Cisco 11500 シリーズContent Services Switch ハードウェア インストレーション ガイド
CSS の開梱と設置
CSS の開梱と設置
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

CSS の開梱と設置

設置場所の条件

安全に関する推奨事項

CSS 11503 および CSS 11506 のシャーシ取り扱い時の注意事項

電気関係の安全事項

Cisco 11500 シリーズの電源装置の仕様

DC システム(CSS 11503 および CSS 11506)の電源に対する注意事項

必要な工具と装置

出荷品目

CSS の開梱

CSS 11501 の開梱

CSS 11503 または CSS 11506 の開梱

製品が破損している場合

設置前の要件

CSS 11501 の設置

自立型ユニットとしての CSS 11501 の設置

ラックマウント ユニットとしての CSS 11501 の設置

CSS 11503 の設置

自立型ユニットとしての CSS 11503 の設置

ラックマウント ユニットとしての CSS 11503 の設置

CSS 11506 の設置

CSS 11506 ブラケットのミッドマウント用取り付け

CSS 11506 シャーシのラックへの設置

CSS モジュールの取り付け

取り付け時の注意事項と制限事項

取り付け前の注意事項

モジュール スロットの制限事項

CSS モジュールの開梱

モジュールの取り付け

CSS 11506 へのパッシブ SCM の取り付け

CSS の開梱と設置


警告 これは Class A 製品です。住宅環境では、この製品が高周波干渉を起こす場合があります。この場合、使用者が適切な対策を講じる必要があります。


この章では、CSS を開梱し、自立型ユニットまたはラックマウント ユニットとして設置する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

設置場所の条件

安全に関する推奨事項

必要な工具と装置

出荷品目

CSS の開梱

製品が破損している場合

設置前の要件

CSS 11501 の設置

CSS 11503 の設置

CSS 11506 の設置

CSS モジュールの取り付け


) CSS の交換用コンポーネント(交換用の PCMCIA ディスクや電源装置など)の取り付け方法については、コンポーネントに付属している説明書を参照してください。


設置場所の条件

CSS の設置場所を選ぶ前に、設置場所の電源、環境、および物理的な条件について 仕様を参照してください。

安全に関する推奨事項

CSS を設置する場合は、設置手順に記載されているすべての注意事項と警告を守ってください。警告の各国語表記については、 Cisco 11500 シリーズ Content Services Switch の認定準拠と安全に関する情報を参照してください。

設置者の安全を確保し、機器を破損から守るために、次の注意事項に従ってください。次に記載する注意事項以外にも予期しない危険な状況が発生する可能性がありますので、 十分注意して ください。

CSS の設置は、地域および各国の電気関連法規に従って行います。米国で
は、National Fire Protection Association (NFPA; 米国防火協会) 70 の米国電気規格が、 カナダでは、Canadian Electrical Code、part I、CSA C22.1 がこれに相当します。その他の国については、International Electrotechnical Commission (IEC; 国際電気標準会議) 364 の part 1 ~part 7 に従ってください。

通路の近くに工具およびシャーシ コンポーネントを置かないでください。

作業時には、ゆとりのありすぎる服装を避け、宝石類 (指輪やチェーンを含む) やその他、シャーシに引っかかるようなものは外してください。

AC 電源用の CSS には、アース付き 3 極 AC 電源プラグが付属しています。このプラグは、アース付き電源コンセントだけに差し込むことができます。これは、安全性を確保するための機能です。機器は、国および地域の電気規格に従ってアースしてください。

DC 電源用の CSS 11503 および 11506 には、DC 入力電源に接続するための電線は付属していません。設置場所で入力線、帰線、およびアース線を敷設する必要があります( CSS のケーブル接続とトラブルシューティングを参照)。また、配線の敷設と保護は各国および地域の配線規格に従って行う必要があります。

