中央管理配置に関する Cisco ACNS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Release 5.4
ACNS ネットワークのモニタリングと トラブルシューティング
ACNS ネットワークのモニタリングとトラブルシューティング
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

ACNS ネットワークのモニタリングとトラブルシューティング

システム ステータスのモニタリング

デバイス アラーム

システム ステータス バーを使用したデバイスのトラブルシューティング

Content Distribution Manager GUI の show コマンド ツールの使用

コンテンツ アラーム

システム ステータス バーを使用したコンテンツ複製問題のトラブルシューティング

システム メッセージ ログを使用したシステム イベントのモニタリング

Content Distribution Manager GUI を使用したシステム イベント ロギングの設定

システム ロギングにおける複数ホスト

CLI コマンドを使用したシステム イベント ロギングの設定

システム メッセージ ログの表示

デバイス ステータスのモニタリング

デバイス パフォーマンスのモニタリング

Content Engine の統計情報の表示

デバイス グループ統計情報の表示

ルーティング統計情報の表示

ストリーミング統計情報の表示

着信統計情報

発信統計情報

マルチキャスト統計情報

帯域幅節約率の統計情報

コマンド構文の変更

統計情報の消去

レポート オプションの設定

Bytes Served レポート

Bandwidth Efficiency Gain レポート

Streaming Sessions レポート

CPU Utilization レポート

指定した HTTP URL のモニタリング

カーネル デバッガのイネーブル化

ACNS ネットワークのモニタリングとトラブルシューティング

この章では、ACNS ネットワーク内にあるデバイスおよびコンテンツの複製のモニタリングとトラブルシューティングに関する情報と、システム メッセージ ログ、トランザクション ログ、および SNMP の使用について説明します。

この章の構成は、次のとおりです。

「システム ステータスのモニタリング」

「システム メッセージ ログを使用したシステム イベントのモニタリング」

「デバイス ステータスのモニタリング」

「デバイス パフォーマンスのモニタリング」

「指定した HTTP URL のモニタリング」

「カーネル デバッガのイネーブル化」

システム ステータスのモニタリング

ACNS 5.4 Content Distribution Manager GUI では、すべてのウィンドウのナビゲーション タブの上にあるシステム ステータス バーに、システム ステータスが表示されます。このシステム ステータス バーにはシステム内のすべてのデバイスとコンテンツの状態が表示されます。この機能により、ACNS network 内のデバイスとコンテンツの複製をモニタできます。システム ステータス バーは、ネットワーク上のあらゆる問題の迅速な識別に役立つため、その問題へのすばやい対応が可能になります(図21-1 を参照)。

図21-1 システム ステータス バー

 

システム ステータス レポーティング メカニズムは、4 つのアラーム ライトを使って解決すべき問題を識別します。それぞれのライトが示すアラーム レベルは次のとおりです。

グリーン ― 警告なし(システムはよい状態です)

イエロー ― マイナー アラーム

オレンジ ― メジャー アラーム

レッド ― クリティカル アラーム

システム ステータス バー内のアラーム ライト上にマウスを移動すると、ポップアップ メニューが表示され、デバイス ステータスまたはチャネル ステータスの詳細を示します(図21-2 を参照)。アラーム ライトをクリックすると、トラブルシューティング ウィンドウ(Troubleshooting Devices または Troubleshooting Content)が開き、注意の必要な個々のデバイスやチャネルが一覧表示されます。

図21-2 ステータスの詳細

 

Troubleshooting Devices または Troubleshooting Content ウィンドウのAlarm Information カラムの下にある項目にマウスを移動すると、その状態に即したポップアップ メニューが表示されます。ポップアップ メニューから、トラブルシューティングと問題の解決のためのすべての診断ツール、トラブルシューティング ツール、ログ、およびアプリケーションのモニタリングへのリンクが表示されます。図21-3 に、デバイス アラームのトラブルシューティング ツール メニューを示します。

図21-3 トラブルシューティング ツール メニュー

 

デバイス アラーム

デバイス アラームはデバイス オブジェクトと関連付けられ、Content Engine、Content Router、および Content Distribution Manager 上で実行しているアプリケーションとサービスに関係しています。デバイス アラームはアプリケーションおよびサービスの報告に基づいて決定されます。また、デバイス アラームは、デバイスと Content Distribution Manager 間の問題の報告を反映できます( 表21-1 を参照)。

 

表21-1 問題報告のためのデバイス アラーム

アラーム
アラーム
重要度
デバイス
ステータス
説明

Device is offline

クリティカル

オフライン

デバイスはContent Distribution Manager と通信できていません。

Device is pending

メジャー

保留中

デバイス ステータスが判別できません。

Device is inactive

マイナー

非アクティブ

デバイスはまだアクティブになっていないか、あるいは、Content Distribution Manager に受け入れられていません。

Device has lower software version

マイナー

オンライン

デバイスのソフトウェア バージョンが以前のものなので、Content Distribution Manager と相互運用ができません。

システム ステータス バーを使用したデバイスのトラブルシューティング

システム ステータス バーからデバイスをトラブルシューティングする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 システム ステータス バーから、Devices アラーム ライトまたは Devices アラーム ライト パネルの横のアラーム メッセージをクリックします。Troubleshooting Devices ウィンドウが別ウィンドウとして表示されます。

