中央管理配置に関する Cisco ACNS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Release 5.4
デバイス構成の操作
デバイス構成の操作
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

デバイス構成の操作

Content Distribution Manager の操作

Content Distribution Manager の設定の表示

ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager の設定

ウォーム スタンバイからプライマリへの Content Distribution Manager の切り替え

ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager の削除

デバイス ロケーションの操作

ロケーションの作成と変更

ロケーションの削除

ロケーション ツリーの表示

Content Engine の操作

Content Engine のプロパティの変更

Content Engine のリブート

Content Engine の削除

Content Engine のチャネル割り当ての表示

コンテンツの取得と配信に関連するコマンド

Content Engine CIFS サーバの設定

CIFS サーバの設定

CIFS サーバ Web サイト アクセス制御の設定

CIFS 共有名のカスタマイズ

Content Router の操作

Content Router のプロパティの変更

Content Router の削除

Content Router 上のサービスの設定

デバイス グループの操作

デバイス グループの作成

Content Engine のデバイス グループへの割り当て

デバイス グループのオーバーラップのイネーブル化

デバイス グループの削除

デバイス グループの表示

ベースライン グループの操作

サービスに対するベースライン グループの設定

Content Engine のベースライン グループへの割り当て

ベースライン グループのサービス設定

ベースライン グループのすべての Content Engine にベースライン グループのサービス設定を強制

サービスに対するベースライン グループの切り替え

デバイス グループのサービス設定の表示

ローカルでのデバイス設定と中央での集中管理との比較

ACNS ネットワーク デバイスのモード変更

デバイス構成の操作

ACNS ネットワークは、Content Distribution Manager、Content Engine、および Content Router(必要に応じて)の3 種類のデバイスで構成される協調システムです。これらのデバイスを使用して要求されたコンテンツを配信するには、適切な設定が必要です。また、ACNS 5.x ソフトウェアでは、Content Distribution Manager GUI(グラフィカル ユーザ インターフェイス)を使用して複数の Content Engine をデバイス グループに構成できるので、Content Engine の 1 つのグループ全体に対して、コンテンツ サービスを一度に設定できるようになります。デバイス グループと Content Engine は、同一設定機能とオプションを共有します。

この章では、ACNS ネットワーク デバイスのプロパティの設定について説明します。この章の構成は、次のとおりです。

「Content Distribution Manager の操作」

「デバイス ロケーションの操作」

「Content Engine の操作」

「Content Router の操作」

「デバイス グループの操作」

「ベースライン グループの操作」

「ローカルでのデバイス設定と中央での集中管理との比較」

「ACNS ネットワーク デバイスのモード変更」

Content Distribution Manager の操作

Content Distribution Manager に対しては、次の操作を実行できます。

「Content Distribution Manager の設定の表示」

「ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager の設定」

「ウォーム スタンバイからプライマリへの Content Distribution Manager の切り替え」

「ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager の削除」

Content Distribution Manager の設定の表示

Content Distribution Manager の設定を表示する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Devices の順に選択します。

ステップ 2 表示対象の Content Distribution Manager 名の横にある Edit アイコンをクリックします。Device Home ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 コンテンツのテーブル全体を表示するために、Contents ペインの上にある Show All ボタンをクリックします。

ステップ 4 Contents ペインから、 Device Activation をクリックします。Modifying Content Distribution Manager ウィンドウが開き、初期セットアップ中に CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用して設定した基本ネットワーク設定が表示されます。

ステップ 5 設定を表示するには、Contents ペインから、 Monitoring > Show/Clear Commands > Show Commands の順に選択します。

ステップ 6 ドロップダウン リストから、 show コマンドを選択し、 Submit をクリックします。

コマンドの CLI 出力を示すポップアップ ウィンドウが表示されます。


 

ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager の設定


) プライマリとスタンバイの Content Distribution Manager は、同じ ACNS ソフトウェア リリースを実行する必要があります。プライマリとスタンバイで異なるリリースを実行している場合、スタンバイ Content Distribution Manager がこの問題を検出し、解決されるまで Centralized Management System(CMS)をシャットダウンします。まず、スタンバイ Content Distribution Manager をアップグレードしてから、プライマリ Content Distribution Manager をアップグレードすることを推奨します。


ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager としてデバイスを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 デバイスがまだ Content Distribution Manager として設定されていない場合は、 device mode コマンドを使用してデバイス モードを設定します。

DeviceName# configure
DeviceName(config)# device mode content-distribution-manager
 

「ACNS ネットワーク デバイスのモード変更」を参照してください。

ステップ 2 show clock コマンドを使用して、プライマリ Content Distribution Manager のクロック設定を取得します。次に例を示します。

PrimaryCDM# show clock
Fri Jan 31 15:02:28 UTC 2003
 

ステップ 3 clock set EXEC コマンドを使用して、プライマリ Content Distribution Manager のクロックと一致するように、スタンバイ Content Distribution Manager のクロックを設定します。

DeviceName(config)# exit
DeviceName# clock set 15:02:28 31 january 2003
 

ステップ 4 cdm role standby グローバル設定コマンドを使用して、Content Distribution Manager をスタンバイ モードに設定します。

DeviceName# configure
DeviceName(config)# cdm role standby
 

ステップ 5 cdm ip ip_addr グローバル設定コマンドを使用して、プライマリ Content Distribution Manager の IP アドレスを指定します。

DeviceName(config)# cdm ip ip_addr
 

ステップ 6 cms enable グローバル設定コマンドを使用して、デバイスを登録し、管理サービスを有効にします。

DeviceName(config)# cms enable
 

正常に登録されたことを確認してください。正常に登録されたかどうかは、このコマンドからの出力で分かります。

ステップ 7 設定をフラッシュ メモリに保存する前に、 show cms info コマンドを使用して、最後に更新された時刻を確認します。

CDM# show cms info
Registration information :
Device Mode = cdm
Model = CDM4630
Node Id = 96
Time of last update = Fri Jan 31 15:59:28 2003
 

ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager の設定を最新の状態で保存するには、フラッシュ メモリは、直前の 1 分から 5 分の間に更新されている必要があります。スタンバイ Content
Distribution Manager が、プライマリ Content Distribution Manager の設定を完全に複製したことを確認します。更新時刻が最新の状態でない場合は、接続に問題がないか、またはプライマリ Content Distribution Manager が故障していないかを調べてください。必要に応じて問題を解決したら、CLI コマンドで出力された Time of last update の時刻の設定まで更新されることを確認します。

また、 show cms processes コマンドを使用して、管理サービスがすべて実行されていることを確認してください。次に例を示します。

CDM# show cms processes
Service cms_httpd running
Service cms_cdm running
 

ステップ 8 copy running-config startup-config EXEC コマンドを使用して、設定をフラッシュ メモリに保存します。

DeviceName(config)# exit
DeviceName# copy running-config startup-config
 


 

ウォーム スタンバイからプライマリへの Content Distribution Manager の切り替え

プライマリ Content Distribution Manager が何らかの理由で動作不能になった場合、ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager の 1 つを手動で設定し直して、プライマリ Content Distribution Manager に設定することができます。

ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager をプライマリ Content Distribution Manager に切り替える手順は、次のとおりです。


ステップ 1 プライマリ Content Distribution Manager から最近の更新状況を調べます。 show cms info EXEC コマンドを使用して、最後に更新された時刻を確認します。

DeviceName# show cms info
 

ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager の設定を最新の状態で保存するには、フラッシュ メモリは、直前の 1 分から 5 分の間に更新されている必要があります。スタンバイ Content
Distribution Manager が、プライマリ Content Distribution Manager の設定を完全に複製したことを確認します。更新時刻が最新の状態でない場合は、接続に問題がないか、またはプライマリ Content Distribution Manager が故障していないかを調べてください。必要に応じて問題を解決したら、CLI コマンドで出力された Time of last update の時刻の設定まで更新されることを確認します。

ステップ 2 両方の Content Distribution Manager に同じ Coordinated Universal Time(UTC; 協定世界時)が設定されていることを確認します。各デバイスの時刻を調べるには、 show clock detail コマンドを使用します。次に例を示します。

CDM1# show clock detail
 
Local time: Thu Mar 6 19:03:25 UTC 2003
 
UTC time: Thu Mar 6 19:03:25 UTC 2003
 
Epoch: 1046977405 seconds
UTC offset: 0 seconds (0 hours 0 minutes)

2 つのデバイスで UTC 時間が一致しない場合は、 clock EXEC コマンドを使用して時間を設定したあと、 clock timezone UTC グローバル設定コマンドを使用して、UTC オフセットを一致させます。次に例を示します。

CDM2# clock set 19:03:25 mar 06 2003
CDM2# configure
CDM2(config)# clock timezone UTC 0 0
 

