Cisco 4700 シリーズ Application Control Engine アプライアンス管理ガイド
ACE ハードウェアおよびソフトウェア シス テム情報の表示
ACE ハードウェアおよびソフトウェア システム情報の表示
発行日;2012/02/04 | 英語版ドキュメント(2009/10/01 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

ハードウェアおよびソフトウェア情報の表示方法

ハードウェア情報の表示

インストール済みソフトウェア情報の表示

システム プロセスとメモリ リソース制限の表示

一般的なシステム プロセス情報の表示

詳細なプロセス ステータス情報とメモリ リソース制限の表示

システム情報の表示

ICMP 統計情報の表示またはクリア

問題報告に関連した技術情報の表示または収集

ACE ハードウェアおよびソフトウェア システム情報の表示

この章では、ACE ハードウェアおよびソフトウェア システム情報の表示方法について説明します。

この章には、実行コンフィギュレーション ファイルおよびスタートアップ コンフィギュレーション ファイルの表示に関する情報は含まれていません。これらのファイルの内容を表示するには、 「ACE ソフトウェアの管理」 を参照してください。

この章の内容は、次のとおりです。

ACE ハードウェアおよびソフトウェア情報の表示方法

ハードウェア情報の表示

インストール済みソフトウェア情報の表示

システム プロセスとメモリ リソース制限の表示

システム情報の表示

ICMP 統計情報の表示またはクリア

問題報告に関連した技術情報の表示または収集

ACE ハードウェアおよびソフトウェア情報の表示方法

ACE CLI には、EXEC モードで次のシステム情報を収集するための一連の show コマンドが用意されています。

インストール済みのハードウェアとソフトウェアに関する情報

システム プロセス

システム情報

テクニカルサポート

show buffer show fifo show netio show np 、および show vnet の各コマンドは、内部システム レベル ハードウェア show 出力を表示します。これらのコマンドは、トレーニングを受けたシスコの担当者が、ACE のデバッグやトラブルシューティングに使用します。これらの show コマンドの背景説明については、『 Cisco 4700 Series Application Control Engine Appliance Command Reference 』を参照してください。

ハードウェア情報の表示

ACE ハードウェア情報を表示するには、次のいずれかのタスクを実行します。

 

コマンド
目的

show hardware

ACE ハードウェア コンポーネント詳細を表示します。

show inventory [ raw ]

ACE のシステム ハードウェア コンポーネントを表示します。このコマンドは、製品 ID、シリアル番号、バージョン ID など、ACE の Field Replaceable Unit(FRU; 現場交換可能ユニット)に関する情報を表示します。

オプションの raw キーワードを指定すると、ACE 内の各コンポーネントに関する情報が表示されます。

表 5-1 に、 show hardware コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

 

表 5-1 show hardware コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

Product Number

ACE の製品番号

Serial Number

ACE のシリアル番号

Hardware Rev

ACE のハードウェア リビジョン

VID

ACE のバージョン識別番号

MFG Part Num

ACE の製造製品番号

MFG Revision

ACE の製造リビジョン

Slot No.

該当なし

Type

デバイス タイプを ACE アプライアンスとして識別します。

表 5-2 に、 show inventory コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

 

表 5-2 show inventory コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

Name

ACE コンポーネントに割り当てられた名前

キーワードを指定する場合、シャーシの監視下の各コンポーネントが表示されます。

Descr

ACE コンポーネントの説明

PID

ACE の製品 ID

VID

ACE のバージョン ID

SN

ACE のシリアル番号

下の例は、 show hardware コマンドの出力を示しています。

host1/Admin # show hardware
Hardware
Product Number: ACE-4710-K9
Serial Number: QCN21220038
Hardware Rev: 1.1
VID: V01
CLEI: COUCADFCAA
MFG Part Num: 800-29070-01
MFG Revision: 01
Slot No. : 1
Type: ACE Appliance
 

表 5-1 に、 show hardware コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

インストール済みソフトウェア情報の表示

ACE のインストール済みソフトウェアの著作権情報やバージョン情報を表示するには、次のいずれかのタスクを実行します。

 

コマンド
目的

show copyright

ACE のソフトウェア著作権情報を表示します。

show version

ACE 上のフラッシュ メモリ内で動作中のシステム ソフトウェアのバージョンを表示します

show version コマンドは、アップグレードの前後で、ACE のソフトウェア バージョンを確認するために使用します。

下の例は、 show copyright コマンドの出力を示しています。

host1/Admin# show copyright
Cisco Application Control Software (ACSW)
TAC support: http://www.cisco.com/tac
Copyright (c) 2002-2006, Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
The copyrights to certain works contained herein are owned by
other third parties and are used and distributed under license.
Some parts of this software are covered under the GNU Public
License. A copy of the license is available at
http://www.gnu.org/licenses/gpl.html.
 

