Cisco Application Networking Manager 2.2 イン ストレーション ガイド
Application Networking Manager ソフト ウェアのインストール
Application Networking Manager ソフトウェアのインストール
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2009/09/21 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Application Networking Manager ソフトウェアのインストール

ハイ アベイラビリティに関する情報

のインストールに関する情報

非 HA またはスタンドアロン モードでの のインストール

HA モードでの のインストール

のアンインストール

非 HA またはスタンドアロン モードでの のアンインストール

HA モードからの のアンインストール

Application Networking Manager ソフトウェアのインストール

この章では、Application Networking Manager (ANM)ソフトウェアをサーバ上でインストールまたはアンインストールする方法について説明します。この章の構成は、次のとおりです。

「ANM ハイ アベイラビリティに関する情報」

「Application Networking Manager のインストールに関する情報」

「非 HA またはスタンドアロン モードでの ANM のインストール」

「HA モードでの ANM のインストール」

「Application Networking Manager のアンインストール」

ANM ハイ アベイラビリティに関する情報

ANM high availability(HA; ハイ アベイラビリティ)は、アクティブ(プライマリ)とスタンバイ(セカンダリまたはバックアップ ホスト)という 2 つのピア ホストから構成されます。ANM HA システム内の両方のピアは、同じバージョンの ANM を実行している 必要があります

各ホストは、少なくとも次の 2 つのネットワーク インターフェイスを搭載している必要があります。

ホストにアクセスするのに通常使用されるプライマリ インターフェイス。

プライマリ インターフェイスに障害が発生した場合に冗長的なネットワーク要素として使用されるハートビート インターフェイス。2 つのホストのハートビート インターフェイスは、イーサネットを使用してクロスオーバー接続する必要があります。これは、独自の(プライベート)サブネット上の物理接続でなければなりません。

ANM は、ノード 1 およびノード 2 用にプライマリおよびハートビートの IP アドレスを設定しません。これらのアドレスは手動で設定する必要があります。通常、ハートビートの IP アドレスはご使用のネットワークにノードを接続するサブネットと同じサブネット上にはありません。


) ノード 1 とノード 2 のハートビート インターフェイスは、各ノードのプライベート IP アドレスだけを含むプライベート サブネット上に存在するように設定してください。



) eth0 をプライマリ インターフェイスに、eth1 をハートビート インターフェイスに指定する必要があります。ハイ アベイラビリティの詳細については、オンライン ヘルプまたは『User Guide for the Cisco Application Networking Manager 2.2』の第 10 章「Configuring ANM High Availability」を参照してください。


ANM をインストールする際には、ハイ アベイラビリティのパラメータに値を入力する必要があります。ハイ アベイラビリティのパラメータにはデフォルト値がないので、インストール中に interactive=0 の指定はできません。


) パラメータ interactive=0 は、ha=1 と競合するので、インストール中に使用しないでください。


表 2-1 では、インストール パラメータについて説明します。これらのパラメータを使用する方法については、「HA モードでの ANM のインストール」の説明に従ってください。


表 2-1 に記載されているすべてのパラメータ値は、HA Node ID パラメータ以外は両方のマシンで同一にする必要があります。


 

表 2-1 ANM ハイ アベイラビリティのインストール パラメータの説明

インストール パラメータ
説明

Database Password

MySQL データベースのパスワードです。

HA Node 1 Uname

ノード 1 の名前で、ホスト上で uname -n コマンドを入力すると返されます。

HA Node 2 Uname

ノード 2 の名前で、ホスト上で uname -n コマンドを入力すると返されます。

HA Node 1 Primary IP

ノード 1 が通常の(ハートビート関連ではない)通信に使用する IP アドレスです。この IP アドレスは、ノード 2 のプライマリ IP アドレスと同じサブネット上にある必要があります。

HA Node 2 Primary IP

ノード 2 が通常の(ハートビート関連ではない)通信に使用する IP アドレスです。この IP アドレスは、ノード 1 のプライマリ IP アドレスと同じサブネット上にある必要があります。

