Cisco Content Services Switch アドミニストレーション ガイド Software Version 7.50
CSS ソフトウェアのアップグ レード
CSS ソフトウェアのアップグレード
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

CSS ソフトウェアのアップグレード

アップグレード前の作業

新しい CSS ソフトウェアのコピー

CSS への FTP サーバ レコードの設定

CSS ソフトウェアのアップグレード

アップグレード スクリプトの使用

アップグレード スクリプトの自動実行

アップグレード スクリプトの対話的な使用

CSS ソフトウェアの手動アップグレード

MIB の更新

CSS ソフトウェアのアップグレード

CSS の新しいソフトウェア バージョンは定期的にリリースされます。この付録では、CSS ソフトウェアを新しいリリースにアップグレードする方法について説明します。この付録の主な内容は、次のとおりです。

アップグレード前の作業

CSS ソフトウェアのアップグレード

MIB の更新


) 既存の CLI コマンドのシンタックスが変更されると、通常、startup-config ファイルのシンタックスが自動的に更新されます。たとえば、startup-config ファイルで dnsflow disable コマンドが flow-state コマンドに自動的に更新されます。
startup-config ファイルでコマンド シンタックスの変更が自動的に更新されないと、起動エラーが表示されます。startup-config ファイル エラーが表示されるコマンド シンタックスの変更については、『Release Note for the Cisco Series Content Services Switch』を参照してください。


アップグレード前の作業

CSS をアップグレードするには、その前に新しい CSS ソフトウェアを FTP サーバにコピーして FTP サーバ レコードを設定し、CSS がそのサーバを認識するようにします。ハード ディスクまたはフラッシュ ディスクにインストールできるバージョンの最大数を表示するには、 show installed-software version-limit コマンドを使用します。

新しい CSS ソフトウェアのコピー

CSS ソフトウェア バージョンの ArrowPoint Distribution Images(ADI)は、シスコシステムズの Web サイト(www.cisco.com)にあります。カスタマー ログイン名とパスワードを使用して、このページにアクセスしてください。このページから、GZIP 圧縮されたソフトウェア バージョンのリストを示すページにアクセスし、イメージをクリックしてダウンロードします。イメージのダウンロードが完了したら、CSS からアクセスできる FTP サーバにそのイメージを格納します。


) GZIP 圧縮されたソフトウェアを圧縮解除する必要はありません。圧縮ソフトウェアは、CSS に手動でコピーすると、またはアップグレード スクリプトによって CSS にコピーされると、自動で圧縮解除されます。


CSS への FTP サーバ レコードの設定

ADI を FTP サーバから CSS にコピーするには、その前に CSS に FTP レコード ファイルを作成して ADI を認識させる必要があります。FTP レコードには、FTP サーバの IP アドレス、ユーザ名およびパスワードが含まれます。アップグレード スクリプトを起動する前に FTP レコードを設定していなかった場合は、FTP レコードを設定するように指示されます。

FTP サーバ レコードを設定するには、次の操作を行います。

1. CSS にログインします。

2. グローバル設定モードを開始します。

# config
(config)#
 

3. デフォルトの FTP サーバを設定するには、 ftp-record コマンドを使用します。このコマンドのシンタックスは次のとおりです。

ftp-record ftp_record ip_or_host username [ " password "
| des-password des_pwd ] { base_directory }

 

このコマンドのオプションと変数は次のとおりです。

ftp_record :FTP レコード ファイルの名前。スペースを含まない 32 文字以内のテキスト文字列を引用符で囲まずに入力します。

ip_or_host :アクセスする FTP サーバの IP アドレスまたはホスト名 。ドット付き 10 進表記の IP アドレス(192.168.11.1 など)、またはニーモニック ホスト名(myhost.mydomain.com など)を入力します。

username :FTP サーバで有効なログイン ユーザ名。大文字小文字を区別して、スペースを含まない 16 文字以内のテキスト文字列を引用符で囲まずに入力します。

