Cisco ACNS ソフトウェア アップグレード/メンテナンス ガイド Release 5.x
CMS データベースの管理
CMS データベースの管理
発行日;2012/01/15 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

CMS データベースの管理

CLI を使用した CMS メンテナンス ルーチンのスケジューリング

Content Distribution Manager GUI を使用した CMS メンテナンス ルーチンのスケジューリング

CMS データベースの管理

この章では、CLI(コマンドライン インターフェイス)コマンドおよび Content Distribution Manager GUI を使用して Central Management System(CMS)データベースを管理する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

「CLI を使用した CMS メンテナンス ルーチンのスケジューリング」

「Content Distribution Manager GUI を使用した CMS メンテナンス ルーチンのスケジューリング」


) CMS データベース メンテナンスは、次の 3 つの条件がすべて満たされた場合にのみ、スケジュールされた時間に実行されます。

最後にバキューム処理が実行されてから 30 分を経過

ディスク スペースの使用量の増分割合が 10% を超過

ディスクの使用可能な空きスペースが全ディスク スペースの 10% を超過

これらのうち 1 つでも条件が満たされない場合、CMS データベース メンテナンスはスケージュールされた時間に実行されません。また、 show cms database maintenance EXEC コマンドの出力には、[Database maintenance is not running] と表示されます。

CLI を使用した CMS メンテナンス ルーチンのスケジューリング

CMS データベースのメンテナンスをスケジューリングするには、 cms database maintenance グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。組み込みデータベースに対して、フル メンテナンス クリーニング(「バキューム」)ルーチンを実行したり、レギュラー メンテナンス再索引付けルーチンを実行できます。フル メンテナンス ルーチンは、ディスクの容量が 90% を超えて使用された場合にのみ、週に 1 回だけ実行されます。テーブルがクリーニングされると、再使用可能なスペースはデータベース システムに戻されます。

cms enable コマンドを使用すると、データベース管理テーブルのノードが自動的に登録され、CMS がイネーブルになります。 no cms enable コマンドを使用した場合、デバイス上の管理サービスのみが停止し、プライマリ送信側はディセーブルになりません。 cms deregister コマンドを使用して、ACNS ネットワークからプライマリ送信側またはバックアップ送信側 Content Engine を削除し、2 つのマルチキャスト送信側間の通信をディセーブルにすることができます。

cms database maintenance コマンドの構文は、次のとおりです。

cms { database maintenance { full { enable | schedule weekday at time } | regular { enable | schedule weekday at time }} | enable | rpc timeout { connection 5-1800 | incoming-wait 10-600 | transfer 10-7200 }

表12-1 に、構文要素について説明します。

 

表12-1 cms database maintenance コマンド構文の説明

要素
説明

database maintenance

組み込みデータベースに対するクリーニングまたは再索引付けのメンテナンス ルーチンを設定します。

full

フル メンテナンス ルーチンを設定し、組み込みデータベース テーブルをクリーニングします。

enable

組み込みデータベース テーブルを実行対象にして、フル メンテナンス ルーチンをイネーブルにします。

schedule

メンテナンス ルーチンを実行するスケジュールを設定します。

weekday

メンテナンス ルーチンを開始する曜日を指定します。

every-day:毎日

Mon:毎月曜日

Tue:毎火曜日

Wed:毎水曜日

Thu:毎木曜日

Fri:毎金曜日

Sat:毎土曜日

Sun:毎日曜日

at

メンテナンス ルーチン開始日のメンテナンス スケジュール時刻を設定します。

time

メンテナンス ルーチン開始日の開始時刻(0 ~ 23:0 ~ 59)(hh:mm)

regular

レギュラー メンテナンス ルーチンを設定し、組み込みデータベースのテーブルを再索引付けします。

enable

ノードの CMS プロセスをイネーブルにします。

rpc timeout

Remote Procedure Call(RPC; リモート プロシージャ コール)接続のタイムアウト値を設定します。

connection

接続が確立されるまでの最大待ち時間を指定します。

5-1800

タイムアウト時間(秒)。Content Distribution Manager のデフォルト値は 30 秒、Content Engine および Content Router のデフォルト値は 180 秒です。

