Cisco Global Site Selector CLI-Based グローバル サーバ ロード バランシング コンフィギュレーション ガイド Software Version 2.0
回答および回答グループの設定
回答および回答グループの設定
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

回答および回答グループの設定

回答の設定および変更

CLI へのログインおよび特権 EXEC モードのイネーブル化

VIP タイプ回答の作成

キープアライブ VIP 回答の設定

ICMP キープアライブ VIP 回答の設定

TCP キープアライブ VIP 回答設定値の設定

TCP キープアライブ VIP 回答設定値の設定

KAL-AP キープアライブ VIP 回答設定値の設定

スクリプト キープアライブ VIP 回答の設定

VIP 回答タイプに対する複数のキープアライブの設定

CRA タイプ回答の作成

ネーム サーバ タイプ回答の設定

回答の変更

回答プロパティの表示

回答の中断

回答の再アクティブ化

ロケーション内のすべての回答の中断または再アクティブ化

回答の削除

回答グループの設定および変更

回答グループの作成

CRA タイプ回答グループへの回答の追加

NS タイプ回答グループへの回答の追加

VIP タイプ回答グループへの回答の追加

回答グループの変更

回答グループの権限ドメインの追加または削除

回答グループ内のすべての回答の中断または再アクティブ化

回答グループ内のすべての回答の中断または再アクティブ化

特定所有者に関連付けられた回答グループ内のすべての回答の中断または再アクティブ化

回答グループ プロパティの表示

回答グループの削除

次の作業

回答および回答グループの設定

この章では、GSS ネットワーク用の回答および回答グループを作成および設定する方法について説明します。この章の構成は、次のとおりです。

回答の設定および変更

回答グループの設定および変更

次の作業

回答の設定および変更

GSS ネットワークでは、回答とはコンテンツ クエリーに応答するリソースを意味します。プライマリ GSSM を使用して回答を作成する場合、クエリーの転送先に指定できる GSS ネットワーク上のリソースを確認します。このリソースは、有効なホストのアドレスを要求元クライアント D プロキシに提示して要求を処理します。

GSS の回答には、次のものがあります。

VIP ― Cisco CSS、Cisco CSM、Cisco IOS に準拠した SLB、Cisco LocalDirector などの SLB、Web サーバ、キャッシュ、またはグローバル ネットワークで地理的に分散配置されているその他のデバイスに関連付けられたバーチャル IP(VIP)アドレス

ネーム サーバ ― GSS が解決できないクエリーに応答可能なネットワーク上に設定された DNS ネーム サーバ

CRA ― ユーザの D プロキシに同一の応答を同時に送信するために、DNS レースという解決プロセスを使用するコンテンツ ルーティング エージェント

また、GSS は回答を回答グループと呼ばれるリソース プールとしてグループ化します。GSS は、ユーザ要求を処理する最適なリソースを選択するために、DNS 規則で使用可能な回答グループから、最大 3 つの可能な応答の回答グループおよび分散方式句を使用できます。設定済みの回答グループから 1 つの回答を選択するために、分散方式ごとに異なるアルゴリズムが提供されます。各句は、特定の回答グループが要求を処理し、特定の分散方式を使用して回答グループから最適なリソースを選択するように指定します。

回答のタイプに応じて、GSS は、DNS クエリーをさらに分析して最適なホストを選択することができます。たとえば、Cisco CSS に関連付けられた VIP にルーティングされる要求は、CSS で判別される負荷およびアベイラビリティに基づいて、最適なリソースにルーティングされます。CRA にルーティングされる要求は、GSS によって実行される DNS レースで判別されたプロキシミティに基づいて、最適なリソースにルーティングされます。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

CLI へのログインおよび特権 EXEC モードのイネーブル化

VIP タイプ回答の作成

CRA タイプ回答の作成

ネーム サーバ タイプ回答の設定

回答の変更

回答プロパティの表示

回答の中断

回答の再アクティブ化

ロケーション内のすべての回答の中断または再アクティブ化

回答の削除

CLI へのログインおよび特権 EXEC モードのイネーブル化


) GSS にログインし、特権 EXEC モードをイネーブルにする場合、ユーザは、管理者権限を持つ設定済みのユーザである必要があります。ユーザ アカウントの作成および管理の詳細については、『Cisco Global Site Selector Administration Guide』を参照してください。


プライマリ GSSM にログインし、CLI で特権 EXEC モードをイネーブルする手順は、次のとおりです。

1. Telnet または SSH を介してプライマリ GSSM にリモートでログインする場合は、GSSM のホスト名または IP アドレスを入力して CLI にアクセスします。

リモートでログインせずに、端末と GSSM 間で直接シリアル接続を使用する場合は、端末エミュレーション プログラムを使用して CLI にアクセスします。専用の端末を使用して GSS 装置に直接接続を確立する手順、および SSH または Telnet を使用してリモート接続を確立する手順については、『 Cisco Global Site Selector Getting Started Guide 』を参照してください。

2. GSSM にログオンするための GSS 管理ユーザ名およびパスワードを指定します。CLI のプロンプトが表示されます。

gssm1.example.com>
 

3. CLI プロンプトで、特権 EXEC モードを次のようにイネーブルにします。

gssm1.example.com> enable
gssm1.example.com#

VIP タイプ回答の作成

VIP タイプの回答を設定するときに、さまざまなキープアライブ タイプの 1 つまたは複数を設定して、目的の回答をテストすることができます。複数のキープアライブを設定して回答をテストする手順については、「VIP 回答タイプに対する複数のキープアライブの設定」を参照してください。KAL-APキープアライブの場合は、回答を設定する前に、共有キープアライブを設定します。共有キープアライブの作成手順については、「キープアライブの設定」を参照してください。

VIP タイプ回答を設定するには、グローバル サーバ ロード バランシング設定モードで answer vip ip_address コマンドを使用します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

answer vip ip_address [ name name | location name | activate | suspend ]

answer vip ip_address コマンドを入力したら、プロンプトが表示されて回答 vip 設定モードに変わります。このモードでは、VIP タイプ回答に対して任意にキープアライブを指定および設定できます。

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

ip_address ― VIP アドレス フィールド。GSS が要求を転送する VIP アドレスを入力します。テキスト文字列をドット付き 10 進表記で、引用符で囲まずに入力します(192.168.10.1 など)。

name name ― 作成中の VIP タイプ回答に名前を指定します(オプション)。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。スペースを含む名前は、引用符で囲んで入力する必要があります("name 1" など)。

location name ― 回答を関連づける既存のロケーション名を指定します(オプション)。「リソースの設定」「所有者の設定」を参照してください。

activate ― 中断された VIP 回答を再アクティブ化します(オプション)。これは、デフォルト設定です。

suspend ― アクティブな VIP 回答を一時停止します(オプション)。

たとえば、SEC-LONDON1 という VIP 回答を作成して London ロケーションと関連付ける場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com# config
gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# answer vip 10.86.209.232 name SEC-LONDON1 location LONDON
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])
 

