音声とユニファイド コミュニケーション : Cisco Unified Border Element

SIP プロファイルを使用した Unified Border Element(CUBE)Session Initiation Protocol(SIP)正規化の設定例

2009 年 7 月 17 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2008 年 4 月 22 日) | フィードバック

目次


概要

プロトコル変換と修復は、Cisco Unified Border Element(CUBE)の主要な機能です。CUBE は、同じ VoIP プロトコル(SIP)をサポートするが、プロトコルの実装や解釈の差分により相互接続できない 2 台のデバイスの間に導入されます。CUBE では、ネットワーク境界、またはネットワーク内の 2 台の相互運用不可能なデバイス間で SIP メッセージングを正規化することにより、ネットワークのそのセグメント内のデバイスが受信すると予想するものに、両側の SIP メッセージングをカスタマイズできます。

サービス プロバイダーには、SIP コールがネットワークに入る前に、SIP メッセージング フィールドが必要である対象のポリシー(またはヘッダー フィールドの有効な値を構成するもの)がある場合があります。同様に、大企業や小規模事業者には、サービス プロバイダーの SIP トランクからのポリシーまたはセキュリティ上の理由により、ネットワークを出入りする可能性がある情報に関してポリシーがある場合があります。

両方向で SIP メッセージングをカスタマイズするには、次の図に示すように、これらのネットワークの境界で SIP 正規化設定を使用して CUBE を配置する方法があります。

ネットワーク概念図

ネットワーク概念図

ネットワーク ポリシーの準拠性以外にも、CUBE SIP 正規化機能を使用すると、企業ネットワーク内の SIP デバイス間の非互換性を解決できます。非互換性が発生する可能性があるのは、次のような状況です。

  • デバイスが未知のヘッダー(値またはパラメータ)を無視するのではなく拒否する

  • デバイスが SIP メッセージで正しくないデータを送信する

  • デバイスでプロトコル プロシージャが実装されていない(または正しくない方法で実装されている)

  • デバイスでオプションのヘッダーまたはパラメータ、または複数の方法で実装可能なオプションのプロトコル プロシージャが想定されている

  • デバイスが、ネットワークに出入りする前に変更または抑制される必要がある値またはパラメータを送信する

  • ある種の機能を実現する方法に関する、SIP 標準のバリエーション

CUBE 上の SIP プロファイル機能は、これらの SIP 正規化およびカスタマイズの問題に対するソリューションとなります。



前提条件

要件

この設定を開始する前に、次の要件が満たされていることを確認してください。

  • (ダイヤルピアなどの)Cisco IOS の音声機能を設定および使用する方法の基本的な知識

  • Cisco Unified Border Element(CUBE)を設定および使用する方法の基本的な知識

  • SIP プロトコルとそのメッセージ、フィールド、およびパラメータの中程度の知識



使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。

  • Cisco IOS リリース 12.4.15XZ 以降が稼働する Cisco ISR 上の Cisco Unified Border Element リリース、Cisco AS5400XM Access Gateway、Cisco AS5350XM Access Gateway、Cisco 7200 ルータ、または Cisco 7300 ルータ

  • Cisco IOS リリース 12.4.15XZ 以降が稼働する Cisco ISR 上の Cisco TDM-to-SIP ゲートウェイ、Cisco AS5400XM Access Gateway、または Cisco AS5350XM Access Gateway

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。



表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。



設定

SIP プロファイル機能を設定すると、CUBE での発信 SIP メッセージ内で SIP または SDP ヘッダー値を追加、変更、または削除できます。サポートされる正確なメッセージとヘッダーのリストは、このドキュメントの「サポートされる SIP メッセージ」にあります。SIP プロファイルは、ダイヤルピア レベルとグローバル レベルのいずれかで設定できます。

メッセージを変更するため構文では、正規表現の表記法を使用して、メッセージ内のフィールドの照合置換を行います。照合されたサブストリングは置換パターンで使用できます。複数の正規表現の規則が同じ [method/response]: ヘッダーの組み合わせに適用される場合、2 番目の規則が最初の規則の結果文字列に適用されます。

SIP プロファイルでは、必須 SIP ヘッダーの削除追加を行うことはできません。必須ヘッダーには変更オプションのみが使用できます。必須 SIP ヘッダーには、To、From、Via、CSeq、Call-Id、および Max-Forwards があります。必須 SDP ヘッダーには v、o、s、t、c、および m があります。