ステップ 2 Alarm Information カラムで、トラブルシューティング ツール メニューが表示されるまでアラーム メッセージ上にマウスを置いておきます(図21-3 を参照)。

ステップ 3 使用するトラブルシューティング ツールを選択し、リンクをクリックします。Content Distribution Manager GUI 内の適切なウィンドウへリンクします。 表21-2 に、すべてのデバイス アラームに使用可能なツールを示します。

 

表21-2 デバイス アラーム用トラブルシューティング ツール

項目
ナビゲーション
説明

Get Alarm Description

なし

アラーム カウントをアラーム説明と置き換えます。

Telnet to Device

Telnet ウィンドウを開きます。

デバイス IP アドレスを使用して、Telnet セッションを開始します。

View Device Logs

Devices > Device Monitoring > Logs の順に選択します。

このデバイスのためにフィルタリングされたシステム メッセージ ログを表示します。

Edit Device

デバイス ホーム

設定用デバイス ホーム ウィンドウを表示します。

Monitor Device

デバイス ホーム

モニタ用デバイス ホーム ウィンドウを表示します。

Run Show Commands

Devices > Device Monitoring > Show/Clear Commands > Show Commands の順に選択します。

デバイス show コマンド ツールを表示します。

 


 

Content Distribution Manager GUI の show コマンド ツールの使用

Content Distribution Manager GUI の show コマンド ツールを使用する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Devices の順に選択します。

ステップ 2 show コマンドを発行するデバイス名の横にある Edit アイコンをクリックします。

ステップ 3 Contents ペインから Device Monitoring > Show/Clear Commands の順に選択し、 Show Commands をクリックします。

ステップ 4 ドロップダウン リストから show コマンドを選択します。

ステップ 5 コマンドに引数がある場合は、それを入力します(コマンドの詳細については、『Cisco ACNS Software Command Reference』Release 5 を参照)。

ステップ 6 show コマンドの出力を表示するには、 Submit をクリックします。ウィンドウが表示され、そのデバイスに対する show コマンドの出力が表示されます。


 

コンテンツ アラーム

コンテンツ アラームはコンテンツ複製の問題と関係があり、チャネルと関連付けられています。コンテンツ アラームは、複製状況レポートに基づいて Content Distribution Manager により表示されるか、または、取得エラーおよび配信エラーに基づいてノード ヘルス マネージャにより表示されます。

複製状況およびノード ヘルス マネージャから同一障害がレポートされる場合、Content Distribution Manager GUI は、両方のアラームをレポートします(1 つを真のアラームとして、他をエラーとして)。Content Distribution Manager は、複製状況とノード ヘルス マネージャから生成されるエラーの相関を取ることも、また統合を試みることもしません。

コンテンツ アラームを表示するには、 Content アラーム ライトをクリックするか、または、ステータスバー内のアラーム ライトの横の Channels リンクをクリックします。Troubleshooting Content ウィンドウが表示されます(図21-4を参照)。 表21-3 に、コンテンツ アラームを一覧表示します。

図21-4 コンテンツのトラブルシューティング ― コンテンツ アラーム

 

 

表21-3 チャネル複製状況についてのコンテンツ アラーム

アラーム
重要度
説明

Replication Status is Failed

クリティカル

コンテンツ複製に失敗した、チャネル内の Content Engine の数は 1 以上です。

Replication Status is Pending

マイナー

コンテンツ複製状況が不明な、チャネル内の Content Engine の数は 1 以上です。

システム ステータス バーを使用したコンテンツ複製問題のトラブルシューティング

システム ステータス バーからコンテンツ複製問題をトラブルシューティングする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 システム ステータス バー内で、Content アラーム ライト、または、Content アラーム ライト パネルの横のアラーム メッセージをクリックします。Troubleshooting Content ウィンドウが別ウィンドウとして表示されます。

ステップ 2 Alarm Information カラムで、トラブルシューティング ツール メニューが表示されるまでアラーム メッセージ上にマウスを置いておきます。

ステップ 3 使用するトラブルシューティング ツールを選択し、リンクをクリックします。Content Distribution Manager GUI 内の適切なウィンドウへとリンクします。 表21-4 に、すべてのコンテンツ アラームに使用可能なツールを示します。

 

表21-4 コンテンツ アラーム用トラブルシューティング ツール

項目
ナビゲーション
説明

View Replication Status

Content > Channels > Replication Status の順に選択します。

チャネルの第 2 レベル複製状況を表示します。

Edit Channel

Content > Channels > Definition の順に選択します。

Modifying Channel ウィンドウを開きます。


 

システム メッセージ ログを使用したシステム イベントのモニタリング

ACNS システム ロギング機能を使用すると、システム ログ ファイル(Syslog)専用のパラメータを設定できます。このファイルには、認証エントリ、権限レベルの設定、および管理に関する詳細情報が保存されます。システム ロギングは常にイネーブルです。システム ログ ファイルは、sysfs(システム ファイル システム)パーティションに/local1/syslog.txt として置かれます。

次の方法のいずれかを使用すると、各種レベルのイベント メッセージをディスク、コンソール、またはホストに送信するように、Content Engine を設定できます。

Content Distribution Manager GUI(Content Distribution Manager GUI を使用したシステム イベント ロギングの設定 を参照)

Content Engine CLI(CLI コマンドを使用したシステム イベント ロギングの設定 を参照)

Content Distribution Manager GUI を使用したシステム イベント ロギングの設定

システム ロギングを可能にする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Devices の順に選択します。

