Cisco Security Advisory: Open Query Interface in Cisco Unified Communications Manager and Cisco Unified Presence Server

2011 年 8 月 25 日 - ライター翻訳版
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Advisory ID: cisco-sa-20110824-cucm-cups

http://www.cisco.com/warp/public/707/cisco-sa-20110824-cucm-cups.shtml

日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。

Revision 1.1

Last Update 2011 August 26 2200 UTC (GMT)

For Public Release 2011 August 24 1600 UTC (GMT)


要約

Cisco Unified Communications Manager(旧称 Cisco CallManager)および Cisco Unified Presence Server はオープン クエリ インターフェイスを含んでいます。このため、認証されていないリモートの攻撃者によって、該当製品バージョン上のデータベースのコンテンツが暴露される可能性があります。

シスコはサポートされているリリースのほとんどについて、無償の更新ソフトウェアをリリースしています。この問題を修正するセキュリティ パッチ ファイルも、すべてのサポートされているバージョンで利用できます。パッチはリロードの必要なく稼働中のシステムに適用できます。修正バージョンの適用または修正トレインへのアップグレードを推奨します。更新されたソフトウェアが現在存在していないため現状のバージョンを使用する必要がある場合、または更新をただちに適用できない場合は、パッチの適用を推奨します。

この問題の回避策はありません。

このアドバイザリは次のリンクに掲載されます。 http://www.cisco.com/warp/public/707/cisco-sa-20110824-cucm-cups.shtml

該当製品

脆弱性が存在する製品

次の製品は、このアドバイザリに記載されている脆弱性の影響を受けます。

Cisco Unified Communications Manager

  • Cisco Unified Communications Manager 6.x
  • Cisco Unified Communications Manager 7.x
  • Cisco Unified Communications Manager 8.0
  • Cisco Unified Communications Manager 8.5

注:Cisco Unified Communications Manager バージョン 5.1 は 2010 年 2 月 13 日にソフトウェア メンテナンスが終了しています。Cisco Unified Communications Manager 5.x バージョンをご利用のお客様は、サポートされている Cisco Unified Communications Manager のバージョンへのアップグレードに関してシスコ サポート チームにお問い合わせください。

Cisco Unified Presence Server

  • Cisco Unified Presence Server 6.x
  • Cisco Unified Presence Server 7.x
  • Cisco Unified Presence Server 8.0
  • Cisco Unified Presence Server 8.5

脆弱性が存在しない製品

次の製品または機能はこの脆弱性の影響を受けません。

  • Cisco Unified Communications Manager 4.x
  • Cisco Unified Communications Manager 8.6(1x)
  • Cisco Unified Presence Server 8.6(1x)
  • Cisco Unity Connection
  • Cisco Emergency Responder
  • Cisco Unified Communications Manager Business Edition 3000
  • Cisco Unified Communications Manager Business Edition 5000
  • Cisco Unified Communications Manager Business Edition 6000

他のシスコ製品において、このアドバイザリの影響を受けるものは確認されていません。

詳細

Cisco Unified Communications Manager は、IP Phone、メディア処理デバイス、VoIP ゲートウェイ、およびマルチメディア アプリケーションなどのパケット テレフォニー ネットワーク デバイスにエンタープライズ テレフォニー機能を拡張する、シスコ IP テレフォニー ソリューションのコール処理コンポーネントです。

Cisco Unified Presence Server は、組織内および組織間で人々を結びつける標準ベースのエンタープライズ プラットフォームです。このオープンで拡張性のあるプラットフォームは、Cisco Unified Communications Manager とその他のアプリケーション間でアベイラビリティおよびインスタント メッセージング(IM)情報の安全な交換を促進します。

オープン クエリ インターフェイス

Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified Presence Server はオープン クエリ インターフェイスを含んでいます。そのため、認証されていないリモートの攻撃者によって、該当製品内のデータベースに含まれるデータの一部または全部が暴露される可能性があります。このデータには認証資格、設定の詳細、その他機密情報が含まれることがあります。

この問題を不正利用するには、TCP ポート 443 または 8443 経由で該当するデバイスに SSL 接続する必要があります。この脆弱性を不正利用するには、3 ウェイ TCP ハンドシェイクを確立することが必要です。

この脆弱性には、CVE ID として CVE-2011-1643 が割り当てられています。この脆弱性は、次の Cisco Bug ID で文書化されています。

脆弱性スコア詳細

シスコはこのアドバイザリでの脆弱性に対して Common Vulnerability Scoring System(CVSS)に基づいたスコアを提供しています。このセキュリティ アドバイザリでの CVSS スコアは CVSS バージョン 2.0 に基づいています。

