Cisco Application Networking Manager 2.2 イン ストレーション ガイド
Application Networking Manager 2.2 のイ ンストールの準備
Application Networking Manager 2.2 のインストールの準備
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2009/12/16 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Application Networking Manager 2.2 のインストールの準備

ANM の概要

サーバ要件

クライアント要件

root ユーザになる

Application Networking Manager 2.2 のインストールの準備

この章では、ANM 2.2 のインストールまたはアップグレードを実行するうえで、知っておく必要があることと、必要な手順について説明します。この章の構成は、次のとおりです。

「ANM の概要」

「サーバ要件」

「クライアント要件」

「root ユーザになる」

ハードウェア要件および Cisco IOS の要件の詳細については、 Cisco.com の『 Supported Devices Table for the Application Networking Manager 2.1 and 2.2 』を参照してください。

ANM の概要

ANM は、次の機能のすべてを実行することを可能にするクライアント/サーバ アプリケーションです。

データ センター デバイスの設定、監視、およびトラブルシューティング。

操作、アプリケーション オーナー、およびサーバ管理スタッフが、ネットワーク設定やトポロジの変更に関する知識や技術なしに、ネットワークベースのサービスをアクティブにしたり一時的に停止したりするためのポリシーの作成。

Application Control Engine(ACE)モジュール、ACE アプライアンス、Catalyst 6500 シリーズ シャーシ、Catalyst 6500 Virtual Switching System(VSS)1440、および Cisco 7600 シリーズ ルータの管理。

CSS、CSM、および CSM-S の実および仮想サーバのアクティベーション/一時停止の許可。

VIP 回答および DNS ルールのアクティベーション/一時停止の許可。

サーバは、Linux マシン上で実行され、マシンには Red Hat Enterprise Linux をインストールする必要があります。クライアントは、サポートされているバージョンの Internet Explorer または Firefox Web ブラウザ上で実行されます。ANM サーバのペアを、ハイ アベイラビリティ モードで実行されるように設定できます。ANM サーバの配置を 図 1-1 に示します。

図 1-1 ANM サーバの配置

 

サーバ要件

ANM をインストールできるのは、Red Hat Enterprise Linux サーバ(RHEL)上だけです。このリリースに必要なバージョンは、Red Hat Enterprise Linux 5(ベース サーバ)アップデート 2(5.2)32 ビット サーバ エディション(Linux 2.6 カーネル)です。

ANM のインストール中に、MySQL(Sun の RDBMS)が自動的にインストールされます。システムに、ANM によって使用されるものとは異なるバージョンの MySQL が存在する場合、インストール中に、ANM によって使用されるバージョンに置き換えられます。


ヒント 初めて RHEL をインストールする場合にインストールの失敗または非互換を回避する方法については、「Red Hat オペレーティング システムのインストールのヒント」を参照してください。


ANM 2.1(1)、ANM 2.1、または ANM 2.0 から ANM 2.2 へとアップグレードするには、RHEL の次のバージョンのいずれかをインストールする必要があります。

Red Hat Enterprise Linux 4(ベース サーバ)アップデート 2(4.2)32 ビット サーバ エディション(Linux 2.6 カーネル)

Red Hat Enterprise Linux 4(ベース サーバ)アップデート 5(4.5)32 ビット サーバ エディション(Linux 2.6 カーネル)

Red Hat Enterprise Linux 5(ベース サーバ)アップデート 2(5.2)32 ビット サーバ エディション(Linux 2.6 カーネル)


) ANM 1.2 から ANM 2.2 へのアップグレードでは、ANM 2.2 へのアップグレードを実行する前に ANM 2.0 b への中間アップグレードが必要です。このアップデート シーケンスは、RHEL のアップグレードを義務付けるものではなく、RHEL 4.x を使用し続けることは可能です。ただし、Red Hat Enterprise Linux 5(ベース サーバ)アップデート 2(5.2)32 ビット サーバ エディションに移行することをお勧めします。ANM 1.2 から ANM 2.2 へのアップグレード パスは次のとおりです。

