Cisco Global Site Selector アドミニストレーション ガイド Software Version 2.0
ログ ファイルの表示
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発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

ログ ファイルの表示

GSS のログレベルの概要

GSS のシステム ログ設定

GSS ディスク上のログ ファイルの指定

ログ ファイル宛先ホストの指定

Syslog ファシリティの指定

CLI からの装置ログ表示

CLI からの gss.log ファイルの表示

システム メッセージ ロギングの表示

CLI からのサブシステム ログ ファイルの表示

CLI からの既存ログ ファイルの回転

プライマリ GSSM GUI からのシステム ログ表示

プライマリ GSSM GUI からのシステム ログ表示

GUI からのシステム ログ メッセージの除去

一般的なシステム ログ メッセージ

CiscoWorks RME Syslog Analyzer による GSS システム ログの表示

ログ ファイルの表示

この章では、Global Site Selector(GSS)装置に関するログ情報を保管および表示する方法について説明します。各 GSS 装置には、特定の GSS 関連動作と各種 GSS サブシステムのパフォーマンスに関する記録を維持する、一連のログ ファイルがあります。CLI からこれらのログ ファイルにアクセスすると、トラブルシューティングが可能です。また、GSS 装置の動作について、理解を深めることもできます。

この章の構成は、次のとおりです。

GSS のログレベルの概要

GSS のシステム ログ設定

CLI からの装置ログ表示

プライマリ GSSM GUI からのシステム ログ表示

CiscoWorks RME Syslog Analyzer による GSS システム ログの表示

GSS のログレベルの概要

GSS は、デバッグおよびモニタリングに役立つログ メッセージを生成します。GSS は広範な GSS ネットワーク アクティビティについて、gss.log ファイルにログを記録して維持します。また、Global Site Selector Manager(GSSM)のシステム ログ機能による記録も維持します。

サブシステム ログ メッセージは、GSS の動作中に発生するサブシステム イベントです。GSS はこれらのメッセージを system.log ファイルに保存します。GSS は、設定されたログレベルに基づいて、記録するサブシステム メッセージを決定します。ログレベルは、サブシステムの GSS ログ緊急メッセージ、アラート メッセージ、クリティカル メッセージ、エラー メッセージ、および警告メッセージを指定します。GSS は、通知メッセージ、情報メッセージ、およびデバッグ メッセージも記録します。

GSS は、GSS 装置上で発生する可能性のある、広範なクリティカルおよび非クリティカル ログ イベントを特定できるように、8 種類のログレベルをサポートします。 表8-1 で、各ログレベルについて説明します。 表8-2 には、ロギングをイネーブルにできる GSS サブシステムを示します。

 

表8-1 GSSのログレベル

レベル番号
レベル名
説明

0

緊急

GSS が使用不能になりました。GSS がシャットダウンして再起動できない場合、ハードウェア障害が発生した場合などです。

1

アラート

即時対処が必要です。GSS サブシステムの 1 つが動作していない場合などです。

2

クリティカル

対処の必要なクリティカルな状況です。GSS 装置がプライマリ GSSM に接続できず、使用できるローカル コンフィギュレーション スナップショットがない場合などです。

3

エラー

動作の継続は可能ですが、迅速な対処が求められるエラー条件が発生した状況です。GSS 装置がメモリ不足に陥った場合などです。

4

警告

対処が必要ですが、装置の動作には影響のないエラーが発生しました。GSS からプライマリ GSSM に接続できないが、ローカル コンフィギュレーション スナップショットはあるといった場合です。

5

通知

エラーではありませんが、管理者が把握しておくべき状況が発生しました。GSS ソフトウェアのアップグレードが必要な場合などです。

6

情報

このレベルのメッセージは、ステータスまたは設定の変更など、GSS 装置の正常な動作メッセージです。

7

デバッグ

このレベルのメッセージ(DNS 要求またはキープアライブ処理の詳細、特定のコード パス追跡など)は、テクニカル サポートの担当者用です。

 