password :FTP サーバで有効なログイン ユーザ名のパスワード。大文字小文字を区別して、スペースを含まない 16 文字以内のテキスト文字列を引用符で囲んで入力します。 CSS では、パーセント記号(%)を除いたすべての特殊文字をパスワードで使用できます。

des-password des_pwd :FTP サーバの有効なログイン ユーザの、Data Encryption Standard(DES; データ暗号標準)暗号化済みパスワード。大文字小文字を区別して、スペースを含まない 64 文字以内のテキスト文字列を引用符で囲まずに入力します。

base_directory :(省略可)このレコードを使用する場合のベース ディレクトリ

たとえば、次のように入力します。

(config)# ftp-record DEFAULT_FTP 192.168.2.01 eng1 des-password serve
 

これで CSS をアップグレードする準備が完了しました。

CSS ソフトウェアのアップグレード

バージョン 7.40 より前のバージョンの WebNS ソフトウェアからアップグレードする場合は、バージョン 7.40 以上の WebNS ソフトウェアに課せられる次の Adaptive Session Redundancy(ASR; 適応型セッションの冗長性)設定の制限に注意してください。

CSS のシャーシの設定が一致していない場合(CSS ごとに Session Processor(SP; セッション プロセッサ)の数が異なる場合)、ASR はアップグレード後に機能しなくなる。アップグレードする前に、両方の CSS シャーシの SP の数が同一であるか確認してください。

各シャーシの SP 数を同一にするという ASR 要件を両方の CSS が満たしている場合は、両方の CSS を WebNS Version 7.40 にアップグレードする必要がある。

アップグレード プロセス中は、ASR が機能しなくなり、進行中のセッションをすべて失う。

CSS ソフトウェアをアップグレードする場合は、アップグレード スクリプトを使用するか、CLI コマンドを手動で入力します。アップグレード スクリプトを使用すると、CSS を自動でアップグレードすることも、スクリプトのプロンプトに応答する対話方式でアップグレードすることもできます。どちらの場合でも、スクリプトによって次の処理が実行されます。

CSS にインストールされているソフトウェアのバージョン数を確認する。CSS にインストールされているソフトウェア バージョンの数が最大数に到達している場合は、古いソフトウェア バージョンが削除されます。

実行設定を起動設定にアーカイブする。

新しい ADI を CSS の boot-image ディレクトリにコピーする。

新しい ADI を展開する。

古い CSS ソフトウェアから新しいソフトウェアにスクリプトとユーザ プロファイルをコピーする。コピーされるスクリプトには、default-profile を除き、シスコが提供するスクリプトは含まれません。

プライマリ ブート ファイルを新しい ADI に設定する。

CSS を再ブートする。

アップグレード スクリプトを使用すれば、既存のスクリプトやユーザ プロファイルが新しいソフトウェアに確実にコピーされます。特に理由がない限り、アップグレード スクリプトをお使いください。

CSS ソフトウェアを手動でアップグレードする場合は、CLI コマンドを入力して、アップグレード スクリプトで実行される処理と同じ処理を実行する必要があります。

ここでは、次の内容について説明します。

アップグレード スクリプトの使用

CSS ソフトウェアの手動アップグレード

アップグレード スクリプトの使用

アップグレード スクリプトを使用すると、CLI コマンドを入力しなくても CSS をアップグレードすることができます。アップグレード スクリプトは、次の 2 通りの方法で実行できます。

アップグレード スクリプトの自動実行

アップグレード スクリプトの対話的な使用

CSS を、現在実行されているソフトウェアと同じバージョンにアップグレードしているときにアップグレード スクリプトが失敗すると、CSS ソフトウェア ディレクトリは完全に作成されません。ソフトウェアを再インストールするには CSS を手動でアップグレードする必要があります(つまり、.adi ファイルを FTP で CSS に転送し、手動で展開します)。

アップグレード スクリプトの自動実行

アップグレード スクリプトを実行すると、情報を入力しなくてもソフトウェアをアップグレードすることができます。アップグレード スクリプトでは、自動的に次の処理が行われます。

