IBM テクノロジー : IBM CIP プロトコル

VIPA を使用したチャネル インターフェイス プロセッサ TCP/IP 冗長性

2010 年 12 月 2 日 - ライター翻訳版
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目次

概要
前提条件
      要件
      使用するコンポーネント
      表記法
論理構成図
VIPA による TCP 接続復旧
Input/Output Configuration Program(IOCP)設定
メインフレーム TCPIP.Profile ファイル(IP データグラム):VIPA
CIP-WS1 の Cisco 7000 設定:VIPA
CIP-WS2 の Cisco 7000 設定:VIPA
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関連情報

概要

Virtual IP Address(VIPA; 仮想 IP アドレス)サポートは、IBM TCP/IP スタックで仮想デバイスと仮想 IP アドレスを使用することで、Multiple Virtual Storage(MVS)に耐障害性を提供します。仮想デバイスは常にアクティブであり、障害を検出することはありません。VIPA は、ルーテッドが常にこの IP アドレス(およびそのサブネット)を「アライブ」としてアドバタイズするように、アクセス可能なままです。

VIPA Program Temporary Fix(PTF)番号は UN83939 です。これは TCP/IP バージョン 3.10 に統合されています。



前提条件

要件

このドキュメントに関する特別な要件はありません。

使用するコンポーネント

このドキュメントは、特定のソフトウェアやハードウェアに限定されるものではありません。

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。



表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。



論理構成図

このドキュメントで使用する設定では、すべての Telnet、FTP、およびネットワーク側から開始される他のトラフィックは、10.10.12.2 の VIPA アドレス経由で接続しています。

75_a.gif

Routing Information Protocol(RIP; ルーティング情報プロトコル)コンバージェンス時間(デフォルト設定の場合)は、6 分程度になります。たとえば、CIP-WS2 の Cisco 7000 がそのトポロジに障害を起こした場合、これを通過していたトラフィックが代わりに CIP-WS1 の Cisco 7000 を通過し始めるまで、6 分間かかります。コンバージェンス時間を短縮するために、ルータの RIP タイマーを変更できます。



VIPA による TCP 接続復旧

mystation に対する設定内での次の設定が TCP 接続復旧をイネーブルにします。

  • ネームサーバ: mvshost 10.10.12.2(宛先局と IP アドレス)

  • 宛先のネットワーク: mystation からの 10.10.12.0(宛先局へのパス)

    • 10.10.11.2 経由

    • 10.10.10.2 経由

mystation が 10.10.11.2 経由で mvshost とのセッションを取得したとします。mvshost 上の 10.10.11.2 チャネル インターフェイスに障害がある場合、次のことが発生します。

  1. mystation 上の TCP レイヤはタイムアウトします。

  2. TCP レイヤは再送信します。

  3. mystation は 10.10.10.2 経由の新しいルートを受け付けます。

  4. TCP レイヤの再送信は OK になります。



Input/Output Configuration Program(IOCP)設定

CHPID PATH=05,TYPE=CNC,SWITCH=3
CNTLUNIT CUNUMBR=2300,PATH=05,UNIT=SCTC,LINK=C7,UNITADD=((10,8))
IODEVICE ADDRESS=(310,8),CUNUMBR=2300,UNIT=SCTC
*
CHPID PATH=0A,TYPE=CNC,SWITCH=3
CNTLUNIT CUNUMBR=2400,PATH=05,UNIT=SCTC,LINK=C8,UNITADD=((20,8))
IODEVICE ADDRESS=(320,8),CUNUMBR=2400,UNIT=SCTC


メインフレーム TCPIP.Profile ファイル(IP データグラム):VIPA

000045 DEVICE IPP CLAW 310 CISCOMVS 7000ws1  NONE 20 20 4096 4096
000046 LINK IPL IP 1 IPP
000051 DEVICE I2P CLAW 320 CISCOMVS 7000ws2 NONE 20 20 4096 4096
000052 LINK I2L IP 1 I2P
000057 DEVICE VDEV VIRTUAL 0
000058 LINK VLINK VIRTUAL 0 VDEV
000085 HOME
000087 10.10.11.2     I2L
000089 10.10.10.2     IPL 
000091 10.10.12.2     VLINK
000100 BSDROUTINGPARMS true
000101 ; LINK    MAXMTU    METRIC    SUBNET MASK     DEST ADDR
000102   I2L        4096       0      255.255.255.0      10.10.11.1
000103   IPL        4096       0      255.255.255.0      10.10.10.1
000104   VLINK      4096       0      255.255.255.0      0
000108 ENDBSDROUTINGPARMS
000142 START I2P
000144 START IPP

注:TCPIP.Profile ファイルには VDEFV(VIPA デバイス)用の START 文はありません。



CIP-WS1 の Cisco 7000 設定:VIPA

interface Channel0/0
ip address 10.10.11.1 255.255.255.0
ip route-cache cbus
ip route-cache same-interface
no ip redirects
no keepalive
claw C200 10 10.10.11.2 ciscomvs 7000ws1 tcpip tcpip broadcast

注:この設定は、ブロードキャスト パラメータが指定されるとルーティング アップデートがメインフレームと交換されることを想定しています。これが当てはまらない場合、CLAW 文にネクストホップとして指定されたアドレスを使用して VIPA アドレスにポイントするように、スタティック ルートをコーディングする必要があります。次に例を示します。

ip route 10.10.12.2 255.255.255.255 10.10.11.2


CIP-WS2 の Cisco 7000 設定:VIPA

interface Channel0/0
ip address 10.10.10.1 255.255.255.0
ip route-cache cbus
ip route-cache same-interface
no ip redirects
no keepalive
claw C300 20 10.10.10.2 ciscomvs 7000ws2 tcpip tcpip broadcast



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Document ID: 12332