Cisco Application Networking Manager 2.2 イン ストレーション ガイド
Application Networking Manager ソフト ウェアのアップグレード
Application Networking Manager ソフトウェアのアップグレード
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2009/09/21 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Application Networking Manager ソフトウェアのアップグレード

Cisco のアップグレードに関する情報

アップグレードの準備

Upgrade Software のインストール

Red Hat のアップグレードを伴う非 HA モードまたはスタンドアロン モードでの ANM 2.2 へのアップグレード

Red Hat のアップグレードを伴う HA モードでの ANM 2.2 へのアップグレード

Red Hat のアップグレードを伴わない非 HA モードまたはスタンドアロン モードでの 2.2 へのアップグレード

Red Hat のアップグレードを伴わない HA モードでの 2.2 へのアップグレード

Application Networking Manager ソフトウェアのアップグレード

この章では、Application Networking Manager ソフトウェアのアップグレード方法について説明します。この章の構成は、次のとおりです。

「Cisco Application Networking Manager のアップグレードに関する情報」

「アップグレードの準備」

「Upgrade Software のインストール」

Cisco Application Networking Manager のアップグレードに関する情報

サポートされているアップグレード パスは、ANM 2.1(1)、ANM 2.1、ANM 2.0、または ANM 1.2 から、ANM 2.2 です。アップグレード手順の概要を 表 3-1 に示します。

 

表 3-1 ANM アップグレードの概要

タスク
参照先

1. アップグレードの準備

「アップグレードの準備」

2. ソフトウェアのアップグレード

「Upgrade Software のインストール」

3. ANM にログインする前の ANM サーバ ライセンスのインストール

「Cisco Application Networking Manager のライセンスの取得およびアップロード」

表 3-2 に、各機能のリストと、アップグレードが行われた後の状態を示します。これらの機能の説明と情報については、『 User Guide for the Cisco Application Networking Manager 2.2 』を参照してください。

 

表 3-2 アップグレード後における機能の状態

機能
アップグレード
アップグレードの状態

ネットワーク要素

Y

インポートされたネットワーク要素がすべて移行されます。

段階的オブジェクト(配置されないオブジェクト)

N

段階的オブジェクトは 2.2 に移行されません。ネットワーク要素のインポートを実行して、ネットワーク要素を追加します。


) アップグレードの前に、段階的オブジェクトが配置されているか、そのデータが失われるのかを確認してください。


ビルディング ブロック

Y

ビルディング ブロックが、1.2 から移行されます。

Role Based Access Control(RBAC; ロールベース アクセス コントロール)

Y

ユーザ名、ロール、ドメイン、およびすべての関係が維持されます。

ユーザロール

Y

カスタム ロールは変更されません。そのため、Cisco GSS DNS ロールおよび VIP 回答が現在使用可能です。

アップグレードの準備

ANM ソフトウェアをバージョン 2.2 にアップグレードすると、すでに ANM 1.2、2.0、2.1、または 2.1(1)にインポートされているネットワーク要素が移行されます。すべてのネットワーク要素(段階的およびインポート済み)が移行されていることを確認したい場合、まだインポートされていないネットワーク要素を配置(段階的オブジェクト)する必要があります。また、アップグレードが完了した後に段階的ネットワーク要素をインポートすることを選択することも可能です。

HTTP が、アップグレード前に ANM 上でイネーブルにされていた場合、アップグレード後にもイネーブルにされます。HTTPS を使用することによって、接続をより安全にしたい場合、プロパティ ファイルを変更して、ANM を再起動する必要があります。詳細については、「Cisco Application Networking Manager インストール後の設定値の変更」を参照してください。

バックアップ リポジトリから ANM データベースを復元し、そのリポジトリ内の仮想コンテキストが、ネットワーク要素から削除された場合、ANM によって、データベースからそのコンテキストが削除され、そのコンテキストは、ANM ユーザ インターフェイスに表示されなくなります。