表8-2 サブシステムのロギング

サブシステム
定義

boomerang

ブーメラン ログ メッセージ

crdirector

CrDirector ログ メッセージ

crm

GSSM ログ メッセージ

ddos

Distributed Denial of Service(DDoS; 分散型サービス拒絶)防止モジュール ログ メッセージ

dnsserver

Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)ログ メッセージ

drpagent

Director Response Protocol(DRP)エージェント ログ メッセージ

keepalive

キープアライブ エンジン ログ メッセージ

nodemgr

ノード マネージャ ログ メッセージ

proximity

プロキシミティ ログ メッセージ

sticky

スティッキ マネージャ ログ メッセージ

system

システム ログ メッセージ

tacacs

TACACS+ ログ メッセージ

GSS のシステム ログ設定

GSS はデフォルトで、ハードディスク上の gss.log ファイルで、記録したシステム ログを維持します。ログ ファイルの保管場所をリモート ホスト マシンに変更できます。使用する GSS ログレベルは、グローバルに決定することも、サブシステムごとに決定することもできます。たとえば、プライマリ GSSM ですべてのエラーレベル メッセージを記録することを設定し、ノード マネージャ(nodemgr)ではさらに拡げてあらゆる通知レベル メッセージも記録することを設定できます。

GSS システム ログ ファイルの具体的なパラメータを設定するには、 logging コマンドを使用します。ロギング機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

デフォルトのロギング設定値は、次のとおりです。

ディスクへのロギング:イネーブル

ディスクに関するメッセージのプライオリティ: 5

ホストに関するメッセージのプライオリティ: 4

ログ ファイル名:/home/gss.log

ログ ファイル リサイクル サイズ:10 MB

ログ ファイルの最大数: 25


) まれな事例では、GSS がユーザ ディスク スペースを使い果たした場合、装置はすべてのログ ファイルに対して、メッセージ ロギングを中止します。GSS 上のディスク スペースを開放しても、ロギングが自動的に再開されることはありません。この状況が発生する可能性があるのは、FTP を使用して多数のファイルを GSS に転送し、その結果、GSS の使用可能なディスク スペースがすべて埋った場合です。この問題を解消するには、rotate-logs CLI コマンドを使用して、ログ ファイルを置き換え、ロギングを再開します(「CLI からの既存ログ ファイルの回転」を参照)。


ここで説明する内容は、次のとおりです。

GSS ディスク上のログ ファイルの指定

ログ ファイル宛先ホストの指定

Syslog ファシリティの指定

GSS ディスク上のログ ファイルの指定

GSS ハードディスク上の gss.log ファイルにログ情報を送信するには、 logging disk コマンドを使用します。ディスクへのロギングは、デフォルトでイネーブルです。

コマンド構文は、次のとおりです。

logging disk { enable | priority loglevel | subsystem name priority loglevel }

キーワードおよび引数は、次のとおりです。

enable ― ディスクへのロギングをイネーブルにします。

priority ― ディスクに記録するメッセージのプライオリティ レベルを設定します。

loglevel ― システム メッセージを記録するために満たさなければならない、しきい値。指定されたログ レベルよりプライオリティが低いメッセージは、記録できません。プライオリティの高い順に並んでいる次のキーワードの 1 つを使用して、ログレベルを選択します。

emergencies ― GSS が使用できない(プライオリティ 0)

alerts ― 即時対処が必要(プライオリティ 1)

critical ― 即時対処が必要(プライオリティ 2)

errors ― エラー条件(プライオリティ 3)

warnings ― 警告条件(プライオリティ 4)

notifications ― 正常であるが重要な条件(プライオリティ 5)

informational ― 情報メッセージ(プライオリティ 6)

debugging ― デバッグ メッセージ(プライオリティ 7)

subsystem ― 指定された GSS サブシステムのログを設定します。サブシステムごとに、異なるログレベルをメッセージに適用できます。

name ― GSS サブシステム名。次のキーワードの 1 つを使用して、サブシステムを選択します。

boomerang ― ブーメラン ログ メッセージ

crdirector ― CrDirector ログ メッセージ

crm ― GSSM ログ メッセージ

ddos ― DDoS(分散型サービス拒絶)防止モジュール ログ メッセージ

dnsserver ― DNS(ドメイン ネーム システム)ログ メッセージ

drpagent ― Director Response Protocol(DRP)エージェント ログ メッセージ

keepalive ― キープアライブ エンジン ログ メッセージ

nodemgr ― ノード マネージャ ログ メッセージ

proximity ― プロキシミティ ログ メッセージ

sticky ― スティッキ マネージャ ログ メッセージ

system ― システム ログ メッセージ

tacacs ― TACACS+ ログ メッセージ

たとえば、ディスクへのロギングをイネーブルにして、エラー条件に対応するプライオリティ レベルを設定する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# logging disk enable
gssm1.example.com(config)# logging disk priority error
 

