Multiple Vulnerabilities in Cisco Wireless LAN Controllers

2014 年 3 月 11 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 英語版 (2014 年 3 月 5 日) | フィードバック

Advisory ID: cisco-sa-20140305-wlc

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/112/1122/1122122_cisco-sa-20140305-wlc-j.html

日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。

Revision 1.0

For Public Release 2014 March 5 16:00 UTC (GMT)


要約

Cisco Wireless LAN Controller(WLC)製品ファミリは、次の脆弱性の影響を受けます。

  • Cisco Wireless LAN Controller の DoS 脆弱性
  • Cisco Wireless LAN Controller にアソシエートしたアクセス ポイントへの不正アクセスの脆弱性
  • Cisco Wireless LAN Controller IGMP バージョン 3 に関する DoS 脆弱性
  • Cisco Wireless LAN Controller の MLDv2 に関する DoS 脆弱性
  • Cisco Wireless LAN Controller の偽造フレームに関する DoS 脆弱性
  • Cisco Wireless LAN Controller の偽造フレームに関する DoS 脆弱性

シスコはこれらの脆弱性に対応するための無償ソフトウェア アップデートを提供しています。

このアドバイザリは、次のリンクで確認できます。
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/112/1122/1122122_cisco-sa-20140305-wlc-j.html

該当製品

Cisco WLC 製品ファミリは、複数の脆弱性の影響を受けます。影響を受ける Cisco WLC ソフトウェアのバージョンは、脆弱性によって異なります。

脆弱性が認められる製品

該当する具体的なバージョンについては、このアドバイザリの「ソフトウェア バージョンおよび修正」セクションを参照してください。
次の各製品は、このセキュリティ アドバイザリに記載されている脆弱性のうち少なくとも 1 つの影響を受けます。

スタンドアロン コントローラ

  • Cisco 500 シリーズ ワイヤレス Express モビリティ コントローラ
  • Cisco 2000 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラ
  • Cisco 2100 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラ
  • Cisco 2500 シリーズ ワイヤレス コントローラ
  • Cisco 4100 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラ
  • Cisco 4400 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラ
  • Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ
  • Cisco Flex 7500 シリーズ ワイヤレス コントローラ
  • Cisco 8500 シリーズ ワイヤレス コントーラ
  • Cisco バーチャル ワイヤレス コントーラ

モジュラ コントローラ

  • Cisco Catalyst 6500 シリーズ/7600 シリーズ ワイヤレス サービス モジュール(Cisco WiSM)
  • Cisco ワイヤレス サービス モジュール バージョン 2(WiSM2)
  • サービス統合型ルータ(ISR)用 Cisco NME-AIR-WLC モジュール
  • サービス統合型ルータ(ISR)用 Cisco NM-AIR-WLC モジュール
  • Cisco Catalyst 3750G 統合型 WLC
  • Cisco Wireless Controller Software for Services-Ready Engine(SRE)*
* Integrated Services Module 300 および Cisco Services-Ready Engine 700、710、900、910 をカバー。

:Cisco 2000 シリーズ WLC、Cisco 4100 シリーズ WLC、Cisco NM-AIR-WLC、および Cisco 500 シリーズ ワイヤレス Express モビリティ コントローラは、ソフトウェア メンテナンス期間は終了となっています。次の表に、各モデルのサポート終了に関するドキュメントの URL を示します。


Model

End of Life Document URL

Cisco 2000 Series WLC

http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/wireless/ps6302/ps8322/ps6308/prod_end-of-life_notice0900aecd805d22b0.html

Cisco NM-AIR-WLC Modules for ISR

http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/modules/ps2797/prod_end-of-life_notice0900aecd806aeb34.html

Cisco 500 Series Wireless Express Mobility Controllers

http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/wireless/ps7306/ps7320/ps7339/end_of_life_c51-568040.html

特定の環境で実行されているシスコ WLC ソフトウェアのバージョンを調べるには、次のいずれかの方法を使用します。

Web インターフェイスで [Monitor ] タブを選択し、左側のペインで [Summary ] をクリックし、Software Version フィールドを確認する。

次の例で示すとおり、コマンドライン インターフェイスで show sysinfo コマンドを実行する。
(Cisco Controller)> show sysinfo