ステップ 2 システム ロギングをイネーブルにする Content Engine の横にある Edit アイコンをクリックします。Contents ペインが左側に表示されます。

ステップ 3 Contents ペインから、 General Settings > Notification and Tracking > System Logs の順に選択します。System Log Settings for Content Engine ウィンドウが表示されます(図21-5 を参照)。

図21-5 Syslog Settings ウィンドウ

 

ステップ 4 System Log Settings という項目の下で、 Enable チェックボックスにチェックマークを付けてシステム ロギングをイネーブルにします。

ステップ 5 Facility ドロップダウン リストから、適切なファシリティを選択します。

ステップ 6 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。


 

コンソール、ディスク、または特定のホストへの Syslog ファイルの送信を有効にできます。

Syslog ファイルをコンソールに送信できるようにするには、Console Settings で次の手順を実行します。


ステップ 1 Enable チェックボックスにチェックマークを付けて、Syslog ファイルをコンソールに送信できるようにします。

ステップ 2 Priority ドロップダウン リストから、指定したリモート Syslog ホストへ送信する必要のあるメッセージの重大度を選択します。デフォルトのプライオリティ コードは「warning」(レベル 4)です。各 Syslog ホストは異なるレベルのイベントメッセージを受信できます(プライオリティ レベルのリストについては、 表21-6 を参照)。

ステップ 3 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。


 

Syslog ファイルをディスクに送信できるようにするには、Disk Settings で次の手順を実行します。


ステップ 1 Enable Disk Settings チェックボックスにチェックマークを付けて、Syslog ファイルをディスクに送信できるようにします。

ステップ 2 File Name フィールドに、Syslog ファイルを保存するディスク上のパスとファイル名を入力します。

ステップ 3 Priority ドロップダウン リストから、指定したリモート Syslog ホストへ送信する必要のあるメッセージの重大度を選択します。デフォルトのプライオリティ コードは「warning」(レベル 4)です。各 Syslog ホストは異なるレベルのイベントメッセージを受信できます(プライオリティ レベルのリストについては、 表21-6 を参照)。

ステップ 4 Recycle フィールドに、ディスクに保存する際にリサイクルできる Syslog ファイルのサイズ(バイト単位)を指定します。ファイルのサイズのデフォルト値は 10,000,000 です。

現行のログ ファイル サイズがリサイクル サイズを超えると、ログ ファイルは循環されます(デフォルトのログ ファイルのリサイクル サイズは、10,000,000 バイトです)。ログ ファイルは多くても 5 回の循環で一巡し、各循環では log_file_name.[1-5] の形式で元のログと同じディレクトリ下に保存されます。

循環されたログ ファイルは、File Name フィールドで設定されます(または、 logging disk filename コマンドを使用)。

ステップ 5 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。


 

Syslog ファイルをホストに送信できるようにするには、Host Settings で次の手順を実行します。


ステップ 1 Enable Host Settings チェックボックスにチェックマークを付けて、Syslog ファイルをホストに送信できるようにします。Syslog メッセージを送信できるホストは 4 つまで設定できます(次の「システム ロギングにおける複数ホスト」を参照)。

ステップ 2 Hostname フィールドに、リモート Syslog ホストのホスト名、または IP アドレスを入力します。Hostname フィールド 2 から 4 で、他の 3 つのリモート Syslog ホストを指定します。システム ロギングをイネーブルにしている場合は、最低 1 つのホスト名を指定する必要があります。

ステップ 3 Priority ドロップダウン リストから、指定したリモート Syslog ホストへ送信する必要のあるメッセージの重大度を選択します。デフォルトのプライオリティ コードは「warning」(レベル 4)です。各 Syslog ホストは異なるレベルのイベントメッセージを受信できます(プライオリティ レベルのリストについては、 表21-6 を参照)。

ステップ 4 Port フィールドで、Content Engine がメッセージを送る必要のあるリモート ホストの宛先ポートを指定します。デフォルト ポート番号は 514 です。

ステップ 5 Rate Limit フィールドで、1秒間にリモート Syslog ホストへ送信を許可されているメッセージの数を指定します。帯域幅および他のリソース使用量を制限するには、リモート Syslog ホストへのメッセージのレートを制限します。この制限を超えた場合は、指定したリモート Syslog ホストはメッセージを廃棄します。デフォルトではレート制限はありません。また、デフォルトでは、すべての Syslog メッセージはすべての設定済み Syslog ホストに送信されます。

ステップ 6 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。


 

システム ロギングにおける複数ホスト

各 Syslog ホストは、異なったプライオリティ レベルの Syslog メッセージを受信できます。したがって、異なった Syslog メッセージ プライオリティ コードを使用する別のSyslog ホストを Content Engine に設定して、4 つの外部 Syslog ホストへさまざまなレベルの Syslog メッセージを送ることができます。たとえば、「error」(レベル 3)のプライオリティ コードを持つメッセージを、IP アドレス 172.31.2.160 のリモート Syslog ホストへ送信したり、「warning」(レベル 4)のプライオリティ コードを持つメッセージを、IP アドレス 172.31.2.161 のリモート Syslog ホストへ送信するという設定が可能です。

