Multiple Vulnerabilities in Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing

2012 年 11 月 28 日 - ライター翻訳版
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Advisory ID: cisco-sa-20121031-mp

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/111/1116/1116755_cisco-sa-20121031-mp-j.html

日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。

Revision 1.1

Last Updated 2012 November 27 14:29 UTC (GMT)

For Public Release 2012 October 31 16:00 UTC (GMT)


要約

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing は次の 2 つの脆弱性の影響を受けます。

  • Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing SQL インジェクションの脆弱性
  • Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing バッファ オーバーランの脆弱性
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing SQL インジェクションの脆弱性が悪用されると、認証されていないリモートの攻撃者が Structured Query Language(SQL)コマンドを送信して、サーバ構成、会議、ユーザに関する情報を格納する MeetingPlace データベースを操作する可能性があります。これらのコマンドによって、Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing データベース内の一部の情報の作成、削除、改ざんが行われる可能性があります。

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing バッファ オーバーランの脆弱性が悪用されると、認証されていないリモートの攻撃者によってバッファ オーバーラン状態が形成され、Web Conferencing サーバが応答しなくなる可能性があります。

シスコはこれらの脆弱性に対応するための無償ソフトウェア アップデートを提供しています。これらの脆弱性を軽減する回避策はありません。このアドバイザリは、次のリンク先で確認できます。
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/111/1116/1116755_cisco-sa-20121031-mp-j.html

該当製品

脆弱性が存在する製品

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing の下記のバージョンには、Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing SQL インジェクションの脆弱性が存在します。

Version Affected
Prior to 7.0 No
7.0 Yes
7.1 Yes
8.0 Yes
8.5 Yes

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing の下記のバージョンには、Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing バッファ オーバーランの脆弱性が存在します。

Version Affected
Prior to 7.0 Yes
7.0 Yes
7.1 Yes
8.0 Yes
8.5 Yes

注:バージョン 7.0 より前の Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing はソフトウェア メンテナンスが終了しています。7.0 より前のバージョンを使用している場合は、サポートされている Cisco Unified MeetingPlace のバージョンへのアップグレードに関してシスコ サポート チームにお問い合わせください。

脆弱性が存在しない製品

他のシスコ製品においてこのアドバイザリの影響を受けるものは、現在確認されていません。

詳細

Cisco Unified MeetingPlace 会議ソリューションは、統合された音声、ビデオ、Web 会議のホスト機能を組織に提供します。このソリューションはネットワーク上に導入され、組織のプライベートな音声/データ ネットワークおよびエンタープライズ アプリケーションに直接組み込まれます。Cisco Unified MeetingPlace サーバは、外部の人が会議に参加できるようにインターネットからのアクセスが可能な状態で導入することができます。

Web Conferencing は Cisco Unified MeetingPlace 会議ソリューションのコア コンポーネントであり、ユーザはアプリケーションやプレゼンテーションの共有、会議の管理が可能になります。

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing SQL インジェクションの脆弱性

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing サービスには、認証されていないリモートの攻撃者が Structured Query Language(SQL)コマンドを挿入し、MeetingPlace Web Conferencing 内部データベースに格納されたデータの整合性および可用性に影響を与える可能性のある脆弱性が存在します。このデータにはサーバ構成、会議、およびユーザに関する情報が含まれることがあります。
この脆弱性は、HTTP POST メソッドを通過するパラメータの一部の検証が不適切であることに起因します。攻撃者は該当システムに送信される HTTP POST リクエストに悪意のある SQL コマンドを挿入することで、この脆弱性を悪用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者は Web Conferencing データベースのデータを改ざんしたり、削除できる可能性があります。

この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCtx08939登録ユーザのみ)として文書化され、Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)ID として CVE-2012-0337 が割り当てられています。

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing バッファ オーバーランの脆弱性


Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing サービスには、認証されていないリモートの攻撃者によってバッファ オーバーラン状態が形成され、Web Conferencing サーバが応答しなくなる可能性のある脆弱性が含まれます。
この脆弱性は、HTTP POST リクエストの一部のパラメータ値の検証が不適切であることに起因します。攻撃者は該当システムに送信される HTTP POST リクエスト中の脆弱なパラメータ値を細工することで、この脆弱性を悪用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者が Web Conferencing サーバを応答不能にする可能性があります。