CLI には ANY という特別なキーワードが用意されていますが、これは指定されたカテゴリ内のすべてのメッセージに規則を適用する必要があることを示します。INVITE メッセージ用に設定された規則は、コールのプロトコル シーケンスの最初の INVITE のみに適用されます。コールのプロトコル シーケンスの後続の INVITE に対して必要な処理を定義するために、特別な REINVITE キーワードがサポートされています。

SIP プロファイルを使用すると、Fromf にするなど、ヘッダー名を長い形式からコンパクトな形式に変更することもできます。これは、SIP メッセージの長さを短くする手段として使用できます。デフォルトでは、Cisco IOS SIP は SIP メッセージのコンパクトな形式は送信しませんが、長い形式と短い形式のいずれかを受信します。

SIP プロファイル機能は、発信 SIP メッセージのみに影響します。メッセージが CUBE ルータから発信される前、つまり宛先ダイヤルピアの照合が行われた後、最後の手順として規則が適用されます。SIP メッセージに対する変更は、CUBE アプリケーションでは記録や実行が行われません。

SIP プロファイル規則が発信メッセージに適用された後、Content-length フィールドは再計算されます。

注:このセクションで使用されているコマンドの詳細を調べるには、Command Lookup Tool登録ユーザ専用)を使用してください。
一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことを、ご了承ください。



全般的な設定コマンド構造

SIP method/response に対してフィールドを追加するための規則を定義する全般的なコマンドは次のとおりです。

<request/response> <message code> <sip-header/sdp-header> <header-name> add <add-value>

SIP method/response に対してフィールドを削除するための規則を定義する全般的なコマンドは次のとおりです。

<request/response> <message code> <sip-header/sdp-header> <header-name> remove

SIP method/response に対してフィールドを変更するための規則を定義する全般的なコマンドは次のとおりです。

<request/response> <message code> <sip-header/sdp-header> <header-name> modify <match-pattern> <replace-pattern>



設定手順

最初の手順では規則を定義します。規則を定義するには、前述の全般的なコマンド構造を使用します。次に例を示します。

voice class sip-profiles 100
  request INVITE sip-header…
  response 100 sip-header…
  request INVITE sdp-header…

2 番目の手順では、CUBE 設定のグローバルとダイヤルピアいずれかのレベルに規則を適用します。CUBE を通過するすべてのコールに対してグローバルに規則を適用するには、次のコマンド構造を使用します。

voice service voip 
   sip
     sip-profiles 100

特定の発信ダイヤルピアのみを通過するコールに対して選択的に規則を適用するには、次のコマンド構造を使用します。

dial-peer voice 555 voip
   voice-class sip-profiles 100

グローバルとダイヤルピア両方のレベルで規則が設定されている場合、グローバル レベルの設定よりもダイヤルピアの設定が優先されます。

下記の注意点は、正規表現を使用するすべての Cisco IOS の機能に一般的に適用されます(SIP プロファイルを含む)。

  • add-valuematch-pattern または replace-pattern に空白文字が含まれる場合、値全体を二重引用符(")で囲む必要があります。次に例を示します。

    response 100 sip-header add “User-Agent: CISCO CUBE”

  • add-valuematch-pattern または replace-pattern に二重引用符(")と空白文字が含まれる場合、バックスラッシュ(通信端末で使用するフォントにより表示のされ方が異なります。日本語フォントの場合は半角の "¥"、英語フォントの場合は半角の "\" と表示されます。)を内側の引用符のプレフィクスにする必要があります。たとえば、"CISCO" CUBE を追加するには、次のコマンドを使用します。

    response 100 sip-header add “User-Agent: \”CISCO\” CUBE”



設定の警告

  • 柔軟性を最大にするため、規則の適用後に生成される SIP メッセージに対しては、構文チェックは実行されません。プロファイル規則で指定する変更の結果、有効な SIP プロトコル交換が行われることは、適切なテストで確認する必要があります。

  • SIP プロファイルでは SIP メッセージの種類を変更することはできません。つまり、180 Ringing 応答を 183 Session Progress 応答に変更することはできません。

