Cisco Security Advisory: Cisco IOS Software Session Initiation Protocol Denial of Service Vulnerabilities

2011 年 9 月 29 日 - ライター翻訳版
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Advisory ID: cisco-sa-20110928-sip

http://www.cisco.com/warp/public/707/cisco-sa-20110928-sip.shtml

日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。

Revision 1.1

Last Updated 2011 September 30 2300 UTC (GMT)

For Public Release 2011 September 28 1600 UTC (GMT)


要約

Cisco IOS ソフトウェアおよび Cisco IOS XE ソフトウェアにおける Session Initiation Protocol(SIP; セッション開始プロトコル)の実装には、複数の脆弱性が存在します。これらにより、認証されていないリモートの攻撃者が、影響を受けるデバイスの再起動またはメモリ リークを引き起こし、システムが不安定になることがあります。影響を受けるデバイスが SIP メッセージを処理するように設定されている場合に、これらの脆弱性の不正利用が可能となります。

シスコはこれらの脆弱性に対応するための無償ソフトウェア アップデートを提供しています。SIP を実行する必要のあるデバイスについては回避策がありません。ただし、脆弱性の発現を軽減することはできます。

このアドバイザリは次のリンクに掲載されます。 http://www.cisco.com/warp/public/707/cisco-sa-20110928-sip.shtml

注:2011 年 9 月 28 日の Cisco IOS ソフトウェア セキュリティ アドバイザリ バンドル公開には 10 件の Cisco Security Advisory が含まれています。9 件のアドバイザリは Cisco IOS ソフトウェアの脆弱性に対処するもので、1 件は Cisco Unified Communications Manager の脆弱性に対処するものです。各アドバイザリには、そのアドバイザリで詳述された脆弱性を解決する Cisco IOS ソフトウェア リリース、および 2011 年 9 月にバンドル公開したすべての脆弱性を解決する Cisco IOS ソフトウェア リリースを記載しています。

個々の公開リンクは次のリンクにある「Cisco Event Response: Semiannual Cisco IOS Software Security Advisory Bundled Publication」内に掲載されています。

http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/Cisco_ERP_sep11.html

Cisco Unified Communications Manager は、このアドバイザリに記載されている脆弱性の 1 つの影響を受けます。Cisco Unified Communications Manager に影響するこの脆弱性に関しては、別途 Cisco Security Advisory が次の場所で公開されています。

http://www.cisco.com/warp/public/707/cisco-sa-20110928-cucm.shtml

該当製品

脆弱性が存在する製品

該当する Cisco IOS ソフトウェアおよび Cisco IOS XE ソフトウェア バージョンがシスコ デバイスで実行されており、SIP メッセージを処理するように構成されている場合、この脆弱性の影響を受けます。

Cisco IOS ソフトウェアの最近のバージョンでは、デフォルトでは SIP メッセージが処理されません。dial-peer voice コンフィギュレーション コマンドによるダイヤル ピアの作成によって SIP プロセスが開始されることで、Cisco IOS デバイスは SIP メッセージの処理を行います。さらに、Cisco Unified Communications Manager Express の一部の機能(ephones など)が設定されていると、自動的に SIP プロセスが開始され、影響を受けるデバイスによる SIP メッセージの処理が開始されます。該当する設定の例は次のとおりです。

dial-peer voice <Voice dial-peer tag> voip
 ...
!

Cisco IOS デバイスが SIP メッセージを処理するかどうかは、設定に dial-peer コマンドが含まれているかどうかで判断できます。また、show processes | include SIP コマンドを使用して、Cisco IOS ソフトウェアが SIP メッセージを処理するプロセスを実行しているかどうかを判断することもできます。次の例では、CCSIP_UDP_SOCKET または CCSIP_TCP_SOCKET のプロセスがあるため、Cisco IOS デバイスが SIP メッセージを処理することがわかります。

Router# show processes | include SIP
 149 Mwe 40F48254            4          1    400023108/24000  0 CCSIP_UDP_SOCKET
 150 Mwe 40F48034            4          1    400023388/24000  0 CCSIP_TCP_SOCKET

注: Cisco IOS ソフトウェアを実行しているデバイスで、SIP メッセージの処理を開始する方法は複数存在します。そのため、デバイスが SIP メッセージを処理しているかどうかの判断には、特定の設定コマンドがあるかどうかではなく、show processes | include SIP コマンドを使用することをお勧めします。