CSS にインストールされているソフトウェア バージョンの数をチェックする。CSS には、最大 2 つのソフトウェア バージョンをインストールできます。最大数のソフトウェア バージョンがすでにインストールされている場合、アップグレード スクリプトによって古い方のバージョンが削除されます。


) アップグレード スクリプトでは、プライマリ ブート ファイルまたはセカンダリ ブート ファイルとして設定したソフトウェア バージョンのどちらを削除するかは確認されません。ディスクを使用するシステムでは、中断してプライマリ ブート ファイルかセカンダリ ブート ファイルのいずれかの選択を外してからでないと、アップグレードを継続できない場合があります。


実行設定を起動設定にアーカイブする。

新しい ADI を CSS の boot-image ディレクトリにコピーする。

新しい ADI を展開する。

古い CSS ソフトウェアから新しいソフトウェアにスクリプトとユーザ プロファイルをコピーする。コピーされるスクリプトには、default-profile を除き、シスコが提供するスクリプトは含まれません。

プライマリ ブート ファイルを新しい ADI に設定する。

CSS を再ブートする。

このアップグレード スクリプトを使用して CSS ソフトウェアを自動でアップグレードするには、次の操作を行います。

1. CSS にログインします。

2. 現在のユーザ プロファイルの変更をすべて scripts ディレクトリにコピーします。アップグレード スクリプトでは、アップグレード中に、ユーザ プロファイルを含め、このディレクトリの内容が新しいソフトウェア イメージの script ディレクトリにコピーされます。

現在のユーザ プロファイルに対するすべての変更を scripts ディレクトリにコピーするには、 save_profile エイリアス コマンドを使用します。たとえば、次のように入力します。

# save_profile
 

3. シスコから提供されているスクリプトのうち、変更を加えたすべてのスクリプトの名前を変更します。アップグレード スクリプトは、新しいソフトウェア イメージの script ディレクトリ内にある、default-profile スクリプト以外のシスコ提供のスクリプトを、変更されたバージョンのスクリプトで上書きしません。

アップグレード スクリプトは、古いバージョンの default-profile スクリプトと新しいバージョン間に違いを見つけると、新しいバージョンを default-profile.new という名前に変更し、古いバージョンを新しいソフトウェア イメージの script ディレクトリにコピーします。


) default-profile.new スクリプトが古い script ディレクトリに存在する場合、アップグレード スクリプトはこのスクリプトを新しいソフトウェア イメージの script ディレクトリにはコピーしません。


4. アップグレード スクリプトを起動して、ADI の名前と拡張子を引用符で囲んで指定します。

FTP サーバの GZIP 圧縮 ADI を使用する場合は、ファイル拡張子を .gz にします。たとえば、次のように入力します。

# upgrade “sg0730002.adi.gz”
 

FTP サーバの圧縮されていない ADI を使用する場合は、ファイル拡張子を .adi にします。たとえば、次のように入力します。

# upgrade “sg0730002.adi”
 

アップグレード スクリプトを起動する前にデフォルトの FTP レコードを設定していなかった場合は、FTP レコードを設定するように指示されます。プロンプトで、アップグレード ADI をコピーした FTP サーバの情報を入力します。

デフォルトの FTP レコードを設定すると、アップグレード時に次のような情報が表示されます。

Current Version:sg0730002
 
*** You must remove an installed version to upgrade. ***
 
Attempting to delete sg0720003
 
archive running-config startup-config
 
Attempting ftp of sg0740002.adi:
# copy ftp DEFAULT_FTP ${new_version_adi} boot-image
Copying (-) 57,241,012
Completed successfully.
#(config-boot)#
unpack ${new_version_adi}
Unpacking(/) 99%
(config-boot)#
 

このスクリプトでは、古い script ディレクトリから新しいソフトウェア イメージの script ディレクトリにスクリプトとユーザ プロファイルがコピーされます。 script_name は、コピーされる現在のスクリプトの名前です。

Copying scripts from c:/sg0730002/script/ to c:/sg0740002/script/
Working (/)
Copying script_name... Done

) コピー操作に失敗すると、次のメッセージが表示されてアップグレード プロセスが終了します。
Error: Copy of script_name failed!
Script copy failed, upgrade aborted!


