Cisco Global Site Selector 4480 ハードウェア インストレーション ガイド
Global Site Selector 4480の概要
Global Site Selector 4480の概要
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Global Site Selector 4480の概要

概要

システム ハードウェアの特長

ポート、レセプタクル、およびLED

ケーブルおよびコネクタ

コンソール ケーブル

ネットワーク ケーブル

仕様

適合規格

クラスAに関する警告

VCCI(日本)

Global Site Selector 4480の概要

この章では、Global Site Selector 4480(GSS-4480-K9)の機能概要について述べるとともに、Global Site Selector 4480のハードウェア、主要コンポーネント、前面パネルおよび背面パネルの各種インジケータおよびスイッチ類について説明します。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「概要」

「システム ハードウェアの特長」

「仕様」

「適合規格」

「クラスAに関する警告」

概要

Cisco Global Site Selector(GSS)は、サイト選択サービスを提供するネットワーキング製品であり、インターネットおよびイントラネット データ センタを含めた環境で障害回復を行う上で重要な役割を果たします。GSSは、シスコのコンテンツ サービス スイッチ、コンテンツ スイッチング モジュール、IOS-SLB、LocalDirectorといった他のSLB(サーバ ロード バランサ)によって管理されている、地理的に分散されたデータ センタ間でトラフィックをグローバルに負荷分散します。GSSは、このような分散型の構成における障害回復のための基盤となり、問題が発生した場合、すみやかにスタンバイ データ センタへユーザ トラフィックをルーティングすることによって、グローバル インターネットおよびイントラネット アプリケーションを高い信頼性で展開できるようにします。

Global Site Selector 4480は、ネットワークの戦略的な拠点に配置します。GSSを他のSLBとともに配置した場合、GSSは主に次の2つの機能を実行します。

Domain Name System(DNS;ドメイン ネーム システム)インフラストラクチャで能動的な役割を果たし、要求されたWebサイトをサポートするSLBにクライアントを接続します。

ネットワーク上のSLBの負荷およびアベイラビリティを継続的にモニタし、各クライアント要求に対応するために最適なSLBを選択します。

GSSは従来のDNSサーバからDNS解決処理の負荷を軽減することにより、グローバルなサイト選択を最適化し、DNSの機能性を向上させます。GSSは負荷およびアベイラビリティをモニタすることにより、大規模なWebサイトおよびデータ センタの耐障害性およびスケーラビリティを強化します。

システム ハードウェアの特長

Global Site Selector 4480は、AC入力電源を使用します。出荷時のデフォルト構成では、電源装置が1つ搭載されています。Global Site Selector 4480には、36 GB Ultra2 LVD SCSIハード ドライブが1つ内蔵されています。ネットワーク接続用には、Global Site Selector 4480にはRJ-45レセプタクル付きの10/100BASE-Tイーサネット/ファスト イーサネット ポートが2つ装備されています。ポートEthernet 0は、速度自動検出モードおよび全二重動作に対応しています。

表 1-1 表 1-1 に、Global Site Selector 4480のストレージおよびメモリの仕様を示します。

 

表 1-1 ストレージおよびメモリの仕様

仕様
説明

内蔵ハード ディスク ストレージ

36 GB Ultra2 LVD SCSIハード ドライブ×1

メモリ

1 GB SDRAM

図 1-1に、Global Site Selector 4480の前面パネルを示します。図 1-2に、AC電源装置を1つ搭載した場合の背面パネルを示します。

図 1-1 Global Site Selector 4480 ― 前面パネル

 

図 1-2 Global Site Selector 4480 ― 背面パネル

 

ポート、レセプタクル、およびLED

表 1-2 に、前面パネルおよび背面パネルのポートおよびレセプタクルについて説明します(前面パネルは図 1-1、背面パネルは図 1-2を参照してください)。

 

表 1-2 ポートおよびレセプタクル

項目
説明
前面パネル

CONSポート

コンソールを接続するためのシリアル ポートです。

ETHERNET 0ポート

イーサネット ケーブルを接続するポートです。

ETHERNET 1ポート

このポートは現在サポートされていません。

SCSI LVD専用ポート

Global Site Selector 4480では、このポートはサポートされていません。

スロット0

ハード ドライブ0用のベイです。

スロット1

このベイは使用されていません。

背面パネル

電源レセプタクル

電源コードを接続するプラグです。

電源スイッチ

このスイッチはオン/オフ切り替えスイッチですが、このスイッチを押したあとは、スイッチは常に最初の位置に戻ります。

電源がオンになると、前面パネルのPOWERインジケータが点灯します。


警告 感電事故を防ぐため、Safety Extra-Low Voltage(SELV)回路をTelephone Network Voltage(TNV;電話網電圧)回路に接続しないでください。LANポートにはSELV回路、WANポートにはTNV回路が含まれています。LANポートおよびWANポートには、どちらもRJ-45コネクタが装備されている場合があります。ケーブルを接続するときは十分注意してください。


表 1-3 に、前面パネルのLEDについて説明します。

 

