Cisco Content Services Switch スタートアップ ガイド Software Version 7.50
ブート プロセスのトラブル シューティング
ブート プロセスのトラブルシューティング
発行日;2012/01/09 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

ブート プロセスのトラブルシューティング

ハードウェアの診断テストとエラー メッセージ

ブート設定レコードとディスクの Offline DM 確認

CSS 11501 のブートと確認

CSS 11503 および CSS 11506 のブートとモジュールの確認

ブート プロセスのトラブルシューティング

Cisco 11500 シリーズ CSS は、電源投入時自己診断テストを実行する 3 段階のブートプロセスを通して、ハードウェアを診断しブート設定を調べます。CSS はこれらのどの段階にあっても、エラーメッセージにより問題を通知します。

CSS 11501 では、内部のマザーボードからシャーシ内のすべてのコンポーネントがブートされ、適切に動作するかどうかチェックされる。

CSS 11503 および CSS 11506 では、SCM からシャーシ内の各モジュールがブートされ、適切に動作するかどうかチェックされる。

この付録の主な内容は、次のとおりです。

ハードウェアの診断テストとエラー メッセージ

ブート設定レコードとディスクの Offline DM 確認

CSS 11501 のブートと確認

CSS 11503 および CSS 11506 のブートとモジュールの確認

この付録に記載されている対策を実行してもブートの問題が解決されない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店に連絡してください。

各種のブート状態やステータス LED など、CSS の電源投入とブートについての詳細は、 ブート、ログイン、および起動 」を参照してください。

ハードウェアの診断テストとエラー メッセージ

Cisco CSS 11500 シリーズは、ブート プロセスの始めにハードウェア診断テストを実行します。CSS に電源が投入されると、最初に一連のメッセージが表示され( ブート、ログイン、および起動 」参照)、次にハードウェアに対して一連の電源投入時自己診断テストが行われます。

テスト中にエラーが発生した場合は、コンソールにエラーメッセージが表示され、エラー検出カウンターをカウント アップし、電源投入時自己診断テストがすべて完了するまで順次テストが続けられます。エラー メッセージは、次の形式で表示されます。

>>>>>>>>FAILURE_START
>
>From: Slot Slot_number, CPU Cpu_number
>Level: Failure_level
>Type: Failure_type
>Major Error ID: Maj_Error_id
>Minor Error ID: Min_Error_id
>Test Ref #: Test_reference
>Test: 'Test_name'
>Details:
>
>Failure_details
>
>>>>>>>>>FAILURE_END
 

表 A-1 に、エラー メッセージのフィールドとその意味を示します。この情報は、個々のエラー メッセージについて販売代理店に連絡する際に役立ちます。

 

表 A-1 Diagnostic Monitor エラー メッセージのフィールド

フィールド
説明

Slot_number

エラー報告のあったスロット番号

Cpu_number

エラー報告のあった CPU 番号。MIPS CPU を 1 基搭載したボードの場合は 1 です。

Failure_level

障害レベルには次の 3 種類があります。

ボード:CSS 11501 のマザーボードまたは、CSS 11503 または CSS 11506 内の特定モジュールの障害。CSS はブート プロセスを完了しましたが、コンポーネントまたはモジュールに障害があります。また、CSS はブート ログ メッセージを表示します。

バックプレーン:EEPROM 障害は致命的な障害です。製品をお買い上げの弊社販売代理店に連絡してください。

シャーシ:ファンに障害が発生している。ブート プロセスの完了後、ログメッセージが表示され、障害が発生したファンの情報が示されます。ファンの障害のトラブルシューティングについては、『 Cisco 11500 Series Content Services Switch Hardware Installation Guide 』を参照してください。

Failure_type

ハードウェア/致命的、ハードウェア/非致命的、ソフトウェア/致命的、ソフトウェア/非致命的の 4 種類の障害のうちの 1 つを示します。

致命的エラーは、CSS 11501 のコンポーネントまたは、CSS 11503 または CSS 11506 内の特定モジュールが目的の機能を実行できないことを示す。

非致命的エラーは、CSS 11501 のコンポーネントまたは、CSS 11503 または CSS 11506 内の特定モジュールのエラーであり、目的の機能は実行できるものの、できるだけ早く問題の修復が必要なことを示す。