ただし、Syslog ホストの冗長性、あるいは異なる Syslog ホストへのフェールオーバーを実現する場合は、Content Engine 上で複数の Syslog ホストを設定し、設定した各 Syslog ホストに同じプライオリティ コードを割り当てる必要があります(たとえば、「critical」[レベル 2]のプライオリティ コードを Syslog ホスト 1、Syslog ホスト 2、Syslog ホスト 3 にそれぞれ割り当てます)。

ロギング ホストを4 つまで設定できるだけでなく、複数の Syslog ホストに次の内容を設定することもできます。

ロギング ホストへ Syslog メッセージを送信するための、Content Engine 上のデフォルトのポート番号514 とは異なるポート番号。

Syslog メッセージ用レート制限。これは、Syslog メッセージが使用する帯域幅の量を制御するために、メッセージをリモート Syslog サーバへ送信するレートを制限します。

CLI コマンドを使用したシステム イベント ロギングの設定

logging コマンドを使用すると、システム ログ ファイル(Syslog)専用のパラメータを設定できます。このファイルには、認証エントリ、権限レベル設定パラメータ、および管理に関する詳細情報が保存されます。システム ロギングは常にイネーブルです。システム ログ ファイルは、sysfs ストレージ エリアに/local1/syslog.txt として置かれます。

コンソール、ディスク、または外部 Syslog ホストにメッセージを送信するように、ロギングを設定できます。主要なシステム ロギング パラメータ、説明、および CLI コマンドのリストについては、 表21-5 を参照してください。

 

表21-5 システム ロギング パラメータの設定

GUI パラメータ
機能
CLI コマンド

Host Server

デバイス グループから Syslog メッセージを受信するホストの IP アドレス、またはホスト名

logging host hostname または ip-address

Console

Syslog ファイルのコンソールへの送信をイネーブルにします。

logging console enable

Disk

Syslog ファイルのディスクへの送信をイネーブルにします。

logging disk enable

Priority

ディスク、コンソール、またはホストへのシステム ロギングをイネーブルにする際の、プライオリティ レベルを決定します。

logging disk priority, logging console priority, logging host priority

Syslog file

ハード ドライブ上の Syslog ファイルのパス

logging disk filename filename

Recycle

指定のリサイクル サイズを超えたときに Syslog ファイルの再書き込みを行います。

logging recycle size

logging コマンドの priority オプションを使用して、さまざまなレベルのメッセージをディスク、コンソール、またはホストに送信するようにロギングを設定できます。 表21-6 に、対応するイベントの Syslog メッセージを受信者に送信するための、各種プライオリティ レベルの詳細を示します。

 

表21-6 システム ロギングのプライオリティ レベルと説明

プライオリティ コード
状態
説明

0

緊急事態

システムは使用不能

1

アラート

即時の処置が必要

2

クリティカル

クリティカル状態

3

エラー

エラー状態

4

警告

警告状態

5

通知

正常だが暗示的な状態

6

情報

情報メッセージ

7

デバッグ

デバッグ メッセージ

システム メッセージ ログの表示

Content Distribution Manager GUI のシステム メッセージ ログ機能を使用して、ACNS ネットワーク内で発生したイベントに関する情報を表示できます。

使用している ACNS ネットワークに関してロギングされた情報を表示する手順は、次のとおりです。


) Content Distribution Manager は、登録済みのノードから出されるメッセージの重大度が「クリティカル」かそれ以上の場合にだけロギングします。



ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 System > Logs > System Messages の順に選択します。System Message Log ウィンドウが表示されます(図21-6 を参照)。

図21-6 システム メッセージ ログ(すべてのメッセージを表示)

 

ステップ 2 System Message Log ドロップダウン リストから、表示するメッセージ タイプとして次のいずれかを選択します。

All

CLI

Critical

Database

メッセージを表形式で説明する画面が表示されます。

ステップ 3 メッセージを日時順にソートするには、日時、ノード タイプ、ノード名、モジュール、重大度、またはメッセージ テキストごとにカラムの見出しをクリックします。デフォルトでは、メッセージは日時順に一覧表示されます(図21-6 を参照)。


) ノードに使用できる名前がない場合、表示される名前は「Unavailable」になります。これが発生するのは、ノードが削除された場合、またはノードが Cisco ACNS ソフトウェアに再登録された場合です。


ステップ 4 イベント メッセージが多数ある場合は、複数のページを表示して、必要なアクティビティを確認する必要があります。ページ間を移動するには、進む(>>)ボタンと戻る(<<)ボタンをクリックします。また、特定のページ番号のリンクをクリックして、そのページにジャンプすることもできます。


) System Message Log ウィンドウに表示される行数を変更するには、Rows ドロップダウン リストから数字を選択します。



 

デバイス ステータスのモニタリング

Device Home ウィンドウでは、個々のデバイスのデバイス ステータスとアラーム ステータスが表示されます(図21-7 を参照)。

図21-7 デバイス ステータスのモニタリング

 

デバイス パフォーマンスのモニタリング

Content Engine がネットワークでどのようなパフォーマンスを示しているかを評価する機能が必要な場合があります。Content Distribution Manager GUI の Content Engine 統計機能を使用することにより、パフォーマンスの評価が可能になります。System Home ウィンドウはシステム全体の統計情報をグラフィック形式で表示します。これによって、どの Content Engine がオンラインになっているかが一目で分かり、Content Engine の使用可能なリソース、これらのリソースにルーティングされているトラフィック量、およびリソース要求におけるContent Engine のパフォーマンスを評価できます(図21-8 を参照)。

