Cisco Global Site Selector GUI-Based グローバル サーバ ロード バランシング コンフィギュレーション ガイド Software Version 2.0
キープアライブの設定
キープアライブの設定
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

キープアライブの設定

グローバル キープアライブ プロパティの変更

ICMP グローバル キープアライブ設定の変更

TCP グローバル キープアライブ設定の変更

HTTP HEAD グローバル キープアライブ設定の変更

KAL-AP グローバル キープアライブ設定の変更

Scripted キープアライブのグローバル キープアライブ設定の変更

CRA グローバル キープアライブ設定の変更

Name Server グローバル キープアライブ設定の変更

共有 VIP キープアライブの設定および変更

共有 VIP キープアライブの作成

ICMP 共有キープアライブの設定

TCP 共有キープアライブの設定

HTTP HEAD 共有キープアライブの設定

KAL-AP 共有キープアライブの設定

Scripted キープアライブの共有キープアライブの設定

共有キープアライブの変更

共有キープアライブの削除

次の作業

キープアライブの設定

この章では、Global Site Selector(GSS)ネットワークでキープアライブを設定する方法を説明します。キープアライブは、回答に関連付けられたリソースが有効であるかどうかを確認するために、GSS が定期的にチェックする方式です。GSS はこのキープアライブを使用して、リソースがオンラインかオフラインかを判断します。

GSS はキープアライブを使用して、Virtual Internet Protocol(VIP; バーチャル IP)の単純なオンライン ステータスから、サーバ上で稼働しているサービスおよびアプリケーションまで、すべての情報を収集および追跡します。キープアライブを設定することで、リソースのオンライン状況を継続的に監視し、その情報をプライマリ Global Site Selector Manager(GSSM)に報告できます。

追跡中の回答タイプに応じて、GSS は Server Load Balancing(SLB; サーバ ロード バランシング)の負荷および接続情報をモニタし、この情報を使用して負荷ベースのリダイレクションを実行します。

この章の主な内容は、次のとおりです。

グローバル キープアライブ プロパティの変更

共有 VIP キープアライブの設定および変更

次の作業

グローバル キープアライブ プロパティの変更

GSS には、キープアライブが指定されていない場合に備え、デフォルト値(最小設定内容)として機能するグローバル キープアライブ プロパティのセットが用意されています。必要に応じて、Global KeepAlive Properties の詳細ページ(Resources タブ)にあるそれぞれのフィールドを使用して、GSS のグローバル キープアライブ プロパティを変更できます。グローバル キープアライブ プロパティを変更してその内容を即座に適用すると、GSS で現在使用中のキープアライブのデフォルト値が変更されます。

たとえば、VIP 回答で TCP のキープアライブにデフォルト値をすべて使用している場合、そのデフォルト ポート値をポート 80 からポート 23 に変更すると、TCP のデフォルトが自動的にポート 23 に変わります。GSS がポート 23 で多数の TCP キープアライブを転送している場合、Configure Global KeepAlive Properties の詳細ページにあるすべての TCP キープアライブの Number of Retries 値をグローバルに変更する必要があります。


) グローバル キープアライブ プロパティの変更は任意です。


GSS キープアライブ プロパティを変更する手順は、次のとおりです。

1. プライマリ GSSM の GUI(グラフィカル ユーザ インターフェイス)で、 Resources タブをクリックします。

2. KeepAlive Properties ナビゲーション リンクをクリックします。Configure Global KeepAlive Properties の詳細ページが表示されます(図 5-1)。

図 5-1 Configure Global KeepAlive Properties の詳細ページ

 

3. 詳細ページの左側にあるナビゲーション リンクをクリックして個々の GSS グローバル キープアライブの詳細ページへアクセスし、キープアライブのグローバル プロパティを変更します。

次のセクションで、個々のグローバル キープアライブのデフォルト プロパティを変更する方法を説明します。

ICMP グローバル キープアライブ設定の変更

TCP グローバル キープアライブ設定の変更

HTTP HEAD グローバル キープアライブ設定の変更

KAL-AP グローバル キープアライブ設定の変更

Scripted キープアライブのグローバル キープアライブ設定の変更

Name Server グローバル キープアライブ設定の変更

ICMP グローバル キープアライブ設定の変更

Internet Control Message Protocol(ICMP; インターネット制御メッセージ プロトコル)グローバル キープアライブ設定を変更するには、次の手順を実行します。この手順を実行する際は、図 5-2 および 図 5-3 を参照してください。

図 5-2 ICMP グローバル キープアライブ--標準 KAL タイプ

 

図 5-3 ICMP グローバル キープアライブ--高速 KAL タイプ

 

1. トップ ページの KAL Type セクションで、Standard または Fast を選択し(ICMP キープアライブ転送率のオプション)、GSS の障害検出時間を定義します。障害検出時間は、デバイス障害が発生してから、GSS がその障害発生を検出して回答をオフラインでマークするまでの総時間です。

Standard または Fast KAL-AP キープアライブ転送率は次のとおりです。

Standard -- デフォルトの検出時間(60 秒)を使用します。

Fast -- ユーザ側で指定できる Number of Retries パラメータの値を使用してキープアライブ転送率を制御します。デフォルトの検出時間は 4 秒です。


) GSS では、標準の検出方法を使用した場合、最大 750 の ICMP キープアライブがサポートされます。また、高速な検出方法を使用した場合、最大 150 の ICMP キープアライブがサポートされます。


