Cisco 4700 シリーズ Application Control Engine Appliance Device Manager GUI コンフィギュレー ション ガイド
ハイ アベイラビリティの設定
ハイ アベイラビリティの設定
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 10MB) | フィードバック

目次

ハイ アベイラビリティの設定

ACE の冗長性の概要

冗長プロトコル

ステートフル フェールオーバー

FT VLAN

設定の同期

冗長設定の要件および制約事項

ハイ アベイラビリティ設定の概要

ハイ アベイラビリティ ポーリング

ACE Appliance Device Manager とのハイ アベイラビリティ設定の同期

ハイ アベイラビリティ ピアの設定

ハイ アベイラビリティ ペアの解消

ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定

ACE ハイ アベイラビリティ グループの編集

ハイ アベイラビリティ グループをアウトオブサービスにする方法

ハイ アベイラビリティ グループのイネーブル化

ハイ アベイラビリティ グループのスイッチオーバー

ACE ハイ アベイラビリティ グループの削除

ハイ アベイラビリティ トラッキングおよび障害検出の概要

ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング

ハイ アベイラビリティ対応ホストのトラッキング

ホスト トラッキング プローブの設定

ホスト トラッキング プローブの削除

ピア ホスト トラッキング プローブの設定

ピア ホスト トラッキング プローブの削除

ハイ アベイラビリティの設定

ハイ アベイラビリティ(または耐障害性)機能では、最大 2 つの ACE Appliance を使用して、一方のアプライアンスが応答しなくなっても、ネットワーク動作が維持されるようにします。冗長性は、ネットワーク サービスやアプリケーションが常に使用可能であることを保証します。


) 冗長性は、ピアとして動作している ACE Appliance と ACE モジュール間ではサポートされません。冗長性機能を使用するには、同じ ACE デバイス タイプ、同じソフトウェア リリースでなければなりません。


関連トピック

「ACE の冗長性の概要」

「ハイ アベイラビリティ設定の概要」

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

「ハイ アベイラビリティ グループのスイッチオーバー」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの削除」

「ハイ アベイラビリティ トラッキングおよび障害検出の概要」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」

「ハイ アベイラビリティ対応ホストのトラッキング」

「ホスト トラッキング プローブの設定」

「ピア ホスト トラッキング プローブの設定」

ACE の冗長性の概要

ACE Appliance が応答しなくなった場合、または重要なホストやインターフェイスで障害が発生した場合でも、冗長性によってフローのシームレスなスイッチオーバーが可能です。冗長性機能は、耐障害性が求められる次のネットワーク アプリケーションをサポートします。

ミッションクリティカルな企業アプリケーション

銀行および金融サービス

e-コマース

FTP、HTTP ファイル転送など、存続時間の長いフロー

次のトピックで、ACE Appliance が実行するハイ アベイラビリティの概要を示します。

「冗長プロトコル」

「ステートフル フェールオーバー」

「FT VLAN」

「設定の同期」

「冗長設定の要件および制約事項」

関連トピック

「ハイ アベイラビリティ設定の概要」

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

冗長プロトコル

最大 2 つの ACE Appliance(ピア)を冗長構成として設定できます。各ピア アプライアンスには 1 つ以上の FT(フォールトトレラント)グループを含めることができます。各 FT グループは、アクティブ コンテキストとスタンバイ コンテキストという 2 種類のメンバからなります。FT グループには、固有のグループ ID を割り当てます。

FT グループごとに、VMAC(仮想 MAC アドレス)が 1 つずつ関連付けられます。VMAC の形式は、00-0b-fc-fe-1b-groupID です。VMAC はスイッチオーバー後も変わらないため、クライアントおよびサーバの ARP テーブルをアップデートする必要がありません。ACE は使用可能な VMAC プールから VMAC を 1 つ選択します。詳細については、「仮想コンテキストの設定」を参照してください。

各 FT グループは、それぞれ独立した冗長インスタンスとして動作します。スイッチオーバーが発生すると、FT グループのアクティブ メンバーがスタンバイ メンバーになり、最初のスタンバイ メンバーがアクティブ メンバーになります。スイッチオーバーが発生する理由は、次のとおりです。

アクティブ メンバーが応答しなくなった。

追跡対象のホストまたはインターフェイスで障害が発生した。

[ACE HA Group] テーブルで Switchover をクリックすることによって、ハイ アベイラビリティ グループのスイッチオーバーを強制的に実行した(「ハイ アベイラビリティ グループのスイッチオーバー」を参照)。

外部のノード(クライアントおよびサーバ)にとって、アクティブおよびスタンバイ FT グループ メンバは、それぞれの IP アドレスおよび関連付けられた VMAC から見て 1 つのノードです。ACE は、各アプライアンス上で複数の FT グループが設定されていて、なおかつ両方のアプライアンスに 1 つ以上のアクティブ グループ メンバ(コンテキスト)が含まれている場合に限り、複数のコンテキストでアクティブ/アクティブの冗長性を提供します。単一コンテキストの場合、ACE はアクティブ/バックアップの冗長性をサポートし、各グループ メンバがそれぞれ Admin コンテキストです。

ACE は専用の FT VLAN 上で、冗長性関連のあらゆるトラフィック(プロトコル パケット、設定データ、ハートビート、ステート複製パケット)を送受信します。この専用 VLAN を通常のトラフィックに使用することはできません。

複数の FT グループに対するハートビート パケットの伝送を最適化し、ネットワーク トラフィックを最小限に抑えるために、ACE は独立したプロセスを使用して、ハートビート メッセージの送受信を行います。ACE は各コンテキストのプローブではなく、ピア ACE のプローブとしてハートビートを使用します。ACE がピア ACE からハートビートを受信しなかった場合は、スタンバイ ステートにあるすべてのコンテキストがアクティブになります。ACE は UDP でハートビート パケットを送信します。FT ピア設定の一部として、ACE がハートビート パケットを送信する間隔を設定できます。ハートビート設定の詳細については、「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」を参照してください。