図21-8 System Home

 

表示される情報は、2 回のポーリング期間終了時ごとに Content Engine の状態を表す ACNS ネットワークのスナップショットを基にしています。Content Distribution Manager GUI のポーリング間の間隔を設定できます( System > Configuration > System Properties > System.datafeed.pollRate の順に選択)。デフォルトのポーリング レートは 300 秒(5 分)です。

Content Distribution Manager GUI は、サーバのタイプに基づき、表形式で Content Engine、デバイス グループ、および Content Router の統計情報も表示できます(次の 3 つの項を参照)。

Content Engine の統計情報の表示

Content Engine の統計情報を表形式で表示する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Statistics の順に選択します。

ステップ 2 Contents ペインから、 Content Engines をクリックし、次のサブメニュー オプションのいずれかを選択すると、そのオプションに関する Content Engine の統計情報が表示されます。

Cisco Streaming Engine

HTTP

RTSP

Windows Media

表21-7 に、GUI に表示される Content Engine の各統計情報の意味を示します。

ステップ 3 統計情報データを印刷するには、 Printer アイコンをクリックします。

 

表21-7 Content Engine とデバイス グループの統計情報

Content Engine のプロパティ
説明

Cisco Streaming Engine

Bandwidth(ビット/秒)

サーバの現在の出力帯域幅(ビット/秒)

Total Bytes

起動後にサーバが出力した合計バイト数

Total Packets

起動後にサーバが出力した合計パケット数

RTSP Connections

現在 RTSP 経由で接続しているクライアント数

All Connections

起動以後現在まで接続しているクライアント数

Updated

統計情報が更新された時間を示すタイム スタンプ

HTTP

Requests/Sec

1 秒あたりの要求数

Bytes/Sec

1 秒あたりのバイト数

Request Latency

1 つの HTTP 要求を処理するのに必要な平均秒数。「秒/要求平均」として、 show statistics http performance EXEC コマンドからの出力に対応

Hit Rate

Content Engine のキャッシュから、またはチャネルか仮想 ACNS ネットワーク内にあるすべての Content Engine から、直前 15 分間に正常に提供されたコンテンツ項目の 1 分あたりの平均数

Updated

統計情報が更新された時間を示すタイムスタンプ

RTSP

Requests

要求数。 show statistics rtsp proxy media-real savings コマンドからの出力に対応

Bytes

バイト数。 show statistics rtsp proxy media-real savings コマンドからの出力に対応

Hit Rate

Content Engine のキャッシュから、またはチャネルか仮想 ACNS ネットワーク内にあるすべての Content Engine から、直前 15 分間に正常に提供されたコンテンツ項目の 1 分あたりの平均数

Updated

統計情報が更新された時間を示すタイムスタンプ

Windows Media

Concurrent Requests

現在の時刻での WMT プロキシ/サーバが同時に提供している要求数

Kbits/Sec

1 秒あたりのキロビット数

Cache Hit Rate

Content Engine のキャッシュから、またはチャネルか仮想 ACNS ネットワーク内にあるすべての Content Engine から、直前 15 分間に正常にサービスされたコンテンツ項目の 1 分あたりの平均数

Updated

統計情報が更新された時間を示すタイムスタンプ

 


 

デバイス グループ統計情報の表示

ACNS ネットワークのデバイス グループ統計情報を表示する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Statistics の順に選択します。

ステップ 2 Contents ペインから、 Device Groups をクリックし、次のサブメニュー オプションのいずれかを選択すると、そのオプションに関する Content Engine の統計情報が表示されます。

Cisco Streaming Engine

HTTP

RTSP

Windows Media

デバイス グループの統計情報は、Content Engine の統計情報と同じです(GUI に表示されるデバイス グループの各統計情報の意味については、 表21-7 を参照)。

ステップ 3 統計情報データを印刷するには、 Printer アイコンをクリックします。


 

ルーティング統計情報の表示

Content Router と Content Engine のルーティング統計情報を表示する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Statistics の順に選択します。

ステップ 2 Contents ペインから、 Routing Statistics をクリックし、次のサブメニュー オプションのいずれかを選択すると、そのオプションに関する Content Engine の統計情報が表示されます。

Routing Requests

Routing Redirects

表21-8 に、GUI に表示される Content Router の各統計情報の意味を示します。

 

表21-8 Content Router の統計情報

Content Router のプロパティ
説明

Routing Requests

Total Requests

簡易ハイブリッド ルーティングが受信したコンテンツ要求の合計数

Http Requests

受信した ASX 要求と従来型 HTTP Web 要求の数

Rtsp Requests

受信した RTSP 要求の数

Updated

統計情報が更新された時間を示すタイムスタンプ

Routing Redirects

Total Requests

簡易ハイブリッド ルーティングが受信したコンテンツ要求の合計数

Reqs Redirected

簡易ハイブリッド ルーティングが受信した、リダイレクトされたコンテンツ要求の合計数

Reqs Not Directed

簡易ハイブリッド ルーティングが受信した、リダイレクトされなかったコンテンツ要求の合計数

Updated

統計情報が更新された時間を示すタイムスタンプ

ステップ 3 統計情報データを印刷するには、 Printer アイコンをクリックします。


 

また、 show コマンド ツールを使用して、Content Distribution Manager GUI 経由で追加コンテンツ ルーティング統計情報を表示することもできます(Content Distribution Manager GUI の show コマンド ツールの使用 を参照)。 show コマンドの詳細については、『Cisco ACNS Software Command Reference』Release 5.4 を参照してください。