CSS は、明示されている電気定格や使用手順に従って使用することで安全に動作します。


警告 訓練を受けた資格のある保守担当者以外は、この装置の設置または交換を行わないでください。


CSS 11503 および CSS 11506 のシャーシ取り扱い時の注意事項

完全装備の CSS 11503 は、重量が約 15.4 Kg になります。また、完全装備の CSS 11506 は、重量が約 26.3 Kg になります。シャーシは頻繁に移動することは想定されていません。電源やネットワークに接続するために後でシャーシを移動しなくてすむように、システムを設置する前に、適切な設置場所を準備してください。

CSS 11503 または CSS 11506 のシャーシを持ち上げるときは、次の注意事項を守ってください。

CSS 11506 シャーシを持ち上げるには 2 人以上必要です(手順はこの項の最後で説明します)。1 人でシャーシを持ち上げようとしないでください。シャーシを持ち上げて移動する作業は、安全のため、必ず 2 人以上で行ってください。けがや機器の損傷が避けられます。

シャーシを持ち上げるときは、足場がしっかりしているか確認し、左右両足に均等にシャーシの重量がかかるようにしてください。

シャーシはゆっくりと持ち上げてください。決して急に動かしたり、持ち上げる際に体をひねったりしないでください。

背筋をまっすぐ伸ばし、背中ではなく両脚に力を込めてシャーシを持ち上げてください。体を折り曲げる必要がある場合は、腰ではなく膝を曲げて背筋への負担を軽減してください。

ファン アセンブリと電源モジュールを取り外してシャーシを軽くする場合は、必ず静電防止用マットまたは袋を使用して取り外したコンポーネントを保護してください。電源モジュールは重いので、取り外しの際は注意してください。

シャーシに取り付けてあるラインカードはそのままにしておくことをお勧めします。ラインカードを取り外すと、シャーシまたはコンポーネントを損傷する可能性が大幅に増え、誤って設定を変更してしまう可能性があります。

必ず外部ケーブルを取り外してから、シャーシを持ち上げまたは移動してください。


警告 シャーシを持ち上げるには 2 人必要です。けがを防止するため、背筋をまっすぐ伸ばし、背中ではなく両脚に力を込めて持ち上げてください。


シャーシを安全に持ち上げる手順は次のとおりです。

1. シャーシの片側に立ち、もう 1 人の作業者には反対側に立ってもらいます。

2. シャーシの前面または側面に片手を置き、もう 1 人にも同じようにしてもらいます。

3. もう一方の手でシャーシの上部背面をつかみ、慎重にシャーシを持ち上げます。

電気関係の安全事項


) CSS 11503 および CSS 11506 のシャーシ内には、ホットスワップ可能なコンポーネントがあります。ホットスワップ可能なコンポーネントは、電気的な事故やシステム損傷を起こすことなく、システムの稼働中に取り外しまたは交換が可能なように設計されています。


電気機器を扱うときの基本的な注意事項を次に示します。

シャーシ内部の作業を行う前に、室内の緊急電源遮断スイッチの場所を確認してください。

シャーシを設置または移動する前に、電源と外部ケーブルの接続をすべて外してください。

危険な状態が予想される場合は、1 人で作業しないでください。

回路が電源から切り離されていると決めつけないで、必ず確認してください。

人に危害を与える行為または装置の安全性を損なう行為は避けてください。損傷のありそうな装置は設置しないでください。

作業領域を入念に検査し、床が濡れていたり、アースされていない電源延長ケーブルがあったり、または正しくアースされていないなどの危険をまねくものがないことを確認してください。

電話線またはその他のネットワーク ケーブルに接続する機器で作業する場合は、その機器が電源から切断されている場合でも、次の注意事項に従ってください。

雷雨が発生している間は、絶対に電話線を取り付けないでください。

電話のジャックは、ジャックが耐水設計されている場合以外は、絶対に濡れた場所に取り付けないでください。

電話回線がネットワーク インターフェイスにつながっている間は、絶縁されていない電話線、または端子には触れないでください。

電話回線を設置または移動する場合は十分注意してください。


警告 雷が発生しているときは、システムに対する作業、またはケーブル着脱作業は行わないでください。



警告 電源に接続されている機器で作業を行う前に、装身具(指輪、ネックレス、時計など)を取り外してください。金属類は、電源や接地線に触れると加熱して火傷の原因になったり、端子に溶着したりする可能性があります。



