Cisco Application Networking Manager 2.2 イン ストレーション ガイド
Red Hat オペレーティング システムのインス トールのヒント
Red Hat オペレーティング システムのインストールのヒント
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2009/09/21 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Red Hat オペレーティング システムのインストールのヒント

Red Hat インストール手順

Red Hat Copyright Notice

Red Hat オペレーティング システムのインストールのヒント

この章では、Red Hat オペレーティング システムの推奨されるインストール手順について 3 部に分けて説明します。構成は、次のとおりです。

「Red Hat インストール手順」

「Red Hat Copyright Notice」

Red Hat インストール手順

この項に含まれる手順は、補足的な役割 だけ を目的としており、Red Hat システムの要件およびエンドツーエンドのインストール手順の代わりになるものではありません。この付録に含まれる手順を使用して、Red Hat Enterprise Linux 5.2(ベース サーバ)(RHEL)のインストールで利用可能なオプションのソフトウェア パッケージを選択する際に ANM と RHEL 間で発生する可能性のあるライブラリの競合を避けてください。RHEL のドキュメントは、 http://www.redhat.com/docs/ からオンラインで入手可能です。


) ANM を一度もインストールしたことのないサーバに初めてインストールする場合は、Red Hat Enterprise Linux 5(ベース サーバ)アップデート 2 (5.2) 32 ビット サーバ エディション(Linux 2.6 カーネル)をインストールする必要があります


RHEL のインストール手順は、3 つの部分に分割されています。全体的な手順は、必要な起動停止に応じておよそ 1 時間かかります。 表 A-1 では、インストール手順を説明しています。

 

表 A-1 RHEL インストール手順

タスク
手順

1. メディア チェックおよびサーバのパーティショニング:インストールの前に、物理的なインストール メディア(CD-ROM または DVD)の整合性を点検し、ご使用の Linux 環境のパーティショニングを調整できます。

「メディア チェックおよびサーバのパーティショニング」、手順 1 25

2. オペレーティング システムのインストール:オペレーティング システムおよび選択したライブラリやソフトウェア パッケージをインストールできます。

「オペレーティング システムのインストール」、手順 30

3. セットアップ エージェントによるガイド付きの起動:ファイアウォールおよびその他のセキュリティ設定を有効化、無効化、または調整できます。

「セットアップ エージェントによるガイド付きの起動」、手順 31 45


) ANM をインストールした後に調整しようとする場合であっても、上記の手順のうち 1 つでも省略しないことをお勧めします。


前提条件

購入したか、あるいは Red Hat の Web サイトから入手したインストール ファイルをコピーした、RHEL の CD-ROM または DVD をすべて準備している。

http://www.redhat.com/docs/ から入手できる RHEL のドキュメントまたは「Application Networking Manager 2.2 のインストールの準備」の中に記載されているすべてのシステム要件を確認している。

「root ユーザになる」 の説明に従って、root でサーバにログインしている。

Red Hat Enterprise Linux のインストールは 1 つの手順ですが、ここでは 表 A-1 で説明するように理解を助ける目的で 3 つの部分に分割し、適宜名前を付けています。

メディア チェックおよびサーバのパーティショニング


ステップ 1 最初のインストール用 CD-ROM または DVD をサーバの CD-ROM/DVD ドライブに挿入します。

ステップ 2 サーバを再起動します。これにより、ご使用の Linux サーバ向けに設定されている BIOS に従って、インストール プログラムが開始されます。


) サーバを再起動してもインストールが開始されない場合は、プログラムを停止し、ご使用の Linux サーバ向けに BIOS 設定を再調整する必要がある場合があります。システム管理者の応援を仰ぐようにしてください。


およそ 1 分後、図 A-1のようなインストール ウィンドウが表示されます。

図 A-1 Red Hat Enterprise Linux 5 Installer ウィンドウ

 

ステップ 3 インストール ウィンドウから、 Enter キーを押して GUI(グラフィカル モード)を選択します。


図 A-1 に表示されているいずれかのオプションを選択しない場合は、インストールはデフォルトでグラフィカル モードになります。


[CD Found] ウィンドウが表示されます。インストールする前に CD メディアのテストが選択できます。

ステップ 4 [CD Found] ウィンドウで次のいずれかを行います。

[OK] をクリックしてインストール前にメディアをテストし(推奨)、ステップ 5 に進みます。

[Skip] をクリックしてメディアのテストをスキップし(再インストールを行うか、すでにすべてのインストール メディアのテストを行っている場合以外は推奨されません)、インストールを開始して、ステップ 10 に進みます。