古いスクリプトにシスコ提供のスクリプトと同じ名前が付いていても内容が異なる場合は、次のメッセージが表示されます。

script_name differs between images
 

アップグレード スクリプトは、新しいソフトウェア イメージの script ディレクトリ内にある、default-profile スクリプト以外のシスコ提供のスクリプトを、古いバージョンのスクリプトで上書きしません。アップグレード スクリプトは、古いバージョンの default-profile スクリプトを見つけると、新しいバージョンを default-profile.new という名前に変更し、古いバージョンを新しいソフトウェア イメージの script ディレクトリにコピーします。たとえば、次のように実行されます。

Saving c:/sg0740002/script/default-profile.new... Done
Copying default-profile to new image... Done
 

アップグレード スクリプトは ADI をプライマリ ブート ファイルとして設定し、CSS を再ブートします。

setting primary boot-file sg0740002
 
rebooting
 

必要に応じてフラッシュのアップグレードが実行され、新しいイメージが自動的にブートされます。

5. パッシブ SCM を含む CSS 11506 をアップグレードして再ブートする場合は、CSS ソフトウェアのアップグレード直後にブート設定モードで passive sync コマンド(または passive sync マクロ コマンド)を実行して、冗長 SCM のブート設定を同期します。パッシブ SCM のブート設定レコードの設定の詳細については、 html#34460" CLASS="cXRef_Color"> CSS ブート設定の指定 」を参照してください。

6. CSS に startup-config ファイルがない場合は、archive ディレクトリ内のファイルが使用されます。CSS で startup-config ファイルを復元するには、 restore filename startup-config コマンドを使用します。たとえば、archive ディレクトリ内の startup-config ファイルを CSS の startup-config ファイルとして復元するには、次のように入力します。

# restore startup-config startup-config
 

アップグレード スクリプトの対話的な使用

アップグレード スクリプトでは、表示されるプロンプトに応答する形で情報を入力したり、選択を行うことができます。スクリプトがアップグレードを開始する前に、次の内容を指示するプロンプトが表示されます。

ハード ディスクを使用するシステムまたはフラッシュ ディスクを使用するシステムで、インストールされているバージョンが 2 つ検出された場合は、両方の ADI を CSS から削除する。

新しい ADI バージョンを入力する。

プライマリ ブート ファイルを新しい ADI に設定する。

アップグレードの完了後に、インストールした ADI で CSS を再ブートする。

実行設定を起動設定にアーカイブする。

古い CSS ソフトウェアから新しいソフトウェアにスクリプトとユーザ プロファイルが自動的にコピーされます。コピーされるスクリプトには、default-profile を除き、シスコが提供するスクリプトは含まれません。

対話型のスクリプトを使用するには、次の操作を行います。

1. CSS にログインします。

2. 現在のユーザ プロファイルの変更をすべて scripts ディレクトリにコピーします。アップグレード スクリプトでは、アップグレード中に、ユーザ プロファイルを含め、このディレクトリの内容が新しいソフトウェア イメージの script ディレクトリにコピーされます。

現在のユーザ プロファイルに対するすべての変更を scripts ディレクトリにコピーするには、 save_profile エイリアス コマンドを使用します。たとえば、次のように入力します。

# save_profile
 

3. シスコから提供されているスクリプトの中で変更を加えたすべてのスクリプトの名前を変更します。アップグレード スクリプトは、新しいソフトウェア イメージの script ディレクトリ内にある、default-profile スクリプト以外のシスコ提供のスクリプトを、変更されたバージョンのスクリプトで上書きしません。

古いスクリプトにシスコ提供のスクリプトと同じ名前が付いていても内容が異なる場合は、次のメッセージが表示されます。

script_name differs between images
 

アップグレード スクリプトは、古いバージョンの default-profile スクリプトと新しいバージョン間に違いを見つけると、新しいバージョンを default-profile.new という名前に変更し、古いバージョンを新しいソフトウェア イメージの script ディレクトリにコピーします。