ストリーミング統計情報の表示

着信ストリームおよびマルチキャスト ストリームに関する統計情報を提供するために、新しい CLI コマンドが ACNS 5.4 ソフトウェア リリースに追加されました。ACNS 5.4 ソフトウェアでは、次の統計情報が提供されます。

着信統計情報

発信統計情報

マルチキャスト統計情報

帯域幅の節約率

次の統計情報は提供されません。

ストリーム単位のユニキャスト統計情報

プログラム単位のマルチキャスト統計情報

着信統計情報

着信ストリーム統計情報は、次の EXEC コマンドで提供されます。

show statistics rtsp server cisco-streaming-engine bytes incoming

出力には、ユニキャストおよびマルチキャスト ストリームの着信バイトが表示されます。

ユニキャストの場合、コマンド出力には、RTSP および UDP ソース ストリーム両方の総着信バイトと総着信パケット、および集計バイトと集約パケットが表示されます。

マルチキャストの場合、コマンド出力には、総着信バイトと総着信パケットが表示されます。

show statistics rtsp server cisco-streaming-engine usage

このコマンドの出力には、着信ユニキャスト接続の詳細、着信ユニキャスト帯域幅、着信マルチキャスト帯域幅の統計情報が表示されます。

ユニキャスト着信接続の統計情報の場合、コマンド出力には、現在の RTSP 接続、現在の RTP 接続、総 RTSP 接続、総 RTP 接続に関する統計情報が表示されます。

ユニキャスト着信帯域幅の統計情報の場合、コマンド出力には、RTSP ソース ストリームの現在の RTP 帯域幅と平均 RTP 帯域幅、UDP ソース ストリームの現在のUDP 帯域幅と平均の UDP 帯域幅、RTSP および UDP ソース ストリーム両方の現在の集約帯域幅と平均の集約帯域幅に関する統計情報が表示されます。

マルチキャスト着信統計情報の場合、コマンドの出力には、現在のマルチキャスト着信帯域幅と平均マルチキャスト着信帯域幅の統計情報が表示されます。

発信統計情報

発信ストリーム統計情報は、次の EXEC コマンドで提供されます。

show statistics rtsp server cisco-streaming-engine bytes outgoing

出力には、ユニキャストおよびマルチキャスト ストリームの発信バイトが表示されます。

ユニキャストの場合、コマンドの出力には、VOD とライブ ストリームの総発信バイトと総発信パケット、および集計発信バイトと集計発信パケットが表示されます。

マルチキャストの場合、コマンドの出力には、総発信バイトと総発信パケットが表示されます。

show statistics rtsp server cisco-streaming-engine usage

コマンド出力には、ユニキャスト発信接続の詳細、ユニキャスト発信帯域幅、マルチキャスト発信帯域幅の統計情報が表示されます。

ユニキャスト発信接続の統計情報の場合、コマンド出力には、現在の RTSP 接続と総 RTSP 接続、現在の RTP 接続と総 RTP 接続、現在の RTP-over-RTSP 接続、および VOD とライブ ストリームの現在の RTSP 接続と総 RTSP 接続に関する統計情報が表示されます。

ユニキャスト発信帯域幅の統計情報の場合、コマンドの出力には、現在の RTP 帯域幅と平均 RTP 帯域幅の統計情報が表示されます。

マルチキャスト発信統計情報の場合、コマンドの出力には、現在のマルチキャスト発信帯域幅と平均マルチキャスト発信帯域幅の統計情報が表示されます。

マルチキャスト統計情報

マルチキャスト ストリーム統計情報は、次の EXEC コマンドで提供されます。

show statistics rtsp server cisco-streaming-engine bytes incoming

show statistics rtsp server cisco-streaming-engine bytes outgoing

show statistics rtsp server cisco-streaming-engine usage

コマンドの出力には、次の統計情報が表示されます。

総着信バイトと総着信パケット

現在の着信帯域幅と平均着信帯域幅

総発信バイトと総発信パケット

現在の発信帯域幅と平均発信帯域幅

帯域幅節約率の統計情報

ユニキャスト ライブ スプリットの帯域幅節約率の統計情報は、次の EXEC コマンドで提供されます。

show stat rtsp server cisco-streaming-engine bw-savings

コマンドの出力には、総着信バイト、総発信バイト、節約されたバイトに関する統計情報が表示されます。

コマンド構文の変更

次の既存のコマンドは、 wmt コマンド構文と類似するように変更されました。

CE# show statistics rtsp server cisco-streaming-engine ?
all Display all statistics
bytes Display bytes statistics
requests Display unicast request statistics
bw-savings Display unicast savings statistics
usage Display usage statistics
performance Display server performance
 
CE# show statistics rtsp server cisco-streaming-engine bytes ?
incoming Display incoming bytes statistics
outgoing Display outgoing bytes statistics
<cr>
 

統計情報の消去

次のコマンドは、ストリーミング サーバを再起動することなく Cisco Streaming Engine 統計情報をすべて消去します。

clear statistics rtsp server cisco-streaming-engine

clear statistics all

レポート オプションの設定

Content Distribution Manager GUI で作成できるモニタリング レポートは、4 種類です。レポート データは表形式、またはグラフィック形式のどちらでも可能です。