CVSS は、脆弱性の重要度を示唆するもので、緊急性および対応の優先度を決定する手助けとなる標準ベースの評価法です。

シスコは基本評価スコア(Base Score)および現状評価スコア(Temporal Score)を提供しています。お客様はこれらを用いて環境評価スコア(Environmental Score)を算出し、個々のネットワークにおける脆弱性の影響度を導き出すことができます。

シスコは次の URL にて CVSS に関する FAQ を提供しています。

http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/cvss-qandas.html

また、シスコは個々のネットワークにおける環境影響度を算出する CVSS 計算ツールを以下の URL にて提供しています。

http://tools.cisco.com/security/center/cvssCalculator.x

CSCti81574 - Open Query Interface

Calculate the environmental score of CSCti81574

CVSS Base Score - 10.0

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

Complete

Complete

Complete

CVSS Temporal Score - 8.3

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed

CSCto63060 - Open Query Interface

Calculate the environmental score of CSCto63060

CVSS Base Score - 10.0

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

Complete

Complete

Complete

CVSS Temporal Score - 8.3

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed

CSCto72183 - Open Query Interface

Calculate the environmental score of CSCto72183

CVSS Base Score - 10.0

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

Complete

Complete

Complete

CVSS Temporal Score - 8.3

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed

CSCto73833 - Open Query Interface

Calculate the environmental score of CSCto73833

CVSS Base Score - 10.0

Access Vector

Access Complexity

Authentication

Confidentiality Impact

Integrity Impact

Availability Impact

Network

Low

None

Complete

Complete

Complete

CVSS Temporal Score - 8.3

Exploitability

Remediation Level

Report Confidence

Functional

Official-Fix

Confirmed

影響

この脆弱性の不正利用に成功した場合、該当する製品内のデータベースのコンテンツが完全に暴露されることがあります。コンテンツには認証資格、設定の詳細、その他機密情報が含まれることがあります。

この脆弱性は読み取り専用アクセスに制限されるため、データベース内のデータを直接書き換えることはできません。ただし、知識のある攻撃者が取得した情報を利用して、Web ベースの管理インターフェイスへの管理者アクセス権限を取得する場合があります。

ソフトウェア バージョンおよび修正

ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、 http://www.cisco.com/go/psirt/ および本アドバイザリ以降に公開のアドバイザリも参照して、起こりうる障害と完全なアップグレード ソリューションを判断してください。

いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新しいリリースで引き続き適切にサポートされていることの確認を十分に行ってください。情報が不明確な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンス プロバイダーにお問い合わせください。

Cisco Unified Communications Manager Version

First Fixed Release

6.x

Apply COP File

7.x

7.1(5b)su4 or

Apply COP File

8.0

Apply COP File

8.5

8.5(1)su2 or

Apply COP File

8.6

Not Affected

注:Cisco Unified Communications Manager Security COP ファイルは、Cisco Software Center からダウンロード可能です。

Cisco Unified Presence Server

First Fixed Release

6.x

Migrate to 8.5(4) or later or 8.6(x)

7.x

Apply COP File or Migrate to 8.5(4) or later or 8.6(x)

8.0

Apply COP File or Migrate to 8.5(4) or later or 8.6(x)

8.5

8.5(4)

8.6

Not Affected

注:現在公開されている修正バージョンがないバージョンについては、Security COP ファイル形式の Cisco Unified Presence Server パッチが TAC より提供されています。

回避策

この問題に対する回避策はありません。

ネットワーク内のシスコ デバイスに適用可能な他の対応策は、このアドバイザリの付属ドキュメントである『Cisco Applied Intelligence』にて参照できます。
http://www.cisco.com/warp/public/707/cisco-amb-20110824-cucm-cups.shtml

修正済みソフトウェアの入手

シスコはこれらの脆弱性に対応するための無償ソフトウェア アップデートを提供しています。ソフトウェアの導入を行う前にお客様のメンテナンス プロバイダーにご相談いただくか、ソフトウェアのフィーチャ セットの互換性およびお客様のネットワーク環境に特有の問題に関してご確認ください。

お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ご購入いただいたフィーチャ セットに対してのみとなります。そのようなソフトウェア アップグレードをインストール、ダウンロード、アクセスまたはその他の方法で使用した場合、お客様は http://www.cisco.com/en/US/docs/general/warranty/English/EU1KEN_.html に記載のシスコのソフトウェア ライセンスの条項または、Cisco.com Downloads の http://www.cisco.com/public/sw-center/sw-usingswc.shtml に説明のあるその他の条項に従うことに同意したことになります。