HA Node 1 Heartbeat IP

ノード 1 のクロスオーバー ネットワーク インターフェイスで使用される IP アドレスです。この IP アドレスは、ノード 2 のハートビート IP アドレスと同じサブネット上にある必要があります。通常、このサブネットはプライベートです。

HA Node 2 Heartbeat IP

ノード 2 のクロスオーバー ネットワーク インターフェイスで使用される IP アドレスです。この IP アドレスは、ノード 1 のハートビート IP アドレスと同じサブネット上にある必要があります。通常、このサブネットはプライベートです。

HA Virtual IP

アクティブ ホストで使用されるバーチャル IP アドレスです。この IP アドレスは、ノード 1 とノード 2 両方のプライマリ IP アドレスと同じサブネット上にある必要があります。この IP アドレスは、ANM HA によって自動的に作成されます。

HA Node ID

ノードの既定のノード ID で、1 か 2 である必要があります。

Application Networking Manager のインストールに関する情報

ANM は、ハイ アベイラビリティ(HA)または非 HA モードのいずれかでインストールできます。ハイ アベイラビリティ(または耐障害性)は、ご使用のネットワーク サービスとアプリケーションを常に利用可能な状態にします。

ANM のインストール中、MySQL(Sun の RDBMS)が自動的にインストールされます。システムに、ANM によって使用されるものとは異なるバージョンの MySQL が存在する場合、インストール中に、ANM によって使用されるバージョンに置き換えられます。

HTTP は新規インストールに対して無効になっています。HTTP を使用して ANM にアクセスする場合は、インストール後にプロパティ ファイルを変更できます。詳細については、オンライン ヘルプまたは『 User Guide for the Cisco Application Networking Manager 2.2 』の第 16 章「Troubleshooting Cisco Application Networking Manager Problems」にある「Changing Configuration Property Values」を参照してください。

非 HA またはスタンドアロン モードでの ANM のインストール


) サーバ上に Application Networking Manager ソフトウェアをインストールする前に、ご使用のシステムが 「サーバ要件」 に一覧で示した要件を満たしていることを確認してください。


ANM 2.2 のインストール時には、管理者パスワードを指定する必要があります。HA モードで ANM をインストールする場合は、管理者パスワードに加えて MySQL パスワードを指定する必要があります。


) MySQL パスワードは、両方の HA ノードで同じである必要があります


非 HA またはスタンドアロン モードで ANM をインストールするには、次の手順に従います。


ステップ 1 CD-ROM を Linux サーバのドライブに挿入し、コマンドラインから /cdrom ディレクトリにマウントします。

ステップ 2 ログインしたら、ディレクトリを /cdrom ディレクトリまたは CD をマウントしたディレクトリに変更します。

ステップ 3 「root ユーザになる」で説明したように、Linux のコマンド ラインから、root ユーザとしてログインします。

ステップ 4 (オプション)コマンドラインから chmod a+x anm-2.2.bin と入力してインストール ファイルのアクセス モードを変更します。

ステップ 5 コマンドラインから、 ./anm-2.2.bin [ --interactive=0|1 ] [ --admin-password= admin-password ] コマンドを入力してインストール スクリプトを開始します。

-- interactive キーワードは、ANM のインストール時に対話を有効にするかを指定します。対話を行わない場合は 0 を指定します。対話を行う場合は 1 を指定します。デフォルト値は 1 です。 admin-password が必要なのは、非対話モードだけである点に注意してください。

インストールが始まり、ログイン ウィンドウにステータス メッセージが表示されます。Done が表示されれば、インストール スクリプトが終了しています。

ステップ 6 ライセンス ファイルを入手していない場合は、ソフトウェアに付属している product authorization key(PAK; 製品認証キー)を参照して入力し、Cisco.com 上でライセンス ファイルを入手します。詳細については、「Cisco Application Networking Manager のライセンスの取得およびアップロード」を参照してください。