Bytes Served レポート

Bytes Served レポートにより、長期にわたる Content Engine の使用状況の表示と、使用状況に関する傾向の識別が可能になります。Bytes Served レポートを表示して、レポート オプションを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Devices > Devices の順に選択します。

ステップ 2 表示または設定する Content Engine の Edit アイコンをクリックします。

ステップ 3 Contents ペインから、 Device Monitoring > Statistics > Bytes Served の順に選択します。Bytes Served Report for Content Engine ウィンドウに、統計情報データが表示されます。

ステップ 4 レポート パラメータや表示特性を変更するには、目的に合わせてレポート オプションを変更します。

ステップ 5 レポート パラメータをリセットするには、 Update をクリックします。


 

Bandwidth Efficiency Gain レポート

Content Engine がある一定期間使用されて統計情報が集計されると、Bandwidth Efficiency Gain レポートでは、帯域幅の節約率に関して Content Engine の値を表示します。

Bandwidth Efficiency Gain レポートを表示して、レポート オプションを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Devices > Devices の順に選択します。

ステップ 2 表示または設定する Content Engine の Edit アイコンをクリックします。

ステップ 3 Contents ペインから、 Device Monitoring > Statistics > Bandwidth Efficiency Gain の順に選択します。Bandwidth Efficiency Gain Report for Content Engine ウィンドウに、統計データが表示されます。

ステップ 4 レポート パラメータや表示特性を変更するには、目的に合わせてレポート オプションを変更します。

ステップ 5 レポート パラメータをリセットするには、 Update をクリックします。


 

Streaming Sessions レポート

Streaming Sessions レポートでは、集計時に進行中であるセッションの合計数を一覧表示します。これによって、利用データに基づき将来的なハードウェアのプロビジョニングおよびライセンス要件について計画できるようになります。

Streaming Sessions レポートを表示して、レポート オプションを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Devices > Devices の順に選択します。

ステップ 2 表示または設定する Content Engine の Edit アイコンをクリックします。

ステップ 3 Contents ペインから、 Device Monitoring > Statistics > Streaming Sessions の順に選択します。Streaming Sessions Report for Content Engine ウィンドウに、統計データが表示されます。

ステップ 4 レポート パラメータや表示特性を変更するには、目的に合わせてレポート オプションを変更します。

ステップ 5 レポート パラメータをリセットするには、 Update をクリックします。


 

CPU Utilization レポート

CPU Utilization レポートを表示して、レポート オプションを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Devices > Devices の順に選択します。

ステップ 2 表示または設定する Content Engine の Edit アイコンをクリックします。

ステップ 3 Contents ペインから、 Device Monitoring > Statistics > CPU Utilization の順に選択します。CPU Utilization Report for Content Engine ウィンドウに、統計データが表示されます。

ステップ 4 レポート パラメータや表示特性を変更するには、目的に合わせてレポート オプションを変更します。

ステップ 5 レポート パラメータをリセットするには、 Update をクリックします。


 

指定した HTTP URL のモニタリング

ACNS 5.4 ソフトウェアは、Content Distribution Manager GUI または CLI のいずれかを使用して、HTTP URL モニタリングをサポートします。この機能により、指定された URL のモニタリング時間の間隔(秒単位)と、URL を取得するまでの許容遅延(秒単位)を指定できます。最大 10 個の HTTP URL をモニタできます。

Content Distribution Manager を使用して HTTP URL モニタリングを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Devices または Devices > Device Groups の順に選択します。

ステップ 2 URL モニタリング用に設定する Content Engine(またはデバイス グループ)の名前の横にある Edit アイコンをクリックします。

ステップ 3 Contents ペインから、 Applications > Web > HTTP > HTTP Monitor URL の順に選択します。HTTP Monitored URLs ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 モニタ対象の URL リストに URL を追加するには、タスクバーから Create New HTTP Monitored URL アイコンをクリックします。Creating New HTTP Monitor URL ウィンドウが表示されます。

ステップ 5 HTTP URL フィールドに、モニタする URL を入力します。

ステップ 6 指定された URL をモニタする時間の間隔を設定するには、Monitoring Interval フィールドに 1 ~ 3600(秒)の数を入力します。デフォルト設定は 60 秒です。

ステップ 7 URL を取得するまでの許容遅延を設定するには、Acceptable Delay フィールドに 1 ~ 3600(秒)の数を入力します。デフォルト設定は 60 秒です。

ステップ 8 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。


 

CLI を使用して、特定の URL のパフォーマンスをモニタするように Content Engine を設定するには、 http monitor url url グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

このコマンドを使用すると、Content Engine のモニタ対象として最大 10 の URL を指定できます。Content Engine は、モニタされている URL ごとに各種の応答特性に関する統計情報を保持しています(新しい show statistics http monitor コマンドを使用して、統計情報を表示できます。詳細はこのあとで説明します)。

ContentEngine(config)# http monitor url ?
WORD URL for monitoring
 

http monitor url url コマンドには、コマンド オプション( acceptable-delay および interval )が 2 つあります。次の出力例では、 acceptable-delay オプションを使用して、許容遅延を秒単位で指定しています(指定したモニタ対象の URL を取得するために許容される最大秒数)。デフォルトの許容遅延は、60 秒です。

ContentEngine(config)# http monitor url http://www.abc.com/?
acceptable-delay Threshold time in seconds before which the URL should be retrieved.(default is 60 seconds)
interval Interval in seconds for monitoring the URL.(default is 60 seconds)
<cr>

