ワイヤレス : Cisco Mobility Services Engine

MSE ソフトウェア リリース 7.2 ハイ アベイラビリティ設定および導入ガイド

2013 年 4 月 19 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2012 年 3 月 13 日) | フィードバック

概要

Cisco Mobility Services Engine(MSE)ソフトウェア リリース 7.2 は、ハイ アベイラビリティ(HA)サポートを物理および仮想アプライアンスに追加します。このドキュメントでは、設定と導入に関するガイドライン、および MSE ハイ アベイラビリティを Cisco Unified WLAN に追加し、Context Aware サービスまたは Adaptive wIPS、あるいはこれらの両方を実行するときのトラブルシューティング ティップスを提供します。このドキュメントの目的は、MSE ハイ アベイラビリティについて説明し、MSE の HA 導入シナリオを提供することです。

注:このドキュメントは、MSE HA に関係ない MSE および関連コンポーネントの設定の詳細については説明していません。これらの情報は、他のドキュメントに含まれており、関連資料に示してあります。Context Aware モビリティ サービスの設定および設計に関するドキュメントのリストについては、「関連情報」セクションを参照してください。適応型 wIPS の設定もこのドキュメントでは扱いません。

前提条件

要件

このドキュメントに関する固有の要件はありません。

使用するコンポーネント

このドキュメントは、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

背景説明

MSE は、複数の関連サービスを実行できるプラットフォームです。これらのサービスには、ハイレベル セキュリティ機能があります。そのため、最高レベルのサービスを保証するために HA を考慮することは重要です。

HA をイネーブルにすると、すべてのアクティブ MSE は、別の非アクティブ インスタンスでバックアップされます。MSE HA は、ハイ アベイラビリティ セットアップを設定、管理およびモニタするヘルス モニタを導入します。プライマリ MSE とセカンダリ MSE の間でハートビートが維持されます。ヘルス モニタは、データベースのセットアップ、ファイルのレプリケーション、アプリケーションのモニタリングを行います。プライマリ MSE で障害が発生し、セカンダリ MSE に切り替わると、プライマリ MSE の仮想アドレスがトランスペアレントに切り替わります。

このセットアップ(図 1 を参照)は、ハイ アベイラビリティ用に Cisco Mobility Services Engine(MSE)をイネーブルにした一般的な Cisco WLAN 環境を示します。HA サポートは、MSE-3310、MSE-3350/3355 および ESXi の仮想アプライアンスで使用できます。

図 1.ハイ アベイラビリティでの MSE の導入

mse-ha-config-dg-01.gif

ガイドラインと制限事項

次に、MSE HA アーキテクチャに関する情報を示します。

  • MSE 仮想アプライアンスは 1:1 HA のみをサポートします。

  • 1 つのセカンダリ MSE では最大 2 つのプライマリ MSE をサポートできます。HA ペア マトリクス(図 2 および 3 )を参照してください。

  • HA は、ネットワーク接続および直接接続をサポートします。

  • MSE レイヤ 2 冗長性のみがサポートされます。ヘルス モニタ IP および仮想 IP の両方が、同じサブネット上にあり、Network Control System(NCS)からアクセスできる必要があります。レイヤ 3 冗長性はサポートされません。

  • ヘルス モニタ IP および仮想 IP は異なる IP でなければなりません。

  • 手動フェールオーバーと自動フェールオーバーのいずれかを使用できます。

  • 手動フェールバックと自動フェールバックのいずれかを使用できます。

  • プライマリ MSE とセカンダリ MSE は、同じソフトウェア バージョンを実行する必要があります。

  • アクティブな各プライマリ MSE は別の非アクティブ インスタンスによりバックアップされます。セカンダリ MSE は、フェールオーバー手順の開始後にアクティブになります。

  • フェールオーバー手順は手動または自動です。

  • 登録されているプライマリ MSE ごとに 1 つのソフトウェアおよびデータベース インスタンスが存在します。

図 2.MSE HA サポート ペア マトリクス

mse-ha-config-dg-02.gif

図 3.MSE HA N1:ペア マトリクス

mse-ha-config-dg-03.gif

MSE 仮想アプライアンス用の HA 設定シナリオ(ネットワーク接続)