2. Minimum Interval フィールドの KAL Type を Standard に選択した場合、GSS が ICMP キープアライブのスケジューリングに使用する最低頻度を変更します。有効な入力値は 40 ~ 255 秒です。デフォルト値は 40 に指定されています。

3. KAL Type を Fast に選択した場合、次のパラメータを指定してください。

Number of Retries フィールドには、デバイスがオフラインと決定される前に、GSS が ICMP エコー要求パケットを再送信する回数を指定します。Number of Retries パラメータを調節することは、GSS の検出時間を変更することと同じです。Number of Retries を多く指定すれば、検出時間が長くなります。逆に、Number of Retries を少なく指定すれば、検出時間は短くなります。有効な入力値は 1 ~ 10 回です。デフォルト値には 1 が設定されています。

Number of Successful Probes フィールドには、オンラインであるという回答を戻して GSS ネットワークに再導入する前に、オンラインであることを証明するために GSS が数える必要がある ICMP キープアライブの連続成功数を指定します。有効な入力値は 1 ~ 5 です。デフォルト値には 1 が設定されています。


) キープアライブの検出時間に関する詳細は、「GSS の導入」「キープアライブ」セクションを参照してください。


4. Submit ボタンをクリックし、ICMP グローバル キープアライブの変更内容を保存します。

TCP グローバル キープアライブ設定の変更

Transmission Control Protocol(TCP)グローバル キープアライブのグローバル設定を変更するには、次の手順を実行します。この手順を実行する際は、図 5-4 および 図 5-5 を参照してください。

図 5-4 TCP グローバル キープアライブ--標準 KAL タイプ

 

図 5-5 TCP グローバル キープアライブ--高速 KAL タイプ

 

1. トップ ページの KAL Type セクションで、Standard または Fast を選択し(TCP キープアライブ転送率のオプション)、GSS の障害検出時間を定義します。障害検出時間は、デバイス障害が発生してから、GSS がその障害発生を検出して回答をオフラインでマークするまでの総時間です。

Standard または Fast KAL-AP キープアライブ転送率は次のとおりです。

Standard -- デフォルトの検出時間(60 秒)を使用します。

Fast -- ユーザ側で指定できる Number of Retries パラメータの値を使用してキープアライブ転送率を制御します。デフォルトの検出時間は 4 秒です。


) GSS では、標準の検出方法を使用した場合、最大 1500 の TCP キープアライブがサポートされます。また、高速な検出方法を使用した場合、最大 150 の TCP キープアライブがサポートされます。


2. Destination Port フィールドに、GSS から TCP キープアライブ要求を受信するリモート デバイスのポートを入力します。ポート範囲は 1 ~ 65535 です。デフォルトにはポート 80 が設定されています。

3. Connection Termination Method ドロップダウン リストから、次の TCP キープアライブ接続終了方法を 1 つ指定します。

Reset -- GSS は、ハード リセットを使用して TCP 接続を即座に終了します。デフォルトでは、この終了方法が指定されています。

Graceful -- GSS は、標準的なスリーウェイ接続終了方法を使用して、TCP 接続を段階的に終了します。

4. KAL Type を Standard に選択した場合、次のパラメータを指定してください。

Response Timeout フィールドには、要求に応答していないデバイスに GSS がデータを再送信する前の許容時間を指定します。有効な入力値は 20 ~ 60 秒です。デフォルト値は 20 に指定されています。

Minimum Interval フィールドには、GSS が TCP キープアライブのスケジューリングに使用する最低頻度を変更します。有効な入力値は 40 ~ 255 秒です。デフォルト値は 40 に指定されています。

5. KAL Type を Fast に選択した場合、次のパラメータを変更してください。

Number of Retries フィールドには、デバイスがオフラインと決定される前に、GSS が TCP パケットを再送信する回数を指定します。Number of Retries パラメータを調節することは、GSS の検出時間を変更することと同じです。Number of Retries を多く指定すれば、検出時間が長くなります。逆に、Number of Retries を少なく指定すれば、検出時間は短くなります。有効な入力値は 1 ~ 10 回です。デフォルト値には 1 が設定されています。


) 終了シーケンスとして Graceful を使用した場合、確認応答が必要なパケットが 2 つ(SYN および FIN)あります。


Number of Successful Probes フィールドには、オンラインであるという回答を戻して GSS ネットワークに再導入する前に、オンラインであることを証明するために GSS が数える必要がある TCP キープアライブの連続成功数を指定します。有効な入力値は 1 ~ 5 です。デフォルト値には 1 が設定されています。


) キープアライブの検出時間に関する詳細は、「GSS の導入」「キープアライブ」 セクションを参照してください。


6. Submit ボタンをクリックし、TCP グローバル キープアライブの変更内容を保存します。

HTTP HEAD グローバル キープアライブ設定の変更

HTTP HEAD キープアライブのグローバル設定を変更するには、次の手順を実行します。この手順を実行する際は、図 5-6 および 図 5-7 を参照してください。

図 5-6 HTTP HEAD グローバル キープアライブ--標準 KAL タイプ

 

図 5-7 HTTP HEAD グローバル キープアライブ--高速 KAL タイプ

 