  • 必須ヘッダーは変更のみが可能です。必須ヘッダーの追加や削除はできません。必須 SIP ヘッダーには、To、From、Via、CSeq、Call-Id、および Max-Forwards があります。必須 SDP ヘッダーには v、o、s、t、c、および m があります。

  • 値を保存および再利用するために match および replace サブストリングでは正規表現の変数を使用できますが、あるメッセージから情報を抽出して別のメッセージに適用することはできません。たとえば、INVITE から発番号を抽出して、後続の REFER メッセージに挿入することはできません。指定した規則は一度に 1 つのメッセージに適用され、そのメッセージ内の情報のみが操作されます。



設定例

このセクションでは、SIP メッセージに特定の変更を加えるための SIP プロファイル規則の例を紹介しています。



追加

このセクションでは、メッセージに SIP および SDP ヘッダーを追加する方法の例を紹介しています。

例 1

メッセージ:INVITE

処置:b=AS:4000 SDP ヘッダーをビデオメディア行に追加する

規則:

voice class sip-profiles 100
  request INVITE sdp-header Video-Bandwidth-Info add "b=AS:4000"

例 2

メッセージ:480 Temporarily Not Available

処置:Retry-After SIP ヘッダーを追加する

規則:

voice class sip-profiles 100
  response 480 sip-header Retry-After add “Retry-After: 60”

例 3

メッセージ:INVITE および REINVITE

処置:「user=phone」タグを SIP URI ヘッダーに追加する

規則:

voice class sip-profiles 100
  request INVITE sip-header SIP-Req-URI modify "; SIP/2.0" ";user=phone SIP/2.0"
  request REINVITE sip-header SIP-Req-URI modify "; SIP/2.0" ";user=phone SIP/2.0"

例 4

メッセージ:200 Response

処置:User-Agent SIP ヘッダーを追加する

規則:

voice class sip-profiles 100
  response 200 sip-header User-Agent add "User-Agent: CiscoSystems-SIP-GW-UA"


削除

このセクションでは、メッセージから SIP および SDP ヘッダーを削除する方法の例を紹介しています。

例 5

メッセージ:すべての要求と応答

処置:Cisco-Guid SIP ヘッダーを削除する

規則:

voice class sip-profiles 100
  request ANY sip-header Cisco-Guid remove
  response ANY sip-header Cisco-Guid remove

例 6

メッセージ:BYE および CANCEL

処置:Reason SIP ヘッダーを削除する

規則:

voice class sip-profiles 100
  request BYE sip-header Reason remove
  request CANCEL sip-header Reason remove

例 7

メッセージ:100 および 180 応答

処置:Server SIP ヘッダーを削除する

規則:

voice class sip-profiles 100
         response 100 sip-header Server remove
         response 180 sip-header Server remove


変更

このセクションでは、メッセージで SIP および SDP ヘッダーを変更する方法の例を紹介しています。

例 8

メッセージ:INVITE

処置:From: ヘッダーを「gateway@gw-ip-address」形式に変更する、つまり 2222000020@9.13.24.7 を gateway@9.13.24.7 に変更する

規則:

voice class sip-profiles 100
  request INVITE sip-header From modify "(<.*:)(.*@)" "\1gateway@"

例 9

メッセージ:INVITE

処置:SDP ヘッダーの o= 行で「CiscoSystems-SIP-GW-UserAgent」を「-」に置き換える

規則:

voice class sip-profiles 100
  request INVITE sdp-header Session-Owner modify "CiscoSystems-SIP-GW-UserAgent“ "-"

例 10

メッセージ:INVITE

処置:Req-URI、From および To ヘッダーで「sip url」を「tel url」に変換する、つまり「sip:2222000020@9.13.24.6:5060」から「tel:2222000020」にする

規則:

voice class sip-profiles 100
  request INVITE sip-header SIP-Req-URI modify "sip:(.*)@[^ ]+" "tel:\1"
  request INVITE sip-header From modify "<sip:(.*)@.*>" "<tel:\1>"
  request INVITE sip-header To modify "<sip:(.*)@.*>" "<tel:\1>"


