Cisco Global Site Selector CLI-Based グローバル サーバ ロード バランシング コンフィギュレーション ガイド Software Version 2.0
リソースの設定
リソースの設定
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

リソースの設定

GSS ネットワークの編成

CLI へのログインおよび特権 EXEC モードのイネーブル化

ロケーションおよびリージョンの設定

リージョンの設定

ロケーションの設定

所有者の設定

ロケーション、リージョン、所有者による GSS リソースのグループ化

リソース情報の表示

次の作業

リソースの設定

この章では、GSS ネットワークでグローバル サーバ ロードバランシング リソースを確定する方法について説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

GSS ネットワークの編成

CLI へのログインおよび特権 EXEC モードのイネーブル化

ロケーションおよびリージョンの設定

所有者の設定

ロケーション、リージョン、所有者による GSS リソースのグループ化

リソース情報の表示

次の作業

GSS ネットワークの編成

プライマリ GSSM では、GSS ネットワークのリソースをグループ化および編成するための、次の手段が提供されます。

ロケーション ― 都市、データセンター、コンテンツ サイトなど、地理的なエンティティに対応する GSS リソースの論理的グループ

リージョン ― 1 つまたは複数のロケーションを含む、より高度な地理的グループ

所有者 ― カスタマー、社内部門、IT 担当者など、ビジネスまたは組織上の関係に対応するグループ

リージョンおよびロケーションは、実際の地理的なサイトに対応する必要はなく、これらは単に、GSS リソースをグループ化し、1 (リージョン)対多(ロケーション)の関係で存在できるようにする編成手段です。

ロケーションは、GSS ネットワークに構成方式を提供するだけでなく、回答などの GSS リソースを一括管理するためにも使用できます。回答は、確立された GSS ロケーションに応じてグループ化したり、管理することができます。ロケーションを使用して回答を管理すると、ネットワークの特定の領域の回答を中断したり、アクティブ化(「回答および回答グループの設定」を参照)するプロセスを簡素化できます。たとえば、ソフトウェアのアップグレードまたは定期的なメンテナンスを実行するために、1 つまたは複数のデータセンターを停止することができます。

GSS ネットワーク リソースを設定する前に、CLI にログインし、特権 EXEC モードをイネーブルにする必要があります。詳細については、「CLI へのログインおよび特権 EXEC モードのイネーブル化」を参照してください。

CLI へのログインおよび特権 EXEC モードのイネーブル化


) GSS にログインし、特権 EXEC モードをイネーブルにする場合、ユーザは、管理者権限を持つ設定済みのユーザである必要があります。ユーザ アカウントの作成および管理の詳細については、『Cisco Global Site Selector Administration Guide』を参照してください。


プライマリ GSSM にログインし、CLI で特権 EXEC モードをイネーブルする手順は、次のとおりです。

1. Telnet または SSH を介してプライマリ GSSM にリモートでログインする場合は、GSSM のホスト名または IP アドレスを入力して CLI にアクセスします。

端末と GSSM 間で直接シリアル接続を使用する場合は、端末エミュレーション プログラムを使用して CLI にアクセスします。専用の端末を使用して GSS 装置に直接接続を確立する手順、および SSH または Telnet を使用してリモート接続を確立する手順については、『 Cisco Global Site Selector Getting Started Guide 』を参照してください。

2. GSSM にログインするための GSS 管理ユーザ名およびパスワードを指定します。CLI のプロンプトが表示されます。

gssm1.example.com>
 

3. CLI プロンプトで、特権 EXEC モードを次のようにイネーブルにします。

gssm1.example.com> enable
gssm1.example.com#

 

ロケーションおよびリージョンの設定

ここで説明する内容は、次のとおりです。

リージョンの設定

ロケーションの設定


) ロケーションを作成するときに、リージョンをロケーションに関連付けることから、リージョンを作成してからロケーションを作成することを推奨します。


リージョンの設定

リージョンを設定するには、グローバル サーバ ロードバランシング設定モードで region コマンドを使用します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

region name [ comments text ]

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

name ― GSS にネットワークに割り当てられたリージョンの上位の地理グループ名。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。スペースを含む名前は、引用符で囲んで入力してください("name 1" など)。

comments text ― リージョンに関する記述情報または重要な注釈を指定します(オプション)。最大 256 文字までの英数字を入力します。スペースを含むコメントは、引用符で囲んで入力する必要があります。

たとえば、Western_EU という名前のリージョンを作成し、そのロケーションおよび目的についてのコメントを記述する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com# config
gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# region Western_EU comments “London and future data centers”

リージョンを削除する必要がある場合は、リージョンに関連付けられている依存関係を確認してください。たとえば、ロケーションが関連付けられているリージョンは削除できません。この場合、最初に、関連付けられているロケーションをすべて削除する必要があります。


注意 プライマリ GSSM で削除したデータは、どのような種類であっても、元に戻すことはできません。後で使用する可能性があると思われるデータについては、削除する前に、GSSM のデータベース バックアップを実行してください。詳細については、『Global Site Selector Administration Guide』を参照してください。

削除しようとするリージョンに GSS ロケーションがまだ関連付けられていることを通知するエラーが表示される場合は、ロケーションに関連づけられているリージョンを変更してから、再度リージョンを削除してみてください。

リージョンを削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# no region Western_EU

ロケーションの設定

ロケーションを設定するには、グローバル サーバ ロードバランシング設定モードで location コマンドを使用します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

location name [ comments text | region name | zone name ]