1. トップ ページの KAL Type セクションで、Standard または Fast を選択し(HTTP HEAD キープアライブ転送率のオプション)、GSS の障害検出時間を定義します。障害検出時間は、デバイス障害が発生してから、GSS がその障害発生を検出して回答をオフラインでマークするまでの総時間です。

Standard または Fast KAL-AP キープアライブ転送率は次のとおりです。

Standard -- デフォルトの検出時間(60 秒)を使用します。

Fast -- ユーザ側で指定できる Number of Retries パラメータの値を使用してキープアライブ転送率を制御します。デフォルトの検出時間は 8 秒です。


) GSS では、標準の検出方法を使用した場合、最大 500 の HTTP HEAD キープアライブがサポートされます。また、高速な検出方法を使用した場合、最大 100 の HTTP HEAD キープアライブがサポートされます。


2. Destination Port フィールドに、GSS から HTTP HEAD タイプのキープアライブ要求を受信するリモート デバイスのポートを入力します。ポート範囲は 1 ~ 65535 です。デフォルトにはポート 80 が設定されています。

3. Path フィールドに、HTTP HEAD 要求で問い合わせを受けるサーバの Web サイトに関連付けられているデフォルトのパスを入力します。/company/owner のようにします。

4. Connection Termination Method ドロップダウン リストから、次の HTTP HEAD キープアライブ接続終了方法を 1 つ指定します。

Reset -- GSS は、ハード リセットを使用して HTTP HEAD 接続を即座に終了します。デフォルトでは、この終了方法が指定されています。

Graceful -- GSS は、標準的なスリーウェイ接続終了方法を使用して、HTTP HEAD 接続を段階的に終了します。

5. KAL Type を Standard に選択した場合、次のパラメータを指定してください。

Response Timeout フィールドでは、要求に応答していないデバイスに GSS がデータを再送信する前の許容時間を変更します。有効な入力値は 20 ~ 60 秒です。デフォルト値は 20 に指定されています。

Minimum Interval フィールドでは、GSS が HTTP HEAD キープアライブのスケジューリングに使用する最低頻度を変更します。有効な入力値は 40 ~ 255 秒です。デフォルト値は 40 に指定されています。

6. KAL Type を Fast に選択した場合、次のパラメータを指定してください。

Number of Retries フィールドには、デバイスがオフラインと決定される前に、GSS が HTTP HEAD パケットを再送信する回数を指定します。Number of Retries パラメータを調節することは、GSS の検出時間を変更することと同じです。Number of Retries を多く指定すれば、検出時間が長くなります。逆に、Number of Retries を少なく指定すれば、検出時間は短くなります。有効な入力値は 1 ~ 10 回です。デフォルト値には 1 が設定されています。


) 終了シーケンスとして Graceful を使用した場合、確認応答が必要なパケットが 3 つ(SYN、HEAD、および FIN)あります。


Number of Successful Probes フィールドには、オンラインであるという回答を戻して GSS ネットワークに再導入する前に、オンラインであることを証明するために GSS が数える必要がある HTTP HEAD キープアライブの連続成功数を指定します。有効な入力値は 1 ~ 5 です。デフォルト値には 1 が設定されています。


) キープアライブの検出時間に関する詳細は、「GSS の導入」「キープアライブ」セクションを参照してください。


7. Submit ボタンをクリックし、HTTP HEAD グローバル キープアライブの変更内容を保存します。

KAL-AP グローバル キープアライブ設定の変更

KeepAlive-Appliance Protocol(KAL-AP)キープアライブのグローバル設定を変更するには、次の手順を実行します。この手順を実行する際は、図 5-8 および 図 5-9 を参照してください。

図 5-8 KAL-AP グローバル キープアライブ--標準 KAL タイプ

 

図 5-9 KAL-AP グローバル キープアライブ--高速 KAL タイプ

 

 

1. トップ ページの KAL Type セクションで、Standard または Fast を選択し(KAL-AP キープアライブ転送率のオプション)、GSS の障害検出時間を定義します。障害検出時間は、デバイス障害が発生してから、GSS がその障害発生を検出して回答をオフラインでマークするまでの総時間です。

Standard または Fast KAL-AP キープアライブ転送率は次のとおりです。

Standard -- デフォルトの検出時間(60 秒)を使用します。

Fast -- ユーザ側で指定できる Number of Retries パラメータの値を使用してキープアライブ転送率を制御します。デフォルトの検出時間は 4 秒です。


) GSS では、標準の検出方法を使用した場合、最大 128 のプライマリ
KAL-AP と 128 のセカンダリ KAL-AP キープアライブがサポートされます。また、高速な検出方法を使用した場合、最大 40 の プライマリ KAL-AP と 128 のセカンダリ KAL-AP キープアライブがサポートされます。


2. Content and Application Peering Protocol(CAPP)暗号化を使用する場合は、CAPP Hash Secret フィールドに英数字の暗号鍵を入力します。この英数字の値は、CAPP を使用したボックス間通信の暗号化に使用されます。そのため、Cisco Content Services Switch(CSS)または Content Switching Module(CSM)でも同じ暗号化の値を設定する必要があります。デフォルトの CAPP Hash Secret 文字列は hash-not-set です。

3. Minimum Interval フィールドの KAL Type を Standard に選択した場合、GSS が KAL-AP By Tag または KAL-AP By VIP キープアライブのスケジューリングに使用する最低頻度を変更します。有効な入力値は 40 ~ 255 秒です。デフォルト値は 40 に指定されています。