各 FT グループの中でどれがアクティブ メンバになるかは、プライオリティに基づいて選定されます。高いプライオリティが設定されているメンバがアクティブ メンバとして選定されます。他のメンバがアクティブになった後で、それよりプライオリティの高いメンバが見つかった場合は、新しいメンバがアクティブになります。プライオリティが高いからです。プリエンプトと呼ばれるこの動作は、デフォルトでイネーブルです。このデフォルト動作を変更するには、プリエンプトをディセーブルにします。プリエンプトをディセーブルにするには、Preempt パラメータを使用します。Preempt をイネーブルにすると、プライオリティの高いメンバが自己申告してアクティブになります。プリエンプト設定の詳細については、「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」を参照してください。

ステートフル フェールオーバー

ACE は各コンテキストの接続ごとに、アクティブ FT グループ メンバのフローをスタンバイ グループ メンバに複製します。複製されたフローには、アクティブ メンバが応答しなくなった場合に、スタンバイ メンバがフローを引き継ぐために必要なあらゆるフローステート情報が含まれています。アクティブ メンバが応答しなくなると、スタンバイ メンバがコンテキストのマスターシップを握った時点で、スタンバイ メンバの複製フローがアクティブになります。元アクティブ メンバのアクティブ フローは、スタンバイ ステートに移行して、新アクティブ メンバのアクティブ フローを全面的にバックアップします。


) ACE Appliance では、接続の複製はデフォルトでイネーブルです。


スイッチオーバーの発生後、新しいアクティブ メンバで同じ接続情報が使用できます。サポート対象のエンド ユーザ アプリケーションは、同じネットワーク セッションを維持するために再接続する必要はありません。

スタンバイ アプライアンスに渡されるステート情報には、次のデータが含まれます。

接続レコードと同期した情報に基づく Network Address Translation(NAT; ネットワーク アドレス変換)テーブル

ACE Appliance が打ち切らなかったすべての TCP 接続および UDP(ユーザ データグラム プロトコル)接続

HTTP 接続状態(任意)

スティッキ テーブル


) ユーザ コンテキストで ACE Appliance が認めるスイッチオーバーは、そのユーザ コンテキストに所属している FT グループのスイッチオーバーだけです。Admin コンテキストの場合、ACE Appliance は、そのアプライアンスに設定されているすべてのコンテキストのすべての FT グループのスイッチオーバーを認めます。


VMAC が新しい場所に移った場合のレイヤ 2 構成におけるスイッチオーバー時に、このブリッジ ラーニングが迅速に行われるようにするために、新しいアクティブ メンバはアクティブ コンテキストに関連付けられているすべてのインターフェイスに gratuitous ARP を送信します。さらに、同じサブネット上に VLAN が 2 つあり、サーバがクライアントに直接パケットを送信しなければならない場合、サーバはクライアント側 VLAN のゲートウェイの位置を認識する必要があります。アクティブ メンバは 2 つの VLAN のブリッジとして機能します。ゲートウェイの新しい位置について、ラーニングを開始するために、新しいアクティブ メンバはクライアント VLAN 上のゲートウェイに ARP 要求を送信し、サーバ VLAN に ARP 応答をブリッジします。

FT VLAN

冗長構成では、冗長 ACE 間で専用の FT(フォールトトレラント)VLAN を使用して、フローステート情報および冗長ハートビートを送信します。この専用 VLAN を通常のトラフィックに使用してはなりません。両方のピア Applianceに、この同じ VLAN を設定する必要があります。また、FT VLAN を実現するために、各Appliance上で、同じサブネットに含まれる異なる IP アドレスを設定する必要があります。

2 つの冗長Applianceは FT VLAN を介して絶えず通信し、各Applianceの動作状態を判別します。スタンバイ メンバはハートビート パケットを使用して、アクティブ メンバの状態を監視します。アクティブ メンバはハートビート パケットを使用して、スタンバイ メンバの状態を監視します。スイッチオーバー リンクを介したコミュニケーションには、次のデータが含まれます。

冗長プロトコル パケット

ステート情報複製データ

設定同期情報

ハートビート パケット

コンテキストが複数の場合、FT VLAN はシステム設定データに含まれます。ACE 上の FT VLAN ごとに、固有の MAC アドレスが 1 つずつ関連付けられます。ACE では、送信元または宛先 MAC としてこれらのデバイス MAC アドレスを使用して、冗長プロトコル ステートおよび設定複製パケットを送信または受信します。


) FT VLAN の IP アドレスおよび MAC アドレスがスイッチオーバーで変わることはありません。


設定の同期

冗長性を適切に機能させるには、フォールトトレラント グループに属す両方のメンバに同じ設定を与える必要があります。両方の ACE Appliance に同じ帯域幅のソフトウェア ライセンス(2G または 1 G)と同じ仮想コンテキスト ソフトウェア ライセンスが組み込まれていることを確認してください。FT グループの 2 つの ACE Appliance 間でソフトウェア ライセンスが一致していないと、次の動作が発生する可能性があります。

仮想コンテキスト ソフトウェア ライセンスが一致していない場合、アクティブ ACE とスタンバイ ACE の同期が正常に行われないことがあります。

アクティブ ACE Appliance とスタンバイ ACE Appliance の両方に同じ仮想コンテキスト ソフトウェア ライセンスが組み込まれていても、帯域幅ソフトウェア ライセンスが異なる場合、同期は正しく行われても、2G の ACE Appliance から 1G の ACE Appliance へのスイッチオーバー時に、スタンバイ ACE 上でトラフィック損失が発生する可能性があります。

使用可能な ACE ソフトウェア ライセンスの詳細については、『 Cisco 4700 Series Application Control Engine Appliance Administration Guide 』を参照してください。

ACE は、 設定の同期 (config sync)というプロセスを使用して、スタンバイ メンバにアクティブ コンフィギュレーションを自動的に複製します。config sync は、アクティブ メンバに対して行われた設定変更をスタンバイ メンバに自動的に複製します。ACE がアクティブ メンバからスタンバイ ピアに、冗長設定が同期すると、スタンバイの設定モードがディセーブルになります。「ACE Appliance Device Manager とのハイ アベイラビリティ設定の同期」 を参照してください。

