Cisco インターフェイスとモジュール : Cisco インターフェイス プロセッサ

Cisco ルータ トークンリング インターフェイスに関するトラブルシューティング

2003 年 12 月 1 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2008 年 2 月 15 日) | フィードバック

目次


概要

この文書では、Cisco ルータ トークンリング インターフェイスがトーク ンリングへの挿入に失敗する原因となる最も一般的な問題のいくつかに ついて検討します。ここでは、トークンリング インターフェイスのトラブルシューテ ィングのために必要な手順を概略するフロー図を使用します。また、 いくつかの最もよく使用される Cisco IOS® ソフトウ ェアのコマンド、および正常に問題を解決するため、それをトークンリ ング インターフェイスの情報の収集に使用する方法について検討します。

ハードウェアおよびソフトウェア バージョン

この文書の情報は、次のソフトウェアおよびハードウェアのバージョンに基づいています。

  • すべての Cisco IOS ソフトウェア バージョン
  • トークンリング インターフェイスを持つすべての Cisco ルータ プラ ットフォーム

トークンリング挿入プロセス

トークンリング インターフェイスのトラブルシューティングを正常に行 うには、ステーションがリングに加入する前に実行するイベントの順序 を理解することが重要です。

リングに加入するために通過するフェーズは 5 つあります。

  1. ローブ テスト
  2. 物理的挿入およびモニタ チェック
  3. 重複アドレスのチェック
  4. リング ポールへの加入
  5. 要求の初期化

ローブ テスト

挿入プロセスは、ローブ テストで始まります。このフェーズは、実際にトークンリング アダプタのトランスミッタとレシーバ、およびアダプタとマルチステーションアクセス ユニット(MAU)間のケーブルをテストします。MAU は、接続ケーブルの送信ワイヤを受信ワイヤに物理的に折り返します。これにより、アダプタがメディアテストメディア アクセス制御(MAC)フレームをケーブルを経由して MAU(折返し点)に送信し、自身に戻します。アダプタは、(アダプタのソース アドレスを持つ)ローブメディア テスト MAC フレームを宛先アドレス 00-00-00-00-00-00に送信し、(送信元と宛先ともにアダプタのアドレスを含む)重複アドレス テスト(DAT)MAC フレームをこのフェーズ中にケーブルを送信します。ローブ テストにパスすると、フェーズ 1 が完了します。

物理的挿入およびモニタ チェック

フェーズ 2 では、ファントム電流が送信され、ハブ リレーをオープンにします。ハブリレーがステーションをオープンにすると、自動的にリングに接続します。次にステーションは、次のフレームのいずれかをチェックしてアクティブ モニタ(AM)が存在するかチェックします。

  • アクティブ モニタ プレゼント(AMP) MAC フレーム
  • スタンバイ モニタ プレゼント(SMP) MAC フレーム(SMP)
  • リング パージ MAC フレーム

これらのフレームが 18 秒以内に検出されない場合は、ステーションは、アクティブ モニタが存在しないと想定し、モニタ競合プロセスを開始します。モニタ競合プロセスを通じて、最大のMAC アドレスを持つステーションがアクティブ モニタになります。競合プロセスが 1 秒以内に完了しない場合は、アダプタはオープンに失敗します。アダプタが AM になり、パージおよびパージプロセスが 1 秒以内に完了しない場合は、アダプタはオープンに失敗します。アダプタがビーコン MAC フレームまたは除去ステーション MAC フレームを受信すると、アダプタはオープンに失敗します。

重複アドレスのチェック

重複アドレスのチェック フェーズの一部として、ステーションは、自身に宛てた一連の重複アドレス MAC フレームを送信します。ステーションはAddress Recognized Indicator(ARI)および Frame Copied Indicator(FCI)が1に設定された2 つのフレームを受信すると、このアドレスがこのリングで重複していることを検知し、自動的に切り離して、オープンの失敗を報告します。これは、トークンリングが Locally Administered Addresses(LAA)を許可し、このチェックが実行されない場合は同じ MAC アドレスを持つ 2 つのアダプタで終わる可能性があるため必要です。このフェーズが 18 秒以内に完了しない場合は、ステーションは失敗をレポートして、リングから外れます。

:重複する MAC アドレスがほかのリングにある場合は、ソ ースルート ブリッジ トークンリング ネットワークでは許容され、検出され ません。重複アドレスのチェックは、ローカルに限り重要です。