4. KAL Type を Fast に選択した場合、次のパラメータを指定してください。

Number of Retries フィールドには、デバイスがオフラインと決定される前に、GSS が KAL-AP パケットを再送信する回数を指定します。Number of Retries パラメータを調節することは、GSS の検出時間を変更することと同じです。Number of Retries を多く指定すれば、検出時間が長くなります。逆に、Number of Retries を少なく指定すれば、検出時間は短くなります。有効な入力値は 1 ~ 10 回です。デフォルト値には 1 が設定されています。

Number of Successful Probes フィールドには、オンラインであるという回答を戻して GSS ネットワークに再導入する前に、オンラインであることを証明するために GSS が数える必要がある KAL-AP キープアライブの連続成功数を指定します。有効な入力値は 1 ~ 5 です。デフォルト値には 1 が設定されています。


) キープアライブの検出時間に関する詳細は、「GSS の導入」「キープアライブ」セクションを参照してください。


5. Submit ボタンをクリックし、KAL-AP グローバル キープアライブの変更内容を保存します。

Scripted キープアライブのグローバル キープアライブ設定の変更

Scripted キープアライブのグローバル キープアライブ設定を変更するには、次の手順を実行します。この手順を実行する際は、図 5-10 および 図 5-11 を参照してください。

図 5-10 Scripted KAL グローバル キープアライブ--標準 KAL タイプ

 

図 5-11 Scripted KAL グローバル キープアライブ--高速 KAL タイプ

 

1. トップ ページの KAL Type セクションで、Standard または Fast を選択し(Scripted キープアライブ転送率のオプション)、GSS の障害検出時間を定義します。障害検出時間は、デバイス障害が発生してから、GSS がその障害発生を検出して回答をオフラインでマークするまでの総時間です。

Standard または Fast Scripted キープアライブ転送率は次のとおりです。

Standard -- デフォルトの検出時間(60 秒)を使用します。

Fast -- ユーザ側で指定できる Number of Retries パラメータの値を使用してキープアライブ転送率を制御します。デフォルトの検出時間は 24 秒です。


) 標準の検出方法の場合、Scripted キープアライブがスカラであれば GSS は 256 の Scripted キープアライブをサポートします。スカラでなければ 128 の Scripted キープアライブをサポートします。高速な検出方法の場合、Scripted キープアライブがスカラであれば GSS は 60 の Scripted キープアライブをサポートします。スカラでなければ 30 の Scripted キープアライブをサポートします。


2. Minimum Interval フィールドの KAL Type を Standard に選択した場合、GSS が Scripted Kal キープアライブのスケジューリングに使用する最低頻度を変更します。有効な入力値は 40 ~ 255 秒です。デフォルト値は 40 に指定されています。

3. KAL Type を Fast に選択した場合、次のパラメータを指定してください。

Number of Retries フィールドには、デバイスがオフラインと決定される前に、GSS が Scripted Kal パケットを再送信する回数を指定します。Number of Retries パラメータを調節することは、GSS の検出時間を変更することと同じです。Number of Retries を多く指定すれば、検出時間が長くなります。逆に、Number of Retries を少なく指定すれば、検出時間は短くなります。有効な入力値は 1 ~ 5 回です。デフォルト値には 1 が設定されています。

Number of Successful Probes フィールドには、オンラインであるという回答を戻して GSS ネットワークに再導入する前に、オンラインであることを証明するために GSS が数える必要がある Scripted キープアライブの連続成功数を指定します。有効な入力値は 1 ~ 5 です。デフォルト値には 1 が設定されています。


) キープアライブの検出時間に関する詳細は、「GSS の導入」「キープアライブ」セクションを参照してください。


4. Submit ボタンをクリックし、Scripted キープアライブのグローバル キープアライブの変更内容を保存します。

CRA グローバル キープアライブ設定の変更

Content Routing Agent(CRA; コンテント ルーティング エージェント)キープアライブのグローバル設定を変更するには、次の手順を実行します。この手順を実行する際は、図 5-12 を参照してください。

図 5-12 グローバル キープアライブの詳細ページ-- CRA キープアライブ

 

1. Timing Decay フィールドでは、以前の Round Trip Time(RTT)メトリックに関連した新しい Domain Name System(DNS)RTT のプローブ結果に対して、GSS がどれくらいの重みを置くかを指定する値を変更します。1 の値は、新しい結果よりも以前の RTT 結果に重みを置くことを意味します。有効な入力値は 1 ~ 10 回です。デフォルト値には 2 が指定されています。

2. Minimum Interval フィールドでは、GSS が CRA タイプのキープアライブのスケジューリングに使用する最低頻度を変更します。有効な入力値は 1 ~ 60 秒です。デフォルト値は 10 に指定されています。

3. Submit ボタンをクリックし、CRA グローバル キープアライブの変更内容を保存します。

Name Server グローバル キープアライブ設定の変更

Name Server キープアライブのグローバル設定を変更するには、次の手順を実行します。この手順を実行する際は、図 5-13 を参照してください。

図 5-13 グローバル キープアライブの詳細ページ-- Name Server キープアライブ

 