ステップ 5 [Media Check] ウィンドウで [Test] をクリックし、ドライブ内の CD-ROM または DVD をテストします。

チェック プロセスが開始されると、小さい [Media Check] ウィンドウが表示され、そこにある経過表示バーによって完了したチェックの割合が表示されます。チェック プロセスにはおよそ 3 分かかります。チェック プロセスが終了すると、[Media Check Results] ウィンドウが表示されます。

ステップ 6 [Media Check] ウィンドウで次のいずれかを実行します。

[Media Check Results] ウィンドウに CD-ROM または DVD がテストに合格したことを示すメッセージが表示されたら、ステップ 7 に進みます。

CD-ROM または DVD がテストに不合格だったことを示すメッセージが表示された場合は、インストールを終了し、システム管理者と協力して RHEL を安全にインストールできるよう新しいメディアを入手してください。

ステップ 7 [Media Check Results] ウィンドウで [OK] をクリックし、[Media Check] ウィンドウに戻ります。

ステップ 8 [Media Check] ウィンドウで、[Eject CD] をクリックして CD-ROM または DVD を取り出し、別のものを挿入してテストします。

ステップ 5 の説明にあるように、経過表示バーを含む [Media Check] ウィンドウが表示されます。

ステップ 9 すべてのインストール メディアのテストが終了するまで、手順 6 から 8 までを繰り返します。

すべてのメディアがテストされたことを示す確認ウィンドウが表示されます。

ステップ 10 確認ウィンドウで、[Next] をクリックし、インストール前の設定タスクに進みます。

言語およびキーボードを選択する画面が表示されます。

ステップ 11 両方のウィンドウで [English] をクリックします。

インストール番号の入力を求める [Installation Number] ウィンドウが表示されます。インストールしている RHEL のバージョンが追加パッケージ付きで購入したものであれば、インストール番号を受け取っている可能性が高くなります。この付録に記載されている手順では、追加のソフトウェア パッケージまたは Web サーバをインストール しない ことが求められています。そのため、インストール番号を持っている場合でも、ステップ 12 の説明にあるように [Skip] をクリックしてインストール番号は入力しないことが重要です。


) インストール番号を持っており、入力を要求するメッセージが表示されても、入力しないでください。インストール番号を入力すると、ANM で自動的にインストールされるソフトウェア ライブラリと競合する可能性がある追加パッケージを知らないうちにインストールしてしまう場合があります。


ステップ 12 [Installation Number] ウィンドウで、[Skip] をクリックします。 すると警告ウィンドウが表示されます。

ステップ 13 [OK] をクリックします。

図 A-2 に示すようなパーティショニング ウィンドウが表示されます。

図 A-2 Red Hat Enterprise Linux 5 Partitioning ウィンドウ

 

パーティショニング ウィンドウからは、RHEL をインストールするために、既存のパーティションがあればそれを削除するか、既存のハード ドライブのレイアウトを変更できます。デフォルトであるパーティショニングでは、ハード ドライブが再フォーマットされます。

ステップ 14 [Remove Linux partitions on selected drive and create default layout] をクリックします。この処理によってドライブが再フォーマットされ、以前の設定パーティションがすべて削除されてしまうため、ダイアログボックスに「本当に実行しますか?」と表示されます。

ステップ 15 [Yes] をクリックします。

図 A-3 に示したように、[Network Devices/Hostname/Miscellaneous Settings] ウィンドウが 表示されます。 インストール プログラムによって既存のネットワーク デバイスが検出され、ネットワーク デバイス リストに表示されます。

図 A-3 Network Devices/Hostname/Miscellaneous Settings ウィンドウ

 

ステップ 16 [Network Devices/Hostname/Miscellaneous Settings] ウィンドウで、[Edit] をクリックします。

図 A-4 に示したように、[Edit Interface eth0] ウィンドウが 表示されます。

図 A-4 Edit Interface eth0 ウィンドウ

 

ステップ 17 [Edit Interface eth0] ウィンドウで、[Enable IPv4 support] チェックボックスおよび [Activate on boot] チェックボックスをオンにします。


) [Use dynamic IP configuration] チェックボックスおよび [Enable IPv6 support] チェックボックスがオフになっていることを確認します。


図 A-4 に示した、ウィンドウの下部にある IPv4 IP の [Address] および [Prefix (Netmask)] フィールドのグレー表示が解除されます。

ステップ 18 IPv4 IP の [Address] および [Prefix (Netmask)] フィールドに IPv4 IP アドレスおよびネットマスクを入力します。

ステップ 19 [OK] をクリックします。

[Network Devices/Hostname/Miscellaneous Settings] ウィンドウが表示されます。

ステップ 20 [Network Devices/Hostname/Miscellaneous Settings] ウィンドウで、[Manually] チェックボックスをオンにし、ANM のサーバ設定を入力します(図 A-5 を参照)。