この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCua66341登録ユーザのみ)として文書化され、Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)ID として CVE-2012-5416 が割り当てられています。

脆弱性スコア詳細

シスコはこのアドバイザリでの脆弱性に対して Common Vulnerability Scoring System(CVSS)に基づいたスコアを提供しています。このセキュリティ アドバイザリでの CVSS スコアは CVSS バージョン 2.0 に基づいています。

CVSS は、脆弱性の重要度を示唆するもので、緊急性および対応の優先度を決定する組織の手助けとなる標準ベースの評価法です。

シスコは基本評価スコア(Base Score)および現状評価スコア(Temporal Score)を提供しています。お客様はこれらを用いて環境評価スコア(Environmental Score)を算出し、自身のネットワークにおける脆弱性の影響度を導き出すことができます。

シスコは次のリンクで CVSS に関する追加情報を提供しています。

http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/cvss-qandas.html

また、シスコは個々のネットワークにおける環境影響度を算出する CVSS 計算ツールを次のリンクで提供しています。

http://tools.cisco.com/security/center/cvssCalculator.x/



CSCtx08939 -
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing SQL Injection Vulnerability

Calculate the environmental score of CSCtx08939

CVSS Base Score - 8.5

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

None

Partial

Complete

CVSS Temporal Score - 7.0

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed





CSCua66341 -
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing Buffer Overrun Vulnerability

Calculate the environmental score of CSCua66341

CVSS Base Score - 7.8

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

None

None

Complete

CVSS Temporal Score - 6.4

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed


影響

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing SQL インジェクションの脆弱性が悪用されると、DoS 状態やデータの改ざんを含むさまざまな状態が引き起こされる可能性があります。

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing バッファ オーバーランの脆弱性が悪用されると、バッファ オーバーラン状態が引き起こされ、Web Conferencing サーバが応答しなくなる可能性があります。

ソフトウェア バージョンおよび修正

シスコはこれらの脆弱性に対応するための無償ソフトウェア アップデートを提供しています。

次の表には、最初に修正されたソフトウェア リリースが記載されています。

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing SQL インジェクションの脆弱性

 Vulnerability
Major Release First Fix In
 Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing SQL Injection Vulnerability - CSCtx08939
7.0 7.1MR1
7.1 7.1MR1
8.0 8.0MR1 Patch 1
8.5 8.5MR3


Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing バッファ オーバーランの脆弱性

 Vulnerability
Major Release First Fix In
 Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing Buffer Overrun Vulnerability - CSCua66341
7.0 7.1MR1 Patch 1
7.1 7.1MR1 Patch 1
8.0 8.0MR1 Patch 1
8.5 8.5MR3

推奨リリース

次の表に、すべての推奨リリースを記載します。これらの推奨リリースには、このアドバイザリに記載のあるすべての脆弱性の修正が含まれています。シスコは「Recommended Releases」列のリリース、またはそれ以降のリリースにアップグレードすることを推奨します。

Major Release

Recommended Release

7.0 Migrate to 7.1MR1 Patch 1
7.1 7.1MR1 Patch 1
8.0
8.0MR1 Patch 1
8.5 8.5MR3


ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt/ の Cisco Security Advisories and Responses アーカイブや、本アドバイザリ以降に公開のアドバイザリを参照して、起こりうる障害と完全なアップグレード ソリューションを判断してください。

いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新しいリリースで引き続き適切にサポートされていることの確認を十分に行ってください。情報が不明確な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンス プロバイダーにお問い合わせください。


回避策

これらの脆弱性を軽減する回避策はありません。

修正済みソフトウェアの入手

シスコはこのアドバイザリに記載された脆弱性に対処する無償のソフトウェア アップデートを提供しています。ソフトウェアの導入を行う前に、お客様のメンテナンス プロバイダーにご相談いただくか、ソフトウェアのフィーチャ セットの互換性およびお客様のネットワーク環境に特有の問題に関してご確認ください。