次に、MSE 仮想アプライアンス(VA)の HA 設定の例を示します(図 4 を参照してください)。この場合、これらは次のように設定されます。

  • プライマリ MSE VA

    • 仮想 IP:[10.10.10.11]

    • ヘルス モニタ インターフェイス(Eth0):[10.10.10.12]

  • セカンダリ MSE VA

    • 仮想 IP:[None]

    • ヘルス モニタ インターフェイス(Eth0):[10.10.10.13]

注:アクティブ化ライセンス(L-MSE-7.0-K9)は各 VA に必要です。これは、VA の HA 設定に必要です。

図 4.HA での MSE 仮想アプライアンス

mse-ha-config-dg-04.gif

詳細については、MSE 仮想アプライアンスの関する Cisco ドキュメントを参照してください。

次に一般的な手順を示します。

  1. MSE の VA インストールを完了し、すべてのネットワーク設定が満たされていることを確認します。

    mse-ha-config-dg-05.gif

  2. 最初のログイン時に Setup Wizard を起動します。

    mse-ha-config-dg-06.gif

  3. 必要な項目(ホスト名やドメインなど)に入力します。ハイ アベイラビリティの設定手順で YES と入力します。

    mse-ha-config-dg-07.gif

  4. 次の内容を入力します。

    1. ロールの選択:[1 for Primary]

    2. ヘルス モニタ インターフェイス:[eth0]*

      *ネットワーク アダプタ 1 にマッピングされるネットワーク設定(サンプル スクリーンショットを参照してください)

      mse-ha-config-dg-08.gif

      mse-ha-config-dg-09.gif

  5. 直接接続インターフェイスの選択:[none]。

    mse-ha-config-dg-10.gif

  6. 次の内容を入力します。

    1. 仮想 IP アドレス:[10.10.10.11]

    2. ネットワーク マスク:[255.255.255.0]

    3. リカバリ モードでの MSE の起動:[No]

      mse-ha-config-dg-11.gif

  7. 次の内容を入力します。

    1. Eth0 の設定:[Yes]

    2. Eth0 IP アドレスの入力:[10.10.10.12]

    3. ネットワーク マスク:[255.255.255.0]

    4. デフォルト ゲートウェイ:[10.10.10.1]

      mse-ha-config-dg-12.gif

  8. セカンド イーサネット インターフェイス(Eth1)は使用されません。

    eth1 インターフェイスの設定:[skip]

    mse-ha-config-dg-13.gif

  9. Setup Wizard を続行します。

    1. クロック同期化のために NTP サーバをイネーブルにすることは重要です。

    2. 推奨タイム ゾーンは UTC です。

      mse-ha-config-dg-14.gif

      mse-ha-config-dg-15.gif

      次に、MSE Virtual Appliance Primary セットアップの要約を示します。

      -------BEGIN--------
      Role=1, Health Monitor Interface=eth0, Direct connect interface=none
      Virtual IP Address=10.10.10.11, Virtual IP Netmask=255.255.255.0
      Eth0 IP address=10.10.10.12, Eth0 network mask=255.0.0.0
      Default Gateway=10.10.10.1
      -------END--------
  10. [YES] と入力して、すべてのセットアップ情報が正しいことを確認します。

    mse-ha-config-dg-16.gif

  11. セットアップ後にリブートすることを推奨します。

    mse-ha-config-dg-17.gif

  12. リブートしたら、/init.d/msed start コマンドを使用して MSE サービスを起動します。

    mse-ha-config-dg-18.gif

  13. すべてのサービスが起動したら、getserverinfo コマンドを使用して、MSE サービスが正しく機能していることを確認します。

    動作ステータスは Up です。

    mse-ha-config-dg-19.gif

これらの手順は、セカンダリ MSE VA のセットアップの一部です。

  1. 新しいインストール後に初めてログインすると、Setup Wizard が起動します。次の内容を入力します。

    1. ハイ アベイラビリティの設定:[Yes]

