Cisco ACNS ソフトウェア アップグレード/メンテナンス ガイド Release 5.x
ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへの移行
ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへの移行
発行日;2012/01/15 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへの移行

ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへの移行の概要および変更点

Content Distribution Manager の機能変更

コンテンツの取得と配信における変更点

URL 形式の変更

ルーティングおよびリダイレクト方式の変更

移行オプションの概要

移行パッケージ 1

移行パッケージ 1 の最小限の要件

移行パッケージ 1 の設定

移行パッケージ 2

移行パッケージ 2 の最小限の要件

移行パッケージ 2 の設定

ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 4.2 ソフトウェアへのアップグレード

Content Distribution Manager GUI を使用した ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 4.2 ソフトウェアへのアップグレード

CLI を使用した ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 4.2 ソフトウェアへのアップグレード

設定情報とコンテンツの移行

URL 要求の変換

ACNS 4.2 形式の URL と ACNS 5.x 形式の URL の比較

ACNS 4.2 ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへのアップグレード

ACNS 4.2 Content Distribution Manager GUI を使用した Content Delivery Network のアップグレード

CLI を使用した ACNS 4.2 Content Engine と Content Router のアップグレード

シナリオ 1

シナリオ 2

CLI を使用した Content Distribution Manager のアップグレード

独立型 ACNS 4.2 Content Engine または Content Router のアップグレード

ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへの移行

Cisco ACNS 5.x ソフトウェアでは、ACNS 4.x ソフトウェアの機能が大きく変更されています。この章では、ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへの移行、および移行に伴う変更の理解に必要な概要について説明します。また、ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアに移行するための手順についても説明します。

この章の内容は次のとおりです。

「ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへの移行の概要および変更点」

「移行オプションの概要」

「ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 4.2 ソフトウェアへのアップグレード」

「設定情報とコンテンツの移行」

「URL 要求の変換」

「ACNS 4.2 ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへのアップグレード」


) ACNS 5.x ソフトウェアへ移行するには、現行の ACNS ネットワークで ACNS 4.2 ソフトウェアが稼働している必要があります。ACNS ネットワーク デバイスで ACNS 4.2 より前のソフトウェア バージョンが稼働している場合は、まず、ACNS 4.2 ソフトウェアへアップグレードしてから移行を開始する必要があります。これにより、事前配信のコンテンツも移行の際に確実に保持されます。



) 新しいソフトウェアをインストールする前に、第 1 章「ACNS ソフトウェア アップグレードの概要」のソフトウェア リリースの互換性の問題および要件を必ず確認してください。


ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへの移行の概要および変更点

ACNS 4.x と ACNS 5.x ソフトウェアとの変更点は、次のとおりです。

Content Distribution Manager には、コンテンツが保存されなくなりました。

コンテンツの取得と配信の方式が、変更されました。

コンテンツの要求に使用される URL の形式が、大きく異なります。

ルーティングとリダイレクトの処理が、異なります。

Content Distribution Manager の機能変更

ACNS 4.x ソフトウェアでは、Content Distribution Manager は、デバイスの管理およびモニタリングをはじめ、コンテンツのルーティング、インポート、保存、および複製を管理していました。

ACNS 5.x ソフトウェアでは、Content Distribution Manager の機能は、デバイスの管理およびモニタリングに特化しています。コンテンツの保存場所は、Content Distribution Manager から オリジン サーバ へ移動されています。オリジン サーバとは、管理する ACNS ネットワーク環境内の Content Engine に配信されるコンテンツを提供するサーバです。

ACNS 4.x ネットワークでは、ネットワーク管理者がコンテンツを Content Distribution Manager にインポートする必要があります。Content Engine は、コンテンツを階層的プロセスを通して学習し、目的の階層からそのコンテンツを配信します。ACNS 5.x リリースでは、コンテンツはオリジン サーバに保存されます。このオリジン サーバは、ACNS ネットワークでは必須の要素です。

図9-1 に、ACNS 5.x ネットワークで使用されるその他のネットワーク要素を示します。

図9-1 ACNS 4.x ネットワークと ACNS 5.x ネットワーク

 

コンテンツの取得と配信における変更点

ACNS 5.x ネットワークでは、コンテンツ管理者が マニフェスト ファイル を作成し、それをオリジン サーバに保存します。マニフェスト ファイルは、手動で作成する XML ファイルで、コンテンツ オブジェクトを取り出す場所、およびコンテンツの更新をチェックする間隔を指定するために使用されます。このマニフェスト ファイルは、その後ネットワーク管理者が設定するチャネルに関連付けられます。ネットワーク管理者は、Content Distribution Manager GUI を使用して、Content Engine が加入するチャネルを設定します。ルート Content Engine は、チャネルとマニフェスト ファイルの両方の情報を使用して、コンテンツをオリジン サーバから取得します。同じネットワークに属しているどの ACNS 5.x Content Engine でも Content Engine にすることができます。各 Content Engine は、ACNS 5.x の階層内のそれぞれの場所を介して、コンテンツをルート Content Engine から取得します。

URL 形式の変更

ACNS 5.x ソフトウェアで使用される URL 形式は、ACNS 4.2 の URL 形式とは異なります。ACNS 4.2 環境では、一般的なクライアント要求 URL は、[Cisco]という単語、プロバイダー(通常、Content Distribution Manager MAC [メディア アクセス制御]アドレス)、チャネル名、およびチャネル内のコンテンツ項目の名前を含めるよう変更されます。また、ファイル名も変更される場合があります。ACNS 5.x 環境では、一般的なクライアント要求 URL は、どの場所の Content Engine からもキャッシュ ミスがある場合、オリジン サーバまでの経路を作成した時のまま変更されません。

アップグレード用に選択された移行パッケージに応じて、ACNS 4.x 仕様の URL の一部またはすべてを ACNS 5.x 仕様の URL に変更し、ACNS 5.x ネットワークを稼働できるようにしておく必要があります。URL の変換の詳細については、「URL 要求の変換」を参照してください。

