Cisco Prime LAN Management Solution Command Execution Vulnerability

2013 年 1 月 11 日 - ライター翻訳版
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Advisory ID: cisco-sa-20130109-lms

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/111/1117/1117010_cisco-sa-20130109-lms-j.html

日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。

Revision 1.0

For Public Release 2013 January 9 16:00  UTC (GMT)


要約

Cisco Prime LAN Management Solution(LMS)仮想アプライアンスには、認証されていないリモートの攻撃者が root ユーザの権限によって任意のコマンドを実行できる可能性のある脆弱性が存在します。この脆弱性は、特定の TCP ポートに送信される認証および認可コマンドの不適切な検証に起因します。該当するシステムに攻撃者が接続し、任意のコマンドを送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。

シスコはこの脆弱性に対処する無償のソフトウェア アップデートをリリースしました。この脆弱性を軽減する対応策はありません。このアドバイザリは、次のリンク先で確認できます。
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/111/1117/1117010_cisco-sa-20130109-lms-j.html

該当製品

脆弱性が存在する製品

次に示す Linux ベースの Cisco Prime LMS 仮想アプライアンスのバージョンには脆弱性が存在します。

Cisco Prime LMS Virtual Appliance Version Affected
4.1
Yes
4.2 Yes
4.2.1 Yes
4.2.2 Yes
4.2.3 No

注:
Linux ベースの Cisco Prime LMS 仮想アプライアンスのみがこの脆弱性に該当します。Windows または Solaris で稼働する Cisco Prime LMS は該当しません。

脆弱性が存在しない製品

次の製品または機能はこの脆弱性の影響を受けません。
  • Cisco Prime LMS for Windows
  • Cisco Prime LMS for Solaris
  • サポートされているあらゆるオペレーティング システム上で稼働する CiscoWorks LMS

他のシスコ製品において、この脆弱性の影響を受けるものは現在確認されていません。

詳細

Cisco Prime LAN Management Solution(LMS)は、ネットワークの構成、管理、モニタリング、トラブルシューティングを簡素化する管理機能を統合したスイートです。Cisco Prime LMS ソフトウェアは Windows および Solaris で稼働、または仮想アプライアンス モード(ソフト アプライアンス モードとも呼ばれます)で配布されます。

Cisco Prime LMS 仮想アプライアンスは、Linux ベースのオペレーティング システム(OS)とプリインストールされた LMS アプリケーションのバンドルです。このソフトウェアは、対応している VMware 仮想化環境で直接インスタンス化が可能な 1 つの Open Virtual Archive(OVA)ファイルで配布されます。

Linux ベースの Cisco Prime LAN Management Solution(LMS)仮想アプライアンスには、認証されていないリモートの攻撃者が root ユーザの権限によって任意のコマンドを実行できる可能性のある脆弱性が存在します。この脆弱性は、特定の TCP ポートに送信される認証および認可コマンドの不適切な検証に起因します。該当するシステムに攻撃者が接続し、任意のコマンドを送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。

注:Linux ベースの Cisco Prime LMS 仮想アプライアンスのみがこの脆弱性に該当します。Windows または Solaris で稼働する Cisco Prime LMS は該当しません。

この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCuc79779登録ユーザのみ)として文書化され、CVE ID として CVE-2012-6392 が割り当てられています。

脆弱性スコア詳細

シスコはこのアドバイザリでの脆弱性に対して Common Vulnerability Scoring System(CVSS)に基づいたスコアを提供しています。このセキュリティ アドバイザリでの CVSS スコアは CVSS バージョン 2.0 に基づいています。

CVSS は、脆弱性の重要度を示唆するもので、緊急性および対応の優先度を決定する組織の手助けとなる標準ベースの評価法です。

シスコは基本評価スコア(Base Score)および現状評価スコア(Temporal Score)を提供しています。お客様はこれらを用いて環境評価スコア(Environmental Score)を算出し、自身のネットワークにおける脆弱性の影響度を導き出すことができます。

シスコは次のリンクで CVSS に関する追加情報を提供しています。

http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/cvss-qandas.html

また、シスコは個々のネットワークにおける環境影響度を算出する CVSS 計算ツールを次のリンクで提供しています。

http://tools.cisco.com/security/center/cvssCalculator.x/



Cisco Prime LAN Management Solution Command Execution Vulnerability - CSCuc79779

Calculate the environmental score of CSCuc79779

CVSS Base Score - 10.0

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

Complete

Complete

Complete

CVSS Temporal Score - 8.3

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed


影響

この脆弱性の不正利用に成功した場合、攻撃者は root ユーザの権限を使用して、該当するシステム上で任意のコマンドをリモート実行できる可能性があります。

ソフトウェア バージョンおよび修正

次の表に、このセキュリティ アドバイザリに記載した脆弱性を緩和するためのソフトウェア アップグレードの情報を示します。

Cisco Prime LMS Virtual Appliance Version
 Patch Name
4.1 lms4.1-lnx-CSCuc79779-0.zip
4.2
lms4.2-lnx-CSCuc79779-0.zip
4.2.1
lms4.2.1-lnx-CSCuc79779-0.zip
4.2.2
lms4.2.2-lnx-CSCuc79779-0.zip

ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt/ の Cisco Security Advisories and Responses アーカイブや、本アドバイザリ以降に公開のアドバイザリを参照して、起こりうる障害と完全なアップグレード ソリューションを判断してください。

いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新しいリリースで引き続き適切にサポートされていることの確認を十分に行ってください。情報が不明確な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンス プロバイダーにお問い合わせください。


回避策

この脆弱性を軽減する回避策はありません。

修正済みソフトウェアの入手

シスコはこのアドバイザリに記載された脆弱性に対処する無償のソフトウェア アップデートを提供しています。ソフトウェアの導入を行う前に、お客様のメンテナンス プロバイダーにご相談いただくか、ソフトウェアのフィーチャ セットの互換性およびお客様のネットワーク環境に特有の問題に関してご確認ください。

お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ご購入いただいたフィーチャ セットに対してのみとなります。そのようなソフトウェア アップグレードをインストール、ダウンロード、アクセスまたはその他の方法で使用した場合、お客様は http://www.cisco.com/en/US/docs/general/warranty/English/EU1KEN_.html に記載のシスコのソフトウェア ライセンスの条項に従うことに同意したことになります。

サービス契約をご利用のお客様

サービス契約をご利用のお客様は、通常のアップデート チャネルからアップグレード ソフトウェアを入手してください。ほとんどのお客様は、Cisco.com の Software Navigator からアップグレードを入手することができます。http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html

サードパーティのサポート会社をご利用のお客様

シスコ パートナー、正規販売代理店、サービス プロバイダーなど、サードパーティのサポート会社と以前に契約していたか、または現在契約しており、その会社からシスコ製品の提供または保守を受けているお客様は、該当するサポート会社に連絡し、適切な処置について支援を受けてください。

回避策の効果は、使用製品、ネットワーク トポロジー、トラフィックの性質や組織の目的などのお客様の状況に依存します。影響製品およびリリースが多種多様であるため、回避策を実際に展開する前に、対象とするネットワークで適用する回避策または修正が最適であるか、お客様のサービス プロバイダーやサポート会社にご相談ください。

サービス契約をご利用でないお客様

シスコから直接購入したがシスコのサービス契約をご利用いただいていない場合、また、サードパーティ ベンダーから購入したが修正済みソフトウェアを購入先から入手できない場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してアップグレードを入手してください。

  • +1 800 553 2447(北米内からのフリー ダイヤル)
  • +1 408 526 7209(北米以外からの有料通話)
  • 電子メール:tac@cisco.com

無償アップグレードの対象であることをご証明いただくために、製品のシリアル番号と、このアドバイザリの URL をご用意ください。サービス契約をご利用でないお客様は TAC を通して無償アップグレードをお求めください。

さまざまな言語向けの各地の電話番号、説明、電子メール アドレスなどの、この他の TAC の連絡先情報については、シスコ ワールドワイドお問い合わせ先を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html

不正利用事例と公式発表

Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)では、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例とその公表は確認しておりません。

この脆弱性はサポート ケースの解決中に見つかったものです。

この通知のステータス:FINAL

本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証を示唆するものでもありません。本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。またシスコシステムズはいつでも本ドキュメントの変更や更新を実施する権利を有します。

後述する情報配信の URL を省略し、本アドバイザリの記述内容に関して単独の転載や意訳を実施した場合には、事実誤認ないし重要な情報の欠落を含む統制不可能な情報の伝搬が行われる可能性があります。


情報配信

このアドバイザリは次のリンクにある Cisco Security Intelligence Operations に掲載されます。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/111/1117/1117010_cisco-sa-20130109-lms-j.html

また、このアドバイザリのテキスト版が Cisco PSIRT PGP キーによるクリア署名つきで次の電子メールで配信されています。

  • cust-security-announce@cisco.com
  • first-bulletins@lists.first.org
  • bugtraq@securityfocus.com
  • vulnwatch@vulnwatch.org
  • cisco@spot.colorado.edu
  • cisco-nsp@puck.nether.net
  • full-disclosure@lists.grok.org.uk

このアドバイザリに関する今後の更新があれば、Cisco.com に掲載されますが、メーリング リストで配信されるとは限りません。このアドバイザリの URL で更新をご確認いただくことができます。


更新履歴

Revision 1.0 2013-January-09 Initial public release

シスコ セキュリティ手順

シスコ製品におけるセキュリティの脆弱性の報告、セキュリティ事故に関する支援、およびシスコからセキュリティ情報を入手するための登録方法について詳しく知るには、Cisco.com の http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.html にアクセスしてください。この Web ページには、シスコのセキュリティ アドバイザリに関してメディアが問い合わせる際の指示が掲載されています。すべてのシスコ セキュリティ アドバイザリは、http://www.cisco.com/go/psirt/ で確認することができます。