たとえば、ディスクへのロギングをイネーブルにして、CrDirector サブシステム ログ メッセージ用のログを設定し、プライオリティ レベルを情報メッセージに設定する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# logging disk enable
gssm1.example.com(config)# logging disk subsystem crdirector
gssm1.example.com(config)# logging disk priority information
 

GSS ディスクへのロギングを中止する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# no logging disk enable

ログ ファイル宛先ホストの指定

リモート ホストの IP アドレスにロギングを設定するには、 logging host コマンドを使用します。ホストへのロギングは、デフォルトでディセーブルです。

このコマンドの構文は、次のとおりです。

logging host { enable | ip ip_address | priority loglevel | subsystem name priority loglevel }

キーワードおよび引数は、次のとおりです。

enable ― ホストへのロギングをイネーブルにします。

ip ― GSS ログ ファイルを受け取るリモート ホスト(複数可)を設定します。

ip_address ― リモート ロギング ホストのアドレス(複数可)

priority ― ホストに記録するメッセージのプライオリティ レベルを設定します。

loglevel ― システム メッセージを記録するために満たさなければならない、しきい値。指定されたログ レベルよりプライオリティが低いメッセージは、記録できません。プライオリティの高い順に並んでいる次のキーワードの 1 つを使用して、ログレベルを選択します。

emergencies ― GSS が使用できない(プライオリティ 0)

alerts ― 即時対処が必要(プライオリティ 1)

critical ― 即時対処が必要(プライオリティ 2)

errors ― エラー条件(プライオリティ 3)

warnings ― 警告条件(プライオリティ 4)

notifications ― 正常であるが重要な条件(プライオリティ 5)

informational ― 情報メッセージ(プライオリティ 6)

debugging ― デバッグ メッセージ(プライオリティ 7)

subsystem ― 指定された GSS サブシステムのログを設定します。サブシステムごとに、異なるログレベルをメッセージに適用できます。

name ― GSS サブシステム名。次のキーワードの 1 つを使用して、サブシステムを選択します。

boomerang ― ブーメラン ログ メッセージ

crdirector ― CrDirector ログ メッセージ

crm ― GSSM ログ メッセージ

dnsserver ― DNS(ドメイン ネーム システム)ログ メッセージ

drpagent ― Director Response Protocol(DRP)エージェント ログ メッセージ

keepalive ― キープアライブ エンジン ログ メッセージ

nodemgr ― ノード マネージャ ログ メッセージ

proximity ― プロキシミティ ログ メッセージ

sticky ― スティッキ マネージャ ログ メッセージ

system ― システム ログ メッセージ

tacacs ― TACACS+ ログ メッセージ

たとえば、リモート ホストへのロギングをイネーブルにして、通知に対応するプライオリティ レベルを設定する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# logging host enable
gssm1.example.com(config)# logging host ip 172.16.2.3
gssm1.example.com(config)# logging host priority notifications
 

たとえば、リモート ホストへのロギングをイネーブルにして、Keepalive Engine サブシステム ログ メッセージ用のログを設定し、プライオリティ レベルをエラー メッセージに設定する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# logging host enable
gssm1.example.com(config)# logging host ip 172.16.2.3
gssm1.example.com(config)# logging host subsystem kale
gssm1.example.com(config)# logging host priority error
 

GSS ディスクへのロギングを中止する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# no logging host

Syslog ファシリティの指定

グローバル コンフィギュレーション モードで logging facility コマンドを使用することによって、Syslog ファシリティ タイプを指定すると、ホスト上の Syslog デーモン(syslogd)の動作を特定できます。ホスト上の Syslog デーモンは、指定されたファシリティ タイプを使用して、メッセージの処理方法を決定します。


) Syslog デーモンおよびファシリティ レベルの詳細については、Syslog デーモンのマニュアルを参照してください。


このコマンドの構文は、次のとおりです。

logging facility type

type 引数で、Syslog ファシリティ タイプを指定します。デフォルトのファシリティ タイプは local5 です。GSS がサポートするタイプは、次のとおりです。

auth ― 認可システム

daemon ― システム デーモン

kernel ― カーネル

local0 ― ローカル定義のメッセージ用に予約

local1 ― ローカル定義のメッセージ用に予約

local2 ― ローカル定義のメッセージ用に予約

local3 ― ローカル定義のメッセージ用に予約

local4 ― ローカル定義のメッセージ用に予約

local5 ― ローカル定義のメッセージ用に予約

local6 ― ローカル定義のメッセージ用に予約

local7 ― ローカル定義のメッセージ用に予約

mail ― メール システム

news ― USENET ニュース

syslog ― システム ログ

user ― ユーザ プロセス

uucp ― UNIX 間コピー システム

たとえば、ロギング ファシリティを local7 に変更する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# logging facility local7
 

