Multiple Vulnerabilities in Cisco TelePresence TC and TE Software

2015 年 5 月 21 日 - ライター翻訳版
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Advisory ID:cisco-sa-20150513-tc

http://tools.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20150513-tc

日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。

Revision 1.0

For Public Release 2015 May 13 16:00 UTC (GMT)

関連資料:

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要約

Cisco TelePresence System TC および TE ソフトウェアには、次の脆弱性が存在します。

  • Cisco TelePresence TC and TE Software Authentication Bypass Vulnerability
  • Cisco TelePresence TC and TE Software Crafted Packets Denial of Service Vulnerability

Cisco TelePresence TC and TE Software Authentication Bypass Vulnerability の不正利用が成功すると、攻撃者はシステム認証をバイパスし、root ユーザ特権を使用してデバイスにアクセスする可能性があります。

Cisco TelePresence TC and TE Software Crafted Packets Denial of Service Vulnerability の不正利用が成功すると、攻撃者は複数のプロセスを再起動し、該当システムのリロードをトリガーする可能性があります。

シスコはこれらの脆弱性に対応するための無償ソフトウェア アップデートを提供しています。これらの脆弱性を軽減する回避策はありません。このアドバイザリは、次のリンクで確認できます。
http://tools.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20150513-tc

該当製品

脆弱性が認められる製品

以下の製品で脆弱性が存在するバージョンのソフトウェアを実行している場合、影響を受けます。

  • Cisco TelePresence MX シリーズ
  • Cisco TelePresence System EX Series
  • Cisco TelePresence Integrator C Series
  • Cisco TelePresence Profiles Series
  • Cisco TelePresence Quick Set Series
  • Cisco TelePresence System T シリーズ
  • Cisco TelePresence VX Clinical Assistant

:Cisco TelePresence TE ソフトウェアは、Cisco TelePresence System EX シリーズ デバイスで実行している場合に限り、この脆弱性の影響を受けます。

Cisco TelePresence System T シリーズで使用可能な修正はありません。
Cisco TelePresence System T シリーズはサポートを終了しています。Cisco TelePresence System T シリーズをご利用のお客様は、シスコの担当者に連絡して利用可能な代替製品についてお尋ねください。

脆弱性が認められない製品

他のシスコ製品においてこのアドバイザリの影響を受けるものは、現在確認されていません。

詳細

Cisco TelePresence TC and TE Software Authentication Bypass Vulnerability

Cisco TelePresence TC および TE ソフトウェアの認証コードの脆弱性により、認証されていない攻撃者に対して、ブロードキャスト ドメインまたはコリジョン ドメインでの許可、あるいはシステムへの物理アクセスの許可を与え、認証をバイパスして該当システムへの root ユーザ アクセス権の取得ができるようになる可能性があります。

この脆弱性は、内部サービスの認証および認可コントロールの不適切な実装に起因します。攻撃者はこの脆弱性を不正利用して、該当サービスに接続する可能性があります。

この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCub67651登録ユーザ専用)として文書化され、Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)ID として CVE-2014-2174 が割り当てられています。


Cisco TelePresence TC and TE Software Crafted Packets Denial of Service Vulnerability

Cisco TelePresence TC および TE ソフトウェアのネットワーク ドライバの脆弱性により、認証されていないリモート攻撃者は複数のプロセスを再起動し、該当システムのリロードを引き起こす可能性があります。

この脆弱性は、フラッディング コントロールの不十分な実装に起因します。攻撃者はこの脆弱性を不正利用して、巧妙に細工された IP パケットを大量に送信する可能性があります。

この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCuj68952登録ユーザ専用)として文書化され、CVE ID CVE-2015-0722 が割り当てられています。

脆弱性スコア詳細

シスコはこのアドバイザリでの脆弱性に対して Common Vulnerability Scoring System(CVSS)に基づいたスコアを提供しています。本セキュリティ アドバイザリでの CVSS スコアは、CVSS バージョン 2.0 に基づいています。