ステップ 3 cdm role primary グローバル設定コマンドを使用して、新しいロールを設定します。

DeviceName# configure
DeviceName(config)# cdm role primary
 

このコマンドは、ロールをスタンバイからプライマリに変更し、管理サービスをリスタートしてこの変更を認識させます。

ステップ 4 copy running-config startup-config EXEC コマンドを使用して、設定をフラッシュ メモリに保存します。

DeviceName(config)# exit
DeviceName# copy running-config startup-config
 


 

プライマリ Content Distribution Manager が、オンラインでアクティブのときにウォーム スタンバイ Content Distribution Manager をプライマリに切り替えると、両方の Content Distribution Manager が互いを検出し、自動的にシャットダウンし、管理サービスを無効にします。Content Distribution Manager は、ロール停止状態に切り替えられ、自動的にフラッシュ メモリに保存されます。

停止状態の Content Distribution Manager をオンライン状態に戻す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager ごとにロール(アクティブまたはスタンバイ)を選択します。

ステップ 2 cdm role コマンドを使用してロールを変更します。

ステップ 3 cms enable コマンドを使用して、管理サービスを有効にします。

ステップ 4 copy running-config startup-config コマンドを使用して、設定を保存します。


 

ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager の削除

ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager は、デバイスの登録後で、デバイスがプライマリ Content Distribution Manager としてオンラインになる前であれば、いつでも ACNS ネットワークから削除できます。ただし、いったんデバイスがプライマリ Content Distribution Manager として使用されると、Content Distribution Manager GUI を使用してデバイスを削除することはできません。

ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager を削除するのは、解決できない問題がデバイス(Content Distribution Manager)に生じた場合や、デバイスのネットワーク アドレスや設定が変更され、その新しいアドレスと設定の情報を使用して ACNS ネットワークにデバイスを再度追加する必要がある場合です。

ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager を ACNS ネットワークから削除すると、実際には、ACNS ソフトウェアがユーザ要求を満たすために使用するルーティング方式から、そのデバイスとデバイスに含まれるコンテンツを削除することになります。ウォーム スタンバイが削除されているときにプライマリ Content Distribution Manager に障害が発生すると、Content Distribution Manager のフェールオーバーは行われません。

ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager を削除する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager CLI に直接ログインし、 cms deregister コマンドを入力します。

何らかの理由で登録解除が失敗した場合は、 cms deregister force コマンドを使用して強制的に登録を解除できます。

ステップ 2 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Devices の順に選択します。

ブラウザが更新され、ACNS ネットワーク上の Content Distribution Manager がリストされます。ウォーム スタンバイ Content Distribution Manager は、Standby として示されます。

ステップ 3 削除するウォーム スタンバイ Content Distribution Manager の名前の横にある Edit アイコンをクリックします。Device Home ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 Contents ペインから、 Device Activation をクリックします。ブラウザのウィンドウが更新され、Modifying Content Distribution Manager ウィンドウが表示されます。

ステップ 5 タスクバーから Trash アイコンをクリックします。確認するメッセージが表示されます。

ステップ 6 要求を実行するには、 OK をクリックします。


 

デバイス ロケーションの操作

ロケーションに対しては、次の操作を実行できます。

「ロケーションの作成と変更」

「ロケーションの削除」

「ロケーション ツリーの表示」

ロケーションの作成と変更

ロケーションは、Content Distribution Manager GUI を使用してセットアップします。Content Engine は、構成およびグループ化されて仮想ネットワークを構築し、チャネルからコンテンツを配信するために使用されます。

Content Engine と Content Router をアクティブにし、ACNS ネットワーク内でオンラインにするには、事前にロケーションを設定しておく必要があります。

新しいロケーションを作成する手順、および既存のロケーションを変更する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Locations の順に選択します。Locations ウィンドウが表示されます( 図13-1 を参照)。

図13-1 Locations ウィンドウ

 

ステップ 2 タスクバーから、 Create New Location アイコンをクリックします。Creating New Location ウィンドウが表示されます(図13-2 を参照)。

図13-2 Creating New Location ウィンドウ

 

ステップ 3 Name フィールドに、ロケーション名を入力します。


) アスタリスク付きのフィールドは、必須フィールドです。


ステップ 4 Parent Location ドロップダウン リストから親ロケーションまたは None を選択します。

親ロケーションが割り当てられていないロケーションは、レベル 1 ロケーションです。レベル 1 の親があるロケーションはレベル 2 ロケーションになり、以下同様です。親ロケーションまたは None を選択し、 Submit をクリックして設定を保存した後、ロケーション レベルが表示されます。

ステップ 5 Comments フィールドに、このロケーションに関するコメントを入力します。この手順は省略可能です。

ステップ 6 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。

ステップ 7 ロケーションを変更するには、Locations ウィンドウを表示し、変更するロケーションの名前の横にある Edit アイコンをクリックします。

ステップ 8 必要に応じてロケーション名、親ロケーション、または説明を変更し、 Submit をクリックして変更内容を保存します。


 

ロケーションの削除

ロケーションは、必要に応じて削除できます。ただし、そのロケーションがアクティブになっている Content Engine または Content Router のルート ロケーションの場合は、削除できません。


) ロケーションに Content Engine または Content Router が割り当てられている場合、まず、その Content Engine または Content Router を別のロケーションに割り当ててから、元のロケーションを削除します。


ロケーションを削除する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Locations の順に選択します。Locations ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 削除するロケーションの横にある Edit アイコンをクリックします。

Modifying Location ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 タスクバーから、 Trash アイコンをクリックします。ロケーションの削除を確認するメッセージが表示されます。

ステップ 4 このアクションを確認するには、 OK をクリックします。ロケーションが削除されます。


 

ロケーション ツリーの表示

ロケーション ツリーは、各ロケーションに親を割り当てたときに設定したネットワーク トポロジを表します。Content Distribution Manager GUI には、ACNS ネットワークで設定されているロケーション間の関係が図で表示されます。

ロケーション ツリーを表示するには、 Devices > Locations の順に選択します。次にタスクバーから、 Location Trees ボタンをクリックします。指定した ロケーション ツリーが表示されます。

Content Engine の操作

Content Engine に対しては、次の操作を実行できます。

「Content Engine のプロパティの変更」

「Content Engine のリブート」

「Content Engine の削除」

「Content Engine のチャネル割り当ての表示」

Content Engine のプロパティの変更

Content Engine のプロパティを変更するには、Content Distribution Manager GUI を使用します。

Content Engine のプロパティを変更する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Devices の順に選択します。

ステップ 2 変更対象の Content Engine 名の横にある Edit アイコンをクリックします。Device Home ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Contents ペインから、 Device Activation を選択します。Device Activation ウィンドウに、選択した Content Engine のプロパティを編集するためのフィールドが表示されます(図13-3 を参照)。

図13-3 Content Engine のプロパティを変更する Device Activation ウィンドウ

 

ステップ 4 General Configuration 見出しの下で、Content Engine のプロパティを設定または変更します。

Content Engine のホスト名を変更するには、Name フィールドに新しい名前を入力します。

Content Engine をアクティブまたは非アクティブにするには、 Activate チェックボックスのチェックマークをオンまたはオフにします。

デフォルトのカバレッジ ゾーンを設定するには、 Set Default Coverage Zone File チェックボックスにチェックマークを付けます。

ステップ 5 Locality 見出しの下で、新しいロケーションが Location ドロップダウン リストから選択されると、ロケーション情報の設定、または変更が行われます。

ステップ 6 Request Routing 見出しの下で、ルーティング プロパティを設定または変更します。

Content Engine でルーティングを有効にするには、 Enable Request Routing チェックボックスにチェックマークを付けます。

ルーティングを有効にしたこの Content Engine 上で、ローカル カバレッジ ゾーン ファイルによって ACNS ネットワーク全体のカバレッジ ゾーン ファイルを上書きする場合は、 Coverage Zone File ドロップダウン リストからファイルを選択できます。

Coverage Zone File ドロップダウン リストには、ACNS ネットワークに登録されている有効なカバレッジ ゾーン ファイルの宛先パスが表示されます。このリストからカバレッジ ゾーンを選択すると、Content Engine はこのカバレッジ ゾーン ファイルを使用してユーザの要求をリダイレクトします(カバレッジ ゾーンの登録と適用については、 ユーザ定義カバレッジ ゾーンの登録と適用を参照してください)。

Content Engine を PAC ファイル サーバとして有効にするには、 Enable PAC File Server チェックボックスにチェックマークを付けます。

ステップ 7 NAT Configuration 見出しの下で、NAT 設定を行います。

管理 IP アドレスとして、Content Engine のプライマリ インターフェイス上に設定されている IP アドレスを使用するには、 Use CE's primary IP Address チェックボックスにチェックマークを付けます。