1. ANM 1.2 データをバックアップします(『 User Guide for Application Networking Manager 1.2 』を参照)。

2. ANM 1.2 のバックアップを使用して ANM 2.0 にアップグレードします(『 Installation Guide for Application Networking Manager 2.0 』を参照)。

3. ANM 2.0 データをバックアップします(『 User Guide for Application Networking Manager 2.0 』を参照)。

4. ANM 2.0 のバックアップを使用して ANM2.2 にアップグレードします(本マニュアルを参照)。


 

ご使用のサーバは、次の最小限の要件も満たす必要があります。


) ANM のインストールに、外部ソフトウェアやライブラリは不要です。


最低 2 GB の Random Access Memory(RAM; メモリ)。最適なパフォーマンスを得るには、最低 4 GB のメモリを備えることを推薦します

最低 120-GB のハード ドライブ

ANM コンポーネントのディスク容量要件を 表 1-1 に示します。


) ANM は、複数のパーティションにまたがる可能性があるので、ディスク要件はディレクトリ単位で記載しています。指定したディレクトリが置かれているパーティションには、最低でも表 1-1 に示した、指定された空き容量が必要です。


.

表 1-1 ANM のディスク容量要件

ディレクトリ
ディスク要件

/opt/CSCOanm

2 GB

/var/lib/anm

45 GB

3-GHz Pentium III CPU またはその同等物(デュアル プロセッサがサポートされている。アプリケーションはマルチスレッド化されているが、パフォーマンス/キャパシティの増加は指定されていない)

CD-ROM ドライブ

1 つの ANM の設定ごとに 100 Mbps イーサネット インターフェイス

Product Authorization Key(PAK)を使用したインストール後にマシンにダウンロード可能なアクティブまたはプライマリ サーバごとの 1 つ ANM のサーバ ライセンス

フォルトトレラントな High Availability(HA; ハイ アベイラビリティ)を使用して ANM をインストールする場合、次のものが必要です。

2 つの全二重方式 100 Mbps イーサネット インターフェイス

固有のホスト名を持つ 2 つのホスト

同一のサブネット上で設定された 2 つのホストのプライマリ IP アドレス(必須)

同一のサブネット上で設定された 2 つのホストのセカンダリ IP アドレス(ハートビートとして使用されます)(必須)

スタンバイまたはバックアップ サーバごとの追加 ANM サーバ ライセンス


) ハイ アベイラビリティ機能の詳細については、『User Guide for the Cisco Application Networking Manager 2.2』の「Configuring ANM High Availability」の章を参照してください。


クライアント要件

ANM が実行されている各クライアントは、次の最小限の要件を満たす必要があります。

2 GHz 以上の Pentium プロセッサを備えた IBM 互換コンピュータ

最低 1 GB メモリ

クライアントでは、次のいずれかのオペレーティング システムが実行される必要があります。

Windows XP Professional サービス パック 2 および 3

Windows Vista サービス パック 1

Red Hat Enterprise Linux 5(ベース サーバ)または Red Hat Enterprise Linux AS 4

クライアントには、次のいずれかのブラウザが必要です。

Windows XP または Windows Vista 上で稼動する Microsoft Internet Explorer 6.0 または 7.0 サービス パック 2

Windows XP、Windows 2000、Red Hat Enterprise Linux 5(ベース サーバ)または Red Hat Enterprise Linux AS 4 上で稼動する Firefox 2.0


) すべてのブラウザで、cookie、JavaScript/スクリプト、およびポップアップ ウィンドウをイネーブルにする必要があります。後の ANM リリースを再インストールする場合、必ず cookie を削除し、ブラウザ キャッシュをクリアしてください


root ユーザになる

ANM をインストールするには、ANM をインストールしたいシステムに root ユーザとしてログインする必要があります。


注意 root ユーザになると、自分が使用するコマンドの効果を知らない場合、動作環境に悪影響を与えてしまう可能性があります。Linux を使用した経験が比較的少ないユーザの場合、root ユーザとして行う操作を、このマニュアルで説明したタスクに限定してください。

Linux コマンド ラインからプロンプトに次を入力して、root ユーザとしてログインします。

> login: root

> Password: root-password

すでにログインしているが、root ユーザでない場合、 su コマンドを使用して、ログインを root に変更します。

# su

# Password: root-password