Cisco 4700 シリーズ Application Control Engine Appliance クイック スタート ガイド
ロード バランシング プレディクタ の設定
ロード バランシング プレディクタの設定
発行日;2012/01/30 | 英語版ドキュメント(2009/04/07 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

ロード バランシング プレディクタの設定

概要

Device Manager GUI を使用したハッシュ ヘッダー プレディクタの設定

CLI を使用したハッシュ ヘッダー プレディクタの設定

ロード バランシング プレディクタの設定

この章では、Cisco 4700 シリーズ Application Control Engine (ACE) アプライアンスでのロード バランシング プレディクタの設定方法について説明します。この章の構成は、次のとおりです。

概要

Device Manager GUI を使用したハッシュ ヘッダー プレディクタの設定

CLI を使用したハッシュ ヘッダー プレディクタの設定

概要

この章を読むと、ACE アプライアンスがプレディクタを使用してクライアント要求の実サーバをどのように選択するかについて、および例としてハッシュ ヘッダー プレディクタの設定方法についての基礎を理解できます。

Web サービスを求めるクライアント要求がある場合、ACE は、個々のサーバやサーバ ファームに過負荷を与えずに、できるだけ短時間に、クライアント要求に対応できるサーバを選択します。

ACE は、プレディクタを使用して、ロード バランシング選択を行います。プレディクタを設定する場合、サービスを求めるクライアント要求に対応できる最適な実サーバを選択するときに ACE により実行される、一連のチェックと計算を定義します。

各サーバ ファームに対して、ACE が適切なサーバを選択できるように、いくつかのプレディクタ タイプのいずれかを設定できます。一般的なプレディクタ タイプには次の 2 種類があります。

ラウンドロビン:重みが付けられたサーバ容量に基づいて、実サーバのリストからサーバを選択します。重みは、サーバ ファームの他のサーバに対する接続キャパシティに基づいて、各実サーバに割り当てることができます。大きい重み値を持つサーバは、小さい重み値を持つサーバに比べて、受け取る接続数も比例的に多くなります。たとえば、重みが 5 のサーバは、重みが 1 のサーバで受け取られる 1 接続あたり、5 接続を受け取ります。これは重み付けラウンドロビンとも呼ばれ、デフォルトのプレディクタです。

ハッシュ ヘッダー:HTTP ヘッダー名に基づいたハッシュ値を使用してサーバを選択します。

ACE でサポートされるプレディクタ タイプの完全なリストについて、およびそれらの設定方法については、『 Cisco 4700 Series Application Control Engine Appliance Administration Guide 』を参照してください。

サーバ ロード バランシング プレディクタは、次のステップで設定できます。


ステップ 1 サーバ ファームを選択します。

ステップ 2 プレディクタ タイプとそのパラメータを選択します。

ステップ 3 設定を展開します。


 

この章では、図 6-1 に示されている、 第 6 章「サーバ ロード バランシングの設定」 で作成されたサーバ ファームのハッシュ ヘッダー プレディクタを設定する方法について説明します。ACE Device Manager GUI または Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)のいずれかを使用できます。

Device Manager GUI を使用したハッシュ ヘッダー プレディクタの設定

次のステップに従い、ACE Device Manager GUI を使用してハッシュ ヘッダー プレディクタを設定できます。


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] を選択します。コンテキスト [VC_web] を選択します。

ステップ 2 [Load Balancing] > [Server Farms] を選択します。[Server Farms] ペインが表示されます(図 7-1)。

図 7-1 プレディクタの設定

 

ステップ 3 [SF_web] を選択します。

ステップ 4 [Predictor] タブを選択します。

ステップ 5 プレディクタの [Type] で [Hash_Header] を選択します。

ステップ 6 [Header Name] で [Accept] を選択します。

ステップ 7 [Deploy Now] をクリックして、ハッシュ ヘッダー プレディクタをサーバ ファーム SF_web に割り当てます。


 

CLI を使用したハッシュ ヘッダー プレディクタの設定

次のステップに従い、CLI を使用してハッシュ ヘッダー プレディクタを設定できます。


ステップ 1 CLI プロンプトをチェックし、目的のコンテキストで操作が行われていることを確認します。必要に応じて、正しいコンテキストに変更します。

host1/Admin# changeto VC_web
host1/VC_web#
 

ステップ 2 SF_web の設定モードに入ります。

host1/VC_web# config
host1/VC_web(config)# serverfarm SF_web
host1/VC_web(config-sfarm-host)#
 

ステップ 3 ハッシュ ヘッダー プレディクタを設定します。

host1/VC_web(config-sfarm-host)# predictor hash header Accept
 

ステップ 4 プレディクタ設定情報を表示します。

host1/VC_web(config-sfarm-host)# exit
host1/VC_web(config)# exit
host1/VC_web# show running-config serverfarm
 


 

この章では、サーバ ロード バランシングにハッシュ ヘッダー プレディクタを設定しました。次の章では、スティッキ性機能を使用して、サーバの持続性を設定します。