SIP プロファイルを使用した完全な設定例

このセクションでは、SIP プロファイルを使用して設定された CUBE ルータ用の完全な設定例を紹介しています。

CUBE
CUBE#show run
Building configuration...
Current configuration : 5888 bytes
!
! Last configuration change at 13:16:50 CDT Mon Feb 11 2008
! NVRAM config last updated at 13:24:35 CDT Mon Feb 11 2008
!
version 12.4
service timestamps debug datetime msec localtime
service timestamps log datetime msec localtime
service password-encryption
!
hostname CUBE
!
boot-start-marker
boot system flash:c2800nm-ipvoice_ivs-mz.124-18.2.2.PIA1p.bin
boot-end-marker
!
logging message-counter syslog
logging buffered 2000000
no logging console
no logging monitor
enable lab 0 
!
no aaa new-model
memory-size iomem 10
clock timezone CDT -6
clock summer-time CDT recurring
no network-clock-participate slot 1
!
voice-card 0
 no dspfarm
!
ip cef
!
voice service voip
 media flow-around
 allow-connections sip to sip
 sip
  sip-profiles 100
!
voice class sip-profiles 100
 request INVITE sip-header SIP-Req-URI modify "; SIP/2.0" ";user=phone SIP/2.0"
 request REINVITE sip-header SIP-Req-URI modify "; SIP/2.0" ";user=phone SIP/2.0"
!
interface GigabitEthernet0/0
 ip address x.x.x.x 255.255.255.0
 duplex full
 speed 100
!
ip http server
!
control-plane
!
dial-peer voice 100 voip
 destination-pattern .T
 session protocol sipv2
 session target ipv4:x.x.x.x
 dtmf-relay rtp-nte
 codec g711ulaw
 no vad
!
sip-ua
!
line con 0
line aux 0
line vty 0 4
 exec-timeout 90 0
!
scheduler allocate 20000 1000
end



追加の設定ガイド

  • ヘッダー長(ヘッダー名を含む)は SIP プロファイルを使用した変更の後、300 文字以内である必要があります。add 値の最大ヘッダー長は約 220 文字です。最大 SDP ヘッダー長は 2048 文字です。規則の適用後にヘッダー長が最大値を超える場合、その規則は無視され、変更は適用されません。変更後合計の SDP の長さが 2048 文字を超える場合、SDP に対するすべての変更は無視され、適用されません。

  • SIP プロファイル機能を使用して SIP メッセージ全体を廃棄することはできません。SIP プロファイル機能は、メッセージ内のコンテンツの操作(追加、変更、または削除)にのみ使用できます。

  • 正規表現の変数は既存のヘッダーからパラメータを抽出および保存するために使用できますが、ある規則内で変数に保存された値は、同じ規則の replace-pattern 内でのみ使用でき、他の規則では使用できません。これは、ある規則により抽出された値を別の規則に挿入できないことを意味します。

    match-pattern の開きカッコ(()および閉じカッコ())の間で指定されたコンテンツは、検出された順序で、1、2、3、... 9 により指定される変数に保存されます。これらの変数の保存された値は、それぞれ \1、\2、...\9 を使用して変数を参照することにより、replace-pattern に再び挿入できます。

    たとえば、次のように変更する場合を考えます。

    Remote-Party-ID: “CUBE”
      <sip:2001@123.123.123.123>;privacy=off;screen=no to P-Asserted-Identity:
      “CUBE” <sip:2001@123.123.123.123> 
    

    これは、次の SIP プロファイル規則により実現できます。

    request INVITE sip-header Remote-Party-ID modify 
    "Remote-Party-ID:(.*>).*" "P-Asserted-Identity:\1"
    

    この例では、シーケンス (.*>)“CUBE” <sip:2001@123.123.123.123> に一致します。この値は変数 1 に保存され、replace-pattern では \1 で参照されます。



サポートされている SIP メッセージ

このセクションでは、CUBE SIP プロファイル機能によりカスタマイズ可能な SIP メッセージの CLI オプションを紹介しています。



SIP 要求

次の SIP 要求がサポートされています。

router(config-class)#request ?
  ACK   sip ack
  ANY   any sip request
  BYE   sip bye
  CANCEL        sip cancel
  COMET sip comet
  INFO  sip info
  INVITE        sip invite
  NOTIFY        sip notify
  OPTIONS       sip options
  PRACK sip prack
  PUBLISH       sip publish
  REFER sip refer
  REGISTER      sip register
  REINVITE      sip reinvite
  SUBSCRIBE     sip subscribe
  UPDATE        sip info