ルーティングおよびリダイレクト方式の変更

ACNS 5.x ネットワークでは、WCCP 対応ルータまたはプロキシとして動作する Content Engine を介して要求のリダイレクトをイネーブルにする場合を除き、ネットワークに Content Router またはルーティング用 Content Engine を追加する必要があります。


) 詳細については、『Cisco ACNS Software Deployment and Configuration Guide』Release 5.x または『Cisco ACNS Software Configuration Guide for Centrally Managed Deployments』Release 5.x を参照してください。


移行オプションの概要

シスコシステムズではネットワークの移行方法として、次の 2 通りのオプションを現在サポートしています。

移行パッケージ 1

移行パッケージ 2

最初のオプションでは、ACNS ネットワークをシャット ダウンし、ネットワーク全体を ACNS 5.x ソフトウェアに変換します。もう 1 つのオプションでは、ネットワークを段階的に ACNS 5.x ソフトウェアに移行するので、その間 ACNS ネットワークを継続して使用することができます。

どちらのオプションを使用するかは、ネットワークのパフォーマンス要件と、選択したネットワーク移行方法の完了に必要な追加機器を考慮して判断する必要があります。

移行パッケージ 1

移行パッケージ 1 は、ネットワークを中断できる企業を対象としています。このような企業では、通常、ノンクリティカル アプリケーションを実行しています。このパッケージは、小規模な配置にも使用できます。

移行パッケージ 1 では、移行中にコンテンツを配信することができません。この移行中に、すべての ACNS 4.x の Content Engine がアップグレードされ、すべての ACNS 4.x の URL が ACNS 5.x の URL に変更され、Content Distribution Manager がアップグレードされます。

このパッケージを使用する場合は、ACNS 5.x へのアップグレード完了時に、すべての ACNS 4.x の URL が ACNS 5.x の URL に更新されている必要があります。

図9-2 に、この移行パッケージを示します。

図9-2 移行パッケージ 1

 

移行パッケージ 1 の最小限の要件

移行パッケージ 1 に対する最小限の要件は、次のとおりです。

オリジン サーバ

移行が完了すると、このオリジン サーバには、ACNS 4.2 Content Distribution Manager からインポートされたコンテンツ、移行されたチャネル情報、および移行されたカバレッジ ゾーン ファイルが組み込まれます。

マニフェスト ファイル

このファイルは、手動で作成し、オリジン サーバに保存します。

新規の ACNS 5.x Content Router

ACNS 5.x へアップグレード可能な ACNS 4.2 Content Engine

ACNS 5.x へアップグレード可能な ACNS 4.2 Content Distribution Manager

図9-3 で示すフローチャートを参考にすると、移行プロセスの全体的な流れを理解できます。また、この項のステップでは、移行に必要な手順をさらに詳しく説明しています。


) ACNS ネットワークの構成情報の詳細については、『Cisco ACNS Software Deployment and
Configuration Guide
』Release 5.x または『Cisco ACNS Software Configuration Guide for Centrally Managed Deployments』Release 5.x を参照してください。Content Distribution Manager GUI は、リリースされるごとに機能が拡張されたり変更されたりする場合があります。使用するソフトウェア バージョンに付属するマニュアルを必ず参照してください。


図9-3 移行パッケージ 1

 

移行パッケージ 1 の設定

移行パッケージ 1 を使用してネットワークを移行するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 ACNS 4.2 ソフトウェアへアップグレードします。

現在の ACNS ネットワークが ACNS 4.2 ソフトウェアへアップグレード済みか確認します。ACNS 5.x ソフトウェアへのアップグレードは、この ACNS 4.2 バージョンからのみ可能です。すべての ACNS ネットワーク デバイスで ACNS 4.2 ソフトウェアが稼働している必要があります。(ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 4.2 ソフトウェアへのアップグレード を参照してください)。

ステップ 2 オリジン サーバをインストールします。

オリジン サーバをネットワークにインストールする必要があります。ACNS 4.2 Content Distribution Manager からのコンテンツは、このサーバにコピーされます。コンテンツは FTP(ファイル転送プロトコル)を使用してコピーされるため、FTP サーバがオリジン サーバで有効になっていなければなりません。このサーバは、Content Distribution Manager からのデータ転送の信頼性が高く、速度が速い場所にインストールすることを推奨します。

ステップ 3 コンテンツ移行スクリプトを開始します。

このスクリプトは、限定された Web ページのリンク下にある ACNS 4.2 Content Distribution Manager GUI を使用して開始されます。Web ブラウザに次の URL を入力します。

http:// cdmIPaddress /cgi-bin/restricted/content-migration

このスクリプトにより、カバレッジ ゾーンの設定、コンテンツ、およびチャネル情報が収集され、オリジン サーバに移動されます(設定情報とコンテンツの移行 を参照)。

コンテンツ管理者は、収集された情報を手動でマニフェスト ファイルに転送します。

ステップ 4 Content Engine を ACNS 4.2 ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへアップグレードします(ACNS 4.2 ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへのアップグレード を参照してください)。

ステップ 5 Content Distribution Manager を ACNS 4.2 ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへアップグレードします(CLI を使用した Content Distribution Manager のアップグレード を参照してください)。

ステップ 6 URL を更新します。

ACNS 4.2 ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへの移行が完了したら、Web サイト内にあるすべての ACNS 4.2 の URL を ACNS 5.x の URL 仕様に準拠するように変更する必要があります。ファイル内の文字列を検索し、置き換えることができる、さまざまなツールをインターネットから入手できます。次に 2 つのオプションを示します。

Search and Replace 98

Search + Replace


) これらの 2 つのツールは、異なる製品です。これらは、シスコシステムズの認定製品ではありません。これらの製品は、テキスト ファイル内の文字列を検索し、置き換える製品の一例にすぎません。