Manufacturer's Name.............................. Cisco Systems Inc.
Product Name..................................... Cisco Controller
Product Version.................................. 7.4.121.0
Bootloader Version............................... 1.0.16
Field Recovery Image Version..................... 7.0.112.21
Firmware Version................................. FPGA 1.7, Env 1.8, USB console 2.2

Cisco Wireless LAN Controller の DoS 脆弱性

WebAuth 機能が有効になっているかどうかを確認するには、設定された各ワイヤレス ネットワークについて show wlan <X> コマンド(X=wlan ID)を実行します。次の例では、この機能が有効にされています。
Web Based Authentication...................... Enabled

Cisco Wireless LAN Controller IGMP バージョン 3 に関する DoS 脆弱性

IGMPv3 機能が有効になっているかどうかを確認するには、show network summary コマンドを実行します。次の例では、この機能が有効にされています。
IGMP snooping............................... Enabled

Cisco Wireless LAN Controller の MLDv2 に関する DoS 脆弱性

MLDv2 機能が有効になっているかどうかを確認するには、show network summary コマンドを実行します。次の例では、この機能が有効にされています。
MLD snooping............................... Enabled

サマリー表:

4.x 5.x 6.x 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 7.5 7.6
Cisco Wireless LAN Controller Denial of Service Vulnerability
CVE-2014-0701
X X X X
Cisco Wireless LAN Controller Unauthorized Access to Associated Access Points Vulnerability
CVE-2014-0703
X
Cisco Wireless LAN Controller IGMP Version 3 Denial of Service Vulnerability
CVE-2014-0704
X X X X X X X X
Cisco Wireless LAN Controller MLDv2 Denial of Service Vulnerability
CVE-2014-0705
X X X X
Cisco Wireless LAN Controller Crafted Frame Denial of Service Vulnerability
CVE-2014-0706
X X X
Cisco Wireless LAN Controller Crafted Frame Denial of Service Vulnerability
CVE-2014-0707
X X X
Recommended Release Migrate Migrate Migrate 7.0.250.0 Migrate Migrate Migrate 7.4.121.0
Migrate 7.6.100.0

脆弱性が認められない製品

以下の IOS-XE ベースのワイヤレス コントローラは影響を受けません。

Cisco 5700 シリーズ ワイヤレス コントーラ
Cisco 3600 シリーズ ワイヤレス コントーラ
Cisco 3800 シリーズ ワイヤレス コントーラ

他のシスコ製品においてこの脆弱性の影響を受けるものは、現在確認されていません。

詳細

Cisco WLC および Cisco WiSM は、セキュリティ ポリシー、侵入防御、RF 管理、Quality of Service(QoS)、モビリティを含む、システム全体にわたるワイヤレス LAN 機能に関わっています。これらのデバイスは、レイヤ 2(イーサネット)またはレイヤ 3(IP)インフラストラクチャを介した、Lightweight Access Point Protocol(LWAPP)および Control and Provisioning of Wireless Access Points Protocol(CAPWAP)を使用して、コントローラ ベースのアクセス ポイントと通信します。

Cisco WLC ファミリのデバイスは、次の脆弱性の影響を受けます。

Cisco Wireless LAN Controller の DoS 脆弱性

Cisco Wireless LAN Controller(WLC)の WebAuth 機能の脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者によってデバイスがリロードさせられるおそれがあります。

この脆弱性は、WebAuth ログインの処理中に使用されたメモリの解放に失敗することに起因します。攻撃者は大量の WebAuth リクエストを一度に送りつけ、未完了の状態にすることでこの脆弱性を不正利用します。不正利用により、攻撃者がデバイス上のメモリを枯渇させる可能性があります。これによりウォッチドッグ プロセスが WLC を再起動し、結果としてデバイスのリブート中はサービス不能(DoS)状態になります。

この脆弱性に該当する場合は、WebAuth 機能がイネーブルになっており、デバイス用に構成されている必要があります。この機能は、デフォルトではディセーブルになっています。

この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCuf52361登録ユーザ専用)として文書化されており、CVE ID として CVE-2014-0701 が割り当てられています。