下の例は、 show version コマンドの出力を示しています。

host1/Admin# show version
Cisco Application Control Software (ACSW)
TAC support: http://www.cisco.com/tac
Copyright (c) 1985-2009 by Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
The copyrights to certain works contained herein are owned by
other third parties and are used and distributed under license.
Some parts of this software are covered under the GNU Public
License.A copy of the license is available at
http://www.gnu.org/licenses/gpl.html.
 
Software
loader: Version 0.95
system: Version A3(1.0) [build 3.0(0)A3(0.0.148) adbuild_03:31:25-2008/08/0
6_/auto/adbure_nightly2/nightly_rel_a3_1_0_throttle/REL_3_0_0_A3_0_0
system image file: (nd)/192.168.65.31/scimitar.bin
Device Manager version 1.1 (0) 20080805:0415
 
installed license: ACE-AP-VIRT-020 ACE-AP-C-1000-LIC
 
Hardware
cpu info:
Motherboard:
number of cpu(s): 2
Daughtercard:
number of cpu(s): 16
memory info:
total: 6226392 kB, free: 4315836 kB
shared: 0 kB, buffers: 17164 kB, cached 0 kB
cf info:
filesystem: /dev/hdb2
total: 935560 kB, used: 611564 kB, available: 276472 kB
 
last boot reason: Unknown
configuration register: 0x1
kernel uptime is 0 days 21 hours 25 minute(s) 17 second(s)

システム プロセスとメモリ リソース制限の表示

ここでは、システム プロセスとメモリ リソース制限の表示方法について説明します。内容は次のとおりです。

一般的なシステム プロセス情報の表示

詳細なプロセス ステータス情報とメモリ リソース制限の表示

一般的なシステム プロセス情報の表示

ACE 上で動作中のすべてのプロセスに関する一般的な情報を表示するには、次のタスクを実行します。

 

コマンド
目的

show processes [ cpu | log [ details | pid process_id ] | memory ]

ACE 上で動作中のすべてのプロセスに関する一般的な情報を表示します。このコマンドは、すべてのコンテキストにわたって管理ロールを持っているユーザだけが使用できます。表示されるシステム プロセス情報は、CPU システム レベルの情報(全 CPU の使用状況)であり、コンテキスト レベルの情報ではありません。

show processes コマンドにオプションを指定しなかった場合は、Intel Pentium プロセッサのサマリー CPU 情報が表示されます。

キーワード、引数、およびオプションは次のとおりです。

cpu :Intel Pentium プロセッサの CPU 情報を表示します。

log:プロセス ログに関する情報を表示します。

details :すべてのプロセス ID のプロセス ログ情報を表示します。

pid process_id :特定のプロセス ID に関する情報を表示します。

memory :プロセスに関するメモリ情報を表示します。

表 5-3 に、サマリー CPU 情報の show processes コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

 

表 5-3 show processes コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

PID

プロセス ID

State

プロセス状態。プロセスの状態を表す各ステータス コードとその意味を以下に要約します。

D :割り込み不可能なスリープ状態(通常は I/O 関連)

ER :実行時エラー

NR :停止状態

R :実行中または(実行キューに登録されており)実行可能な状態

S :割り込み可能なスリープ状態(イベントの完了待ち)

T :ジョブ制御シグナルによって、またはトレース中であるため、停止している状態

W :ページング中

X :プロセスが停止した状態

Z :終了しているが親によって回収されていない機能停止のプロセス(ゾンビ)

PC

現在のプログラム カウンタ(16 進形式)

Start_cnt

プロセスが開始された回数

TTY

プロセスを制御する端末。通常、"-" は、デーモンが特定の tty 上で動作していないことを意味します。

Process

プロセスの名前

表 5-4 に、 show processes cpu コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

 

表 5-4 show processes cpu コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

CPU Utilization

ACE の CPU 使用率(パーセント)を、5 秒間隔、1 分間隔、または 5 分間隔で、リスト表示します。

PID

プロセス ID

Runtime (ms)

プロセスが消費した CPU 時間(ミリ秒)

