Cisco ACE XML Gateway ユーザ ガイド
キャッシング サービスの 応答
キャッシング サービスの応答
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2009/11/20 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

キャッシング サービスの応答

要求コンテンツのキャッシング

ハンドラでのキャッシングの設定

キャッシュ情報の表示

キャッシュのクリア

キャッシング サービスの応答

この章では、サービス アクセス時間を速くするためにキャッシングを使用する方法について説明します。内容は次のとおりです。

「要求コンテンツのキャッシング」

「ハンドラでのキャッシングの設定」

「キャッシュ情報の表示」

「キャッシュのクリア」

要求コンテンツのキャッシング

ACE XML Gateway では、キャッシング応答によって、サービス応答パフォーマンスを改善できます。キャッシングがイネーブルなサービスで、設定可能な期間内で同等の要求を ACE XML Gateway で受信する場合、キャッシングを使用して応答が返されます。これによって、バックエンド サーバでのメッセージのやり取りが回避され、バックエンド サーバでのパフォーマンスが改善されて、負荷が削減されます。

キャッシングは、拡張仮想サービス(つまり、ハンドラ、サービス記述子、ルートで構成されているサービス)でだけ使用できます。基本仮想サービスでは、要求のキャッシングはサポートされません。

キャッシングを効率よく動作させるには、キャッシュされた内容のサービス実行の適正の判定に使用できる機能が、着信要求に含まれる必要があります。たとえば、その機能とは、ヘッダーまたはクレデンシャルの値である場合があります。ハンドラの Caching ページにある設定オプションにより、キャッシュに一致する着信要求にあるヘッダー エントリまたはパラメータを指定できます。

キャッシングは、すべてのタイプのサービスに適するわけではありません。時間に影響されやすい情報は、キャッシングには適しません。この場合、キャッシュの期限切れ時間は、各ハンドラで個々に設定できます。

ハンドラでのキャッシングの設定

ハンドラでキャッシングを設定するには、次の操作を実行します。


ステップ 1 Administrator ユーザまたはコンソールの Routing ロールを持つ Privileged ユーザとして、操作メニューで [Virtual Services] リンクをクリックします。

ステップ 2 仮想サービス ブラウザで、キャッシングを設定するハンドラをクリックします。

ステップ 3 [Caching] セクションが見えるまで下方向へスクロールし、[Caching] という見出しの横の [Edit] リンクをクリックします。

ステップ 4 Caching ページで、[Cache responses, using the following request message components as the cache key] とラベルが記されているオプション ボタンをクリックします。

ステップ 5 [Cache Key Components] リストで、キャッシュ キーとして使用可能な 1 つまたは複数のメッセージの機能を選択します。このハンドラへの着信要求が同じキャッシュ キーの値を持つ場合、キャッシュされた応答は、後続の要求でも使用されることがあります。

ステップ 6 応答メッセージで、デフォルトおよびカスタムの有効期限ポリシーを指定します。

図 21-1 キャッシュの設定

 

ステップ 7 完了したら [Save Changes] をクリックして、変更内容を作業ポリシーにコミットします。


 

ポリシーの導入時には、ACE XML Gateway で、ハンドラへの応答がキャッシュされ、該当する要求にキャッシュされた応答が適用されます。

キャッシュ情報の表示

キャッシュ関連情報は、Cache Manager で表示できます。次のようなキャッシュ情報が、Cache Manager で表示されます。

キャッシュ検索レート(ハンドラによってキャッシュがアクセスされる頻度と、ハンドラで受信した要求全般の検索数のパーセント)

キャッシュ検索ごとにキャッシュを使用して節約された、ミリ秒単位での時間

Cache Manager ページを使用するには、次の操作を実行します。


ステップ 1 Administrator ユーザまたは Operations ロールを持つ Privileged ユーザとして、ACE XML Manager コンソールにログインします。

ステップ 2 操作メニューの [Reports & Tools] セクションで [Cache Manager] リンクをクリックします。

ACE XML Manager で、Cache Manager ページが表示されます。キャッシングがイネーブルのハンドラが、ハンドラに関連するキャッシング アクティビティに関する情報とともに、リストに表示されます。

図 21-2 Cache Manager ページ

 

ステップ 3 Cache Manager ページでは、デフォルトで、このマネージャが制御しているすべての Gateway アプライアンスが表示されます。特定の Gateway の統計情報だけを表示するには、プルダウン メニューの [Show] キャッシュ ステータスから項目を選択します。

ステップ 4 特定の時間フレームの統計情報だけを表示するには、プルダウン メニューから項目を選択します。

[last hour] は、検索前の 1 時間だけの統計情報を表示します。これは、デフォルト値です。

[last 12 hours] は、検索前の 12 時間だけの統計情報を表示します。

[last 24 hours] は、検索前の 24 時間だけの統計情報を表示します。

[last 7 days] は、検索前の 1 週間だけの統計情報を表示します。

[all records] は、ACE XML Manager で現在使用可能なすべての統計情報を表示します。

ステップ 5 [Update] ボタンをクリックして、表示をリフレッシュします。


 

Cache Manager ページでは、選択された ACE XML Gateway アプライアンスの選択された時間間隔における統計情報を表示します。

キャッシュのクリア

デフォルトでは、有効期限の経過後、キャッシュはクリアされます。次の手順で、任意の時点でキャッシュを手作業でクリアできます。


ステップ 1 Administrator ユーザまたはコンソールの Operations ロールを持つ Privileged ユーザとして、操作メニューの [Reports & Tools] セクションで [Cache Manager] リンクをクリックします。

ステップ 2 次の手順でキャッシュされた応答をクリアします。

ハンドラのキャッシュをクリアするには、ページの最下部にある [Clear Cache For All Handlers] ボタンをクリックします。これにより、ACE XML Manager では、すべてのサービスのキャッシュがクリアされます。

ハンドラによるキャッシュをクリアするには、[Handler] リストの該当行の最後にある [Clear Cache] ボタンをクリックします。