Cisco Unified Border Element イメージもこれらの脆弱性のうち 2 つの影響を受けます。

注: Cisco Unified Border Element 機能(旧名称 Cisco Multiservice IP-to-IP Gateway)は、シスコのマルチサービス ゲートウェイ プラットフォーム上で稼動する特別な Cisco IOS ソフトウェア イメージです。この機能により、課金処理、セキュリティ、コール アドミッション制御、Quality of Service(Qos)、およびシグナリング インターワーキングのためのネットワーク間インターフェイス ポイントが提供されます。

シスコ製品で稼動している Cisco IOS ソフトウェア リリースを確認するには、デバイスにログインし show version コマンドを実行してシステム バナーを表示させます。「Internetwork Operating System Software」、「Cisco IOS Software」あるいはこれらに類似するシステム バナーによってデバイスで Cisco IOS ソフトウェアが稼動していることを確認できます。その後ろにイメージ名が括弧の間に表示され、続いてバージョンと Cisco IOS ソフトウェア リリース名が表示されます。他のシスコ デバイスでは、show version コマンドがない場合や、表示が異なる場合があります。

次の例は、シスコ製品で Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.0(1)M1 が稼働し、インストールされているイメージ名が C3900-UNIVERSALK9-M であることを示しています。

Router> show version
Cisco IOS Software, C3900 Software (C3900-UNIVERSALK9-M), Version 15.0(1)M1, RELEASE SOFTWARE (fc1)
Technical Support: http://www.cisco.com/techsupport
Copyright (c) 1986-2009 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Wed 02-Dec-09 17:17 by prod_rel_team

!--- output truncated

Cisco IOS ソフトウェアのリリース命名規則の追加情報は、以下のリンクの「Cisco IOS and NX-OS Software Reference Guide」で確認できます。 http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/ios-ref.html

Cisco IOS XE ソフトウェアはこれら脆弱性の影響を受けます。

注: Cisco Unified Communications Manager は、このアドバイザリに記載されている脆弱性の 1 つの影響を受けます。Cisco Unified Communications Manager に影響するこの脆弱性に関しては、別途 Cisco Security Advisory が次の場所で公開されています。

http://www.cisco.com/warp/public/707/cisco-sa-20110928-cucm.shtml

脆弱性が存在しない製品

Cisco IOS Network Address Translation(NAT)および Cisco IOS ソフトウェアのファイアウォール機能によって使用される SIP アプリケーション レイヤ ゲートウェイ(ALG)は、これらの脆弱性の影響を受けません。

Cisco IOS XR ソフトウェアは、これらの脆弱性の影響を受けません。

他のシスコ製品においてこのアドバイザリの影響を受けるものは、現在確認されていません。

詳細

SIP は一般的なシグナリング プロトコルであり、インターネットなどの IP ネットワークで音声およびビデオ コールの管理に使用されます。SIP はコールのセットアップと終了に関するすべてを処理します。SIP で処理される最も一般的なセッション タイプは音声とビデオですが、SIP はコールのセットアップと終了を必要とするその他のアプリケーションにも柔軟に対応します。SIP コール シグナリングでは、転送プロトコルとして UDP(ポート番号 5060)、TCP(ポート番号 5060)、または Transport Layer Security(TLS; トランスポート レイヤ セキュリティ、TCPポート 5061)を使用します。

Cisco IOS ソフトウェアにおける SIP の実装には、複数の脆弱性が存在します。これにより、認証されていないリモートの攻撃者が、影響を受けるデバイスの再起動またはメモリ リークを引き起こし、システムが不安定になることがあります。これらの脆弱性は、Cisco IOS ソフトウェアを実行しているデバイスが、巧妙に細工された SIP メッセージを処理することによって引き起こされます。これらの脆弱性は、デバイス宛てのトラフィックよってのみ引き起こされます。デバイスを通過する SIP トラフィックによって脆弱性が引き起こされることはありません。

注: SIP が TCP トランスポートで実行されている場合、これらの脆弱性を悪用するには TCP 3 ウェイ ハンドシェイクが必要です。

脆弱性は次のとおりです。

CSCth03022 登録ユーザのみ)は影響を受けるデバイスの再起動を引き起こすことがあります。この脆弱性に対して Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)ID CVE-2011-0939 が割り当てられています。