    2. ロールの選択:[2](セカンダリを示します)

    3. ヘルス モニタ インターフェイス:[eth0](プライマリと同じです)

      mse-ha-config-dg-20.gif

  2. 次の内容を入力します。

    1. 直接接続:[None]

    2. IP アドレス eth0:[10.10.10.13]

    3. ネットワーク マスク:[255.255.255.0]

    4. デフォルト ゲートウェイ:[10.10.10.1]

      mse-ha-config-dg-21.gif

  3. eth1 インターフェイスの設定:[Skip]

    mse-ha-config-dg-22.gif

  4. タイム ゾーンの設定:[UTC]

    mse-ha-config-dg-23.gif

  5. NTP サーバをイネーブルにします。

    mse-ha-config-dg-24.gif

  6. Setup Wizard の残りの手順を完了し、セットアップ情報を確認して、設定を保存します。

    mse-ha-config-dg-25.gif

  7. プライマリ MSE の手順と同じように、リブートし、サービスを起動します。

    mse-ha-config-dg-26.gif

次の手順は、プライマリおよびセカンダリ MSE VA を NCS に追加する方法を示します。通常のプロセスで、MSE を NCS に追加します。詳細については、設定ガイドを参照してください。

  1. NCS から、[Systems] > [Mobility Services] に移動し、[Mobility Services Engines] を選択します。

    mse-ha-config-dg-27.gif

  2. プルダウンから、[Add Mobility Services Engine] を選択します。次に、[Go] をクリックします。

    mse-ha-config-dg-28.gif

  3. MSE の NCS 設定ウィザードを実行します。このドキュメントの例では、次の値を使用します。

    1. デバイス名の入力:例:[MSE1]

    2. IP アドレス:[10.10.10.12]

    3. ユーザ名およびパスワード(各初期セットアップ)

    4. [Next] をクリックします。

      mse-ha-config-dg-29.gif

  4. 使用できるすべてのライセンスを追加し、[Next] をクリックします。

    mse-ha-config-dg-30.gif

  5. [MSE] を選択し、[Next] をクリックします。

    mse-ha-config-dg-31.gif

  6. トラッキング パラメータをイネーブルにして、[Next] をクリックします。

    mse-ha-config-dg-32.gif

  7. オプションで、マップを割り当て、MSE サービスを同期化します。[Done] をクリックして、MSE を NCS に追加します。

    mse-ha-config-dg-33.gif

    mse-ha-config-dg-34.gif

次のスクリーンショットは、プライマリ MSE VA が追加されたことを示します。ここで、セカンダリ MSE VA を追加するために、次の手順を完了します。

  1. [Secondary Server] 列で、リンクをクリックして、処理を続行します。

    mse-ha-config-dg-35.gif

  2. この例の設定を使用して、セカンダリ MSE VA を追加します。

    1. セカンダリ デバイス名:[mse2]

    2. セカンダリ IP アドレス:[10.10.10.13]

    3. セカンダリ パスワード*:[default or from setup script]

    4. フェールオーバー タイプ*:[Automatic, or Manual]

