音声とユニファイド コミュニケーション : Cisco Unified Presence Version 7.0

Cisco Unified Presence Server と Cisco Unified Communications Manager の統合

2014 年 4 月 9 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2013 年 11 月 25 日) | フィードバック

概要

このドキュメントでは、Cisco Unified Presence Server(CUPS)と Cisco Unified Communications Manager(CUCM)を統合するための設定例を説明します。

前提条件

要件

この設定を行う前に、次の要件が満たされていることを確認します。

  • Cisco Unified Communications Manager が稼働中であることを確認します。

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。

  • Cisco Unified Communications Manager 8.x

  • Microsoft Active Directory 2008

  • Cisco Unified Presence Server 8.x

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

Cisco Unified Personal Communicator CUPS の設定

CUPS との統合の前に、次に示す手順を CUCM で実行する必要があります。

  • Cisco Unified Communications Manager で、次のユーザおよびデバイス設定が完了していることを確認します。

    1. CUCM を LDAP ディレクトリと統合します。

    2. LDAP ユーザをユーザ グループに追加します。

    3. アプリケーション サーバとしての CUPS

    4. Presence Service パラメータを設定します。

    5. Cisco Unified Communications Manager で SIP トランクを設定します。

    6. Cisco Unified Presence の SIP トランクを設定します。

    7. ユーザ クレデンシャル ポリシーの修正

    8. 必要なサービスが Cisco Unified Communications Manager で実行されていることを確認します。

    9. エンド ユーザ管理

    10. Cisco Unified Communications Manager で Cisco Unified Personal Communicator を設定します。

    11. Cisco Unified Communications Manager でライセンス機能を割り当てます。

    12. Cisco IP PhoneMessenger をアプリケーション ユーザとして設定します。

    13. CtiGW アプリケーション ユーザの追加

    14. 標準の AXL アクセス ロールが有効なアプリケーション ユーザをグループに追加します。

LDAP ディレクトリの統合

Cisco Unified Presence は次の LDAP ディレクトリ サーバと統合されます。

  • Microsoft Active Directory 2000、2003、および 2008

  • Netscape Directory Server

  • Sun ONE Directory Server 5.2

  • OpenLDAP

この例では、Microsoft Active Directory 2008 を使用しています。

注:Cisco Unified Communications Manager 8.x を Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)と同期する方法については、『Cisco Unified Communications Manager 8.x と Active Directory の統合』を参照してください。

ユーザ グループへの LDAP ユーザの追加

LDAP ユーザが CUCM にログインできるようにするには、ユーザを標準の CCM エンド ユーザ グループに追加する必要があります。次の手順を実行します。

  1. [Cisco Unified Communications Manager Administration] > [User Management] > [User Group] の順に移動します。

  2. [Standard CCM End Users] グループを選択します。

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  3. [Add End Users to Group] をクリックし、このグループに追加するユーザのチェックボックスを選択します。

    cups-integrate-cucm-02.gif

  4. 同じように前述の手順を実行して、エンド ユーザを [Standard CTI Enabled Group] に追加します。

アプリケーション サーバとしての CUPS

次の手順を実行して、Cisco Unified Communications Manager で Cisco Unified Presence をアプリケーション サーバとして追加します。

  1. [Cisco Unified Communications Manager Administration] > [System] > [Application Server] の順に移動します。

  2. [Add New] をクリックします。

  3. ドロップダウン メニューから [Cisco Unified Presence Server] を選択して、[Next] をクリックします。

  4. [Name] には、CUPS のインストール時に付けたホスト名を、[URL] には CUPS サーバに割り当てられている IP アドレスを設定します。

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Presence Service パラメータの設定

プレゼンス グループ間登録パラメータを有効にして、1 つのプレゼンス グループのユーザを、別のプレゼンス グループのユーザのアベイラビリティ情報に登録できるようにします。

  1. [Cisco Unified Communications Manager Administration] > [System] > [Service Parameters] の順に移動します。