1. Query Domain フィールドでは、Name Server(NS)キープアライブ使用時の照会に使用されるグローバルに定義されたドメイン名を変更します。デフォルト値には「.」が指定されています。

2. Minimum Interval フィールドでは、GSS が ネーム サーバ照会キープアライブのスケジューリングに使用する最低頻度を変更します。有効な入力値は 40 ~ 255 秒です。デフォルト値は 40 に指定されています。

3. Submit ボタンをクリックし、Name Server グローバル キープアライブの変更内容を保存します。

共有 VIP キープアライブの設定および変更

GSS は、監視対象の GSS と SLB 間のトラフィックを軽減するために、共有キープアライブの使用をサポートしています。共有キープアライブは、複数の回答状況を伝える共通の IP アドレスまたはリソースを識別します。また、GGS に複数の VIP 回答タイプのステータス情報(オンライン、オフライン)を定期的に提供します。作成された共有キープアライブは、VIP 回答タイプの作成時に VIP に関連づけることができます。


) 共有キープアライブはネーム サーバ または CRA 回答と一緒には使用されません。


すべての回答は設定済みのキープアライブによって検証され、回答が使用不可能であることをキープアライブが示している場合、回答は戻されません。共有キープアライブがステータスを戻せない場合、GSS は共有キープアライブ関連のすべての VIP がオフラインであると判断します。

VIP 回答で KAL-AP キープアライブ方法を使用する場合、共有キープアライブを設定する必要があります。共有キープアライブは、ICMP、TCP、HTTP HEAD キープアライブ タイプの場合オプション指定です。

ここでは、次の手順を説明します。

共有 VIP キープアライブの作成

Scripted キープアライブの共有キープアライブの設定

共有キープアライブの削除

共有 VIP キープアライブの作成

共有 VIP キープアライブを作成する手順は、次のとおりです。

1. プライマリ GSSM の GUI で、DNS Rules タブをクリックします。

2. Shared KeepAlives ナビゲーション リンクをクリックします。Shared
KeepAlives リスト ページが表示され、既存の共有キープアライブが表示されます(図 5-14)。

図 5-14 Shared KeepAlives リスト ページ

 

3. Create Shared KeepAlive アイコンをクリックします。Creating New Shared KeepAlives の詳細ページが表示されます(図 5-15)。

図 5-15 Creating New Shared KeepAlives の詳細ページ

 

4. ページ上部にある Type セクションで、5 つの共有 VIP キープアライブのキープアライブ タイプのうち 1 つを選択します。

ICMP -- 指定のアドレスに ICMP エコー メッセージ(ping)を送信します。オンライン状態は、デバイスから受信した応答によって判断します。応答内容は、ネットワークに接続されているかどうかのみを伝えます。

TCP -- リモート デバイスの指定の IP アドレスとポート番号に TCP ハンドシェイクを送信し、応答として戻ってくるデバイスのオンライン状況から、サービスが実行可能かどうかを判断します(スリーウェイ ハンドシェイクおよび接続終了方法)。

HTTP-Head -- 指定のアドレスの送信元 Web サーバに TCP 形式の HTTP HEAD 要求を送信します。デバイスのオンライン状況は、Web ページとコンテンツ サイズ状況だけでなく、サーバからの HTTP Response Status Code(応答ステータス コード)200 からも判断されます(例:HTTP/1.0 200 OK)。

KAL-AP -- Cisco CSS または CSM に詳細なクエリーを送信し、負荷状況と有効性の情報を取得します。オンライン状況は、これらの SLB が、ホステッド ドメイン名、ホスト VIP アドレス、またはコンテンツ規則に設定されたタグに関する情報を応答したときに判断されます。

Scripted Kal -- GSS にサードパーティ製アプリケーションの使用を許可する詳細なクエリーを送信し、目的のデバイスから負荷情報を取得します。

次のセクションで、個々の VIP 共有キープアライブのプロパティを設定する方法を説明します。各 VIP キープアライブに使用されるデフォルト値は、Global Keepalive Properties の詳細ページで指定された値によって決まります。

ICMP 共有キープアライブの設定

TCP 共有キープアライブの設定

HTTP HEAD 共有キープアライブの設定

KAL-AP 共有キープアライブの設定

Scripted キープアライブの共有キープアライブの設定

ICMP 共有キープアライブの設定

ICMP 共有キープアライブ設定を定義するには、次の手順を実行します。この手順を実行する際は、図 5-16 を参照してください。

図 5-16 Shared KeepAlives の詳細ページ-- ICMP キープアライブ(高速 KAL タイプ)

 

1. リンクされた VIP に対してオンライン状況をテストするために使用する IP アドレスを入力します。

2. ICMP グローバル キープアライブ設定が高速 KAL タイプに設定されている場合、Fast Keepalive Settings セクションに次のパラメータを指定します。

Number of Retries フィールドには、デバイスがオフラインと決定される前に、GSS が ICMP エコー要求パケットを再送信する回数を指定します。Number of Retries パラメータを調節することは、GSS の検出時間を変更することと同じです。Number of Retries を多く指定すれば、検出時間が長くなります。逆に、Number of Retries を少なく指定すれば、検出時間は短くなります。有効な入力値は 1 ~ 10 回です。値を指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。

Number of Successful Probes フィールドには、オンラインであるという回答を戻して GSS ネットワークに再導入する前に、オンラインであることを証明するために GSS が数える必要がある ICMP キープアライブの連続成功数を指定します。有効な入力値は 1 ~ 5 です。値を指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。