表 1-3 LED

インジケータ
カラー
状態
意味

POWER

グリーン

点灯

Global Site Selector 4480の電源がオンになっています。

SYSTEM

グリーン

点灯

ネットワーク接続がアクティブです(パケットの送受信中です)。

LINK

グリーン

点灯

Global Site Selector 4480はネットワークに接続されています。

100Mbps

グリーン

点灯

接続は100BASE-TX(ファスト イーサネット)接続です。

SLOT 0

グリーン

点灯

スロット0がアクティブです。

SLOT 1

グリーン

点灯

スロット1がアクティブです。

ステータスLED 0 1 2 3

グリーン

定常

定常状態とは、各LEDが一定の状態を続けている場合です(定常状態のLEDのバリエーションについては、 表 3-1 を参照してください)。

ローリング

再起動が開始されました。

ローリング状態とは、4つのLEDが次々に点灯と消灯を繰り返し、左から右へ光が動いているように見える状態です。

ケーブルおよびコネクタ

ここでは、Global Site Selector 4480を端末および外部ネットワークに接続するためのケーブルおよびコネクタについて説明します。

コンソール ケーブル

Global Site Selector 4480に付属のコンソール ケーブル キットには、次のケーブルおよびアダプタが含まれています。

RJ-45/RJ-45ロールオーバー ケーブル×1

RJ-45/DB-9アダプタ×2

ロールオーバー ケーブルを使用して、Global Site Selector 4480のコンソール ポートを、ASCII端末または端末エミュレーション ソフトウェアが稼働しているPCのCOMポートに接続します。Global Site Selector 4480のコンソール ポートは、Data Terminal Equipment(DTE;データ端末装置)として構成されており、RJ-45コネクタを使用しています。

ロールオーバー ケーブルにRJ-45/DB-9アダプタを取り付けることにより、RJ-45/DB-9ヌルモデム ケーブルを作成できます。

ロールオーバー ケーブルかどうかを識別するには、ケーブル両端のモジュラ コネクタを比較します(図 1-3を参照)。タブを裏側にして、ケーブルの両端を並べます。左側コネクタの外側のピン(ピン1)に接続されたワイヤと、右側コネクタの外側のピン(ピン8)に接続されたワイヤが同色になっています。

図 1-3 ロールオーバー ケーブルの識別

 

ネットワーク ケーブル

Global Site Selector 4480をネットワークに接続するには、イーサネット ケーブルが 必要 です。Global Site Selector 4480のネットワーク接続には、次のいずれかのタイプのケーブルを使用します。

Global Site Selector 4480をMedium Dependent Interface-crossover(MDI-X)ポートに接続するには、RJ-45コネクタを装備したUnshielded Twisted-Pair(UTP;シールドなしツイストペア)ストレート ケーブルを使用します。

Global Site Selector 4480を別のMDIポートに接続するには、RJ-45/RJ-45クロス ケーブルを使用します。


) Global Site Selector 4480のイーサネット ポートはMDIです。


100BASE-Tネットワークに接続するには、カテゴリ5 UTPケーブルを使用します。

イーサネット ケーブルのピン割り当て

ここでは、一般的なケーブル構成に対応するピン割り当てを示します。交換用のケーブルを購入または作成する場合には、この情報を参考にしてください。

表 1-4 に、ストレート100BASE-Tケーブルのピン割り当てを示します。

 

表 1-4 ストレート100BASE-Tケーブルのピン割り当て

RJ-45ピン
信号
RJ-45ピン

1

TX+

1

2

TX-

2

3

RX+

3

4

--

4

5

--

5

6

RX-

6

7

7

8

8

表 1-5 に、クロス100BASE-Tケーブルのピン割り当てを示します。

 

表 1-5 クロス100BASE-Tケーブルのピン割り当て

RJ-45ピン
信号
RJ-45ピン

1

TX+

3

2

TX-

6

3

RX+

1

4

4

5

5

6

RX-

2

7

7

8

8

仕様

表 1-6 に、Global Site Selector 4480ハードウェアの仕様を示します。

 

表 1-6 仕様

仕様
説明

寸法

高さ:1.72インチ(4.37 cm)

幅:17.5インチ(44.45 cm)

奥行:14.13インチ(35.8 cm)

重量

12.5ポンド(5.7 kg)

AC電源

入力電圧:100~127 VAC、200~240 VAC

周波数:50~60 Hz

最大電力:130W

電流:120 VAC入力、PFC(力率補正)付き、1.0A

230 VAC入力、PFC付き、0.5A

ステーション間の最大接続距離

10/100BASE-TXイーサネット、カテゴリ5 UTP:328フィート(100 m)

設置

ラックマウント ― 中間、前方、または後方で取り付け可能(標準の19インチ [48.26 cm] および23インチ [58.42 cm] ラックを使用)

温度

動作時:32~104°F(0~40°C)

非動作時:-13~158°F(-25~70°C)

湿度(動作時)

5~95%、結露しないこと

高度(動作時)

104°F(40°C)で6500フィート(2000 m)

衝撃(動作時)

持続時間11ミリ秒で5 G、ハーフサインの衝撃パルス

適合規格

表 1-7 に、Global Site Selector 4480の適合規格を示します。

 

表 1-7 適合規格

項目
規格

適合性

CEマーキング

安全性

UL 1950

CSA-C22.2 No. 950

EN 60950

IEC 60950

EMC

FCC Part 15(CFR 47)クラスA

ICES-003クラスA

EN 55022クラスA

CISPR22クラスA

AS/NZ 3548クラスA

VCCIクラスA

EN 55024

クラスAに関する警告

VCCI(日本)

この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスA情報技術製品です。この装置を家庭環境で使用すると、電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には、使用者が適切な対策を取るように要求されることがあります。