Cisco ACNS アラーム 及び エラーメッセージ ガイド Release 5.5
アラームおよびシステム メッセージの 概要
アラームおよびシステム メッセージの概要
発行日;2012/01/12 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

アラームおよびシステム メッセージの概要

システム メッセージの構造

システム メッセージの例

システム メッセージの検索

アラームの構造

アラームの例

アラームおよびシステム メッセージの概要

このマニュアルには、Application and Content Networking System(ACNS)のエラー メッセージのリストおよびその説明が記載されています。システム ソフトウェアは、動作中にこれらのエラー メッセージをコンソールに送信します(オプションで、別のシステムのログ サーバにも送信できます)。すべてのエラー メッセージがシステムの問題を意味するわけではありません。通知目的のメッセージや、通信回線、内蔵ハードウェア、またはシステム ソフトウェアの問題を診断するうえで役立つメッセージもあります。

この章の内容は、次のとおりです。

「システム メッセージの構造」

「システム メッセージの例」

「システム メッセージの検索」

「アラームの構造」

「アラームの例」

システム メッセージの構造

システム エラー メッセージの構造は、次のとおりです。

ファシリティ - 重大度 - ニーモニック:メッセージ テキスト

ファシリティ コード

ファシリティ コードは 2 つ以上の大文字で構成され、メッセージに関連したファシリティを示します。ファシリティには、ハードウェア デバイス、プロトコル、またはシステム ソフトウェアのモジュールがあります。

ACNS コンテキストの場合、ファシリティ コードは Content Engine を意味する CE です。

ACNS エラー メッセージは、そのシステム状態の発生場所も示します。このようなメッセージの構造は、次のとおりです。

ファシリティ-ソース-重大度-ニーモニック:メッセージ テキスト

ソースはその状態の発生場所を示します。例えば、ある状態が、Acquisition コンポーネントで状態が発生したことを示す ACQ や、System Monitor コンポーネントで発生したことを示す SYSMON です。 表1-1 に、ACNS のソース コードを示します。

 

表1-1 ACNS のソース コード

コード
コンポーネントの説明

ACL

Access Control List(ACL; アクセス制御リスト)

ACQ

取得

AUTH

認証

AUTHCACHE

認証キャッシュ

AUTHMOD

認証モード

AUTOREG

自動登録

BANDWD

帯域幅

BMRNG

boomerang モジュール

BUFMGR

バッファ マネージャ

BYPS

バイパス

CACHE

キャッシュ

CDNFS

Content Delivery Network ファイル システム

CIFSSVR

Common Internet File System Server

CLEAN

クリーンアップ

CLI

CLI(コマンドライン インターフェイス)コマンド

CMS

Content Management Service

COMMONEDM

共通 EDM

CR

コンテンツ ルーティング

CSE

Cisco Streaming Engine

DDBG

デバッグ

DHCP

Dynamic Host Configuration Protocol

DISK

ディスク

DIST

配信

DNS

ドメイン ネーム サーバ

DS

データ サーバ

FFS

ファイアウォール フィーチャ セット

FTP

FTP(ファイル転送プロトコル)

FTP_EXPORT

FTP Export

FTP_PROXY

FTP Proxy

HTTP

HTTP(ハイパー テキスト転送プロトコル)

ICAP

Interactive Communicating Application Protocol デーモン

ICP

Internet Cache Protocol

INETD

インターネット デーモン

IPTVPM

IP/TV Program Manager

LIBCMN

共通ライブラリ

LOGGING

ロギング

LSR

ラベル スイッチ ルーティング

MINGETTY

最小 getty

MODUTILS

モジュール ユーティリティ

NAS

Network Attached Storage

NODEMGR

ノード マネージャ

NTP

Network Time Protocol(NTP; ネットワーク タイム プロトコル)

PAM

ポート ツー アプリケーション マッピング

PARSER

パーサー

PFS

PAC ファイル サーバ

PM

Preferences Module

POSTGRE

Postgres サーバ

PRELD

プリロード

RBCP

Router Blade Configuration Protocol

REALPXY

RealProxy

REALSRV

RealSubscriber

RPC

Remote Proxy Caching

RSH

リモート シェル プロトコル

RSM

RealServer Manager

RTSP

Real-Time Streaming Protocol

RTSPG

Real-Time Streaming Protocol Gateway

RULES

URL フィルタリング規則

SCHED

スケジューラ

SMARTD

SMARTD

SNMP

簡易ネットワーク管理プロトコル

SSHD

セキュア シェル

SSRV

ストリーミング サーバ

STATS

統計情報プロバイダー アプリケーション

STDBY

スタンバイ

STREAMCACHE

Stream cache

SYS

カーネル

SYSMON

System Monitor

SYSUTL

System utility

SYSVINIT

System V initialization

TELNET

Telnet

TFTP

Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル)