冗長設定の要件および制約事項

冗長機能を設定するの要件および制約事項は、次のとおりです。

ブリッジド モード(レイヤ 2)では、2 つのコンテキストで同じ VLAN を共有できません。

アクティブ/アクティブの冗長性を得るには、各 ACE 上に少なくとも 2 つのコンテキストと 2 つの FT グループが必要です。

冗長性を設定すると、ACE は IP アドレスが設定されていないすべてのインターフェイスをダウン ステートで維持します。VLAN インターフェイスに割り当てる IP アドレスとピアの IP アドレスは、同じサブネット内の異なる IP アドレスにする必要があります。VLAN インターフェイスの設定の詳細については、「仮想コンテキスト VLAN インターフェイスの設定」を参照してください。

ハイ アベイラビリティ ペアでは、継続的なコミュニケーションの一部として、設定された 2 つの仮想コンテキストが相互に同期を図ります。ただし、そのコピーは ACE Appliance Device Managerで同期せず、スタンバイ メンバーの設定が ACE Appliance上の設定と同期しなくなる可能性があります。ハイ アベイラビリティ ペアのアクティブ メンバーに障害が発生してスタンバイ メンバーがアクティブになった後、新規にアクティブになったメンバーの ACE Appliance Device Managerで、同期外バーチャル コンテキスト設定が検出され、バーチャル コンテキスト設定を同期することができるように、[All Virtual Contexts] テーブル内のそのステータスがレポートされます。

ある仮想コンテキストが Standby Hot ステート、または Standby Warm ステート(「ハイ アベイラビリティ ポーリング」を参照)である場合、この仮想コンテキストは ACE ピアから設定変更を受け取る可能性があります。Device Manager の GUI が変更されることはありません。結果として、ACE Appliance の Device Manager の GUI は、CLI 設定と同期しなくなります。トラッキングおよび障害検出プロセスを使用して、スタンバイ仮想コンテキストで設定をチェックする必要がある場合は(「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」を参照)、設定値をチェックする前に、まず、[CLI Sync] または [CLI Sync All] ボタンを使用して、手動で同期を実行することをお勧めします。

ハイ アベイラビリティ設定の概要

表 9-1 で、ハイ アベイラビリティの設定に必要な作業について説明します。

 

表 9-1 ハイ アベイラビリティ 作業設定の概要

作業
参照先

ステップ 1

FT VLAN を作成してピア IP アドレスを指定し、ピア アプライアンスのハートビート カウントとインターバルを設定します。

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

ステップ 2

FT グループを作成してピアのプライオリティを指定し、グループとコンテキストを関連付け、グループをイン サービスにして、自動同期をイネーブルにします。

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

ステップ 3

スイッチオーバーのトラッキングを設定します。

「ハイ アベイラビリティ トラッキングおよび障害検出の概要」

関連トピック

「ACE の冗長性の概要」

「ハイ アベイラビリティ ポーリング」

「ACE Appliance Device Manager とのハイ アベイラビリティ設定の同期」

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

「ハイ アベイラビリティ トラッキングおよび障害検出の概要」

ハイ アベイラビリティ ポーリング

ACE Appliance の Device Manager が約 2 分間隔で、ACE Appliance に show ft group コマンドを発行して、各仮想コンテキストの冗長性に関する統計情報を収集します。 [Config] > [Virtual Context] の順にクリックすると、[HA State] フィールドおよび [HA Peer State] フィールドに、ステート情報が表示されます。表示される可能性のあるステートは、次のとおりです。

[Active]:FT グループのローカル メンバはアクティブでフローを処理しています。

[Standby Cold]:FT VLAN が停止していても、ピア デバイスがまだ動作している場合、または設定またはアプリケーション ステートの同期に失敗した場合です。コンテキストがこのステートのときに、スイッチオーバーが発生した場合、ACTIVE ステートへの移行はステートレスになります。

[Standby Bulk]:ローカル スタンバイ コンテキストがアクティブ ピア コンテキストからのステート情報を受信しようと待機しています。アクティブ ピア コンテキストは、すべてのアプリケーションについて、現在のステート情報のスナップショットをスタンバイ コンテキストに送信するという通知を受け取ります。

[Standby Hot]:ローカル スタンバイ コンテキストには、スイッチオーバーが発生した場合に、ステートフルとしてアクティブ ステートになるために必要なあらゆるステート情報があります。

[Standby Warm]:ACE ソフトウェアのアップグレードまたはダウングレード時に、設定およびステートの同期処理をベストエフォート方式で続けることができます。


) あるソフトウェア バージョンから別のソフトウェア バージョンへ、ACE をアップグレードまたはダウングレードする場合、プロセスの中で 2 つの ACE のソフトウェア バージョンが異なる、つまりソフトウェアが一致しないポイントが生じます。Standby Warm ステートが表示された場合は、スタンバイがソフトウェア コマンドまたはステート情報を認識しなくなっても、アクティブ ACE がスタンバイに対して、設定情報およびステート情報の同期化を引き続き図ることを意味します。このスタンバイ ステートによって、スタンバイ ACE はベストエフォート サポートを得てアクティブになります。


ACE Appliance Device Manager とのハイ アベイラビリティ設定の同期

2 つの ACE Applianceをハイ アベイラビリティ ピアとして設定する場合は、スタンバイ ACE ピアがアクティブ ACE ピアをシームレスに引き継げるように、それぞれの設定を常に同期させておく必要があります。アクティブとスタンバイの ACE が同期していても、スタンバイ ACE Appliance 上の設定が、その ACE Appliance に関して ACE Appliance Device Manager が維持している設定データと同期外れになることがあります。

ACE Appliance がスタンバイ ステートのときに、アクティブ ACE Appliance の設定を変更した場合、この変更もスタンバイ ACE Appliance と同期します。しかし、Device Manager の GUI にアクセスしても、スタンバイ ACE 上での設定変更は確認できません。ところが、スタンバイ ACE の CLI にアクセスして、EXEC モードで show running-config ft コマンドを使用し、冗長性の設定を表示すると、これらの設定変更を確認できます。

したがって、スタンバイ アプライアンス上で ACE Appliance Device Manager を手動で同期させて、設定全体を確認することが重要です。「個々の仮想コンテキスト設定の手動同期」を参照してください。

ACE Appliance がコンテキスト フェールオーバーを実行すると(Standby Warm ステートまたは Standby Hot ステートから Active ステートへ進むと)、新しい ACE Appliance が設定を自動的に同期させ、ACE Appliance Device Manager GUI をアップデートします。