    5. フェールバック タイプ*

    6. フェールオーバーの長期待機*

    7. [Save] をクリックします。

      *必要に応じて、情報アイコンをクリックするか、MSE ドキュメントを参照してください。

      mse-ha-config-dg-36.gif

  3. NCS により 2 つの MSE のペアを作成するプロンプトが表示されたら、[OK] をクリックします。

    mse-ha-config-dg-37.gif

    NCS で設定を作成するには、数秒かかります。

    mse-ha-config-dg-38.gif

    セカンダリ MSE VA でアクティブ化ライセンス(L-MSE-7.0-K9)が必要な場合、NCS によりプロンプトが表示されます。

    mse-ha-config-dg-39.gif

  4. [OK] をクリックして、[License File] でセカンダリをアクティブにします。

    mse-ha-config-dg-40.gif

  5. セカンダリ MSE VA がアクティブになったら、[Save] をクリックして、設定を完了します。

    mse-ha-config-dg-41.gif

  6. [NCS] > [Mobility Services] > [Mobility Services Engine] に移動します。

    セカンダリ MSE が [Secondary Server] の列に表示されると、NCS により次の画面が表示されます。

    mse-ha-config-dg-42.gif

  7. ハイ アベイラビリティ ステータスを表示するには、[NCS] > [Services] > [High Availability] に移動します。

    mse-ha-config-dg-43.gif

    HA ステータスで、現在のステータスおよびイベントを MSE ペアごとに確認します。

    mse-ha-config-dg-44.gif

    初期同期化およびデータ レプリケーションのセットアップには数分かかることがあります。NCS は、上記のように HA ペアが完全にアクティブになるまで、進捗情報 % を表示します。

    mse-ha-config-dg-45.gif

MSE ソフトウェア リリース 7.2 で導入された HA に関連する新しいコマンドは gethainfo です。この出力は、プライマリおよびセカンダリを示します。

[root@mse1 ~]#gethainfo

Health Monitor is running. Retrieving HA related information

----------------------------------------------------
Base high availability configuration for this server
----------------------------------------------------

Server role: Primary
Health Monitor IP Address: 10.10.10.12
Virtual IP Address: 10.10.10.11
Version: 7.2.103.0
UDI: AIR-MSE-VA-K9:V01:mse1
Number of paired peers: 1

----------------------------
Peer configuration#: 1
----------------------------

Health Monitor IP Address 10.10.10.13
Virtual IP Address: 10.10.10.11
Version: 7.2.103.0
UDI: AIR-MSE-VA-K9:V01:mse2_666f2046-5699-11e1-b1b1-0050568901d9
Failover type: Manual
Failback type: Manual
Failover wait time (seconds): 10
Instance database name: mseos3s
Instance database port: 1624
Dataguard configuration name: dg_mse3
Primary database alias: mseop3s
Direct connect used: No
Heartbeat status: Up
Current state: PRIMARY_ACTIVE


[root@mse2 ~]#gethainfo

Health Monitor is running. Retrieving HA related information

----------------------------------------------------
Base high availability configuration for this server
----------------------------------------------------

Server role: Secondary
Health Monitor IP Address: 10.10.10.13
Virtual IP Address: Not Applicable for a secondary
Version: 7.2.103.0
UDI: AIR-MSE-VA-K9:V01:mse2
Number of paired peers: 1

----------------------------
Peer configuration#: 1
----------------------------

Health Monitor IP Address 10.10.10.12
Virtual IP Address: 10.10.10.11
Version: 7.2.103.0
UDI: AIR-MSE-VA-K9:V01:mse1_d5972642-5696-11e1-bd0c-0050568901d6
Failover type: Manual
Failback type: Manual
Failover wait time (seconds): 10
Instance database name: mseos3
Instance database port: 1524
Dataguard configuration name: dg_mse3
Primary database alias: mseop3s
Direct connect used: No
Heartbeat status: Up
Current state: SECONDARY_ACTIVE

直接接続の場合の HA 設定

ネットワーク接続された MSE HA は、ネットワークを使用します。直接接続設定の場合、プライマリおよびセカンダリ MSE サーバ間での直接ケーブル接続を簡単に使用できます。これにより、ハートビート応答時間、データ レプリケーションおよび障害検出時間の遅延を減らすことができます。この例の場合、図 5 に示すように、プライマリ物理 MSE は、インターフェイス eth1 のセカンダリ MSE に接続されます。Eth1 は直接接続に使用されるので注意してください。各インターフェイスには IP アドレスが必要です。

図 5:直接接続の MSE HA

mse-ha-config-dg-46.gif

  1. プライマリ MSE をセットアップします。

    セットアップ スクリプトからの設定の要約:

