Cisco Device Manager Command Execution Vulnerability

2013 年 4 月 25 日 - ライター翻訳版
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Advisory ID:cisco-sa-20130424-fmdm

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/111/1117/1117909_cisco-sa-20130424-fmdm-j.html/

日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。

Revision 1.0

For Public Release 2013 April 24 16:00 UTC (GMT)


要約

Cisco Device Manager に脆弱性が存在するため、認証されていないリモートの攻撃者がクライアント ホスト上でユーザ権限を使用して任意のコマンドを実行する可能性があります。Microsoft Windows が稼働するホスト上で Java Network Launch Protocol(JNLP)を介して、Cisco MDS 9000 ファミリおよび Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチ向けの Cisco Device Manager がインストールまたは起動される場合、この脆弱性の影響を受けます。

Cisco Device Manager が、Cisco Prime Data Center Network Manager(DCNM)または Cisco Fabric Manager からインストールまたは起動される場合は影響を受けません。Microsoft Windows を稼働するシステム上で JNLP ファイルが実行される場合のみ、この脆弱性の不正利用が可能になります。JNLP ファイルを介して Cisco Device Manager のインストールまたは実行を行うクライアント ホストの機密性、整合性、可用性がこの脆弱性の影響を受けます。Cisco MDS 9000 ファミリおよび Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチは影響を受けません。

シスコは、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチ向けの Cisco Device Manager におけるこの脆弱性に対応するための無償ソフトウェア アップデートをリリースしました。Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチは、JNLP 経由の Cisco Device Manager のインストールに対するサポートを終了しているため、アップデートは提供されません。

これらの脆弱性に対しては回避策があります。このアドバイザリは、次のリンクで確認できます。
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/111/1117/1117909_cisco-sa-20130424-fmdm-j.html/

該当製品

脆弱性が認められる製品

この脆弱性は、Cisco MDS 9000 ファミリまたは Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチ向け Cisco Device Manager の以下のバージョンに影響します。
  • Cisco Device Manager バージョン 5.x 以前
注: Microsoft Windows で JNLP ファイルを介してインストールまたは起動される Cisco Device Manager ソフトウェアのみが、この脆弱性の影響を受けます。

脆弱性が認められない製品

この脆弱性の影響を受ける他のシスコ製品は、現在確認されていません。

詳細

Cisco Device Manager は詳細なスイッチのプロビジョニングに使用され、Cisco MDS 9000 ファミリまたは Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチ シャーシの視覚的な表示方法を提供します。

Cisco Prime Data Center Network Manager(DCNM、旧称 Cisco Fabric Manager サーバ)から、またはスイッチの Web インターフェイスからダウンロードされた JNLP ファイルを介して、Device Manager をインストールすることができます。

Cisco MDS 9000 シリーズまたは Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチから JNLP 経由でダウンロードされる Java Archive(JAR)実行可能ファイルに脆弱性が存在するため、認証されていないリモートの攻撃者が、JNLP ファイルを実行中のクライアント ホスト上で該当ファイルを実行する可能性があります。ユーザの権限を使用して、コマンドが実行される可能性があります。

この脆弱性は、element-manager.jnlp ファイルから該当 JAR ファイルに渡されて実行される一部のパラメータに対する検証が不十分であることに起因します。攻撃者は、細工した element-manager.jnlp ファイルにユーザをリダイレクトしてダウンロードさせ、このファイルを実行させることによって、この脆弱性を不正利用する可能性があります。

注:この脆弱性は、JNLP メソッドによってインストールまたは起動される Cisco Device Manager に影響します。Cisco Prime DCNM または Cisco Fabric Manager からインストールまたは起動される Cisco Device Manager は影響を受けません。Microsoft Windows を稼働するシステム上で JNLP ファイルが実行される場合のみ、この脆弱性の不正利用が可能になります。Cisco Device Manager のインストールを行うクライアント ホストの機密性、整合性、可用性がこの脆弱性の影響を受けます。Cisco MDS 9000 ファミリおよび Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチは影響を受けません。

この脆弱性は、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチに関して Cisco Bug ID CSCty17417登録ユーザ専用)として、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチに関して CSCty10802登録ユーザ専用)としてそれぞれ文書化されています。

この脆弱性に対して Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)ID CVE-2013-1192 が割り当てられています。

脆弱性スコア詳細

シスコは本アドバイザリでの脆弱性に対し、Common Vulnerability Scoring System(CVSS)に基づいたスコアを提供しています。本セキュリティ アドバイザリでの CVSS スコアは、CVSS バージョン 2.0 に基づいています。

CVSS は、脆弱性の重要度を示唆するもので、緊急性および対応の優先度を決定する組織の手助けとなる標準ベースの評価法です。

シスコでは、基本評価スコア(Base Score)および現状評価スコア(Temporal Score)を提供しています。お客様はこれらを用いて環境評価スコア(Environmental Score)を算出し、自身のネットワークにおける脆弱性の影響度を知ることができます。