VIP 回答を削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com# config
gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# no answer vip 10.86.209.232 name SEC-LONDON1 location LONDON
gssm1.example.com(config-gslb)
 

既存の回答を変更する手順については、「回答の変更」を参照してください。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

キープアライブ VIP 回答の設定

ICMP キープアライブ VIP 回答の設定

TCP キープアライブ VIP 回答設定値の設定

TCP キープアライブ VIP 回答設定値の設定

KAL-AP キープアライブ VIP 回答設定値の設定

スクリプト キープアライブ VIP 回答の設定

VIP 回答タイプに対する複数のキープアライブの設定

キープアライブ VIP 回答の設定

回答を作成すると、さまざまなキープアライブ タイプの 1 つまたは複数を設定して、目的の回答をテストすることができます。


) 各 VIP キープアライブに使用されるデフォルト値は、あらかじめ指定されたグローバル キープアライブ プロパティ設定(「キープアライブの設定」を参照)によって決まります。


ICMP キープアライブ VIP 回答の設定

回答 vip 設定モードで keepalive type icmp コマンドを使用すると、VIP 回答に対して ICMP キープアライブを定義することができます。このコマンドは、VIP 回答の指定されたアドレスに ICMP エコー メッセージ(PING)を送信します。GSS は、ネットワークに対して単純な接続状態を示す、装置から受信した応答によってオンライン ステータスを判別します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

keepalive type icmp [ shared ip_address | retries number | successful-probes number ]

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

shared ip_address ― 既存の ICMP 共有キープアライブの IP アドレスを指定します(オプション)。テキスト文字列をドット付き 10 進表記で、引用符で囲まずに入力します(192.168.10.1 など)。共有キープアライブの作成手順については、「キープアライブの設定」を参照してください。

retries number ― 装置がオフラインであると宣言されるまでに、GSS が ICMP エコー要求パケットを再送信する回数を指定します(オプション)。リトライ値を調整する場合、GSS によって決定された検出時間を変更します。リトライ回数を増やすと、検出時間が長くなり、リトライ回数を減らすと、検出時間が短縮されます。有効な入力値は、1 ~ 10 回で、デフォルト値は 1 回です。

successful-probes number ― 回答がオンラインに戻るまでに、GSS によって認識される必要がある ICMP キープアライブ試行(プローブ)の連続成功回数を指定します(オプション)。有効な入力値は、1 ~ 5 回で、デフォルト値は 1 回です。

たとえば、VIP アドレス 10.86.209.232 を処理する VIP タイプ回答に ICMP キープアライブを設定する場合、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer vip 10.86.209.232
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type icmp retries 2
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])#
 

複数のキープアライブを設定して VIP タイプ回答をテストする手順については、「VIP 回答タイプに対する複数のキープアライブの設定」を参照してください。

TCP キープアライブ VIP 回答設定値の設定

回答 vip 設定モードで keepalive type tcp コマンドを使用すると、VIP 回答に TCP キープアライブを定義することができます。このコマンドは、TCP ハンドシェイクを VIP 回答の指定されたアドレスおよびリモート デバイスのポート番号に送信し、装置のオンライン ステータスを返して、サービスの実行可能性(スリーウェイ ハンドシェイクや接続終了方法)を判別します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

keepalive type tcp [ shared ip_address | port number | retries number | successful-probes number | termination { graceful | reset }]

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

shared ip_address ― 既存の TCP 共有キープアライブの IP アドレスを指定します(オプション)。テキスト文字列をドット付き 10 進表記で、引用符で囲まずに入力します(192.168.10.1 など)。共有キープアライブの作成手順については、「キープアライブの設定」を参照してください。

port number ― GSS からの TCP タイプ キープアライブ要求を受信するリモート装置のポートを指定します(オプション)。有効な入力値は、1 ~ 65535 で、デフォルト ポートは 80 です。

retries number ― 装置がオフラインであると宣言されるまでに、GSS が TCP パケットを再送信する回数を指定します(オプション)。リトライ値を調整する場合、GSS によって決定された検出時間を変更します。リトライ回数を増やすと、検出時間が長くなり、リトライ回数を減らすと、検出時間が短縮されます。有効な入力値は、1 ~ 10 回で、デフォルト値は 1 回です。

successful-probes number ― 回答がオンラインに戻るまでに、GSS によって認識される必要がある TCP キープアライブ試行(プローブ)の連続成功回数を指定します(オプション)。有効な入力値は、1 ~ 5 回で、デフォルト値は 1 回です。

termination ― 次の TCP キープアライブ接続終了方法のいずれかを指定します(オプション)。

graceful ― GSS は、標準的なスリーウェイ接続終了方法を使用して、TCP 接続のグレースフル クローズを開始します。

reset ― GSS は、ハード リセットを使用して、直ちに TCP 接続を終了します。接続終了方法が指定されていない場合、GSS はこのタイプの方法を使用します。

たとえば、VIP アドレス 192.168.200.1 を処理する VIP タイプ回答に TCP キープアライブを設定する場合、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer vip 192.168.200.1
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type tcp port 23 successful-probes 4
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])#
 

複数のキープアライブを設定して VIP タイプ回答をテストする手順については、「VIP 回答タイプに対する複数のキープアライブの設定」を参照してください。

TCP キープアライブ VIP 回答設定値の設定

回答 vip 設定モードで keepalive type http-head コマンドを使用すると、VIP 回答に HTTP HEAD キープアライブを定義することができます。このコマンドは、TCP 形式の HTTP HEAD 要求を、VIP 回答用に指定されたアドレスにあるオリジン Web サーバに送信します。GSS は、Web ページの状態やコンテンツ サイズに関する情報および装置のオンライン ステータスをサーバからの HTTP 応答ステータス コード 200(HTTP/1.0 200 OK など)の形式で判別します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

keepalive type http-head [ host-tag domain_name | path path | port number | retries number | shared ip_address | successful-probes number | termination { graceful | reset }]

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

host-tag domain_name ― VIP に送信されるオプションのドメイン名を HTTP HEAD クエリーの一部として指定します(オプション)。このタグを使用することにより、SLB(サーバ ロード バランサ)は同じ VIP で表す Web サイトが複数ある場合に、特定のサイトに対してキープアライブ要求を解決できます。

path path ― HTTP HEAD 要求(/company/owner など)で問い合わせを受けるサーバの Web サイトを指定します(オプション)。デフォルト パス "/" は Web サーバの仮想ルートを指定します。

port number ― GSS からの HTTP HEAD タイプ キープアライブ要求を受信するリモート装置のポートを指定します(オプション)。有効な入力値は、1 ~ 65535 で、デフォルト ポートは 80 です。

retries number ― 装置がオフラインであると宣言されるまでに、GSS が HTTP HEAD パケットを再送信する回数を指定します(オプション)。リトライ値を調整する場合、GSS によって決定された検出時間を変更します。リトライ回数を増やすと、検出時間が長くなり、リトライ回数を減らすと、検出時間が短縮されます。有効な入力値は、1 ~ 10 回で、デフォルト値は 1 回です。

shared ip_address ― 既存の HTTP HEAD 共有キープアライブの IP アドレスを指定します(オプション)。テキスト文字列をドット付き 10 進表記で、引用符で囲まずに入力します(192.168.10.1 など)。共有キープアライブの作成手順については、「キープアライブの設定」を参照してください。

successful-probes number ― 回答がオンラインに戻るまでに、GSS によって認識される必要がある HTTP HEAD キープアライブ試行(プローブ)の連続成功回数を指定します(オプション)。有効な入力値は、1 ~ 5 回で、デフォルト値は 1 回です。

termination ― 次の HTTP HEAD キープアライブ接続終了方法のいずれかを指定します(オプション)。

graceful ― GSS は、標準的なスリーウェイ接続終了方法を使用して、HTTP HEAD 接続のグレースフル クローズを開始します。

reset ― GSS は、ハード リセットを使用して、ただちに TCP 形式の HTTP HEAD 接続を終了します。接続終了方法が指定されていない場合、GSS はこのタイプの方法を使用します。