  2. [Server] メニューから [Cisco Unified Communications Manager server] を選択します。

  3. [Service] メニューから [Cisco CallManager] を選択します。

  4. [Clusterwide Parameters (System - Presence)] セクションで [Default Inter-Presence Group Subscription] に [Allow Subscription] を選択します。

    cups-integrate-cucm-04.gif

  5. [Save] をクリックします。

CUCM での SIP トランクの設定

次の手順を実行して、Cisco Unified Communications Manager で SIP トランクを設定します。

  1. [Cisco Unified Communications Manager Administration] > [System] > [Security] > [SIP Trunk Security Profile] の順に移動します。

  2. [Find] をクリックします。

  3. [Non Secure SIP Trunk Profile] を選択します。

  4. [Device Security Mode] の設定が [Non Secure] であることを確認します。

  5. [Incoming Transport Type] の設定が [TCP+UDP] であることを確認します。

  6. [Outgoing Transport Type] の設定が [TCP] であることを確認します。

  7. 次の項目をオンにして有効にします。

    • Accept Presence Subscription

    • Accept Out-of-Dialog REFER

    • Accept Unsolicited Notification

    • Accept Replaces Header

    cups-integrate-cucm-05.gif

  8. [Save] をクリックします。

Cisco Unified Presence の SIP トランクの設定

Cisco Unified Communications Manager クラスタと Cisco Unified Presence クラスタの間に SIP トランクを 1 つのみ設定します。

  1. [Cisco Unified Communications Manager Administration] > [Device] > [Trunk] の順に移動します。

  2. [Add New] をクリックします。

  3. [Trunk Type] メニューから [SIP Trunk] を選択します。

  4. [Device Protocol] メニューから [SIP] を選択します。

  5. [Trunk Service Type] に [None] を選択します。

  6. [Next] をクリックします。

  7. [Device Name] に「CUPS-SIP-Trunk」と入力します。

  8. [Device Pool] メニューからデバイス プールを選択します。

  9. ウィンドウの下部にある [SIP Information] セクションで次の値を設定します。

    1. [Destination Address] フィールドに、ドットで区切られた IP アドレス、FQDN(完全修飾ドメイン名)、または Cisco Unified Presence Server の DNS SRV レコードを入力します。

      注:[Destination Address] の値に DNS SRV レコードを設定した場合は、[Destination Address is an SRV] にチェックマークを入れます。

    2. [Destination Port] に「5060」と入力します。

    3. [SIP Trunk Security Profile] メニューから [Non Secure SIP Trunk Profile] を選択します。

    4. [SIP Profile] メニューから [Standard SIP Profile] を選択します。

    cups-integrate-cucm-06.gif

  10. [Save] をクリックします。

SIP トランクを設定したら、[Cisco Unified Communications Manager Administration] > [System] > [Service Parameters] の順に選択して、Cisco Unified Communications Manager でその SIP トランクを CUP PUBLISH トランクとして割り当てる必要があります。

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ユーザ クレデンシャル ポリシーの修正

ユーザのクレデンシャル ポリシーの有効期限を設定する必要があります。クレデンシャル ポリシーに有効期限を必要としないユーザ タイプは、アプリケーション ユーザのみです。

  1. [Cisco Unified Communications Manager Administration] > [User Management] > [Credential Policy Default] の順に移動します。

  2. [Credential Type] が [PIN] の [End user] に対する [Default Credential Policy] をクリックします。

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  3. [Does Not Expire] チェックボックスにチェックマークを入れます。

    cups-integrate-cucm-09.gif

注:同じように、[Credential Type] が [Password] の [End user] に対する [Default Credential Policy] についても、手順 2 と 3 を繰り返します。

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必要なサービスが CUCM で実行されていることの確認

CUCM で次のサービスがアクティブになっており、実行されていることを確認します。

  1. Cisco Unified Communications Manager から、[Cisco Unified Serviceability] > [Tools] > [Control Center - Feature Services] の順に移動します。

  2. [Server] メニューから [Cisco Unified Communications Manager server] を選択します。

  3. 次のサービスが実行されていることを確認します。

    • Cisco CallManager

    • Cisco TFTP(Cisco Unified Personal Communicator ソフトフォンを導入している場合)