Invoked

プロセスが呼び出された回数

uSecs

各プロセス呼び出しの平均 CPU 時間(マイクロ秒)

1 Sec

直前の 1 秒間の CPU 使用率(パーセント)

5 Sec

直前の 5 秒間の CPU 使用率(パーセント)

1 Min

直前の 1 分間の CPU 使用率(パーセント)

5 Min

直前の 5 分間の CPU 使用率(パーセント)

Process

プロセスの名前

表 5-5 に、 show processes log コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

 

表 5-5 show processes log コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

Process

プロセスの名前

PID

プロセス ID

Normal-exit

プロセスが正常終了したかどうかを示すステータス

Stack

スタック トレースがログに記録されているかどうかを示すステータス

Core

コア ファイルが存在するかどうかを示すステータス

Log-create-time

ログ ファイルが生成された時刻

表 5-6 に、 show processes log details | pid コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

 

表 5-6 show processes log | pid details コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

Service

サービスの名前

Description

サービスの簡単な説明

Started at

プロセス開始時刻

Stopped at

プロセス停止時刻

Uptime

プロセスの稼動時間

Start type

プロセスの再開可能特性(つまり、ステートレス再開かステートフル再開か)を示すシステム マネージャ オプション

Death reason

システム マネージャがプロセスを強制終了させた理由(sysmgr ハートビートに対する応答がないなど)

Exit code

プロセスの終了コード

(注) 通常は、強制終了させられたプロセスのシグナル番号です。

CWD

現在の作業ディレクトリ

Virtual memory

コード、データ ヒープ、プロセスのスタックが配置されている仮想メモリ アドレス

PID

プロセス ID

SAP

サービス アクセス ポイント

UUID

CPU の汎用固有識別情報

表 5-7 に、 show processes memory コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

 

表 5-7 show processes memory コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

PID

プロセス ID

MemAlloc

プロセスで割り当てられたメモリの総容量

StackBase/Ptr

プロセス スタック ベースと現在のスタック ポインタ(16 進形式)

Process

プロセスの名前

下の例は、show processes mem コマンドの出力を示しています。

host1/Admin# show processes mem
PID MemAlloc StackBase/Ptr Process
----- -------- ----------------- ----------------
1 495616 bffffed0/bffff9c0 init
2 0 0/0 ksoftirqd/0
3 0 0/0 desched/0
4 0 0/0 events/0
5 0 0/0 khelper
10 0 0/0 kthread
18 0 0/0 kacpid
110 0 0/0 kblockd/0
161 0 0/0 pdflush
162 0 0/0 pdflush
163 0 0/0 kswapd0
164 0 0/0 aio/0
241 0 0/0 kseriod
320 0 0/0 loop0
451 0 0/0 kjournald
453 0 0/0 kjournald
511 0 0/0 loop1
512 0 0/0 kjournald
518 0 0/0 loop2
--More--
 

詳細なプロセス ステータス情報とメモリ リソース制限の表示

詳細なプロセス ステータス情報とメモリ リソース制限を表示するには、次のタスクを実行します。

 

コマンド
目的

show terminal internal info

詳細なプロセス ステータス情報とメモリ リソース制限を表示します。

表 5-8 に、show terminal internal info コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

 

表 5-8 show terminal internal info コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

プロセス情報

Name

プロセスを開始した実行可能ファイルの名前

State

プロセス状態。プロセスの状態を表す各ステータス コードとその意味を以下に要約します。

D :割り込み不可能なスリープ状態(通常は I/O 関連)

ER :実行時エラー

NR :停止状態

R :実行中または(実行キューに登録されており)実行可能な状態

S :割り込み可能なスリープ状態(イベントの完了待ち)

T :ジョブ制御シグナルによって、またはトレース中であるため、停止している状態

W :ページング中

X :プロセスが停止した状態

Z :終了しているが親によって回収されていない機能停止のプロセス(ゾンビ)

SleepAVG

タスクのパーセント スリープ レート

TGID

端末グループ識別子

PID

プロセス ID

PPID

親プロセス ID

TracerPID

トレーサ プロセス ID

UID

プロセスを開始したユーザの ID(4 要素のリスト)

GID

プロセスが属するグループの ID(4 要素のリスト)

FDSize

プロセス ファイル記述子のサイズ

Groups

グループの総数

VmSize

プロセスで使用される仮想メモリの総容量(KB)

VmLck

ロックされた仮想メモリの総容量(KB)

VmRSS

プロセスで使用される物理メモリの総容量(KB)