リング ポールへの加入

リング ポール フェーズでは、ステーションは NAUN(Nearest Active Upstream Neighbor)のアドレスを確認し、そのアドレスを最も近くのダウンストリーム近接ルータに通知します。このプロセスは、リング マップを作成します。ステーションは、ARI および FCI ビットが0の AMP または SMP フレームを受信するまで待機する必要があります。ARI および FCI ビットが0の AMP または SMP フレームを受信すると、ステーションは、両方のビット(ARI および FCI)を 1に反転し(十分なリソースを利用できる場合)、送信するため SMP フレームをキューに入れます。このようなフレームを 18 秒以内に受信しない場合は、ステーションはオープンの失敗を報告して、リングから外れます。ステーションが正常にリング ポールに加わると、挿入の最終フェーズ、初期化要求に進みます。

初期化要求

初期化要求フェーズでは、ステーションは 4 つの初期化要求 MAC フレームをリング パラメータ サーバ(RPS)の 機能アドレスに送信します。RPS がリングに存在しない場合は、アダプタは、自身のデフォルト値を使用して、挿入プロセスの正常な完了をレポートします。アダプタが4 つの初期化要求 MAC フレームのうちARI および FCI ビットが1に設定された返信を 1 つを受信すると、応答を 2 秒待機します。応答がない場合は、4 回まで再送します。この時、応答がないと、初期化要求の失敗を報告し、リングから外れます。

ここで、機能アドレスのリストを示します。

C000.0000.0001 - Active monitor

C000.0000.0002 - Ring Parameter Server

C000.0000.0004 - Network Server Heartbeat 

C000.0000.0008 - Ring Error Monitor

C000.0000.0010 - Configuration Report Server

C000.0000.0020 - Synchronous Bandwidth Manager 

C000.0000.0040 - Locate Directory Server

C000.0000.0080 - NetBIOS

C000.0000.0100 - Bridge

C000.0000.0200 - IMPL Server

C000.0000.0400 - Ring Authorization Server

C000.0000.0800 - LAN Gateway

C000.0000.1000 - Ring Wiring Concentrator

C000.0000.2000 - LAN Manager

機能アドレスの詳細については、IEEE802.5 の仕様を参照してください。

トラブルシューティング

フローチャート図

トラブルシューティングの概要については、次のフロー図を参照してくださ い。

diagram

 

リングに挿入していないトークンリング インターフェイスの問題に直面した際、最初にチェックする必要があるものの 1 つは、既存のリングに挿入しているかどうかです。挿入している場合は、トークンリングインターフェイスで設定されたリング番号とほかのソースルート ブリッジ(SRB)で管理された既存のリング番号を一致させる必要があります。ほかの重要な注意する要素は、ほとんどの IBM ブリッジが 16 進数表示を使用するのに対し、Cisco ルータが、デフォルトで 10 進数のリング番号を受け付けることです。

Cisco ルータでこれを設定する前に、 16 進数から 10 進数への変換を実行していることを確認します。つまり、リング番号 0x10 の SRB がある場合、Cisco ルータに 16 を入力する必要があります。また、0x を持つリング番号よりまえに16進数でCisco ルータのトークンリング インターフェイスのリング番号を入力することもできます。次に例を示します。

turtle(config)#interface token 

turtle(config)#interface tokenRing 0

turtle(config-if)#source

turtle(config-if)#source-bridge 0x10 1 0x100

:設定を表示する場合、ルータは 10 進数 表示のリング番号を自動的に表示します。このため、 10 進数のリング番号は、Cisco ルータで最も一般 的に使用されるフォーマットです。次は、show run コマンドの関連 部分です。

   source-bridge ring-group 256
interface TokenRing0

no ip address

ring-speed 16

source-bridge 16 1 256 !--- 16 は物理的なリング番号で、1 はブリッジ番号/ID、256 は仮想リング番号。 

source-bridge spanning

リング番号を一致させない場合は、Cisco トーク ンリング インターフェイスが次の 1 つと同じメッセージを表示して、自動 的にシャットダウンします。

02:50:25: %TR-3-BADRNGNUM: Unit 0, ring number (6) doesn't match established number (5).