    • Cisco CTIManager(Cisco Unified Personal Communicator をデスクフォン制御モードで導入している場合)

    • Cisco AXL Web Service(Cisco Unified Presence と Cisco Unified Communications Manager 間のデータ同期用)

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エンド ユーザ管理

IP フォンをエンド ユーザに関連付けます。

  1. [Cisco Unified Communications Manager Administration] > [User Management] > [End User] の順に移動します。

  2. ユーザをクリックします。

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  3. [Device Association] ボタンをクリックします。

  4. ユーザに関連付ける電話の隣にあるチェックボックスにチェックマークを入れ、[SaveSelected/Changes] をクリックします。

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  5. ユーザの [Primary Extension] を選択します。

    cups-integrate-cucm-14.gif

CUCM での CUPC の設定

Cisco Unified Personal Communicator ソフトフォン機能を有効にするには、ユーザごとに新しいソフトフォン デバイスを作成する必要があります。

  1. [Cisco Unified Communications Manager Administration] > [Device] > [Phone] の順に移動します。

  2. [Add New] をクリックします。

  3. [Phone Type] メニューから [Cisco Unified Personal Communicator] を選択します。

    cups-integrate-cucm-15.gif

  4. [Next] をクリックします。

  5. 次の情報を設定します。

    [Device Name] フィールドにソフトフォン デバイス名を指定します。名前は次のようにします:UPC<userid>

  6. [Description] フィールドに電話のわかりやすい名前を入力します。

  7. [Device Pool] リストから [Default] を選択します。

  8. [Phone Button Template] リストから [Standard Client Services Framework] を選択します。

  9. [Owner User ID] メニューから [user ID] を選択します。

  10. [Primary Phone] から、Cisco Unified Personal Communicator に関連付ける Cisco Unified IP Phone のデバイス名を選択します。

  11. [Allow Control of Device from CTI] にチェックマークを入れて、CTI がこのデバイスを制御およびモニタできるようにします。

  12. [Protocol Specific Information] セクションに、次に示すように情報を入力します。

    cups-integrate-cucm-16.gif

  13. [Save] をクリックします。

  14. ウィンドウの左側に表示される [Association Information] セクションで [Add a New DN link] を選択します。

  15. 次の情報を設定します。

    1. Cisco Unified Personal Communicator のディレクトリ番号とルート パーティションを入力します。

      Cisco Unified Personal Communicator に設定されているディレクトリ番号と、Cisco Unified IP Phone に設定されているディレクトリ番号が同一である必要があります。ディレクトリ番号はパーティションとともに設定され、Cisco Unified Personal Communicator と Cisco Unified IP Phone にディレクトリ番号を割り当てる必要があります。この設定により、Cisco Unified Personal Communicator は、このユーザの Cisco Unified IP Phone と回線を共有することができます。

    2. [Device Device-Name] セクションの回線 1 の [Display (Internal Caller ID)] に発信者 ID を入力します。

    3. [Multiple Call/Call Waiting] セクションの [Maximum Number of Calls] フィールドには、Cisco Unified Personal Communicator に提示できるコールの最大数を指定します。

    4. [Multiple Call/Call Waiting] セクションの [Busy Trigger] フィールドには、実行されると着信コールがビジー信号を受け取るようになるトリガーを指定します。

CUCM でのライセンス機能の割り当て

次の手順を使用して、Cisco Unified Presence および Cisco Unified Personal Communicator の機能をユーザに割り当てます。

  1. [Cisco Unified Communications Manager Administration] > [System] > [Licensing] > [Capabilities Assignment] の順に移動します。

  2. [Find] をクリックします。

  3. 必要に応じてユーザをチェックします。

  4. [Bulk Assignment] をクリックします。

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  5. [Enable CUP] にチェックマークを入れて、Cisco Unified Presence の機能を有効にします。

  6. [Enable CUPC] にチェックマークを入れて、Cisco Unified Personal Communicator の機能を有効にします。

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  7. [Save] をクリックします。

アプリケーション ユーザとしての Cisco IP PhoneMessenger の設定

PhoneMessenger をアプリケーション ユーザとして追加します。

  1. [Cisco Unified Communications Manager Administration] > [User Management] > [Application User] の順に移動します。