ステップ 7 ACNS 5.x ネットワークを設定する場合は、『 Cisco ACNS Software Deployment and Configuration Guide 』Release 5.x または『 Cisco ACNS Software Configuration Guide for Centrally Managed Deployments 』Release 5.x を参照してください。


 

移行パッケージ 2

移行パッケージ 2 は、移行中もエンド ユーザにコンテンツを継続して配信することがクリティカルな大規模な配置を持つ企業を対象にしています。このような企業は、通常、ネットワーク内に多くの Content Engine を配置し、時間依存型のアプリケーションを実行しています。ネットワークのダウンタイムがあってはならない場合は、このパッケージを選択してください。

このパッケージを使用すると、移行中もコンテンツが配信されます。ACNS 4.2 から ACNS 5.x への URL 変換は、時間をかけて行うことができます。すべての ACNS 4.2 の URL をただちに ACNS 5.x の URL に変更する必要はありません。

図9-4 に、移行パッケージ 2 を示します。

図9-4 移行パッケージ 2

 

移行パッケージ 2 の最小限の要件

移行パッケージ 2 に対する最小限の要件は、次のとおりです。

オリジン サーバ

移行が完了すると、このオリジン サーバには、ACNS 4.2 Content Distribution Manager からインポートされたコンテンツ、移行されたチャネル情報、および移行されたカバレッジ ゾーン ファイルが組み込まれます。

新規の ACNS 5.x Content Distribution Manager

ACNS 5.x へアップグレード可能な ACNS 4.2 Content Engine

2 台の ACNS 5.x Content Router またはルーティング用 Content Engine(必要な場合)


) WCCP 対応ルータのリダイレクトを使用しない場合、またはリダイレクトに Content Engine をプロキシとして使用しない場合に限り、Content Router が必要になります。


図9-5 に示すフローチャートを参考にすると、移行プロセスの全体的な流れを理解できます。また、この項のステップでは、移行に必要な手順をさらに詳しく説明しています。


) ACNS ネットワークの構成情報の詳細については、『Cisco ACNS Deployment and Configuration Guide』Release 5.x または『Cisco ACNS Software Configuration Guide for Centrally Managed Deployments』Release 5.x を参照してください。Content Distribution Manager GUI は、リリースされるごとに機能が拡張されたり変更されたりする場合があります。使用するソフトウェア バージョンに付属するマニュアルを必ず参照してください。


図9-5 移行パッケージ 2

 

移行パッケージ 2 の設定

移行パッケージ 2 を使用してネットワークを移行するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 ACNS 4.2 ソフトウェアへアップグレードします。

現在の ACNS ネットワークが ACNS 4.2 ソフトウェアへアップグレード済みか確認します。ACNS 5.x ソフトウェアへのアップグレードは、この ACNS 4.2 バージョンからのみ可能です。すべての ACNS ネットワーク デバイスで ACNS 4.2 ソフトウェアが稼働している必要があります(ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 4.2 ソフトウェアへのアップグレード を参照してください)。

ステップ 2 オリジン サーバをインストールします。

オリジン サーバをネットワークにインストールする必要があります。ACNS 4.2 Content Distribution Manager からのコンテンツは、このサーバにコピーされます。コンテンツは FTP を使用してコピーされるため、FTP サーバがオリジン サーバで有効になっていなければなりません。オリジン サーバは、Content Distribution Manager からこのサーバへのデータ転送の信頼性が高く、速度が速い場所にインストールすることを推奨します。

ステップ 3 ACNS 5.x の Content Distribution Manager、Content Engine、および Content Router またはルーティング用 Content Engine を新規にインストールします。

ACNS 5.x ソフトウェアが稼働する新規の Content Distribution Manager、Content Engine、および Content Router またはルーティング用 Content Engine(必要な場合)をネットワークにインストールする必要があります。ACNS 5.x の Content Distribution Manager は、既存の ACNS 4.2 の Content Distribution Manager と同時に稼働します。

Content Router またはルーティング用 Content Engine は、移行パッケージ 2 のリダイレクトのソリューションとしてこれ以外ない場合のみ必要になります。このような配置では ACNS ネットワークでエンド ユーザの要求を処理し続ける必要があるため、シングル ポイント障害の回避に冗長構成が必要になります。

また、ルート Content Engine をネットワークにインストールする必要があります。この Content Engine には、ACNS 5.x ソフトウェアがインストールされていなければなりません。ACNS 5.x ソフトウェアへアップグレードされる、その他の Content Engine はすべて、このルート Content Engine からコンテンツを取得します。

ステップ 4 DNS サーバを編集し、Content Router またはルーティング用 Content Engine を権限サーバとして設定します。

ステップ 5 コンテンツ移行スクリプトを開始します。

このスクリプトは、限定された Web ページのリンク下にある ACNS 4.2 Content Distribution Manager GUI を使用して開始されます。Web ブラウザに次の URL を入力します。

http:// cdmIPaddress /cgi-bin/restricted/content-migration

このスクリプトにより、カバレッジ ゾーンの設定、コンテンツ、およびチャネル情報が収集され、オリジン サーバに移動されます。(設定情報とコンテンツの移行 を参照してください)。

コンテンツ管理者は、収集された情報を手動でマニフェスト ファイルに転送します。

ステップ 6 チャネルごとにマニフェスト ファイルを作成し、それらのファイルをオリジン サーバに保存します。

ステップ 7 ACNS 5.x Content Distribution Manager でマニフェスト ファイルの取得を設定します。

マニフェスト ファイルはオリジン サーバに保存され、その URL の固有 ID で識別されます。これにより、要求されたコンテンツがルート Content Engine に配信されます。