02:50:25: %LANMGR-4-BADRNGNUM: Ring number mismatch on TokenRing0, shutting down the interface

02:50:27: %LINK-5-CHANGED: Interface TokenRing0, changed state to administratively down

このケース 5 で、トークンリング インターフェイ スに正しいリング番号を設定する必要があります。次に手動で no shutdown コマンドを入力します。

ブリッジ番号、またはブリッ ジ ID は、ネットワークのほかのブリッジ番号と一致する必要はありません。 SRB ネットワークの各デバイスへの固有のルーティング情報フィールド (RIF)パスがある以上は、ネットワーク全体で固有の値または同じブリッジ 番号をを使用することができます。異なるブリッジ番号が必要な例として、2 つの平行ブリッジで接続された 2 つのリングがある場合があります。この場 合、異なるブリッジ番号の使用に失敗すると、2 つの物理的に異なるパスに なりますが、RIF 情報は同じです。

source-bridge コ マンドの追加または削除により、トークンリング インターフェイスの反発 が起き、このため、トークンリング インターフェイスを通じてこのルー タへ、およびルータからの混乱が起こります。SRB の設定についての詳細は 、ローカル ソ ースルート ブリッジングの理解およびトラブルシューティング を参照してください。

リング番号の一致だけでなく、リング速度が正しく 4 また は 16 Mbps に設定されていることも確認する必要があります。これに 失敗すると、リング ビーコンが生成され、リング内のネットワークが 停止します。リング番号およびリング速度が正しく設定されていて も、まだトークンリング インターフェイスがリングへの挿入に失敗する場合は 、ケーブル接続の問題およびマルチステーション アクセス ユニ ット(MAU)の問題を除外する除去のプロセスを使用します。ラップ プラグ を使用するか、アダプタが作動している MAU に接続されていることを確認し ます。不正なケーブル接続は、挿入プロセスで多くのアダプタ問題を引き起こ します。次を確認します。

  • 正しいメディア ポート UTP または STP を使用するようにアダプタが設定されているか。
  • アダプタからハブへのケーブルの接続が正しく完了しているか。
  • 使用しているメディア フィルタの種類。4 Mbps で動作するものが16 Mbps で必ずしも動作しないことがあります。

これは多数のステーション挿入として現われるリングの物理層の問題 (たとえば、配線、回線のノイズ、ジッタなど)の可能性があり、 新しいアダプタの挿入を開始するパージおよびビーコンを発生させます。これは、 トークンリング インターフェイスがほかのステーションを持たないほかの MAU に接続された際に起動すると除去されます。次に段階的により多くのステー ションを追加して、失敗があった場所を確認することができます。このテ ストは、アクティブ モニタ、RPS、CRS およびその他などの衝突問 題の発生も除去します。詳細については、LAN Network Manager のセクションを参照してください。

LAN Network Manager

以前は LAN Manager と呼ばれていた、LAN Network Manager(LNM)は、 ソースルート ブリッジの収集を管理する IBM 製品です。LNM は、CMIP(Common Management Information Protocol)のバージョンを使用 して LNM ステーション マネージャーに通信します。LNM により、ソースル ート ブリッジ ネットワークを構成するトークンリングの全体の収集を モニタできます。LNM を使用して、ソースルート ブリッジの設定の管理、 トークンリング エラーのモニタ、およびトークンリング パラメータ サーバ からの情報の収集が可能です。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 9.0 の時点では、SRB に 設定された 4 および 16 Mbps トークンリング インターフェイスを使用する Cisco ルータは、LNM が使用する独自のプロトコルをサポートしています。 これらのルータは、IBM ブリッジ プログラムが現在提供しているすべての 機能を提供しています。このように、LNM は、IBM 8209 などの IBM ソースルート ブリッジであるかのようにルータと通信することができ、また 仮想リングであっても物理リングであってもルータに接続された任 意のトークンリングを管理またはモニタできます。LNM は、デフォルトでは Cisco ルータでイネーブルです。また、デフォルトでは、次の非表示の interface configuration コマンドもイネーブルです。

[No] lnm crs:Configuration Report Server(CRS) は、トークンリングの現在の論理設定をモニタして、LNM への変更をレポー トする。CRS はまた、トークンリングでのアクティブ モニタの変更など、さまざ まなほかのイベントも報告します。

[No] lnm rps:リング パラメータ サーバは、新しい ステーションがトークンリングに加入すると LNM に報告し、リングのす べてのステーションが一貫した一連のレポート パラメータを使用しているこ とを確認する。

