Cisco ACE XML Gateway ユーザ ガイド
TIB/RV サービスおよび MQ サービスに関す る作業
TIB/RV サービスおよび MQ サービスに関する作業
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2009/11/20 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

TIB/RV サービスおよび MQ サービスに関する作業

でサポートされているメッセージングについて

メッセージング サーバの追加

TIBCO Rendezvous サービスの追加

TIB/RV ハンドラの設定

TIB/RV サービス記述子の設定

MQSeries サービスの定義

MQSeries ハンドラの設定

MQSeries サービス記述子の設定

TIB/RV サービスおよび MQ サービスに関する作業

この章では、ACE XML Gateway で TIBCO Rendezvous(TIB/RV)メッセージング サービスおよび WebSphere MQSeries メッセージング サービスを使用する方法について説明します。内容は次のとおりです。

「ACE XML Gateway でサポートされているメッセージングについて」

「メッセージング サーバの追加」

「TIBCO Rendezvous サービスの追加」

「MQSeries サービスの定義」

ACE XML Gateway でサポートされているメッセージングについて

ACE XML Gateway は、WebSphere MQ、TIB/RV、および Java Message Service(JMS)を含むメッセージング プラットフォームのメッセージの使用機能または作成機能として動作させることができます。ACE XML Gateway でメディエーション機能を使用すると、HTTP または SOAP など、メッセージ プロトコル間と他のプロトコルとの間でメッセージをマッピングできます。

この章には、ACE XML Gateway での TIB/RV および WebSphere MQ のネイティブ形式の使用に特化した情報が含まれています。ACE XML Gateway でのメッセージング ソースの使用に関する詳細は、 第 16 章「JMS トラフィックに関する作業」 を参照してください。また、メッセージング形式と他との間のメディエーションについての情報は、「JMS メディエーションの設定」も参照してください。

他のタイプのサービスと比較した ACE XML Gateway によって提示されるメッセージング サービスの重要な違いは、メッセージング ハンドラのユーザ プロビジョニングを設定する必要がないことです。メッセージ ハンドラの "access control" には、そのユーザ インターフェイス設定が含まれています。これによって、キューの名前、サブジェクトの名前、トピックなどの、ハンドラによってメッセージが受け付けられるプロバイダー リソースおよびフィルタ処理プロパティが指定されます。

メッセージング サーバの追加

TIBCO および MQSeries のサーバ タイプは、メッセージ形式がネイティブの TIBCO または MQSeries の場合に使用することが目的とされています。これらのサーバでは、JMS もサポートされます。ただし、TIBCO または MQSeries が実装されている場合に JMS トラフィックをルーティングするには、TIBCO または MQSeries サーバではなく JMS タイプのサーバを作成します。


) ここでは、TIB/RV または MQSeries サーバの追加について説明します。JMS についての詳細は、「JMS トラフィックに関する作業」 を参照してください。


メッセージング サーバを追加するには、次の操作を実行します。


ステップ 1 Administrator ユーザまたはコンソールの Routing ロールを持つ Privileged ユーザとして ACE XML Manager にログイン中に、サーバ定義を追加するものに対してアクティブなサブポリシーを設定します。

ステップ 2 操作メニューで [Messaging Servers] リンクをクリックします。

ステップ 3 [Messaging Servers] ページで、次の手順で、ページにあるコントロールを使用して、新しいサーバ定義を追加するか、既存サーバ定義を編集するか、または、既存サーバ定義を削除します。

TIB/RV サーバを追加するには、次の操作を実行します。

a. [Add a New TIB/RV Server] ボタンをクリックします。

b. [New Server] ページで次の設定を行います。

 

TIB/RV 設定
説明

Name

ACE XML Manager のコンソールでこのサーバを特定する名前。これは、ポリシーで TIB/RV サーバ オブジェクトを通じて固有なわかりやすい名前である必要があります。

Daemon

host:port 形式での、サーバ上での TIB/RV デーモンの名前。ホストの値は、TIB/RV サーバまたはその IP アドレスの完全修飾ドメイン名を指定できます。ポートの値は、サーバとクライアントの両方が通信に使用する、任意の未使用ポートを指定する整数です。

