Cisco TelePresence Infrastructure Denial of Service Vulnerability

2013 年 4 月 19 日 - ライター翻訳版
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Advisory ID: cisco-sa-20130417-tpi

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/111/1117/1117760_cisco-sa-20130417-tpi-j.html/

日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。

Revision 1.0

For Public Release 2013 April 17 16:00 UTC (GMT)


要約

Cisco TelePresence Multipoint Control Unit(MCU)および Cisco TelePresence Server には脆弱性が存在するため、認証されていないリモートの攻撃者が該当システムのリロードを引き起こす可能性があります。

シスコはこの脆弱性に対処する無償のソフトウェア アップデートをリリースしました。これらの脆弱性に対しては回避策がありません。このアドバイザリは、次のリンクで確認できます。
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/111/1117/1117760_cisco-sa-20130417-tpi-j.html/

該当製品

脆弱性が認められる製品

次の Cisco TelePresence インフラストラクチャ製品がこの脆弱性の影響を受けます。
  • Cisco TelePresence MCU 4501 シリーズ、MCU 4500 シリーズ、Cisco TelePresence MCU MSE 8510 バージョン 4.3(2.18) 以前
  • Cisco TelePresence Server バージョン 2.2(1.54) 以前

脆弱性が認められない製品

次の Cisco TelePresence MCU 製品はこの脆弱性の影響を受けません。
  • Cisco TelePresence MCU 5300 シリーズおよび MCU 4200 シリーズ
  • Cisco TelePresence MCU MSE 8420
この脆弱性の影響を受ける他のシスコ製品は、現在確認されていません。

詳細

Cisco TelePresence インフラストラクチャは、Cisco TelePresence ソリューションの拡張および管理を可能にする幅広い製品を提供しています。MCU 製品をはじめ、 Cisco TelePresence インフラストラクチャ ソリューションには、持続的なプレゼンスと高解像度ビデオおよび音質を統合するために設計された高度な MCU を多数備えた Cisco TelePresence MCU 製品や、幅広いエンドポイントおよび多様なベンダーのテレプレゼンス システムへのユーザ接続を可能にする Cisco TelePresence Server があります。

デジタル信号プロセッサ(DSP)カードにおける脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者によって DSP カードのクラッシュが引き起こされ、該当システムのリロードが発生する可能性があります。

この脆弱性は Real-Time Transport Protocol(RTP; リアルタイム転送プロトコル)パケットのペイロードで伝送される、不正な H.264 ビット ストリームの検証が不十分であることに起因します。攻撃者は不正な H.264 ビット ストリームを持つ RTP パケットを、確立済みの Session Initiation Protocol(SIP; セッション開始プロトコル)または H.323 セッションにインジェクションすることでこの脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用によって、該当システムのリロードが引き起こされる可能性があります。

この脆弱性は、Cisco TelePresence Server については Cisco Bug ID CSCuc11328登録ユーザ専用)として、Cisco TelePresence MCU シリーズ デバイスについては CSCub05448登録ユーザ専用)としてそれぞれ文書化されています。この脆弱性に対して Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)ID CVE-2013-1176 が割り当てられています。

脆弱性スコア詳細

シスコは本アドバイザリでの脆弱性に対し、Common Vulnerability Scoring System(CVSS)に基づいたスコアを提供しています。本セキュリティ アドバイザリでの CVSS スコアは、CVSS バージョン 2.0 に基づいています。

CVSS は、脆弱性の重要度を示唆するもので、緊急性および対応の優先度を決定する組織の手助けとなる標準ベースの評価法です。

シスコでは、基本評価スコア(Base Score)および現状評価スコア(Temporal Score)を提供しています。お客様はこれらを用いて環境評価スコア(Environmental Score)を算出し、自身のネットワークにおける脆弱性の影響度を知ることができます。

シスコは次のリンクで CVSS に関する追加情報を提供しています。

http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/cvss-qandas.html

またシスコでは、各ネットワークにおける環境影響度を算出する CVSS 計算ツールを次のリンクで提供しています。

http://tools.cisco.com/security/center/cvssCalculator.x/



CSCuc11328 and CSCub05448 - Cisco TelePresence Infrastructure Denial of Service Vulnerability

Calculate the environmental score of CSCuc11328 and CSCub05448

CVSS Base Score - 7.1

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Medium

None

None

None

Complete

CVSS Temporal Score - 5.9

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed


影響

この脆弱性の不正利用に成功した場合、該当システムでリロードが発生することがあります。

ソフトウェア バージョンおよび修正

この脆弱性は次のシステム バージョンですでに修正されています。

  • Cisco TelePresence MCU 4500 シリーズ、MCU 4501 シリーズ、Cisco TelePresence MCU MSE 8510 バージョン 4.3(2.30) 以降
  • Cisco TelePresence Server バージョン 2.3(1.55) 以降


ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt/ の Cisco Security Advisories, Responses, and Notices アーカイブや、後続のアドバイザリを参照して、起こりうる障害を判断し、それに対応できるアップグレード ソリューションを確認してください。

いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンス プロバイダーにお問い合わせください。


回避策

この脆弱性を軽減する回避策はありません。

修正済みソフトウェアの入手

シスコはこのアドバイザリに記載された脆弱性に対処する無償のソフトウェア アップデートを提供しています。ソフトウェアの導入を行う前に、お客様のメンテナンス プロバイダーにご相談いただくか、ソフトウェアのフィーチャ セットの互換性およびお客様のネットワーク環境の特有の問題をご確認ください。

お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ご購入いただいたフィーチャ セットに対してのみとなります。そのようなソフトウェア アップグレードをインストール、ダウンロード、アクセスまたはその他の方法で使用した場合、お客様は http://www.cisco.com/en/US/docs/general/warranty/English/EU1KEN_.html に記載のシスコのソフトウェア ライセンスの条項に従うことに同意したことになります。

サービス契約をご利用のお客様

サービス契約をご利用のお客様は、通常のアップデート チャネルからアップグレード ソフトウェアを入手してください。ほとんどのお客様は、Cisco.com の Software Navigator からアップグレード ソフトウェアを入手できます。http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html

サードパーティのサポート会社をご利用のお客様

シスコ パートナー、正規販売代理店、サービス プロバイダーなど、サードパーティのサポート会社と以前に契約していたか、または現在契約しており、その会社からシスコ製品の提供または保守を受けているお客様は、該当するサポート会社に連絡し、正しい処置についてのサポートを受けてください。

回避策や修正の効果は、使用している製品、ネットワーク トポロジー、トラフィックの性質や組織の目的などに関するお客様の状況によって異なります。影響を受ける製品やリリースは多種多様であるため、回避策を実施する前に、対象ネットワークで適用する回避策または修正が最適であることを、お客様のサービス プロバイダーやサポート会社にご確認ください。

サービス契約をご利用でないお客様

シスコから製品を直接購入したもののシスコのサービス契約をご利用いただいていない場合、または、サードパーティ ベンダーから購入したものの修正済みソフトウェアを購入先から入手できない場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してアップグレード ソフトウェアを入手してください。

  • +1 800 553 2447(北米からの無料通話)
  • +1 408 526 7209(北米以外からの有料通話)
  • E メール:tac@cisco.com

無償アップグレードの対象製品であることを証明していただくために、製品のシリアル番号と、本アドバイザリの URL をご用意ください。サービス契約をご利用でないお客様は TAC に無償アップグレードをリクエストしてください。

多言語による各地の電話番号、説明、E メール アドレスなどの TAC の連絡先情報については、Cisco Worldwide Contact を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html

不正利用事例と公式発表

Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)では、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例とその公表は確認しておりません。

この脆弱性はサポート ケースの解決中に見つかったものです。

この通知のステータス:FINAL

本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証を示唆するものでもありません。本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。またシスコはいつでも本ドキュメントの変更や更新を実施する権利を有します。

後述する情報配信の URL を省略し、本アドバイザリの記述内容に関して単独の転載や意訳を実施した場合には、事実誤認ないし重要な情報の欠落を含む統制不可能な情報の伝搬が行われる可能性があります。


情報配信

このアドバイザリは次のリンクにある Cisco Security Intelligence Operations に掲載されます。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/111/1117/1117760_cisco-sa-20130417-tpi-j.html/

また、このアドバイザリのテキスト版が Cisco PSIRT PGP キーによるクリア署名つきで次の E メールで配信されています。

  • cust-security-announce@cisco.com
  • first-bulletins@lists.first.org
  • bugtraq@securityfocus.com
  • vulnwatch@vulnwatch.org
  • cisco@spot.colorado.edu
  • cisco-nsp@puck.nether.net
  • full-disclosure@lists.grok.org.uk

本アドバイザリに関する今後の更新は Cisco.com に掲載されますが、メーリング リストで配信されるとは限りません。更新内容については、本アドバイザリの URL でご確認ください。


更新履歴

Revision 1.0 2013-April-17 Initial public release

シスコ セキュリティ手順

シスコ製品におけるセキュリティの脆弱性の報告、セキュリティ事故に関するサポート、およびシスコからセキュリティ情報を入手するための登録方法の詳細については、Cisco.com の http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.html を参照してください。この Web ページには、シスコのセキュリティ アドバイザリに関してメディアが問い合わせる際の指示が掲載されています。シスコ セキュリティ アドバイザリについては、すべて http://www.cisco.com/go/psirt/ で確認できます。