ソフトウェアのアップグレードに関し、psirt@cisco.com もしくは security-alert@cisco.com にお問い合わせいただくことはご遠慮ください。

サービス契約をご利用のお客様

サービス契約をご利用のお客様は、通常のアップデート チャネルからアップグレード ソフトウェアを入手してください。ほとんどのお客様は、シスコのワールドワイド Web サイト上の Software Center からアップグレードを入手することができます。 http://www.cisco.com

サードパーティのサポート会社をご利用のお客様

シスコ パートナー、正規販売代理店、サービス プロバイダーなど、サードパーティのサポート会社と以前に契約していたか、または現在契約しており、その会社からシスコ製品の提供または保守を受けているお客様は、該当するサポート会社に連絡し、本脆弱性に関する適切な処置について指示と支援を受けてください。

回避策の効果は、使用製品、ネットワーク トポロジー、トラフィックの性質や組織の目的などのお客様の状況に依存します。影響製品が多種多様であるため、回避策を実際に展開する前に、対象とするネットワークで適用する回避策が最適であるか、お客様のサービス プロバイダーやサポート会社にご相談ください。

サービス契約をご利用でないお客様

シスコから直接購入したがシスコのサービス契約をご利用いただいていない場合、また、サードパーティ ベンダーから購入したが修正済みソフトウェアを購入先から入手できない場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してアップグレードを入手してください。TAC の連絡先は次のとおりです。

  • +1 800 553 2447(北米内からのフリー ダイヤル)
  • +1 408 526 7209(北米以外からの有料通話)
  • 電子メール:tac@cisco.com

無償アップグレードの対象であることをご証明いただくために、製品のシリアル番号と、このお知らせの URL をご用意ください。サービス契約をご利用でないお客様に対する無償アップグレードは、TAC 経由でご要求いただく必要があります。

さまざまな言語向けの各地の電話番号、説明、電子メール アドレスなどの、この他の TAC の連絡先情報については、 http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html を参照してください。

不正利用事例と公式発表

Cisco PSIRT では、このアドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例は確認しておりません。

この脆弱性は、kxlzx によってシスコに報告されました。

この通知のステータス:FINAL

本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証を示唆するものでもありません。本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。またシスコシステムズはいつでも本ドキュメントの変更や更新を実施する権利を有します。

後述する情報配信の URL を省略し、本アドバイザリの記述内容に関して単独の転載や意訳を実施した場合には、事実誤認ないし重要な情報の欠落を含む統制不可能な情報の伝搬が行われる可能性があります。

情報配信

本アドバイザリは、次のシスコのワールドワイド Web サイト上に掲載されます。

http://www.cisco.com/warp/public/707/cisco-sa-20110824-cucm-cups.shtml

ワールドワイド Web 以外にも、次の電子メールおよび Usenet ニュースの受信者向けに、この通知のテキスト版が Cisco PSIRT PGP キーによるクリア署名つきで投稿されています。

  • cust-security-announce@cisco.com
  • first-bulletins@lists.first.org
  • bugtraq@securityfocus.com
  • vulnwatch@vulnwatch.org
  • cisco@spot.colorado.edu
  • cisco-nsp@puck.nether.net
  • full-disclosure@lists.grok.org.uk
  • comp.dcom.sys.cisco@newsgate.cisco.com

このアドバイザリに関する今後の更新は、いかなるものもシスコのワールドワイド Web サイトに掲載される予定です。 しかしながら、前述のメーリング リストもしくはニュースグループに対し積極的に配信されるとは限りません。この問題に関心があるお客様は上記 URL にて最新情報をご確認いただくことをお勧めいたします。

更新履歴

Revision 1.1

2011-August-26

Updated version naming of 8.5xnr to 8.5(4) for clarification purposes.

Revision 1.0

2011-August-24

Initial public release.

シスコ セキュリティ手順

シスコ製品におけるセキュリティの脆弱性の報告、セキュリティ事故に関する支援、およびシスコからセキュリティ情報を入手するための登録方法について詳しく知るには、シスコ ワールドワイド Web サイトの http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.html にアクセスしてください。このページには、シスコのセキュリティ通知に関してメディアが問い合わせる際の指示が掲載されています。すべてのシスコ セキュリティ アドバイザリは http://www.cisco.com/go/psirt/ で確認することができます。