標準の TIB/RV がイネーブルのアプリケーションでは、 rvd デーモンは、ポート 7500 で TIB/RV メッセージをリッスンします。ただし、クライアントとサーバの両方で同じポートを使用し、他のリスナーがそのポートを使用していない場合、クライアントとサーバは任意のポートで通信できます。ポート 8200 ~ 8299 は、ACE XML Manager による使用のために予約されており、ここでは使用すべきではありません。

Service

オプション。デフォルトではなく TIB/RV サービスを使用するには、このフィールドに新しい値を入力します。この数値により、サブジェクトに関係なくネットワーク トラフィックを分離する方法が用意されます。たとえば、同じネットワークの 2 つのクライアントは、クライアントで異なるサービス番号が指定されている場合、名前の矛盾が検出されることなく request.queue という名前のキューを使用できます。このフィールドで使用する値がわからない場合は、ブランクのままにすると、デフォルトの TIB/RV サービスが使用されます。

Network

オプション。デフォルトではなく TIB/RV ネットワーク パラメータを使用するには、このフィールドに新しい値を入力します。このフィールドで使用する値がわからない場合は、ブランクのままにすると、デフォルトの TIB/RV ネットワークが使用されます。

MQSeries サーバを追加するには、次の操作を実行します。

a. [MQSeries Servers] セクションの上部で [Add a New MQSeries Server] ボタンをクリックします。

b. [New Server] ページで次の設定を行います。

 

MQSeries 設定
説明

Name

ACE XML Manager のコンソールでこのサーバを特定する名前。これは、ポリシーで MQSeries サーバ オブジェクトを通じて固有なわかりやすい名前である必要があります。

Host

完全修飾ドメイン名またはその IP アドレスによる、使用する MQ サーバ。

Port

使用する MQ サーバ ポート。デフォルト値はポート 1414 です。たとえば、ファイアウォールにより、デフォルト ポートでの接続が許可されない場合に、このフィールドを使用して代替ポートを指定できます。

Channel

使用する MQ クライアント チャネル。

Queue Manager

MQ キュー マネージャ。

ステップ 4 [Save Changes] をクリックして、変更内容を作業ポリシーにコミットします。


 

次のセクションで説明されているように、サーバ定義の作成後に、サーバが使用されるサービス ルーティング オブジェクトを設定できます。

TIBCO Rendezvous サービスの追加

ACE XML Gateway では、ソースおよび宛先のメッセージ形式として、TIBCO Rendezvous(TIB/RV)がサポートされます。


) ACE XML Gateway での TIBCO Rendezvous のサポートは、ACE XML Gateway で別途ライセンスが付与される機能です。TIBCO Rendezvous サポートをイネーブルにする場合で、適切なライセンス レベルを保有していない場合は、使用しているシステムのサポート担当者に問い合せてください。


ACE XML Gateway で TIBCO Rendezvous メッセージを受信または発行するには、TIB/RV ハンドラまたはサービス記述子を作成します。サービス記述子により、プロバイダーに対してメッセージが発行される一方で、ハンドラでは、TIBCO プロバイダーに発行された特定のサブジェクトでメッセージを受信できます。

ACE XML Gateway により、非同期と同期のメッセージング モードがサポートされます。非同期(または Fire-and-Forget モード)では、バックエンド サービスからの応答は想定されず、応答は、サービスの要求元に対して生成されません。同期モード(または Publish-Reply)では、バックエンド サービスからの応答は想定されず、応答はユーザに戻されます。

TIB/RV メッセージ管理をポリシーに追加するには、まず、外部サービス プロバイダーを表すサーバ オブジェクトを作成します。詳細については、「メッセージング サーバに関する作業」を参照してください。次に、次の手順でメッセージング サービスを設定できます。

TIB/RV ハンドラの設定

TIB/RV ハンドラの設定は、他の Gateway ハンドラの設定に類似しています。ハンドラの設定に関する一般的な情報は、「ハンドラの作成」を参照してください。また、JMS メッセージに適用される情報は、TIB/RV にも適用されます。詳細については、 第 16 章「JMS トラフィックに関する作業」 を参照してください。