たとえば、VIP アドレス 192.168.200.1 を処理する VIP タイプ回答に HTTP HEAD キープアライブを設定する場合、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer vip 192.168.200.1
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type http-head host-tag WWW.HOME.COM termination graceful
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])#
 

複数のキープアライブを設定して VIP タイプ回答をテストする手順については、「VIP 回答タイプに対する複数のキープアライブの設定」を参照してください。

KAL-AP キープアライブ VIP 回答設定値の設定

回答 vip 設定モードで keepalive type kalap コマンドを使用すると、VIP 回答に KAL-AP キープアライブを定義することができます。このコマンドは、詳細なクエリーを、VIP 回答に対して指定されたアドレスにある Cisco CSS または CSM に送信して、負荷およびアベイラビリティを抽出します。SLB がコンテンツ規則上のホステッド ドメイン名、ホスト VIP アドレス、または設定済みのタグに関する情報を使用して返答すると、GSS はオンライン ステータスを判別します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

keepalive type kalap { tag ip_address { tag_name } | vip ip_address }

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

tag ip_address ― KAL-AP要求に共有 KAL-AP タイプ キープアライブ アドレスを指定します。KAL-AP は共有キープアライブ アドレスに問い合わせて、オンライン ステータスを判別します。テキスト文字列をドット付き 10 進表記で、引用符で囲まずに入力します(192.168.10.1 など)。

tag_name ― KAL-AP要求で VIP に関連付けられる英数値タグ。タグの値は、正しい共有キープアライブ VIP と比較するために使用されます。これにより、Network Address Translation(NAT; ネットワーク アドレス変換)を使用するファイアウォールの背後にある VIP ステータスを調べるときに、混乱が発生しなくなります。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。スペースを含む名前は、引用符で囲んで入力する必要があります("name 1" など)。

vip ip_address ― KAL-AP要求に共有 KAL-AP タイプ キープアライブ アドレスを指定します。KAL-AP は共有キープアライブ アドレスに問い合わせて、オンライン ステータスを判別します。テキスト文字列をドット付き 10 進表記で、引用符で囲まずに入力します(192.168.10.1 など)。

たとえば、VIP アドレス 192.168.200.1 を処理する VIP タイプ回答に KAL-AP キープアライブを設定する場合、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer vip 192.168.200.1
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type kalap tag 192.168.50.41 TAG1
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])#
 

複数のキープアライブを設定して VIP タイプ回答をテストする手順については、「VIP 回答タイプに対する複数のキープアライブの設定」を参照してください。

ペイロードが大きいために、KAL-APキープアライブが複数のデータグラムにまたがる場合、ドロップされたフラグメントが Content and Application Peering Protocol(CAPP)で認識されないことがあります。KAL-AP キープアライブが複数のデータグラムにまたがり、またがっているパケットのいずれかがドロップされると、GSS は要求を再試行しません。代わりに、GSS は次の期間まで待機して、パケットを再送信します。これにより、パケットを受信予定の VIP で、データグラムが最新の負荷値を取得せずにドロップされます。この動作は、GSS がデータグラム(約 1.4 K)をタグ名または VIP アドレスで完全に消費したときに発生します。このような動作が発生していない場合は、すべてのデータが単一のデータグラムに収まっています。

GSS で、設定済みの何百もの VIP の負荷に関する詳細なクエリーを 1 つのプライマリまたは任意のセカンダリ(バックアップ) IP アドレスに送信する必要がある場合、KAL-AP 用の VIP フォーマットを使用してください。KAL-AP 用のタグ フォーマットを使用することもできます。ただし、パケットが 1.4K を超えないように、タグ名の長さを制限する必要があります。

スクリプト キープアライブ VIP 回答の設定

回答 vip 設定モードで keepalive type scripted-kal コマンドを使用すると、VIP 回答にスクリプト キープアライブを定義することができます。このコマンドを実行すると、VIP にスクリプト キープアライブ プローブを追加するために、KAL 名および最大負荷を指定することができます。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

keepalive type scripted-kal kal-name name max-load max load value

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

kal-name name ― 既存のスクリプト キープアライブの共有キープアライブ名を指定します。共有キープアライブの作成手順については、「キープアライブの設定」を参照してください。

max-load max load value ― VIP にスクリプト キープアライブ プローブを追加する際の最大許容負荷を指定します。

たとえば、VIP アドレス 192.168.200.1 を処理する VIP タイプ回答にスクリプト キープアライブを設定する場合、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer vip 192.168.200.1
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type scripted-kal kal-name samplekal max-load 50
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])#
 

複数のキープアライブを設定して VIP タイプ回答をテストする手順については、「VIP 回答タイプに対する複数のキープアライブの設定」を参照してください。

VIP 回答タイプに対する複数のキープアライブの設定

プライマリ GSSM では、1 つの VIP 回答に対して複数のキープアライブまたは宛先ポートあるいはその両方を割り当てることができます。ICMP、TCP、HTTP HEAD、および KAL-AP VIP キープアライブ タイプでは、1 つの VIP 回答に対して最大 5 つの異なるキープアライブを混在または比較設定にて設定することができます。ただし、複数のキープアライブ タイプを指定した場合、プライマリGSSM では 1 つの共有キープアライブと 1 つの KAL-AP キープアライブのみを使用できます。

TCP または HTTP HEAD キープアライブでは、さまざまな宛先ポートを指定できます。マルチポート キープアライブ機能を使用すると、1 台のサーバをモニタし、複数のポートからの応答をチェックできます。キープアライブが成功した場合、GSS 装置はリソースがアクティブであるとみなし、そのサーバにクライアント トラフィックをリダイレクトし続けます。接続に失敗したサーバには使用不可としてマーキングされますが、その後サーバへの接続が成功した場合、そのサーバは再び使用可能になり、リソースとして使用されます。

複数のキープアライブ タイプを使用する場合、VIP 回答ステータスは、1 つの回答に関連づけられたすべてのキープアライブ プローブの論理積関数となり、これにより、各回答からの結果が混在することになります。