ANM をアップグレードする前に、必ず段階的オブジェクトを配置する必要があります。段階的オブジェクトを再配置しないことを選択した場合、アップグレードが完了した後に、ネットワーク要素上に段階的オブジェクトをインポートする必要があります。「Cisco Application Networking Manager へのネットワーク要素の追加」を参照してください。

Upgrade Software のインストール

Red Hat のアップグレードのあるなしに関わらず、High Availability(HA; ハイ アベイラビリティ)モードとスタンドアロン(非 HA)モードのどちらでも ANM をアップグレードできます。ここでは、次の内容について説明します。

「Red Hat のアップグレードを伴う非 HA モードまたはスタンドアロン モードでの ANM 2.2 へのアップグレード」

「Red Hat のアップグレードを伴う HA モードでの ANM 2.2 へのアップグレード」

「Red Hat のアップグレードを伴わない非 HA モードまたはスタンドアロン モードでの ANM 2.2 へのアップグレード」

「Red Hat のアップグレードを伴わない HA モードでの ANM 2.2 へのアップグレード」

Red Hat のアップグレードを伴う非 HA モードまたはスタンドアロン モードでの ANM 2.2 へのアップグレード

スタンドアロン モードまたは非 HA モードで ANM 2.2 へのアップグレードを実行できます。ANM アップグレード中、MySQL は自動的にインストールされます。システムに、ANM によって使用されるものとは異なるバージョンの MySQL が存在する場合、インストール中に、ANM によって使用されるバージョンに置き換えられます。

ANM 2.2 は、Red Hat Enterprise Linux 5(ベース サーバ)アップデート 2(RHEL 5)上で最適に動作します。ANM 1.2、2.0、2.1、または 2.1(1)のバージョンが、Red Hat Enterprise Linux AS 4、(RHEL 4)上で実行されている場合、次の手順で説明するバックアップおよびインストール シーケンスを実行して、RHEL 5 へのアップグレードを実行する必要があります。


ヒント 初めて RHEL をインストールする場合、または、すでにインストールされているバージョンの RHEL および ANM にパフォーマンスの問題が発生している場合、「Red Hat オペレーティング システムのインストールのヒント」を参照してください。



注意 root ユーザになると、自分が使用するコマンドの効果を知らない場合、動作環境に悪影響を与えてしまう可能性があります。Linux を使用した経験が少ないユーザの場合、root ユーザとして行う操作を、この手順で説明したタスクに限定してください。


ステップ 1 「root ユーザになる」で説明したように、Linux のコマンド ラインから、root ユーザとしてログインします。

ステップ 2 root ユーザとして、 /opt/CSCOanm/bin/anm-tool backup path-to-backup-file コマンドを入力して、ANM バックアップ ファイルを作成します。

ステップ 3 バックアップ ファイルを、別のコンピュータ、USB フラッシュまたは外部ドライブ、CD-RW ディスクなどの、安全で隔離された(非ローカルな)場所にコピーします。

ステップ 4 「Red Hat オペレーティング システムのインストールのヒント」で説明する手順に従って、Red Hat Enterprise Linux 5(ベース サーバ)アップデート 2(RHEL 5.2)をインストールします。

ステップ 5 「root ユーザになる」で説明したように、Linux のコマンド ラインから、root ユーザとしてログインします。

ステップ 6 ステップ 2 で作成した ANM バックアップ ファイルを ANM サーバにコピーします。

ステップ 7 ANM 2.2 CD-ROM を Linux サーバのドライブに挿入し、/cdrom ディレクトリにマウントします。

ステップ 8 ディレクトリを /cdrom ディレクトリ、または CD をマウントしたディレクトリに変更します。

ステップ 9 root ユーザとして ./anm-2.2.bin upgrade path-to-backup-file コマンドを入力して、アップグレードを開始します。

インストールおよびアップグレードが開始され、ステータス メッセージがログイン ウィンドウに表示されます。Done が表示されれば、アップグレード スクリプトが終了しています。

ステップ 10 CD-ROM をアンマウントします。

Red Hat のアップグレードを伴う HA モードでの ANM 2.2 へのアップグレード


ヒント 初めて RHEL をインストールする場合、または、すでにインストールされているバージョンの RHEL および ANM にパフォーマンスの問題が発生している場合、「Red Hat オペレーティング システムのインストールのヒント」を参照してください。


