Cisco Security Advisory: Cisco Security Agent Remote Code Execution Vulnerabilities

2011 年 10 月 26 日 - ライター翻訳版
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Advisory ID: cisco-sa-20111026-csa

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/110/1108/1108765_cisco-sa-20111026-csa-j.html

日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。

Revision 1.0

For Public Release 2011 October 26 16:00  UTC (GMT)


要約

Cisco Security Agent には、認証されていない攻撃者が該当デバイスに対してリモートからコードを実行できる脆弱性があります。この脆弱性はサードパーティ製のライブラリ(Oracle Outside In)に存在します。このことに関しては、次のリンク先の CERT-CC Vulnerability Note VU#520721 に記載されています。http://www.kb.cert.org/vuls/id/520721leavingcisco.com

シスコはこれらの脆弱性に対応するための無償ソフトウェア アップデートを提供しています。

この脆弱性を軽減する回避策はありません。

このアドバイザリは次のリンクに掲載されます。http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/110/1108/1108765_cisco-sa-20111026-csa-j.html

注:2011 年 10 月 18 日に、シスコは Cisco PSIRT により公開された現行の Cisco Security Advisories and Responses の一覧の場所を移動しました。新しい場所は次のとおりです。http://tools.cisco.com/security/center/publicationListing
Cisco Security Intelligence Operations(SIO)ポータルの [Cisco Products and Services] メニューからもこのページに移動することができます。この移行後、新しい Cisco Security Advisories and Responses はこの新しい場所で公開されます。URL は変更されましたが、セキュリティ ドキュメントと脆弱性ポリシーの内容に変更はありません。シスコは公開された Security Vulnerability Policy(セキュリティ脆弱性ポリシー)にしたがってセキュリティ脆弱性の開示を続けます。

該当製品

脆弱性が存在する製品

これらの脆弱性の影響を受けるのは、Windows プラットフォーム上で動作する Cisco Security Agent の 6.x バージョンのみです。

脆弱性が存在しない製品

Linux プラットフォーム上で動作する Cisco Security Agent のソフトウェア リリースは、いずれも影響を受けません。Windows プラットフォーム上で動作する 6.0 より前のソフトウェア リリースは、これら脆弱性の影響を受けません。

他のシスコ製品においてこのアドバイザリの影響を受けるものは、現在確認されていません。

詳細

Cisco Security Agent は、サーバおよびデスクトップ コンピューティング システムに対する脅威を防止するセキュリティ ソフトウェア エージェントです。Cisco Security Agent はスタンドアロン エージェントとして使用できるほか、Cisco Security Agent Management Center で管理することもできます。

Windows プラットフォーム上で動作する Cisco Security Agent のバージョン 6.x には、次の脆弱性が含まれています。
  • Oracle Fusion Middleware 8.3.5.0 内の Oracle Outside In Technology コンポーネントには、File ID SDK に関係する可用性に対してローカル ユーザが影響を与えることのできる脆弱性が含まれています。
    この脆弱性に対して Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)IDs CVE-2011-0794 が割り当てられています。
  • Oracle Fusion Middleware 8.3.2.0 および 8.3.5.0 内の Oracle Outside In Technology コンポーネントには、Outside In フィルタに関係するベクター経由の可用性に対してローカル ユーザが影響を与えることのできる脆弱性が含まれています。
    この脆弱性に対して Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)IDs CVE-2011-0808 が割り当てられています。

これらの脆弱性は、Cisco Bug ID CSCtq29413 登録ユーザのみ)として文書化されています。

 

これらの脆弱性は、Data Loss Prevention(DLP; データ損失防止)ポリシーが有効の場合に、Cisco Security Agent の通常操作で引き起こされる可能性があります。DLP ポリシーは Windows プラットフォームでのみ利用できます。Cisco Security Agent による検査の際に、攻撃者は巧妙に細工されたファイルを利用して、管理者権限で任意のコードを実行することが可能になります。

 

 

脆弱性スコア詳細

シスコはこのアドバイザリでの脆弱性に対して Common Vulnerability Scoring System(CVSS)に基づいたスコアを提供しています。このセキュリティ アドバイザリでの CVSS スコアは CVSS バージョン 2.0 に基づいています。

CVSS は、脆弱性の重要度を示唆するもので、緊急性および対応の優先度を決定する手助けとなる標準ベースの評価法です。

シスコは基本評価スコア(Base Score)および現状評価スコア(Temporal Score)を提供しています。お客様はこれらを用いて環境評価スコア(Environmental Score)を算出し、個々のネットワークにおける脆弱性の影響度を導き出すことができます。

シスコは次の URL にて CVSS に関する FAQ を提供しています。
http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/cvss-qandas.html

また、シスコは個々のネットワークにおける環境影響度を算出する CVSS 計算ツールを以下の URL にて提供しています。
http://tools.cisco.com/security/center/cvssCalculator.x

CSCtq29413, Oracle Onenote library vulnerability in CSA

Calculate the environmental score of CSCtq29413,

CVSS Base Score - 10.0

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

Complete

Complete

Complete

CVSS Temporal Score - 8.3

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed

影響

これらの脆弱性が悪用されると、認証されていない攻撃者が該当デバイスに対し、管理者権限を使ってリモートからコードを実行できる可能性があります。

ソフトウェア バージョンおよび修正

ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、 http://www.cisco.com/go/psirt/ および本アドバイザリ以降に公開のアドバイザリも参照して、起こりうる障害と完全なアップグレード ソリューションを判断してください。

いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新しいリリースで引き続き適切にサポートされていることの確認を十分に行ってください。情報が不明確な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンス プロバイダーにお問い合わせください。 

この脆弱性は、Cisco Security Agent のソフトウェア バージョン 6.0.2.151 で修正されています。

回避策

この脆弱性を軽減する回避策はありません。

修正済みソフトウェアの入手

シスコはこれらの脆弱性に対応するための無償ソフトウェア アップデートを提供しています。ソフトウェアの導入を行う前にお客様のメンテナンス プロバイダーにご相談いただくか、ソフトウェアのフィーチャ セットの互換性およびお客様のネットワーク環境に特有の問題に関してご確認ください。

お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ご購入いただいたフィーチャ セットに対してのみとなります。お客様はソフトウェア アップグレードをインストール、ダウンロード、アクセス、またはその他の方法で利用することにより、http://www.cisco.com/en/US/docs/general/warranty/English/EU1KEN_.html または http://www.cisco.com/public/sw-center/sw-usingswc.shtml に記載されているシスコのソフトウェア ライセンス条件に同意したものと見なされます。

ソフトウェアのアップグレードに関し、psirt@cisco.com もしくは security-alert@cisco.com にお問い合わせいただくことはご遠慮ください。

サービス契約をご利用のお客様

サービス契約をご利用のお客様は、通常のアップデート チャネルからアップグレード ソフトウェアを入手してください。大半のお客様は、http://www.cisco.com にあるシスコの Web サイトの Software Center からアップグレードを入手できます。

サードパーティのサポート会社をご利用のお客様

シスコ パートナー、正規販売代理店、サービス プロバイダーなど、サードパーティのサポート会社と以前に契約していたか、または現在契約しており、その会社からシスコ製品の提供または保守を受けているお客様は、該当するサポート会社に連絡し、本脆弱性に関する適切な処置について指示と支援を受けてください。

回避策の効果は、使用製品、ネットワーク トポロジー、トラフィックの性質や組織の目的などのお客様の状況に依存します。影響製品が多種多様であるため、回避策を実際に展開する前に、対象とするネットワークで適用する回避策が最適であるか、お客様のサービス プロバイダーやサポート会社にご相談ください。

サービス契約をご利用でないお客様

シスコから直接購入したがシスコのサービス契約をご利用いただいていない場合、また、サードパーティ ベンダーから購入したが修正済みソフトウェアを購入先から入手できない場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してアップグレードを入手してください。TAC の連絡先は次のとおりです。

  • +1 800 553 2447(北米内からのフリー ダイヤル)
  • +1 408 526 7209(北米以外からの有料通話)
  • 電子メール:tac@cisco.com

無償アップグレードの対象であることをご証明いただくために、製品のシリアル番号と、このお知らせの URL をご用意ください。サービス契約をご利用でないお客様に対する無償アップグレードは、TAC 経由でご要求いただく必要があります。

さまざまな言語向けの各地の電話番号、説明、電子メール アドレスなどの、この他の TAC の連絡先情報については、 http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html を参照してください。

不正利用事例と公式発表

これらの脆弱性は、次のリンク先の CERT-CC Vulnerability Note V#520721 で公表されています。http://www.kb.cert.org/vuls/id/520721leavingcisco.com

このアドバイザリで説明されている脆弱性の悪用に関する情報は Cisco PSIRT に寄せられていません。

この通知のステータス:FINAL

本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証を示唆するものでもありません。本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。またシスコシステムズはいつでも本ドキュメントの変更や更新を実施する権利を有します。

後述する情報配信の URL を省略し、本アドバイザリの記述内容に関して単独の転載や意訳を実施した場合には、事実誤認ないし重要な情報の欠落を含む統制不可能な情報の伝搬が行われる可能性があります。


情報配信

本アドバイザリは、次のシスコのワールドワイド Web サイト上に掲載されます。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/110/1108/1108765_cisco-sa-20111026-csa-j.html

ワールドワイド Web 以外にも、次の電子メールおよび Usenet ニュースの受信者向けに、この通知のテキスト版が Cisco PSIRT PGP キーによるクリア署名つきで投稿されています。

  • cust-security-announce@cisco.com
  • first-teams@first.org
  • bugtraq@securityfocus.com
  • vulnwatch@vulnwatch.org
  • cisco@spot.colorado.edu
  • cisco-nsp@puck.nether.net
  • full-disclosure@lists.grok.org.uk
  • comp.dcom.sys.cisco@newsgate.cisco.com

このアドバイザリに関する今後の更新は、いかなるものもシスコのワールドワイド Web サイトに掲載される予定です。 しかしながら、前述のメーリング リストもしくはニュースグループに対し積極的に配信されるとは限りません。この問題に関心があるお客様は上記 URL にて最新情報をご確認いただくことをお勧めいたします。


更新履歴

Revision 1.0

2011-October-26

Initial public release.

シスコ セキュリティ手順

シスコ製品におけるセキュリティの脆弱性の報告、セキュリティ事故に関する支援、およびシスコからセキュリティ情報を入手するための登録方法について詳しく知るには、シスコ ワールドワイド Web サイトの http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.html にアクセスしてください。このページには、シスコのセキュリティ通知に関してメディアが問い合わせる際の指示が掲載されています。すべてのシスコ セキュリティ アドバイザリは http://www.cisco.com/go/psirt/ で確認することができます。