CSCti48504 登録ユーザのみ)はメモリ リークを引き起こすことがあります。この脆弱性には CVE ID として CVE-2011-3275 が割り当てられています。

CSCto88686 登録ユーザのみ)はメモリ リーク、または影響を受けるデバイスの再起動を引き起こすことがあります。この脆弱性には CVE ID として CVE-2011-2072が割り当てられています。

注: この脆弱性には、Cisco Unified Communications Manager も該当します。対応する Cisco bug ID は CSCtl86047 登録ユーザのみ)です。詳細情報は、別途、Cisco Unified Communications Manager 向けの Cisco Security Advisory を・Q照してください。

脆弱性スコア詳細

シスコはこのアドバイザリでの脆弱性に対して Common Vulnerability Scoring System(CVSS)に基づいたスコアを提供しています。このセキュリティ アドバイザリでの CVSS スコアは CVSS バージョン 2.0 に基づいています。

CVSS は、脆弱性の重要度を示唆するもので、緊急性および対応の優先度を決定する手助けとなる標準ベースの評価法です。

シスコは基本評価スコア(Base Score)および現状評価スコア(Temporal Score)を提供しています。お客様はこれらを用いて環境評価スコア(Environmental Score)を算出し、個々のネットワークにおける脆弱性の影響度を導き出すことができます。

シスコは次の URL にて CVSS に関する FAQ を提供しています。

http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/cvss-qandas.html

また、シスコは個々のネットワークにおける環境影響度を算出する CVSS 計算ツールを以下の URL にて提供しています。

http://tools.cisco.com/security/center/cvssCalculator.x

このアドバイザリに掲載されたすべての脆弱性( CSCth03022 CSCti48504 、および CSCto88686 )は、完全なサービス拒否(DoS)条件を想定して同一の方法でスコアリングされています。

CSCth03022, CSCti48504, CSCto88686

Calculate the environmental score of CSCth03022, CSCti48504, CSCto88686

CVSS Base Score - 7.8

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

None

None

Complete

CVSS Temporal Score - 6.4

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed

影響

本アドバイザリに記載された脆弱性の不正利用に成功した場合、システムが不安定になったり、影響を受けるデバイスの再起動が発生したりすることがあります。この脆弱性が繰り返し悪用されると、継続的な DoS 状態となる可能性があります。

ソフトウェア バージョンおよび修正

ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、 http://www.cisco.com/go/psirt/ および本アドバイザリ以降に公開のアドバイザリも参照して、起こりうる障害と完全なアップグレード ソリューションを判断してください。

いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新しいリリースで引き続き適切にサポートされていることの確認を十分に行ってください。情報が不明確な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンス プロバイダーにお問い合わせください。

また、次のリンク先にある Cisco Security Intelligence Operations(SIO)ポータルで、Cisco IOS ソフトウェア チェッカーを入手できます。 http://tools.cisco.com/security/center/selectIOSVersion.x このツールでは、特定の Cisco IOS ソフトウェア バージョンに影響のあるセキュリティ アドバイザリを調べるための機能をいくつか提供しています。

Cisco IOS ソフトウェア

Cisco IOS ソフトウェア テーブル(下記)の各行は Cisco IOS ソフトウェア トレインを示します。あるトレインが脆弱である場合、修正を含む最初のリリースは「First Fixed Release For This Advisory」列に示されます。「First Fixed Release for All Advisories in the September 2011 Bundled Publication」列は、その Cisco IOS ソフトウェア セキュリティ アドバイザリ バンドル公開で公開済みであるすべての脆弱性を修正する最初のリリースを示します。シスコは利用可能な最新のリリースへのアップグレードを推奨します。

Major Release

Availability of Repaired Releases

Affected 12.0-Based Releases

First Fixed Release

First Fixed Release for All Advisories in the September 2011 Bundled Publication

There are no affected 12.0 based releases

Affected 12.1-Based Releases

First Fixed Release

First Fixed Release for All Advisories in the September 2011 Bundled Publication

12.1E

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SXF

Affected 12.2-Based Releases

First Fixed Release

First Fixed Release for All Advisories in the September 2011 Bundled Publication

12.2

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2B

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2BC

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2BW

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2BX

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SB

12.2BY

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2BZ

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2CX

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2CY

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2CZ

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SB

12.2DA

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2DD

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2DX

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2EU

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2EW

Not vulnerable

Releases up to and including 12.2(20)EW4 are not vulnerable.