Content Distribution Manager が明示的に IP アドレスを使用して、NAT ファイアウォールの背後にある ACNS ネットワーク内のデバイスと通信できるようにするには、NAT Address フィールド内の Content Engine の NAT アドレスを入力します。

Port フィールドに、NAT アドレスのポート番号を入力します。


) Content Distribution Manager が、プライマリ IP アドレスを使用してデバイスと交信できない場合は、NAT IP アドレスを使用して通信することはありません。


表13-1 では、表示または変更が可能な Content Engine の設定フィールドを示します。

 

表13-1 Content Engine の設定プロパティ

Content Engine の設定プロパティ
説明

General Configuration

Name

Content Engine の識別名。この名前はコンテンツのルーティングに使用されるので、次のルールに準拠している必要があります。

名前には、英数字とハイフン(-)のみを使用する。

最初と最後の文字は、英字または数字でなければならない。

最大長は 63 文字。

名前は大文字と小文字を区別する。


) 次の文字は不適当とみなされ、デバイス名として使用できません。@、#、$,%、^、&、*、()、|、\””/、<>


 

Status

読み取り専用。Content Engine の状態はonline、pending、または inactive です。

Activate

チェックマークが付いていると、Content Distribution Manager GUI を使用して、中央集中管理を行う Content Engine をアクティブにします。

cdnfs

読み取り専用。cdnfs 事前配信コンテンツのディスク スペース割り当ての現行設定値です。この値は、このウィンドウからは変更できません(『Cisco ACNS Software Update and Maintenance Guide』にある「Updating Storage Capacity on Your Content Engines」を参照)。

Set Default Coverage Zone file

チェックマークを付けると、存在するローカル サブネットを処理する Content Engine に対して、デフォルト カバレッジ ゾーンが生成されます。カバレッジ ゾーンは、ユーザ クライアントのアドレスを、そのクライアントへの要求に応じる必要がある Content Engine のアドレスに ACNS ネットワーク全体でマッピングします。

Locality

Location1

Content Engine のロケーション。

ネットワーク トポロジ ロケーションにより、Content Engine はコンテンツ配信用のバーチャル ネットワークに構成されてグループ化されます。ロケーションは事前に設定しておく必要があります( ロケーションの作成と変更を参照)。

Request Routing

Enable Request Routing

Content Engine を、Content Engine としてだけでなく、簡易ハイブリッド コンテント ルータとしても機能するようにします。

Coverage Zone File

簡易ハイブリッド ルーティング用のインポート済みカバレッジ ゾーン ファイルを選択します。

Enable PAC File Server

Content Engine を、プロキシ オートコンフィギュレーション ファイル サーバとして機能するようにします。

NAT Configuration

Use CE’s primary IP Address

NAT ファイアウォールの背後にある ACNS ネットワーク内のデバイスと通信するために、Content Engine のプライマリ インターフェイス上で設定される IP アドレスを Content Distribution Manager が使用できるようにします。

Use IP Address

チェックマークが付いていると、Content Distribution Manager に対して、NAT ファイアウォールの背後にあるデバイスとの通信を可能にする管理 IP アドレスが手動で設定できます。

Content Distribution Manager が、現行の管理 IP アドレスを使用してデバイスと交信できない場合は、代替 IP アドレスを使用して通信することはありません。

Port

Content Distribution Manager と、NAT ファイアウォールの背後のデバイスとの間での通信を可能にするポート番号。

1.このフィールドは必須です。

ステップ 8 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。


 

Content Engine のリブート

Content Distribution Manager GUI を使用して、1 台の Content Engine、または Content Engine のグループをリモートからリブートできます。このオプションにより、Content Distribution Manager は Content Engine すべての制御シャットダウンを実行してから、各デバイス上でオペレーティング システムをリスタートします。

Content Engine を個々にリブートする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Devices の順に選択します。

ステップ 2 リブート対象の Content Engine 名の横にある Edit アイコンをクリックします。Device Home ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 タスクバーから、 Reload Content Engine アイコンをクリックします。確認するメッセージが表示されます。

ステップ 4 Content Engine のリブートを開始するには、 OK をクリックします。


 

デバイス グループ全体をリブートする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Device Groups の順に選択します。

ステップ 2 リブート対象のデバイス グループ名の横にある Edit アイコンをクリックします。Modifying Device Group ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 タスクバーから、 Reboot All Devices in Device Group アイコンをクリックします。確認するメッセージが表示されます。

ステップ 4 デバイス グループ内のすべての Content Engine のリブートを開始するには、 OK をクリックします。


 

Content Engine の削除

回復不能な問題がデバイス(Content Engine)に生じた場合や、デバイスのネットワーク アドレスや設定が変更され、その新しいアドレスと設定の情報を使用して ACNS ネットワークにデバイスを再度追加する必要がある場合は、Content Engine を削除します。

Content Engine を ACNS ネットワークから削除すると、ノードとノードに含まれているコンテンツがルーティング方式から削除されることになります。このルーティング方式は、ACNS ソフトウェアがユーザ要求に応じるために使用されます。ACNS 5.x ソフトウェアは、混雑時、オフライン、または欠落している Content Engine を迂回して要求をルーティングしますが、Content Engine を削除すると ACNS ネットワークがユーザ要求を処理する速度に影響する場合があります。


) Content Engine が、チャネルのルート ロケーションとして指定されているロケーションに割り当てられた最後のノードである場合、その Content Engine は削除できません。チャネルのルート ロケーションを参照するエラーが表示された場合は、Content Engine を再度削除する前に、そのロケーションに Content Engine を追加するか、チャネルのルート ロケーションを変更するようにしてください。


ノードを ACNS ネットワークから削除するには、あらかじめ次の条件を満たしておく必要があります。

Content Distribution Manager 内でデバイスがアクティブになっている( Content Distribution Manager GUI を使用したデバイスのアクティブ化を参照)。

Content Distribution Manager が稼働中である。

デバイスに正しい Content Distribution Manager の IP アドレスまたはホスト名が設定されている。

Content Distribution Manager の IP アドレスまたはホスト名がプライマリ Content Distribution Manager の IP アドレスまたはホスト名になっている。

Content Engine を ACNS ネットワークから削除するには、CLI を使用して Content Engine 自体から登録情報を削除し、Content Distribution Manager GUI から登録レコードを削除する必要があります。


) Content Engine が登録済みでまだアクティブになっている間は、Content Distribution Manager GUI を使用して Content Engine を削除しないでください。GUI の削除機能は、Content Engine の登録レコードを Content Distribution Manager から削除するだけであり、デバイスの登録を解除するわけではありません。Content Engine は自体の登録情報を保存し、Content Distribution Manager とのコンタクトを継続しますが、Content Distribution Manager は Content Engine を認識しなくなります。

何らかの理由で Content Distribution Manager がデバイスの登録レコードを失った場合は、そのデバイスに対して cms deregister force コマンドを使用して、登録情報をすべて削除します。その後、cms enable コマンドを使用して、デバイスを ACNS ネットワーク内の新規ノードとして Content Distribution Manager に再登録します。


システム ディスクが故障したため、Content Engine を削除する場合は、『Cisco ACNS Software Update and Maintenance Guide』にある「Recovering from Missing Disk-Based Software」を参照してください。

Content Engine を削除する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Engine CLI への Telnet セッションをオープンします。

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードで、 no cms enable コマンドを入力します。

CE-507# configure
CE-507(config)# no cms enable
 

) バックアップ送信側が、ネットワークから削除されるアクティブ Content Engine である場合、no cms enable コマンドを実行しても、プライマリ送信側 Content Engine が無効になったり、バックアップ送信側がアクティブになることはありません。逆の場合も同様です。ただし、cms deregister コマンドを実行すると、2 つのマルチキャスト送信側間の通信は無効になります。cms deregister コマンドは、CMS、取得と配信のすべてのサービス、およびこのデバイスとの間のすべてのルーティング通信を無効にします。


ステップ 3 EXEC モードで cms deregister コマンドを入力します。

CE-507(config)# exit
CE-507# cms deregister
 

cms deregister コマンドは、データベースを自動的にクリーンアップします。cms database delete コマンドを使用する必要はありません。


ステップ 4 何らかの理由で登録解除が失敗した場合は、 cms deregister force コマンドを使用して強制的に登録を解除できます。

CE-507# cms deregister force
 

) 登録解除が失敗したことを示すメッセージが出ても無視してください。cms deregister force コマンドは、登録解除を強制的に続行します。


ステップ 5 デバイスを ACNS ネットワークに再度追加するには、グローバル コンフィギュレーション モードで cms enable コマンドを使用して、Content Distribution Manager にデバイスを再登録します。

CE-507# configure
CE-507(config)# cms enable
 


 