SIP 応答

次の SIP 応答がサポートされています。

router(config-class)#response ?
  100  Response code 100
  180  Response code 180
  181  Response code 181
  182  Response code 182
  183  Response code 183
  200  Response code 200
  202  Response code 202
  300  Response code 300
  301  Response code 301
  302  Response code 302
  305  Response code 305
  380  Response code 380
  400  Response code 400
  401  Response code 401
  402  Response code 402
  403  Response code 403
  404  Response code 404
  405  Response code 405
  406  Response code 406
  407  Response code 407
  408  Response code 408
  409  Response code 409
  410  Response code 410
  412  Response code 412
  413  Response code 413
  414  Response code 414
  415  Response code 415
  416  Response code 416
  417  Response code 417
  420  Response code 420
  421  Response code 421
  422  Response code 422
  423  Response code 423
  480  Response code 480
  481  Response code 481
  482  Response code 482
  483  Response code 483
  484  Response code 484
  485  Response code 485
  486  Response code 486
  487  Response code 487
  488  Response code 488
  489  Response code 489
  491  Response code 491
  493  Response code 493
  500  Response code 500
  501  Response code 501
  502  Response code 502
  503  Response code 503
  504  Response code 504
  505  Response code 505
  513  Response code 513
  580  Response code 580
  600  Response code 600
  603  Response code 603
  604  Response code 604
  606  Response code 606
  ANY  Any Response


SIP ヘッダー

次の SIP ヘッダーがサポートされています。

rtr(config-class)#request INVITE sip-header ?
  Accept-Contact
  Accept-Encoding
  Accept-Header
  Accept-Language
  Accept-Resource-Priority
  Alert-Info
  Allow-Events
  Allow-Header
  Also
  Authorization
  CC-Diversion
  CC-Redirect
  CSeq
  Call-ID
  Call-Info
  Cisco-Gcid
  Cisco-Guid
  Contact
  Content-Disposition
  Content-Encoding
  Content-Id
  Content-Length
  Content-Type
  Date
  Diversion
  Event
  Expires
  From
  History-Info
  Location
  MIME-Version
  Max-Forwards
  Min-Expires
  Min-SE
  Orig-dial-plan            
  P-Asserted-Identity       
  P-Preferred-Identity      
  Privacy                   
  Proxy-Authenticate        
  Proxy-Authorization       
  Proxy-Require             
  Rack                      
  Reason                    
  Record-Route              
  Refer-To                  
  Referred-By               
  Reject-Contact            
  Remote-Party-ID           
  Replaces                  
  Request-Disposition       
  Requested-By              
  Require                   
  Resource-Priority         
  Retry-After               
  Route
  Rseq
  SIP-ETag
  SIP-If-Match
  SIP-Req-URI
  Server                    
  Session-Expires           
  Session-Header            
  Subscription-State        
  Supported                 
  Term-dial-plan            
  Timestamp                 
  To                        
  Unsupported               
  User-Agent                
  Via                       
  WWW-Authenticate          
  Warning


SDP ヘッダー

次の SDP ヘッダーがサポートされています。

rtr(config-class)#response 200 sdp-header ?
  Attribute                             a=
  Audio-Attribute                       a=
  Audio-Bandwidth-Info          b=
  Audio-Connection-Info         c=
  Audio-Encryption-Key          k=
  Audio-Media                           m=audio
  Audio-Session-Info                    i=
  Bandwidth-Key                 b=
  Connection-Info                       c=
  Email-Address                 e=
  Encrypt-Key                           k=
  Phone-Number                          p=
  Repeat-Times                          r=
  Session-Info                          i=
  Session-Name                          s=
  Session-Owner                 o=
  Time-Adjust-Key                       z=
  Time-Header                           t=
  Url-Descriptor                        u=
  Version                               v=
  Video-Attribute                       a=
  Video-Bandwidth-Info          b=
  Video-Connection-Info         c=
  Video-Encryption-Key          k=
  Video-Media                           m=video
  Video-Session-Info                    i=


確認

このセクションでは、SIP プロファイル設定が適用された(および適用されていない)INVITE メッセージを紹介しています。この方法を使用して、設定の SIP プロファイル規則が SIP メッセージでの正しく望ましい変更に影響することを確認してください。

次の例に、設定例を示します。

voice class sip-profiles 1
  request INVITE sdp-header Audio-Bandwidth-Info add "b=AS:1600“
  request ANY sip-header Cisco-Guid remove
  request INVITE sdp-header Session-Owner modify "CiscoSystems-SIP-GW-UserAgent" "-“