たとえば、VIPアドレス 192.168.200.1 を処理している共有および非共有の TCP、ICMP、および HTTP HEAD タイプ キープアライブを混在させた 5 つのキープアライブ グループを設定する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer vip 192.168.200.1
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type tcp port 443 ip-address 192.168.50.41 retries 3 successful-probes 4 termination reset
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type tcp port 80 retries 4
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type http-head port 8080 ip-address 10.86.209.22 termination graceful
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type icmp ip-address 10.86.209.4 shared
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type tcp port 1650 ip-address 10.86.209.4 shared
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# exit
gssm1.example.com(config-gslb)#
 

VIP アドレス 192.168.200.1 を処理する MPORT_KALE_MIX という名前の VIP タイプ回答の複数のポートに TCP および HTTP HEAD タイプ キープアライブを設定するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer vip 192.168.200.1 name MPORT_KALE_MIX
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type tcp port 80
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type tcp port 443
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type http-head port 8080
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# exit
gssm1.example.com(config-gslb)#
 

) 1 つの回答に複数のキープアライブを設定し、KAL-AP タイプ キープアライブを使用する場合、KAL-AP タイプ キープアライブを 1 つだけ設定できます。これは、最初のキープアライブとして指定する必要があります。


VIP アドレス 192.168.200.1 を処理する VIP タイプ回答に KAL-AP、TCP- および HTTP HEAD タイプ キープアライブを設定するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer vip 192.168.200.1
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type kalap tag 192.168.50.41 TAG1
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type tcp port 80
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type tcp port 443
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# keepalive type http-head port 8080
gssm1.example.com(config-ansvip[ans-ip])# exit
gssm1.example.com(config-gslb)#

CRA タイプ回答の作成

Content Routing Agent(CRA; コンテンツ ルーティング エージェント)回答タイプは、CRA および GSS を信頼し、複数の可能なホストと要求元 D プロキシとの距離に基づいて、指定されたクエリーに最適な回答を選択します。

CRA タイプの回答が指定されている場合、特定の D プロキシから受信した要求は、最初に要求に応答するコンテンツ サーバによって処理されます。応答時間は DNS レースを使用して測定され、GSS および各コンテンツ サーバで稼働しているコンテンツ ルーティング エージェントによって調整されます。レースでは、複数のホストが要求に同時に応答します。応答時間が最短のサーバ(サーバ自身と D プロキシ間のネットワーク遅延が最短のサーバ)が、コンテンツ処理用に選択されます。

DNS 規則でブーメラン分散方式が選択された場合、CRA タイプ回答は(GSS のブーメラン サーバ コンポーネントを使用する)GSS と連動するように設計されています。

「DNS レース」中に、要求元 D プロキシに複数のホストが同時に応答している場合は近いものを判断します。GSS は、すべての CRA で応答が同時に開始されるように、レース開始を調整します。ネーム サーバは D プロキシに到達した最初の DNS からの応答を、回答が格納されたホストとして選択します。

CRA タイプ回答を設定するには、グローバル サーバ ロード バランシング設定モードで answer cra ip_address コマンドを使用します。このコマンドの構文は、次のとおりです。

answer cra ip_address [ enable | disable | delay number | name name | location name | activate | suspend ]

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

ip_address ― CRA のインターフェイスまたは回路アドレス。テキスト文字列をドット付き 10 進表記で、引用符で囲まずに入力します(192.168.10.1 など)。

enable ― 回答についてのキープアライブ チェックが GSS によって実行されるように指定します(オプション)。これは、デフォルト設定です。スタティック RTT を計算するために一方向遅延を指定する場合は、 disable キーワードを使用します。スタティック RTT に関する情報については、 delay キーワードを参照します。

disable ― GSS が一方向 delay キーワードを使用して、スタティック ラウンドトリップ時間(RTT)を計算するように指定します(オプション)。スタティック RTT に関する詳細については、 delay キーワードを参照します。

delay number ― 一方向遅延時間(ミリ秒)を指定します(オプション)。一方向遅延値が指定されている場合、GSS は、この値を使用してスタティックなラウンドトリップ時間(RTT)を計算します。一方向遅延は、この回答に関連するすべての DNS レースに使用される RTT の半分です。有効な入力値は、0 ~ 1000 ミリ秒で、デフォルト値は 0 ミリ秒です。

name name ― CRA タイプ回答に名前を指定します(オプション)。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。スペースを含む名前は、引用符で囲んで入力する必要があります("name 1" など)。

location name ― 回答を関連づける既存のロケーション名を指定します(オプション)。「リソースの設定」「所有者の設定」を参照してください。

activate ― 中断された CRA 回答を再アクティブ化します(オプション)。これがデフォルト設定です。

suspend ― アクティブな CRA 回答を一時停止します(オプション)。

たとえば、一方向遅延が指定された CRA タイプ回答を作成する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com# config
gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# answer cra 10.86.209.22 name CRA-ANS1 delay 3
gssm1.example.com(config-gslb)
 

CRA タイプ回答を削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# no answer cra 10.86.209.22 name CRA-ANS1 delay 3
gssm1.example.com(config-gslb)
 

既存の回答を変更する手順については、「回答の変更」を参照してください。

ネーム サーバ タイプ回答の設定

ネーム サーバ(NS)タイプ回答は、GSS から送信された DNS クエリーの転送先となる DNS ネーム サーバの IP アドレスを指定します。クエリーは、ネーム サーバの転送機能を使用して、GSS 以外のネーム サーバに転送されて解決されます。回答は GSS ネーム サーバに戻され、そこから要求元の D プロキシに戻されます。ネーム サーバタイプ回答は、保証されたフォールバック リソースとして機能します。フォールバック リソースを使用すると、要求されたコンテンツが GSS に未知である、あるいは通常このような要求を処理するリソースが利用できないために、GSS が自身で解決できない要求を解決できます。

NS タイプ回答を設定するには、グローバル サーバ ロード バランシング設定モードで answer ns ip_address コマンドを使用します。このコマンドの構文は、次のとおりです。

answer ns ip_address [ enable | disable | name name | domain name | location name | activate | suspend ]

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

ip_address ― GSS が自身の要求を転送するために使用するネーム サーバ。テキスト文字列をドット付き 10 進表記で、引用符で囲まずに入力します(192.168.10.1 など)。

enable ― 指定されたネーム サーバについてのキープアライブ チェックが GSS によって実行されるように指定します(オプション)。GSS は指定されたネーム サーバ アドレスに問い合わせて、オンライン ステータスを判別します。これがデフォルト設定です。

disable ― 指定されたネーム サーバについてのキープアライブ チェックが GSS によってディセーブルにされるように指定します(オプション)。GSS はそのネーム サーバが常にオンラインであるとみなします。

name name ― NS タイプ回答に名前を指定します(オプション)。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。スペースを含む名前は、引用符で囲んで入力する必要があります("name 1" など)。

domain name ― オンライン ステータスを判別するために、NS タイプ キープアライブの送信先となるドメイン ネーム サーバ名を指定します(オプション)。このサーバ名には、最大 100 文字までのスペースを含まないテキスト文字列を、引用符で囲まずに入力します(www.home.com など)。


