトポロジ インスタンスの IP トラフィックをルーティングして、アドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードを開始するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで topology コマンドを使用します。EIGRP ルーティング プロセスとトポロジ インスタンスとの関連付けを解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

topology { base | t opology-name tid number }

no topology t opology-name

 
シンタックスの説明

base

ベース トポロジを指定します。

topology-name

トポロジ名。引数 topology-name は大文字小文字が区別されます。

tid number

トポロジ ID 番号を指定します。この引数の値は 1 ~ 65535 の番号です。

 
コマンドのデフォルト

EIGRP ルーティング プロセスは、トポロジ インスタンスの元にある IP トラフィックをルーティングするように設定されません。

 
コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション(config-router-af)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.2(33)SRB

このコマンドが追加されました。

15.0(1)M

このコマンドが、Cisco IOS Release 15.0(1)M に統合されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

Multi-Topology Routing(MTR)で topology コマンドを使用して、指定されたトポロジで EIGRP プロセスをイネーブルにします。 topology コマンドが、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで入力されます。コマンド コンフィギュレーションは、トポロジ インスタンスだけで適用されます。トポロジが EIGRP プロセスで設定される前に、グローバル アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで global-address-family コマンドを使用してトポロジがグローバルに定義される必要があります。

キーワード tid は、ID とトポロジ インスタンスを関連付けします。各トポロジは、一意のトポロジ ID で設定する必要があります。トポロジ ID は、EIGRP アップデート内の各トポロジに対して Network Layer Reachability Information(NLRI; ネットワーク レイヤ到着可能性情報)を識別してグループ化するために使用されます。

トポロジ ID は、EIGRP が正確にトポロジと関連付けできるように、ルータ間で一貫している必要があります。

次に、EIGRP プロセス 1 を設定して、VOICE トポロジ インスタンスの 192.168.0.0/16 ネットワークのトラフィックをルーティングする例を示します。

Router(config)# router eigrp 1
Router(config-router)# address-family ipv4 unicast autonomous-system 3
Router(config-router-af)# topology VOICE tid 100
Router(config-router-af-topology)# no auto-summary
Router(config-router-af-topology)# network 192.168.0.0 0.0.255.255
Router(config-router-af-topology)# end

 
関連コマンド

コマンド
説明

clear ip eigrp

EIGRP プロセスおよびネイバ セッション情報をリセットします。

global-address-family ipv4

MTR を設定するためにグローバル アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。

topology(インターフェイス)

インターフェイス上で MTR トポロジ インスタンスを設定します。

traffic-share balanced

同じ宛先ネットワークにコストの異なる複数のルートがある場合にルート間でどのようにトラフィックを配分するのかを制御するには、ルータ コンフィギュレーション モードまたはアドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードで traffic-share balanced コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

traffic-share balanced

no traffic-share balanced

 
シンタックスの説明

このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。

 
コマンドのデフォルト

トラフィックは、メトリックの比率にあわせて配分されます。

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション(config-router)
アドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション(config-router-af-topology)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

10.0

このコマンドが追加されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

15.0(1)M

このコマンドが変更されました。アドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが変更されました。アドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードが追加されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)だけに適用されます。デフォルト設定を使用すると、高メトリックのルートはあまり望ましくないルートとなり、トラフィックが減少します。

次に、トラフィックが複数のルートでバランスがとれている例を示します。

Router(config)# router eigrp 5
Router(config-router)# traffic-share balanced
Router(config-router)# variance 1
 

次の EIGRP 名前付きコンフィギュレーション例では、トラフィックが複数のルートでバランスが取られています。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# address-family ipv4 autonomous-system 4453
Router(config-router-af)# network 10.0.0.0
Router(config-router-af)# topology base
Router(config-router-af-topology)# traffic-share balanced
Router(config-router-af-topology)# variance 1

 
関連コマンド

コマンド
説明

variance(EIGRP)

EIGRP ネットワークでロード バランシングが制御されます。

variance (EIGRP)

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)に基づいてインターネットワークでロード バランシングを制御するには、ルータ コンフィギュレーション モードまたはアドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードで variance コマンドを使用します。分散値をデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。

variance multiplier

no variance

 
シンタックスの説明

multiplier

ロード バランシングに使用されるメトリック値。値の範囲は 1 ~ 128 です。デフォルトは 1 で、等コスト ロード バランシングを示します。

 
コマンドのデフォルト

EIGRP では、等コスト ロード バランシングを使用しています。

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション(config-router)
アドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション(config-router-af-topology)

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

10.0

このコマンドが追加されました。

12.4(6)T

IPv6 のサポートが追加されました。

12.2(33)SRB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRB に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

15.0(1)

このコマンドが変更されました。アドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードが追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが変更されました。アドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードが追加されました。

12.2(33)XNE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)XNE に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.5 に統合されました。

 
使用上のガイドライン

分散値を設定することにより、EIGRP で、ローカル ルーティング テーブル内の不等コストで複数のループフリー ルートをインストールできます。EIGRP を通じて学習されたルートは、ローカル ルーティング テーブル内にインストールするための 2 つの基準を満たす必要があります。

ルートはループフリーである必要があります。この条件は、レポートされた距離が合計距離よりも少ない場合や、ルートが到達可能後継ルータの場合に満たされます。

ルートのメトリックは、最良ルート(後継ルータ)のメトリックをルータに設定された分散値で乗算したものよりも低くなる必要があります。

したがって、分散値が 1 に設定されている場合、後継ルータと同一メトリックのルートだけがローカル ルーティング テーブルにインストールされます。分散値が 2 に設定されている場合、後継ルータのメトリックの 2 倍よりも少ないメトリックの EIGRP 学習ルートが、ローカル ルーティング テーブルにインストールされます。


) EIGRP は、複数のルート間で負荷を共有せず、ローカル ルーティング テーブル内のルートだけをインストールします。次に、ローカル ルーティング テーブルにより、スイッチング ハードウェアまたはソフトウェアが複数パス間で負荷を共有できます。


次に、分散値を 4 を設定する例を示します。

Router(config)# router eigrp 109
Router(config-router)# variance 4
 

次に、アドレス ファミリ トポロジ コンフィギュレーション モードで分散値を 4 を設定する例を示します。

Router(config)# router eigrp virtual-name
Router(config-router)# address-family ipv4 autonomous-system 4453
Router(config-router-af)# network 10.0.0.0
Router(config-router-af)# topology base
Router(config-router-af-topology)# variance 4