警告 本システムに電源を接続する前に、必ず設置手順を読んでください。


Cisco 11500 シリーズの電源装置の仕様

表 1-1 に、CSS 11501、CSS 11503、および CSS 11506 の AC 電源の仕様を示します。

 

表 1-1 AC 電源の仕様

AC 電源の仕様
CSS 11501
CSS 11503
CSS 11506

AC 入力電圧

100~240 VAC
50~60 Hz

100~240 VAC
50~60 Hz

100~240 VAC
50~60 Hz

AC 電流(100 VAC での最大値)

1.6 アンペア

5 アンペア

9 アンペア

消費電力
(最大)

150 VA

430 VA

860 VA

熱放散

512 BTU/時

1468 BTU/時

2939 BTU/時

表 1-2 に、CSS 11503 および CSS 11506 の DC 電源の仕様を示します。

 

表 1-2 DC 電源の仕様

DC 電源の仕様
CSS 11503
CSS 11506

DC 入力電圧

-48.0 ~ -60.0 VDC

-48.0 ~ -60.0 VDC

DC 電流(最大)

9 アンペア

18 アンペア

消費電力
(最大)

430 VA

860 VA

熱放散

1468 BTU/時

2939 BTU/時

DC システム(CSS 11503 および CSS 11506)の電源に対する注意事項

CSS 11503 および CSS 11506 は、DC 入力電源装置を使用することで、北米では公称 -48 VDC、欧州では -48 VDC または -60 VDC で動作できます。

入力電圧や動作周波数範囲などシステムの電源仕様については、 表 1-2 を参照してください。


警告 すぐに使用できる 2 極遮断装置を固定配線内に組み込んでください。


DC 配線の際は、設置する国および地域の電気規格に従ってください。

必要な工具と装置

CSS のハードウェアを設置するには、次の工具と装置が必要です。

No.1 プラス ドライバ

静電気防止用リスト ストラップ (CSS アクセサリ キットに付属)

CSS シャーシを装置ラックへ設置するためのハンド リフト(推奨)

装置の設置が完了したら、コンソール コマンドを実行するため、通信速度 9600 bps のコンソール端末(または同等の装置)が必要になります( CSS のケーブル接続とトラブルシューティングを参照)。

出荷品目

CSS の出荷品には、特に記載がない限り次のものが含まれます。

コンテント サービス スイッチ

静電気防止用リスト ストラップ

ゴム製脚 4 個(11501 および CSS 11503 のみ)

取り付けブラケットと金具(CSS 11506 に取り付け)

RJ-45/25 ピン(メス) D-SUB コネクタ

RJ-45/9 ピン(メス) D-SUB コネクタ

RJ-45 コンソール ケーブル

Cisco 11500 シリーズ Content Services Switch ハードウェア インストレーション ガイド

標準のソフトウェア ライセンス キー 拡張機能セットまたはセキュア管理オプション(Secure Shell Host オプションおよび Device Management ソフトウェアの SSL 高度暗号化を含む)を注文した場合は、アクセサリ キットに追加の権利証明書が入っています。


アクセサリ キットの中に標準のソフトウェア ライセンス キーまたはライセンス キーの権利証明書が見つからない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にご連絡ください。


CSS の開梱

CSS は、製品保護のための輸送用カートンで出荷されます。CSS 11501 は完全独立型シャーシとして出荷されますので、コンポーネントの追加や取り外しはできません。CSS 11503 および CSS 11506 には、電源装置、ファン ユニット、スイッチ モジュール(SM)、スイッチ コントロール モジュール(SCM)、および注文されたすべての I/O モジュール(IOM) があらかじめ搭載されています。