Red Hat のアップグレードを伴わずに HA モードで ANM 2.2 へのアップグレードを実行できます。ANM アップグレード中、MySQL は自動的にインストールされます。システムに、ANM によって使用されるものとは異なるバージョンの MySQL が存在する場合、インストール中に、ANM によって使用されるバージョンに置き換えられます。


ステップ 1 現在実行中の ANM のバージョンにログインして、アクティブおよびスタンバイ ANM サーバが同期していることを確認します。実行方法の詳細については、ANM の状況依存オンライン ヘルプを参照してください。


) アップグレードするには、2 台のサーバ上で、手順の中で指定されたシーケンスにおいてさまざまなタイミングで、数多くのコマンドを入力する必要があります。


ステップ 2 「root ユーザになる」 に示したように、root ユーザとしてスタンバイ サーバへログインします。

ステップ 3 root ユーザとして、 /opt/CSCOanm/bin/anm-tool backup path-to-backup-file コマンドを入力して、ANM バックアップ ファイルを作成します。

ステップ 4 バックアップ ファイルを、別のコンピュータ、USB フラッシュまたは外部ドライブ、CD-RW ディスクなどの、安全で隔離された(非ローカルな)場所にコピーします。

ステップ 5 「Red Hat オペレーティング システムのインストールのヒント」で説明する手順に従って、Red Hat Enterprise Linux 5(ベース サーバ)アップデート 2(RHEL 5.2)をインストールします。

ステップ 6 アクティブ サーバ用に Step 2 から 5 を繰り返します。

ステップ 7 「root ユーザになる」 に示したように、root ユーザとして元のスタンバイ サーバへログインします。

ステップ 8 ステップ 3 で作成した ANM バックアップ ファイルを ANM サーバにコピーします。

ステップ 9 ANM 2.2 CD-ROM を Linux サーバのドライブに挿入し、/cdrom ディレクトリにマウントします。

ステップ 10 ディレクトリを /cdrom ディレクトリ、または CD をマウントしたディレクトリに変更します。

ステップ 11 root ユーザとして ./anm-2.2.bin upgrade path-to-backup-file コマンドを入力して、アップグレードを開始します。

インストールおよびアップグレードが開始され、ステータス メッセージがウィンドウに表示されます。Done が表示されれば、アップグレード スクリプトが終了しています。

ステップ 12 CD-ROM をアンマウントします。

ステップ 13 元のアクティブ サーバ用に Step 7 から 12 を繰り返します。


 

Red Hat のアップグレードを伴わない非 HA モードまたはスタンドアロン モードでの ANM 2.2 へのアップグレード

ANM 2.2 へのアップグレード時に Red Hat Enterprise Linux(RHEL)5.2 へのアップグレードを強くお勧めしますが、RHEL 4 のままでも安全上の問題はありません。このアップグレード手順は、RHEL 5.2 にアップグレードすることを前提とした手順と大部分は同じです。RHEL をアップグレードしない場合の主な違いは、オペレーティング システム ソフトウェアをアップグレードしないために、ANM サーバからのバックアップ ファイルを保存する必要がないという点です。

ANM アップグレード中、MySQL は自動的にインストールされます。システムに、ANM によって使用されるものとは異なるバージョンの MySQL が存在する場合、インストール中に、ANM によって使用されるバージョンに置き換えられます。


) RHEL 4 上の ANM 2.2 に対するサポートは期間限定となっています。パフォーマンス問題の可能性については、「Red Hat オペレーティング システムのインストールのヒント」を参照してください。



注意 root ユーザになると、自分が使用するコマンドの効果を知らない場合、動作環境に悪影響を与えてしまう可能性があります。Linux を使用した経験が少ないユーザの場合、root ユーザとして行う操作を、この手順で説明したタスクに限定してください。

