サーバ - ユニファイド コンピューティング : Cisco UCS Manager

Cisco UCS 用の BIOS ポリシーの設定

2013 年 5 月 17 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2010 年 7 月 6 日) | フィードバック

概要

このドキュメントでは、Cisco UCS Manager で BIOS ポリシーを設定する方法について説明します。Cisco UCS の BIOS ポリシー機能は、BIOS 設定プロセスを自動化します。

BIOS を設定する従来の方法は手動であり、エラーが発生しやすい場合があります。BIOS ポリシーを作成してポリシーをサーバまたはサーバのグループに割り当てることで、BIOS 設定の透明性を得ることができます。

前提条件

要件

シスコでは次を推奨しています。

  • Cisco UCS サーバ ブレードのソフトウェアとハードウェアに関する実務知識があること。

  • Cisco UCS のコンポーネントとトポロジに精通していること。

  • Cisco UCS Manager バージョン 1.3 に精通していること。

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。

  • Cisco UCS B440-M1 ブレード サーバ

  • Cisco UCS Manager バージョン 1.3

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

背景説明

BIOS ポリシーは、BIOS の設定を自動化するポリシーです。1 つのサーバまたはサーバのセットのニーズに合致する特定の BIOS 設定のグループを含む 1 つ以上の BIOS ポリシーを作成することができます。サーバの BIOS ポリシーを指定しない場合、デフォルトの BIOS 設定がサーバに適用されます。ただし、これらのデフォルトの BIOS 設定それ自体を、必要に応じて設定することができます。BIOS ポリシーが指定されると、ポリシーは BIOS のデフォルト設定に優先されます。

デフォルトの BIOS 設定に何らかの変更が加えられても、BIOS ポリシーがデフォルトの BIOS 設定に優先されるため、BIOS ポリシーが関連付けられているサーバには影響を及ぼしません。ただし、ユーザが BIOS ポリシー内の値をプラットフォームのデフォルトのままにした場合、UCS Manager はその特定のプラットフォームの BIOS デフォルト([Servers] > [Policies] > [BIOS Defaults])を参照し、BIOS のデフォルトに指定されている値を使用します。

このような場合、ユーザは BIOS ポリシーと BIOS のデフォルト値の両方を使用することが可能です。この用法が必要な理由は、あるユーザがポリシー内のいくつかの設定のみカスタマイズし、残りの設定については BIOS のデフォルト設定を使用する場合もあるためです。

たとえば、ユーザが BIOS ポリシー「test-policy」を作成し、次の値を指定したとします。

  • ターボ ブーストは「disabled」

  • ハイパー スレッディングは「platform-default」

一方、プラットフォームの BIOS デフォルトでは、値は次のようになっています。

  • ターボ ブーストは「enabled」

  • ハイパー スレッディングは「enabled」

この実質的な効果として、ターボ ブーストが「disabled」、ハイパー スレッディングが「enabled」に設定されます。

BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を通じて設定変更が行われると、UCS Manager はすぐにこれらの変更を CIMC バッファに適用します。これらの変更は、サーバがリブートされた後にのみ有効になります。

設定

BIOS ポリシーを通じて設定できるのは、次の BIOS 設定です。

  1. Quiet boot

  2. Resume Ac on power loss

  3. Front Panel Lockout

  4. Turbo Boost

  5. Enhanced Intel Speedstep

  6. Hyper Threading

  7. Virtulization Technology

  8. Processor C3 Report

  9. Processor C6 Report

  10. VT for Directed IO

  11. Interrupt Remap

  12. Coherency Support

  13. ATS Support

  14. Pass Through DMA Support

  15. Memory RAS Config

  16. NUMA

  17. LV DDR Mode

  18. Mirroring Mode(これは、Memory RAS Config が「mirroring-mode」に設定されたときに GUI に表示されます)

  19. Console Redirection

  20. BaudRate

注:BIOS ポリシー内のこれらの設定は、すべてのプラットフォームの設定のスーパーセットです。したがって、これらの設定の中には特定のプラットフォームに該当しないものもあります。

ネットワーク ダイアグラム

このドキュメントでは、次のネットワーク構成を使用しています。

bios-policy-01.gif

BIOS ポリシーの設定

BIOS ポリシー設定を機能させるには、まず BIOS ポリシーを作成し、これをサービス プロファイルに関連付ける必要があります。サービス プロファイルは、後でサーバまたはサーバのグループに関連付けることができます。

BIOS ポリシーの作成

次の手順を実行して、BIOS ポリシーを作成します。

  1. UCS Manager にログインし、[Servers] タブに移動します。

    bios-policy-02.gif

  2. [Policies] を開き、[BIOS Policies] を選択します。[+] アイコンをクリックして新しい BIOS ポリシーを作成します。

    bios-policy-03.gif

    注:Root の下にサブ組織が作成されている状態で、サブ組織の 1 つに BIOS ポリシーを作成する必要がある場合、そのサブ組織を選択してから [+] アイコンをクリックします。

  3. [Main] セクションで新しい BIOS ポリシーの名前を指定し、BIOS 設定の値を指定するか、デフォルト値のままにします。[Next] をクリックします。

    bios-policy-04.gif

  4. [Processor] セクションで、BIOS 設定の値を指定するか、デフォルト値のままにします。[Next] をクリックします。

    bios-policy-05.gif

  5. [Intel Directed IO] セクションで、BIOS 設定の値を指定するか、デフォルト値のままにします。[Next] をクリックします。

    bios-policy-06.gif

  6. [RAS Memory] セクションで、BIOS 設定の値を指定するか、デフォルト値のままにします。[Next] をクリックします。

    bios-policy-07.gif

  7. [Server Management] セクションで、BIOS 設定の値を指定するか、デフォルト値のままにします。[Finish] をクリックします。

    bios-policy-08.gif

サービス プロファイルへの BIOS ポリシーの関連付け

新しい BIOS ポリシーを作成した後、BIOS ポリシーをサービス プロファイルに付加して、BIOS ポリシーをサーバまたはサーバのグループに適用します。サービス プロファイルの作成方法については、『Cisco UCS ブレード用のサービス プロファイルの作成』を参照してください。サービス プロファイルを作成したら、[Operational Policies] セクションで [BIOS Configuration] を導入し、新しく作成した BIOS ポリシーをサービス プロファイルに割り当てます。[Finish] をクリックします。

bios-policy-09.gif

トラブルシューティング

現在のところ、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。

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Document ID: 112034