VmData

仮想メモリ データ サイズ(KB)

VmStk

仮想メモリ スタック サイズ(KB)

VmExe

実行可能な仮想メモリ領域(KB)

VmLib

仮想メモリ ライブラリ サイズ(KB)

VmPTE

仮想メモリ ポインタ サイズ(KB)

Threads

スレッド数

SigPnd

シグナルは保留中です。

ShdPnd

共有シグナルは保留中です。

SigBlk

シグナルはブロックされました。

SigIgn

シグナルは無視されました。

SigCat

シグナルが捕捉されました。

CapInh

機能継承特権

CapPrm

機能特権(プロセッサ リソース マネージャ)

CapEff

機能実効特権

メモリ制限

Core file size

作成可能なコア ファイルの最大サイズ(ブロック数)

Data seg size

プロセスのデータ セグメントの最大サイズ(KB)

File size

シェルによって作成されるファイルの最大サイズ(ブロック数)

Max locked memory

プロセスがメモリ内でロック可能な最大サイズ(KB)

Max memory size

プロセス常駐セットの拡張可能な最大サイズ(KB)

(注) これにより、プロセスに与えられる物理メモリ領域が制限されます。

Open files

このプロセスでオープン可能なファイルの最大数

Pipe size

パイプ バッファ サイズ(バイト)

Stack size

プロセスのスタック セグメントの最大サイズ(KB)

CPU time

各プロセスで使用される最大 CPU 時間(秒)

Max user processes

ユーザ ID が同時に使用可能なプロセスの最大数

Virtual memory

プロセスで使用可能な仮想メモリの最大容量(KB)

システム情報の表示

ACE のシステム情報を表示するには、次のタスクを実行します。

 

コマンド
目的

show system { cpuhog | error-id { hex_id | list} | internal | kmem | kmemtrack | resources | skbtrack | uptime }

システム情報を表示します。

キーワードと引数は次のとおりです。

cpuhog :現在アクティブなプロセスによる CPU 使用状況を監視するプロセス ウォッチドッグ タイマーに関連した情報を表示します。

error-id :エラーの説明を表示します。

hex_id :エラー ID(16 進形式)。有効範囲は 0x0 ~ 0xffffffff です。

list :すべてのエラー ID を指定します。

internal :訓練を受けたシスコの保守担当者のみが使用する一連の内部システム レベル コマンドを指定します。

kmem :Linux カーネルのメモリ使用状況を表示します。

kmemtrack :カーネル ロード可能モジュール内のカーネル メモリ割り当てを表示します。

resources :システム関連の CPU とメモリの統計情報を表示します。

skbtrack :カーネル ロード可能モジュール内のソケット バッファ(ネットワーク バッファ)割り当てを表示します。

uptime :ACE の稼動時間を表示します。

表 5-9 に、 show system kmem コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

 

表 5-9 show system kmem コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

Mem

Total

使用可能な Linux カーネル メモリの総容量(物理メモリから予約ビットとカーネル バイナリ コードを引いたもの)

Used

使用中の Linux カーネル メモリの総容量

Free

使用可能な Linux カーネル メモリ

Shared

常に 0

Buffers

バッファ キャッシュ内のメモリ

Cached

ページ キャッシュに使用されるメモリからスワップ キャッシュに使用されるメモリを引いたもの

Swap

Total

物理スワップ メモリの総容量

Used

使用中のスワップ メモリの総容量

Free

使用可能なスワップ メモリ

MemTotal

使用可能な Linux カーネル メモリの総容量(物理メモリから予約ビットとカーネル バイナリ コードを引いたもの)

MemFree

使用可能な Linux カーネル メモリ

MemShared

常に 0

Buffers

バッファ キャッシュ内のメモリ

Cached

ページ キャッシュに使用されるメモリからスワップ キャッシュに使用されるメモリを引いたもの

SwapCached

一旦、スワップ アウトされてから、スワップ バックされたが、まだスワップ ファイルに残っているメモリ。このメモリが必要な場合は、すでにスワップ ファイル内に存在するため、改めてスワップ アウトする必要はありません。これによって I/O が節約されます。

Active

最近まで使用されていたが、どうしても必要になるまで再要求されないメモリ

Inactive

使用されていないメモリまたは容易に解放可能なメモリ

HighTotal

ハイメモリ(highmem)領域内のメモリの総容量。highmem は、物理メモリの 860 MB 以上を占めるメモリを指します。カーネルは、間接的な方法でハイメモリ領域にアクセスします。データ キャッシュはこのメモリ領域に配置できます。