図 A-5 Network Devices/Hostname/Miscellaneous Settings ウィンドウ

 

ステップ 21 [Network Devices/Hostname/Miscellaneous Settings] ウィンドウで、[Miscellaneous Settings] フィールドに次の情報を入力します。

サーバ ホスト名。

ゲートウェイ IP アドレス。

プライマリ ドメイン ネーム サーバ。

セカンダリ ドメイン ネーム サーバ。

ステップ 22 [Next] をクリックします。

図 A-6 に示したように、デフォルトでオンになっている UTC チェックボックスを含む世界地図のウィンドウが表示されます。

図 A-6 UTC 設定チェックボックスを含む時間帯マップ

 

ステップ 23 世界地図ウィンドウで、次のいずれか、または両方を実行します。

ご使用のサーバのある地域(または時間帯として設定したい地域)を世界地図上でクリックします。

(オプション)タイムスタンプを世界標準時(原子時)で表示しない場合は、UTC チェックボックスをオフにします。


) これらの選択は、ANM がイベントを生成する際の時計に影響を及ぼします。


ステップ 24 [Next] をクリックします。

図 A-7 に示したように、[Root Password Configuration Settings] ダイアログボックスが表示されます。

図 A-7 Root パスワードの設定ダイアログボックス

 

ステップ 25 [Root Password] フィールドにパスワードを入力し、[Confirm] フィールドに、確認のためにもう一度パスワードを入力します。

ステップ 26 [Next] をクリックします。

手順 27 から 30 では、オペレーティング システム自体のインストールについて段階的に説明します。

オペレーティング システムのインストール

[Software Development Web Server Selection] ウィンドウに、インストールが取得されていることを示す経過表示バーが表示されます。経過表示バーはおよそ 1 分で完了し、図 A-8 に示したように、[Software Development/Web server selection] ウィンドウが表示されます。

図 A-8 Software Development Web Server Selection ウィンドウ

 

[Software Development Web Server Selection] ウィンドウには、[Software Development] および [Web server] という 2 つのチェックボックスが表示されます。これらのチェックボックスはどちらも、オンにしないでください。


) ANM を適切に機能させるには、いずれのソフトウェア開発(SDK 用のオプション パッケージ)または Web サーバもインストールしないことが重要です。


ステップ 27 [Next] をクリックします。

インストール用に選択されたパッケージと依存関係がインストールされることを示す経過表示バーを含む、ウィンドウが表示されます(オプション パッケージを 1 つも選択しなかった場合も表示されます)。

ステップ 28 [Next] をクリックし、インストールを開始します。

次のようなメッセージが表示されます。「Click next to begin installation of Red Hat Enterprise Linux Server.A complete log of the installation can be found in the file '/root/install.log' after rebooting your system.A kickstart file containing the installation options selected can be found in the file '/root/anaconda-ks.cfg' after rebooting the system.(Red Hat Enterprise Linux Server のインストールを開始するには [Next] をクリックします。インストール全体のログは、システムの再起動後に '/root/install.log' ファイルから参照できます。選択したインストール オプションを含むキックスタート ファイルは、システムの再起動後に '/root/anaconda-ks.cfg' ファイルから参照できます。)」

ステップ 29 [Software Development Web Server Selection] ウィンドウで、[Next] をクリックします。

インストールに必要な CD-ROM 数を一覧表示するウィンドウが表示されます。


) [Back] を選択して、前の画面に戻って選択を変更したり、インストール プログラムの最初に戻ったり、メディア チェックを実行したりできるのはこの時点までです。インストールを続行する場合は、手順 30 に進みます。インストールの続行しない場合は、[Back] をクリックします。


ステップ 30 [CD-ROMs Needed for Installation] ウィンドウで、[Continue] をクリックします。

CD-ROM または DVD ごとに経過表示バーのウィンドウが表示され、インストールが進行します。インストールを完了するのに新しい CD-ROM が必要な場合は、メディアを変更するように要求されます。インストールが完了すると、「Congratulations!Your Red Hat Enterprise Linux installation is now complete!」というスプラッシュ画面が表示されます。


) インストール手順のこの部分には、およそ 10 分かかります。この手順が終了すると、最後の CD-ROM またはインストール DVD を取り出し、サーバを再起動するように求めるメッセージが表示されます。ここで、RHEL セットアップ エージェントのプロセスが実行されます。サーバが自動的に再起動されます。


セットアップ エージェントによるガイド付きの起動

サーバが再起動されると、Red Hat のようこそウィンドウに続き、システムが使用可能になるまでいくつかの手順が残っていることを示す [Setup Agent] ウィンドウが表示されます。