ステップ 8 URL 要求の変換スクリプトを開始します。

このスクリプトは、限定された Web ページのリンク下にある ACNS 4.2 Content Distribution Manager GUI を使用して開始されます。Web ブラウザに次の URL を入力します。

http:// cdmIPaddress /cgi-bin/restricted/request-translation

このスクリプトにより、ACNS 4.2 形式の URL 要求が ACNS 5.x 形式の URL 要求に変換されます。URL 要求の変換の詳細は、「URL 要求の変換」を参照してください。

ステップ 9 リモートの Content Engine を ACNS 5.x ソフトウェアへアップグレードします。

これにより、これらの Content Engine は、ルート Content Engine が配信するコンテンツを受信できるようになります。

ステップ 10 カバレッジ ゾーン ファイルを作成し、そのファイルをアクセス可能なサーバに保存します。

ステップ 11 Web サイトの URL を変更します。

ACNS 4.2 ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへの移行が完了したら、Web サイト内の ACNS 4.2 の URL を変更する必要があります。ファイル内の文字列を検索し、置き換えることができる、さまざまなツールをインターネットから入手できます。次に 2 つのオプションを示します。

Search and Replace 98

Search + Replace


) これらの 2 つのツールは、異なる製品です。これらは、シスコシステムズの認定製品ではありません。これらの製品は、テキスト ファイル内の文字列を検索し、置き換える製品の一例にすぎません。


ステップ 12 ACNS 5.x ネットワークを設定する場合は、『 Cisco ACNS Software Deployment and Configuration Guide 』Release 5.x または『 Cisco ACNS Software Configuration Guide for Centrally Managed Deployments 』Release 5.x を参照してください。


 

ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 4.2 ソフトウェアへのアップグレード

ACNS 5.x ソフトウェアへ移行するには、現行の ACNS ネットワークで ACNS 4.2 ソフトウェアが稼働している必要があります。ACNS ネットワーク デバイスで ACNS 4.2 より前のソフトウェア バージョンが稼働している場合は、まず、ACNS 4.2 ソフトウェアへアップグレードしてから移行を開始する必要があります。これにより、事前配信のコンテンツも移行の際に確実に保持されます。

ここでは、ACNS 4.x ソフトウェアを ACNS 4.2 ソフトウェア リリースへアップグレードする方法について説明します。アップグレードには、Content Distribution Manager GUI を使用する方法と CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用する方法があります。

Content Distribution Manager GUI を使用した ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 4.2 ソフトウェアへのアップグレード

Content Distribution Manager GUI を使用してアップグレードを実行する場合は、次のファイル セットを使用する必要があります。

ACNS-4. x.x -K9.upg

ACNS-4. x.x -K9.meta

Content Distribution Manager GUI を使用してアップグレード パッケージ ファイルをインストールするには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 ACNS 4.x Content Distribution Manager GUI から、 Channels > Channel Console を選択し、次の手順に従ってください。

a. ウィンドウの上部にある Add Channel ボタンをクリックします。

b. 追加したチャネルの横にある Edit ボタンをクリックします。

c. Name フィールドに MANUAL_UPGRADE と入力して、[MANUAL_UPGRADE] というチャネルを作成します。

d. Auto-Replicate チェック ボックスを選択します。

e. ウィンドウの上部にある Save Changes ボタンをクリックします。

ステップ 2 Devices > Bandwidth を選択して、アップグレードまたはダウングレードする各デバイスに対して、複製帯域幅が正しく設定されていることを確認します。この帯域幅には、可能な限り高い値を指定してください。

ステップ 3 Channels > Subscriber を選択し、使用するデバイスを MANUAL_UPGRADE チャネルに加入します。

ステップ 4 Channels > Channel Editor > Media Importer を選択し、アップグレードまたはダウングレード パッケージ ファイルをインポートします。

a. アップグレードまたはダウングレード パッケージ ファイルを MANUAL_UPGRADE チャネルにインポートします。

b. Channels > Channel Editor > Import Progress を選択し、Import Progress ステータス フィールドが 100% 完了を示していることを確認します。

c. チャネルの複製が終了するまで、さらに 20 分ほど待機します。

d. Channels > Channel Console を選択し、Replication Status フィールドで、MANUAL_UPGRADE チャネルの複製が 100% 完了を示していることを確認します。

ステップ 5 Devices > Software Update を選択し、Content Engine および Content Router に対してアップグレードまたはダウングレードを実行します(Content Distribution Manager は、あとで別のステップでアップグレードまたはダウングレードします)。

a. アップグレードまたはダウングレード パッケージのバージョンを選択し、次に、アップグレードまたはダウングレードするデバイスの名前をすべて選択します。 Start Update ボタンをクリックします。

b. アップグレードまたはダウングレードが完了するまで、約 30 分待機します。

ステップ 6 Software Upgrade ウィンドウの Version フィールドを表示して、アップグレードまたはダウングレードが正常に完了したことを確認します。アップグレードまたはダウングレードが正常に完了すると、選択したデバイスの Verison フィールドは新しいソフトウェアのバージョンに更新されます。

ステップ 7 すべての Content Engine と Content Router のアップグレードまたはダウングレードが完了したら、Content Distribution Manager をアップグレードまたはダウングレードする必要があります。

a. Devices > Software Update を選択します。アップグレードまたはダウングレード パッケージのバージョンを選択し、次に Content Distribution Manager を選択します。ウィンドウの上部にある Start Update ボタンをクリックします。

b. アップグレードまたはダウングレードが完了するまで待機します。


 

CLI を使用した ACNS 4.x ソフトウェアから ACNS 4.2 ソフトウェアへのアップグレード

ACNS 4.x ソフトウェアを実行するデバイスのアップグレードの実行に CLI を使用する場合は、次の項目が必要になります。

アップグレード パッケージ ファイルが入っている FTP サーバ

アップグレードされるデバイスと適切なファイルを提供するサーバとの間のネットワーク接続

適切な .bin アップグレード ファイル:ACNS-4. x.x -K9.bin

CLI を使用してアップグレード パッケージ ファイルをインストールするには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 copy ftp install または copy http install EXEC コマンドを使用して、次のようにアップグレード ファイルをインストールします。

