音声とユニファイド コミュニケーション : Cisco Unified Communications Manager(CallManager)

シスコ テクニカルサポートに提出する Cisco CallManager トレースの設定

2012 年 9 月 26 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2007 年 2 月 12 日) | フィードバック

シスコ テクニカルサポートに提出する Cisco CallManager トレースの設定

概要

このドキュメントでは、シスコ テクニカルサポートに提出する Cisco CallManager サーバのトレースを設定およびキャプチャする手順を説明します。シスコ テクニカルサポートに連絡いただく際に、問題のトラブルシューティングのためにこれらのトレースをキャプチャするようにテクニカル サポート技術者から指示されることがあります。

前提条件

要件

このドキュメントに関する固有の要件はありません。

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、次のソフトウェアのバージョンに基づくものです。

  • Cisco CallManager 4.0

  • Cisco Unified CallManager 5.x.

  • Cisco Unified Communications Manager 6.x/7.x

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

注:これらの手順は CallManager バージョン 3.x、4.x、5.x/6.x/7.x に適用されます。

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

Cisco CallManager のトレースの設定

Cisco CallManager 3.x および 4.x

Cisco CallManager 3.x および 4.x でトレースを設定すには、次の手順を実行します。

  1. [Application] > [Cisco CallManager Serviceability] を選択します。

    cm_trace1.gif

  2. [Trace] > [Configuration] を選択します。

    cm_trace2.gif

  3. トレースを設定する CallManager の名前または IP アドレスをクリックします。

  4. [Cisco CallManager] をクリックします。

    cm_trace3.gif

  5. ステップ 7 に示すようにトレースの値とパラメータを設定します。

    注:ページを初めて表示するときにすべてのフィールドが空白の場合は、[SetDefault] をクリックして大部分のフィールドに自動的に値を取り込みます。その後、必要に応じて変更を行います。

    注:[XML Formatted Output] を有効にしないでください。

  6. ステップ 7 に示すように、ドロップダウン リストからトレース レベルを選択します。[Detailed] に設定します。

    デバイスごとにトレースをフィルタリングできます。この機能は、クリーンなトレースを取得する際に非常に便利です。

    注:これは、シスコ テクニカル サポートから要請される場合にのみ設定してください。

  7. [Update] をクリックして値を保存します。

    cm_trace4a.gif

    cm_trace4b.gif

  8. 一般的に Cisco CallManager のトレースは必要ですが、Cisco CallManager のトレースで十分なことがあります。ただしその他のサービス トレースを収集する必要があることもあります。デバッグを実施するサービスごとにこれらの値を設定できます。このようなサービスを以下に示します。

    特定サービスのトレースを設定するため、表示されるリストからサービスを選択します。

    cm_trace5.gif

  9. トレースは CallManager Trace Location フォルダ内の指定された場所に保存されます。

    cm_trace7.gif

CallManager 5.x/6.x/7.x

CallManager 5.x/6.x/7.x では [Cisco CallManager Serviceability] ページを使用してトレースとリアルタイム モニタリング ツール(RTMT)を有効にし、サーバからのトレースを取得します。

  1. CallManager サーバに IP 接続しているコンピュータで http://<ip address>:8443/ccmservice/ に移動するか、次に示すように [Administration] ページのドロップダウン メニューから [CallManager Serviceability] を選択します。CCMAdministrator ユーザ名とパスワードを使用してログインする必要があります。cm_trace9.gif

    cm_trace8.gif

  2. [Serviceability] ページが表示されたら、トップ メニューから [Trace] > [Configuration] を選択します。

    cm_trace10.gif

  3. ロードされる [Trace Configuration] ページで、トレースを有効にするサーバとサービスを選択します。次の例では、サーバ CCM5-PUB の [Cisco CallManager Service] を選択しています。選択したサービスのオプションが表示されたら、[Trace On] チェック ボックスをクリックします。[Detailed] トレース レベルを有効にしてください。これは、このトレース レベルでは TAC に対して最大量のデータが提供されるためです。オプションを適切に設定したら、画面下部へスクロールして [Save] ボタンをクリックします。

    cm_trace11.gif

    CallManager 6.x/7.x では追加のオプション [Service Group] があります。[Service Group] ドロップダウン リストから [CM services] を選択し、トレース設定に必要な CallManager を選択します。

    cm_trace11a.gif

  4. (オプション)Cisco TAC から CallManager、CTIManager、またはその他のサービスの SDL トレースも収集するように指示されることがあります。次の手順に従って Cisco CallManager サービスの SDL トレースを有効にします。

    1. 次に示す [Cisco CallManager Traces] ページ(CallManager SDI Traces とも呼ばれる)で [Related Links] プルダウン メニューから [SDL Configuration] を選択して [Go] をクリックします。

      cm_trace12.gif

    2. CallManager トレースの場合と同じ手順に従い、次に示すように SDL トレースを有効にします。

      cm_trace13.gif

  5. 発生した問題を再現するアクションを実行します。詳細なトラブルシューティング情報が CallManager サーバに記録されます。

  6. トレースを有効にした状態で問題を再現したら、次に CallManager サーバからトレース ファイルを収集する必要があります。Cisco CallManager 5.x/6.x/7.x は Linux オペレーティング システムで稼働するので、CallManager 3.x と 4.x で使用される手順は適用されません。RTMT を使用してトレース ファイルを収集する必要があります。RTMT をインストールするには、次の手順を実行します。