12.2EWA

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2EX

Not vulnerable

12.2(55)EX3

12.2EY

Not vulnerable

12.2(58)EY

12.2EZ

Not vulnerable

Vulnerable; migrate to any release in 15.0SE

12.2FX

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SE

12.2FY

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2EX

12.2FZ

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SE

12.2IRA

Not vulnerable

Vulnerable; migrate to any release in 12.2IRG

12.2IRB

Not vulnerable

Vulnerable; migrate to any release in 12.2IRG

12.2IRC

Not vulnerable

Vulnerable; migrate to any release in 12.2IRG

12.2IRD

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2IRE

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2IRF

Not vulnerable

Vulnerable; migrate to any release in 12.2IRG

12.2IRG

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2IXA

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2IXB

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2IXC

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2IXD

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2IXE

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2IXF

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2IXG

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2IXH

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2JA

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2JK

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2MB

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2MC

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2MRA

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SRD

12.2MRB

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2S

Not vulnerable

Releases prior to 12.2(30)S are vulnerable; Releases 12.2(30)S and later are not vulnerable. First fixed in Release 12.2SB

12.2SB

Not vulnerable

12.2(31)SB20

12.2(33)SB10

12.2SBC

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SB

12.2SCA

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SCC

12.2SCB

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SCC

12.2SCC

Not vulnerable

12.2(33)SCC7

12.2SCD

Not vulnerable

12.2(33)SCD6

12.2SCE

Not vulnerable

12.2(33)SCE112.2(33)SCE2

12.2SCF

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2SE

Not vulnerable

12.2(55)SE312.2(58)SE

12.2SEA

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SE

12.2SEB

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SE

12.2SEC

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SE

12.2SED

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SE

12.2SEE

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SE

12.2SEF

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SE

12.2SEG

Not vulnerable

Releases prior to 12.2(25)SEG4 are vulnerable; Releases 12.2(25)SEG4 and later are not vulnerable. First fixed in Release 12.2EX

12.2SG

Not vulnerable

Releases prior to 12.2(53)SG4 are vulnerable; Releases 12.2(53)SG4 and later are not vulnerable.

12.2SGA

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2SL

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2SM

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2SO

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2SQ

Not vulnerable

12.2(50)SQ3

12.2SRA

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SRD

12.2SRB

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SRD

12.2SRC

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SRD

12.2SRD

Not vulnerable

12.2(33)SRD6

12.2SRE

Not vulnerable

12.2(33)SRE4

12.2STE

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2SU

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2SV

Not vulnerable

Releases prior to 12.2(29a)SV are vulnerable; Releases 12.2(29a)SV and later are not vulnerable. Migrate to any release in 12.2SVD

12.2SVA

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2SVC

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2SVD

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2SVE

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2SW

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2SX

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SXF

12.2SXA

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SXF

12.2SXB

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SXF

12.2SXD

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SXF

12.2SXE

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SXF

12.2SXF

Not vulnerable

12.2(18)SXF17b

12.2SXH

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2SXI

Not vulnerable

12.2(33)SXI6

12.2SXJ

Not vulnerable

12.2(33)SXJ1

12.2SY

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2SZ

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SB

12.2T

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2TPC

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2XA

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XB

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2XC

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XD

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XE

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XF

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XG

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XH

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XI

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XJ

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XK

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XL

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XM

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XN

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XNA

See Cisco IOS-XE Software Availability

See Cisco IOS-XE Software Availability

12.2XNB

See Cisco IOS-XE Software Availability

See Cisco IOS-XE Software Availability

12.2XNC

See Cisco IOS-XE Software Availability

See Cisco IOS-XE Software Availability

12.2XND

See Cisco IOS-XE Software Availability

See Cisco IOS-XE Software Availability

12.2XNE

See Cisco IOS-XE Software Availability

See Cisco IOS-XE Software Availability

12.2XNF

See Cisco IOS-XE Software Availability

See Cisco IOS-XE Software Availability

12.2XO

Not vulnerable

Releases prior to 12.2(54)XO are vulnerable; Releases 12.2(54)XO and later are not vulnerable.