シスコは次のリンクで CVSS に関する追加情報を提供しています。

http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/cvss-qandas.html

またシスコでは、各ネットワークにおける環境影響度を算出する CVSS 計算ツールを次のリンクで提供しています。

http://tools.cisco.com/security/center/cvssCalculator.x/



CSCty17417 - Cisco Device Manager Command Execution Vulnerability

Calculate the environmental score of CSCty17417

CVSS Base Score - 9.3

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Medium

None

Complete

Complete

Complete

CVSS Temporal Score - 7.7

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed




CSCty10802 - Cisco Device Manager Command Execution Vulnerability

Calculate the environmental score of CSCty10802

CVSS Base Score - 9.3

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Medium

None

Complete

Complete

Complete

CVSS Temporal Score - 8.4

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Workaround

Confirmed

影響

この脆弱性の不正利用に成功した場合、攻撃者がユーザ権限を使用してホスト上で任意のコマンドを実行する可能性があります。

ソフトウェア バージョンおよび修正

ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt/ の Cisco Security Advisories, Responses, and Notices アーカイブや、後続のアドバイザリを参照して、起こりうる障害を判断し、それに対応できるアップグレード ソリューションを確認してください。

いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンス プロバイダーにお問い合わせください。

この脆弱性は、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチ向け Cisco Device Manager バージョン 5.2.8 以降ですでに修正されています。

Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチは JNLP ファイル経由の Cisco Device Manager のインストールに対するサポートを終了しています。このため、アップデートは提供されません。スイッチの管理には Cisco Prime DCNM を代替としてご使用ください。

回避策

Cisco Prime DCNM または Fabric Manager から Cisco Device Manager をインストールすることで、この問題を回避できます。

修正済みソフトウェアの入手

シスコはこのアドバイザリに記載された脆弱性に対処する無償のソフトウェア アップデートを提供しています。ソフトウェアの導入を行う前に、お客様のメンテナンス プロバイダーにご相談いただくか、ソフトウェアのフィーチャ セットの互換性およびお客様のネットワーク環境の特有の問題をご確認ください。

お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ご購入いただいたフィーチャ セットに対してのみとなります。そのようなソフトウェア アップグレードをインストール、ダウンロード、アクセスまたはその他の方法で使用した場合、お客様は http://www.cisco.com/en/US/docs/general/warranty/English/EU1KEN_.html に記載のシスコのソフトウェア ライセンスの条項に従うことに同意したことになります。

サービス契約をご利用のお客様

サービス契約をご利用のお客様は、通常のアップデート チャネルからアップグレード ソフトウェアを入手してください。ほとんどのお客様は、Cisco.com の Software Navigator からアップグレード ソフトウェアを入手できます。http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html

サードパーティのサポート会社をご利用のお客様

シスコ パートナー、正規販売代理店、サービス プロバイダーなど、サードパーティのサポート会社と以前に契約していたか、または現在契約しており、その会社からシスコ製品の提供または保守を受けているお客様は、該当するサポート会社に連絡し、正しい処置についてのサポートを受けてください。

回避策や修正の効果は、使用している製品、ネットワーク トポロジー、トラフィックの性質や組織の目的などに関するお客様の状況によって異なります。影響を受ける製品やリリースは多種多様であるため、回避策を実施する前に、対象ネットワークで適用する回避策または修正が最適であることを、お客様のサービス プロバイダーやサポート会社にご確認ください。

サービス契約をご利用でないお客様

シスコから製品を直接購入したもののシスコのサービス契約をご利用いただいていない場合、または、サードパーティ ベンダーから購入したものの修正済みソフトウェアを購入先から入手できない場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してアップグレード ソフトウェアを入手してください。
  • +1 800 553 2447(北米からの無料通話)
  • +1 408 526 7209(北米以外からの有料通話)
  • E メール:tac@cisco.com
無償アップグレードの対象製品であることを証明していただくために、製品のシリアル番号と、本アドバイザリの URL をご用意ください。サービス契約をご利用でないお客様は TAC に無償アップグレードをリクエストしてください。

多言語による各地の電話番号、説明、E メール アドレスなどの TAC の連絡先情報については、Cisco Worldwide Contact を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html

不正利用事例と公式発表

Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)では、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例とその公表は確認しておりません。

この脆弱性は、SensePost Information Security 社の Jurgens Van Der Merwe 氏からシスコにご報告いただきました。

この通知のステータス:FINAL

本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証を示唆するものでもありません。本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。またシスコはいつでも本ドキュメントの変更や更新を実施する権利を有します。

後述する情報配信の URL を省略し、本アドバイザリの記述内容に関して単独の転載や意訳を実施した場合には、事実誤認ないし重要な情報の欠落を含む統制不可能な情報の伝搬が行われる可能性があります。


情報配信

このアドバイザリは次のリンクにある Cisco Security Intelligence Operations に掲載されます。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/111/1117/1117909_cisco-sa-20130424-fmdm-j.html/

また、このアドバイザリのテキスト版が Cisco PSIRT PGP キーによるクリア署名つきで次の E メールで配信されています。
  • cust-security-announce@cisco.com
  • first-bulletins@lists.first.org
  • bugtraq@securityfocus.com
  • vulnwatch@vulnwatch.org
  • cisco@spot.colorado.edu
  • cisco-nsp@puck.nether.net
  • full-disclosure@lists.grok.org.uk
本アドバイザリに関する今後の更新は Cisco.com に掲載されますが、メーリング リストで配信されるとは限りません。更新内容については、本アドバイザリの URL でご確認ください。

更新履歴

Revision 1.0 2013-April-24 Initial public release.

シスコ セキュリティ手順

シスコ製品におけるセキュリティの脆弱性の報告、セキュリティ事故に関するサポート、およびシスコからセキュリティ情報を入手するための登録方法の詳細については、Cisco.com の http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.html を参照してください。この Web ページには、シスコのセキュリティ アドバイザリに関してメディアが問い合わせる際の指示が掲載されています。シスコ セキュリティ アドバイザリについては、すべて http://www.cisco.com/go/psirt/ で確認できます。