TRNSLG

Translog

TVOUT

TV-out

UNILOG

unilog

UPG

アップグレード

URLFLT

URL フィルタ

UTILLIN

Linux ユーティリティ

VCRON

Vixie cron

WCCP

Web Cache Communication Protocol

WEBSENSESERVER

Websense server:Websense サーバ

WI

WebServer

WMT

Windows Media Technologies

重大度

重大度は 0 ~ 7 の 1 桁のコードで、状態の重大度を表します。数字が小さいほど深刻な状況です。 表1-2 に、メッセージの重大度を示します。

 

表1-2 メッセージの重大度

重大度
説明

0 ― 緊急

システムが使用不可能な状態

1 ― アラート

即時の対処が必要な状態

2 ― クリティカル

クリティカル状態

3 ― エラー

エラー状態

4 ― 警告

警告状態

5 ― 通知

正常ではあるが注意を要する状況

6 ― 情報

情報メッセージ

7 ― デバッグ

デバッグ時にのみ表示されるメッセージ

ニーモニック コード

ニーモニック コードは、エラー メッセージを一意に識別するためのコードです。

メッセージ テキスト

メッセージ テキストは、状態を記述するテキスト ストリングです。メッセージのこの部分には、端末ポート番号、ネットワーク アドレス、またはシステム メモリ アドレス スペースの位置に対応するアドレスなど、イベントの詳細情報が含まれることがあります。この可変フィールドの情報はメッセージごとに異なるので、ここでは角カッコ([ ])で囲んだ短い文字列で示します。変数は、システム状態に関する多くの情報を示します。たとえば、10 進数は [dec] のように表します。 表1-3 に、このマニュアルで使用されている変数フィールドの例を示します。

 

表1-3 メッセージの可変フィールドの表記

表記法
情報のタイプ

[chars] または [char]

文字列

[dec]

10 進整数

[failure description]

システム障害のタイプおよび性質

[x] または [y]

文字列

[error]

エラー コード

[module]

モジュールの名前

[procedure]

プロシージャの名前

[additional information]

エラー メッセージに関する追加情報

[cli]

CLI で入力されたコマンド

[err]

エラーの説明

システム メッセージの例

次に、システム エラー メッセージの例を示します。

CE-ACQ-2-100009:Failed to read Channel=[chars], Channel table may have been dropped accidentally. Restarting acquirer to wait for its creation.

CE はファシリティ コードです。

ACQ はソース コードです。

2 は重大度です。

100009 はニーモニック コードです。

Failed to read Channel=[chars], Channel table may have been dropped accidentally. Restarting acquirer to wait for its creation は、メッセージ テキストです。

システム メッセージの検索

SOURCE を含むメッセージの説明および対処法を検索する場合は、まずテキストから SOURCE を削除し、次にマニュアル内でメッセージを検索します。

たとえば、マニュアル内でメッセージ CE-ACQ-2-100009 を検索する代わりに、ソース ID を削除して、メッセージ CE-2-100009 を検索します。

Error Message Decoder(EMD)でメッセージを検索する場合も、ソース ID を削除する必要があります。

EMD は次の URL にあります。

http://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Errordecoder/index.cgi

アラームの構造

Cisco ACNS アラームの構造は、次のとおりです。

メッセージ-タイプ-重大度-ソース-ニーモニック:アラーム テキスト

メッセージ タイプ

メッセージがアラームであることを示す 3 文字のコードです。

重大度

アラームの有効な重大度は、クリティカル、メジャー、またはマイナーです。

クリティカル アラームは、ネットワーク内のどこかにクリティカル問題が存在することを示します。クリティカル アラームは、フェールオーバーを引き起こします。クリティカル アラームは直ちに解決する必要があります。

メジャー アラームは、サービスを中断する重大な問題が存在することを示します。メジャー アラームはクリティカル アラームと異なり、フェールオーバーを引き起こしません。メジャー アラームも直ちに解決する必要があります。

マイナー アラームは、できるだけ早期に観察して、解決する必要があります。

ソース

アラームの発生源となるコンポーネント

ニーモニック

アラームを識別するための一意のコード

アラーム テキスト

アラームの簡潔な説明

アラームの例

次に、アラームの例を示します。

/alm/min/acquirer/zerobandwidth:specified content acquisition bandwidth is 0

alm はメッセージ タイプです。

min は重大度です。

acquirer はソース コードです。

zerobandwidth はニーモニックです。

specified content acquisition bandwidth is 0 はアラーム テキストです。