12.2XQ

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XR

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XS

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XT

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XU

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XV

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2XW

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2YA

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2YB

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2YC

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2YD

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2YE

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2YF

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YG

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YH

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YJ

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YK

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2YL

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YM

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2YN

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YO

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2YP

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2YQ

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YR

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YS

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YT

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YU

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YV

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YW

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YX

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YY

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2YZ

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2ZA

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SXF

12.2ZB

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2ZC

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2ZD

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2ZE

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2ZF

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2ZG

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2ZH

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4

12.2ZJ

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2ZL

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2ZP

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2ZU

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.2SXH

12.2ZX

Not vulnerable

Not vulnerable

12.2ZY

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.2ZYA

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

Affected 12.3-Based Releases

First Fixed Release

First Fixed Release for All Advisories in the September 2011 Bundled Publication

There are no affected 12.3 based releases

Affected 12.4-Based Releases

First Fixed Release

First Fixed Release for All Advisories in the September 2011 Bundled Publication

12.4

Not vulnerable

12.4(25f)

12.4GC

12.4(24)GC4

12.4(24)GC4

12.4JA

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4JAX

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4JDA

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4JDC

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4JHA

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4JHB

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4JHC

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4JK

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4JL

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4JMA

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4JMB

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4JX

Not vulnerable

Vulnerable; migrate to any release in 12.4JA

Releases up to and including 12.4(21a)JX are not vulnerable.

12.4JY

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4MD

Not vulnerable

12.4(24)MD6 on 28-Oct-2011

12.4MDA

Not vulnerable

12.4(24)MDA7

12.4MDB

Not vulnerable

12.4(24)MDB3

12.4MR

Releases up to and including 12.4(6)MR1 are not vulnerable.

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.4MRA

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in Obtaining Fixed Software section of this advisory.

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.4MRB

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4SW

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4T

12.4(24)T6

12.4(15)T16

12.4(24)T6

12.4(15)T16

12.4XA

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4XB

Not vulnerable

12.4(2)XB12

12.4XC

Vulnerable; First Fixed in Release 12.4T

Not vulnerable

12.4XD

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4XE

Not vulnerable

Vulnerable; First Fixed in Release 12.4T

Not vulnerable

12.4XF

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4XG

Releases up to and including 12.4(9)XG1 are not vulnerable.

Releases 12.4(9)XG3 and later are not vulnerable. First fixed in Release 12.4T

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4XJ

Not vulnerable

Vulnerable; First Fixed in Release 12.4T

Not vulnerable

12.4XK

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4XL

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.4XM

Releases up to and including 12.4(15)XM are not vulnerable.

Releases 12.4(15)XM3 and later are not vulnerable. First fixed in Release 12.4T

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4XN

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.4XP

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.4XQ

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4XR

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4XT

Not vulnerable

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4XV

Not vulnerable

Not vulnerable

12.4XW

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4XY

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4XZ

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4YA

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

Vulnerable; First fixed in Release 12.4T

12.4YB

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in Obtaining Fixed Software section of this advisory.

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.4YD

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

12.4YE

Not vulnerable

Vulnerable; fixed in 12.4(22)YE6 on 30-Sept-2011; 12.4(24)YE7 available on 17-Oct-2011

12.4YG

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

Affected 15.0-Based Releases

First Fixed Release

First Fixed Release for All Advisories in the September 2011 Bundled Publication

15.0M

15.0(1)M7

15.0(1)M7

15.0MR

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

15.0MRA

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

15.0S

Not vulnerable

Cisco IOS XE devices: See Cisco IOS-XE Software Availability

15.0(1)S4

Cisco IOS XE devices: See Cisco IOS-XE Software Availability

15.0SA

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

15.0SE

Not vulnerable

Not vulnerable

15.0SG

Cisco IOS XE devices: See Cisco IOS-XE Software Availability

Cisco IOS XE devices: See Cisco IOS-XE Software Availability

15.0XA

Vulnerable; First fixed in Release 15.1T

Vulnerable; First fixed in Release 15.1T

15.0XO

Cisco IOS XE devices: See Cisco IOS-XE Software Availability

Cisco IOS XE devices: See Cisco IOS-XE Software Availability

Affected 15.1-Based Releases

First Fixed Release

First Fixed Release for All Advisories in the September 2011 Bundled Publication

15.1EY

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

15.1GC

Vulnerable; First fixed in Release 15.1T

Vulnerable; First fixed in Release 15.1T

15.1M

15.1(4)M1

15.1(4)M2; Available on 30-SEP-11

15.1MR

Not vulnerable

Vulnerable; contact your support organization per the instructions in the Obtaining Fixed Software section of this advisory.