ここでは、次の内容について説明します。

CSS 11501 の開梱

CSS 11503 または CSS 11506 の開梱

製品が破損している場合

CSS 11501 の開梱

次の手順で CSS 11501 を開梱します。

1. 輸送用カートンからアクセサリを取り出します。梱包材は、CSS を再梱包する場合に備えて、保管してください。

2. CSS 11501 と添付アクセサリの内容を、梱包リストに記載されている内容と比べて確認します。リストと内容が一致しない場合は、「製品が破損している場合」に記載の手順に従って通知してください。

3. CSS 11501 を設置するには、「設置前の要件」の項に進んでください。

CSS 11503 または CSS 11506 の開梱

CSS 11503 または CSS 11506 はサイズが大きく、重量が重いため、設置場所に移動させた後に輸送用カートンから取り出してください。

次の手順で CSS 11503 または CSS 11506 を開梱します。

1. 輸送用カートンからアクセサリを取り出します。梱包材は、CSS を再梱包する場合に備えて、保管してください。

2. CSS と添付アクセサリの内容を、梱包リストに記載されている内容と比べて確認します。リストと内容が一致しない場合は、「製品が破損している場合」に記載の手順に従って通知してください。

3. 注意して、カートンから CSS を取り出します。


警告 シャーシを持ち上げるには 2 人必要です。シャーシの下端部分の下側をつかみ、両手で持ち上げます。けがを防止するため、背筋をまっすぐ伸ばし、背中ではなく両脚に力を込めて持ち上げてください。シャーシやコンポーネントが損傷するのを防止するため、電源装置、ファン モジュール、インターフェイス プロセッサの取っ手、またはシャーシ前面のプラスチック パネルをつかんでシャーシを持ち上げないでください。これらの取っ手はシャーシの重量に耐えられるような設計になっていません。


4. CSS 11503 または CSS 11506 を設置するには、「設置前の要件」の項に進んでください。

製品が破損している場合

装置またはコンポーネントの一部が輸送中に破損していた場合は、ただちに運送業者に連絡し、製品の検査と破損報告書の作成を依頼してください。包装箱と梱包材はすべて、中身の検査が終わるまで保管してください。

同時に、破損の状況を弊社販売代理店にご連絡ください。問題や欠陥について販売代理店へ連絡する際は、製品の型番とシリアル番号も併せてお知らせください。問題の連絡を受け次第、対処方法 (返送用番号と返送案内) をお知らせします。サポートについては、「このマニュアルについて」「マニュアルの入手方法」を参照してください。

設置前の要件

CSS の設置前に、次の設置要件を確認してください。

動作周囲温度は 0 ~ 40℃(32~104゜F)です。

閉鎖型ラックまたはマルチユニット ラックに CSS を設置する場合、ラック内での動作温度が室内での動作温度よりも高くなる場合があります。ラック内の動作温度が、CSS の最高動作温度を超えないように注意してください。

シャーシの両側には、吸排気のため 5.1 Cm(2 インチ)以上の間隔を取ります。

CSS が確実にアースされていることを確認します。CSS と入力電源との接続には、電源ストリップや延長コードを使用しないことをお勧めします。


注意 シャーシの過熱を防止するため、閉鎖型ラックや換気または空調が不適切な室内には CSS を設置しないでください。

CSS 設置の手順については、次の項を参照してください。

CSS 11501 の設置

CSS 11503 の設置

CSS 11506 の設置

CSS 11501 の設置

CSS 11501 は、次の項で説明するように自立型ユニットとして設置することも、19 インチ装置ラックに設置することもできます。


警告 CSS 11501 のカバーは外さないでください。カバーを外すと、感電の危険があります。CSS 11501 のファンおよび電源装置は、ユーザが修理したり取り付けたりすることはできません。