    -------BEGIN--------
    Host name=mse3355-1
    Role=1 [Primary]
    Health Monitor Interface=eth0
    Direct connect interface=eth1
    Virtual IP Address=10.10.10.14
    Virtual IP Netmask=255.255.255.0
    Eth1 IP address=1.1.1.1
    Eth1 network mask=255.0.0.0
    Default Gateway =10.10.10.1
    -------END--------
  2. セカンダリ MSE をセットアップします。

    セットアップ スクリプトからの設定の要約:

    -------BEGIN--------
    Host name=mse3355-2
    Role=2 [Secondary]
    Health Monitor Interface=eth0
    Direct connect interface=eth1
    Eth0 IP Address 10.10.10.16
    Eth0 network mask=255.255.255.0
    Default Gateway=10.10.10.1
    Eth1 IP address=1.1.1.2, 
    Eth1 network mask=255.0.0.0
    -------END--------
  3. プライマリ MSE を NCS に追加します(上記の例を参照するか、設定ガイドを参照してください)。

    mse-ha-config-dg-47.gif

  4. [Secondary MSE from NCS] > [configure Secondary Server] をセットアップします。

    1. セカンダリ デバイス名の入力:[mse3355-2]

    2. セカンダリ IP アドレス:[10.10.10.16]

    3. 残りのパラメータを完了して、[Save] をクリックします。

    mse-ha-config-dg-48.gif

  5. [OK] をクリックして、2 つの MSE のペアを確認します。

    mse-ha-config-dg-49.gif

    NCS でセカンダリ サーバ設定を追加するには時間がかかります。

    mse-ha-config-dg-50.gif

  6. 完了したら、HA パラメータを変更します。[Save] をクリックします。

    mse-ha-config-dg-51.gif

  7. HA ステータスを参照して、新しい MSE HA ペアのリアルタイム進捗情報を確認します。

    mse-ha-config-dg-52.gif

  8. [NCS] > [Services] > [Mobility Services] > [Mobility Services Engines] から、MSE(直接接続)HA が NCS に追加されたことを確認します。

    mse-ha-config-dg-53.gif

  9. コンソールから、gethainfo コマンドを使用して確認することもできます。

    次に、プライマリおよびセカンダリの出力を示します。

    [root@mse3355-1 ~]#gethainfo
    
    Health Monitor is running. Retrieving HA related information
    
    ----------------------------------------------------
    Base high availability configuration for this server
    ----------------------------------------------------
    
    Server role: Primary
    Health Monitor IP Address: 10.10.10.15
    Virtual IP Address: 10.10.10.14
    Version: 7.2.103.0
    UDI: AIR-MSE-3355-K9:V01:KQ37xx
    Number of paired peers: 1
    
    ----------------------------
    Peer configuration#: 1
    ----------------------------
    
    Health Monitor IP Address 10.10.10.16
    Virtual IP Address: 10.10.10.14
    Version: 7.2.103.0
    UDI: AIR-MSE-3355-K9:V01:KQ45xx
    Failover type: Automatic
    Failback type: Manual
    Failover wait time (seconds): 10
    Instance database name: mseos3s
    Instance database port: 1624
    Dataguard configuration name: dg_mse3
    Primary database alias: mseop3s
    Direct connect used: Yes
    Heartbeat status: Up
    Current state: PRIMARY_ACTIVE
    
    [root@mse3355-2 ~]#gethainfo
    
    Health Monitor is running. Retrieving HA related information
    
    ----------------------------------------------------
    Base high availability configuration for this server
    ----------------------------------------------------
    
    Server role: Secondary
    Health Monitor IP Address: 10.10.10.16
    Virtual IP Address: Not Applicable for a secondary
    Version: 7.2.103.0
    UDI: AIR-MSE-3355-K9:V01:KQ45xx
    Number of paired peers: 1
    
    ----------------------------
    Peer configuration#: 1
    ----------------------------
    
    Health Monitor IP Address 10.10.10.15
    Virtual IP Address: 10.10.10.14
    Version: 7.2.103.0
    UDI: AIR-MSE-3355-K9:V01:KQ37xx
    Failover type: Automatic
    Failback type: Manual
    Failover wait time (seconds): 10
    Instance database name: mseos3
    Instance database port: 1524
    Dataguard configuration name: dg_mse3
    Primary database alias: mseop3s
    Direct connect used: Yes
    Heartbeat status: Up
    Current state: SECONDARY_ACTIVE