Cisco Wireless LAN Controller にアソシエートしたアクセス ポイントへの不正アクセスの脆弱性

Cisco Wireless LAN Controller(WLC)から Cisco Aironet 1260、2600、3500、3600 シリーズ アクセス ポイント(AP)にプッシュされた Cisco IOS コードの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が、影響を受けるデバイスに特権アクセスできる可能性があります。

この脆弱性は競合状態に起因するもので、影響を受けるアクセス ポイントの管理用 HTTP サーバが管理者によって明示的にディセーブルにされていてもイネーブルになります。攻撃者は、AP にローカルに保存されたクレデンシャルを使用して該当のデバイスへの認証を試みることで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。攻撃に成功すると、影響を受ける AP を攻撃者が完全に制御して、設定を任意に変更できるようになります。

多くの導入シナリオでは、ローカルに保存されたデフォルトの AP ユーザ名とパスワードは出荷時のデフォルトから変更されていません。このようなゼロ タッチのシナリオでは、デバイスは WLC に自動で接続して、ファームウェアと設定をダウンロードするよう設計されています。

この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCuf66202登録ユーザ専用)として文書化され、CVE ID として CVE-2014-0703 が割り当てられています。

Cisco Wireless LAN Controller IGMP バージョン 3 に関する DoS 脆弱性

Cisco Wireless LAN Controllers(WLC)の IGMP 処理サブシステムの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が DoS 状態を発生させることが可能です。

この脆弱性は、特定の IGMP メッセージ タイプのフィールドが適切に検証されないことによって起こります。メッセージを処理するときに、IGMP サブシステムがメモリを過剰に読み取る場合があります。関係のないデータに対して以降の処理が行われると、エラーが発生してデバイスが再ロードされる結果となります。攻撃者は、悪意のある IGMP バージョン 3 メッセージをネットワークに送信して、影響を受ける WLC に受信して処理させることで、この脆弱を不正利用する可能性があります。不正利用によって攻撃者は、WLC の重大エラーを発生させ、デバイスの再起動の間、サービス不能状態を起こすことができます。

IGMPv3 スヌーピング機能はデフォルトでディセーブルにされており、脆弱性のあるデバイスに対して管理者が明示的に設定する必要があります。

この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCuh33240登録ユーザ専用)として文書化され、CVE ID として CVE-2014-0704 が割り当てられています。

Cisco Wireless LAN Controller の MLDv2 に関する DoS 脆弱性

IPv6 のための Cisco WLC の Multicast Listener Discovery(MLD)サービスの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が、サービス不能状態を発生させることが可能です。

この脆弱性は、不正な MLD バージョン 2 メッセージを正しく解析できないために起こります。攻撃者は、Cisco WLC がリスニングするマルチキャスト対応ネットワークに不正な MLDv2 パケットを送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。不正利用によって攻撃者は、WLC の重大エラーを発生させ、デバイスの再起動の間、サービス不能状態を起こすことができます。

MLDv2 スヌーピング機能はデフォルトでディセーブルにされており、脆弱性のあるデバイスに対して管理者が明示的に設定する必要があります。

この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCuh74233登録ユーザ専用)として文書化され、CVE ID として CVE-2014-0705 が割り当てられています。

Cisco Wireless LAN Controller の偽造フレームに関する DoS 脆弱性

Cisco WLC の脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が重大エラーを発生させて、デバイスの再起動の間、サービス不能状態を起こすことができます。

この脆弱性は、Ethernet 802.11 フレームを適切に処理できないために起こります。攻撃者は、特別に細工された Ethernet 802.11 フレームを送信して、この脆弱性を不正利用する可能性があります。繰り返し悪用されると、DoS 状態が続く可能性があります。

この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCue87929登録ユーザ専用)として文書化され、CVE ID として CVE-2014-0706 が割り当てられています。

Cisco Wireless LAN Controller の偽造フレームに関する DoS 脆弱性

Cisco WLC の脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が重大エラーを発生させて、デバイスの再起動の間、サービス不能状態を起こすことができます。