次のコマンド出力例では、 acceptable-delay オプションを使用して、許容遅延を指定しています。これは、指定した URL を取得するために許容される最大秒数です。

ContentEngine(config)# http monitor url http://www.abc.com/acceptable-delay ?
<1-3600> Acceptable delay in seconds
 

http monitor url url コマンドを使用して、異なる間隔、または許容遅延の設定をもつ同一 URL を設定すると、最新の設定が優先され、特定の URL に対する以前の設定を変更してしまいます。


次のコマンド出力例では、 interval オプションを使用して、モニタリング間隔を指定しています(つまり、Content Engine が特定の URL に対する要求をモニタする頻度)。モニタリング間隔は、秒単位で指定します。デフォルトのモニタリング間隔は、60 秒です。

ContentEngine(config)# http monitor url http://www.abc.com/acceptable-delay 100 interval ?
<1-3600> Monitor interval in seconds
 

次の例では、Content Engine を設定して、「 http://www.abc.com/ 」という名前の URL をデフォルト値(間隔は 60 秒で、許容遅延は 60 秒)を使用してモニタするようにします。

http monitor url http://www.abccorp.com/
 

次の例では、「 http://www.abc.com/ 」という名前の URL をモニタするように Content Engine を設定します。この URL を取得するために 100 秒まで待ち、この URL に対する要求を 100 秒ごとにモニタするように Content Engine を設定しています。

ContentEngine(config)# http monitor url http://www.abc.com/acceptable-delay 100 interval 100
 

この URLを取得するのに、100 秒よりも多く時間がかかる場合、指定した許容遅延を超えてしまうことになります。Content Engine は、応答時間(最小遅延時間と最大遅延時間)および特定の URL に対して許容遅延を超える回数をトラッキングしています。これらの統計情報は、新しい show statistics http monitor コマンドからの出力に表示されます( show statistics http monitor EXEC コマンドの出力例を以下に示します)。

モニタ対象 URL の統計情報を表示するには、 statistics http monitor EXEC コマンドを使用します。次の例では、モニタ対象 URL ごとにレポートされる統計情報を示しています。

ContentEngine# show statistics http monitor
HTTP Monitor URL statistics
---------------------------
 
Monitor URL = http://www.abc.com/
Total requests = 118
Failed requests = 30
Requests above acceptable delay = 37
Minimum response time = 8.183 seconds
Maximum response time = 210.021 seconds
 
Monitor URL = http://www.abccorp.com/
Total requests = 275
Failed requests = 44
Requests above acceptable delay = 26
Minimum response time = 0.071 seconds
Maximum response time = 164.061 seconds
 

上記のコマンド出力から、次の情報に注意してください。

「Failed requests」は、正常に処理できなかった要求を示します(たとえば、要求が URL のドメイン名の解決に失敗)。

「Requests above acceptable delay」は、指定した許容遅延(許容遅延設定で指定した最大秒数)よりも長い時間を要した要求を示します。

show running-configuration EXEC コマンドの出力には、URL モニタリング設定に関する情報も含まれています。次に示す show running-configuration コマンド出力の抜粋には、この特別な情報がボールドで強調表示されています。

ContentEngine# show running-configuration
! ACNS version 5.2.3
!
!
hostname sust-7320-ce1
!
http persistent-connections timeout 300
http proxy incoming 8080
http proxy outgoing preserve-407
http tcp-keepalive enable
http monitor url http://www.abc.com/interval 100 acceptable-delay 100
http monitor url http://www.abccorp.com/
!
ftp proxy incoming 8080
!
clock timezone US/Eastern -5 0
!
!
.
.
.
 

非デフォルトの値のみが show running-configuration コマンドからの出力に表示されています。結果的に、デフォルト値を使用するように Content Engine を設定して、URL「http://www.abccorp.com」をモニタするので、上記の出力例には URL に対するこれらの値は表示されません。

モニタ対象の各 URL に対する間隔および許容遅延設定を含めたモニタ対象の URL リストを表示するには、 show http monitor EXEC コマンドを使用します。

ContentEngine# show http monitor
 
Monitor URL: http://www.abc.com/
Monitor Interval: 100
Acceptable Delay: 100
 
Monitor URL: http://www.abccorp.com/
Monitor Interval: 60
Acceptable Delay: 60
 

カーネル デバッガのイネーブル化

Cisco ACNS ソフトウェアを使用すると、Content Distribution Manager GUI からカーネル デバッガ(kdb)へのアクセスのイネーブル、またはディセーブル化を設定できます。イネーブルになっていると、カーネルに問題が発生したときに、カーネル デバッガは自動的にアクティブになります。または、ローカル コンソールから必要なキー シーケンスを押して手動でアクティブにできます。

Content Distribution Manager GUI からカーネル デバッガをイネーブルにする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Devices の順に選択します。

ステップ 2 デバッグする Content Engine の名前の横にある Edit アイコンをクリックします。

ステップ 3 Contents ペインから、 General Settings > Troubleshooting > Kernal Debugger の順に選択します。Kernal Debugger ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 カーネル デバッガをイネーブルにするには、 Enable チェックボックスにチェックマークを付けてから、 Submit をクリックします。


 

CLI からカーネル デバッガをイネーブルにするには、 kernal kdb グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。