ハイ アベイラビリティ ペアでは、継続的なコミュニケーションの一部として、設定された 2 つの仮想コンテキストが相互に同期を図ります。ただし、そのコピーは ACE Appliance Device Managerで同期せず、スタンバイ メンバーの設定が ACE Appliance上の設定と同期しなくなる可能性があります。

ハイ アベイラビリティ ペアのアクティブ メンバーに障害が発生してスタンバイ メンバーがアクティブになった後、新規にアクティブになったメンバーの ACE Appliance Device Managerで、同期外バーチャル コンテキスト設定が検出され、バーチャル コンテキスト設定を同期することができるように、[All Virtual Contexts] テーブル内のそのステータスがレポートされます。

仮想コンテキスト設定の一部またはすべてを同期させる手順については、下記を参照してください。

「個々の仮想コンテキスト設定の手動同期」

「全仮想コンテキスト設定の手動同期」

関連トピック

「ハイ アベイラビリティ ポーリング」

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

「個々の仮想コンテキスト設定の手動同期」

「全仮想コンテキスト設定の手動同期」

ハイ アベイラビリティ ピアの設定


) この機能は、Admin コンテキストだけで使用できます。


FT ピアは FT VLAN を使用して、ハートビート パケット、ステート、および設定複製パケットを送受信します。スタンバイ メンバはハートビート パケットを使用して、アクティブ メンバの状態を監視します。アクティブ メンバはハートビート パケットを使用して、スタンバイ メンバの状態を監視します。アクティブ メンバから予期したハートビート パケットを受信しなかった場合は、スイッチオーバーが発生し、スタンバイ メンバがそれまでアクティブ メンバ上でアクティブだったすべての通信を引き受けます。

ここで説明する手順を使用して、次の作業を行います。

ハイ アベイラビリティ ペアの 2 つのメンバを特定します。

ピア ACE Applianceに IP アドレスを割り当てます。

ハイ アベイラビリティ ピアに FT VLAN を割り当て、FT VLAN に物理ギガビット イーサネット インターフェイスをバインドします。

FT VLAN の ACE Appliance上で、ハートビートの間隔および回数を設定します。

前提

1 つ以上の FT VLAN を設定しておく必要があります。


) FT VLAN を他のネットワーク トラフィックに使用することはできません。


手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [High Availability (HA)] > [Setup] の順に選択します。カラムが 2 つある [ACE HA Management] ウィンドウが表示されます。選択した ACE Appliance のカラムと、ピア ACE Appliance のカラムです。

ステップ 2 [Edit] をクリックし、表 9-2 の説明に従って、プライマリ アプライアンスとピア アプライアンスの情報を入力します。

 

表 9-2 ACE ハイ アベイラビリティ管理の設定アトリビュート

フィールド
選択したアプライアンス
ピア アプライアンス

[VLAN]

このハイ アベイラビリティ ペアに使用する FT VLAN を指定します。有効な入力は 2 ~ 4094 の整数です。

(注) この VLAN を他のネットワーク トラフィックに使用することはできません。

該当しない。

[Interface]

インターフェイスを選択するか( slot_number / port_number で指定、この場合、 slot_number は ACE Appliance の物理スロット、 port_number は ACE Appliance の物理イーサネット データ ポート)、またはポート チャネルを選択します。

該当しない。

[IP Address]

ドット付き 10 進形式(192.168.11.2 等)で、FT VLAN の IP アドレスを入力します。

ドット付き 10 進形式でピア インターフェイスの IP アドレスを入力し、ピア アプライアンスが FT VLAN 上で通信できるようにします。

[Netmask]

FT VLAN に使用するサブネット マスクを選択します。

該当しない。

[Management IP Address]

ACE の IP アドレスを入力します。

ピア アプライアンスの管理 IP アドレスを入力します。この情報を入力するときには、 [Config] > [Virtual Contexts] の順に選択し、表示された画面で HA Peer ハイパーリンクをクリックできます。

[Query VLAN]

アクティブ アプライアンスが停止しているか、FT VLAN の接続に問題があるかどうかを判別するために、スタンバイ アプライアンスに使用させる VLAN を選択します。

該当しない。

[Heartbeat Count]

ハートビート パケットを受信しなかったスタンバイ アプライアンスが、アクティブ メンバを使用不能と判定するまでに、経過しなければならないハートビート インターバルの回数を入力します。有効な入力は 10 ~ 50 の整数です。

該当しない。

[Heartbeat Interval]

アクティブ アプライアンスが次のハートビートをスタンバイ アプライアンスに送信するまでに、待機しなければならないミリ秒数を入力します。有効な入力は 100 ~ 1000 の整数です。

該当しない。

[Interface Enabled]

ハイ アベイラビリティ インターフェイスをイネーブルにするには、[Interface Enabled] チェックボックスをオンにします。ハイ アベイラビリティ インターフェイスをディセーブルにする場合は、チェックボックスの選択を解除します。

該当しない。

[Shared VLAN Host ID]

ACE により使用される具体的な MAC アドレス バンクを入力します。有効な入力は 1 ~ 16 の整数です。必ず、複数の ACE に対して異なるバンク番号を設定してください。

該当しない。

[Peer Shared VLAN Host ID]

冗長構成で、同じ ACE により使用される具体的な MAC アドレス バンクを入力します。有効な入力は 1 ~ 16 の整数です。必ず、複数の ACE に対して異なるバンク番号を設定してください。

該当しない。

[HA State]

これは、ACE Appliance上の現在のハイ アベイラビリティ ステートを示す、読み取り専用フィールドです。

該当しない。

ステップ 3 次のいずれかをクリックします。

[Deploy Now] :入力を保存し、ハイ アベイラビリティ グループの設定作業を続けます。[ACE HA Management] 画面がコンテンツ エリアの上部に、[ACE HA Group] テーブルが下部に表示されます。ハイ アベイラビリティ グループの設定については、「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」を参照してください。

[Cancel] :入力を保存しないでこの手順を終了し、[ACE HA Management] 画面を表示します。


 