) CSS 11501 のカバーを外した場合は、装置の保証が無効になります。


ここでは、次の内容について説明します。

自立型ユニットとしての CSS 11501 の設置

ラックマウント ユニットとしての CSS 11501 の設置

自立型ユニットとしての CSS 11501 の設置

次の手順で自立型 CSS 11501 を設置します。

1. 平らな面を選んで CSS 11501 を置きます。

2. CSS の底面の各角にゴム製脚 (アクセサリ キットに付属) を取り付けます。


) ケーブルは、電源コードを除いて、すべて装置の前面に接続します。


ラックマウント ユニットとしての CSS 11501 の設置

作業を始める前に、取り付けブラケットとネジ 12 本、および No.2 プラス ドライバを用意します。取り付けブラケットとネジは、CSS 11501 のアクセサリ キットに付属しています。

次の手順で CSS 11501 シャーシに取り付けブラケットを取り付けます。

1. 前面パネルを正面にして CSS を置きます。シャーシの左右側面にブラケット取り付け用のネジ穴があることを確認します。

2. 1 つの取り付けブラケットをシャーシのどちらかの側面に配置します。ブラケットをフロントマウント用またはミッドマウント用の適切なネジ穴に合わせます。

図 1-1 は、取り付けブラケットをフロントマウント用に取り付けるところを説明しています。

図 1-1 CSS 11501 への取り付けブラケットのフロントマウント

 

 

3. 付属の 4 本のネジで CSS に取り付けブラケットを固定します。

4. 手順 2 と 3 を繰り返して、CSS の反対側の側面に取り付けブラケットを取り付けます。

これで CSS をラックに設置する準備ができました。CSS 11501 をラックに設置する手順は次のとおりです。

1. CSS を設置の位置まで持ち上げ、取り付けブラケットのネジ穴と装置ラックの穴を合わせます。

2. それぞれの 取り付けブラケットをラックのそれぞれの側に固定します。

CSS 11503 の設置

CSS 11503 は、次の項で説明するように自立型ユニットとして設置することも、19 インチ装置ラックに設置することもできます。


警告 CSS 11503 のカバーは外さないでください。カバーを外すと、感電の危険があります。CSS 11503 のファンと電源は、ユーザが修理したり取り付けたりすることはできません。



) CSS 11503 のカバーを外した場合は、装置の保証が無効になります。


ここでは、次の内容について説明します。

自立型ユニットとしての CSS 11503 の設置

ラックマウント ユニットとしての CSS 11503 の設置

自立型ユニットとしての CSS 11503 の設置

次の手順で自立型 CSS 11503 を設置します。

1. 平らな面を選んで CSS 11503 を置きます。

2. CSS の底面の各角にゴム製脚 (アクセサリ キットに付属) を取り付けます。


) ケーブルは、電源コードを除いて、すべてユニットの前面に接続します。


ラックマウント ユニットとしての CSS 11503 の設置

CSS 11503 をラックに取り付ける前に、次の事項を確認してください。

フロントマウントまたはミッドマウントのどちらで CSS シャーシをキャビネットに設置するか決定します。装置キャビネットの取り付けバーの位置を確認して取り付けブラケットの取り付け位置を決定します。

CSS に取り付けブラケットを次の要領で取り付けます。

作業を始める前に、取り付けブラケットとネジ 8 本、および No.1 プラス ドライバを用意します。取り付けブラケットとネジは、CSS 11503 のアクセサリ キットに付属しています。

次の手順で CSS シャーシに取り付けブラケットを取り付けます。

1. 前面パネルを正面にして CSS を置きます。シャーシの左右側面にブラケット取り付け用のネジ穴があることを確認します。

2. 1 つの取り付けブラケットをシャーシのどちらかの側面に配置します。ブラケットをフロントマウント用またはミッドマウント用の適切なネジ穴に合わせます。

図 1-2 に、フロントマウント用のブラケット取り付け位置を示します。図 1-3 に、ミッドマウント用のブラケット取り付け位置を示します。

図 1-2 CSS 11503 への取り付けブラケットのフロントマウント

 