ステップ 31 [Setup Agent] ウィンドウで、[Forward] をクリックします。

別のウィンドウに RHEL ライセンス契約が表示されます。テキストをスクロール ダウンし、[Forward] をクリックして、契約を表示する必要があります。

ステップ 32 [RHEL License Agreement] ウィンドウで、[Forward] をクリックします。

[Red Hat Firewall] ウィンドウが表示されます。

ステップ 33 [Red Hat Firewall] ウィンドウで、[Enable Firewall] をクリックします。


注意 ファイアウォールを無効にすると、セキュリティ上のリスクが発生します。ファイアウォールを無効にすることは、推奨しません

ステップ 34 次のチェックボックスをオンにします。

[Firewall Enable]

[SSH]

[Secure WWW (HTTPS)]

[Telnet]

[WWW (HTTP)]

選択を確認するように求める確認ウィンドウが表示されます。

ステップ 35 確認ウィンドウで次のいずれかを実行します。

セットアップを続行するには [Yes] をクリックします。

[Firewall] ウィンドウに戻り選択をやり直すには、[No] をクリックします。

[Security Enhanced (SE) Linux Enforcing/ Kernel crash dumping (Kdump)] ウィンドウが表示されます。デフォルトでは、[SE] がオンになっています。Kdump を利用可能にするには、それをイネーブルにする必要があります。Kdump は、システム クラッシュが発生した場合にシステムから情報を取得するので、Kdump をイネーブルにすることを推奨します。

ステップ 36 [Security Enhanced (SE) Linux Enforcing/ Kernel crash dumping (Kdump)] ウィンドウで、[SE Linux Enforcing/Kdump] のチェックボックスをオンにしておくと、システム クラッシュ時にデータが保存されます。

ステップ 37 [Forward] をクリックします。日時設定ウィンドウが表示されます。

ステップ 38 現地の日時を入力します。

ソフトウェア アップデートの設定ウィンドウが表示され、登録するように求められます。インターネットに接続している場合はその場で登録できますが、接続していない場合は後ほど登録できます。

ステップ 39 ソフトウェア アップデートの設定ウィンドウの中で、次のいずれかを実行します。

インターネットに接続している場合は、登録情報を入力して [Continue] をクリックします。

製品の登録をスキップする場合は、[Register Later] をクリックします。この選択を確認するように求める確認のダイアログボックスが表示されます。

[Finish Updates Setup] ウィンドウが表示されます。

ステップ 40 [Finish Updates Setup] ウィンドウで、[Forward] をクリックします。[Create User/Network Login] ウィンドウが表示されます。


) ANM では、RHEL で適切に機能するために root によるアクセスが必要です。RHEL では、root 以外のユーザを作成することは推奨しません。


ステップ 41 (オプション)Kerberos または NIS などのネットワーク認証を使用する場合は、[Network Login] ボタンをクリックして指定します (ANM は、ローカル認証にも対応しています)。

ステップ 42 [Forward] をクリックします。[Sound Card Setup] ウィンドウが表示されます。

ステップ 43 [Sound Card Setup] ウィンドウで、[Forward] をクリックします。セットアップが完了したことを示すメッセージが表示されます。これでセットアップは完了です。

ステップ 44 (オプション)コマンドラインから、ゲートウェイ サーバに ping を実行するか、 cat /etc/redhat - release と入力して RHEL がインストールされているか検証します。

ステップ 45 インストールを検証したら、必要に応じて「Application Networking Manager ソフトウェアのインストール」または「Application Networking Manager ソフトウェアのアップグレード」内の手順を参照してください。


 

Red Hat Copyright Notice

Red Hat, lnc.("Red Hat") hereby grants to Cisco Systems, lnc.("Cisco") the following permission: Cisco is preparing the publication identified below and provided Red Hat with a draft of "Red Hat Operating System Installation Tips" on March 17, 2OO9 (the "Publication").Red Hat grants permission to Cisco to reproduce and distribute copyrighted materials contained in the Publication and in its subsequent updates, editions, revisions, and translations: Title of Cisco Publication: "lnstallation Guide for the Cisco Application Networking Manager 2.2: Appendix A, Red Hat Operating System lnstallation Tips" The Publication should include the following notices regarding Red Hat copyrighted materials and trademarks."Red Hat@ Enterprise Linux Screenshots: @ Copyright 2009 Red Hat, lnc., Reprinted by Permission.Red Hat@ is a Registered Trademark of Red Hat, lnc.in the United States and other countries." This notice should appear on the same page on which Cisco copyright and trademark notices appear in the Publication.Red Hat grants no permission to use Red Hat's trademarks apart from the incidental appearance of such trademarks in connection with Cisco's material in the text and illustrations of the Publication.This Agreement is the entire agreement between Red Hat and Cisco related to the Publication.This Agreement supersedes all proposals and prior agreements, oral or written, and all other communications between us relating to the Publication.