HighFree

highmem 領域で使用可能なメモリの総容量

LowTotal

ローメモリ領域(非 highmem メモリ)内のメモリの総容量

LowFree

ローメモリ領域内の空きメモリ容量。カーネルは直接ローメモリをアドレス指定できます。すべてのカーネル データ構造をローメモリに配置する必要があります。

SwapTotal

物理スワップ メモリの総容量

SwapFree

使用可能なスワップ メモリ

Committed_AS

特定の作業負荷に対して絶対に Out-Of-Memory(OOM; メモリ不足)状態にならない 99.99% 保証を実現するために必要なメモリ容量の推定値。通常は、カーネルがメモリをオーバーコミットします。たとえば、1 GB のメモリを動的に割り当てても、実際にそのメモリの使用が開始されるまで、そのメモリは要求されません。Committed_AS は、ワーストケース シナリオで必要になるメモリまたはスワップ メモリの容量の推定値です。

表 5-10 に、 show system resources コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

 

表 5-10 show system resources コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

Load average

実行中プロセスの数として定義された負荷。直前の 1 分間、5 分間、および 15 分間のシステム負荷の平均値です。

Processes

システム内のプロセス数、およびコマンド入力時に実際に実行中のプロセス数

CPU states

直前の 1 秒間の、ユーザ モード、カーネル モードおよびアイドル時間での CPU 使用率

Memory usage

総メモリ領域、使用済みメモリ領域、空きメモリ領域、バッファ用メモリ領域、およびキャッシュ用メモリ領域(KB)。使用済みメモリ統計情報には、バッファとキャッシュも含まれます。

表 5-11 に、 show system uptime コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

 

表 5-11 show system uptime コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

System start time

ACE が起動された日時

System uptime

ACE のハードウェアとソフトウェアの稼動時間

Kernel uptime

オペレーティング システム(OS)の稼動時間

ICMP 統計情報の表示またはクリア

Internet Control Message Protocol(ICMP; インターネット制御メッセージ プロトコル)統計情報を表示またはクリアするには、次のタスクを実行します。

 

コマンド
目的

show icmp statistics

ICMP 統計情報を表示します。

clear icmp statistics

ICMP 統計情報をクリアします。

表 5-12 に、 show icmp statistics コマンド出力に含まれるフィールドの説明を示します。

 

表 5-12 show icmp-statistics コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

Total Messages

ACE が送受信した ICMP メッセージの総数

Errors

ACE が送受信した ICMP エラー メッセージの数

Echo Request

ACE が送受信した ICMP エコー要求メッセージの数

Echo Reply

ACE が送受信した ICMP エコー応答メッセージの数

Unreachable

ACE が送受信した ICMP 到達不能パケットの数

TTL Expired

ACE が送受信した ICMP TTL 期限切れメッセージの数

Redirect

ACE が送受信した ICMP リダイレクト メッセージの数

Address Mask

ACE が送受信した ICMP アドレス マスク要求メッセージの数

Param problem

ACE が送受信した ICMP パラメータ問題メッセージの数

Source Quench

ACE が送受信した ICMP ソース クエンチ(始点抑制要求)メッセージの数

Time Stamp

ACE が送受信した ICMP タイムスタンプ(要求)メッセージの数

問題報告に関連した技術情報の表示または収集

問題の報告時に使用される ACE に関する一般的な情報を表示または収集するには、次のいずれかのタスクを実行します。

 

コマンド
目的

show tech-support [ details ]

問題の報告時に使用される ACE に関する一般的な情報を表示します。このコマンドは、ACE に関する大量の情報を収集して、そのコマンド出力を技術サポート担当者に提供するために使用できます。

このコマンドは、一度に複数の show コマンドの出力を表示します。コマンド出力は設定によって異なります。

オプションの details キーワードを指定すると、各 show コマンドの詳細な情報が表示されます。

コマンドごとに詳細な情報を出力できます。また、特定のインターフェイスまたは アプライアンス 用に出力を指定することもできます。各コマンド出力は、コマンドごとに改行され、コマンド名が先頭に出力されます。

show tech-support コマンドのデフォルトの出力には、次のようなコマンドの出力が含まれています。

show hardware「ハードウェア情報の表示」を参照してください。

show interface :『 Cisco 4700 Series Application Control Engine Appliance Routing and Bridging Configuration Guide 』を参照してください。

show process「一般的なシステム プロセス情報の表示」を参照してください。

show running-config 「ACE ソフトウェアの管理」 を参照してください。

show version「インストール済みソフトウェア情報の表示」を参照してください。

このコマンドを使用する場合は、明示的に terminal length コマンドを 0(ゼロ)に設定し、自動スクロールをディセーブルにして、手動スクロールをイネーブルにします。設定済みの端末サイズは、 show terminal コマンドで確認できます。このコマンドの出力が表示されたら、必要に応じて端末長をリセットしてください( 「ACE の設定」 「端末表示属性の設定」を参照)。

