Cisco Global Site Selector CLI-Based グローバル サーバ ロード バランシング コンフィギュレーション ガイド Software Version 2.0
ドメイン リストの設定
ドメイン リストの設定
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

ドメイン リストの設定

CLI へのログインおよび特権 EXEC モードのイネーブル化

ドメイン リストの設定

ドメイン リスト情報の表示

次の作業

ドメイン リストの設定

この章では GSS ネットワークにドメイン リストを設定する方法について説明します。ドメイン リストは、DNS クエリー応答に関して GSS に委任されたインターネットまたはイントラネット リソースのドメイン名の集合であり、ホステッド ドメインと呼ばれることもあります。ドメイン リストには、権威のある DNS サーバとして GSS が機能するコンテンツや、GSS グローバル サーバ ロードバランシング テクノロジーを使用してトラフィックおよびユーザ要求を分散することを目的としたコンテンツを示すドメイン名が 1 つまたは複数格納されています。

ドメイン リストを使用すると、完全なドメイン名を入力したり、GSS が着信 IP アドレスと比較できるパターンを指定する有効な正規表現を入力することができます。

各 GSS では、最大 2000 個のホステッド ドメインおよび各ドメイン リストに最大 500 個のホステッド ドメインが格納されたホステッド ドメイン リストを最大 2000 個サポートします。

この章の内容は、次のとおりです。

CLI へのログインおよび特権 EXEC モードのイネーブル化

ドメイン リストの設定

ドメイン リスト情報の表示

次の作業

CLI へのログインおよび特権 EXEC モードのイネーブル化


) GSS にログインし、特権 EXEC モードをイネーブルにする場合、ユーザは、管理者権限を持つ設定済みのユーザである必要があります。ユーザ アカウントを作成および管理する手順については、『Cisco Global Site Selector Administration Guide』を参照してください。


プライマリ GSSM にログインし、CLI で特権 EXEC モードをイネーブルする手順は、次のとおりです。

1. Telnet または SSH を介してプライマリ GSSM にリモートでログインする場合は、GSSM のホスト名または IP アドレスを入力して CLI にアクセスします。

端末と GSSM 間で直接シリアル接続を使用する場合は、端末エミュレーション プログラムを使用して CLI にアクセスします。専用の端末を使用して GSS 装置に直接接続を確立する手順、および SSH または Telnet を使用してリモート接続を確立する手順については、『 Cisco Global Site Selector Getting Started Guide 』を参照してください。

2. GSSM にログインするための GSS 管理ユーザ名およびパスワードを指定します。CLI のプロンプトが表示されます。

gssm1.example.com>
 

3. CLI プロンプトで、特権 EXEC モードを次のようにイネーブルにします。

gssm1.example.com> enable
gssm1.example.com#

 

ドメイン リストの設定

ドメイン リージョンを設定するには、グローバル サーバ ロードバランシング設定モードで domain-list コマンドを使用します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

domain-list name [ comments text | owner name ]

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

name ― 新しいドメインの名前。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。スペースを含めることはできません。

comments text ― ドメイン リストに関する記述情報または重要な注釈を指定します(オプション)。最大 256 文字までの英数字を入力します。スペースを含むコメントは、引用符で囲んで入力する必要があります。

owner name ― ドメイン リストを関連付ける既存の所有者名を指定します(オプション)。「リソースの設定」「所有者の設定」を参照してください。

domain-list コマンドを入力すると、プロンプトが表示されてドメイン リスト モードに変わります。このモードで、ドメイン リストに追加するドメインを指定します。複数のドメインを入力するには、ドメイン リスト モードで domain コマンドを繰り返し入力します。各リストには、最大 500 個のドメインを入力できます。完全なドメイン名を入力したり、GSS が着信アドレスと比較できるパターンを指定する任意の正規表現を入力することができます。GSS が権威ある DNS サーバとして機能するリソースのドメイン名を入力してください。

たとえば、 E-COMMERCE というドメイン リストを作成し、リストにドメイン DATABASEEXAMPLE.COM を追加する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com# config
gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# domain-list E-COMMERCE owner WEB-SERVICES
gssm1.example.com(config-gslb)# domain-list E-COMMERCE comments “GLOBAL DOMAIN LIST FOR ECOMMERCE”

gssm1.example.com(config-gslb-dl[dl-name])# domain DATABASEEXAMPLE.COM

ホステッド ドメインを入力するときは、次のガイドラインに従ってください。

128 文字を超えるドメイン名を指定できません。次の例は、GSS に設定されているドメイン名を示しています。

cisco.com
www.cisco.com
www.support.cisco.com
 

複数のドメイン名を入力する場合は、 domain コマンドを次のように繰り返し入力します。

gssm1.example.com(config-gslb-dl[dl-name])# domain WWW.EXAMPLE.COM
gssm1.example.com(config-gslb-dl[dl-name])# domain SUPPORT.EXAMPLE.COM
gssm1.example.com(config-gslb-dl[dl-name])# domain CDM.EXAMPLE.COM
 

サポートされない "?" ワイルドカードを除き、GSS はワイルドカードを使用するドメイン名をサポートします。ワイルドカード構文は POSIX 1003.2 拡張正規表現に基づいています。このパターンに一致するホステッド ドメインへのすべての要求は、適宜転送されます。

たとえば、GSS が 20 個以上のドメイン(www1.cisco.com、www2.cisco.com などのように)に対して権威を持つ可能性がある場合は、これらすべてのドメインをカバーするワイルドカード表現を作成することができます。次のように入力します。

.*\.cisco\.com
 

有効な正規表現であるワイルドカードを含むドメイン名の場合、GSS は最大 256 文字の文字列を比較できます。


) "?" ワイルドカードは、script play-config コマンドを使用して GSLB 設定ファイルを実行する場合にのみ、ドメイン名に使用できます。詳細については、「GSLB コンフィギュレーション ファイルの作成と実行」「ファイル修正に関する注意事項」を参照してください。


ドメイン リストを削除する必要がある場合は、最初に、削除しようとするドメイン リストがいずれの DNS 規則によっても参照されていないことを確認してください。既存の DNS 規則に関連付けられたドメイン リストは削除できません。必要に応じて、DNS 規則からドメイン リストを削除します。DNS 規則を変更する手順については、「DNS 規則の作成および変更」を参照してください。


注意 プライマリ GSSM で削除したデータは、どのような種類であっても、元に戻すことはできません。後で使用する可能性があると思われるデータについては、削除する前に、GSSM のデータベース バックアップを実行してください。詳細については、『Global Site Selector Administration Guide』を参照してください。

ドメイン リストを削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# no domain-list E-COMMERCE
 

ドメイン リストからドメインを削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb-dl[dl-name])# no domain CDM.EXAMPLE.COM
 

ドメイン リスト情報の表示

GSS に現在設定されているドメイン リストに関する情報を表示する場合は、 show gslb-config domain-list コマンドを使用します。

たとえば、以前に作成されたドメイン リストを表示する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# show gslb-config domain-list
 
domain-list dl4 owner E-COMMERCE
domain DATABASEEXAMPLE.COM
domain EXAMPLE.COM
domain-list dl3 owner WEB-GLOBAL
domain DATABASEEXAMPLE.COM
domain EXAMPLE.COM
domain-list dl2 owner WEB-SERVICES
domain DATABASEEXAMPLE.COM
domain-list dl1 owner System
domain DATABASEEXAMPLE.COM
domain EXAMPLE.COM

次の作業

「キープアライブの設定」では、グローバル キープアライブの変更方法および共有キープアライブの作成方法について説明します。