CVSS は、脆弱性の重要度を示唆するもので、緊急性および対応の優先度を決定する組織の手助けとなる標準ベースの評価法です。

シスコでは、基本評価スコア(Base Score)および現状評価スコア(Temporal Score)を提供しています。お客様はこれらを用いて環境評価スコア(Environmental Score)を算出し、自身のネットワークにおける脆弱性の影響度を知ることができます。

シスコは次のリンクで CVSS に関する追加情報を提供しています。

http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/cvss-qandas.html

またシスコでは、各ネットワークにおける環境影響度を算出する CVSS 計算ツールを次のリンクで提供しています。

http://tools.cisco.com/security/center/cvssCalculator.x



CSCub67651 - Cisco TelePresence TC and TE Software Authentication Bypass Vulnerability

Calculate the environmental score of CSCub67651

CVSS Base Score - 8.3

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Adjacent Network

Low

None

Complete

Complete

Complete

CVSS Temporal Score - 6.9

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed




CSCuj68952 - Cisco TelePresence TC and TE Software Crafted Packets Denial of Service Vulnerability

Calculate the environmental score of CSCuj68952

CVSS Base Score - 7.8

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

None

None

Complete

CVSS Temporal Score - 6.4

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed


影響

Cisco TelePresence TC and TE Software Authentication Bypass Vulnerability の不正利用が成功すると、攻撃者はシステム認証をバイパスし、root ユーザ特権を使用してデバイスにアクセスする可能性があります。

Cisco TelePresence TC and TE Software Crafted Packets Denial of Service Vulnerability の不正利用が成功すると、攻撃者は複数のプロセスを再起動し、該当システムのリロードをトリガーする可能性があります。

ソフトウェア バージョンおよび修正

ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt/ の Cisco Security Advisories, Responses, and Alerts アーカイブや、後続のアドバイザリを参照して侵害の可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。

いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンス プロバイダーにお問い合わせください。

Cisco TelePresence System T シリーズで使用可能な修正はありません。
Cisco TelePresence System T シリーズはサポートを終了しています。Cisco TelePresence System T シリーズをご利用のお客様は、シスコの担当者に連絡して利用可能な代替製品についてお尋ねください。

Cisco TelePresence TC and TE Software Authentication Bypass Vulnerability は、Cisco TelePresence TC リリース 7.1 以降では修正されています。Cisco TelePresence TE ソフトウェアには修正はありません。Cisco TelePresence TE ソフトウェアを実行しているお客様は、Cisco TelePresence TC リリース 7.1 以降へのアップグレードが必要です。

Cisco TelePresence TC and TE Software Crafted Packets Denial of Service Vulnerability は、Cisco TelePresence TC リリース 7.3.2 以降では修正されています。Cisco TelePresence TE ソフトウェアには修正はありません。Cisco TelePresence TE ソフトウェアを実行しているお客様は、Cisco TelePresence TC リリース 7.3.2 以降へのアップグレードが必要です。

Cisco TelePresence TC リリース 7.3.2 には、本アドバイザリに記載されている両方の脆弱性に対する修正が組み込まれています。

回避策

これらの脆弱性を軽減する回避策はありません。

修正済みソフトウェアの入手

シスコはこのアドバイザリに記載された脆弱性に対処する無償のソフトウェア アップデートを提供しています。ソフトウェアの導入を行う前に、お客様のメンテナンス プロバイダーにご相談いただくか、ソフトウェアのフィーチャ セットの互換性およびお客様のネットワーク環境の特有の問題をご確認ください。

お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ご購入いただいたフィーチャ セットに対してのみとなります。そのようなソフトウェア アップグレードをインストール、ダウンロード、アクセスまたはその他の方法で使用した場合、お客様は http://www.cisco.com/en/US/docs/general/warranty/English/EU1KEN_.html に記載のシスコのソフトウェア ライセンスの条項に従うことに同意したことになります。