このコマンドの出力をファイルに保存するには、 show tech-support コマンドに「> filename 」を付加します( 「ACE ソフトウェアの管理」 を参照)。ファイルを保存する場合は、十分な空き領域があることを確認してください。各ファイルのサイズは約 1.8 MB です。

tac-pac { disk0: [ path / ] filename | { ftp:// server/path [ /filename ] | scp:// [ username @ ] server/path [ /filename ] | sftp:// [ username @ ] server/path [ /filename ] | tftp:// server [ :port ] /path [ /filename ]}

同じ情報を show tech-support コマンド出力として ACE disk0: またはリモート サーバ上のファイルにリダイレクトします。

キーワード、引数、およびオプションは次のとおりです。

disk0: [ path/ ] filename :ファイル コピー先が現在のコンテキストの disk0: ファイル システムになるように指定します。オプションのパスを指定しなかった場合は、ACE によってファイルが disk0: ファイル システム上のルート ディレクトリにコピーされます。

ftp:// server / path [ / filename]:FTP ネットワーク サーバとファイル名(省略可)を指定します。

scp: // [ username @ ] server / path [ / filename ] SCP ネットワーク サーバとファイル名(省略可)を指定します。

sftp:// [ username @ ] server / path [ / filename ] :SFTP ネットワーク サーバとファイル名(省略可)を指定します。

tftp:// server [ : port ] / path [ / filename ] :TFTP ネットワーク サーバとファイル名(省略可)を指定します。

show tech-support コマンドの出力は gzip 形式です。出力先ファイル システムで容易に unzip できるように、ファイル名に .gz 拡張子を付けることを推奨します。

下の例は、 show tech-support コマンドの出力を示しています。

 
 
`show version`
Cisco Application Control Software (ACSW)
TAC support: http://www.cisco.com/tac
Copyright (c) 1985-2008 by Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
The copyrights to certain works contained herein are owned by
other third parties and are used and distributed under license.
Some parts of this software are covered under the GNU Public
License.A copy of the license is available at
http://www.gnu.org/licenses/gpl.html.
 
Software
loader: Version 0.95
system: Version A3(1.0) [build 3.0(0)A3(0.0.148) adbuild_03:31:25-2008/08/06_/auto/adbure_nightly2/nightly_rel_a3_1_0_
throttle/REL_3_0_0_A3_0_0
system image file: (nd)/192.168.65.31/scimitar.bin
Device Manager version 1.1 (0) 20080805:0415
 
installed license: ACE-AP-VIRT-020 ACE-AP-C-1000-LIC
 
Hardware
cpu info:
Motherboard:
number of cpu(s): 2
Daughtercard:
number of cpu(s): 16
memory info:
total: 6226392 kB, free: 4315836 kB
shared: 0 kB, buffers: 17164 kB, cached 0 kB
cf info:
filesystem: /dev/hdb2
total: 935560 kB, used: 611564 kB, available: 276472 kB
 
last boot reason: Unknown
configuration register: 0x1
kernel uptime is 0 days 21 hours 25 minute(s) 17 second(s)
 
`show pvlans`
*** Context 0: cmd parse error ***
cpu: 0, model: Intel(R) Pentium(R) 4, speed: 3399.991 MHz
memory info:
total: 6226704 kB, free: 4637164 kB
shared: kB, buffers: 19436 kB, cached 0 kB
cf info:
filesystem: /dev/hdb2
total: 861668 kB, used: 348552 kB, available: 469344 kB
 
last boot reason: reload command by root
configuration register: 0x1
switch kernel uptime is 0 days 18 hours 59 minute(s) 49 second(s)
 
 
 
`show clock`
Tue Aug 5 10:13:57 UTC 2008
 
`show inventory`
 
NAME: "chassis", DESCR: "ACE 4710 Application Control Engine Appliance"
PID: ACE-4710-K9 , VID: , SN: 2061
 
--More--