) default-profile.new スクリプトが古い script ディレクトリに存在する場合、アップグレード スクリプトはこのスクリプトを新しい script ディレクトリにはコピーしません。


4. アップグレード スクリプトを起動します。たとえば、次のように入力します。

# upgrade
 

5. デフォルトの FTP レコードが CSS に設定されている場合は、次のプロンプトに応答します。

Would you like to use this record? [y n q]? y
 

アップグレード スクリプトを起動する前にデフォルトの FTP レコードを設定していなかった場合は、FTP レコードを設定するように指示されます。プロンプトで、アップグレード ADI をコピーした FTP サーバの情報を入力します。

ADI の現在のバージョンが表示されます。

Current Version: sg0730002 (Official)
 

スクリプトによって最大数の ADI バージョンが検出されると、ADI を削除する必要があることを通知するメッセージが表示されます。次に、古い ADI を削除するように指示されます。たとえば、次のように表示されます。

*** You must remove an installed version to upgrade.***
 
remove sg0720003[y n q]?
 

スクリプトでは、プライマリ ブート ファイルまたはセカンダリ ブート ファイルとして設定したソフトウェア バージョンのどちらを削除するかは聞いてきません。フラッシュ ディスクを使用するシステムでは、中断してプライマリ ブート ファイルかセカンダリ ブート ファイルのいずれかの選択を外してからでないと、アップグレードを継続できない場合があります。

6. 必要に応じて、ADI を削除します。

表示されている ADI バージョンを削除する場合は y を入力する。

別のバージョンを表示して削除する場合は n を入力する。

スクリプトを終了する場合は q を入力する。

remove sg0720003 [y n q]? y
 
Attempting to delete sg0720003
 

7. プロンプトで、インストールする GZIP 圧縮 ADI のファイル名と拡張子を入力し、入力した情報を確認します。FTP サーバから、圧縮していない ADI を使用する場合は、ファイル拡張子を .adi (たとえば、sg0740002.adi)にします。たとえば、次のように入力します。

Please Enter Version to Install:sg0740002.adi.gz
 
Upgrade to Version sg0740002? [y n q] y
 

8. ADI をプライマリ ブート ファイルとして設定するかどうかを決定します。

ADI をプライマリ ブート ファイルとして設定し、CSS 設定を変更する場合は y を入力する。

プライマリ ブート ファイルを変更しない場合は n を入力する。

Set primary boot-file to Version sg0740002? [y n q] y
 

9. ADI で CSS を再ブートするかどうかを決定します。

アップグレードが完了した後に、この ADI で CSS を再ブートする場合は y を入力する。

アップグレードが完了した後に、この ADI で CSS を再ブートしない場合は n を入力する。

Reboot with Version sg0740002? [y n q] y
 

10. CSS で running-config ファイルの内容を startup-config ファイルにアーカイブするかどうかを決定します。

running-config ファイルを startup-config ファイルにアーカイブする場合は y を入力します。

起動設定を変更しない場合は n を入力します。

Archive running-config to startup-config? [y n q] y
 
archive running-config startup-config
 

アップグレード スクリプトによって FTP サーバから ADI がコピーされて、展開およびインストールされます。

Attempting ftp of sg0740002.adi.gz:
 
# copy ftp DEFAULT_FTP ${new_version_adi} boot-image
 
Copying (-) 57,241,012
 
Completed successfully.
#
(config-boot)# unpack ${new_version_adi}
unpacking(/) 99%
 
(config-boot)#
 

このアップグレード スクリプトでは、古い script ディレクトリから新しいソフトウェア イメージのディレクトリにスクリプトとユーザ プロファイルがコピーされます。 script_name は、コピーされる現在のスクリプトの名前です。

Copying scripts from c:/sg0730002/script/ to c:/sg0740002/script/
Working (/)
Copying script_name... Done

) コピー操作に失敗すると、次のメッセージが表示されてアップグレード プロセスが終了します。
Error: Copy of script_name failed!
Script copy failed, upgrade aborted!