) キープアライブの検出時間に関する詳細は、「GSS の導入」「キープアライブ」セクションを参照してください。


3. Submit ボタンをクリックして ICMP 共有キープアライブの設定を保存し、Shared KeepAlives リスト ページに戻ります。

TCP 共有キープアライブの設定

TCP 共有キープアライブ設定を定義するには、次の手順を実行します。この手順を実行する際は、図 5-17 を参照してください。

図 5-17 Shared KeepAlives の詳細ページ-- TCP キープアライブ(高速 KAL タイプ)

 

1. リンクされた VIP に対してオンライン状況をテストするために使用する IP アドレスを入力します。

2. Destination Port フィールドに、TCP キープアライブ要求を受信するリモート デバイスのポートを入力します。有効なポート範囲は 1 ~ 65535 です。宛先ポートを指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。

3. Termination Connection Method ドロップダウン リストから、TCP キープアライブ接続終了方法を 1 つ指定します。

Global -- 常にグローバルに定義された TCP キープアライブ接続方法を使用します。

Reset -- GSS は、ハード リセットを使用して TCP 接続を即座に終了します。

Graceful -- GSS は、標準的なスリーウェイ接続終了方法を使用して、TCP 接続を段階的に終了します。

4. TCP グローバル キープアライブ設定が高速 KAL タイプに設定されている場合、Fast Keepalive Settings セクションに次のパラメータを指定します。

Number of Retries フィールドには、デバイスがオフラインと決定される前に、GSS が TCP パケットを再送信する回数を指定します。Number of Retries パラメータを調節することは、GSS の検出時間を変更することと同じです。Number of Retries を多く指定すれば、検出時間が長くなります。逆に、Number of Retries を少なく指定すれば、検出時間は短くなります。有効な入力値は 1 ~ 10 回です。値を指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。


) 終了シーケンスとして Graceful を使用した場合、確認応答が必要なパケットが 2 つ(SYN および FIN)あります。


Number of Successful Probes フィールドには、オンラインであるという回答を戻して GSS ネットワークに再導入する前に、オンラインであることを証明するために GSS が数える必要がある TCP キープアライブの連続成功数を指定します。有効な入力値は 1 ~ 5 です。値を指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。


) キープアライブの検出時間に関する詳細は、「GSS の導入」「キープアライブ」セクションを参照してください。


5. Submit ボタンをクリックして TCP 共有キープアライブの設定を保存し、Shared KeepAlives リスト ページに戻ります。

HTTP HEAD 共有キープアライブの設定

HTTP HEAD 共有キープアライブ設定を定義するには、次の手順を実行します。この手順を実行する際は、図 5-18 を参照してください。

図 5-18 Shared KeepAlives の詳細ページ-- HTTP HEAD キープアライブ(高速 KAL タイプ)

 

1. リンクされた VIP に対してオンライン状況をテストするために使用する IP アドレスを入力します。

2. Destination Port フィールドに、GSS から HTTP HEAD タイプのキープアライブ要求を受信するリモート デバイスのポートを入力します。有効な範囲は 1 ~ 65535 です。宛先ポートを指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。

3. Host Tag フィールドに、Host タグ フィールド内のHTTP HEAD クエリーの一部として VIP に送信されるオプションのドメイン名を入力します。このタグを使用することにより、SLB は同じ VIP で表す Web サイトが複数ある場合に、特定のサイトに対してキープアライブ要求を解決できます。

4. Path フィールドに、HTTP HEAD 要求で問い合わせを受けるサーバの Web サイトに関連付けられているデフォルトのパスを入力します。デフォルトのパスを指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。/company/owner のようにします。

5. Connection Termination Method ドロップダウン リストから、HTTP キープアライブ接続終了方法を 1 つ指定します。

Global -- 常にグローバルに定義された HTTP HEAD キープアライブ接続方法を使用します。

Reset -- GSS は、ハード リセットを使用して TCP 形式の HTTP HEAD 接続を即座に終了します。

Graceful -- GSS は、標準的なスリーウェイ接続終了方法を使用して、TCP 形式の HTTP HEAD 接続を段階的に終了します。

6. HTTP HEAD グローバル キープアライブ設定が高速 KAL タイプに設定されている場合、Fast Keepalive Settings セクションに次のパラメータを指定します。

Number of Retries フィールドには、デバイスがオフラインと決定される前に、GSS が HTTP HEAD パケットを再送信する回数を指定します。Number of Retries パラメータを調節することは、GSS の検出時間を変更することと同じです。Number of Retries を多く指定すれば、検出時間が長くなります。逆に、Number of Retries を少なく指定すれば、検出時間は短くなります。有効な入力値は 1 ~ 10 回です。値を指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。


) 終了シーケンスとして Graceful を使用した場合、確認応答が必要なパケットが 3 つ(SYN、HEAD、および FIN)あります。


Number of Successful Probes フィールドには、オンラインであるという回答を戻して GSS ネットワークに再導入する前に、オンラインであることを証明するために GSS が数える必要がある HTTP HEAD キープアライブの連続成功数を指定します。有効な入力値は 1 ~ 5 です。値を指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。