) ドメインが指定されていない場合、GSS はグローバルに設定されたクエリー ドメインに問い合わせます。グローバル クエリー ドメインの設定手順については、「キープアライブの設定」を参照してください。


location name ― 回答を関連付ける既存のロケーション名を指定します(オプション)。「リソースの設定」「所有者の設定」を参照してください。

activate ― 中断された NS 回答を再アクティブ化します(オプション)。これがデフォルト設定です。

suspend ― アクティブな NS 回答を一時停止します(オプション)。

たとえば、ドメイン ネーム サーバを指定する NS タイプ回答を作成する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com# config
gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# answer ns 10.86.209.4 domain WWW.HOME.COM enable
gssm1.example.com(config-gslb)
 

NS タイプ回答を削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# no answer ns 10.86.209.4 domain WWW.HOME.COM enable
gssm1.example.com(config-gslb)
 

既存の回答を変更する手順については、「回答の変更」を参照してください。

回答の変更

回答は、設定後いつでも変更できます。ただし、回答を作成して名前をつけると、タイプ(たとえば、VIP から CRA に)、IP アドレス、または名前を変更できません。

既存の回答を変更する手順は、次のとおりです。

1. show gslb-config answer コマンドを入力して、回答の現行のプロパティ設定を表示します。詳細については、「回答プロパティの表示」を参照してください。

2. グローバル サーバ ロードバランシング設定モードで answer コマンドを入力して、回答の設定を変更します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

answer { cra | ns | vip }

オプションは次のとおりです。

cra ― 変更の対象となる CRA タイプ回答を指定します。CRA タイプ プロパティの変更方法については、「CRA タイプ回答の作成」を参照してください。

ns ― 変更の対象となる NS タイプ回答を指定します。NS タイプ プロパティの変更方法については、「ネーム サーバ タイプ回答の設定」を参照してください。

vip ― 変更の対象となる VIP タイプ回答を指定します。VIP タイプ プロパティの変更方法については、「VIP タイプ回答の作成」を参照してください。また、VIP タイプ回答のキープアライブの変更手順については、「キープアライブ VIP 回答の設定」を参照してください。

たとえば、最初に回答のプロパティ設定を表示し、次に既存の CRA タイプ回答の一方向遅延時間を変更するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# show gslb-config answer
...
answer cra 192.168.50.41 delay 2 activate
answer ns 172.16.27.4 domain EXAMPLE.COM activate
answer vip 172.16.27.6 name ansvip2 activate
keepalive type tcp port 180 activate
keepalive type tcp port 88 activate
...
gssm1.example.com(config-gslb)# answer cra 192.168.50.41 delay 5
gssm1.example.com(config-gslb)#
 

名前付きの回答を変更するには、回答の名前、タイプおよび IP アドレスを指定する必要があります。たとえば、ANSVIP2 という名前の回答を変更する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer vip 172.16.27.6 name ANSVIP2 delay 100
gssm1.example.com(config-gslb)#
 

回答プロパティの表示

回答タイプすべての最新のプロパティ設定を表示するには、 show gslb-config answer コマンドを使用します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

show gslb-config answer

次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# show gslb-config answer
 
answer cra 192.168.50.41 delay 2 active
answer ns 172.16.27.4 domain EXAMPLE.COM active
answer vip 172.16.27.6 name ansvip2 active
keepalive type tcp port 180 active
 
answer vip 192.168.50.30 active
keepalive type tcp port 88 active
 
answer vip 192.168.50.2 name ansvip active
keepalive type icmp active
keepalive type tcp port 88 active
keepalive type tcp port 80 active
gssm1.example.com(config-gslb)#
 

プロパティ設定を IP アドレスおよび回答タイプに基づいて表示するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# show gslb-config answer 172.16.27.6 vip
 
answer vip 172.16.27.6 name ansvip2 active
keepalive type tcp port 180 active
gssm1.example.com(config-gslb)#
 

プロパティ設定を回答名に基づいて表示するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# show gslb-config answer ansvip2
 
answer vip 172.16.27.6 name ansvip2 active
keepalive type tcp port 180 active
gssm1.example.com(config-gslb)#

回答の中断

answer コマンドで suspend キーワードを使用して回答を変更すると、アクティブな回答が GSS によって使用されるのを一時的に停止することができます。中断することにより、その回答が現在設定されている DNS 規則のいずれにも使用されなくなります。


no activate-all-answers を使用すると、回答グループに関連付けられている複数の回答を中断することができます。詳細については、「回答グループ内のすべての回答の中断または再アクティブ化」を参照してください。


回答を中断する手順は、次のとおりです。

1. show gslb-config answer コマンドを入力して、回答の現行のプロパティ設定を表示します。詳細については、「回答プロパティの表示」を参照してください。

2. 中断しようとするアクティブな回答を確認し、 answer コマンドと suspend キーワードを使用して回答を中断します。

たとえば、EXAMPLE.COM にあるドメイン サーバを問い合わせる NS タイプ回答を中断する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# show gslb-config answer
...
answer cra 192.168.50.41 delay 2 active
answer ns 172.16.27.4 domain EXAMPLE.COM active
answer vip 172.16.27.6 name ansvip2 active
keepalive type tcp port 180 active
...
gssm1.example.com(config-gslb)# answer ns 172.16.27.4 domain EXAMPLE.COM suspend
gssm1.example.com(config-gslb)#
 

中断された回答を再アクティブ化するには、アクティブ化機能を使用します(「回答の再アクティブ化」を参照)。

回答の再アクティブ化

answer コマンド用の activate キーワードで特定の回答を変更することによって、中断された回答を再アクティブ化できます。

回答を再アクティブ化する手順は、次のとおりです。

1. show gslb-config answer コマンドを入力して、回答の最新のプロパティ設定を表示します。詳細については、「回答プロパティの表示」を参照してください。

2. 再アクティブ化するアクティブな回答を確認し、 answer コマンドと activate キーワードを使用して回答を中断します。

たとえば、EXAMPLE.COM にあるドメイン サーバを問い合わせる NS タイプ回答を再アクティブ化する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# show gslb-config answer
...
answer cra 192.168.50.41 delay 2 active
answer ns 172.16.27.4 domain EXAMPLE.COM suspend
answer vip 172.16.27.6 name ansvip2 active
keepalive type tcp port 180 active
...
gssm1.example.com(config-gslb)# answer ns 172.16.27.4 domain EXAMPLE.COM activate
gssm1.example.com(config-gslb)#

ロケーション内のすべての回答の中断または再アクティブ化

確立された GSS ロケーションに応じて回答をグループ化したり、管理することができます。ロケーションを使用して回答を管理すると、ネットワーク内の特定領域内の回答をすばやく中断またはアクティブ化する作業が簡単になります。たとえば、ソフトウェア アップグレードまたは定期メンテナンスを実行するために 1 つまたは複数のデータセンターをシャットダウンする作業などです。

