Cisco ACE XML Gateway ユーザ ガイド
仮想サービスの編集とメンテナンス
仮想サービスの編集とメンテナンス
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2009/11/20 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

仮想サービスの編集とメンテナンス

概要

Web Services Description Language(WSDL)アップデートによる変更の取り込み

仮想サービスの無効化

WSDL の削除

仮想サービスの編集とメンテナンス

この章では、ACE XML Manager のツールを使用して既存のサービス設定を編集する方法について説明します。内容は次のとおりです。

「概要」

「Web Services Description Language(WSDL)アップデートによる変更の取り込み」

「仮想サービスの無効化」

「WSDL の削除」

概要

仮想サービスの設定において、その多くはオブジェクトが最初に作成されたときに指定されます。オリジナルの設定を変更するか、または、new object ウィザードでは使用できないオプションをサービス設定ページで設定できます。サービス設定ページは、次の方法で開始します。


ステップ 1 Web コンソールに Administrator ユーザ、または、Routing ロールまたは Access Control ロールを持つ Privileged ユーザとしてログインしているときに、アクティブでない場合は、アクティブなサブポリシーをサービス オブジェクトを含むサブポリシーに設定します。

ステップ 2 操作メニューで [Virtual Services] リンクをクリックします。

ステップ 3 [Virtual Services] ブラウザで、編集する基本仮想サービス、ハンドラまたはサービス記述子の名前をクリックします。

ステップ 4 情報ページのコントロールを使用して、該当する設定を変更します。たとえば、オブジェクトの名前を変更するには、[General] 見出しの [Edit] リンクをクリックします。


) 特定の設定の詳細については、ヘルプ リンク()をクリックして設定ページに関するオンラインヘルプを参照してください。


ステップ 5 変更を保存し、アクティブ ポリシーに変更をコミットします。次に、ポリシーを導入して、ACE XML Gateway で変更を有効にします。


 

Web Services Description Language(WSDL)アップデートによる変更の取り込み

WSDL ファイルをインポートすると、ACE XML Manager は、WSDL に記述されたサービスを表すポリシー オブジェクトを生成します。外部 WSDL に対する後続の変更がある場合は、ポリシーに WSDL を再インポートしてアップデートできます。WSDL のアップデートは、オリジナルの WSDL から生成されたポリシー オブジェクトに影響を与える変更の原因となります。

ポリシーのサービス設定に WSDL の変更を適用するには、ACE XML Manager が、変更された WSDL のサービス記述を仮想サービスと照合できる必要があります。Manager は、変更された WSDL とポリシーの間のオペレーションを、次の機能に基づいて照合します。

オペレーション名

Simple Object Access Protocol(SOAP)バージョン

SOAP スタイル

バックエンド サービス パス(上の 3 つのプロパティが使用してACE XML Gatewayのポリシーのサービスを明白に照合できない場合)

WSDL のサービス定義ごとに、これらのプロパティが ACE XML Gateway ポリシーの仮想サービス内で一致した場合、WSDL ポリシーの仮想サービスは WSDL の設定を継承します。

WSDL で定義可能なプロパティの場合、アップデート WSDL での値がポリシー内の値に優先します。ローカル パスや暗号設定などのポリシーの非 WSDL プロパティ(つまり、ACE XML Gateway ポリシーに固有の設定)は維持されます。アップデート WSDL にすでに存在しない仮想サービスはポリシーから削除されます。


) アップデート プロセスはオペレーション名によってアップデートされるオペレーションを照合するため、ポリシーの仮想サービスまたはハンドラの名前が WSDL のインポートによって生成された名前から変更されないことが重要です。仮想サービス オブジェクトの名前が変更された場合、自動アップデートは機能しません。


WSDL アップデートは、手作業で作成した新しいハンドラまたはルートを削除しませんが、ハンドラが新しい WSDL ファイルに存在しないサービスに付加されている場合、以前に設定したルートは失われます。インポートが既存のルートを削除する場合、ACE XML Manager は警告を表示します。

新しい WSDL が稼動中のハンドラ、ルート、および、サービス記述子を上書きするため、WSDL ファイルのインポート後に必ず新しいポリシーをレビューすることが重要です。ユーザへのサービスを復元するために、ハンドラまたはルートを変更または追加する必要がある場合があります。

インポートされた WSDL ファイルが削除された場合も同様の問題が当てはまります。ACE XML Manager は手作業で作成した新しいハンドラまたはルートを削除しませんが、WSDL の削除後、ハンドラが存在しないサービスへルーティングする場合、ルートは失われます。


) Manager は、場合によっては、ソース WSDL への変更にサブスクライブできます。Universal Description, Discovery and Integration(UDDI)バージョン 3 を実行している Systinet Registry 6.5 からサービス ディスカバリによってインポートされた WSDL の場合、サブスクリプションを有効にすることを選択できます。有効である場合、Manager はソース WSDL に変更があったときに、[Imported WSDL Files] ページに通知を表示します。