) キープアライブの検出時間に関する詳細は、「GSS の導入」「キープアライブ」セクションを参照してください。


7. Submit ボタンをクリックして HTTP HEAD 共有キープアライブの設定を保存し、Shared KeepAlives リスト ページに戻ります。

KAL-AP 共有キープアライブの設定

KAL-AP 共有キープアライブ設定を定義するには、次の手順を実行します。この手順を実行する際は、図 5-19 を参照してください。

図 5-19 Shared KeepAlives の詳細ページ-- KAL-AP キープアライブ(高速 KAL タイプ)

 

 

1. 表示されたフィールドに、オンライン状況をテストするためのプライマリ(マスター)およびセカンダリ(バックアップ)IP アドレスを入力します。セカンダリ IP アドレスはオプションです。セカンダリ IP アドレスの目的は、VIP の 2 つめの Cisco CSS または CSM に冗長性と仮想インターフェイスの冗長設定を問い合わせるためです。

2. CAPP 暗号化を使用する場合は、CAPP Secure ボックスをオンにして、CAPP Hash Secret フィールドに英数値の暗号鍵を入力します。この英数字の値は、CAPP を使用したインターボックス通信の暗号化に使用されます。そのため、CSS または CSM でも同じ暗号化の値を設定する必要があります。

3. KAL-AP グローバル キープアライブ設定が高速 KAL タイプに設定されている場合、Fast Keepalive Settings セクションに次のパラメータを指定します。

Number of Retries フィールドには、デバイスがオフラインと決定される前に、GSS が KAL-AP パケットを再送信する回数を指定します。Number of Retries パラメータを調節することは、GSS の検出時間を変更することと同じです。Number of Retries を多く指定すれば、検出時間が長くなります。逆に、Number of Retries を少なく指定すれば、検出時間は短くなります。有効な入力値は 1 ~ 10 回です。値を指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。

Number of Successful Probes フィールドには、オンラインであるという回答を戻して GSS ネットワークに再導入する前に、オンラインであることを証明するために GSS が数える必要がある KAL-AP キープアライブの連続成功数を指定します。有効な入力値は 1 ~ 5 です。値を指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。


) キープアライブの検出時間に関する詳細は、「GSS の導入」「キープアライブ」セクションを参照してください。


4. Submit ボタンをクリックして新しい KAL-AP 共有キープアライブを作成し、Shared KeepAlives リスト ページに戻ります。

Scripted キープアライブの共有キープアライブの設定

Scripted キープアライブの共有キープアライブ設定を定義するには、次の手順を実行します。この手順を実行する際は、図 5-20 を参照してください。

図 5-20 Shared KeepAlives の詳細ページ-- SCRIPTED-KAL キープアライブ(高速 KAL タイプ)

 

1. 負荷情報を取得するための目的のアドレスを入力します。

2. KAL 名を入力します。

3. Type で Scripted Kal を選択します。ここでのオプションには、snmp-mib-not-index-by-vip、snmp-mib-index-by-vip、snmp-mib-scalar、CSS、CSM、または IOS-SLB が含まれます。

4. Community を入力します。Community は、目的のデバイスに定義されている SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)コミュニティ名です。

5. Scripted Kal の Type が非 Cisco 製の SLB に設定されている場合、OID および(または)Address Filter、Load Filter タイプを入力してください(図 5-21)。

OID は OID に送信される SNMP 要求です。OID には スカラおよびベクトル(テーブル)という 2 つのタイプがあります。スカラタイプの OID の場合、フィルタは不要ですが、ベクトルタイプの場合、フィルタが必須です。これらは、GSS に設定された VIP の一部に関する負荷情報を取得する際に役立ちます。

図 5-21 Shared KeepAlives の詳細ページ-- SCRIPTED-KAL キープアライブ(非 Cisco SLB)

 

表5-1 に、各 SLB デバイスに適したラッパ、OID、アドレス、および負荷フィルタを示します。


) これらの OID やフィルタ ID を使用する必要はありません。必要な情報がある場合、他の MIB(管理情報ベース)を使用できます。ただし、表5-1 に記載されている MIB および OID は、シスコ システムズによってすでにテストされ、動作が確認されています。


 

表5-1 Scripted キープアライブ タイプの MIB、OID、およびフィルタ ID

デバイス
Scripted キープアライブ タイプ
OID
アドレス フィルタ
負荷
フィルタ
推奨ソフトウェア バージョン

CSS

CSS ラッパ

*

*

*

SLB : 7.40.0.04

SNMP_mib_not_index_by_vip

1.3.6.1.4.1.9.9.368.1.16.4

1.4

1.65

CSM

CSM ラッパ

*

*

*

IOS : 12.2

CSM : 4.2(1)

SNMP_mib_not_index_by_vip

1.3.6.1.4.1.9.9.161.1.4.1

1.4

1.17

IOS-SLB

IOS-SLB ラッパ

*

*

*

IOS : 12.2

SNMP_mib_not_index_by_vip

1.3.6.1.4.1.9.9.161.1.4.1

1.4

1.17

F5

SNMP_mib_index_by_vip

1.3.6.1.4.1.3375.2.2.10.11.3

**なし

1.11

SLB : 9.2.0 ビルド 167.4

 
* 特定の Scripted キープアライブのタイプでは、これらのフィールドはユーザ側で設定できません。これらの値はソフトウェアによって内部的に供給されます。

 
** SNMP_mib_index_by_vip の場合、アドレス フィルタは不要です。

SLB の負荷情報を示す OID であれば Scripted キープアライブを設定できます。テーブル タイプによって(負荷情報が VIP によってインデックスされているスカラか、インデックスされていないスカラかにより)、アドレスや負荷フィルタが必要になります。図 5-22 に、CSS MIB ツリーを使用して設定例を示します。

