音声 : コール ルーティング / ダイヤル プラン

アナログ ゲートウェイでの固有 FXS/FXO ポートへの発信コールのマッピング

2013 年 5 月 17 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2006 年 10 月 1 日) | フィードバック

概要

このドキュメントでは、コールを発信した Cisco IP フォンの発信番号に基づいて、特定の一般電話サービス(POTS)ポートを使用して、コールを公衆電話交換網(PSTN)にルーティングするよう H.323 ゲートウェイを設定する方法について説明します。この例ではアナログの Foreign Exchange Station(FXS)または Foreign Exchange Office(FXO)ポートが使用されていますが、アナログの recEive and transMit(E&M)や、ds0-group 内に DS0 を設定したデジタル ポートでも同じことを実行できます。通常では、ゲートウェイに送信されるコールはハント スキームを使用してゲートウェイへのコールをルーティングするため、コールのルーティングに選択されるポートに関心を払うことはありません。ただし、特定のポートを特定の Cisco IP フォン番号に関連付けた方がよい場合もあります。

前提条件

要件

Voice over IP(VoIP)の基本的な概念および構成に関する知識があることが推奨されます。

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。

  • Cisco CallManager リリース 3.x および 4.0

  • Cisco IP フォン

  • Cisco IOS® ソフトウェア リリース 12.3(4)T1 が稼働するアナログ ゲートウェイ(Cisco 3725)

    注:Cisco IOS® Software Release 12.2(11)T 以降が稼働するアナログ ゲートウェイ(Cisco 2600、3600、1700、IAD2400)についても該当します。

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

アナログ ゲートウェイ

Cisco アクセス アナログ ゲートウェイには次の 2 つのカテゴリがあります。

  • アナログ ステーション ゲートウェイは IP テレフォニー ネットワークを POTS に接続します。アナログ ステーション ゲートウェイは、アナログ電話、音声自動応答装置(IVR)システム、ファクス機器、およびボイスメール システムに接続するための FXS ポートを提供します。

  • アナログ トランク ゲートウェイは IP テレフォニー ネットワークを PSTN セントラル オフィス(CO)または PBX に接続します。これは PSTN または PBX アクセスについては FXO ポートを提供し、レガシーの PBX へのアナログ トランク接続については E&M ポートを提供します。応答および切断の監視の問題を最小限に抑えるために、可能な限りデジタル ゲートウェイを使用してください。PSTN 接続にはアナログ ダイヤルイン方式(DID)も使用できます。

ゲートウェイ プロトコル サポート

ゲートウェイは H.323、メディア ゲートウェイ コントロール プロトコル(MGCP)、およびセッション開始プロトコル(SIP)をサポートします。H.323 および SIP は、Cisco CallManager などのコール制御エージェントが存在しないネットワーク上に配備できます。MGCP は簡素化されたプロトコルであるため、Cisco CallManager が存在するネットワークでのみ機能します。

ネットワーク ダイアグラム

このドキュメントでは、次のネットワーク構成を使用しています。

/image/gif/paws/41887/FXS-voice.gif

設定

H.323 ゲートウェイ着信ダイヤル ピアの設定

ゲートウェイ内の着信ダイヤル ピアは、Cisco IP フォンからの発信コールを受け入れます。ダイヤル ピアの照合の詳細については、『Cisco IOS プラットフォームにおける着信および発信ダイヤル ピアの照合方法について』を参照してください。

dial-peer voice 1 voip 
translation-profile incoming Phone1 
answer-address 8378 


!--- Cisco IP Phone 8378 からのコールがこのダイヤルピアと照合されます。 
!--- answer-address はコール側の ANI と照合され、これが 
!--- translation-profile Phone1 をトリガーします。次に、このプロファイルは宛先パターンの前に「1」を付け、  
!--- これによってコールを特定の FXS ポートに送出できます。 


dial-peer voice 2 voip 
translation-profile incoming Phone2 
answer-address 8379 

dial-peer voice 3 voip 
translation-profile incoming Phone3 
answer-address 8380 

H.323 ゲートウェイ トランスレーション プロファイルの設定

これらのトランスレーション プロファイルは、着信ダイヤル ピアと照合される着信 VoIP コール レッグによってトリガーされます。これらのトランスレーション プロファイルは、着信番号ディジット ストリームの前にプレフィクスとしてディジットを付け、これによって特定のポートを使用して発信コールをルーティングできます。

voice translation-profile Phone1 
translate called 1 
! 
voice translation-profile Phone2 
translate called 2 
! 
voice translation-profile Phone3 
translate called 3