関連トピック

「ACE の冗長性の概要」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」

ハイ アベイラビリティ ペアの解消


) この機能は、Admin コンテキストだけで使用できます。


2 つの ACE Appliance間のハイ アベイラビリティ リンクを削除する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [High Availability (HA)] > [Setup] の順に選択します。[ACE HA Management] 画面が表示されます。

ステップ 2 ハイ アベイラビリティの設定を削除する ACE Appliance ペアを選択し、 [Clear] をクリックします。ハイ アベイラビリティ リンク解消の確認を求めるメッセージが表示されます。

ステップ 3 次のいずれかをクリックします。

[OK] :ハイ アベイラビリティ リンクの削除を確認し、[ACE HA Management] 画面に戻ります。

[Cancel] :ハイ アベイラビリティ リンクを削除しないでこの手順を終了し、[ACE HA Management] 画面に戻ります。


 

関連トピック

「ACE の冗長性の概要」

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの編集」

「ハイ アベイラビリティ トラッキングおよび障害検出の概要」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」

「ハイ アベイラビリティ対応ホストのトラッキング」

ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定


) この機能は、Admin コンテキストだけで使用できます。


FT グループは最大 2 つのコンテキストで構成されます。あるアプライアンス上のアクティブ コンテキストとピア アプライアンス上のスタンバイ コンテキストです。各 ACE Appliance上で複数の FT グループを作成できます。FT グループの最大数は 21 です(20 のユーザ コンテキストと Admin コンテキストが 1 つ)。

ハイ アベイラビリティ グループを設定する手順は、次のとおりです。

前提

1 つ以上のハイ アベイラビリティ ペアを設定しておく必要があります (「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」 を参照)。

手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [High Availability (HA)] > [Setup] の順に選択します。[ACE HA Management] 画面がコンテンツ エリアの上部に、[ACE HA Group] テーブルが下部に表示されます。

ステップ 2 [ACE HA Group] テーブルで、 [Add] をクリックし、新しいハイ アベイラビリティ グループを追加します。テーブルの設定可能なフィールドがリフレッシュされます。

ステップ 3 ハイ アベイラビリティ グループをイネーブルにするには、[Enabled] チェックボックスをオンにします。ハイ アベイラビリティ グループをディセーブルにする場合は、[Enabled] チェックボックスの選択を解除します。

ステップ 4 [Context] フィールドで、このハイ アベイラビリティ グループに関連付ける仮想コンテキストを選択します。

ステップ 5 [Priority (Actual)] フィールドに、グループの第 1 アプライアンスに割り当てるプライオリティを入力します。有効な入力は 1 ~ 255 の整数です。

割り当てられたプライオリティに基づくプロセスによって、FT グループのメンバがアクティブ メンバになります。このプロセスでは、プライオリティの高いグループ メンバがアクティブ メンバになります。フォールトトレラント ペアを設定する場合は、最初にアクティブ メンバを配置するグループに高いプライオリティを使用します。

ステップ 6 プライオリティの高いグループ メンバが必ず、自己申告によってアクティブ メンバになることを指定する場合は、[Preempt] チェックボックスをオンにします。プライオリティの高いグループ メンバが必ずアクティブ メンバになるわけではないことを指定する場合は、[Preempt] チェックボックスの選択を解除します。

ステップ 7 [Priority (Actual)] フィールドに、グループのピア アプライアンスに割り当てるプライオリティを入力します。有効な入力は 1 ~ 255 の整数です。

割り当てられたプライオリティに基づくプロセスによって、FT グループのメンバがアクティブ メンバになります。このプロセスでは、プライオリティの高いグループ メンバがアクティブ メンバになります。フォールトトレラント ペアを設定する場合は、最初にアクティブ メンバを配置するグループに高いプライオリティを使用します。

ステップ 8 実行設定ファイルの自動同期をイネーブルにする場合は、[Autosync Run] チェックボックスをオンにします。実行設定ファイルの自動同期をディセーブルにする場合は、[Autosync Run] チェックボックスの選択を解除します。自動同期をディセーブルにした場合は、スタンバイ コンテキストの設定を手動でアップデートする必要があります。


) アクティブな ACE Appliance とスタンバイ ACE Appliance を同期する方法を理解するには、「ACE の冗長性の概要」および「冗長設定の要件および制約事項」を参照してください。


ステップ 9 スタートアップ設定ファイルの自動同期をイネーブルにする場合は、[Autosync Startup] チェックボックスをオンにします。スタートアップ設定ファイルの自動同期をディセーブルにする場合は、[Autosync Run] チェックボックスの選択を解除します。自動同期をディセーブルにした場合は、スタンバイ コンテキストの設定を手動でアップデートする必要があります。「個々の仮想コンテキスト設定の手動同期」 を参照してください。

ステップ 10 次のいずれかをクリックします。

[Deploy Now] :入力を確定します。[ACE HA Group] テーブルが新しいハイ アベイラビリティ グループを反映してリフレッシュされます。

[Cancel] :入力を保存しないでこの手順を終了し、[ACE HA Management] 画面および [ACE HA Group] テーブルに戻ります。


 

関連トピック

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの編集」

「ハイ アベイラビリティおよび仮想コンテキスト設定ステータス」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」

「ハイ アベイラビリティ対応ホストのトラッキング」

ACE ハイ アベイラビリティ グループの編集


) この機能は、Admin コンテキストだけで使用できます。


ハイ アベイラビリティ グループのアトリビュートを変更する手順は、次のとおりです。


) FT グループの変更が必要な場合は、グループをアウトオブサービスにしてから、他の変更を行ってください(「ハイ アベイラビリティ グループをアウトオブサービスにする方法」を参照)。必要な変更がすべて完了してから、グループをインサービスに戻します(「ハイ アベイラビリティ グループのイネーブル化」を参照)。


手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [High Availability (HA)] > [Setup] の順に選択します。[ACE HA Management] 画面がコンテンツ エリアの上部に、[ACE HA Group] テーブルが下部に表示されます。

ステップ 2 [ACE HA Group] テーブルで、変更するハイ アベイラビリティ グループを選択して [Edit] をクリックします。テーブルの設定可能なフィールドがリフレッシュされます。

ステップ 3 必要に応じてフィールドを変更します。各フィールドについては、「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」を参照してください。