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

name ― 都市、データセンター、またはロケーションのコンテンツ サイトなどの地理的なグループ名エンティティ。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。スペースを含む名前は、引用符で囲んで入力してください("name 1" など)。

comments ― ロケーションに関する記述情報または重要な注釈を指定します(オプション)。最大 256 文字までの英数字を入力します。スペースを含むコメントは、引用符で囲んで入力する必要があります。

region name ― ロケーションを関連付けるリージョンを指定します(オプション)。これにより、リージョンとロケーションが論理的に接続されます。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。スペースを含む名前は、引用符で囲んで入力してください("name 1" など)。

zone name ― ロケーションを関連付ける既存のゾーン名を指定します(オプション)。ネットワーク プロキシミティを実行する場合は、このオプションを指定します(「ネットワーク プロキシミティの設定」を参照)。これにより、ゾーンとロケーションが論理的に接続されます。

たとえば、San_Francisco という名前のロケーションを作成し、そのロケーションを Western_USA というリージョンに関連付ける場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com# config
gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# location SAN_FRANCISCO region WESTERN_USA
gssm1.example.com(config-gslb)# location SAN_FRANCISCO comments “UNION SQUARE”
 

ロケーションを削除する必要がある場合は、リソースに関連付けられている依存関係を確認してください。たとえば、削除対象のロケーションに関連付けられている回答は、自動的に「未指定の」ロケーションに関連づけられます。


注意 プライマリ GSSM で削除したデータは、どのような種類であっても、元に戻すことはできません。後で使用する可能性があると思われるデータについては、削除する前に、GSSM のデータベース バックアップを実行してください。詳細については、『Global Site Selector Administration Guide』を参照してください。

回答が関連づけられているロケーションを削除する前に、最初に、回答と関連付けられているロケーションを変更します(「回答および回答グループの設定」「回答の変更」を参照)。

ロケーションを削除する場合は、 no location コマンドを使用します。次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# no location SAN_FRANCISCO
 

所有者の設定

所有者は、ビジネスまたは組織の構造に対応する GSS ネットワーク リソースの論理グループです。たとえば、ホスティング カスタマー、人事などの社内部門、または IT 担当者などが所有者になります。

ロケーションと同様に、所有者を指定して、GSS リソースを一括管理することができます。回答グループの管理に GSS 所有者を使用すると、関連するすべての回答を中断またはアクティブ化するプロセスを簡素化できます。

所有者を設定するには、グローバル サーバ ロードバランシング設定モードで owner コマンドを使用します。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

owner name [ comments text ]

このコマンドのキーワードおよび引数は、次のとおりです。

name ― 所有者のビジネスまたは組織構造などの論理的な名前。最大 80 文字までの、一意の英数字名を入力します。スペースを含む名前は、引用符で囲んで入力する必要があります("name 1" など)。

comments text ― 所有者に関する記述情報または重要な注釈を指定します(オプション)。最大 256 文字までの英数字を入力します。スペースを含むコメントは、引用符で囲んで入力する必要があります。

次のように入力します。

gssm1.example.com# config
gssm1.example.com(config)# gslb
gssm1.example.com(config-gslb)# owner WEB-SERVICES comments “INCLUDES MARKETING, ADVERTISING, AND ECOMMERCE CONTENT PROVIDERS”
 

所有者を削除する必要がある場合は、目的のリソースの依存関係を把握してください。たとえば、所有者を削除すると、その所有者に関連づけられた回答グループ、DNS規則、およびドメイン リストは「System」所有者アカウントに自動的に関連付けられます。


注意 プライマリ GSSM で削除したデータは、どのような種類であっても、元に戻すことはできません。後で使用する可能性があると思われるデータについては、削除する前に、GSSM のデータベース バックアップを実行してください。詳細については、『Global Site Selector Administration Guide』を参照してください。

所有者を削除するには、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# no owner WEB-SERVICES comments “INCLUDES MARKETING, ADVERTISING, AND ECOMMERCE CONTENT PROVIDERS”

ロケーション、リージョン、所有者による GSS リソースのグループ化

ロケーション、リージョン、および所有者を作成した後に、リソースをロケーション、リージョン、または所有者と関連付けることによって、GSS リソース(回答グループなど)をグループ化します。この関連付けは、CLI のコマンド レベルでグループ化オプションおよび名前を指定して行います。たとえば、(config-gslb)プロンプトで domain list コマンドを入力する場合、 owner オプションに続いて既存の所有者名を指定してドメイン リストをその所有者に関連付けます。 表2-1 に、ロケーション、リージョン、および所有者によってグループ化できる GSS リソースを示します。

 

表2-1 GSS ネットワークのグループ化

GSS ネットワーク リソース
グループ化の基準

ロケーション

リージョン

リージョン

--

所有者

--

DNS 規則

所有者

送信元アドレス リスト

所有者

ドメイン リスト

所有者

回答グループ

所有者

回答

ロケーション

リソース情報の表示

GSS に現在設定されているリソースに関する情報を表示する場合は、 show gslb-config コマンドを使用します。

show gslb-config コマンドのリソース情報を示すキーワードは、次のとりです。

location ― 以前に作成されたロケーションに関する情報を表示します。

owner ― 以前に作成された所有者に関する情報を表示します。

region ― 以前に作成されたリージョンに関する情報を表示します。

たとえば、以前に作成されたリージョンのリストを表示する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config-gslb)# show gslb-config region
 
region Western_USA comments Denver, Portland, and Seattle
region Central_USA comments Chicago and Cleveland
region Eastern_USA comments Boston, New York, and Atlanta
gssm1.example.com(config-gslb)#
 

次の作業

「送信元アドレス リストの設定」では、送信元アドレス リストの作成方法について説明します。送信元アドレス リストは、既知のクライアント DNS プロキシ(D プロキシ)の IP アドレスまたはアドレス ブロックの集まりです。