ロギング ファシリティをデフォルトの local5 に戻す場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com(config)# no logging facility local7

CLI からの装置ログ表示

各 GSS 装置には、GSS 関連アクティビティと各種 GSS サブシステムのパフォーマンスの両方について記録を維持する、一連のログ ファイルがあります。CLI からこれらのログ ファイルにアクセスして、トラブルシューティングを行ったり、GSS 装置の動作を理解したりします。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

CLI からの gss.log ファイルの表示

システム メッセージ ロギングの表示

CLI からのサブシステム ログ ファイルの表示

CLI からの既存ログ ファイルの回転

CLI からの gss.log ファイルの表示

gss.log ファイルでは、キープライブ、アベイラビリティ、負荷の統計情報など、GSS 装置の役立つ情報がグループ別にまとめられます。CLI からこのログ ファイルを表示するには、 show logs コマンドを使用します。


show logsコマンドは、記録されたあらゆる情報を端末セッションに表示します。この出力は膨大になり、端末に設定されているバッファ サイズを超過する可能性があります。記録されたあらゆる情報を取り込む場合は、terminal-length CLI コマンドを使用して、画面バッファ サイズを調整してください(第2章「CLI からの GSS の管理」「端末画面の行の長さの設定」を参照)。または、ここで説明するように、tail オプションまたは follow オプションを使用して、ファイル出力を制限してください。


このコマンドの構文は、次のとおりです。

show logs {follow | tail}

キーワードは次のとおりです。

follow ― 付加されたデータとして、ログ ファイルを表示します。

tail ― ログ ファイルの最後の 10 行だけを表示します。

show logs コマンドの出力を制限する場合は、次のどちらかを指定します。

show logs コマンドの tail オプションを使用すると、ログ情報の最後の 10 行だけが表示されます。

gssm1.example.com# show logs tail
 

show logs コマンドの follow オプションを使用すると、ログの末尾に増加分として追加されたデータが表示されます。

gssm1.example.com# show logs follow
 

すべてのログ情報を表示する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com# show logs

gss.log

Jul 14 21:42:01 gss-css2 KAL-7-KALAP[1240] KAL-AP (seq# 29410)=> Host 192.10.2.1

Jul 14 21:42:02 gss-css2 KAL-7-KALAP[1240] KAL-AP (seq# 29412)=> Host 192.10.4.1

Jul 14 21:42:02 gss-css2 KAL-7-KALAP[1240] Retrying IP [192.10.4.1] (Retry Count 3)

Jul 14 21:42:07 gss-css2 KAL-7-KALAP[1240] Timeout: Found outstanding KAL [192.10.2.1]

Jul 14 21:42:07 gss-css2 KAL-7-KALAP[1240] KAL-AP (seq# 29411)=> Host 192.10.2.1

Jul 14 21:42:07 gss-css2 KAL-7-KALAP[1240] Retrying IP [192.10.2.1] (Retry Count 1)

Jul 14 21:42:09 gss-css2 KAL-7-KALCRA[1240] rtt_task: waiting 10000 mseconds

Jul 14 21:42:12 gss-css2 KAL-7-KALAP[1240] KAL-AP (seq# 29412)=> Host 192.10.2.1

Jul 14 21:42:12 gss-css2 KAL-7-KALAP[1240] Retrying IP [192.10.2.1] (Retry Count 2)

Jul 14 21:42:16 gss-css2 KAL-7-KALAP[1240] Sending circuit keepalive => [192.10.2.1]

...

システム メッセージ ロギングの表示

GSS 装置のシステム メッセージ ログ設定を表示するには、 show logging コマンドを使用します。

たとえば、次のように入力します。

gssm1.example.com# show logging
Logging to disk is enabled.
Priority for disk logging is Informational(6).
 
Logging to host is disabled.
Priority for host logging is Warning(4).