ContentEngine# copy ftp install ftp-server package-file-path package-file-name
 

ステップ 2 パッケージ ファイルがシステムにコピーされたあと、 reload EXEC コマンドを使用して再起動します。

ContentEngine# reload
 

再起動後、インストール処理は自動的に継続します。対処は不要です。


 

設定情報とコンテンツの移行

Content Distribution Manager のアップグレードを開始する前に、設定情報(チャネルおよびカバレッジ ゾーン)およびコンテンツ ファイルを取得し、それらを ACNS 4.2 Content Distribution Manager からオリジン サーバに移動する必要があります。この処理を行わないと、Content Distribution Manager に保存されているコンテンツは、アップグレード中にすべて失われます。また、ACNS 4.2 形式の要求を ACNS 5.x 形式の要求に変換するためのプロセスを確立しておくことも重要です。これらのプロセスは、ACNS 4.2 の Content Distribution Manager から開始します。

ACNS 4.2 Content Distribution Manager GUI には、コンテンツの移行用のスクリプトが用意されています。このスクリプトを開始する場合は、ブラウザに次の URL を入力します。

http:// cdmIPaddress /cgi-bin/restricted/content-migration

このスクリプトにより、カバレッジ ゾーンの設定、コンテンツ、およびチャネル情報が収集され、オリジン サーバに移動されます。(図9-6 を参照)。

図9-6 ACNS 4.2 コンテンツの移行ウィンドウ

 


) 移行を開始する前に、必要な情報をすべて入力していることを確認してください。移行が開始されると、Content Distribution Manager を再起動した場合、または FTP 接続に失敗した場合以外は停止することができません。


コンテンツの移行プロセスを開始するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 FTP server フィールドに、コンテンツの移行先である FTP サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。

ステップ 2 FTP user フィールドに、FTP サーバへのアクセスに使用するアカウントのユーザ名を入力します。

ステップ 3 FTP password フィールドに、FTP サーバへのアクセスに必要なパスワードを入力します。

ステップ 4 Path on FTP server フィールドに、移行するコンテンツが保存される FTP サーバのディレクトリ パスを入力します。

ステップ 5 Conflict resolution ドロップダウン リストから、既存のファイルと移行するコンテンツ項目との間の競合を解決するための方法を選択します。

既存のファイルと競合するコンテンツを移行しない場合は、 Skip を選択します。

移行するコンテンツ ファイルと競合する既存のファイルを上書きする場合は、 Overwrite を選択します。

ステップ 6 FTP mode ドロップダウン リストから、FTP モードを選択します。

アクティブ モードの FTP でコンテンツを移行する場合は、 Active を選択します。

パッシブ モードの FTP でコンテンツを移行する場合は、 Passive を選択します。

ステップ 7 設定内容を保存する場合は、 Save をクリックします。フィールドをクリアして変更を行う場合は、 Reset をクリックします。

ステップ 8 ACNS 4.2 ソフトウェアを実行する Content Distribution Manager からオリジン サーバへのコンテンツの移行を開始するには、 Start migration をクリックします。

ステップ 9 コンテンツ移行の実行ステータスを確認するには、 Check status をクリックします。最新の情報を表示するには、手動でウィンドウの表示を更新してください。


 


) 実際にファイルの移行が開始するまでしばらく時間がかかります。Content Distribution Manager は、ファイルをコピーする前に、すべてのファイルの情報を収集します。移行するファイルが多いほど、ファイルのコピーが開始されるまでにかかる時間が多くなります。この間、Check Status ウィンドウの内容は変更されません。


URL 要求の変換

要求の変換は、ACNS 4.2 形式の URL 要求を ACNS 5 形式の URL 要求に自動的に変換するために使用される方式です。要求の変換がイネーブルになっていると、ACNS 4.2 の Content Distribution Manager または Content Router が、ある特定のコンテンツ項目に対する要求を受け取り、その要求を処理する ACNS 4.2 Content Engine が存在しない場合、その Content Distribution Manager または Content Router は Request Translation ページに指定されている設定情報を使用して、ACNS 4.2 形式の URL 要求を ACNS 5.x 形式の URL 要求に、同じコンテンツ名を付けて変換します。その後、Content Distribution Manager または Content Router は、ACNS 5.x 形式の URL を組み込んだ HTTP 302 リダイレクト メッセージをクライアントに送り返します。


) Content Router が要求のルーティングを実行している場合、WMT コンテンツをプレビューするには HTTP 形式の要求の変換を使用する必要があります。MMS 形式の URL への変換は、要求のルーティングが WCCP 代行受信によって実行されている場合にのみ使用できます。



) RTSP 形式の URL への変換を使用すると、ブラウザによっては RealMedia コンテンツのプレビューを正しく行わないものがあります。これに該当する問題が発生した場合は、HTTP 形式の URL への変換を使用してください。


要求の変換のウィンドウを表示するには、 http:// cdmIPaddress /cgi-bin/restricted/request-translation にアクセスします(図9-7 のブラウザ内の Address フィールドを参照)。

図9-7 ACNS 4.2 URL 要求の変換ウィンドウ

 

 

URL 要求の変換を設定するには(図9-7を参照)、次の手順に従ってください。


ステップ 1 URL 要求の変換をイネーブルにするには、 enabled オプション ボタンをクリックします。ディセーブルにするには、 disabled オプション ボタンをクリックします。

ステップ 2 RealMedia コンテンツに対する要求の変換方法を指定します。

HTTP を使用して RealMedia コンテンツを取得する要求をリダイレクトするには、 to HTTP-style URLs オプション ボタンをクリックします。