Content Engine のチャネル割り当ての表示

Device Home ページを使用すると、特定の Content Engine が割り当てられているチャネル数を表示できます。チャネル割り当てを表示すると、ある Content Engine が ACNS ネットワーク全体でどのように配置されているか(所属するチャネル、チャネル割り当て量、Web サイト、コンテンツ プロバイダー)の概要を表示できます。

Content Engine のチャネル割り当てを表示する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Devices の順に選択します。

ステップ 2 チャネル割り当てを表示する対象の Content Engine 名の横にある Edit アイコンをクリックします。Device Home ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Device Home ウィンドウの Assignments の下にある Devicename には、 n 個の Channels が含まれています。この Channels リンクをクリックするか、または Contents ペインから Assignments を選択します。Channel assignments ウィンドウが表示され、Content Engine が割り当てられているすべてのチャネルをリストします。


 

コンテンツの取得と配信に関連するコマンド

表13-2 では、コンテンツ取得情報の表示に関連するコマンドの一覧とその説明を示しています。使用上のガイドラインや例など、コマンドの詳しい説明については、『Cisco ACNS Software Command Reference』 Release 5.4 を参照してください。

 

表13-2 取得に関連したコマンド

コマンド
構文
説明

acquirer

check-time-for-old-content

start-channel

stop-channel

test-url

acquirer { check-time-for-old-content [ channel-id channel-num | channel-name channel-name ] [ correct [ channel-id channel-num | channel-name channel-name ]] | start-channel { channel-id channel-num | channel-name channel-name } | stop-channel { channel-id channel-num | channel-name channel-name } | test-url url [ use-http-proxy url | use-ntlm-domain domain-name | use-smb-options smb-options ]}

指定した取得機能チャネル上でコンテンツの取得を開始または停止します。

show acquirer

channels

progress

proxy authentication

show acquirer [ channels [ channel-id channel-num | channel-name channel-name ] | progress [ channel-id channel-num | channel-name channel-name | streams ] | proxy authentication ]

この Content Engine をルート Content Engine とする、指定したチャネルの取得機能情報を表示します。

show statistics acquirer

channel-id

channel-name

contents

errors

job-list

show statistics acquirer [ channel-id channel-num | channel-name channel-name | contents { channel-id channel-num | channel-name channel-name } | errors { channel-id channel-num | channel-name channel-name } | job-list { channel-id channel-num | channel-name channel-name }]

この Content Engine をルート Content Engine とする、すべてのチャネルの取得機能チャネル統計情報を表示します。

表13-3 では、コンテンツ配信情報の表示に関連したコマンドの一覧とその説明を示します。使用上のガイドラインや例など、コマンドの詳細については、『Cisco ACNS Software Command Reference』 Release 5.4 を参照してください。

 

表13-3 配信に関連したコマンド

コマンド
構文
説明

show distribution

channels

forwarder-list

location

mcast-data-receiver

mcast-data-sender

object-status

processes

remote

show distribution [ channels [ channel-id channel-num | channel-name name ]]

show distribution { forwarder-list [ channel-id channel-num [ detail ] | channel-name name [ detail ] | detail ]}

show distribution location { forwarder-load-weight | live-load-weight | location-loader-preference }[ channel-id channel-num | channel-name channel-name ]

show distribution mcast-data-receiver

show distribution mcast-data-sender

show distribution object-status object-url

show distribution processes

show distribution remote ip-address { metadata-center channel-id channel-num [ start-generation-id gen-id end-generation-id gen-id ] | unicast-sender channel-id channel-num { cdn-url | probe | relative-cdn-url } cdn-url }

show distribution remote traceroute { forwarder-next-hop channel-id channel-num { max-hop maxhop_num | trace-till-good | trace-till-root } | unicast-sender channel-id channel-num { cdn-url | probe | relative-cdn-url } cdn-url { max-hop maxhop_num | trace-till-good | trace-till-root }}

指定したチャネルに関する配信情報を表示します。

show statistics distribution

all

errors

mcast-data-receiver

mcast-data-sender

metadata-receiver

metadata-sender

unicast-data-receiver

unicast-data-sender

show statistics distribution { all | errors | mcast-data-receiver | mcast-data-sender | metadata-receiver | metadata-sender | unicast-data-receiver | unicast-data-sender }

コンテンツ配信コンポーネントの統計情報を表示します。

debug distribution

all

mcast-data-receiver

mcast-data-sender

metadata-receiver

metadata-sender

unicast-data-receiver

unicast-data-sender

debug option

ACNS ソフトウェアの配信機能を監視および記録します。


debug コマンドは、シスコのテクニカル サポート担当者から指示があった場合のみ使用することを推奨します。debug コマンドを実行すると、パフォーマンスが影響を受けます。


Content Engine CIFS サーバの設定

Content Engine CIFS サーバが有効になっていると、Windows クライアントは、Windows ファイル共有プロトコルである Server Message Blocks(SMB)または Common Internet File System(CIFS)を使用して、事前配信コンテンツを Content Engine に要求できます。Content Engine CIFS サーバは、SMB プロトコルを使用して Windows クライアントを処理します。

Content Distribution Manager GUI を使用して、CIFS サーバの設定、変更、および表示を行い、Content Engine とデバイス グループ用の事前配信 Web サイト コンテンツのアクセスを制御できます。


) この項で記述する Content Engine の設定はすべて、デバイス グループに対しても設定できます。デバイス グループに対する設定を行うには、Content Distribution Manager GUI で、Devices > Content Engines の代わりに、Devices > Device Groups を選択します。


CIFS サーバの設定

Content Engine の CIFS サーバ設定を行う手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Devices > Devices の順に選択します。Devices ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 CIFS 設定を行う Content Engine の横にある Edit アイコンをクリックします。Content Engine Device Home ウィンドウが表示され、左側に Contents ペインが表示されます。

ステップ 3 Contents ペインから、 Applications > File Sharing > CIFS Server Configuration の順に選択します。CIFS Server Settings ウィンドウが表示されます(図13-4 を参照)。

図13-4 CIFS Server Settings ウィンドウ

 

CIFS Server Settings パネルに、現在適用されている設定の詳細(たとえば、デフォルト設定が適用されたか、デバイスまたはデバイス グループから設定が得られたか、など)が表示され、設定値のソース情報を識別できます。選択された設定は、CIFS サーバの設定に適用されます。

ステップ 4 Content Engine 上の CIFS サーバを有効にするには、 Enable CIFS Server チェックボックスにチェックマークを付けて、ファイル共有のデフォルト認証モードを ce-user に設定します。

ステップ 5 Authentication Mode ドロップダウン リストから、Windows ファイル共有認証モードを選択します。リストに表示されるオプションについては、 表13-4 を参照してください。


) ce-user モードを使用するには、Content Engine 上でログイン認証方式が local に設定されなければなりません。デフォルトでは、CIFS 認証モードは ce-user に設定されます。



) CIFS 認証モード ce-user、password-server、ldap-server は、Windows オペレーティング システムには対応していません。これらのモードで、Windows ベースのユーザの認証に問題がある場合は、Content Engine 上でパブリックまたは cifs-user 認証モードを使用することを推奨します。


password-server 認証モードが選択される場合は、NTLM(NT LAN Manager)Server Settings for Content Engine ウィンドウで設定される Windows NTLM サーバのドメイン名と IP アドレスが適用可能になります。

 

表13-4 認証モードの設定

認証モード
説明

ce-user

ACNS ソフトウェアでデフォルトの CIFS 認証モードを有効にし、ファイル共有にアクセスするために、Content Engine で設定されたユーザ アカウントを使用するユーザ ログインを可能にします。このモードは、ACNS ソフトウェアの旧リリースでの CIFS ユーザ モードとは異なります。同じユーザ アカウントに対して 2 つのパスワードを別々に持つ必要はありません。

public

IP を使用して Content Engine にアクセスできるすべてのユーザが、保護されていない事前配信コンテンツを cdnfs 上でブラウズできるようにします。

password-server

NTLM 認証モードを有効にします。このモードでは、ユーザを認証するために Content Engine は、NTLM パスワード サーバに保存されているパスワード データベースを使用します。パスワード サーバは Windows ドメイン コントローラです。このオプションを選択すると、Content Engine と Windows クライアントが設定されるドメインまたはワークグループ、およびパスワード データベースを保存するサーバが指定されます。

ldap-server

Windows のファイル共有認証用 LDAP サーバを有効にします。

ステップ 6 Max Number of Connections フィールドに、事前配信されたコンテンツ共有の最大同時接続数を入力します。基本的なブラウズ要件を満たすためのデフォルト値は 16 です。範囲は 1~65536 です。