15.1S

Not vulnerable

Cisco IOS XE devices: See Cisco IOS-XE Software Availability

15.1(2)S2

15.1(3)S

Cisco IOS XE devices: See Cisco IOS-XE Software Availability

15.1T

15.1(2)T4

15.1(3)T2

15.1(2)T4 15.1(1)T4 on 8-Dec-2011

15.1XB

15.1(4)XB5

Vulnerable; First fixed in Release 15.1T

Affected 15.2-Based Releases

First Fixed Release

First Fixed Release for All Advisories in the September 2011 Bundled Publication

There are no affected 15.2 based releases

Cisco IOS XE ソフトウェア

Cisco IOS XE Release

First Fixed Release

First Fixed Release for All Advisories in the September 2011 Bundled Publication

2.1.x

Not Vulnerable

Vulnerable; migrate to 3.3.2S or later

2.2.x

Not Vulnerable

Vulnerable; migrate to 3.3.2S or later

2.3.x

Not Vulnerable

Vulnerable; migrate to 3.3.2S or later

2.4.x

Not Vulnerable

Vulnerable; migrate to 3.3.2S or later

2.5.x

3.1.3S

Vulnerable; migrate to 3.3.2S or later

2.6.x

3.1.3S

Vulnerable; migrate to 3.3.2S or later

3.1.xS

3.1.3S

Vulnerable; migrate to 3.3.2S or later

3.1.xSG

Not vulnerable

Vulnerable; migrate to 3.2.0SG or later

3.2.xS

3.2.1S

Vulnerable; migrate to 3.3.2S or later

3.2.xSG

Not vulnerable

Not vulnerable

3.3.xS

Not Vulnerable

3.3.2S

3.4.xS

Not Vulnerable

Not Vulnerable

Cisco IOS XE と Cisco IOS リリースのマッピングについては、 『 Cisco IOS XE 2 Release Notes』、 『 Cisco IOS XE 3S Release Notes』、 『 Cisco IOS XE 3SG Release Notes』を参照してください。

Cisco IOS XR システム ソフトウェア

Cisco IOS XR ソフトウェアは、2011 年 9 月のバンドル公開で説明されているいずれの脆弱性の影響も受けません。

回避策

該当する Cisco IOS デバイスで VoIP サービスを行っていて SIP をディセーブルにできない場合、回避策はありません。この脆弱性の発現を最小限に抑えるため、緩和策を適用することを推奨します。対応策とは、正当なデバイスだけがデバイスに接続できるように設定することです。効果を高めるには、この緩和策をネットワーク エッジにおけるスプーフィング対策と組み合わせて利用する必要があります。この処理が必要になるのは、SIP の転送プロトコルとして UDP も使用できるためです。

ネットワーク内のシスコ デバイスに適用可能なその他の緩和策については、このアドバイザリの付属ドキュメント『Cisco Applied Mitigation Bulletin: Identifying and Mitigating Exploitation of the Multiple Vulnerabilities in Cisco Voice Products』にて参照できます。 http://www.cisco.com/warp/public/707/cisco-amb-20110928-voice.shtml

SIP リスニング ポートのディセーブル化

SIP をイネーブルにする必要がないデバイスの場合、最も簡単かつ効果的な回避策はそのデバイスの SIP 処理をディセーブルにすることです。Cisco IOS ソフトウェアの一部のバージョンでは、管理者が次のコマンドを使用して SIP をディセーブルにすることができます。

sip-ua
 no transport udp
 no transport tcp
 no transport tcp tls

警告 警告: この回避策をメディア ゲートウェイ コントロール プロトコル(MGCP)または H.323 コールを処理しているデバイスに適用すると、アクティブ コールの処理中は SIP の処理が停止されません。このような場合は、アクティブ コールを一時的に停止できるよう、メンテナンス時にこの回避策を実行します。

show udp connections コマンド、show tcp brief all コマンド、および show processes | include SIP コマンドを使用すれば、この回避策を適用した後に SIP UDP ポートおよび TCP ポートが閉じていることを確認できます。