RTSP を使用して RealMedia コンテンツを取得する要求をリダイレクトするには、 to RTSP-style URLs オプション ボタンをクリックします。

ステップ 3 Windows Media Technologies(WMT)コンテンツに対する要求の変換方法を指定します。

HTTP を使用して WMT コンテンツを取得する要求をリダイレクトするには、 to HTTP-style URLs オプション ボタンをクリックします。

Microsoft Media Server(MMS)を使用して WMT コンテンツを取得する要求をリダイレクトするには、 to MMS-style URLs オプション ボタンをクリックします。

ステップ 4 参照 URL を含む、URL 要求の変換のロギングをイネーブルにするには、 enabled オプション ボタンをクリックします。これは、その時点で ACNS 4.2 形式の URL が使用されている Web ページを識別するために使用できます。URL 要求の変換のロギングをディセーブルにするには、 disable オプション ボタンをクリックします。

ステップ 5 チャネルごとに次の情報を入力します。

Host Name フィールドに、コンテンツが入っているホストの名前を入力します。ここでのホスト名は、変換済み URL がコンテンツ項目用にこのチャネル内で構築されるときに使用されるホスト名と同一でなければなりません。

Path Prefix フィールドに、コンテンツまでのパスをチャネル名を含めないで入力します。

ステップ 6 設定内容を保存するには Save をクリックし、変更を行うには Reset をクリックします。


 

ACNS 4.2 形式の URL と ACNS 5.x 形式の URL の比較

ACNS 5.x の URL は、一般的に次のようにユーザに表示されます。

<protocol>://<host-name>/<path-prefix>/<content-name>

各要素の意味は、次のとおりです。

protocol は、URL 要求を出す際に使用されるプロトコルを示しています。使用可能なプロトコルは、HTTP、RTSP、および MMS です。

host-name は、要求が送られるホストのホスト名、IP アドレス、または DNS ホスト名を示しています。WCCP 対応ルータまたはプロキシ ベースのルーティングがリダイレクションに使用される場合は、このフィールドにオリジン サーバのホスト名または IP アドレスが含まれます。Content Router または Content Services Switch ベースのルーティングがリダイレクションに使用される場合は、このフィールドに Fully Qualified Domain Name(FQDN; 完全修飾ドメイン名)の Web サイトに対する代行ホスト名が含まれます。

path-prefix は、コンテンツが保存されるホストのパスを示しています。

content-name は、ホストから要求される正確なコンテンツ ファイル名を示しています。

URL Request Translation ウィンドウ(図9-7)では、最初の要求を満たす ACNS 4.2 Content Engine が存在しない場合に、ある特定のチャネルが ACNS 4.2 URL を ACNS 5.x URL に変換するために使用する host-name および path-prefix のパラメータを設定できます。

ACNS 5.x ネットワークで使用可能な HTTP、RTSP、MMS の各プロトコルに対する、ACNS 4.2 の URL とそれに対応する ACNS 5.x の URL の例を、 表9-1 表9-2 および 表9-3 に示します。

 

表9-1 HTTP の URL

ACNS 4.2 の URL 要求
ACNS 5.x の URL 要求の変換

http://cdm-vip/Cisco/studio-id/channel-id/petshow.ppt


) 対応する ACNS 5.x HTTP の URL 要求は、ルーティングのリダイレクション方法によって異なります。


WCCP 対応ルータのリダイレクションの場合

http://origin-server-address/<path-prefix>/petshow.ppt

Content Router ベースのリダイレクションの場合

http://<delegated-host-name>/<path-prefix>/petshow.ppt

 

表9-2 RTSP の URL

ACNS 4.2 の URL 要求
ACNS 5.x の URL 要求の変換

http://cdm-ip/Cisco/opt.real/studio-id/channel-id/petshow.rm


) 対応する ACNS 5.x RTSP の URL 要求は、使用されるリダイレクション方法によって異なります。


WCCP 対応ルータのリダイレクションの場合

rtsp://origin-server-address/<path-prefix>/petshow.rm

Content Router ベースのリダイレクションの場合

rtsp://<delegated-host-name>/<path-prefix>/petshow.rm

 

表9-3 MMS の URL

ACNS 4.2 の URL 要求
ACNS 5.x の URL 要求の変換

http://cdm-ip/Cisco/opt.wmt/studio-id/channel-id/petshow.asfx


) 対応する ACNS 5.x WMT の URL 要求は、使用されるリダイレクション方法によって異なります。


WCCP 対応ルータのリダイレクションの場合

mms://origin-server-address/<path-prefix>/petshow.asf

Content Router ベースのリダイレクションの場合

http://<delegated-host-name>/<path-prefix>/petshow.asf.asx

ACNS 4.2 ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへのアップグレード


) ACNS ソフトウェアの旧リリースから ACNS 5.x ソフトウェアへアップグレードするには、ACNS 4.2 ソフトウェアが稼働している必要があります。ACNS 4.1.3 ソフトウェア以前のバージョンが稼働している場合は、まず、ご使用のソフトウェアを ACNS 4.2 へアップグレードしてから、ACNS 5.x ソフトウェアへアップグレードします。これにより、事前配信のコンテンツが確実に保持されます。


ACNS 4.2 ソフトウェア リリースから ACNS 5.x ソフトウェア リリースへアップグレードする方法は、2 通りあります。Content Distribution Manager GUI を使用する方法と CLI を使用する方法です。

ACNS 4.2.x ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへ移行するために必要なファイルを取得する方法については、 第 2 章「ソフトウェア ファイルおよびメタ ファイルの入手」 を参照してください。


注意 ACNS 4.2 ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへアップグレードする際は、ACNS 4.2 デバイスをアップグレードする前に、必ず、2 つの移行パッケージについて説明しているこの章の該当する項をお読みください。移行パッケージの詳細については、「移行オプションの概要」を参照してください。