ステップ 7 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。

デフォルトまたはデバイス グループの設定を適用したあとに、保存する必要がある保留中の変更内容がある場合、「Click to Submit」というメッセージが Current Settings の横に赤で表示されます。また、 Reset をクリックすると、以前設定されていたウィンドウの設定に戻すこともできます。 Reset ボタンが表示されるのは、デフォルトまたはデバイス グループ設定を適用して現在のデバイス設定を変更したにもかかわらず、設定がまだサブミット(送信)されていない場合のみです。


 

CIFS サーバ Web サイト アクセス制御の設定

共有が明示的に設定されている Web サイトがない場合、事前に定義済みのすべての Web サイトは、デフォルトで共有されます。つまり、すべての cdnfs コンテンツは、CIFS ファイル共有を使用して共有されます。共有できる最大 Web サイト数は 16 です。

アクセス レベルとして share図13-5 を参照)を選択し、認証モードを public図13-4 を参照)に設定すると、警告メッセージが表示されます。これは、保護されているすべてのコンテンツが、IP を使用して Content Engine にアクセスできるあらゆるユーザからアクセス可能になるからです。

cdnfs で所定の事前配信 Web サイトに対してアクセス制御を設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Devices > Devices の順に選択します。Devices ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 アクセス制御を設定する Content Engine の横にある Edit アイコンをクリックします。Content Engine Device Home ウィンドウが表示され、左側に Contents ペインが表示されます。

ステップ 3 Contents ペイン内で、 General Settings > File Sharing > CIFS Server Access Control の順に選択します。CIFS Server Website Access Control ウィンドウが表示され、アクセス制御が定義されているすべての Web サイトをリストします。


) このウィンドウに表示される設定が行われた 1 つ以上のデバイス グループに、デバイスが関連付けられている場合、そのデバイスにグループ設定を適用するには、タスクバーに表示される Group ドロップダウン リストからデバイス グループ名を選択できます。デフォルトまたはデバイス グループの設定を適用したあとに、保存が必要な保留中の変更内容がある場合、「Click Submit to Save」というメッセージが現在の設定の横に赤で表示されます。また、Reset をクリックすると、以前設定されていたウィンドウの設定に戻すこともできます。Reset ボタンが表示されるのは、デフォルトまたはデバイス グループ設定を適用して現在のデバイス設定を変更したにもかかわらず、設定がまだサブミット(送信)されていない場合のみです。


現在適用されている設定の詳細(たとえば、デフォルト設定が適用されたかどうか、デバイスまたはデバイス グループから設定が得られたかどうか)が表示され、設定のソース情報を識別できます。

ステップ 4 作成されているすべての Web サイトを共有する必要がある場合は、 Share All WebSites チェックボックスにチェックマークを付けます。アクセス レベルが指定されている個々の Web サイトは、すべて削除されます。 Submit をクリックします。削除を確認するダイアログボックスが、システムから表示されます。 OK をクリックして続けます。

ステップ 5 タスクバーから、 Create New CIFS Website アイコンをクリックします。Creating New CIFS Website ウィンドウが表示されます(図13-5 を参照)。

図13-5 Creating New CIFS Website ウィンドウ

 

ステップ 6 Website Name ドロップダウン リストから、事前配信された cdnfs コンテンツへのアクセスを制限する Web サイトを選択します。これらの Web サイトは、Creating Web Site ウィンドウであらかじめ定義されていなければなりません。

ステップ 7 Path フィールドに、選択した Web サイトの第 1 レベルのコンポーネントを入力します。このコンポーネントは、Creating Web Site ウィンドウで指定されたオリジン サーバの Fully Qualified Domain NameQualified Domain Name(FQDN;完全修飾ドメイン名)と結合されます。特定の Web サイトのパス、つまり第 1 レベルのコンポーネントのベース名は、固有でなければなりません。たとえば、パスが www.domain.com/subdomain として入力される場合、 subdomain はパスのベース名を指し、2 つの Web サイトで同一であってはなりません。

ステップ 8 Access Level ドロップダウン リストから、Web サイトに許可されるアクセスのレベルを選択します。保護された cdnfs コンテンツを共有する場合は、 share を選択します。保護された cdnfs コンテンツへのアクセスを拒否する場合は、 protect を選択してください。

ステップ 9 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。


 

CIFS 共有名のカスタマイズ

ACNS 5.4 ソフトウェアでは、 share-name option of the network-filesystem server cifs share-web-site グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して CIFS の共有名を変更できます。


) このオプションは、ACNS 5.3 ソフトウェア リリースから使用可能になりました。ACNS 5.0、5.1、5.2 ソフトウェアでは、share-name オプションは使用できません。


コマンド構文は、次のとおりです。

network-filesystem server cifs share-web-site website [{ protect-auth-content | share-auth-content }] [ share-name sharename ]

share-name オプションの例を次に示します。

CE(config)# network-filesystem server cifs share-web-site www.cisco.com share-name cco
 

) 共有名は、64 文字以下にしてください。また英数半角文字のみを使用できます。使用可能な特殊文字は「-」、「_」、および「.」です。


Content Router の操作

Content Router に対しては、次の操作を実行できます。

「Content Router のプロパティの変更」

「Content Router の削除」

Content Router のプロパティの変更

Content Router を変更するには、Content Distribution Manager GUI の Devices タブを使用します。

Content Router の次のプロパティを変更できます。

ロケーション

カバレッジ ゾーン ファイル

説明

Content Router を変更する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Devices の順に選択します。Devices ウィンドウが表示され、ACNS ネットワーク内の Content Router がリスト表示されます。

ステップ 2 変更対象の Content Router 名の横にある Edit アイコンをクリックします。Content Router Device Home ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Contents ペインから、 Device Activation をクリックします。Modifying Content Router ウィンドウが表示されます(図13-6 を参照)。

図13-6 Modifying Content Router ウィンドウ

 

ステップ 4 Content Router が Inactive 状態の場合は、 Activate チェックボックスにチェックマークを付けます。Content Router が Online 状態になっている場合は、このチェックボックスはデフォルトでチェックマークが付いています。

ステップ 5 Active 状態の Content Router を非アクティブにする場合は、タスクバーから Deactivate Device アイコンをクリックします。

ステップ 6 ロケーションを変更するには、新しいロケーションを Locations ドロップダウン リストから選択します。

ステップ 7 このルータ上で、ローカル カバレッジ ゾーン ファイルによって ACNS ネットワーク全体のカバレッジ ゾーン ファイルを上書きする場合は、Coverage Zone File ドロップダウン リストからファイルを選択できます。それ以外は、 None を選択します。

Coverage Zone File ドロップダウン リストには、ACNS ネットワークに登録されている有効なカバレッジ ゾーン ファイルの宛先パスが表示されます。このリストからカバレッジ ゾーンを選択すると、Content Router はこのカバレッジ ゾーン ファイルを使用してユーザの要求をリダイレクトします(カバレッジ ゾーンの登録と適用については、 ユーザ定義カバレッジ ゾーンの登録と適用を参照してください)。

ステップ 8 Content Router の識別に使用する説明を変更するには、Comments フィールドに新しい説明を入力します。

ステップ 9 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。トランザクションが正常に完了したことを示すメッセージが、ウィンドウの一番下に表示されます。


 

Content Router の削除

回復不能の問題がデバイスに生じた場合は、Content Router を削除できます。ACNS ネットワーク内の唯一の Content Router を削除すると、ACNS ネットワーク上で WCCP またはプロキシ ルーティングを設定していないかぎり、ACNS ネットワークはユーザ要求を満たすことができなくなります。

ACNS ネットワークからノードを削除するには、CLI を使用して ACNS ネットワーク サービスをシャットダウンし、ノードの登録を解除する必要があります。ハードウェアが故障し、CLI を使用してノードにアクセスできないためにノードを削除する場合は、Content Distribution Manager GUI を使用してノードを削除できます。ただし、CLI を使用してノードを登録解除するまで、ノードには登録情報が引き続き保存されています。

Content Router を削除して登録解除する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Router CLI への Telnet セッションをオープンします。

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードで、 no cms enable コマンドを入力します。

CR# configure
CR(config)# no cms enable
 

no cms enable コマンドを実行しても、デバイス上の取得と配信のサービスは無効にはなりません。ただし、cms deregister コマンドを実行した場合、無効になります。cms deregister コマンドは、CMS、取得と配信のすべてのサービス、およびこのデバイスとの間のすべてのルーティング通信を無効にします。


ステップ 3 EXEC モードで cms deregister コマンドを入力します。

CR(config)# exit
CR# cms deregister
 

cms deregister コマンドは、データベースを自動的にクリーンアップします。cms database delete コマンドを使用する必要はありません。


ステップ 4 何らかの理由で登録解除が失敗した場合は、 cms deregister force コマンドを使用して強制的に登録を解除できます。

CR# cms deregister force
 

) 登録解除が失敗したことを示すメッセージが出ても無視してください。cms deregister force コマンドは、登録解除を強制的に続行します。


ステップ 5 デバイスを ACNS ネットワークに再度追加するには、グローバル コンフィギュレーション モードで cms enable コマンドを使用して、Content Distribution Manager にデバイスを再登録します。