ステップ 4 このグループの変更が完了したら、次のようにクリックします。

[Deploy Now] :入力を確定して [ACE HA Group] テーブルに戻ります。

[Cancel] :入力を保存しないでこの手順を終了し、[ACE HA Management] 画面に戻ります。


 

関連トピック

「ハイ アベイラビリティ グループをアウトオブサービスにする方法」

「ハイ アベイラビリティ グループのイネーブル化」

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ハイ アベイラビリティ トラッキングおよび障害検出の概要」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」

「ハイ アベイラビリティ対応ホストのトラッキング」

ハイ アベイラビリティ グループをアウトオブサービスにする方法


) この機能は、Admin コンテキストだけで使用できます。


FT グループの変更が必要な場合は、先にグループをアウトオブサービスにしてから、他の変更を行う必要があります。ハイ アベイラビリティ グループをアウトオブサービスにする手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [High Availability (HA)] > [Setup] の順に選択します。[ACE HA Management] 画面がコンテンツ エリアの上部に、[ACE HA Group] テーブルが下部に表示されます。

ステップ 2 [ACE HA Group] テーブルで、アウトオブサービスにするハイ アベイラビリティ グループを選択して [Edit] をクリックします。テーブルの設定可能なフィールドがリフレッシュされます。

ステップ 3 [Enabled] チェックボックスの選択を解除します。

ステップ 4 ハイ アベイラビリティ グループをアウトオブサービスにして、[ACE HA Group] テーブルに戻る場合は、 [Deploy Now] をクリックします。

これで、ハイ アベイラビリティ グループに必要な変更を行うことができる状態になりました。ハイ アベイラビリティ グループをインサービスに戻す場合は、「ハイ アベイラビリティ グループのイネーブル化」を参照してください。


 

関連事項

「ハイ アベイラビリティ グループのイネーブル化」

ハイ アベイラビリティ グループのイネーブル化


) この機能は、Admin コンテキストだけで使用できます。


変更目的でハイ アベイラビリティ グループをアウトオブサービスにした場合は、後でグループを再びイネーブルにする必要があります。ハイ アベイラビリティ グループをインサービスに戻す手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [High Availability (HA)] > [Setup] の順に選択します。[ACE HA Management] 画面がコンテンツ エリアの上部に、[ACE HA Group] テーブルが下部に表示されます。

ステップ 2 [ACE HA Group] テーブルで、アウトオブサービスにするハイ アベイラビリティ グループを選択して [Edit] をクリックします。テーブルの設定可能なフィールドがリフレッシュされます。

ステップ 3 [Enabled] チェックボックスをオンにします。

ステップ 4 [Deploy Now] をクリックして、ハイ アベイラビリティ グループをインサービスにして、[ACE HA Group] テーブルに戻ります。


 

関連事項

「ハイ アベイラビリティ グループをアウトオブサービスにする方法」

ハイ アベイラビリティ グループのスイッチオーバー


) この機能は、Admin コンテキストだけで使用できます。


現在アクティブなコンテキストでメンテナンスやソフトウェア アップグレードを行う場合など、特定のコンテキストをスタンバイにするために、スイッチオーバーを発生させなければならない場合があります。スイッチオーバーが発生するのは、ハイ アベイラビリティ グループのスタンバイ グループ メンバがステートフルでアクティブ メンバになれる場合です。

ハイ アベイラビリティ グループのフェールオーバーを強制的に実行する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [High Availability (HA)] > [Setup] の順に選択します。[ACE HA Management] 画面がコンテンツ エリアの上部に、[ACE HA Group] テーブルが下部に表示されます。

ステップ 2 [ACE HA Group] テーブルで、スイッチオーバーを行うハイ アベイラビリティ グループを選択して [Switchover] をクリックします。スタンバイ グループ メンバがアクティブになり、それまでのアクティブ グループ メンバがスタンバイ メンバになります。


 

関連トピック

「ACE の冗長性の概要」

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」

ACE ハイ アベイラビリティ グループの削除


) この機能は、Admin コンテキストだけで使用できます。


ACE Appliance Device Manager からハイ アベイラビリティ グループを削除する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [High Availability (HA)] > [Setup] の順に選択します。[ACE HA Management] 画面がコンテンツ エリアの上部に、[ACE HA Group] テーブルが下部に表示されます。

ステップ 2 [ACE HA Group] テーブルで、削除するハイ アベイラビリティ グループを選択して [Delete] をクリックします。削除の確認を求めるメッセージが表示されます。

ステップ 3 次のいずれかをクリックします。

[Deploy Now] :ハイ アベイラビリティ グループを削除して、[ACE HA Group] テーブルに戻ります。選択したグループが表示されなくなります。

[Cancel] :ハイ アベイラビリティ グループを削除しないでこの手順を終了し、[ACE HA Group] テーブルに戻ります。


 

関連トピック

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」

ハイ アベイラビリティ トラッキングおよび障害検出の概要

障害のトラッキングおよび検出によって、条件を満たすと同時にスイッチオーバーが行われます(「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」を参照)。ACE Appliance Device Manager を使用すると、次の障害のトラッキングおよび検出が可能です。

ホスト:「ハイ アベイラビリティ対応ホストのトラッキング」を参照してください。

インターフェイス:「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」を参照してください。

FT グループのアクティブ メンバが応答しなくなると、次の動作が発生します。

1. アクティブ メンバのプライオリティが 10 だけ引き下げられます。

2. その結果、プライオリティ値がスタンバイ メンバのプライオリティ値より小さくなった場合は、アクティブ メンバのスイッチオーバーが発生し、スタンバイ メンバが新しいアクティブ メンバになります。すべてのアクティブ フローは途切れることなく続きます。

3. 障害メンバが元に戻ると、プライオリティが 10 だけ引き上げられます。

4. その結果、プライオリティ値が現在アクティブなメンバのプライオリティ値を上回った場合は、再びスイッチオーバーが発生し、元のアクティブ メンバにフローが戻ります。


) ユーザ コンテキストで ACE Applianceが認めるスイッチオーバーは、そのコンテキストに所属している FT グループのスイッチオーバーだけです。Admin コンテキストの場合、ACE Applianceはアプライアンス上で設定されているすべてのコンテキストのすべての FT グループに対して、スイッチオーバーを認めます。