) この手順を行うには、インターネットに接続している必要があります。


ステップ 7 Linux サーバのコマンドラインから、 /opt/CSCOanm/bin/anm-license install /path/ANMxxxxxxxxxxxxxxxxx.lic コマンドを入力し、ANM サーバにライセンスをインストールします。

path はライセンス ファイルの場所、 ANMxxxxxxxxxxxxxxxxx.lic はライセンス ファイルの名前を指します。


) ANM にログインするには、ライセンスが必要です。


ステップ 8 CD-ROM をアンマウントし、「Application Networking Manager を使用する前に」 の内容を続行します。


 

HA モードでの ANM のインストール


) サーバ上に Application Networking Manager ソフトウェアをインストールする前に、ご使用のシステムが 「サーバ要件」 に一覧で示した要件を満たしていることを確認してください。


HA には 2 つのホストが必要です。ホストの 1 つが アクティブ の役割を果たし、もう一方のホストが スタンバイ の役割を果たします。アクティブ ホストは ANM の機能を果たします。アクティブ ホストに何か障害が発生すると、わずかな遅延の後にスタンバイ ホストがアクティブ ホストの役割を引き継ぎます。スタンバイ サーバが引き継ぐ際には、アクティブなすべてのセッションが失われます。そのため、再度ログインする必要があります。HA モードで ANM をインストールするには、両方のマシン上で次の手順を実行します。インストール時に必要になる質問に関する準備については、「ANM ハイ アベイラビリティに関する情報」を参照してください。

ANM 2.2 のインストール時には、管理者パスワードを指定する必要があります。HA モードで ANM をインストールする場合は、管理者パスワードに加えて MySQL パスワードを指定する必要があります。


) MySQL パスワードは、両方の HA ノードで同じである必要があります



ステップ 1 CD-ROM を Linux サーバのドライブに挿入し、/cdrom ディレクトリにマウントします。

ステップ 2 コマンドラインから、ディレクトリを /cdrom ディレクトリまたは CD-ROM をマウントしたディレクトリに変更します。

ステップ 3 「root ユーザになる」で説明したように、Linux のコマンド ラインから、root ユーザとしてログインします。

ステップ 4 (オプション) chmod a+x anm-2.2.bin コマンドを入力してインストール ファイルのアクセス モードを変更します。

ステップ 5 コマンドラインから、 ./anm-2.2.bin --ha=1 コマンドを入力してインストール スクリプトを開始します。

--ha=1 は、これが HA インストールであることを指定します。HA のデフォルト値は 0 です。HA は対話式であるため、0 を入力するとインストールが失敗します。インストールが始まり、ログイン ウィンドウにステータス メッセージが表示されます。

HA のインストールには、2 つのホストを設定する必要があります。これらのホストは同様に設定する必要がありますが、それぞれ一意のホスト名を付けることができます(ノード ID 以外)。


注意 それぞれのホストが一意のホスト名を持たないと、エラーが発生します。uname -n コマンドを使用して名前が一意かどうか検証できます。

次のような情報を要求する一連のプロンプトが表示されます。

ステップ 6 プロンプトが表示されたら、MySQL データベースのパスワードを表示されたスペースに入力します。

ステップ 7 プロンプトが表示されたら、ノード 1 の名前を表示されたスペースに入力します。

ステップ 8 プロンプトが表示されたら、ノード 2 の名前を表示されたスペースに入力します。

ステップ 9 プロンプトが表示されたら、ノード 1 上のプライマリ用ネットワーク インターフェイス カード(NIC)の IP アドレスを表示されたスペースに入力します。