CR# configure
CR(config)# cms enable
 


 

ハードウェア障害の場合は、Content Distribution Manager GUI を使用して ACNS ネットワーク ルーティング方式からノードを削除しなければならないことがあります。

Content Distribution Manager GUI を使用してノードを ACNS ネットワークから削除するには、事前に次の条件を満たしておく必要があります。

Content Distribution Manager 内でデバイスがアクティブになっている( Content Distribution Manager GUI を使用したデバイスのアクティブ化を参照)。

Content Distribution Manager が稼働中である。

デバイスに正しい Content Distribution Manager の IP アドレスまたはホスト名が設定されている。

Content Distribution Manager の IP アドレスまたはホスト名がプライマリ Content Distribution Manager を指している。

Content Distribution Manager GUI を使用して Content Router を削除する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Devices の順に選択します。Devices ウィンドウが表示され、ACNS ネットワーク内の Content Router がリスト表示されます。デバイスのオンライン状況が Status カラムにリストされます。

ステップ 2 削除対象の Content Router 名の横にある Edit アイコンをクリックします。Content Router Device Home ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 タスクバーから、 Delete Device Trash )アイコンをクリックします。確認するメッセージが表示されます。

ステップ 4 要求を実行するには、 OK をクリックします。Content Router が Content Distribution Manager GUI から削除されます。

ステップ 5 可能であれば、Content Router CLI にアクセスして Content Router の登録を解除します。

ステップ 6 CLI から、 cms deregister force コマンドを入力します。


) Content Distribution Manager GUI 内でデバイスを削除した後、cms deregister force コマンドを使用する必要があります。これは、デバイスを削除すると、Content Distribution Manager にはそのデバイスの情報がなくなるからです。


ステップ 7 デバイスを ACNS ネットワークに再度追加するには、グローバル コンフィギュレーション モードで cms enable コマンドを使用して、Content Distribution Manager にデバイスを再登録します。


 

Content Router 上のサービスの設定

プラットフォーム設定と認証サービスは、Content Router 上で有効にしておく必要があるという点で、Content Engine 上でサービスを設定するプロセスは、Content Engine およびデバイス グループ上でサービスを設定するプロセスと異なります。

これらの機能の設定ウィンドウは、Content Engine およびデバイス グループに対して使用するウィンドウと同じです。設定については、次の項とページを参照してください。

プラットフォームの設定については、次の項を参照してください。

「NTP の設定」

「CDP の設定」

認証と許可については、次の項を参照してください。

「ログイン認証と許可に対するデバイスの設定」

「中央管理 Content Engine の要求認証の設定」

ACNS ネットワーク環境での Content Router の使用の詳細については、 第 4 章「ACNS ネットワークのコンテンツ要求ルーティング設定」 を参照してください。

デバイス グループの操作

デバイス グループとは、共通の特性と機能を共有している類似デバイス(Content Engine など)の集合です。共通する特性には、たとえばディスク容量、配信最小帯域幅、ルーティング プロパティなどがあります。

デバイス グループは、Content Distribution Manager GUI を使用してチャネルに割り当てられます。チャネルを作成してデバイス グループを追加した場合、またはデバイス グループに対するチャネル割り当てを変更した場合は、そのグループ内のデバイスに変更と割り当てに関する通知が出されます。

Content Distribution Manager のデバイス グループ機能を使用して、新規のデバイス グループ定義を作成したり、デバイス グループに関する情報を変更したり、システムからデバイス グループを削除したりできます。

デバイス グループに対しては、次の操作を実行できます。

「デバイス グループの作成」

「デバイス グループの削除」

「デバイス グループの表示」

デバイス グループの作成

デバイス グループを作成または変更する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Device Groups の順に選択します。Device Groups ウィンドウが表示されます(図13-7 を参照)。

図13-7 Device Groups ウィンドウ

 

ステップ 2 タスクバーから、 Create New Device Group アイコンをクリックします。Creating New Device Group ウィンドウが表示されます(図13-8 を参照)。

図13-8 Creating New Device Group ウィンドウ

 

ステップ 3 Name フィールドに、デバイス グループの名前を入力します。

名前は固有で、システム上の他のデバイス グループから容易に区別できる名前にしてください。

ステップ 4 新規にアクティブにしたすべてのデバイスをデフォルトのデバイス グループとして設定するには、 Automatically assign all newly activated devices to this group チェック ボックスにチェック マークをつけます。

ステップ 5 通常のデバイス グループを定義するには、 Regular Group オプション ボタンをクリックします

(ベースライン グループを定義するにいは、サービスに対するベースライン グループの設定 を参照してください)。

ステップ 6 既存のデバイス グループの設定情報を表示するには、 Pages configured for this device group の矢印をクリックします。ウィンドウに、デバイス グループに設定した GUI ページのリストが表示されます。

ステップ 7 デバイス グループの Contents ペインをカスタマイズするには、 Select pages to hide from table of contents for this device group 矢印をクリックし、非表示にするウィンドウを選択します。


) この機能を使用して、デバイス グループに対して必要のない設定ウィンドウ表示を削除します。Contents ペインから設定ウィンドウを非表示にしても、既存の設定内容には影響しません。


ステップ 8 必要に応じて、Comments フィールドにグループのコメントを入力します。このフィールドはオプションです。


) デバイス グループに割り当てられている Content Engine のリストを変更する場合は、「Content Engine のデバイス グループへの割り当て」 を参照してください。


ステップ 9 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。

ステップ 10 デバイス グループを変更するには、Device Groups ウィンドウに進み、変更するデバイス グループ名の横にある Edit アイコンをクリックします。Modifying Device Group ウィンドウが表示されます。

ステップ 11 必要に応じてデバイス グループのプロパティを変更し、 Submit をクリックします。


 

Content Engine のデバイス グループへの割り当て


) ACNS 5.x ソフトウェアでは、デバイス グループは Content Engine のみをサポートします。Content Router を複数のデバイス グループに割り当てることはできません。


Content Engine をデバイス グループに追加する、またはデバイス グループから削除する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Device Groups の順に選択します。

ステップ 2 編集対象のデバイス グループ名の横にある Edit アイコンをクリックします。Modifying Device Group ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Contents ペインから、 Assignments > Devices の順に選択します。Content Engine assignment to DG ウィンドウが表示され、各種ロケーションに割り当てられている Content Engine を表示します。

ステップ 4 デバイス グループに追加する Content Engine の名前の横にある Assign アイコン(青い十字マーク)をクリックします。別の方法として、タスクバーから Assign all Content Engines アイコンをクリックして、各種ロケーション内のすべての Content Engine をデバイス グループにまとめて追加することもできます。

ステップ 5 Content Engine をデバイス グループに追加するには、 Submit をクリックします。送信すると、割り当てられた Content Engine の横に、緑のチェックマークが表示されます。

ステップ 6 Content Engine を削除するには、デバイス グループから削除する Content Engine の名前の横にある Unassign アイコン(緑のチェックマーク)をクリックします。また、タスクバーから Unassign all Content Engines アイコンをクリックして、選択されたデバイス グループからすべての Content Engine をまとめて削除することもできます。

ステップ 7 動作中のデバイス グループから Content Engine を削除するには、 Submit をクリックします。デバイス グループ内の Content Engine のリストには、削除された Content Engine の名前の横に青い十字マークが表示されます。

ステップ 8 デバイス グループに割り当てられた Content Engine のサブセットを表示するには、タスクバーから Filter Table アイコンをクリックします。名前、ロケーション、および状況を条件として選択して、Content Engine をフィルタリングできます。フィルタリング基準を設定したら、 Submit をクリックします。

ステップ 9 ACNS ネットワーク内のすべての Content Engine の表示を元に戻すには、タスクバーから View All Content Engines アイコンをクリックします。


 

デバイス グループのオーバーラップのイネーブル化

デバイスを複数のデバイス グループに割り当てるようにするには、デバイス グループのオーバーラップをイネーブルにする必要があります。Content Distribution Manager GUI 内でデバイス グループのオーバーラップをイネーブルにすると、Content Engine を複数のデバイス グループに割り当てることができるようになります。

デバイス グループのオーバーラップをイネーブルにする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 System > Configuration の順に選択します。Config Properties ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 プロパティ名 DeviceGroup.overlap の横にある Edit アイコンをクリックします。Modifying Config Property, DeviceGroup.overlap ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Value ドロップダウン リストから、 true を選択します(デフォルトは false です)。