関連トピック

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」

「ハイ アベイラビリティ対応ホストのトラッキング」

ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング

VLAN インターフェイスのトラッキングおよび障害検出プロセスを設定する手順は、次のとおりです。


) ある仮想コンテキストが Standby Hot ステート、または Standby Warm ステート(「ハイ アベイラビリティ ポーリング」を参照)である場合、この仮想コンテキストは ACE ピアから設定変更を受け取る可能性があります。Device Manager の GUI が変更されることはありません。結果として、ACE Appliance の Device Manager の GUI は、CLI 設定と同期しなくなります。トラッキングおよび障害検出プロセスを使用して、スタンバイ仮想コンテキストで設定をチェックする必要がある場合は、設定値をチェックする前に、まず、[CLI Sync] または [CLI Sync All] ボタンを使用して、手動で同期を実行することをお勧めします。


手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [HA Tracking And Failure Detection] > [Interfaces] の順に選択します。[Track Interface] テーブルが表示されます。

ステップ 2 [Add] をクリックして新しいトラッキング プロセスをこのテーブルに追加するか、または既存のエントリを選択し、 [Edit] をクリックして変更します。[Track Interface] 設定画面が表示されます。

ステップ 3 [Track Object Name] フィールドに、トラッキング プロセスの固有識別子を入力します。有効な値は、スペースを含まない引用符抜きの英数字です(最大 64 文字)。

ステップ 4 [Priority] フィールドに、アクティブ メンバのインターフェイスのプライオリティを入力します。有効な入力は 1 ~ 255 の整数で、値が大きいほどプライオリティが高くなります。このフィールドおよび [Interface Peer Priority] フィールド(ステップ 6 を参照)に入力する値は、スイッチオーバーの発生ポイントを表します。トラッキング対象のインターフェイスが停止すると、FT グループのプライオリティがこの [Priority] フィールドで入力した値だけ引き下げられます。アクティブ メンバの FT グループのプライオリティがスタンバイ メンバのプライオリティを下回ると、スイッチオーバーが発生します。

ステップ 5 [VLAN Interface] フィールドで、アクティブ メンバにトラッキングさせ FT VLAN を選択します。

ステップ 6 [Interface Peer Priority] フィールドに、スタンバイ メンバのインターフェイスのプライオリティを入力します。有効な入力は 1 ~ 255 の整数で、値が大きいほどプライオリティが高くなります。このフィールドおよび [Priority] フィールド(ステップ 4 を参照)に入力する値は、スイッチオーバーの発生ポイントを表します。トラッキング対象のインターフェイスが停止すると、FT グループのプライオリティがこの [Interface Peer Priority] フィールドで入力した値だけ引き下げられます。アクティブ メンバの FT グループのプライオリティがスタンバイ メンバのプライオリティを下回ると、スイッチオーバーが発生します。

ステップ 7 [Peer VLAN Interface] フィールドに、スタンバイ メンバにトラッキングさせる既存の FT VLAN の識別子を入力します。有効な入力は 1 ~ 4096 の整数です。

ステップ 8 次のいずれかをクリックします。

[Deploy Now] :入力を保存して [Track Interface] テーブルに戻ります。

[Cancel] :入力を保存しないでこの手順を終了し、[Track Interface] テーブルに戻ります。

[Next] :入力を保存し、[Track Interface] テーブルで次のエントリを設定します。


 

関連トピック

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

「ハイ アベイラビリティ対応ホストのトラッキング」

ハイ アベイラビリティ対応ホストのトラッキング

ゲートウェイまたはホストのトラッキングおよび障害検出プロセスを設定する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [HA Tracking And Failure Detection] > [Hosts] の順に選択します。[Track Host] テーブルが表示されます。

ステップ 2 [Add] をクリックして新しいトラッキング プロセスをテーブルに追加するか、または既存のエントリを選択し、 [Edit] をクリックして変更します。[Track Host] 設定画面が表示されます。

ステップ 3 [Track Object Name] フィールドに、トラッキング プロセスの固有識別子を入力します。有効な値は、スペースを含まない引用符抜きの英数字です(最大 64 文字)。

ステップ 4 [Track Host/IP Address] フィールドに、ハイ アベイラビリティ グループのアクティブ メンバにトラッキングさせるゲートウェイまたはホストの IP アドレスを入力します。ドット付き 10 進形式で IP アドレスを入力します(例:192.168.11.2)。

ステップ 5 [Priority] フィールドに、アクティブ メンバから送信するプローブのプライオリティを入力します。有効な入力は 1 ~ 255 の整数です。値が大きいほどプライオリティが高くなります。プローブがトラッキングするホストの総体的な重要性に基づいて、プライオリティ値を割り当てます。プローブが停止すると、ACE Applianceがアクティブ メンバの FT グループのプライオリティを [Priority] フィールドの値だけ引き下げます。

ステップ 6 [Peer Host/IP Address] フィールドに、スタンバイ メンバにトラッキングさせるホストの IP アドレスまたはホスト名を入力します。ドット付き 10 進表記で IP アドレスを入力します(例:192.168.11.2)。

ステップ 7 [Peer Priority] フィールドに、スタンバイ メンバから送信するプローブのプライオリティを入力します。有効な入力は 1 ~ 255 の整数です。値が大きいほどプライオリティが高くなります。プローブがトラッキングするホストの総体的な重要性に基づいて、プライオリティ値を割り当てます。プローブが停止すると、ACE Applianceがスタンバイ メンバの FT グループのプライオリティを [Priority] フィールドの値だけ引き下げます。

ステップ 8 次のいずれかをクリックします。

[Deploy Now] :入力を保存し、ホスト トラッキング プローブの設定作業を続けます。「ホスト トラッキング プローブの設定」 を参照してください。

[Cancel] :入力を保存しないでこの手順を終了し、[Track Host] テーブルに戻ります。

[Next] :入力を保存し、次のトラッキング プロセスを設定します。


 