  2. [Add New] をクリックします。

  3. [User ID] フィールドにアプリケーション ユーザ名(たとえば「PhoneMessenger」など)を入力します。

  4. このアプリケーション ユーザのパスワードを入力し、パスワードを確認します。

    注:Cisco Unified Presence Server の設定のためにこのパスワードを覚えておいてください。

  5. アプリケーション ユーザによって制御するデバイスを選択します。

  6. [Save] をクリックします。

CtiGW アプリケーション ユーザの追加

[Cisco Unified CallManager Administration] ウィンドウから、CtiGW アプリケーション ユーザを追加します。

  1. [Cisco Unified Communications Manager Administration] > [User Management] > [Application User] の順に移動します。

  2. [Add New] をクリックします。

  3. [User ID] フィールドに、「CtiGW」と入力します。

  4. このアプリケーション ユーザのパスワードを入力し、パスワードを確認します。

  5. 使用可能なデバイスのリストから、制御するデバイスを選択します。

  6. [Save] をクリックします。

  7. CtiGW アプリケーション ユーザを [Standard CTI Enabled] および [Standard CTI Allow Control of All Devices] ユーザ グループに追加します。

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標準の AXL アクセス ロールが有効なアプリケーション ユーザの追加

Cisco Unified Presence Server は AXL SOAP を使用して、Cisco Unified CallManager データベースにアクセスします。標準の AXL API アクセス ロールがデフォルトで有効になっている CCMAdministrator アプリケーション ユーザを使用できます。このためには、新しいユーザ グループを作成して、アプリケーション ユーザをそのグループに追加する必要があります。この作業を行うには、次の手順を実行します。

  1. [Cisco Unified Communications Manager Administration] > [User Management] > [User Group] の順に移動します。

    [Find and List User Groups] ウィンドウが表示されます。

  2. [Add New] をクリックします。

  3. 新しいユーザ グループの名前(たとえば「group_AXLaccess」など)を入力して、[Save] をクリックします。

  4. [Add Application Users to Group] をクリックします。

  5. 作成したアプリケーション ユーザ名を選択し、[Add Selected] をクリックします。

  6. [Related Links] ドロップダウン メニューから [Assign Role to User Group] を選択し、[Go] をクリックします。

    [User Group Configuration] ウィンドウが表示されます。

  7. [Standard AXL API Access] を選択して [Add Selected] をクリックします。

  8. [Save] をクリックします。

Cisco Unified Presence Server の設定

OVA テンプレートを使用して VmWare Esxi サーバに CUPS をインストールした後。詳細は、『VMware Server に Cisco Unified Presence をインストールする準備』を参照してください。

ブラウザを使用して [Cisco Unified Presence Server Administration] ウィンドウの GUI インターフェイスにログインし、「https://<hostname/ipaddress>/cupsadmin/」と入力します。ユーザ名とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。CUPS のインストール時に指定したユーザ名とパスワードを入力します。インストール後のセットアップ ウィザードが表示されます。

この作業を行うには、次の手順を実行します。

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    [Host Name]/[IP Address] には、パブリッシャ ノードのホスト名を入力します。これは、Cisco Unified CallManager Administration Web の [System] > [Application Server] メニューで入力したホスト名と同じです。

  2. CUCM で作成した AXL ユーザ名とパスワードを入力し、[Next] をクリックします。

  3. セキュリティ パスワードを入力し、[Next] をクリックします。

  4. 設定が正しいことを確認します。

  5. これでインストール後ウィザードは終了です。[Home] をクリックすると、[CUPS Administration] ウィンドウに移動します。

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  6. [System] > [CUCM Publisher] に移動します。下にスクロールすると、「Reachable」というステータスを確認できます。

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CUPC の設定メニューへのアクセス

次に示すように、[Application] > [Cisco Unified Personal Communicator] > [CTI Gateway Sever] メニューの順に移動します。

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CTI ゲートウェイ ホストが自動的に作成されていることを確認できます。これにより、CUCM と CUPS の統合が正常に機能していることも確認できます。

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