この脆弱性は、Ethernet 802.11 フレームを適切に処理できないために起こります。攻撃者は、特別に細工された Ethernet 802.11 フレームを送信して、この脆弱性を不正利用する可能性があります。繰り返し悪用されると、DoS 状態が続く可能性があります。

この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCuf80681登録ユーザ専用)として文書化され、CVE ID として CVE-2014-0707 が割り当てられています。

脆弱性スコア詳細

シスコはこのアドバイザリでの脆弱性に対して Common Vulnerability Scoring System(CVSS)に基づいたスコアを提供しています。本セキュリティ アドバイザリでの CVSS スコアは、CVSS バージョン 2.0 に基づいています。

CVSS は、脆弱性の重要度を示唆するもので、緊急性および対応の優先度を決定する組織の手助けとなる標準ベースの評価法です。

シスコでは、基本評価スコア(Base Score)および現状評価スコア(Temporal Score)を提供しています。お客様はこれらを用いて環境評価スコア(Environmental Score)を算出し、自身のネットワークにおける脆弱性の影響度を知ることができます。

シスコは次のリンクで CVSS に関する追加情報を提供しています。

http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/cvss-qandas.html

またシスコでは、各ネットワークにおける環境影響度を算出する CVSS 計算ツールを次のリンクで提供しています。

http://tools.cisco.com/security/center/cvssCalculator.x/




Cisco Wireless LAN Controller Denial of Service Vulnerability - CSCuf52361

Calculate the environmental score of CSCuf52361

CVSS Base Score - 7.8

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

None

None

Complete

CVSS Temporal Score - 6.4

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed





Cisco Wireless LAN Controller Unauthorized Access to Associated Access Points Vulnerability - CSCuf66202

Calculate the environmental score of CSCuf66202

CVSS Base Score - 10.0

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

Complete

Complete

Complete

CVSS Temporal Score - 8.7

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

High

Official-Fix

Confirmed





Cisco Wireless LAN Controller IGMP Version 3 Denial of Service Vulnerability - CSCuh33240

Calculate the environmental score of CSCuh33240

CVSS Base Score - 7.8

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

None

None

Complete

CVSS Temporal Score - 6.4

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed





Cisco Wireless LAN Controller MLDv2 Denial of Service Vulnerability - CSCuh74233

Calculate the environmental score of CSCuh74233

CVSS Base Score - 7.1

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Medium

None

None

None

Complete

CVSS Temporal Score - 5.9

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed





Cisco Wireless LAN Controller Crafted Frame Denial of Service Vulnerability - CSCue87929

Calculate the environmental score of CSCue87929

CVSS Base Score - 7.8

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

None

None

Complete

CVSS Temporal Score - 6.4

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed





Cisco Wireless LAN Controller Crafted Frame Denial of Service Vulnerability - CSCuf80681

Calculate the environmental score of CSCuf80681

CVSS Base Score - 7.8

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

None

None

Complete

CVSS Temporal Score - 6.4

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed


影響

Cisco Wireless LAN Controller の DoS 脆弱性、Cisco Wireless LAN Controller IGMP バージョン 3 に関する DoS 脆弱性、Cisco Wireless LAN Controller の MLDv2 に関する DoS 脆弱性の不正利用に成功すると、認証されていないリモートの攻撃者によって該当デバイスがリロードさせられるおそれがあります。不正利用が繰り返されると、サービス不能状態が続く可能性があります。

Cisco Wireless LAN Controller にアソシエートされたアクセスポイントに関する脆弱性の不正利用に成功すると、影響を受けた Cisco WLC に関連付けられている AP が、認証されていなリモートの攻撃者によって完全に制御されるおそれがあります。

Cisco Wireless LAN Controller の偽造フレームに関する DoS 脆弱性のどちらかの不正利用に成功すると、認証されていない隣接の攻撃者が、影響を受けたデバイスをリロードさせるおそれがあります。

ソフトウェア バージョンおよび修正

ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt/ の Cisco Security Advisories, Responses, and Notices アーカイブや、後続のアドバイザリを参照して、起こりうる障害を判断し、それに対応できるアップグレード ソリューションを確認してください。

いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンス プロバイダーにお問い合わせください。

Cisco Wireless LAN Controller Denial of Service Vulnerability
Affected Release First Fixed Recommended
7.0 7.0.250.0 7.0.250.0 or 7.4.121.0*
7.2 N/A Migrate to 7.4.121.0 or 7.6.100.0
7.3
N/A Migrate to 7.4.121.0 or 7.6.100.0
7.4 7.4.110.0 7.4.121.0
* 4400/WiSM1/3750/2000 controllers can not upgrade beyond 7.0 code

Cisco Wireless LAN Controller Unauthorized Access to Associated Access Points Vulnerability
Affected Release First Fixed Recommended
7.4 7.4.110.0 7.4.121.0

Cisco Wireless LAN Controller IGMP Version 3 Denial of Service Vulnerability
Affected Release First Fixed Recommended
4.x N/A Migrate to 7.0.250.0
5.x N/A Migrate to 7.0.250.0
6.x N/A Migrate to 7.0.250.0
7.0 7.0.250.0 Migrate to 7.0.250.0 or 7.4.121.0*
7.1 N/A Migrate to 7.4.121.0 or 7.6.100.0
7.2 N/A Migrate to 7.4.121.0 or 7.6.100.0
7.3 N/A Migrate to 7.4.121.0 or 7.6.100.0
* 4400/WiSM1/3750/2000 controllers can not upgrade beyond 7.0 code

Cisco Wireless LAN Controller MLDv2 Denial of Service Vulnerability
Affected Release First Fixed Recommended
7.2 N/A Migrate to 7.4.121.0 or 7.6.100.0
7.3 N/A Migrate to 7.4.121.0 or 7.6.100.0
7.4 7.4.121.0 Migrate to 7.4.121.0
7.5
N/A Migrate to 7.4.121.0 or 7.6.100.0

Cisco Wireless LAN Controller Crafted Frame Denial of Service Vulnerability
CVE-2014-0706
Affected Release First Fixed Recommended
7.2 7.2.115.2 Migrate to 7.4.121.0 or 7.6.100.0
7.3
N/A Migrate to 7.4.121.0 or 7.6.100.0
7.4 7.4.110.0 7.4.121.0

Cisco Wireless LAN Controller Crafted Frame Denial of Service Vulnerability
CVE-2014-0707
Affected Release First Fixed Recommended
7.2 N/A Migrate to 7.4.121.0 or 7.6.100.0
7.3
N/A Migrate to 7.4.121.0 or 7.6.100.0
7.4 7.4.110.0 7.4.121.0


回避策

Cisco Wireless LAN Controller にアソシエートしたアクセス ポイントへの不正アクセスの脆弱性

管理者は影響を受けるデバイス上でグローバル AP 管理クレデンシャルを設定することで、この問題の影響を最小限に抑えることができます。この設定を施すことでデフォルトをディセーブルにし、認証を受けていない人物が HTTP インターフェイス経由で AP にアクセスすることを防止できます。

このドキュメントに記載されているその他の脆弱性に対する、デバイス上で実行できる回避策はありません。

このアドバイザリに記載されている脆弱性に対する軽減策の情報は、このアドバイザリの付属ドキュメント『Applied Mitigation Bulletin(AMB)』の、以下の記事で確認できます。Identifying and Mitigating Exploitation of Multiple Vulnerabilities in Cisco Wireless LAN Controllers

修正済みソフトウェアの入手

シスコはこのアドバイザリに記載された脆弱性に対処する無償のソフトウェア アップデートを提供しています。ソフトウェアの導入を行う前に、お客様のメンテナンス プロバイダーにご相談いただくか、ソフトウェアのフィーチャ セットの互換性およびお客様のネットワーク環境の特有の問題をご確認ください。

お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ご購入いただいたフィーチャ セットに対してのみとなります。そのようなソフトウェア アップグレードをインストール、ダウンロード、アクセスまたはその他の方法で使用した場合、お客様は http://www.cisco.com/en/US/docs/general/warranty/English/EU1KEN_.html に記載のシスコのソフトウェア ライセンスの条項に従うことに同意したことになります。

サービス契約をご利用のお客様

サービス契約をご利用のお客様は、通常のアップデート チャネルからアップグレード ソフトウェアを入手してください。ほとんどのお客様は、Cisco.com の Software Navigator からアップグレードを入手することができます。http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html