図 5-22 CSS MIB ツリー

 

このツリーでは、OID は VIP にインデックスされていません。負荷情報を保存している CSS テーブルの 1 つは apCntTable で、対応する OID は、
1.3.6.1.4.1.9.9.368.1.16.4 です。図 5-22 から、親 VIP の IP アドレスは、オブジェクト apCntIPAddress(OID.1.4)によって参照されていることがわかります。また、この VIP に対する負荷関連は、オブジェクト apCntAvgLocalLoad (OID.1.65)に参照されていることがわかります。そのため、ここで保有されている IP アドレスを Address Filter に、負荷情報を Load Filter に反映させる必要があります。


) MIB テーブルの負荷情報が VIP によってインデックスされている場合、必要なフィルタは負荷フィルタのみです。スカラは OID に関連付けられたテーブルを保有していないため、アドレスまたは負荷フィルタを持ちません。


6. Scripted Kal グローバル キープアライブ設定が高速 KAL タイプに設定されている場合、Fast Keepalive Settings セクションに次のパラメータを指定します。

Number of Retries フィールドには、デバイスがオフラインと決定される前に、GSS が Scripted Kal 要求パケットを再送信する回数を指定します。Number of Retries パラメータを調節することは、GSS の検出時間を変更することと同じです。Number of Retries を多く指定すれば、検出時間が長くなります。逆に、Number of Retries を少なく指定すれば、検出時間は短くなります。有効な入力値は 1 ~ 5 回です。値を指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。

Number of Successful Probes フィールドには、オンラインであるという回答を戻して GSS ネットワークに再導入する前に、オンラインであることを証明するために GSS が数える必要がある Scripted キープアライブの連続成功数を指定します。有効な入力値は 1 ~ 5 です。値を指定しない場合、GSS はグローバルに設定されている値を使用します。


) キープアライブの検出時間に関する詳細は、「GSS の導入」「キープアライブ」セクションを参照してください。


7. Submit ボタンをクリックして Scripted Kal 共有キープアライブの設定を保存し、Shared KeepAlives リスト ページに戻ります。

共有キープアライブの変更

既存の共有キープアライブを変更する手順は、次のとおりです。

1. プライマリ GSSM の GUI で、DNS Rules タブをクリックします。

2. Shared KeepAlives ナビゲーション リンクをクリックします。Shared KeepAlives リスト ページが表示されます(図 5-14)。

3. 変更対象の共有キープアライブの左にある Modify Shared KeepAlive アイコンをクリックします。Modify Shared KeepAlive の詳細ページが表示されます(図 5-23)。

図 5-23 Modifying Shared KeepAlive の詳細ページ

 

4. 表示されたフィールドを使用して、共有キープアライブの設定を変更します。

5. Submit ボタンをクリックして、設定の変更内容を保存し、Shared KeepAlive リスト ページに戻ります。

共有キープアライブの削除

GSS が使用中の共有キープアライブを GSS ネットワークから削除するには、最初に、キープアライブを使用している回答の関連づけを解除する必要があります。回答の関連づけを解除し、GSS ネットワークから共有キープアライブを削除する手順は、次のとおりです。


注意 プライマリ GSSM GUI で削除されたものは取り消すことができません。後ほど使用する可能性があるデータを削除する前に、GSSM データベースのバックアップを実行してください。詳細については、『Global Site Selector Administration Guide』を参照してください。

共有キープアライブを削除する手順は、次のとおりです。

1. プライマリ GSSM の GUI で、DNS Rules タブをクリックします。

2. Shared KeepAlives ナビゲーション リンクをクリックします。Shared KeepAlives リスト ページが表示され、既存の共有キープアライブが表示されます。

3. 削除対象の共有キープアライブの左にある Modify Shared KeepAlive アイコンをクリックします。Modifying Shared KeepAlive の詳細ページが表示されます。

4. 共有キープアライブが回答と関連付けられている場合、次のうちいずれかを実行してください。

選択された共有キープアライブからすべての回答の関連づけを解除し、回答の VIP を使用して、これらの各回答のキープアライブ タイプを ICMP に設定するには、ページの右上端にある Set Answers KAL ICMP アイコンをクリックします。

選択された共有キープアライブからすべての回答の関連づけを解除し、これらの各回答のキープアライブ タイプを何も設定しないようにするには(GSS によって常に有効とみなされる設定)、ページの右上端にある Set Answers KAL None アイコンをクリックします。

既存の共有キープアライブからすべての回答の関連づけを解除するかどうかを確認するプロンプトが GSS に表示されます。

5. ページの右上端にある Delete ボタンをクリックします。共有キープアライブを削除するかどうかを確認するプロンプトが GSS に表示されます。

6. OK をクリックして、決定を確認します。Shared KeepAlives リスト ページに戻ります。

次の作業

「回答および回答グループの設定」では、GSS の回答および回答グループの作成方法について説明します。回答という用語は、受信した DNS 要求を GSS が解決するリソースを表します。回答は一度作成されると、回答グループと呼ばれるリソース プールにグループとしてまとめられます。