トランスレーション ルールの設定

トランスレーション プロファイルではトランスレーション ルールを使用して、Cisco CallManager によって送出される着信番号情報サービス(DNIS)に別個のディジット パターンを付けます。この設定では、アナログ ゲートウェイを介してパブリック ネットワークにダイヤルするルート パターンが、Cisco CallManager で「9」になることを仮定しています。

この例では、トランスレーション ルールがどのように表現されるかを示します。これらは Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(11)T 以降で使用される新しいタイプのトランスレーション ルールです。Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(11)T 以前のトランスレーション ルールについては、『IOS 変換ルールの使用 - VoIP ネットワークのためのスケーラブルなダイヤル プランの作成』を参照してください。

voice translation-rule 1 
rule 1 /^9/ /19/ 
! 
voice translation-rule 2 
rule 1 /^9/ /29/ 
! 
voice translation-rule 3 
rule 1 /^9/ /39/

発信ダイヤル ピアの設定

ここでは発信 POTS ダイヤル ピアがどのように表現されるかを示します。最終的な結果として、特定の番号を持つコールをルータが着信したことが検出され、トランスレーション プロファイルがトリガーされます。次に、トランスレーション プロファイルはトランスレーション ルールを実行し、ディジット ストリームの前にプレフィクスとして固有のディジットを付けます。その後、このルータは特定の Cisco IP フォンからのコールを特定の POTS ポートに送出できます。これは実質的に、IP フォンからアナログ ポートへの「マッピング」です。

dial-peer voice 19 pots 
destination-pattern 19T 
port 1/0/0 

dial-peer voice 29 pots 
destination-pattern 29T 
port 1/0/1 
! 
dial-peer voice 39 pots 
destination-pattern 39T 
port 2/0/0

発信コールが実行されると、ルータは元のディジット ストリームの前にディジットが付いている変換後の新しい着信者番号に基づいて、ダイヤル ピアを選択できます。このトランスレーションが実行されないと、ルータはコールを送出する特定のポートを選択できません。ルータのデフォルト動作は、定義されたハント グループの順序に基づいてコールをルーティングします。

確認

このセクションでは、設定が正常に動作しているかどうかを確認する際に役立つ情報を示しています。

注:debug コマンドを使用する前に、『debug コマンドの重要な情報』を参照してください。

  • debug voip ccapi inout:着信と発信の両方で、ダイヤル ピアの照合が正しいことを確認します。

  • test voice translation-rule 1 95551212:発信の際、トランスレーション ルールが数字をプレフィクスとして適切に付けていることを確認します。

    3725#test voice translation-rule 1 95551212
    Matched with rule 1
    Original number: 95551212       Translated number:  195551212
    Original number type: none      Translated number type: none
    Original number plan: none      Translated number plan: none

    3725#test voice translation-rule 2 95551234
    Matched with rule 1
    Original number: 95551234       Translated number:  295551234
    Original number type: none      Translated number type: none
    Original number plan: none      Translated number plan: none

  • debug translation :トランスレーション ルールが正しく呼び出されて適用されていることを確認します。

    *Aug 31 14:13:50.074: xrule_checking
    *Aug 31 14:13:50.074: xrule_checking calling 8378, called 95551234
    *Aug 31 14:13:50.074: xrule_checking peer_tag 1, direction 1, protocol 1
    *Aug 31 14:13:50.074: h323_xrule
    *Aug 31 14:13:50.074:h323_xrule
    *Aug 31 14:13:50.074: xrule_checking
    *Aug 31 14:13:50.074: xrule_checking calling 8378, called 195551234
    *Aug 31 14:13:50.074: xrule_checking peer_tag 19, direction 2, protocol 1

トラブルシューティング

現在のところ、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。

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