サービス契約をご利用のお客様

サービス契約をご利用のお客様は、通常のアップデート チャネルからアップグレード ソフトウェアを入手してください。ほとんどのお客様は、Cisco.com の Software Navigator からアップグレードを入手することができます。http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html

サードパーティのサポート会社をご利用のお客様

シスコ パートナー、正規販売代理店、サービス プロバイダーなど、サードパーティのサポート会社と以前に契約していたか、または現在契約しており、その会社からシスコ製品の提供または保守を受けているお客様は、該当するサポート会社に連絡し、正しい処置についてのサポートを受けてください。

回避策や修正の効果は、使用している製品、ネットワーク トポロジー、トラフィックの性質や組織の目的などに関するお客様の状況によって異なります。影響を受ける製品やリリースは多種多様であるため、回避策を実施する前に、対象ネットワークで適用する回避策または修正が最適であることを、お客様のサービス プロバイダーやサポート会社にご確認ください。

サービス契約をご利用でないお客様

シスコから製品を直接購入したもののシスコのサービス契約をご利用いただいていない場合、または、シスコ認定パートナー、リセラー、およびディストリビュータ(認定サードパーティ ベンダー)から購入したものの修正済みソフトウェアを購入先から入手できない場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してアップグレード ソフトウェアを入手してください。

  • +1 800 553 2447(北米からの無料通話)
  • +1 408 526 7209(北米以外からの有料通話)
  • E メール:tac@cisco.com

無償アップグレードの対象製品であることを証明していただくために、製品のシリアル番号と、本アドバイザリの URL をご用意ください。サービス契約をご利用でないお客様は TAC に無償アップグレードをリクエストしてください。

さまざまな言語向けの各地の電話番号、説明、電子メール アドレスなどの、この他の TAC の連絡先情報については、シスコ ワールドワイドお問い合わせ先(http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html)を参照してください。

不正利用事例と公式発表

Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)では、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例とその公表は確認しておりません。

本アドバイザリに記載されている両方の脆弱性は、内部のテストと製品セキュリティ レビューで見つかりました。

この通知のステータス:FINAL

本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証を示唆するものでもありません。本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。またシスコはいつでも本ドキュメントの変更や更新を実施する権利を有します。

後述する情報配信の URL を省略し、本アドバイザリの記述内容に関して単独の転載や意訳を実施した場合には、事実誤認ないし重要な情報の欠落を含む統制不可能な情報の伝搬が行われる可能性があります。


情報配信

このアドバイザリは次のリンクにある Cisco Security に掲載されます。

http://tools.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20150513-tc

また、このアドバイザリのテキスト版が Cisco PSIRT PGP キーによるクリア署名つきで次の E メールで配信されています。

  • cust-security-announce@cisco.com
  • first-bulletins@lists.first.org
  • bugtraq@securityfocus.com
  • vulnwatch@vulnwatch.org
  • cisco@spot.colorado.edu
  • cisco-nsp@puck.nether.net
  • fulldisclosure@seclists.org

本アドバイザリに関する今後の更新は Cisco.com に掲載されますが、メーリング リストで配信されるとは限りません。更新内容については、本アドバイザリの URL でご確認ください。

今後のドキュメントや関連コンテンツの入手手順については、Security Vulnerability PolicyReceiving Security Vulnerability Information from Cisco を参照してください。


更新履歴

Revision 1.0 2015-May-13 Initial public release.

シスコ セキュリティ手順

シスコ製品におけるセキュリティの脆弱性の報告、セキュリティ事故に関するサポート、およびシスコからセキュリティ情報を入手するための登録方法の詳細については、Cisco.com の http://www.cisco.com/web/about/security/psirt/security_vulnerability_policy.html を参照してください。この Web ページには、Cisco Security Advisory に関してメディアが問い合わせる際の指示が掲載されています。すべてのシスコ セキュリティ アドバイザリは、http://www.cisco.com/go/psirt/ で確認することができます。