Cisco 4700 シリーズ Application Control Engine Appliance クイック スタート ガイド
ヘルス プローブを使用したヘルス モニタリングの設定
ヘルス プローブを使用したヘルス モニタリングの設定
発行日;2012/01/30 | 英語版ドキュメント(2010/01/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

ヘルス プローブを使用したヘルス モニタリングの設定

概要

Device Manager GUI を使用した HTTP ヘルス プローブの設定

CLI を使用した HTTP ヘルス プローブの設定

ヘルス プローブを使用したヘルス モニタリングの設定

この章では、Cisco 4700 シリーズ Application Control Engine (ACE) アプライアンスでのヘルス プローブの設定方法について説明します。この章の構成は、次のとおりです。

概要

Device Manager GUI を使用した HTTP ヘルス プローブの設定

CLI を使用した HTTP ヘルス プローブの設定

概要

この章を読むと、ACE アプライアンスが、ヘルス プローブを使用してサーバ ヘルス モニタリングをどのようにサポートするか、および HTTP ヘルス プローブの設定方法についての基礎を理解できます。

障害を検出し、信頼できるロード バランシング決定を行うには、ヘルス プローブ(キープアライブと呼ばれることもあります)を定期的に送信することで、サーバおよびサーバ ファームのヘルスを追跡するように ACE アプライアンスを設定できます。デフォルトでは、ACE は、サーバ障害を暗黙的にチェックします。

プローブを ACE で設定することで、アクティブな接続を確立して、トラフィックをサーバに明示的に送信することができます。ACE は、サーバの応答を評価して、そのサーバのヘルスを判別します。

ACE によるサーバのヘルスの判別結果は次のいずれかになります。

Passed:サーバは有効な応答を返しました。

Failed:サーバは、指定のリトライ回数内で ACE に有効な応答を返すことに失敗しました。

サーバがプローブの応答に失敗すると、ACE は、クライアントがそのサーバにアクセスできない原因となっているネットワーク問題が発生していないかチェックします。ACE は、サーバを非稼動状態にすることができます。

プローブは、TCP、UDP、ICMP、Telnet および HTTP など、数種類を使用できます。TCL スクリプト言語を使用して、スクリプト化されたプローブを設定することもできます。

プローブを設定するには、次のステップに従います。


ステップ 1 プローブを作成して、その名前、タイプ、アトリビュートを指定します。

ステップ 2 プローブに次のいずれかを割り当てます。

実サーバ。

サーバ ファームに関連付けられている実サーバ。サーバ ファーム内の 1 台の実サーバには、単一または複数のプローブを割り当てることができます。

サーバ ファーム。サーバ ファームのすべての実サーバは、プローブを受信します。


 

プローブは、ACE Device Manager GUI または Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)のいずれかを使用して設定できます。この章では、HTTP プローブの設定方法について説明します。その他のタイプのプローブを設定する方法については、『 Cisco 4700 Series Application Control Engine Appliance Server Load-Balancing Configuration Guide 』を参照してください。

Device Manager GUI を使用した HTTP ヘルス プローブの設定

次のステップに従い、ACE Device Manager GUI を使用して、HTTP ヘルス プローブを設定できます。


ステップ 1 [Load Balancing] > [Health Monitoring] を選択します。[Health Monitoring] ペインが表示されます(図 10-1)。

図 10-1 [Health Monitoring] ペイン

 

ステップ 2 [Add] をクリックして、新しいヘルス プローブを追加します。[Health Monitoring] ウィンドウが表示されます(図 10-2)。

図 10-2 [Health Monitoring] ウィンドウ

 

ステップ 3 次のヘルス プローブ アトリビュートを入力します。残りのアトリビュートは空白、またはデフォルト値のままにしておきます。

[Name]:HTTP_probe1

[Type]:HTTP

[Probe Interval (Seconds)]:5

[Pass Detect Interval (Seconds)]:10

[Port]:80

ステップ 4 [Deploy Now] をクリックして、この設定を ACE アプライアンスに適用します。

ステップ 5 [Load Balancing] > [Server Farms] を選択して、ヘルス プローブとサーバ ファームを関連付けます。[Server Farms] ペインが表示されます(図 10-3)。

図 10-3 [Server Farms] ペイン

 

ステップ 6 サーバ ファーム [SF_web] を選択して、[Edit] をクリックします。[Server Farms] ウィンドウが表示されます(図 10-4)。

図 10-4 [Server Farms] ウィンドウ

 

ステップ 7 [Probes] の [Available] リストから [HTTP_probe1] を選択し、右矢印ボタンをクリックして、プローブを [Selected] リストに移動します。

ステップ 8 [Deploy Now] をクリックして、ヘルス プローブ HTTP_probe1 とサーバ ファーム SF_web を関連付けます。


 

CLI を使用した HTTP ヘルス プローブの設定

次のステップに従い、CLI を使用して、HTTP ヘルス プローブを設定します。


ステップ 1 CLI プロンプトをチェックし、目的のコンテキストで操作が行われていることを確認します。必要に応じて、正しいコンテキストに変更します。

host1/Admin# changeto VC_web
host1/VC_web#
 

ステップ 2 設定モードに入ります。

host1/VC_web# config
host1/VC_web(config)#
 

ステップ 3 HTPP_probe1 という名前の HTTP というプローブを定義して、設定モードにアクセスします。

host1/VC_web(config)# probe http HTTP_probe1
host1/VC_web(config-probe-http)#
 

ステップ 4 HTTP プローブにポート番号 80 を設定します。

host1/VC_web(config-probe-http)# port 80
 

ステップ 5 プローブ間の間隔を 5 秒に設定します。

host1/VC_web(config-probe-http)# interval 5
 

ステップ 6 有効な検出間隔を 10 秒に設定します。この時間が経過すると、ACE は、Failed サーバに別のプローブを送信します。

host1/VC_web(config-probe-http)# passdetect interval 10
 

ステップ 7 プローブ設定モードを終了します。

host1/VC_web(config-probe-http)# exit
host1/VC_web(config)#
 

ステップ 8 プローブ HTTP_probe1 とサーバ ファーム SF_web を関連付け、設定モードを終了します。

host1/VC_web(config)# serverfarm SF_web
host1/VC_web(config-sfarm-host)# probe HTTP_probe1
host1/VC_web(config-sfarm-host)# exit
host1/VC_web(config)# exit
host1/VC_web#
 

ステップ 9 HTTP プローブ設定を表示します。

host1/VC_web# show running-config probe
 


 

この章では、HTTP ヘルス プローブを設定しました。