    1. [CallManager Administration] ページのトップ メニューから [Application] >[Plugins] を選択します。

      cm_trace14.gif

    2. 検索ウィンドウが表示されます。検索フィールドに何も指定しない状態で [Find] をクリックして、使用可能なプラグインをすべて表示します。ご使用のオペレーティング システムのリストで RTMT を見つけ、右側の [Download] をクリックしてファイルをローカル コンピュータに保存します。

    3. ダウンロードが完了したら、インストーラを実行して画面の指示に従います。

      cm_trace15.gif

  7. インストールが完了したら、RTMT アプリケーションを実行します。トレースを収集する CallManager サーバ、CCMAdministrator ユーザ名およびパスワードを次に示すように指定します。

    cm_trace16.gif

  8. リストから [CM-Default] を選択します。

    cm_trace17.gif

  9. [Tools] > [Trace & Log Central] を選択します。

    cm_trace18.gif

  10. [Collect Files] をダブルクリックします。トレース ファイルを収集するサービスとサーバを選択して [Next] をクリックします。

    cm_trace19.gif

  11. トレースを収集する日時範囲の入力を求めるウィンドウが表示されます。可能な限り詳しく指定してください。また示されているように絶対時間範囲と相対時間範囲のいずれかを使用してください。このツールでは、ローカル コンピュータ上でファイルを保存する場所も指定できます。[Browse] ボタンをクリックすると保存先を変更できます。TAC にファイルを送信する場合は、[Zip Files] オプションを選択し、送信する必要があるファイルの数を減らすことを推奨します。オプションを設定したら [Finish] を選択します。

    cm_trace20.gif

  12. RTMT によりファイルがローカル コンピュータに保存されます。メイン ウィンドウにステータスが表示されます。

    cm_trace21.gif

一般的なガイドライン

ファイルの保存先を書きとめておきます。デフォルトでは、Cisco CallManager 3.x と 4.x のトレース ファイルは C:\Program Files\Cisco\Trace\CCM\ ディレクトリに保存されますが、トレース設定でこれらのファイルを別の場所に保存するように指定できます。その他のサービスは、それぞれのディレクトリにトレース ファイルを保存します。前述したように、バージョン 5.x/6.x/7.x ではこれらのファイルは RTMT で指定される場所に保存されます。

正しいトレース ファイルを収集するため、Windows Explorer でトレース ディレクトリを参照します。次にメニュー バーから [View] > [Details] を選択し、日時を表示します。これらの値が表示されるようにウィンドウのサイズを大きくします。

cm_trace6.gif

注:問題を再現する場合は、問題を再現した期間のファイルを選択します。ファイルの変更日とタイムスタンプを確認します。適切なトレースを収集する最良の方法は、問題を再現し、最新のファイルを迅速に見つけ、Cisco CallManager からコピーする方法です。

一定期間が経過するとファイルは上書きされます。保存されている最新ファイルを見つけるには、メニュー バーで [View] > [Refresh] をクリックし、ファイルの日時を確認します。前の図に示されているように、トレース ファイルの場所、サイズ、存続期間を確認して設定できます。

トレースは Cisco CallManager サーバの CPU を集中的に使用することがあります。トレースの収集後はトレースをオフにしておくことを推奨します。トレースを有効にする手順に従いますが、この場合は [Trace On] 設定をオフにして保存します。

トラブルシューティングのヒント

  • デバイスの登録先を確認します。

    各 Cisco CallManager ログはファイルをローカルにトレースします。電話またはゲートウェイを特定の CallManager に登録している場合、この登録されている電話またはゲートウェイでコールが開始されると、コールはその CallManager で処理されます。問題をデバッグするため、その Cisco CallManager でトレースをキャプチャする必要があります。よくある誤りの 1 つに、Subscriber にデバイスを登録し、Publisher でトレースをキャプチャすることがあります。この場合、トレース ファイルにはほぼ何も含まれていません(目的のコールはほぼ確実に含まれていません)。もう 1 つのよくある問題として、Device 1 を Cisco CallManager 1 に登録し、Device 2 を Cisco CallManager 2 に登録することがあります。Device1 が Device 2 にコールすると、Cisco CallManager 1 でコールがトレースされます。Device 2 が Device1 にコールすると、Cisco CallManager 2 でトレースが行われます。双方向のコールの問題をトラブルシューティングする場合、全体像を把握するために両方の Cisco CallManager のトレースが必要となります。

  • 問題に関連するすべてのデバイスの DN(電話番号)または IP アドレス(ゲートウェイの場合)を含めます。

    これにより、テクニカル サポート エンジニアが問題のコールに関与する電話やその他のデバイスを迅速に特定できます。

  • トレースで問題のおおよその発生期間を確認します。

    複数のコールが実行されている可能性があるため、このように確認することで、シスコ テクニカルサポートが取り組む必要があるコールのおおよその期間を把握できます。

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