次の例に、SIP プロファイル設定が適用されていない SIP INVITE メッセージの例を示します(主要なフィールドは太字で示しています)。

INVITE sip:2222000020@9.13.40.250:5060 SIP/2.0
Via: SIP/2.0/UDP 9.13.40.249:5060;branch=z9hG4bK1A203F
From: "sipp " <sip:1111000010@9.13.40.249>;tag=F11AE0-1D8D
To: <sip:2222000020@9.13.40.250>
Date: Mon, 29 Oct 2007 19:02:04 GMT
Call-ID: 4561B116-858811DC-804DEF2E-4CF2D71B@9.13.40.249
Cisco-Guid: 1163870326-2240287196-2152197934-1290983195
Content-Length: 290

v=0
o=CiscoSystemsSIP-GW-UserAgent 6906 8069 IN IP4 9.13.40.249
s=SIP Call
c=IN IP4 9.13.40.249
t=0 0
m=audio 17070 RTP/AVP 0
c=IN IP4 9.13.40.249
a=rtpmap:0 PCMU/8000
a=ptime:20

次の例に、SIP プロファイル設定が適用された同じ SIP INVITE メッセージの例を示します(変更されたフィールドは太字で示しています)。

INVITE sip:2222000020@9.13.40.250:5060 SIP/2.0
Via: SIP/2.0/UDP 9.13.40.249:5060;branch=z9hG4bK1A203F
From: "sipp " <sip:1111000010@9.13.40.249>;tag=F11AE0-1D8D
To: <sip:2222000020@9.13.40.250>
Date: Mon, 29 Oct 2007 19:02:04 GMT
Call-ID: 4561B116-858811DC-804DEF2E-4CF2D71B@9.13.40.249
Content-Length: 279

v=0
o=- 6906 8069 IN IP4 9.13.40.249
s=SIP Call
c=IN IP4 9.13.40.249
t=0 0
m=audio 17070 RTP/AVP 0
c=IN IP4 9.13.40.249
a=rtpmap:0 PCMU/8000
a=ptime:20
b=AS:1600


トラブルシューティング

debug ccsip all は、SIP プロファイル用の便利なトラブルシューティング コマンドです。

次の例では、テキスト「voice class SIP Profiles」に、どの SIP プロファイルが適用されているかが示されています。次にコマンド出力の例を示します。

router#debug ccsip all
…
Oct 12 06:51:53.619: //-1/735085DC8F3D/SIP/Info/sipSPIGetShrlPeer: 
                     Try match incoming dialpeer for Calling number:  
                     : sippOct 12 06:51:53.619:  
                     //-1/735085DC8F3D/SIP/Info/sipSPIGetCallConfig:  
                     Peer tag 2 matched for incoming call 
Oct 12 06:51:53.619: //-1/xxxxxxxxxxxx/SIP/Info/sipSPIGetCallConfig:  
                     voice class SIP Profiles tag is set : 1
Oct 12 06:51:53.619: //-1/735085DC8F3D/SIP/Info/sipSPIGetCallConfig:  
                     Not using Voice Class Codec
Oct 12 06:51:53.619: //-1/735085DC8F3D/SIP/Info/sipSPIGetCallConfig:  
                     xcoder high-density disabled
Oct 12 06:51:53.619: //-1/735085DC8F3D/SIP/Info/sipSPIGetCallConfig:  
                     Flow Mode set to FLOW_THROUGH 
…

次の例では、テキスト「sip_profiles」は SIP プロファイル設定により実行された変更を示しています。次にコマンド出力の例を示します。

router#debug ccsip all
…
Oct 12 06:51:53.647: //-1/xxxxxxxxxxxx/SIP/Info/ 
                     sip_profiles_application_change_sdp_line:  
                     New SDP header is added : b=AS: 1600
Oct 12 06:51:53.647: //-1/xxxxxxxxxxxx/SIP/Info/ 
                     sip_profiles_update_content_length:  
                     Content length header before modification :   
                     Content-Length: 290
Oct 12 06:51:53.647: //-1/xxxxxxxxxxxx/SIP/Info/ 
                     sip_profiles_update_content_length:  
                     Content length header after modification :   
                     Content-Length: 279
…



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