使用中の Cisco IOS ソフトウェア バージョンによっては、SIP がディセーブルにされたとき、show ip sockets コマンドの出力でまだ SIP ポートが開かれていると表示されることがありますが、それらにトラフィックを送信すると SIP プロセスは次のメッセージを表示します。

*Jun 2 11:36:47.691: sip_udp_sock_process_read: SIP UDP Listener is DISABLED

コントロール プレーン ポリシング

SIP サービスが必要なデバイスの場合は、Control Plane Policing(CoPP)を使用して、信頼できない発信元からの SIP トラフィックをブロックできます。CoPP 機能は、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0S、12.2SX、12.2S、12.3T、12.4、および 12.4T でサポートされています。管理およびコントロール プレーンを保護するために CoPP をデバイスに設定し、既存のセキュリティ ポリシーとコンフィギュレーションに従って認定されたトラフィックだけがインフラストラクチャ デバイス宛に送信されることを明示的に許可することで、インフラストラクチャへの直接攻撃のリスクとその効果を最小限に抑えることができます。次の例は、特定のネットワーク設定に適用できます。

!-- The 192.168.1.0/24 network and the 172.16.1.1 host are trusted.
!-- Everything else is not trusted. The following access list is used
!-- to determine what traffic needs to be dropped by a control plane
!-- policy (the CoPP feature): if the access list matches (permit)
!-- then traffic will be dropped and if the access list does not
!-- match (deny) then traffic will be processed by the router.
access-list 100 deny udp 192.168.1.0 0.0.0.255 any eq 5060
access-list 100 deny tcp 192.168.1.0 0.0.0.255 any eq 5060
access-list 100 deny tcp 192.168.1.0 0.0.0.255 any eq 5061
access-list 100 deny udp host 172.16.1.1 any eq 5060
access-list 100 deny tcp host 172.16.1.1 any eq 5060
access-list 100 deny tcp host 172.16.1.1 any eq 5061
access-list 100 permit udp any any eq 5060
access-list 100 permit tcp any any eq 5060
access-list 100 permit tcp any any eq 5061

!-- Permit (Police or Drop)/Deny (Allow) all other Layer3 and Layer4
!-- traffic in accordance with existing security policies and
!-- configurations for traffic that is authorized to be sent
!-- to infrastructure devices.
!-- Create a Class-Map for traffic to be policed by
!-- the CoPP feature.
class-map match-all drop-sip-class
  match access-group 100

!-- Create a Policy-Map that will be applied to the
!-- Control-Plane of the device.
policy-map control-plane-policy
 class drop-sip-class
  drop

!-- Apply the Policy-Map to the Control-Plane of the
!-- device.
control-plane
 service-policy input control-plane-policy

注: SIP は転送プロトコルとして UDP も使用できるため、IP パケットの送信元アドレスを詐称して、信用された IP アドレスからのこれらポート宛の通信を許可する ACL を回避される可能性があります。

上記の CoPP の例では、「permit」アクションによってアクセス コントロール リスト エントリ(ACE)に該当し、攻撃である可能性のあるパケットは、policy-map の「drop」機能により廃棄されますが、一方、「deny」アクション(記載されていません)に該当するパケットは、policy-map の「drop」機能の影響を受けません。CoPP の設定と使用法についての追加情報は、 http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/coppwp_gs.html および http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/12_3t/12_3t4/feature/guide/gtrtlimt.html を参照してください。

修正済みソフトウェアの入手

シスコはこれらの脆弱性に対応するための無償ソフトウェア アップデートを提供しています。ソフトウェアの導入を行う前にお客様のメンテナンス プロバイダーにご相談いただくか、ソフトウェアのフィーチャ セットの互換性およびお客様のネットワーク環境に特有の問題に関してご確認ください。

お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ご購入いただいたフィーチャ セットに対してのみとなります。そのようなソフトウェア アップグレードをインストール、ダウンロード、アクセスまたはその他の方法で使用した場合、お客様は http://www.cisco.com/en/US/docs/general/warranty/English/EU1KEN_.html に記載のシスコのソフトウェア ライセンスの条項、または Cisco.com ダウンロード サイトの http://www.cisco.com/public/sw-center/sw-usingswc.shtml に説明のあるその他の条項に従うことに同意したことになります。