CLI からのサブシステム ログ ファイルの表示

各 GSS 装置は gss.log ファイル以外にも、GSS サブシステム固有の情報(GSS のキープアライブ エンジン、DNS サーバ コンポーネントなど)を記録した、さまざまなログ ファイルを維持します。CLI から type コマンドを使用すると、これらのログ ファイルを表示できます。


type コマンドは、記録されたあらゆるサブシステム情報を端末セッションに表示します。この出力は膨大になり、端末に設定されているバッファ サイズを超過する可能性があります。記録されたあらゆる情報を取り込む場合は、terminal-length CLI コマンドを使用して、画面バッファ サイズを調整してください(第2章「CLI からの GSS の管理」「端末画面の行の長さの設定」を参照)。または、ここで説明するように、show logs tail オプションまたは follow オプションを使用して、ファイル出力を制限してください。


GSS サブシステムのログ ファイルを表示する手順は、次のとおりです。

1. 表示するログ ファイル(1 つまたは複数)が置かれているディレクトリにナビゲートします。

gssm1.example.com> cd ../sysout
 

2. 次のコマンドを入力して、ログ ファイルの内容を表示します。

gssm1.example.com> type dnsserver.log
dnsserver.log
Starting dnsserver: Mon Jul 1 13:52:50 UTC 2003 [(1221)]
2003-07-10 16:23:08 relog: Booting...
Starting dnsserver: Wed Jul 10 16:23:33 UTC 2003 [(1201)]
End of file dnsserver.log
]
 

3. ログ ファイルの最後の 10 行だけを表示する場合は、次のコマンドを使用します。

gssm1.example.com# tail dnsserver.log

CLI からの既存ログ ファイルの回転

あらゆる既存ログ ファイルのアーカイブ コピーを $STATE ディレクトリおよびサブディレクトリに保存し、それらのログ ファイルを新しいログ ファイルに置き換えることを GSS に指示できます。GSS にログ ファイルを再開させて、あらゆる既存ログ ファイルのアーカイブ コピーを保存させるには、 rotate-logs コマンドを使用します。


) まれな事例では、GSS がユーザ ディスク スペースを使い果たした場合、装置はすべてのログ ファイルに対して、メッセージ ロギングを中止します。GSS 上のディスク スペースを開放しても、ロギングが自動的に再開されることはありません。この状況が発生する可能性があるのは、FTP を使用して多数のファイルを GSS に転送し、その結果、GSS の使用可能なディスク スペースがすべて埋った場合です。この問題を解消するには、rotate-logs CLI コマンドを使用して、ログ ファイルを置き換え、ロギングを再開します。


このコマンドの構文は、次のとおりです。

rotate-logs { delete-rotated-logs }

GSS ディスク上の / ディレクトリおよびサブディレクトリからすべての回転ログ ファイルを削除する場合は、 delete-rotated-logs キーワードを使用します。GSS がアクティブなログ ファイルを削除することはありません。

GSS は、次の命名規則に基づいて、ローカルに既存のログ ファイルをアーカイブとして保存します。

logfile_name .log. number

この場合、

logfile_name .log ― アーカイブのログ ファイル名(gss.log、kale.log など)

number ― ログが回転された回数を表す増分値(3 など)。最新の回転ログ ファイルの値は 1 です。最大ログ ファイル数は、gss.log ファイルの場合は 25、その他のログ ファイルでは 5 です。

既存のログ ファイルを回転させる場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com# rotate-logs
 

$STATE ディレクトリおよびサブディレクトリにある、アクティブ ログ ファイル以外のすべての回転ログ ファイルを消去する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com# rotate-logs delete-rotated-logs

プライマリ GSSM GUI からのシステム ログ表示

プライマリ GSSM の GUI から、GSS system.log ファイルに記録されたメッセージを表示できます。system.log ファイルは、メッセージの重大度、問題の簡潔な説明、メッセージの記録時に検出された関連条件など、GSS 管理者にとって有用なログ情報を提供します。ただし、system.log ファイルは、あらゆるログ情報のサブセットにすぎません。個々の GSS ログ ファイルの内容全体を表示する手順については、「システム メッセージ ロギングの表示」を参照してください。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