スタンドアロン モードまたは非 HA モードで ANM 2.2 ソフトウェアをインストールするには、次の手順に従います。


ステップ 1 「root ユーザになる」で説明したように、Linux のコマンド ラインから、root ユーザとしてログインします。

ステップ 2 root ユーザとして、 /opt/CSCOanm/bin/anm-tool backup path-to-backup-file コマンドを入力して、ANM バックアップ ファイルを作成します。

ステップ 3 root ユーザとして、 /opt/CSCOanm/bin/anm-tool uninstall コマンドを入力して、ANM をアンインストールします。

ステップ 4 ANM 2.2 CD-ROM を Linux サーバのドライブに挿入し、/cdrom ディレクトリにマウントします。

ステップ 5 ディレクトリを /cdrom ディレクトリ、または CD をマウントしたディレクトリに変更します。

ステップ 6 root ユーザとして ./anm-2.2.bin upgrade path-to-backup-file コマンドを入力して、アップグレードを開始します。

インストールおよびアップグレードが開始され、ステータス メッセージがウィンドウに表示されます。Done が表示されれば、アップグレード スクリプトが終了しています。

ステップ 7 CD-ROM をアンマウントします。


 

Red Hat のアップグレードを伴わない HA モードでの ANM 2.2 へのアップグレード

ANM 2.2 へのアップグレード時に Red Hat Enterprise Linux(RHEL)5.2 へのアップグレードを強くお勧めしますが、RHEL 4 のままでも安全上の問題はありません。このアップグレード手順は、RHEL 5.2 にアップグレードすることを前提とした手順と大部分は同じです。RHEL をアップグレードしない場合の主な違いは、オペレーティング システム ソフトウェアをアップグレードしないために、ANM サーバからのバックアップ ファイルを保存する必要がないという点です。


) RHEL 4 上の ANM 2.2 に対するサポートは期間限定となっています。パフォーマンス問題の可能性については、「Red Hat オペレーティング システムのインストールのヒント」を参照してください。


ANM アップグレード中、MySQL は自動的にインストールされます。システムに、ANM によって使用されるものとは異なるバージョンの MySQL が存在する場合、インストール中に、ANM によって使用されるバージョンに置き換えられます。


注意 root ユーザになると、自分が使用するコマンドの効果を知らない場合、動作環境に悪影響を与えてしまう可能性があります。Linux を使用した経験が少ないユーザの場合、root ユーザとして行う操作を、この手順で説明したタスクに限定してください。

HA モードで ANM 2.2 ソフトウェアをインストールするには、次の手順に従います。


ステップ 1 現在実行中の ANM のバージョンにログインして、アクティブおよびスタンバイ ANM サーバが同期していることを確認します。詳細については、ANM の状況依存オンライン ヘルプを参照してください。


) アップグレードするには、2 台のサーバ上で、手順の中で指定されたシーケンスにおいてさまざまなタイミングで、数多くのコマンドを入力する必要があります。


ステップ 2 「root ユーザになる」 に示したように、root ユーザとしてスタンバイ サーバへログインします。

ステップ 3 root ユーザとして、 /opt/CSCOanm/bin/anm-tool backup path-to-backup-file コマンドを入力して、ANM バックアップ ファイルを作成します。

root ユーザとして、 /opt/CSCOanm/bin/anm-tool uninstall マンドを入力して、ANM をアンインストールします。

ステップ 4 アクティブ サーバ用に Step 2 3 を繰り返します。

ステップ 5 「root ユーザになる」 に示したように、root ユーザとして元のスタンバイ サーバへログインします。

ステップ 6 ANM 2.2 CD-ROM を Linux サーバのドライブに挿入し、/cdrom ディレクトリにマウントします。

ステップ 7 root ユーザとして、 ./anm-2.2.bin upgrade path-to-backup-file コマンドを入力して、ディレクトリを /cdrom ディレクトリ、または CD をマウントしたディレクトリに変更します。

インストールおよびアップグレードが開始され、ステータス メッセージがウィンドウに表示されます。Done が表示されれば、アップグレード スクリプトが終了しています。

ステップ 8 CD-ROM をアンマウントします。

ステップ 9 元のアクティブ サーバ用に Step 5 から 8 を繰り返します。