ステップ 10 プロンプトが表示されたら、ノード 2 上のプライマリ用 NIC の IP アドレスを表示されたスペースに入力します。

ステップ 11 プロンプトが表示されたら、ノード 1 上のハートビート用 NIC の IP アドレスを表示されたスペースに入力します。

ステップ 12 プロンプトが表示されたら、ノード 2 上のハートビート用 NIC の IP アドレスを表示されたスペースに入力します。

ステップ 13 プロンプトが表示されたら、ノード 1 とノード 2 のペア用の仮想 IP アドレスを表示されたスペースに入力します。

ステップ 14 プロンプトが表示されたら、設定しているノードのノード ID を表示されたスペースに入力します。ノード 1 には、 1 を入力します。ノード 2 には、 2 を入力します。

ステップ 15 Done が表示されれば、インストール スクリプトが終了しています。

ステップ 16 ライセンス ファイルを入手していない場合は、ソフトウェアに付属している product authorization key(PAK; 製品認証キー)を参照して入力し、Cisco.com 上でライセンス ファイルを入手します。詳細については、「Cisco Application Networking Manager のライセンスの取得およびアップロード」を参照してください。

ステップ 17 次のコマンドを入力して ANM サーバにラインセンスをインストールします。ANM にログインする前にラインセンス ファイルを準備しておく必要があります。

/opt/CSCOanm/bin/anm-license install / path/ANMxxxxxxxxxxxxxxxxx.lic

ここで path はライセンス ファイルの場所、 ANMxxxxxxxxxxxxxxxxx.lic はライセンス ファイルの名前を指します。

ステップ 18 CD-ROM をアンマウントし、上記の手順をもう一方の HA ホストで行います。スタンバイ ホストをインストールしたら、「Application Networking Manager を使用する前に」の内容を続行します。


) 一部の ANM プロセスは、スタンバイ ANM ホストで実行されます。詳細については、『User Guide for the Cisco Application Networking Manager 2.2』の「Configuring High Availability」の章を参照してください。



 

Application Networking Manager のアンインストール

スタンドアロン(非 HA モード)または HA モードから Application Networking Manager アプリケーションをアンインストールできます。ANM を再度インストールするには、まずそれをアンインストールするようにしてください。

ここでは、次の内容について説明します。

「非 HA またはスタンドアロン モードでの ANM のアンインストール」

「HA モードからの ANM のアンインストール」

非 HA またはスタンドアロン モードでの ANM のアンインストール

ANM をアンインストールするには、次の手順に従います。


) アンインストールを実行する際には、現在の作業ディレクトリが /opt/CSCOanm またはそのサブディレクトリでないか確認します。ANM をアンインストールすると、/opt/CSCOanm ディレクトリが削除されます。



ステップ 1 「root ユーザになる」で説明したように、Linux のコマンド ラインから、root ユーザとしてログインします。

ステップ 2 ANM にログインしたら、コマンドラインから /opt/CSCOanm/bin/anm-tool uninstall コマンドを入力し、ANM をアンインストールします。

アンインストールが完了すると、 / opt/CSCOanm ディレクトリ、RPM、およびアプリケーション ファイルが削除されます。


 


) ANM をアンインストールすると、MySQL もアンインストールされます。


HA モードからの ANM のアンインストール

HA モードから ANM HA をアンインストールするには、次の手順に従います。


) アンインストールを実行する際には、現在の作業ディレクトリが /opt/CSCOanm またはそのサブディレクトリでないか確認します。ANM をアンインストールすると、/opt/CSCOanm ディレクトリが削除されます。



ステップ 1 「root ユーザになる」で説明したように、Linux のコマンド ラインから、root ユーザとしてログインします。

ステップ 2 スタンバイ サーバのコマンドラインから、 /opt/CSCOanm/bin/anm-tool uninstall コマンドを入力して ANM をアンインストールします。

ステップ 3 アクティブ サーバのコマンドラインから、 /opt/CSCOanm/bin/anm-tool uninstall コマンドを入力して ANM をアンインストールします。

アンインストールが完了すると、 / opt/CSCOanm ディレクトリ、RPM、およびアプリケーション ファイルが削除されます。