) この章で使用される CLI コマンドの構文および使用方法については、『Cisco ACNS Software Command Reference』Release 5.x を参照してください。


ACNS 4.2 Content Distribution Manager GUI を使用した Content Delivery Network のアップグレード

ACNS 4.2 Content Distribution Manager GUI を使用してアップグレードを実行する場合は、次のファイル セットを使用する必要があります。

ACNS-4.2.x-TO-5.x.x-K9.upg

ACNS-4.2.x-TO-5.x.x-K9.meta

ACNS-4.2.x-TO-5.x.x-K9.bin

ソフトウェアをアップグレードする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ACNS 4.2 Content Distribution Manager GUI から、 Channels > Channel Console を選択し、次のステップを実行します。

a. ウィンドウの上部にある Add Channel ボタンをクリックします。

b. 追加したチャネルの横にある Edit ボタンをクリックします。

c. Name フィールドに MANUAL_UPGRADE と入力して、[MANUAL_UPGRADE] というチャネルを作成します。

d. Auto-Replicate チェック ボックスを選択します。

e. ウィンドウの上部にある Save Changes ボタンをクリックします。

ステップ 2 Devices > Bandwidth を選択して、アップグレードする各デバイスに対して、複製帯域幅が正しく設定されていることを確認します。この帯域幅には、可能な限り高い値を指定してください。

ステップ 3 Channels > Subscriber を選択し、使用するデバイスを MANUAL_UPGRADE チャネルに加入します。

ステップ 4 Channels > Channel Editor > Media Importer を選択し、アップグレード パッケージ ファイルをインポートします。

a. アップグレード パッケージ ファイルを MANUAL_UPGRADE チャネルにインポートします。

b. Channels > Channel Editor > Import Progress を選択し、Import Progress ステータス フィールドが 100% 完了を示していることを確認します。

c. チャネルの複製状況が表示されるまで、さらに 20 分ほど待機します。複製が完了するまで待機します。

d. Channels > Channel Console を選択し、Replication Status フィールドで、MANUAL_UPGRADE チャネルの複製が 100% 完了を示していることを確認します。

ステップ 5 Devices > Software Update を選択し、Content Engine および Content Router に対してアップグレードを実行します(Content Distribution Manager は、あとで別のステップでアップグレードします)。

a. アップグレード パッケージのバージョンを選択し、次に、アップグレードしたいデバイスの名前をすべて選択します。 Start Update ボタンをクリックします。

b. アップグレードが完了するまで、約 30 分待機します。

ステップ 6 ACNS 4.2 Content Distribution Manager GUI で、ACNS 5.x へアップグレードされた選択されている Content Engine および Content Router が、アクティブになっていないことを確認します。

ステップ 7 すべての Content Engine と Content Router のアップグレードが完了したら、Content Distribution Manager をアップグレードする必要があります。

a. Devices > Software Update を選択します。アップグレード パッケージのバージョンを選択し、次に Content Distribution Manager を選択します。ウィンドウの上部にある Start Update ボタンをクリックします。

b. アップグレードが完了するまで待機します。


 

CLI を使用した ACNS 4.2 Content Engine と Content Router のアップグレード

CLI を使用して、ACNS 4.2 ソフトウェアを実行している Content Engine または Content Router をアップグレードする場合は、次の項目が必要になります。

アップグレード パッケージ ファイルが入っている FTP または HTTP サーバ

アップグレードされるデバイスとアップグレード ファイルを提供するサーバとの間のネットワーク接続

適切な .bin アップグレード パッケージ ファイル:ACNS-4.2.x-TO-5.x.x-K9.bin

アップグレードを実行する場合、次の 2 つのシナリオがあります。

シナリオ 1 ― デバイス上で E-CDN がイネーブルになっており、アップグレードを開始する前に指定のメタ ファイル(acns5_cdm_ip.meta)をロードしている。ACNS 4.2 から 5.x へのアップグレードが完了すると、ACNS ネットワーク デバイスは ACNS 5.x ネットワークに自動的に加入します。

シナリオ 2 ― デバイス上で E-CDN がイネーブルに なっていない 。このシナリオでは、アップグレード前にメタ ファイルが指定されているかどうかにかかわらず、アップグレードが完了しても、ACNS ネットワーク デバイスが ACNS 5.x ネットワークに自動的に加入することはありません。アップグレード後にデバイスを ACNS 5.x ネットワークに加入させる場合は、プライマリ インターフェイスおよび Content Distribution Manager の IP アドレスを設定し、Centralized Management System(CMS)をイネーブルにする必要があります。


) このメタ ファイルには、アップグレードが完了したときに Content Engine または Content Router のいずれかが登録される ACNS 5.x Content Distribution Manager の IP アドレスが含まれています。メタ ファイル(acns5_cdm_ip.meta)を Content Engine の /local/loca1 ディレクトリに入れます。


シナリオ 1

メタ ファイルがすでにロードされている ACNS 4.2 Content Engine または Content Router にアップグレード パッケージ ファイルをインストールする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 copy ftp install コマンド、または copy http install コマンドを使用してアップグレード パッケージ ファイルをインストールします。

ContentEngine# copy ftp install ftp-server package-file-path package-file-name
 
ContentEngine# copy http install http-server package-file-path package-file-name portnumber
 

ステップ 2 パッケージ ファイルがシステムにコピーされたあと、 reload コマンドを使用して再起動し、アップグレードを終了します。

ContentEngine# reload
 


 

シナリオ 2

メタ ファイルがロードされていない Content Engine または Content Router にアップグレード パッケージ ファイルをインストールする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 copy ftp install コマンド、または copy http install コマンドを使用してアップグレード パッケージ ファイルをインストールします。