Value ドロップダウン リストから false を選択すれば、いつでもデフォルトに戻すことができます。デバイス グループのオーバーラップをディセーブルにすると、オーバーラップする既存のデバイス グループは保存され、オーバーラップがイネーブルになっていたときと同様に処理されます。ただし、新規に追加されたグループはオーバーラップ不可になり、オーバーラップする既存のグループに新規デバイスを追加できなくなります。

ステップ 4 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。


 

デバイス グループの削除

デバイス グループを削除する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Device Groups の順に選択します。Device Groups ウィンドウが表示されます(図13-7 を参照)。

ステップ 2 削除対象のデバイス グループ名の横にある Edit アイコンをクリックします。Modifying Device Group ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 タスクバーから Trash アイコンをクリックします。デバイス グループの削除を確認するプロンプトが表示されます。

ステップ 4 削除を確定するには、 OK をクリックします。デバイス グループが ACNS ネットワークから削除されます。


 

デバイス グループの表示

ACNS ネットワーク内にあるすべてのデバイス グループを表示する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Device Groups の順に選択します。Device Groups ウィンドウが表示されます(図13-7 を参照)。

ステップ 2 表を更新するには、タスクバーから View All Device Groups アイコンをクリックします。

表にはデバイスのタイプとコメントも表示されます。カラム見出しをクリックすると、カラムを昇順または降順でソートできます。

ステップ 3 表のデータを印刷するには、タスクバーの Printer アイコンをクリックします。


 

ベースライン グループの操作

ベースライン グループはデバイス グループの特別なタイプで、Web、ビデオ、またはプラットフォームのような特定のサービスの設定に使用します。Cisco ACNS ソフトウェアには、あらかじめ 3 つのベースライン グループがACNS サービス エリアごとに 1 つずつ用意されています。

WebBaselineGroup

VideoBaselineGroup

PlatformBaselineGroup

これらの定義済みのベースライン グループを使用して、特定のサービス設定に必要な構成要素を設定できます。ベースライン グループがサービスに設定されている場合、グループ内のすべてのデバイスがそのサービスを設定可能で、同じベースライン設定を共有できます。ベースライン グループと 1 つまたは複数のサービスを関連付けることができます。ただし、特定のサービスはベースライン グループを一度に 1 つしか関連付けられません。

ベースライン グループは同じ方法で設定され、デバイス グループで同じように動作します。ベースライン グループを設定したら、Content Engine をそのグループに割り当てます。次に、ベースライン サービス グループでサービスを設定または修正し、そのグループに関連付けられたすべての Content Engine にその設定を適用します。

また、必要に応じて、特定のサービスに関連付けたベースライン グループを切り替えることもできます。たとえば、ネットワークの Content Engine の異なるサブネットで特定のサービスを実行したり、サービスを設定(ネットワーク セグメントの要件を満たす帯域幅または要求フィルタリングなど)できます。

ベースライン グループで作業している場合、次のタスクを実行できます。

「サービスに対するベースライン グループの設定」

「Content Engine のベースライン グループへの割り当て」

「ベースライン グループのサービス設定」

「ベースライン グループのすべての Content Engine にベースライン グループのサービス設定を強制」

「サービスに対するベースライン グループの切り替え」

「デバイス グループのサービス設定の表示」

サービスに対するベースライン グループの設定

ACNS ソフトウェアには、あらかじめ設定されたベースライン グループが 3 つあります。そのため新規にベースラインを作成する場合、事前に既存のベースライン グループを削除する必要があります(デバイス グループの削除を参照)。

ACNS 5.4 Content Distribution Manager GUI には、ベースライン グループの設定ウィンドウへのナビゲーション パスがいくつか用意されています。新規のベースライン グループは、Services タブの Service Baseline Settings Configuration ウィンドウから、または Devices タブの Device Groups
Configuration ウィンドウから設定できます。

サービス設定ウィンドウからベースライン グループを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Services > Web Video 、または Platform > Baseline Settings の順に選択します。選択したサービスの Selecting the(Web、Video、または Platform)Baseline Group ウィンドウが表示されます。

ベースライン グループがすでにサービスに設定されている場合、Modify Device Group Settings ウィンドウが表示されます。ベースライン グループを削除して新規に設定する場合、タスクバーの Trash アイコンをクリックします。

サービスにベースライン グループが設定されていない場合、Content Distribution Manager はそのサービスにベースライン グループが設定されていない旨のメッセージを表示し、ベースライン グループとしてサービスに選択できる既存のデバイス グループのドロップダウン リストを設定します。または新規に作成できます。

ステップ 2 デバイス グループを選択、またはドロップダウン リストの Create New Device Group オプションを選択し、 Submit をクリックします。

既存のグループをベースライン グループとしてサービスに選択した場合、そのデバイス グループの Modify Device Group Settings ウィンドウが表示されます。Modify Device Group Settings ウィンドウから、設定オプションの変更を選択できます(変更しないままにすることもできます)。設定を変更したら、 Submit をクリックして変更内容を保存します。

新規デバイス グループの作成を選択した場合、Create New Device Group ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Name フィールドに、ベースライン グループの名前を入力します。

名前は一意で、システム上の他のベースライン グループから容易に区別できる名前にしてください。名前にスペースは使用できません。

ステップ 4 新規にアクティブにしたすべてのデバイスをデフォルトのベースライン グループとして設定するには、 Automatically assign all newly activated devices to this group チェック ボックスにチェック マークをつけます。

ステップ 5 ベースライン グループを定義するには Baseline Group オプション ボタンをクリックし、 Web Video 、または Platform チェック ボックスにチェック マークを入れることでサービス エリアを選択します。


) サービスにベースライン グループを選択すると、その選択は以降から使用できなくなります。


ステップ 6 ベースライン グループの Contents ペインをカスタマイズするには、 Select pages to hide from table of contents for this device group 矢印をクリックし、非表示にするウィンドウのチェック ボックスにチェック マークを入れます。


) この機能を使用して、デバイス グループに対して必要のない設定ウィンドウ表示を削除します。Contents ペインから設定ウィンドウを非表示にしても、既存の設定内容には影響しません。


ステップ 7 ベースライン グループに説明を追加するには、Comments フィールドにグループに関するコメントを入力します。このフィールドはオプションです。

ステップ 8 この設定を保存するには、 Submit をクリックします。

Submit をクリックしたあと、Modify Device Group Settings ウィンドウが表示されます。これでベースライン グループの設定は完了です。次の項「 Content Engine のベースライン グループへの割り当て 」に進んでください。


 


) Device Groups 設定ウィンドウからベースライン グループを設定するには、 Devices > Device Groups の順に選択します。次に、タスクバーの Create New Device Group アイコンをクリックします。Creating New Device Group ウィンドウが表示されます(図13-8 を参照)。前述の手順に従い、設定を行います。


Content Engine のベースライン グループへの割り当て


) ACNS 5.x ソフトウェアでは、デバイス グループは Content Engine のみをサポートします。Content Router を複数のデバイス グループに割り当てることはできません。


Content Engine をベースライン グループに追加する、またはベースライン グループから削除する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Device Groups の順に選択します。

ステップ 2 編集対象のベースライン グループ名の横にある Edit アイコンをクリックします。Modifying Device Group ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Contents ペインから、 Assignments > Devices の順に選択します。Content Engine assignment to DG ウィンドウが表示され、各種ロケーションに割り当てられている Content Engine を表示します。

ステップ 4 ベースライン グループに追加する Content Engine の名前の横にある Assign アイコン(青い十字マーク)をクリックします。別の方法として、タスクバーから Assign all Content Engines アイコンをクリックして、各種ロケーション内のすべての Content Engine をベースライン グループにまとめて追加することもできます。

ステップ 5 Content Engine をベースライン グループに追加するには、 Submit をクリックします。送信すると、割り当てられた Content Engine の横に、緑のチェックマークが表示されます。

ステップ 6 Content Engine を削除するには、ベースライン グループから削除する Content Engine の名前の横にある Unassign アイコン(緑のチェックマーク)をクリックします。また、タスクバーから Unassign all Content Engines アイコンをクリックして、選択されたベースライン グループからすべての Content Engine をまとめて削除することもできます。

ステップ 7 動作中のベースライン グループから Content Engine を削除するには、 Submit をクリックします。ベースライン グループ内の Content Engine のリストには、削除された Content Engine の名前の横に青い十字マークが表示されます。

ステップ 8 ベースライン グループに割り当てられた Content Engine の一部を表示するには、タスクバーから Filter Table アイコンをクリックします。名前、ロケーション、および状況を条件として選択して、Content Engine をフィルタリングできます。フィルタリング基準を設定したら、 Submit をクリックします。

ステップ 9 ACNS ネットワーク内のすべての Content Engine の表示を元に戻すには、タスクバーから View All Content Engines アイコンをクリックします。

これでベースライン グループのサービス設定は完了しました(次の「 ベースライン グループのサービス設定 」を参照)。


 