GSS は中断された回答に関する要求を自動的に検出し、ルーティングします。


) ロケーション内のすべての回答を停止すると、個々の回答のアクティブまたは中断状態が無効になります。


回答をそのロケーションに基づいて停止する、または再アクティブ化するには、 location コマンドで suspend-all-answers および activate-all-answers オプションを使用します。

show gslb-config location コマンドを使用して、現在設定されているロケーションを表示します。このコマンドに関する詳細については、 「リソース情報の表示」を参照してください。

たとえば、Normandy というロケーションに基づいてすべての回答を中断するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# location Normandy suspend-all-answers
gssm1.example.com(config-gslb)#
 

Normandy というロケーションに基づいてすべての回答を再アクティブ化するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# location Normandy activate-all-answers
gssm1.example.com(config-gslb)#

回答の削除


注意 プライマリ GSSM で削除したデータは、どのような種類であっても、元に戻すことはできません。後で使用する可能性があると思われるデータについては、削除する前に、GSSM のデータベース バックアップを実行してください。詳細については、『Global Site Selector Administration Guide』を参照してください。

回答を削除する手順は、次のとおりです。

1. show gslb-config answer コマンドを入力して、回答の最新のプロパティ設定を表示します。詳細については、「回答プロパティの表示」を参照してください。

2. 削除するアクティブな回答を確認し、 answer コマンドの no 形式を使用して回答を削除します。

たとえば、その回答について IP アドレス 192.168.50.30 およびすべてのキープアライブを問い合わせる VIP タイプ回答を削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# show gslb-config answer
...
answer cra 192.168.50.41 delay 2 activate
answer ns 172.16.27.4 domain EXAMPLE.COM activate
answer vip 172.16.27.6 name ansvip2 activate
keepalive type tcp port 180 activate
 
answer vip 192.168.50.30 activate
keepalive type tcp port 88 activate
 
answer vip 192.168.50.2 name ansvip activate
keepalive type icmp activate
keepalive type tcp port 88 activate
keepalive type tcp port 80 activate
keepalive type tcp activate
...
gssm1.example.com(config-gslb)# no answer vip 192.168.50.30
gssm1.example.com(config-gslb)#
 

名前付きの回答を削除するには、回答の名前、タイプおよび IP アドレスを指定する必要があります。たとえば、ANSVIP2 という名前の回答を削除する場合は、次のように入力する必要があります。

gssm1.example.com(config-gslb)# no answer vip 172.16.27.6 name ANSVIP2
gssm1.example.com(config-gslb)#
 

回答グループの設定および変更

回答グループは、ユーザから受信したホステッド ドメインに関する DNS クエリーに対して、応答候補となる GSS リソースのリストです。DNS 規則機能を使用して、これらのネットワーク リソース リストを次の分散方式のいずれかと関連付けます。これらの分散方式は、要求を解決するために使用します。

VIP 回答グループ タイプの場合、GSS は DNS 規則内で指定された分散方式を使用して、VIP の 1 つまたは複数を選択します。

CRA 回答グループ タイプの場合、回答グループ内のすべての CRA にクエリーが送信され、IP アドレスを使用して D プロキシに最初に応答するレースが行われます。

ネーム サーバ回答グループ タイプの場合、GSS は DNS 規則で指定された分散方式を使用してネーム サーバを選択し、クライアントの要求をそのネーム サーバに転送します。

DNS 規則には、最大 3 つの分散句を指定できます。それぞれの句は、各回答の負荷スレッシュホールド、順序、および重み係数を考慮した後、回答の選択肢となる回答グループを個別に指定します。

回答グループを作成する場合は、これらのグループを構成する回答を設定します。GSS 回答の作成手順については、「回答の設定および変更」を参照してください。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

回答グループの作成

回答グループの変更

回答グループの権限ドメインの追加または削除

回答グループ内のすべての回答の中断または再アクティブ化

特定所有者に関連付けられた回答グループ内のすべての回答の中断または再アクティブ化

回答グループ プロパティの表示

回答グループの削除

回答グループの作成

プライマリ GSSM では、最大 1000 個までの回答グループを設定できます。回答グループを作成するには、グローバル サーバ ロード バランシング設定モードで answer-group コマンドを使用します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

answer-group name { owner name type { cra | ns | vip }}

answer-group コマンドを入力すると、プロンプトが表示されて回答グループ設定モードに変わり、このモードで、以前に設定された回答をグループに追加します。

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

name ― 回答グループの名前。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。名前には、スペースを含めることはできません。

owner name ― 回答グループを関連づける既存の所有者名を指定します(オプション)。所有者の作成手順については、「リソースの設定」を参照してください。

type ― 回答グループにタイプを指定します。次のオプションを使用できます。

cra ― 回答グループは、GSS のブーメラン サーバ コンポーネントと併用するコンテンツ ルーティング エージェント(CRA)で構成されます。

ns ― 回答グループは、設定済みのネーム サーバで構成されます。

vip ― 回答グループは、CSS や CSM などの SLB 装置によって制御される VIP で構成されます。

たとえば、VIP 回答グループを作成するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# answer-group ANSGRPVIP1 owner WEB-SERVICES type vip
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])#
 

たとえば、VIP 回答グループを削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# no answer-group ANSGRPVIP1 owner WEB-SERVICES type vip
gssm1.example.com(config-gslb)#

ここで説明する内容は、次のとおりです。

CRA タイプ回答グループへの回答の追加

NS タイプ回答グループへの回答の追加

VIP タイプ回答グループへの回答の追加

CRA タイプ回答グループへの回答の追加

CRA タイプの回答グループを作成したら、回答グループ設定モードで answer-add コマンドを使用して、あらかじめ設定された CRA タイプ回答をグループに追加します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

answer-add ip_address [ activate | name | suspend ]

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

ip_address ― あらかじめ設定された CRA タイプ回答の IP アドレス。テキスト文字列をドット付き 10 進表記で、引用符で囲まずに入力します(192.168.10.1 など)。

activate ― 中断された CRA 回答を再アクティブ化します(オプション)。これがデフォルト設定です。

name ― あらかじめ設定された CRA タイプ回答の名前を指定します(オプション)。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。スペースを含む名前は、引用符で囲んで入力する必要があります("name 1" など)。

suspend ― アクティブな CRA 回答を一時停止します(オプション)。

たとえば、回答を CRA 回答グループに追加し、CRA 回答グループを設定するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb-agcra[ag-name])# answer-add 192.168.10.1 name www-boston-1
gssm1.example.com(config-gslb-agcra[ag-name])# answer-add 192.172.24.1 name www-ny-1
gssm1.example.com(config-gslb-agcra[ag-name])# answer-add 192.186.14.1 name www-atlanta-1
gssm1.example.com(config-gslb-agcra[ag-name])#
 

CRA 回答グループから回答を削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb-agcra[ag-name])# no answer-add 192.186.14.1 name www-atlanta-1

NS タイプ回答グループへの回答の追加

NS タイプの回答グループを作成したら、回答グループ設定モードで answer-add コマンドを使用して、あらかじめ設定された NS タイプ回答をグループに追加します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

answer-add ip_address [ name | order number | weight number | activate | suspend ]