プライマリ GSSM GUI からのシステム ログ表示

GUI からのシステム ログ メッセージの除去

一般的なシステム ログ メッセージ

プライマリ GSSM GUI からのシステム ログ表示

GSS のシステム ログを表示する手順は、次のとおりです。

1. プライマリ GSSM の GUI から Tools タブをクリックします。

2. System Logs オプションをクリックします。システム ログ情報を表示した、System Log リスト ページが表示されます(図 8-1 を参照)。

図 8-1 System Log リスト ページ

 

システム ログ情報に含まれるものは、次のとおりです。

Time ― GSS 装置上でログ イベントが発生した時刻(Coordinated Universal Time[UTC; 世界標準時])

Node Type ― ログ イベントが発生した GSS ノードのタイプ(GSS または GSSM)

Node Name ― プライマリ GSSM を使用して GSS 装置に割り当てた名前

Module ― サーバ、storeAdmin など、メッセージを記録する GSS コンポーネント

Severity ― ログ メッセージの重大度。GSS は、次の 4 種類の重大度の 1 つを使用して、システム ログ メッセージを格付けします。

Fatal ― GSS または GSS コンポーネントのいずれかにおける障害。重大(fatal)エラーは非常にまれです。発生した場合は、通常、回復不能な例外、または GSS コンポーネントの初期化不良が原因です。

Warning ― クリティカルではないエラーまたは予想外の状況

Info ― GSS および GSS コンポーネントの正常な動作についての情報

Debug ― GSS または GSS コンポーネントのいずれかの内部動作に関する詳細情報。デバッグ ログ メッセージは、トラブルシューティングを担当するシスコシステムズの TAC エンジニアが使用します。

Description ― イベントについての説明

Message ― イベントの記録時に検出された関連条件に関する情報

3. 表示されたカラム ヘッダーをクリックすると(Severity または Description は除く)、リストのドメインが特定のプロパティ別に分類されます。

GUI からのシステム ログ メッセージの除去

プライマリ GSSM の GUI から、古いシステム ログ メッセージを削除しなければならない場合があります。システム ログ メッセージが増えすぎると、Tools ナビゲーション タブの System Log リスト ページで表示がわかりにくくなります。プライマリ GSSM データベースからシステム ログ メッセージを除去するには、プライマリ GSSM の CLI から特権 EXEC コマンドの gssm database purge-log-records を使用します。

下記を除き、ある程度の分量のシステム ログ メッセージを GSSM データベースから除去することをプライマリ GSSM に指示できます。

指定された数の新しく生成されたメッセージ

最新のメッセージ(本日までの指定された日数の間に生成されたメッセージ)

gssm database purge-log-records コマンドの構文は、次のとおりです。

gssm database purge-log-records { count number_records_to_keep | days number_days_to_keep }

オプションおよび変数は、次のとおりです。

count ― 指定された数の最新ログ メッセージを除き、すべてのシステム ログ メッセージをプライマリ GSSM データベースから除去します。

number_records_to_keep ― プライマリ GSSM データベースを除去するときに、最新のログ メッセージからさかのぼって維持する、システム ログ メッセージの数。

days ― 本日からさかのぼって指定された日数より以前に生成された、システム ログ メッセージをプライマリ GSSM データベースから除去します。

number_days_to_keep ― プライマリ GSSM データベースを除去するときに、ログ メッセージを維持する、本日から数えた日数。

たとえば、最後の 3 つのメッセージ以外、すべてのシステム ログ メッセージを除去する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com# gssm database purge-log-records count 3
 

たとえば、過去 7 日以内に生成されたメッセージ以外、すべてのシステム ログ メッセージを除去する場合は、次のように入力します。

gssm1.example.com# gssm database purge-log-records days 7
 

GSS が指定されたシステム ログ メッセージを除去したかどうかを確認する手順は、次のとおりです。

1. Tools タブをクリックします。

2. System Logs ナビゲーション リンクをクリックします。System Log リスト ページが表示されます。


) システム ログ メッセージは、gssm database purge-log-records CLI コマンドで指定された条件に基づいて除去されます。


一般的なシステム ログ メッセージ

表8-3 に、System Log リスト ページに表示される可能性のある、一般的な GSS システム メッセージを示します。メッセージはアルファベット順に、簡単な説明とともに示します。特定のシステム メッセージの詳細情報が必要な場合は、テクニカル サポートの担当者に連絡してください。

 