 

図 1-3 CSS 11503 への取り付けブラケットのミッドマウント

 

 

3. 付属の 4 本のネジで CSS に取り付けブラケットを固定します。

4. 手順 2 と 3 を繰り返して、CSS の反対側の側面に取り付けブラケットを取り付けます。

これで、CSS をラックに設置する準備が整いました。CSS 11503 を装置ラックに設置する前に、次の点に留意してください。

重い機器は、必ずラックの下半分に設置してラックの重心を低くし、 ラックが転倒するのを防止してください。

ラック安定装置 (ある場合) を取り付けてから、シャーシを設置します。


警告 装置ラックにシャーシを設置する場合は 3 人以上で作業してください。2 人がシャーシを固定して所定の位置から動かないようにし、1 人が取り付けネジを締めます。


次の手順で装置ラックに CSS 11503 を設置します。

1. CSS を設置の位置まで持ち上げ、取り付けブラケットのネジ穴と装置ラックの穴を合わせます。

2. それぞれの 取り付けブラケットをラックのそれぞれの側に固定します。

CSS 11506 の設置

CSS 11506 は、19 インチ装置ラックに設置します。CSS 11506 の設置場所を選ぶ際は、ケーブルがすべて装置の前面に接続されることに注意してください。

CSS 11506 シャーシをラックにマウントする前に、CSS シャーシをラックにフロントマウントするのか、またはミッドマウントするのかを決めます。取り付けブラケットは、事前にシャーシのフロントマウント用位置に取り付けられており(図 1-4 を参照)、そのまま装置キャビネットへ取り付けられます(「CSS 11506 シャーシのラックへの設置」を参照)。取り付けブラケットをシャーシにミッドマウントする場合は、「CSS 11506 ブラケットのミッドマウント用取り付け」に進みます。

図 1-4 CSS 11506 への取り付けブラケットのフロントマウント位置

 

ここでは、次の内容について説明します。

CSS 11506 ブラケットのミッドマウント用取り付け

CSS 11506 シャーシのラックへの設置

CSS 11506 ブラケットのミッドマウント用取り付け

CSS 11506 シャーシの取り付けブラケットをフロントマウント用の位置からミッドマウント用の位置に変えるには、次の手順に従います。

1. シャーシの片側から取り付けブラケットを固定している 4 本のネジを外します(図 1-4参照)。

2. 取り付けブラケットを CSS のミッドマウント用の位置に移動し、ネジ穴をシャーシの片側の穴に合わせます。図 1-5 を参照してください。

図 1-5 CSS 11506 への取り付けブラケットのミッドマウント

 

 

3. プラス ドライバを使用して取り付けブラケットを CSS に固定します。

4. 手順 1~3 を繰り返して、シャーシの反対側の側面でもう 1 つの取り付けブラケットの位置を変更します。

ラックにシャーシを設置するには、「CSS 11506 シャーシのラックへの設置」に進みます。

CSS 11506 シャーシのラックへの設置

これで、CSS をラックに設置する準備が整いました。CSS 11506 を装置ラックに設置する前に、次の点に留意してください。

重い機器は、必ずラックの下半分に設置してラックの重心を低くし、 ラックが転倒するのを防止します。

ラック安定装置(ある場合)を取り付けてから、シャーシを設置します。


警告 装置ラックにシャーシを設置する場合は 3 人以上で作業してください。2 人がシャーシを固定して所定の位置から動かないようにし、1 人が取り付けネジを締めます。


次の手順で装置ラックに CSS 11506 シャーシを設置します。

1. CSS を設置の位置まで持ち上げ、取り付けブラケットのネジ穴と装置ラックの穴を合わせます。

2. それぞれの 取り付けブラケットをラックのそれぞれの側に固定します。

CSS モジュールの取り付け

CSS 11503 または CSS 11506 シャーシと一緒に注文したモジュールは、あらかじめ取り付けられています。モジュールを取り付け直す必要がある場合は、次の項を参照してください。