古いスクリプトにシスコ提供のスクリプトと同じ名前が付いていても内容が異なる場合は、次のメッセージが表示されます。

script_name differs between images
 

アップグレード スクリプトは、新しいソフトウェア イメージの script ディレクトリ内にある、default-profile スクリプト以外のシスコ提供のスクリプトを、古いバージョンのスクリプトで上書きしません。アップグレード プロセスは、古いバージョンの default-profile スクリプトを見つけると、新しいバージョンを default-profile.new という名前に変更し、古いバージョンを新しいソフトウェア イメージの script ディレクトリにコピーします。たとえば、次のように実行されます。

Saving c:/sg0740002/script/default-profile.new... Done
Copying default-profile to new image... Done
 

次に、アップグレード スクリプトは ADI をプライマリ ブート ファイルとして設定します。

setting primary boot-file sg0740002
 

11. ステップ 8 で、インストールした ADI で CSS を再ブートするように選択した場合は、CSS が自動的に再ブートされます。ADI をプライマリ ブート ファイルに指定し、running-config ファイルの内容を startup-config ファイルにアーカイブした場合は、必要に応じてフラッシュのアップグレードが実行され、自動的に新しいイメージがブートされます。

システムを手動で再ブートするには、次のコマンドを入力します。

(config)# boot
(config-boot)# reboot
 

12. パッシブ SCM を含む CSS 11506 でソフトウェアをアップグレードおよび再ブートした場合は、CSS ソフトウェアのアップグレード直後にブート設定モードで passive sync コマンド(または passive sync マクロ コマンド)を実行して、冗長 SCM のブート設定を同期します。パッシブ SCM のブート設定レコードの設定の詳細については、 html#34460" CLASS="cXRef_Color"> CSS ブート設定の指定 」を参照してください。

13. CSS に startup-config ファイルがない場合は、archive ディレクトリ内のファイルが使用されます。startup-config ファイルを復元するには、 restore filename startup-config コマンドを使用します。たとえば、archive ディレクトリ内の startup-config ファイルを CSS の startup-config ファイルとして復元するには、次のように入力します。

# restore startup-config startup-config
 

CSS ソフトウェアの手動アップグレード

必要に応じて、CLI コマンドを手動で入力して、CSS をアップグレードできます。「アップグレード前の作業」の説明に従ってデフォルトの FTP サーバを設定していることを確認します。

CSS ソフトウェアのバージョンを手動でアップグレードするには、次の操作を行います。

1. CSS にログインします。

2. 2 つのバージョンがインストールされている場合は、CSS から古いバージョンの ADI を削除します。


注意 CSS で現在実行している ADI は削除しないでください。現在実行しているソフトウェア バージョンを調べるには、version コマンドを使用します。

ADI を削除するには、次の操作を行います。

a. CSS に存在する ADI をリストします。

(config)# show installed-software
sg0720104
sg0730003
 

b. 次のコマンドを入力してブート モードにアクセスします。

(config)# boot
(config-boot)#
 

c. remove コマンドを使用して ADI を削除します。

(config-boot)# remove sg0720104
 

3. 実行設定を起動設定ファイルにアーカイブします。たとえば、次のように入力します。

(config-boot)# <Ctl-z>
# archive running-config startup-config
 

save_config のエイリアスを使用して、startup-config ファイルをアーカイブすることもできます。使用可能なエイリアスをすべて表示するには、 show aliases コマンドを使用します。

4. カスタムのスクリプト ファイルとユーザプロファイル ファイルを CSS の scripts ディレクトリから archive ディレクトリにアーカイブします。アップグレード プロセスでは、新しいソフトウェアに付属しているシスコ提供のスクリプトがインストールされますが、archive ディレクトリ内のファイルは上書きされないため、カスタム スクリプトやユーザプロファイル ファイルをアーカイブしてそれらのファイルを保存し、新しいソフトウェアで使用することができます。アップグレード後に、これらのファイルを scripts ディレクトリに復元することができます。