サードパーティのサポート会社をご利用のお客様

シスコ パートナー、正規販売代理店、サービス プロバイダーなど、サードパーティのサポート会社と以前に契約していたか、または現在契約しており、その会社からシスコ製品の提供または保守を受けているお客様は、該当するサポート会社に連絡し、正しい処置についてのサポートを受けてください。

回避策や修正の効果は、使用している製品、ネットワーク トポロジー、トラフィックの性質や組織の目的などに関するお客様の状況によって異なります。影響を受ける製品やリリースは多種多様であるため、回避策を実施する前に、対象ネットワークで適用する回避策または修正が最適であることを、お客様のサービス プロバイダーやサポート会社にご確認ください。

サービス契約をご利用でないお客様

シスコから製品を直接購入したもののシスコのサービス契約をご利用いただいていない場合、または、サードパーティ ベンダーから購入したものの修正済みソフトウェアを購入先から入手できない場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してアップグレード ソフトウェアを入手してください。

  • +1 800 553 2447(北米からの無料通話)
  • +1 408 526 7209(北米以外からの有料通話)
  • E メール:tac@cisco.com

無償アップグレードの対象製品であることを証明していただくために、製品のシリアル番号と、本アドバイザリの URL をご用意ください。サービス契約をご利用でないお客様は TAC に無償アップグレードをリクエストしてください。

さまざまな言語向けの各地の電話番号、説明、電子メール アドレスなどの、この他の TAC の連絡先情報については、シスコ ワールドワイドお問い合わせ先(http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html)を参照してください。

不正利用事例と公式発表

Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)では、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例とその公表は確認しておりません。

Cisco Wireless LAN Controller に関する DoS 脆弱性、Cisco Wireless LAN Controller の MLDv2 に関する DoS 脆弱性、および Cisco Wireless LAN Controller の偽造フレームに関する DoS 脆弱性は、シスコの社内テストの際に発見されたもので、お客様の導入環境では発見されていません。

Cisco Wireless LAN Controller のアソシエートされたアクセス ポイントへの不正アクセスに関する脆弱性、Cisco Wireless LAN Controller IGMP Version 3 に関する DoS 脆弱性、および Cisco Wireless LAN Controller の偽造フレームに関する DoS 脆弱性は、Cisco TAC がお客様の問題の調査中に発見しました。

この通知のステータス:FINAL

本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証を示唆するものでもありません。本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。またシスコはいつでも本ドキュメントの変更や更新を実施する権利を有します。

後述する情報配信の URL を省略し、本アドバイザリの記述内容に関して単独の転載や意訳を実施した場合には、事実誤認ないし重要な情報の欠落を含む統制不可能な情報の伝搬が行われる可能性があります。


情報配信

このアドバイザリは次のリンクにある Cisco Security Intelligence Operations に掲載されます。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/112/1122/1122122_cisco-sa-20140305-wlc-j.html

また、このアドバイザリのテキスト版が Cisco PSIRT PGP キーによるクリア署名つきで次の E メールで配信されています。

  • cust-security-announce@cisco.com
  • first-bulletins@lists.first.org
  • bugtraq@securityfocus.com
  • vulnwatch@vulnwatch.org
  • cisco@spot.colorado.edu
  • cisco-nsp@puck.nether.net
  • full-disclosure@lists.grok.org.uk

本アドバイザリに関する今後の更新は Cisco.com に掲載されますが、メーリング リストで配信されるとは限りません。更新内容については、本アドバイザリの URL でご確認ください。


更新履歴

Revision 1.0 2014-March-05 Initial public release.

シスコ セキュリティ手順

シスコ製品におけるセキュリティの脆弱性の報告、セキュリティ事故に関するサポート、およびシスコからセキュリティ情報を入手するための登録方法の詳細については、Cisco.com の http://www.cisco.com/web/about/security/psirt/security_vulnerability_policy.html を参照してください。この Web ページには、シスコのセキュリティ アドバイザリに関してメディアが問い合わせる際の指示が掲載されています。すべてのシスコ セキュリティ アドバイザリは、http://www.cisco.com/go/psirt/ で確認することができます。