関連トピック

「ホスト トラッキング プローブの設定」

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」

ホスト トラッキング プローブの設定

アクティブなハイ アベイラビリティ グループ メンバにプローブを設定して、ゲートウェイまたはホストの状態をトラッキングする手順は、次のとおりです

前提

ハイ アベイラビリティ用のホスト トラッキング プロセスを 1 つ以上設定しておく必要があります(「ハイ アベイラビリティ対応ホストのトラッキング」を参照)。

ヘルス モニタリング プローブを 1 つ以上設定しておく必要があります(「実サーバに対するヘルス モニタリングの設定」を参照)。

手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [HA Tracking And Failure Detection] > [Hosts] の順に選択します。[Track Host] テーブルが表示されます。

ステップ 2 プローブを設定するトラッキング プロセスを選択し、さらに [Track Host Probe] タブを選択します。[Track Host Probe] テーブルが表示されます。

ステップ 3 [Track Host Probe] テーブルで、 [Add] をクリックしてホスト トラッキング プローブを追加するか、または既存のホスト トラッキング プローブを選択し、 [Edit] をクリックして変更します。[Track Host Probe] 設定画面が表示されます。

ステップ 4 [Probe Name] フィールドで、ホスト トラッキング プロセスに使用するプローブの名前を選択します。

ステップ 5 [Priority] フィールドに、ハイ アベイラビリティ グループのアクティブ メンバにトラッキングさせるホストのプライオリティを入力します。有効な入力は 1 ~ 255 の整数で、値が大きいほどプライオリティが高くなります。プローブがトラッキングするゲートウェイまたはホストの総体的な重要性に基づいて、プライオリティ値を割り当てます。ホストが停止すると、ACE Applianceがアクティブ メンバのハイ アベイラビリティ グループのプライオリティをこの [Priority] フィールドの値だけ引き下げます。その結果、アクティブ メンバのハイ アベイラビリティ グループのプライオリティがスタンバイ メンバのハイ アベイラビリティ グループのプライオリティを下回ると、スイッチオーバーが発生します。

ステップ 6 次のいずれかをクリックします。

[Deploy Now] :入力を保存して [Track Host Probe] テーブルに戻ります。追加したプローブがテーブルに含まれています。

[Cancel] :入力を保存しないでこの手順を終了し、[Track Host Probe] テーブルに戻ります。

[Next] :入力を保存し、次のホスト トラッキング プローブを設定します。


 

関連トピック

「ピア ホスト トラッキング プローブの設定」

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」

ホスト トラッキング プローブの削除

ハイ アベイラビリティ ホスト トラッキング プローブを削除する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [HA Tracking And Failure Detection] > [Hosts] の順に選択します。[Track Host] テーブルが表示されます。

ステップ 2 変更するトラッキング プロセスを選択し、さらに [Track Host Probe] タブを選択します。[Track Host Probe] テーブルが表示されます。

ステップ 3 [Track Host] テーブルで、削除するプローブを選択し、 [Delete] をクリックします。プローブが削除され、削除したプローブを含めずに、[Track Host Probe] テーブルがリフレッシュされます。


 

関連トピック

「ピア ホスト トラッキング プローブの設定」

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」

ピア ホスト トラッキング プローブの設定

ハイ アベイラビリティ グループのスタンバイ メンバにプローブを設定して、ゲートウェイまたはホストの状態をトラッキングする手順は、次のとおりです。

前提

ハイ アベイラビリティ用のホスト トラッキング プロセスを 1 つ以上設定しておく必要があります(「ハイ アベイラビリティ対応ホストのトラッキング」を参照)。

ヘルス モニタリング プローブを 1 つ以上設定しておく必要があります(「実サーバに対するヘルス モニタリングの設定」を参照)。

手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [HA Tracking And Failure Detection] > [Hosts] の順に選択します。[Track Host] テーブルが表示されます。

ステップ 2 変更するトラッキング プロセスを選択し、さらに [Peer Track Host Probe] タブを選択します。[Peer Track Host Probes] テーブルが表示されます。

ステップ 3 [Peer Track Host Probes] テーブルで、 [Add] をクリックしてピア ホスト トラッキング プローブを追加するか、または既存のピア ホスト トラッキング プローブを選択し、 [Edit] をクリックして変更します。[Peer Track Host Probes] 設定画面が表示されます。

ステップ 4 [Probe Name] フィールドで、ピア ホスト トラッキング プロセスに使用するプローブの名前を選択します。

ステップ 5 [Priority] フィールドに、ハイ アベイラビリティ グループのスタンバイ メンバにトラッキングさせるホストのプライオリティを入力します。有効な入力は 1 ~ 255 の整数で、値が大きいほどプライオリティが高くなります。プローブがトラッキングするゲートウェイまたはホストの総体的な重要性に基づいて、プライオリティ値を割り当てます。ホストが停止すると、ACE Applianceがスタンバイ メンバのハイ アベイラビリティ グループのプライオリティをこの [Priority] フィールドの値だけ引き下げます。

ステップ 6 次のいずれかをクリックします。

[Deploy Now] :入力を保存して [Peer Track Host Probes] テーブルに戻ります。追加したプローブがテーブルに含まれています。

[Cancel] :入力を保存しないでこの手順を終了し、[Peer Track Host Probes] テーブルに戻ります。

[Next] :入力を保存し、次のピア ホスト トラッキング プローブを設定します。


 

関連トピック

「ホスト トラッキング プローブの設定」

「ハイ アベイラビリティ ピアの設定」

「ACE ハイ アベイラビリティ グループの設定」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」

ピア ホスト トラッキング プローブの削除

ハイ アベイラビリティ ピア ホスト トラッキング プローブを削除する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [Config] > [Virtual Contexts] > [HA Tracking And Failure Detection] > [Hosts] の順に選択します。[Track Host] テーブルが表示されます。

ステップ 2 変更するトラッキング プロセスを選択し、さらに [Peer Track Host Probe] タブを選択します。[Peer Track Host Probes] テーブルが表示されます。

ステップ 3 [Peer Track Host Probes] テーブルで、削除するプローブを選択し、 [Delete] をクリックします。プローブが削除され、削除したプローブを含めずに、[Peer Track Host Probes] テーブルがリフレッシュされます。


 

関連トピック

「ピア ホスト トラッキング プローブの設定」

「ホスト トラッキング プローブの設定」

「ハイ アベイラビリティ対応 VLAN インターフェイスのトラッキング」