各ファイルを archive ディレクトリにアーカイブするには、 archive script コマンドを実行します。 このコマンドのシンタックスは次のとおりです。

archive script script_filename { archive_filename }

変数は次のとおりです。

script_filename :アーカイブするスクリプトのファイル名。スクリプトのリストを参照するには、次のように入力します。

# archive script ?
 

archive_filename :(省略可)アーカイブ ファイルに割り当てる名前。 32 文字以内のテキスト文字列を引用符で囲まずに入力します。

たとえば、ファイル admin-profile を scripts ディレクトリから archive ディレクトリにアーカイブするには、次のように入力します。

# archive script admin-profile
 

現在のユーザプロファイルへの変更を scripts ディレクトリにコピーし、そのプロファイルを archive ディレクトリにアーカイブするには、 save_profile エイリアス コマンドを使用します。たとえば、次のように入力します。

# save_profile
 

5. 新しい ADI をブート イメージとして CSS にコピーします。FTP サーバから、圧縮していない ADI をコピーする場合は、ファイル拡張子を .adi(たとえば、sg0740002.adi)にします。

(config-boot)# exit
 
(config)# copy ftp DEFAULT_FTP sg0740002.adi.gz boot-image
 

DEFAULT_FTP は、「CSS への FTP サーバ レコードの設定」で定義した FTP レコード ファイルです。


) GZIP 圧縮 ADI は、CSS にコピーすると自動的に圧縮解除されます。


6. ADI を展開します。

(config)# boot
(config-boot)# unpack sg0740002.adi
 

7. 新しい ADI をプライマリ ブート ファイルとして設定し、インストールします。たとえば、次のように入力します。

(config-boot)# primary boot-file sg0730003
 

8. システムを再ブートします。

(config)# boot
(config-boot)# reboot
 

必要に応じてフラッシュのアップグレードが実行され、新しいイメージが自動的にブートされます。

9. パッシブ SCM を含む CSS 11506 でソフトウェアをアップグレードおよび再ブートした場合は、CSS ソフトウェアのアップグレード直後にブート設定モードで passive sync コマンド(または passive sync マクロ コマンド)を実行して、冗長 SCM のブート設定を同期します。パッシブ SCM のブート設定レコードの設定の詳細については、 html#34460" CLASS="cXRef_Color"> CSS ブート設定の指定 」を参照してください。

10. CSS の archive ディレクトリ内にアーカイブされている startup-config ファイル、カスタム スクリプト、およびユーザプロファイル ファイルを復元するには、 restore コマンドを使用します。archive ディレクトリ内のファイルのリストを表示するには、次のコマンドを入力します。

restore ?
 

CSS に startup-config ファイルがない場合は、archive ディレクトリ内のファイルが使用されます。startup-config ファイルを復元するには、 restore filename startup-config コマンドを使用します。たとえば、archive ディレクトリ内の startup-config ファイルを CSS の startup-config ファイルとして復元するには、次のように入力します。

# restore startup-config startup-config
 

カスタム スクリプトとユーザプロファイル ファイルのそれぞれを script ディレクトリに復元するには、 restore filename script コマンドを使用します。たとえば、ファイル admin-profile を CSS の script ディレクトリに復元するには、次のように入力します。

# restore admin-profile script
 

MIB の更新

通常、メンテナンスや維持のためのリリースでは、MIB は変更されません。ただし、CSS エンタープライズ MIB は、CSS GZIP ファイルに含まれています。ソフトウェアのアップグレード中に、この MIB は CSS/mibs ディレクトリにロードされます。

ソフトウェアをアップグレードした後で必ず MIB をアップデートすることをお勧めします。CSS のアップグレード後に管理ステーションの CSS MIB をアップグレードするには、次の手順を行います。

1. FTP を使用して、CSS の MIB(/v1 または /v2)ディレクリにある MIB を管理ステーションに転送します。

2. MIB を管理アプリケーションからアンロードします。

3. MIB を管理アプリケーションにロードします。

CSS エンタープライズ MIB については、 SNMP の設定 」を参照してください。