表8-3 システム ログ メッセージ

システム ログ メッセージ
説明
Deleted a Global Site Selector

指定の GSS がプライマリ GSSM から削除されました。

Error occurred while processing received data

プライマリ GSSM からのコンフィギュレーション アップデートを処理しているときに、エラーが発生しました。影響を受けた装置は自動回復を試みます。

Failed store invalidation

GSS が矛盾するデータベース レコードの内部マーキング処理に失敗しました。検証ログでエラーを調べることができます。

Failed store validation

GSSM データベースの内部整合性検査でエラーが発生しました。

Multiple primary GSSMs detected

複数のプライマリ GSSM が同時に動作していることが検出されました。

Passed store invalidation

矛盾するデータベース レコードの内部マーキング処理が正常に完了しました。

Passed store validation

GSSM データベースの内部整合性検査に合格しました。

Registered a new Global Site Selector

新しい GSS がオンラインになり、プライマリ GSSM に認識されました。

Registered a new standby GSSM

新しいスタンバイ GSSM がオンラインになり、プライマリ GSSM に認識されました。

Server is Shutting Down

GSS ソフトウェアが CLI から停止されました。

Server Started

GSS ソフトウェアが CLI から起動されました。

Standby GSSM database error

スタンバイ GSSM の組み込みデータベースでエラーが発生しました。

Started store invalidation

GSS が矛盾するデータベース レコードの内部マーキング処理を開始しました。

Started store validation

GSSM データベースの内部整合性検査が開始されました。

Store is corrupted

GSSM データベースの内部整合性検査でエラーが発生しました。

x System Messages Dropped

プライマリ GSSM へのメッセージ トラフィックを絞り込むために、GSS が一定数のメッセージをドロップしましたが、報告はしていません。

Unexpected GSSM activation timestamp warning

プライマリ GSSM は、プライマリ GSSM の現在時刻と一致しない GSSM アクティベーション タイムスタンプのあるレポートを GSS 装置から受信しました。

スタンバイ GSSM とプライマリ GSSM のクロックが同期していません。

User HTTP Password Change

ユーザが Tools タブから Change Password 詳細ページを使用し、プライマリ GSSM の GUI の自分のパスワードを変更しました。

CiscoWorks RME Syslog Analyzer による GSS システム ログの表示

CiscoWorks RME Syslog Analyzer を使用して、GSS の Syslog メッセージを表示することもできます。Syslog Analyzer を使用すると、リンクダウン、装置の再起動など、特定のエラー、重大度条件、またはイベントを伝えるフィルタを設定することによって、装置の詳細情報を抽出できます。


) GSS Syslog ホスト メッセージは、CiscoWorks RME Syslog Analyzer の有効なメッセージ フォーマットをサポートしますが、これらのメッセージでは、Syslog Analyzer の MIB はサポートされません。さらに、重大度 7 のすべてのデバッグ メッセージが Syslog ホスト メッセージ フォーマットに準拠しているわけではありません。


次に、GSS が生成するホスト Syslog メッセージ フォーマットの例を示します。 表8-4 で、各フィールドについて説明します。

<IP or DNS name of Device> <BLANK> <:> <Time Stamp> <BLANK><:> %FACILITY-SEVERITY-MNEMONIC <:> Message-text
 

 

表8-4 Syslog メッセージのフォーマット

フィールド
説明
IP or DNS name of Device

IP アドレスまたは DNS 名。後ろにブランク スペースまたはコロン(:)が 1 つ続きます。

Time Stamp

次のフォーマットのタイムスタンプ。オプションではありません。

yyyy mmm dd hh:mm:ss( 2005 MAY 14 19:20:10 など)

または

mmm dd hh:mm:ss( MAY 14 19:20:10 など)

%FACILITY

メッセージが指し示すファシリティを表す、2 つ以上の大文字からなるコード。ファシリティになりえるのは、ハードウェア装置、プロトコル、またはシステム ソフトウェアのモジュール( KAL TOMCAT SYS STK など)です。


) これは、Syslog サーバのロギング ファシリティではありません。


SEVERITY

条件の重大度を表す 1 桁のコード(0 ~ 7)。重大度は、logging host priority コマンドで指定した GSS ログレベルにマッピングされます。

MNEMONIC

エラー メッセージを一意に識別するコード( TCPTRANS GUIEXCEPTION KALPING など)

Message-text

条件を記述するテキスト文字列( KAL_RSP_OK [192.168.100.1] numSuccessfulProbes:2 または Detected Ssh is stopped but should be started など)