ベースライン グループのサービス設定

ベースライン グループにサービスを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Services > Web Video 、または Platform > Baseline Settings の順に選択します。選択したサービスの Modifying Device Group ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 または、 Devices> Device Groups の順に選択します。設定対象のサービスに関連付けられたベースライン グループ名の横にある Edit アイコンをクリックします。Modifying Device Group ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 すでにベースライン グループに設定されている GUI ウィンドウを表示するには、 Pages configured for this device group の矢印ボタンをクリックします。GUI に、そのデバイス グループに設定されているリストが表示されます。新規ベースライン グループを作成している場合、またはデバイス グループに設定されているページがない場合、GUI に Null が表示されます。

ステップ 4 ベースライン グループのサービス設定に不要な Content ペインの設定ウィンドウを非表示にできます(まだ設定していない場合)。ベースライン グループの Contents ペインをカスタマイズするには、 Select pages to hide from table of contents for this device group 矢印をクリックし、非表示にするウィンドウのチェック ボックスにチェック マークを入れます。

ステップ 5 Contents ペインを使用して、ベースライン グループ設定に必要な設定ウィンドウにそれぞれ移動します。特定の設定が完了したら、設定ウィンドウが Modifying Device Group ウィンドウの Pages configured for this device group の下にリストされます。


 

ベースライン グループのすべての Content Engine にベースライン グループのサービス設定を強制

Cisco ACNS ソフトウェアを使用すると、デバイス グループのすべての設定を、関連するすべてのデバイスに強制できます。

デバイス グループのすべてのデバイスにデバイス グループ設定を強制手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Content Distribution Manager GUI から、 Devices > Device Groups の順に選択します。Device Groups listing ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 設定するデバイス グループの横にある Edit アイコンをクリックします。

ステップ 3 タスクバーから Force Group Settings アイコンをクリックします。

Content Distribution Manager によって、次のメッセージが表示されます。

The action will apply all settings configured for this device group to all the Content Engines assigned to it. Do you wish to continue?
 

ステップ 4 デバイス グループのすべてのデバイスにグループ設定を強制する場合、 Yes をクリックします。

ステップ 5 この変更内容を保存するには、 Submit をクリックします。


 

サービスに対するベースライン グループの切り替え

Cisco ACNS ソフトウェアでは、必要に応じて、特定のサービスに関連付けたベースライン グループを切り替えることができます。たとえば、ネットワークの Content Engine の異なるサブネットで特定のサービスを実行したり、サービスを設定(ネットワーク セグメントの要件を満たす帯域幅または要求フィルタリングなど)したりできます。

ベースライン グループを切り替える場合、通常のデバイス グループを選択して切り替えます。切り替え中、選択したデバイス グループがベースライン グループに変換され、削除したベースライン グループは通常のデバイス グループに戻ります。

サービスからベースライン グループを削除し、代わりに他のベースライン グループを関連付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Services > Web Video 、または Platform > Baseline Settings の順に選択します。選択したサービスの Modify Device Group ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 タスクバーから Switch Baseline Group アイコンをクリックします。Content Distribution Manager によって、次のメッセージが表示されます。

This action will remove this device group as the Baseline Group for this service. You can then select another device group or create a new one to the Baseline Group for this service. Do you wish to Continue?
 

ステップ 3 サービスからデバイス グループを削除するには、 OK をクリックします。Content Distribution Manager に、選択したサービスの Selecting the Baseline Group ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 Select a Device Group to be the Baseline Group ドロップダウン リストから、デバイス グループを選択するか、 Create New Device Group オプションを選択します。

デバイス グループをサービスのベースライン グループに選択した場合、Content Distribution Manager によって、そのデバイス グループの Modify Device Group ウィンドウが表示されます。

Create New Device Group オプションを選択した場合、Content Distribution Manager によって、Create New Device Group ウィンドウが表示されます。


 

デバイス グループのサービス設定の表示

既存のデバイス グループの設定情報を表示するには、 Pages configured for this device group の矢印をクリックします。ウィンドウに、デバイス グループに設定した GUI ページのリストが表示されます。

ローカルでのデバイス設定と中央での集中管理との比較

Cisco ACNS 5.x ソフトウェアで使用される CLI コマンドの中では、特に ACNS ネットワーク機能に関わるコマンドが重要です。ACNS ネットワークの機能は、デバイス グループを使用して管理されるからです。Content Engine GUI か CLI のいずれかを使用して、Content Engine または Content Router からこれらのコマンドを設定する場合、設定は、Content Distribution Manager の ACNS ネットワーク全体の設定データの一部として保存されません。Content Distribution Manager によって上書きされる可能性があります。

さらに、Content Distribution Manager に未登録の Content Engine や Content Router でこれらの設定を行ったとしても、Content Distribution Manager GUI に設定し直さなければなりません。

中央で管理されるこれらの設定は、ローカル デバイスの GUI または CLI から行わないことを推奨します。

 

authentication

logging

tacacs

bandwidth

multicast

rule

bypass

ntlm

transaction-logs

cdp

ntp

multicast accept-license-agreement

dns-cache

proxy-auto-config

wmt

ただし、次のものを除きます。

wmt proxy

wmt

accept-license-agreement

wmt live-url-stripping

dns enable

proxy-protocols

error-handling

ldap

ftp

radius-server

http

rtsp

ただし、次のものを除きます。

rtsp server real-subscriber accept-license-agreement

rtsp proxy media-real accept-license-agreement

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ACNS ネットワーク デバイスのモード変更

ハードウェアのモデルによっては、デバイス モードを変更して、デバイスをネットワーク内で別の用途として再配置できる場合があります。たとえば、Content Engine を、フェールオーバーや冗長性に備えて、Content Distribution Manager として使用するように変更できます。

デバイス モードを変更できるハードウェア モデルは、次のとおりです。

CE-7305

CE-565

CE-566

デバイスのデバイス モードを変更するには、事前に対象とするデバイス モードに応じたディスク スペースの割り当てを設定し、デバイスをリブートして新しい設定を有効にしておく必要があります。

device mode コマンドを使用して再設定できるデバイスであっても、デフォルトでは Content Engine として出荷されます。Content Engine のデバイス モードを Content Router または Content Distribution Manager に変更する場合は、sysfs を設定し直す必要があります( ディスク スペースの設定 を参照)。

一方、Content Router または Content Distribution Manager のデバイス モードを再び Content Engine に戻す場合は、Content Engine で使用する sysfs、cfs、mediafs、および cdnfs のディスク スペース割り当てを設定し直す必要があります。次に例を示します。

DeviceName# disk config sysfs 10% cfs 20% mediafs 10% cdnfs 60%
 

(『Cisco ACNS Software Update and Maintenance Guide』を参照)。


) Content Engine 上でコンテンツ ルーティングを有効にしても、デバイス モードの変更とは見なされません。コンテンツ ルーティング機能を有効にするために、次に説明する手順を行う必要はありません(Content Engine 上でコンテンツ ルーティングを有効にするには、Content Engine のプロパティの変更を参照)。


すでに ACNS ネットワークの一部として稼働しているデバイスのデバイス モードを変更する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 デバイスの CLI にアクセスします。

ステップ 2 show device-mode current コマンドを入力して、現行のデバイス モードを表示します。

DeviceName# show device-mode current
Current device mode: content-engine
 

ステップ 3 グローバル コンフィギュレーション モードで device mode コマンドを使用して、新しいデバイス モードを設定します。次に例を示します。

DeviceName# configure
DeviceName(config)# device mode content-router
 

ステップ 4 cms deregister force コマンドを使用して、デバイスの登録を解除します。

DeviceName(config)# cms deregister force
 

ステップ 5 write memory コマンドまたは copy running-config startup-config コマンドを実行して、設定を保存します。

DeviceName# write memory
DeviceName# copy running-config startup-config
 

ステップ 6 restore factory-default preserve basic-config コマンドを使用してソフトウェアをリロードし、デバイス モードの設定を適用します。

DeviceName# restore factory-default preserve basic-config
 

) このコマンドは、デバイス上の既存コンテンツをすべて消去します。ただし、ネットワーク設定は保存され、デバイスのリブート後に Telnet と Secure Shell(SSH)を使用してデバイスにアクセスできます。


ステップ 7 新しい設定を確認します。現在のデバイス モードと設定されたデバイス モードが同じであることを確認してください。次に例を示します。

DeviceName# show device-mode configured
Configured Device mode: content-router
DeviceName# show device-mode current
Current device mode: content router
 

ステップ 8 disk config コマンドを使用して、新しいデバイス モードとネットワークに応じたディスク スペースを割り当てます。

ステップ 9 第 2 章「はじめに」 の説明のとおりに、新しいデバイスの設定、登録、およびアクティブ化を行います。