MSE 物理アプライアンス用の HA 設定シナリオ

ペア マトリクスに基づいて、HA 設定の最大値は 2:1 です。これは、MSE-3355 に予約されていて、セカンダリ モードで、MSE-3310 および MSE-3350 をサポートできます。このシナリオでは、直接接続は利用できません。

mse-ha-config-dg-54.gif

  1. これらの各 MSE を設定して、2:1 HA シナリオを示します。

    MSE-3310 (Primary1)
    Server role: Primary
    Health Monitor IP Address (Eth0): 10.10.10.17
    Virtual IP Address: 10.10.10.18
    Eth1 – Not Applicable
    
    MSE-3350 (Primary2)
    Server role: Primary
    Health Monitor IP Address: 10.10.10.22
    Virtual IP Address: 10.10.10.21
    Eth1 – Not Applicable
    
    MSE-3355 (Secondary)
    Server role: Secondary
    Health Monitor IP Address: 10.10.10.16
    Virtual IP Address: Not Applicable for a secondary
  2. すべての MSE が設定されたら、Primary1 および Primary2 を NCS に追加します。

    mse-ha-config-dg-55.gif

  3. クリックして、セカンダリ サーバを設定します(上記の例を参照してください)。いずれかのプライマリ MSE から開始します。

    mse-ha-config-dg-56.gif

  4. セカンダリ MSE のパラメータを入力します。

    1. セカンダリ デバイス名:例:[mse-3355-2]

    2. セカンダリ IP アドレス:[10.10.10.16]

    3. 残りのパラメータを完了します。

    4. [Save] をクリックします。

      mse-ha-config-dg-57.gif

  5. 最初のセカンダリ エントリが設定されるまで、しばらく待ちます。

    mse-ha-config-dg-58.gif

  6. 最初のプライマリ MSE のセカンダリ サーバが追加されたことを確認します。

    mse-ha-config-dg-59.gif

  7. セカンド プライマリ MSE で手順 3 〜 6 を繰り返します。

    mse-ha-config-dg-60.gif

  8. セカンド プライマリ MSE の HA パラメータを完了します。

    mse-ha-config-dg-61.gif

  9. 設定を保存します。

    mse-ha-config-dg-62.gif

  10. 各プライマリ MSE のプロセスのステータスを確認します。

    mse-ha-config-dg-63.gif

  11. Primary1 および Primary2 の両方の MSE がセカンダリ MSE でセットアップされていることを確認します。

    mse-ha-config-dg-64.gif

  12. [NCS] > [Services] > [Mobility Services] から、[High Availability] を選択します。

    mse-ha-config-dg-65.gif

    MSE-3310 および MSE-3350 のセカンダリとして MSE-3355 が設定されているため、2:1 を確認できます。

    mse-ha-config-dg-66.gif

    次に、gethainfo コマンドが使用されたときのすべての 3 つの MSE のコンソールからの HA セットアップの出力例を示します。

    [root@mse3355-2 ~]#gethainfo
    
    Health Monitor is running. Retrieving HA related information
    
    ----------------------------------------------------
    Base high availability configuration for this server
    ----------------------------------------------------
    
    Server role: Secondary
    Health Monitor IP Address: 10.10.10.16
    Virtual IP Address: Not Applicable for a secondary
    Version: 7.2.103.0
    UDI: AIR-MSE-3355-K9:V01:KQ45xx
    Number of paired peers: 2
    
    ----------------------------
    Peer configuration#: 1
    ----------------------------
    
    Health Monitor IP Address 10.10.10.22
    Virtual IP Address: 10.10.10.21
    Version: 7.2.103.0
    UDI: AIR-MSE-3350-K9:V01:MXQ839xx
    Failover type: Manual
    Failback type: Manual
    Failover wait time (seconds): 10
    Instance database name: mseos3
    Instance database port: 1524
    Dataguard configuration name: dg_mse3
    Primary database alias: mseop3s
    Direct connect used: No
    Heartbeat status: Up
    Current state: SECONDARY_ACTIVE
    