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

ip_address ― あらかじめ設定された NS タイプ回答の IP アドレス。テキスト文字列をドット付き 10 進表記で、引用符で囲まずに入力します(192.168.10.1 など)。

name ― あらかじめ設定された NS タイプ回答の名前を指定します(オプション)。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。スペースを含む名前は、引用符で囲んで入力する必要があります("name 1" など)。

order number ― 回答グループに追加される回答に、指定された順序を割り当てます(オプション)。このオプションは、順序付き分散方式タイプを使用するときに指定します。有効な入力値は、0 ~ 65535 です。

weight number ― 回答グループに追加される回答に、指定された重みを割り当てます(オプション)。このオプションは、重み付けラウンドロビンまたは最小負荷分散方式タイプを使用するときに指定します。有効な入力値は、1 ~ 10 です。

順序および重み設定を変更する手順については、「GSS の導入」「分散方式」を参照してください。

activate ― 中断された NS 回答を再アクティブ化します(オプション)。これがデフォルト設定です。

suspend ― アクティブな NS 回答を一時停止します(オプション)。

たとえば、回答を NS 回答グループに追加し、NS 回答グループを設定するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb-agns[ag-name])# answer-add 192.168.10.1 name www-zurich-1 order 10
gssm1.example.com(config-gslb-agns[ag-name])# answer-add 192.172.20.1 name www-barcelona-1 order 20
gssm1.example.com(config-gslb-agns[ag-name])# answer-add 192.188.30.1 name www-brussels-30
gssm1.example.com(config-gslb-agns[ag-name])#

NS 回答グループから回答を削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb-agns[ag-name)# no answer-add 192.168.10.1 name www-zurich-1 order 10

VIP タイプ回答グループへの回答の追加

VIP タイプの回答グループを作成したら、回答グループ設定モードで answer-add コマンドを使用して、あらかじめ設定された VIP タイプ回答をグループに追加します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

answer-add ip_address [ name | load-threshold number | order number | weight number | activate | suspend ]

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

ip_address ― あらかじめ設定された VIP タイプ回答の IP アドレス。テキスト文字列をドット付き 10 進表記で、引用符で囲まずに入力します(192.168.10.1 など)。

name ― あらかじめ設定された VIP タイプ回答の名前を指定します(オプション)。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。スペースを含む名前は、引用符で囲んで入力する必要があります("name 1" など)。

load-threshold number ― 回答グループに追加される回答に、指定された負荷しきい値を割り当てます(オプション)。このオプションは、分散方式タイプにかかわらず、回答が使用可能であるかどうかを判別するために使用します。有効な入力値は、2 ~ 254 です。

order number ― 回答グループに追加される回答に、指定された順序を割り当てます(オプション)。このオプションは、順序付き分散方式タイプを使用するときに指定します。有効な入力値は、0 ~ 65535 です。

weight number ― 回答グループに追加される回答に、指定された重みを割り当てます(オプション)。このオプションは、重み付けラウンドロビンまたは最小負荷分散方式タイプを使用するときに指定します。有効な入力値は、1 ~ 10 です。

順序、重み、および負荷しきい値の設定を変更する手順については、「GSS の導入」「分散方式」を参照してください。

activate ― 中断された VIP 回答を再アクティブ化します(オプション)。これがデフォルト設定です。

suspend ― アクティブな VIP 回答を一時停止します(オプション)。

たとえば、回答を VIP 回答グループに追加し、VIP 回答グループを設定するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])# answer-add 192.168.30.1 name www-hk-1 weight 1
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])# answer-add 192.174.20.1 name www-sf-1 weight 2
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])# answer-add 192.188.40.1 name www-london-1 weight 4
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])#
 

VIP 回答グループから回答を削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])# no answer-add 192.168.30.1 name www-hk-1 weight 1

回答グループの変更

回答グループを作成した後は、プライマリ GSSM の CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用して、回答の追加や削除、各回答の順序、重み、負荷しきい値の変更などの設定変更を実行できます。回答は複数の回答グループに属することができます。ただし、回答を回答グループに追加した後は、回答グループのタイプ(VIP や CRA など)を変更できません。

回答グループを変更する手順は、次のとおりです。

1. show gslb-config answer-group コマンドを入力して、回答グループの現行のプロパティ設定を表示します。詳細については、「回答グループ プロパティの表示」を参照してください。

2. 回答グループを変更します。ここで使用するコマンドは、変更が必要な内容によって異なることに注意してください。たとえば、回答グループ内の回答に割り当てられた重みを変更する場合、 answer-group コマンドと answer-add コマンドの両方を使用します。回答グループの所有者設定を変更するには、 answer-group コマンドのみを使用してください。

answer-group コマンドの構文については、「回答グループの作成」を参照してください。

CRA タイプ回答グループを変更する場合の answer-add コマンドの構文については、「CRA タイプ回答グループへの回答の追加」を参照してください。

NS タイプ回答グループを変更する場合の answer-add コマンドの構文については、「NS タイプ回答グループへの回答の追加」を参照してください。

VIP タイプ回答グループを変更する場合の answer-add コマンドの構文については、「VIP タイプ回答グループへの回答の追加」を参照してください。

たとえば、VIP 回答グループ ANSGRPVIP4 内の回答の順序設定を変更する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer-group ANSGRPVIP4 owner WEB-SERVICES type vip
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])# answer-add 192.168.30.1 name www-hk-1 order 10 comments “CHANGED ORDER 12/01/05”
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])#
 

NS 回答グループ ANSGRPNS2 の所有者を変更するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer-group ANSGRPNS2 owner E-COMMERCE type ns
gssm1.example.com(config-gslb-agns[ag-name])#

回答グループの権限ドメインの追加または削除

Start of Authority(SOA)レコード TTL は、DNS クエリーに対する負の応答を作成するときに必要です。負の応答で使用するために、SOA レコードを GSS 上で設定する必要はありませんが、その代わりに、ドメインおよびネーム サーバにホスティングされたドメインに権限ネーム サーバの IP アドレスを指定するネーム サービス(NS)回答を GSS で設定します。

GSS 上で NS 回答として設定するには、回答グループ設定モードで auth-domain コマンドを使用します。このコマンドの no 形式を使用すると、回答グループの権限ドメインが削除されます。このコマンドの構文は、次のとおりです。

auth-domain domain-name

no auth-domain domain-name


) auth-domain コマンドでは、正規表現またはワイルドカードを使用せずに、明確に定義されたドメイン名のみを使用してください。


権限ドメインを追加する手順は、次のとおりです。

1. 次のコマンドを入力して、NS 回答を設定します。

gssm1.example.com# config
gssm1.example.com (config)# gslb
gssm1.example.com (config-gslb)# answer ns 1.2.3.4 name ns1 activate
 

2. 次のコマンドを入力して、回答グループを設定し、NS 回答および関連付けられた権限ドメインを追加します。

gssm1.example.com (config-gslb)# answer-group ag1 owner System type ns
gssm1.example.com (config-gslb-agns)# answer-add 1.2.3.4 name ns1
gssm1.example.com (config-gslb-agns)# auth-domaain soa.test
gssm1.example.com (config-gslb-agns)# auth-domain soa.org
 