CSS 11501 で致命的または非致命的エラーが発生した場合は、弊社販売代理店に連絡してください。

CSS 11503 または CSS 11506 で致命的または非致命的エラーが発生した場合は、次のようにします。

1. CSS がブート プロセスを完了したら、CSS の電源を切断します。

2. 障害の発生したモジュールを装着し直します。

3. CSS の電源を入れます。

モジュールを装着し直しても障害が解決されない場合は、弊社販売代理店に連絡してください。

Maj_Error_id

CSS 11501 シャーシまたは、 CSS 11503 または CSS 11506 の特定モジュール内の特定のサブ機能を指す参照番号を示します。

Min_Error_id

サブ機能内の特定の確認ステップを指す副参照番号を示します。

Test_reference

特定のテストに関連付けられたテスト番号を示します。

Test_name

次のように、エラーを報告したテスト名を示します。たとえば、次のように表示されます。

Uart Interrupt Test
PHY Reset Test

Failure_details

エラー情報を示します。たとえば、次のように表示されます。

PHY Reset Register failed to clear. Addr: 0x12345678 Expected: 0x0 Actual:0xf

CSS は、診断の完了後、次のメッセージに示すように Offline DM をブートします。

Booting OffDm @ 0xbfd70000
 

ブート設定レコードとディスク ドライブの Offline DM 確認については、「ブート設定レコードとディスクの Offline DM 確認」を参照してください。

Booting OffDM のメッセージが表示されない場合は、CSS 11501 のコンポーネントまたは SCM に 障害が発生している可能性があります。そのような障害がある場合は、ソフトウェアのダウンロードを開始できなくなります。

この問題が CSS 11501 に発生した場合は、弊社販売代理店にお問い合わせください。

この問題が CSS 11503 または CSS 11506に発生した場合は、次のようにします。

1. CSS の電源を切断します。

2. SCM を装着し直します。

3. CSS の電源を入れます。

モジュールを装着し直しても障害が解決されない場合は、弊社販売代理店に連絡してください。

ブート設定レコードとディスクの Offline DM 確認

Offline DM の確認中に CSS は設定レコードを調べてディスクを初期化します。設定レコードにエラーが検出されると、エラー メッセージが表示され、問題のある設定パラメータの情報が示されます。問題には、IP およびサブネット アドレスの設定誤りやプライマリまたはセカンダリのブート レコードの欠落が関係していることがあります。CSS は、問題が解決されるまでブート プロセスを再開しません。

エラー メッセージが発生した場合は、次の操作を行います。

1. Offline DM メニューを開始して現在の設定レコードを表示します。 Offline DM メニューの使用方法については、『 Cisco Content Services Switch
Administration Guide
』を参照してください。

2. CSS ブート レコードの設定を修正して再設定します。

3. CSS を再度ブートします。


) MAC アドレス エラーが発生した場合は、弊社販売代理店に連絡してください。


CSS は、設定レコードが有効なことを確認すると、スロット 0 のディスクを初期化します。ディスクを初期化できなかった場合は、失敗したことを通知します。初期化の問題が発生した場合は、次の手順を実行します。

1. Offline DM メニューを開始します。

2. Disk Options メニューでオプション 3 を選択します。

3. スロット 0 のディスクに対してディスク検査を実行し、必要に応じてディスクをフォーマットし直します。

4. CSS を再度ブートします。障害が解決しない場合は、弊社販売代理店に連絡してください。

CSS 11501 のブートと確認

CSS 11501 は Offline DM ブートプロセスを完了すると、ログイン バナーを表示して Online Diagnostic Monitor(OnDM)を起動します。OnDM の間、CSS 11501 は各コンポーネントにソフトウェアをダウンロードして、そのコンポーネントが機能していることを確認します。

モジュールに障害がある場合、CSS 11501 は モジュールのブートを 3 回試みます。ブートに失敗した場合は、CSS は次のログ メッセージを生成して boot.log ファイルに保存します。

CHMGR: Slot slot/subslot had diagnostic failures - NOT STARTING UP
 

この問題が CSS 11501 に発生した場合は、弊社販売代理店にお問い合わせください。

CSS 11503 および CSS 11506 のブートとモジュールの確認

CSS 11503 または CSS 11506 は、Offline DM ブート プロセスを完了すると、メイン バナーを表示して Online Diagnostic Monitor(OnDM)を起動します。OnDM の間、SCM は各モジュールにソフトウェアをダウンロードしてそのモジュールをブートします。SCM はモジュールが機能していることを確認します。

モジュールに障害がある場合、SCM は モジュールのブートを 3 回試みます。SCM がモジュールのブートに失敗すると、CSS は次のログメッセージを生成して boot.log ファイルに保存します。

CHMGR: Slot slot/subslot had diagnostic failures - NOT STARTING UP
 

SCM はスロットを無効にし、スロットは認識されなくなります。 show chassis コマンドを使用しても、スロットは表示されません。モジュールに障害が発生した場合は、次の手順を実行します。

1. CSS の電源を切断します。

2. モジュールを装着し直します。

3. CSS の電源を入れます。

モジュールを装着し直しても障害が解決されない場合は、モジュールを交換します。

CSS の通常動作時の、モジュールのトラブルシューティングについての詳細は、『 Cisco 11500 Series Content Services Switch Hardware Installation Guide 』を参照してください。