取り付け時の注意事項と制限事項

CSS モジュールの開梱

モジュールの取り付け

ここでの説明は CSS モジュールだけに当てはまります。

追加モジュールを後で受け取った場合は、そのモジュールと取り付け方法が記載された説明書が付属しています。

取り付け時の注意事項と制限事項

ここでは、CSS シャーシへのモジュール取り付けに関連する参考情報を示します。この項の内容を読んでからモジュールを取り付けることをお勧めします。

取り付け前の注意事項

CSS は、シャーシの電源を切らずにモジュールを取り付けられるように設計されています。ただし、モジュールを認識させるには CSS をリブートする必要があります。


注意 CSS 11506 にスイッチ モジュールを着脱するときは、その前に CSS の電源を切断する必要があります。

作業に際しては、次の注意事項を守ってください。


警告 モジュールの取り外し、取り付けを行う場合は、必ず適切な静電気防止用具を使用してください。CSS のアクセサリ キットには、静電気防止用リスト ストラップが付属しています。シャーシ表面の塗装されていない金属部分に、ストラップの銅製テープの端を取り付けます。作業が終わったら、シャーシに取り付けたストラップを外します。



警告 CSS の電源を切断しないと、シャーシ内に感電の危険個所が存在します。コンポーネントの取り付け取り外しの際には、手と手首から金属製の物を外し、電圧がかかっている個所には触れないようにしてください。


モジュール スロットの制限事項

CSS にモジュールを取り付ける前に、CSS 11503 および CSS 11506 のシャーシ スロットの制限事項について、 表 1-3 および 表 1-4 を参照してください。I/O モジュールには、Fast Ethernet Module(FEM; ファースト イーサネット モジュール)、Gigabit Ethernet Module(GEM; ギガバイト イーサネット モジュール)、Session Accelerator Module(SAM; セッション アクセラレータ モジュール)、およびセキュア ソケット レイヤ(SSL)モジュールがあります。

 

表 1-3 CSS 11503 シャーシのスロットの制限事項

スロット番号
スロットの用途

1

1 台目のアクティブ SCM

2

I/O モジュール

3

I/O モジュール

 

表 1-4 CSS 11506 シャーシのスロットの制限事項

スロット番号
スロットの用途

1

1 台目のアクティブ SCM

2

1 台目のパッシブ SCM または I/O モジュール

3

I/O モジュール

4

I/O モジュール

5

I/O モジュール

6

I/O モジュール

図 1-6 に、すべてのモジュールが取り付けられた CSS 11503 とそのスロット位置を示します。

図 1-6 すべてのモジュールが取り付けられた CSS 11503

 

1

スロット位置 1

3

スロット位置 3

2

スロット位置 2

図 1-7 に、すべてのモジュールが取り付けられた CSS 11506 とそのスロット位置を示します。

図 1-7 すべてのモジュールが取り付けられた CSS 11506

 

1

スロット位置 1

4

スロット位置 4

2

スロット位置 2

5

スロット位置 5

3

スロット位置 3

6

スロット位置 6

CSS モジュールの開梱

次の手順で CSS モジュールを開梱します。

1. 輸送用カートンの横に記載されている型番を確認して、モジュールが注文のモデルであることを確認します。

2. モジュールを、静電気防止用の袋に入れたまま、輸送用カートンから取り出します。

3. CSS に付属の静電気防止用リスト ストラップを着用します。たとえば、静電気防止用リスト ストラップ (アクセサリ キットに付属) を着用し、シャーシ表面の塗装されていない金属部分に、ストラップの銅製テープの端を取り付けます。リスト ストラップは肌に密着させてください。