ContentEngine# copy ftp install ftp-server package-file-path package-file-name
 
ContentEngine# copy http install http-server package-file-path package-file-name portnumber
 

ステップ 2 パッケージ ファイルがシステムにコピーされたあと、 reload コマンドを使用して再起動します。

ContentEngine# reload
 

ステップ 3 再起動が終了したら、必要に応じて、Content Engine に接続し、プライマリ インターフェイスを設定します。

ContentEngine(config)# primary-interface FastEthernet 0/0
 

) 接続に応じて、primary-interface GigabitEthernet コマンドまたは primary-interface PortChannel コマンドも使用できます。


ステップ 4 ACNS 5.x ネットワークを管理する Content Distribution Manager の IP アドレスを入力します。

ContentEngine(config) cdm ip cdmIPaddress
 

ステップ 5 Centralized Management System(CMS)をイネーブルにします。

ContentEngine(config)# cms enable
 

このコマンドは、Content Engine を Content Distribution Manager に登録します。

ステップ 6 現在の設定をメモリに書き込みます。

ContentEngine# copy running-config startup-config
 


 

CLI を使用した Content Distribution Manager のアップグレード

ACNS 4.2 ソフトウェアを実行する Content Distribution Manager のアップグレードの実行に CLI を使用する場合に必要となる項目は、次のとおりです。

アップグレード パッケージ ファイルが入っている FTP または HTTP サーバ

アップグレードされるデバイスとアップグレード ファイルを提供するサーバとの間のネットワーク接続

適切な .bin アップグレード パッケージ ファイル:ACNS-4.2.x-TO-5.x.x-K9.bin

CLI を使用してアップグレード パッケージ ファイルをインストールする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager に接続します。アップグレードを開始する前に、所属する会社のドメイン名が ACNS 4.2 に設定されていない場合は、このドメイン名を設定します。

CDM(config)# ip domain-name domain_name
 

ステップ 2 copy ftp install コマンドまたは copy http install コマンドを使用して、Content Distribution Manager にアップグレード パッケージ ファイルをインストールします。

CDM# copy ftp install ftp-server package-file-path package-file-name
 
CDM# copy http install http-server package-file-path package-file-name portnumber
 

ステップ 3 パッケージ ファイルがシステムにコピーされたあと、 reload コマンドを使用して再起動します。

CDM# reload
 

ステップ 4 Content Distribution Manager に再接続します。現在の設定をメモリに書き込みます。

CDM# copy running-config startup-config
 


 

アップグレードが完了すると、CMS がデフォルトでイネーブルになります。アップグレードされた Content Distribution Manager の役割のデフォルト設定は、 プライマリ です。Content Distribution Manager のステータスを スタンバイ に変更する場合は、まず、no cms enable コマンドを使用して CMS をディセーブルにします。次に、アップグレードされた Content Distribution Manager 上で cdm role standby コマンドを使用したら、cms enable コマンドを使用して再度 CMS をイネーブルにします。

独立型 ACNS 4.2 Content Engine または Content Router のアップグレード

ここでは、ACNS ネットワークに属して いない デバイスの ACNS 4.2 ソフトウェアを ACNS 5.x ソフトウェアへアップグレードする方法について説明します。このアップグレード手順を実行したあとは、デバイスを手動で設定し、Content Distribution Manager に登録しないと ACNS 5.x ネットワークに加入させることはできません。加入させない場合は、独立型キャッシング デバイスまたはストリーミング デバイスとして稼働させることが可能です。

ACNS 4.2 ネットワークの一部として動作していない Content Engine または Content Router の ACNS 4.2 ソフトウェアを ACNS 5.x ソフトウェアへアップグレードするには、次の項目が必要です。

アップグレード パッケージ ファイルが入っている FTP または HTTP サーバ

アップグレードされるデバイスとアップグレード ファイルを提供するサーバとの間のネットワーク接続

適切な .bin アップグレード パッケージ ファイル:

ACNS-4.2.x-TO-5.x. x -K9.bin

アップグレード パッケージ ファイルをインストールするには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 copy ftp install または copy http install EXEC コマンドを使用して、次のようにアップグレード パッケージ ファイルをインストールします。

Device# copy ftp install ftp-server package-file-path package-file-name
 
Device# copy http install http-server package-file-path package-file-name [portnumber]
 

ステップ 2 パッケージ ファイルがシステムにコピーされたあと、reload コマンドを使用して再起動します。

Device# reload
 

独立型 Content Engine または Content Router は、これで ACNS 5.x ソフトウェアが稼働します。


 

独立型 Content Engine は、これで ACNS 5.x ソフトウェアが稼働します。この独立型 Content Engine を ACNS 5.x ネットワークに接続する場合は、次の手順に従ってください。


ステップ 1 リロードが終了したあと、Content Engine に接続し、プライマリ インターフェイスを設定します。

ContentEngine(config)# primary-interface FastEthernet 0/0
 

) 接続に応じて、primary-interface GigabitEthernet コマンドまたは primary-interface PortChannel コマンドも使用できます。


ステップ 2 ACNS 5.x ネットワークを管理する Content Distribution Manager の IP アドレスを入力します。

ContentEngine(config)# cdm ip cdmIPaddress
 

ステップ 3 CMS をイネーブルにします。

ContentEngine(config)# cms enable
 

このコマンドは、Content Engine を Content Distribution Manager に登録します。

ステップ 4 現在の設定をメモリに書き込みます。

ContentEngine# copy running-config startup-config
 


 

ACNS 4.2.x ソフトウェアから ACNS 5.x ソフトウェアへアップグレードしたあとは、Network Time Protocol(NTP)を使用するように Content Engine を再設定し、Content Engine のシステム クロックと NTP タイム サーバのクロックを同期させることを推奨します。この設定は、Content Engine で ntp server {ip-address | hostname} グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用するか、Content Distribution Manager GUI を使用して実行できます。