完了すると、NS 回答 1.2.3.4 が soa.test soa.org ドメインの権限ネーム サーバになり、NS 1 回答が設定済みドメイン soa.test および soa.org に対する権限で、GSS は A レコード abc.soa.test に対する権限です。

この設定により、 SOA レコードを必要とする soa.test に対する負の応答が含められます。回答 NS 1 からのキャッシュされた SOA がある場合、その SOA が負の応答で使用されます。SOA がない場合、 GSS はドメイン soa.test の SOA レコードについてネーム サーバ ns1 に問い合わせ、その SOA レコードを負の応答に使用してキャッシュに入れます。

GSS が権威を持つドメイン(つまり、特定タイプのリソース レコード)に対しては、GSS で SOA レコードを設定する必要はありません。GSS は、ゾーンに対して権威があるプライマリ ネームサーバから SOA レコードを常に取得します。

回答グループ内のすべての回答の中断または再アクティブ化

回答グループ設定モードで no activate-all-answers コマンドを使用して回答グループを変更すると、アクティブな回答グループ内のすべての回答が GSS によって使用されるのを一時的に停止することができます。回答グループのすべての回答を停止した場合、現在設定されている DNS 規則でその回答グループの使用を禁止することができます。特定の回答グループ内の回答を中断すると、これらの回答が属する他の回答グループにも影響が及びます。

回答グループ内の回答を再アクティブ化するには、回答グループ設定モードで特定の回答グループに対して activate-all-answers コマンドを使用します。

グループ内のすべての回答を中断する手順は、次のとおりです。

1. show gslb-config answer-group コマンドを入力して、回答グループの現行の回答グループを表示します。詳細については、「回答グループ プロパティの表示」を参照してください。

2. 中断するアクティブな回答を確認し、 answer-group コマンドと
no activate-all-answers コマンドを使用してグループ内のすべての回答を中断します。

たとえば、vip タイプ回答グループ ANSGRPVIP4 内のすべての回答を中断するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer-group ANSGRPVIP4 owner WEB-SERVICES type vip
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])# no activate-all-answers
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])#
 

中断された回答グループですべての回答を再アクティブ化するには、 activate-all-answers コマンドを使用します。

次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer-group ANSGRPVIP4 owner WEB-SERVICES type vip
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])# activate-all-answers
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])#

回答グループ内のすべての回答の中断または再アクティブ化

answer-add コマンドで suspend キーワードを使用して回答グループを変更することにより、アクティブな回答グループ内の回答が GSS によって使用されるのを一時的に停止することができます。回答グループ設定モードでこのコマンドを入力します。中断することにより、グループ内の回答が現在設定されている DNS 規則のいずれにも使用されなくなります。


) 1 つの回答グループ内の回答を中断すると、その回答が属する他の回答グループにも影響が及びます。


回答グループの回答を再アクティブ化するには、回答グループ設定モードで、( answer-add コマンドの) active オプションを使用します。

回答グループ内の回答を中断する手順は、次のとおりです。

1. show gslb-config answer-group コマンドを入力して、回答グループの現行の回答および回答グループを表示します。詳細については、「回答グループ プロパティの表示」を参照してください。

2. 中断するアクティブな回答(およびその回答グループ)を確認し、 answer-add コマンドおよび suspend オプションを使用してグループ内の回答を中断します。

たとえば、vip タイプ回答グループ ANSGRPVIP4 内の回答 www-sf-1 を中断するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer-group ANSGRPVIP4 owner WEB-SERVICES type vip
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])# answer-add 192.168.30.1 suspend
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])#

たとえば、 activate コマンドを使用して回答グループ内の中断された回答を再アクティブ化する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# answer-group ANSGRPVIP4 owner WEB-SERVICES type vip
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])# answer-add 192.168.30.1 activate
gssm1.example.com(config-gslb-agvip[ag-name])#

特定所有者に関連付けられた回答グループ内のすべての回答の中断または再アクティブ化

GSS 所有者に応じて、回答グループに追加された回答をグループ化したり、管理することができます。回答グループの管理に GSS 所有者を使用すると、関連する回答を短時間で簡単に中断またはアクティブ化できます。

GSS 所有者に関連付けられた回答グループ内のすべての回答を中断または再アクティブ化するには、( owner コマンドの) suspend-all-answers および
activate-all-answers
キーワードを使用します。

現在設定されている所有者、回答、および回答グループを表示するには、 show gslb-config answer-group コマンドを使用します。

たとえば、所有者 WEB-SERVICES に関連づけられている回答グループ内のすべての回答を中断するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# owner WEB-SERVICES suspend-all-answers
gssm1.example.com(config-gslb)#
 

所有者 WEB-SERVICES に関連付けられている回答グループの回答すべてを再アクティブ化するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# owner WEB-SERVICES activate-all-answers
gssm1.example.com(config-gslb)#

回答グループ プロパティの表示

show gslb-config answer-group コマンドを入力して、すべての回答グループの現行のプロパティ設定を表示できます。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

show gslb-config answer-group

次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# show gslb-config answer-group
...
answer-group AGROUP1 owner "OWNER1" type ns
answer-group AGROUP2 owner "OWNER2" type cra
answer-group AGROUP3 owner System type vip
...
 

回答グループのプロパティを回答グループ名に基づいて表示するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# show gslb-config answer-group ANGROUP1
 
answer-group AGROUP1 owner "OWNER1" type ns

回答グループの削除


注意 プライマリ GSSM で削除したデータは、どのような種類であっても、元に戻すことはできません。後で使用する可能性があると思われるデータについては、削除する前に、GSSM のデータベース バックアップを実行してください。詳細については、『Global Site Selector Administration Guide』を参照してください。

回答グループを削除する前に、削除しようとしている回答グループが DNS 規則のいずれによっても参照されていないことを確認し、必要に応じて、DNS 規則から回答グループを選択解除します。DNS 規則を変更する手順については、「DNS 規則の作成および変更」を参照してください。

回答グループを削除しても、その回答グループ内の回答は削除されません。

回答グループを削除する手順は、次のとおりです。

1. show gslb-config answer-group コマンドを入力して、回答の現行のプロパティ設定を表示します。詳細については、「回答グループ プロパティの表示」を参照してください。

2. 削除しようとするアクティブな回答グループを確認し、 answer-group コマンドの no 形式を使用して回答を削除します。

たとえば、VIP タイプ回答グループ ANSGRPVIP1 を削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# show gslb-config answer-group
 
answer-group ANSGRPVIP1 owner OWNR1 type vip
answer-group ANSGRPVIP2 owner System type vip
 
gssm1.example.com(config-gslb)# no answer-group ANSGRPVIP1
gssm1.example.com(config-gslb)#

次の作業

GSS ネットワークですべてのグローバル サーバ ロード バランシングを管理する DNS 規則の構築方法については、「DNS 規則の作成および変更」を参照してください。