4. 静電気防止用の袋からモジュールを取り出し、モジュールが破損していないかどうか検査します。

モジュールは必ず前面プレート部分を持ち、コンポーネントに触らないように注意してください。モジュールが破損している場合は、モジュールを静電気防止用の袋に戻し、輸送用カートンに梱包し直して、製品をお買い上げの弊社販売代理店へご連絡ください。

5. モジュールを CSS シャーシに取り付ける手順については、「モジュールの取り付け」を参照してください。

モジュールの取り付け

モジュールは、シャーシが動作中でも取り付けることができます。モジュール取り付けの際、CSS シャーシの電源を切断する必要はありません。ただし、モジュールをアクティブにするには、シャーシをリブートする必要があります。


注意 CSS 11506 にスイッチ モジュールを着脱する前には、CSS の電源を切断する必要があります。

次の手順でモジュールを取り付けます。

1. モジュールを扱う前に、身体を適切にアースします。たとえば、静電気防止用リスト ストラップ (アクセサリ キットに付属) を着用し、シャーシ表面の塗装されていない金属部分に、ストラップの銅製テープの端を取り付けます。リスト ストラップは肌に密着させてください。

2. モジュールを取り付ける空きスロットの位置を確認します。モジュールに使用できるスロットについては、 表 1-3 を参照してください。必要な場合は、No.1 プラス ドライバを使用してシャーシからブランク パネルを取り外し、モジュールを取り付けるスロットを開けます。

3. スロットの左右にある基板取り付けガイドにモジュールを差し込みます。イジェクタが完全に外に開いていることを確認します。前面プレートの左右を強く押してモジュールをシャーシに挿入します(図 1-8 を参照)。

図 1-8 CSS シャーシへのモジュールの取り付け

 

 

1

ばね付きネジ (各側に 1 つ)

2

イジェクタ (各側に 1 つ)、挿入時は外に飛び出た状態

4. 両側のイジェクタを同時に閉じて、モジュールのコネクタをバックプレーンに固定します。

5. プラス ドライバを使用して、モジュールの前面プレート正面にあるばね付きネジを締めます。

6. シャーシをリブートしてモジュールをアクティブにします。

CSS 11506 へのパッシブ SCM の取り付け

CSS 11506 シャーシにはパッシブ SCM を取り付けられます。パッシブ モジュールは、アクティブ モジュールに障害が起きた場合のスタンバイ モジュールです。WebNS 5.10 以降が実装されている場合は、アクティブ SCM に障害が発生すると、次の処理が行われます。

1. CSS がリブートし、通信が終了します。

2. startup-config ファイルを使用して CSS がすべての設定を復元します。

3. パッシブ SCM が自動的にアクティブになります。


) パッシブ モジュールは、アクティブ モジュールの処理の負荷分担を行いません。


次の手順でパッシブ SCM を取り付けます。

1. モジュールを扱う前に、身体を適切にアースします。

2. 表 1-3 に示すように、SCM はスロット 1 または 2 以外には取り付けられません。

3. 必要な場合は、シャーシからブランク パネルを取り外して、スロットを開けます。

4. スロットの左右にある基板取り付けガイドにモジュールを差し込み、前面プレートの左右を強く押してモジュールをシャーシに挿入します。

5. 両側のイジェクタを同時に閉じて、モジュールのコネクタをバックプレーンに固定します。

6. プラス ドライバを使用して、モジュールの前面プレート正面にあるばね付きネジを締めます。

7. 必要に応じて、ディスク スロットの前面に PCMCIA カバーを取り付け、2 つのばね付きネジで固定できます(図 1-9 を参照)。カバーは SCM 内のディスクを保護します。

図 1-9 SCM への PCMCIA カバーの取り付け

 

8. CSS をリブートしてパッシブ SCM を初期化します。

9. アクティブ SCM からパッシブ SCM にブート設定をコピーするには、ブート設定モードで passive sync コマンドを使用します。詳細については、『 Cisco Content Services Switch Administration Guide 』を参照してください。