ソフトウェアのアップグレードに関し、psirt@cisco.com もしくは security-alert@cisco.com にお問い合わせいただくことはご遠慮ください。

サービス契約をご利用のお客様

サービス契約をご利用のお客様は、通常のアップデート チャネルからアップグレード ソフトウェアを入手してください。ほとんどのお客様は、シスコのワールドワイド Web サイト上の Software Center からアップグレードを入手することができます。 http://www.cisco.com

サードパーティのサポート会社をご利用のお客様

シスコ パートナー、正規販売代理店、サービス プロバイダーなど、サードパーティのサポート会社と以前に契約していたか、または現在契約しており、その会社からシスコ製品の提供または保守を受けているお客様は、該当するサポート会社に連絡し、本脆弱性に関する適切な処置について指示と支援を受けてください。

回避策の効果は、使用製品、ネットワーク トポロジー、トラフィックの性質や組織の目的などのお客様の状況に依存します。影響製品が多種多様であるため、回避策を実際に展開する前に、対象とするネットワークで適用する回避策が最適であるか、お客様のサービス プロバイダーやサポート会社にご相談ください。

サービス契約をご利用でないお客様

シスコから直接購入したがシスコのサービス契約をご利用いただいていない場合、また、サードパーティ ベンダーから購入したが修正済みソフトウェアを購入先から入手できない場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してアップグレードを入手してください。TAC の連絡先は次のとおりです。

  • +1 800 553 2447(北米内からのフリー ダイヤル)
  • +1 408 526 7209(北米以外からの有料通話)
  • 電子メール:tac@cisco.com

無償アップグレードの対象であることをご証明いただくために、製品のシリアル番号と、このお知らせの URL をご用意ください。サービス契約をご利用でないお客様に対する無償アップグレードは、TAC 経由でご要求いただく必要があります。

さまざまな言語向けの各地の電話番号、説明、電子メール アドレスなどの、この他の TAC の連絡先情報については、 http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html を参照してください。

不正利用事例と公式発表

Cisco PSIRT では、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例とその公表は確認しておりません。

これらの脆弱性は、シスコの社内テストで発見されたものです。

この通知のステータス:FINAL

本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証を示唆するものでもありません。本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。またシスコシステムズはいつでも本ドキュメントの変更や更新を実施する権利を有します。

後述する情報配信の URL を省略し、本アドバイザリの記述内容に関して単独の転載や意訳を実施した場合には、事実誤認ないし重要な情報の欠落を含む統制不可能な情報の伝搬が行われる可能性があります。

情報配信

本アドバイザリは、次のシスコのワールドワイド Web サイト上に掲載されます。

http://www.cisco.com/warp/public/707/cisco-sa-20110928-sip.shtml

ワールドワイド Web 以外にも、次の電子メールおよび Usenet ニュースの受信者向けに、この通知のテキスト版が Cisco PSIRT PGP キーによるクリア署名つきで投稿されています。

  • cust-security-announce@cisco.com
  • first-bulletins@lists.first.org
  • bugtraq@securityfocus.com
  • vulnwatch@vulnwatch.org
  • cisco@spot.colorado.edu
  • cisco-nsp@puck.nether.net
  • full-disclosure@lists.grok.org.uk
  • comp.dcom.sys.cisco@newsgate.cisco.com

このアドバイザリに関する今後の更新は、いかなるものもシスコのワールドワイド Web サイトに掲載される予定です。 しかしながら、前述のメーリング リストもしくはニュースグループに対し 積極的に配信されるとは限りません。この問題に関心があるお客様は上記 URL にて最新情報を ご確認いただくことをお勧めいたします。

更新履歴

Revision 1.1

2011-September-30

Update IOS Software table bundled publication first fixed information.

Revision 1.0

2011-September-28

Initial public release.

シスコ セキュリティ手順

シスコ製品におけるセキュリティの脆弱性の報告、セキュリティ事故に関する支援、およびシスコからセキュリティ情報を入手するための登録方法について詳しく知るには、シスコ ワールドワイド Web サイトの http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.html にアクセスしてください。このページには、シスコのセキュリティ通知に関してメディアが問い合わせる際の指示が掲載されています。すべてのシスコ セキュリティ アドバイザリは http://www.cisco.com/go/psirt/ で確認することができます。