incoming-wait

クライアントが応答するまでの最大待ち時間を指定します。

10-600

タイムアウト時間(秒)。デフォルトは 30 秒です。

transfer

接続をオープンにしたままにできる最大時間を指定します。

10-7200

タイムアウト時間(秒)。デフォルトは 300 秒です。

次に、レギュラー メンテナンス ルーチン(再索引付け)を毎週金曜日の夜 11 時にスケジューリングする例を示します。

ContentEngine(config)# cms database maintenance regular schedule Fri at 23:00
 

次の例に、Content Engine の CMS プロセスをイネーブルにする方法を示します。

ContentEngine(config)# cms enable
This operation needs to restart http proxy and streaming proxies/servers (if running) for
memory reconfiguration. Proceed? [no]yes
Registering this node as Content Engine...
Thu Jun 26 13:18:24 UTC 2003 [I] main: creating 24 messages
Thu Jun 26 13:18:25 UTC 2003 [I] main: creating 12 dispatchers
Thu Jun 26 13:18:25 UTC 2003 [I] main: Sending registration message to CDM 10.107.192.168
Thu Jun 26 13:18:27 UTC 2003 [I] main: Connecting storeSetup for CE.
Thu Jun 26 13:18:27 UTC 2003 [I] main: Instantiating AStore
'com.cisco.unicorn.schema.PSqlStore'...
Thu Jun 26 13:18:28 UTC 2003 [I] main: Successfully connected to database
Thu Jun 26 13:18:28 UTC 2003 [I] main: Registering object factories for persistent
store...
Thu Jun 26 13:18:35 UTC 2003 [I] main: Dropped Sequence IDSET.
Thu Jun 26 13:18:35 UTC 2003 [I] main: Dropped Sequence GENSET.
Thu Jun 26 13:18:35 UTC 2003 [I] main: Dropped Table USER_TO_DOMAIN.
.
.
.
Thu Jun 26 13:18:39 UTC 2003 [I] main: Created Table FILE_CDM.
Thu Jun 26 13:18:40 UTC 2003 [I] main: Created SYS_MESS_TIME_IDX index.
Thu Jun 26 13:18:40 UTC 2003 [I] main: Created SYS_MESS_NODE_IDX index.
Thu Jun 26 13:18:40 UTC 2003 [I] main: No Consistency check for store.
Thu Jun 26 13:18:40 UTC 2003 [I] main: Successfully created management tables
Thu Jun 26 13:18:40 UTC 2003 [I] main: Registering object factories for persistent
store...
Thu Jun 26 13:18:40 UTC 2003 [I] main: AStore Loading store data...
Thu Jun 26 13:18:41 UTC 2003 [I] main: ExtExpiresRecord Loaded 0 Expires records.
Thu Jun 26 13:18:41 UTC 2003 [I] main: Skipping Construction RdToClusterMappings on
non-CDM node.
Thu Jun 26 13:18:41 UTC 2003 [I] main: AStore Done Loading. 336
Thu Jun 26 13:18:41 UTC 2003 [I] main: Created SYS_MESS_TIME_IDX index.
Thu Jun 26 13:18:41 UTC 2003 [I] main: Created SYS_MESS_NODE_IDX index.
Thu Jun 26 13:18:41 UTC 2003 [I] main: No Consistency check for store.
Thu Jun 26 13:18:41 UTC 2003 [I] main: Successfully initialized management tables
Node successfully registered with id 28940
Registration complete.
Warning: The device will now be managed by the CDM. Any configuration changes made via CLI on this device will be overwritten if they conflict with settings on the CDM.
Please preserve running configuration using 'copy running-config startup-config'.
Otherwise management service will not be started on reload and node will be shown
'offline' in CDM UI.
management services enabled
ContentEngine(config)#

Content Distribution Manager GUI を使用した CMS メンテナンス ルーチンのスケジューリング

Content Distribution Manager GUI(ACNS 5.3 リリースから使用可能)を使用して CMS データベースのクリーニングまたは再索引付けをスケジューリングするには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Devices (または Device Groups )を選択します。

ステップ 2 CMS メンテナンス ルーチンをスケジューリングする Content Engine またはデバイス グループの横にある Edit をクリックします。

ステップ 3 Contents ペインで、 General Settings > Services > Database Maintenance を選択します。Database Maintenance Settings ウィンドウが表示されます(図12-1 を参照)。

図12-1 デバイス グループ ウィンドウでのデータベース メンテナンス設定

 

ステップ 4 フル データベース メンテナンス ルーチンを実行する場合は、Full Database Maintenance Settings 領域の Enable チェック ボックスを選択します。

ステップ 5 フル データベース メンテナンスを毎日実行させるには、 Every Day を選択します。

Every Day を選択すると、Every フィールドおよび週のすべての曜日のフィールドが選択されます。

ステップ 6 Every Day を選択していない場合は、フル データベース メンテナンスを実行する曜日を選択します。

特定の曜日を選択した場合、フル データベース メンテナンスは毎週指定された曜日に実行されます。

フル データベース メンテナンス ルーチンを実行する曜日は複数選択できます。

ステップ 7 フル データベース メンテナンス ルーチンを実行する時刻を入力します。

時刻を 24 時間形式の hh:mm で入力します。

ステップ 8 データベースの再索引付けを実行する場合は、Regular Database Maintenance Settings 領域の Enable を選択します。

ステップ 9 データベースを毎日再索引付けするには、 Every Day を選択します。

Every Day を選択すると、Every フィールドおよび週のすべての曜日のフィールドが選択されます。

ステップ 10 Every Day を選択していない場合は、データベースの再索引付けを実行する曜日を選択します。

特定の曜日を選択した場合、データベースの再索引付けは毎週指定された曜日に実行されます。

データベースの再索引付けを実行する曜日は複数選択できます。

ステップ 11 データベースの再索引付けを実行する時刻を入力します。

時刻を 24 時間形式の hh:mm で入力します。

ステップ 12 Submit をクリックして、設定を保存します。


 

表12-2 に、Database Maintenance Settings ウィンドウの各フィールドについて説明します。

 

表12-2 Database Maintenance Settings

フィールド
説明

Full Database Maintenance Settings

Enable

フル データベース メンテナンス ルーチンをイネーブルにします。

Every Day

フル データベース メンテナンスを毎日実行します。

Every Day を選択すると、Every フィールドおよび週のすべての曜日のフィールドが選択されます。

Every

フル データベース メンテナンス ルーチンを毎週指定された曜日(対応する曜日フィールド)に実行します。

At

フル データベース メンテナンス ルーチンを実行する時刻を指定します。

時刻を 24 時間形式の hh:mm で入力します。

Regular Database Maintenance Settings

Enable

データベースの再索引付けをイネーブルにします。

Every Day

データベースを毎日索引付けします。

Every Day を選択すると、Every フィールドおよび週のすべての曜日のフィールドが選択されます。

Every

データベースの再索引付けを毎週指定された曜日(対応する曜日フィールド)に実行します。

At

データベースを再索引付けする時刻を指定します。

時刻を 24 時間形式の hh:mm で入力します。