お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ご購入いただいたフィーチャ セットに対してのみとなります。そのようなソフトウェア アップグレードをインストール、ダウンロード、アクセスまたはその他の方法で使用した場合、お客様は http://www.cisco.com/en/US/docs/general/warranty/English/EU1KEN_.html に記載のシスコのソフトウェア ライセンスの条項に従うことに同意したことになります。

サービス契約をご利用のお客様

サービス契約をご利用のお客様は、通常のアップデート チャネルからアップグレード ソフトウェアを入手してください。ほとんどのお客様は、Cisco.com の Software Navigator からアップグレードを入手することができます。http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html

サードパーティのサポート会社をご利用のお客様

シスコ パートナー、正規販売代理店、サービス プロバイダーなど、サードパーティのサポート会社と以前に契約していたか、または現在契約しており、その会社からシスコ製品の提供または保守を受けているお客様は、該当するサポート会社に連絡し、適切な処置について支援を受けてください。

回避策の効果は、使用製品、ネットワーク トポロジー、トラフィックの性質や組織の目的などのお客様の状況に依存します。影響製品およびリリースが多種多様であるため、回避策を実際に展開する前に、対象とするネットワークで適用する回避策または修正が最適であるか、お客様のサービス プロバイダーやサポート会社にご相談ください。

サービス契約をご利用でないお客様

シスコから直接購入したがシスコのサービス契約をご利用いただいていない場合、また、サードパーティ ベンダーから購入したが修正済みソフトウェアを購入先から入手できない場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してアップグレードを入手してください。

  • +1 800 553 2447(北米内からのフリー ダイヤル)
  • +1 408 526 7209(北米以外からの有料通話)
  • 電子メール:tac@cisco.com

無償アップグレードの対象であることをご証明いただくために、製品のシリアル番号と、このアドバイザリの URL をご用意ください。サービス契約をご利用でないお客様は TAC を通して無償アップグレードをお求めください。

さまざまな言語向けの各地の電話番号、説明、電子メール アドレスなどの、この他の TAC の連絡先情報については、シスコ ワールドワイドお問い合わせ先を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html

不正利用事例と公式発表

Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)では、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例とその公表は確認しておりません。

Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing SQL インジェクションの脆弱性は、ERNW GmbH の Daniel Mende 氏によってシスコに報告されました。
Cisco Unified MeetingPlace Web Conferencing バッファ オーバーランの脆弱性は、シスコ内部でのテストによって発見されました。

この通知のステータス:FINAL

本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証を示唆するものでもありません。本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。またシスコシステムズはいつでも本ドキュメントの変更や更新を実施する権利を有します。

後述する情報配信の URL を省略し、本アドバイザリの記述内容に関して単独の転載や意訳を実施した場合には、事実誤認ないし重要な情報の欠落を含む統制不可能な情報の伝搬が行われる可能性があります。


情報配信

このアドバイザリは次のリンクにある Cisco Security Intelligence Operations に掲載されます。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/111/1116/1116755_cisco-sa-20121031-mp-j.html

また、このアドバイザリのテキスト版が Cisco PSIRT PGP キーによるクリア署名つきで次の電子メールで配信されています。

  • cust-security-announce@cisco.com
  • first-bulletins@lists.first.org
  • bugtraq@securityfocus.com
  • vulnwatch@vulnwatch.org
  • cisco@spot.colorado.edu
  • cisco-nsp@puck.nether.net
  • full-disclosure@lists.grok.org.uk

このアドバイザリに関する今後の更新があれば、Cisco.com に掲載されますが、メーリング リストで配信されるとは限りません。このアドバイザリの URL で更新をご確認いただくことができます。


更新履歴

Revision 1.1 2012-November-27 Updated the "Vulnerable Products" section to indicate that versions prior to 7.0 are not affected by the SQL injection vulnerability.
Revision 1.0 2012-October-31 Initial public release.

シスコ セキュリティ手順

シスコ製品におけるセキュリティの脆弱性の報告、セキュリティ事故に関する支援、およびシスコからセキュリティ情報を入手するための登録方法について詳しく知るには、Cisco.com の http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.html にアクセスしてください。この Web ページには、シスコのセキュリティ アドバイザリに関してメディアが問い合わせる際の指示が掲載されています。すべてのシスコ セキュリティ アドバイザリは、http://www.cisco.com/go/psirt/ で確認することができます。