WSDL ファイルをアップデートするには、次を実行します。


ステップ 1 コンソールに Administrator ユーザ、または、 Access Control または Routing ロールを持つ Privileged ユーザとしてログインしているときに、アクティブ サブポリシーをアップデートする WSDL を提供するサブポリシーに設定します。

ステップ 2 操作メニューの [Imported WSDL Files] リンクをクリックします。

ステップ 3 [Imported WSDL Files] ページで、アップデートする WSDL の右に表示される [update] リンクをクリックします。

ステップ 4 ファイルまたは URL フィールドを使用して、アップデート WSDL ファイルを指定します。

ステップ 5 [Update WSDL] ボタンをクリックすると、ACE XML Manager は指定された WSDL ファイルに基づいてポリシー オブジェクトをアップデートします。


 

オリジナルの WSDL のインポートによって生成されたポリシー オブジェクトは、アップデート WSDL の新しい設定に基づいて変更されます。アップデート手順は、ACE XML Manager の作業ポリシーを変更します。ポリシーを導入して、ACE XML Gateway への変更内容を反映させます。

仮想サービスの無効化

仮想サービスは、次のようなさまざまな理由から、一時的に無効にする必要がある場合があります。

バックエンド サービスが使用できない、または、バックエンドサービスが使用可能になる前に仮想サービスを作成したために、該当する日付までサービスへのアクセスを無効にする必要がある。

特定の仮想サービスが問題の原因であると疑い、無効にすることで問題をテストする。

特定のハンドラまたはハンドラの小さいグループが攻撃の対象である。攻撃が静まるまでそのハンドラを無効にする。

仮想サービスの無効化は実際には、仮想サービスをオフにします。つまり、仮想サービスは再度有効になるまで、ネットワーク トラフィックの処理を停止します。無効な仮想サービスに送信された HyperText Transfer Protocol(HTTP; ハイパーテキスト転送プロトコル)要求は、「 500 no service found 」エラーになります。有効にされると、仮想サービスはトラフィックの処理を再開します。

ハンドラ、基本仮想サービスまたはオペレーションを無効にするには、次を実行します。


ステップ 1 コンソールで Administrator ユーザ、または、 Access Control ロールを持つ Privileged ユーザでログインしているときに、操作メニューで Virtual Services リンクをクリックします。

ステップ 2 無効にする仮想サービスまたはハンドラの名前をクリックします。

ACE XML Manager がそのオブジェクトの情報ページを表示します。

ステップ 3 ブラウザ ウィンドウに表示されない場合はページの一番下までスクロールして、[Disable] ボタンをクリックします。

仮想サービスに複数のオペレーションがある場合は、Manage リンクをクリックして、オペレーションの一覧から無効にするオペレーションを選択し、[Disable] ボタンをクリックします。


 

仮想サービスが無効になり、ACE XML Gateway は送信された要求を拒否します。ハンドラが無効にされた場合は、コンソールの情報ページの画面上部に、ハンドラが無効であることを示すバナーが表示されます。情報ページまたはオペレーションの一覧の [Enable] ボタンをクリックして、仮想サービスを再度、有効にできます。

WSDL の削除

Imported WSDL ページで WSDL を削除すると、WSDL のインポートの影響を元に戻す効果があります。これによって、仮想サービス、ポート オブジェクト、HTTP サーバ、および、WSDL のインポートによって作成されたすべてのオブジェクトが削除されます。

ACE XML Manager は、手作業によって作成後に依存関係が追加された場合は、WSDL のインポートによって作成されたオブジェクトを維持します。たとえば、WSDL のインポートで生成されたサーバ定義を使用する仮想サービスを手作業で作成した場合、WSDL が削除されたときに、WSDL の削除によって削除されないオブジェクトによって使用されているため、サーバ オブジェクトは維持されます。WSDL のインポートで作成されたサーバが仮想サービスだけで使用されている場合、サーバ定義は削除されます。

WSDL インポートによって生成されていないハンドラが、WSDL インポートによって生成されたサービス記述子にルーティングする場合、Manager は WSDL の削除を防止します。また、インポートによって生成されたスキーマが WSDL インポートで生成されていない仮想サービスの内容の検証に使用されている場合も、WSDL の削除は防止されます。

WSDL を削除するには、次の作業を実行します。


ステップ 1 [Imported WSDL Files] ページで、WSDL の横にある [remove] リンクをクリックします。

ステップ 2 WSDL の削除による変更を検討し、[Save Changes] をクリックします。


 

完了すると、[Imported WSDL Files] ページが表示されます。WSDL は一覧に表示されず、元々インポートによって作成されたポリシー オブジェクトは作業ポリシーから削除されます。