ただし、TIB/RV ハンドラには、いくつかの違いがあります。ハンドラを作成するときに、次のプロトコル オプションのいずれかを選択します。

[TIB/RV Request-Reply] では、ACE XML Gateway によってメッセージの発信側に設定可能な応答が返されます。

[TIB/RV Fire-and-Forget] では、メッセージの発信側に応答が返されません。

ユーザ インターフェイス設定で、メッセージのソースとして TIBCO サーバを設定し、リッスンする [Subject] を指定します。サブジェクトは、ハンドラの [Service Interface] 設定のプロパティです。

特定のサブジェクトでリッスンするよう設定するときに、ACE XML Gateway では、ネットワークに送信されるメッセージを受信および検証できます。要求と応答のハンドラでは、応答メッセージに対してメッセージ仕様も設定できます。いずれの場合も、メッセージ仕様により、特定の引数がメッセージに存在するか、または、引数の内容またはタイプを検証できるようにすることができます。

TIB/RV サービス記述子の設定

RIB/RV ハンドラの設定では、TIB/RV のサービス記述子の設定は、宛先で同期メッセージングが設定されているか非同期メッセージングが設定されているかにより、[TIB/RV] プロトコル オプションのいずれかから選択して構成されます。サービス記述子によって送信されるメッセージを、[Subject] で指定します。

ハンドラでは、サービス記述子によって送信され、応答でメッセージに戻される、メッセージのルールおよび要件を指定できます。これを行うには、要求と応答のメッセージの仕様を設定します。

MQSeries サービスの定義

MQSeries ハンドラまたはサービス記述子を作成することによって、IBM WebSphere MQ(MQSeries)メッセージを受信または発行するよう、ACE XML Gateway を設定できます。サービス記述子では、メッセージがキューに発行され、MQ Series ハンドラでは、特定のキューで MQ Series メッセージが受信されます。

ACE XML Gateway で WebSphere MQ トラフィックを管理するには、まず、外部 WebSphere MQ メッセージ サービス プロバイダーを表すサーバ オブジェクトを作成します。詳細については、「メッセージング サーバに関する作業」を参照してください。

次に、次のセクションに説明されているように、メッセージ プロバイダーへのメッセージを受信し、発行する、ハンドラおよびサービス記述子を作成します。

MQSeries ハンドラの設定

MQSeries ハンドラの設定は、他の Gateway ハンドラの設定に類似しています。ハンドラの設定に関する一般的な情報は、「ハンドラの作成」を参照してください。また、メッセージング サービスで ACE XML Gateway を使用する方法については、 第 16 章「JMS トラフィックに関する作業」、 も参照してください。

MQSeries ハンドラは、ハンドラの作成時に [MQ Series Request-Reply] をハンドラのプロトコルとして選択します。

ユーザのインターフェイス設定では、サーバとして MQSeries サーバを選択し、ハンドラで受信するメッセージの [Queue] を指定します。

ACE XML Gateway では、キューで受信するメッセージを検証できます。ハンドラでは、応答メッセージの要件も指定できます。

MQSeries サービス記述子の設定

MQSeries ハンドラの設定では、[MQ Series Request-Reply] をサービス記述子のプロトコルとして選択することによって、MQSeries サービス記述子を設定します。

アプリケーションによって、Gateway クラスタでは、[MQ Series Request-Reply] サービス記述子の使用を避ける必要が生じることがあります。MQSeries Request-Reply では、指定された静的な応答キューに送信されるよう、応答メッセージが設定されます。クラスタにあるすべての Gateway は、同じ応答キューでリッスンするため、クラスタにある 1 つの Gateway から発行された要求への応答が、クラスタの別の Gateway によって受信されることが可能です。

[Service Interface] ページで、次の MQSeries 固有の設定を行います。

[Queue]。メッセージがサービス記述子から発行されるキュー。

[Reply Queue]。応答が Tibco サーバから想定されるキューの名前。

[Default Response Encoding]。バックエンド アプリケーションによって生成される応答メッセージのエンコード フォーマット。ACE XML Gateway では、形式が自動的に検出されます([none (auto-detect)] の選択時)。ただし、アプリケーションが特定の符号に戻されるよう設計されている場合、応答要件としてここに符号を設定できます。

ハンドラでは、サービス記述子によって送信され、応答でメッセージに戻される、メッセージのルールおよび要件を指定できます。これを行うには、要求と応答のメッセージの仕様を設定します。