    
    ----------------------------
    Peer configuration#: 2
    ----------------------------
    
    Health Monitor IP Address 10.10.10.17
    Virtual IP Address: 10.10.10.18
    Version: 7.2.103.0
    UDI: AIR-MSE-3310-K9:V01:FTX140xx
    Failover type: Manual
    Failback type: Manual
    Failover wait time (seconds): 10
    Instance database name: mseos4
    Instance database port: 1525
    Dataguard configuration name: dg_mse4
    Primary database alias: mseop4s
    Direct connect used: No
    Heartbeat status: Up
    Current state: SECONDARY_ACTIVE

    NCS の HA の最後の確認では、MSE-3310 と MSE-3350 の両方のステータスがアクティブであることが示されます。

    mse-ha-config-dg-67.gif

    mse-ha-config-dg-68.gif

MSE HA の基本的なトラブルシューティング

セカンダリ MSE を追加すると、次のようにプロンプトが表示されます。

mse-ha-config-dg-69.gif

セットアップ スクリプト中に問題が発生した可能性があります。

  • getserverinfo コマンドを実行して、ネットワーク設定が正しいことを確認します。

  • また、サービスが起動していない可能性もあります。/init.d/msed start コマンドを実行します。

  • 必要な場合、セットアップ スクリプト(/mse/setup/setup.sh)を再実行して、最後に保存します。

MSE の仮想アプライアンスでは、アクティブ化ライセンス(L-MSE-7.0-K9)が必要です。ライセンスがない場合、セカンダリ MSE VA を追加するときに NCS によりプロンプトが表示されます。MSE VA のアクティブ化ライセンスを取得および追加します。

mse-ha-config-dg-70.gif

MSE で HA ロールを切り替える場合、サービスが完全に停止していることを確認します。そのため、/init.d/msed stop コマンドでサービスを停止して、セットアップ スクリプト(/mse/setup/setup.sh)を再実行します。

mse-ha-config-dg-71.gif

gethainfo コマンドを使用して、MSE のハイ アベイラビリティ情報を取得します。これは、HA ステータスおよび変更のトラブルシューティングまたはモニタに役に立つ情報を提供します。

[root@mse3355-2 ~]#gethainfo

Health Monitor is running. Retrieving HA related information

----------------------------------------------------
Base high availability configuration for this server
----------------------------------------------------

Server role: Secondary
Health Monitor IP Address: 10.10.10.16
Virtual IP Address: Not Applicable for a secondary
Version: 7.2.103.0
UDI: AIR-MSE-3355-K9:V01:KQ45xx
Number of paired peers: 2

----------------------------
Peer configuration#: 1
----------------------------

Health Monitor IP Address 10.10.10.22
Virtual IP Address: 10.10.10.21
Version: 7.2.103.0
UDI: AIR-MSE-3350-K9:V01:MXQ839xx
Failover type: Manual
Failback type: Manual
Failover wait time (seconds): 10
Instance database name: mseos3
Instance database port: 1524
Dataguard configuration name: dg_mse3
Primary database alias: mseop3s
Direct connect used: No
Heartbeat status: Up
Current state: SECONDARY_ACTIVE


----------------------------
Peer configuration#: 2
----------------------------

Health Monitor IP Address 10.10.10.17
Virtual IP Address: 10.10.10.18
Version: 7.2.103.0
UDI: AIR-MSE-3310-K9:V01:FTX140xx
Failover type: Manual
Failback type: Manual
Failover wait time (seconds): 10
Instance database name: mseos4
Instance database port: 1525
Dataguard configuration name: dg_mse4
Primary database alias: mseop4s
Direct connect used: No
Heartbeat status: Up
Current state: SECONDARY_ACTIVE

また、NCS High Availability View は、MSE の HA セットアップを表示できる優れた管理ツールです。

mse-ha-config-dg-72.gif

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