[No] lnm rem:リング エラー モニタは、リングでス テーションが報告したエラーをモニタする。さらに、REM は、リングが 機能しているか、失敗した状態にあるかをモニタします。

これらのコマンドは、一度ディセーブルになった設定に限り 表示できます。次はその例です。

Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.



para(config)#interface tokenRing 0

para(config-if)#no lnm CRS

para(config-if)#^Z

次は、設定が表示された際のトークンリング インターフェイ スの設定部分です。

interface TokenRing0

ip address 192.168.25.18 255.255.255.240

no ip directed-broadcast

ring-speed 16

source-bridge 200 1 300

source-bridge spanning

no lnm CRS



トークンリング インターフェイスのトラブルシューティング で、Cisco ルータの CRS、RPS または REM あるいはそれらすべてをディセー ブルにして、ほかのトークンリング デバイスとの衝突問題を回避する必要がある 場合があります。典型的なシナリオとして、同じステーションがほかのステーシ ョンを持たない独立したリングに挿入できるにもかかわらず、トークンリン グ ステーションがリングへの挿入に失敗した場合があります。RPS、CRS お よび REM などの個々のサーバをディセーブルにする、またはルータの LNM 機能をグローバル設定で一緒にしてディセーブルにすることができます。

lnm disabled

このコマンドは、すべての LNM サーバ入力およびリンクのレ ポートを終了します。これは、通常、個々のインターフェイスで no lnm remno lnm rps、および no lnm rps コマ ンドで実行される機能のスーパーセットです。

LNM をディセーブルにして問題が解決された場合は、既知の バグではないことを確認してください。Cisco Bug Navigator ツールを使用して、使用中の Cisco IOS ソフトウェアのバグをチェ ックすることができます。LNM がネットワークに不要な場合は、ディセーブ ルのままにしておきます。

また、Cisco ルータで LNM 機能を使用して、ルータに接続さ れているローカル リングにあるステーションをリストに表示して、独立した エラー カウントがあるか、そのステーションが送信しているかを確認でき ます。次に出力例を示します。

para#show lnm station 

                                              isolating error counts
station int ring loc. weight line inter burst ac abort 0005.770e.0a8c To0 00C8 0000 00 - N 00000 00000 00000 00000 00000 0006.f425.ce89 To0 00C8 0000 00 - N 00000 00000 00000 00000 00000 para#

LNM をディセーブルにすると、show lnm コマンドはどれも使用できません。

show lnm station コマンドで、特に注目するのは、 ステーション アドレス、リング番号、および報告されたエラー です。フィールドの詳細な説明については、『コマンド リファレンス マニュ アル』のshow lnm コマンドを参照してください。

ほかの役立つ LNM コマンドには、show lnm interface コマンドがあります。

para#show lnm interface tokenRing 0

                                             nonisolating error counts

interface     ring   Active Monitor   SET    dec  lost  cong.  fc   freq. token



To0           0200   0005.770e.0a8c  00200  00001 00000 00000 00000 00000 00000

Notification flags: FE00, Ring Intensive: FFFF, Auto Intensive: FFFF

Active Servers: LRM LBS REM RPS CRS



Last NNIN:   never, from 0000.0000.0000.

Last Claim:  never, from 0000.0000.0000.

Last Purge:  never, from 0000.0000.0000.

Last Beacon: never, 'none' from 0000.0000.0000.

Last MonErr: never, 'none' from 0000.0000.0000.



                                              isolating error counts

    station      int    ring  loc.   weight   line  inter burst  ac   abort

0005.770e.0a8c   To0    00C8  0000   00 - N   00000 00000 00000 00000 00000

0006.f425.ce89   To0    00C8  0000   00 - N   00000 00000 00000 00000 00000

上記のコマンドで、アクティブ モニタ、直接接続されている リングにあるステーション、REM、RPS、およびその他などリングでアクティ ブなすべてのサーバをすぐに知ることができます。

ほか のshow lnm コマンド オプションは次の通り です。

show lnm [bridge] [config[ [ring]

Cisco IOS ソフトウェア コマ ンドの使用

次は、トークンリング インターフェイスに最もよく使 用される Cisco IOS ソフトウェアのトラブルシューティング コマンドです。

上記のコマンドで表示されるフィールドは非常に多いため、このドキュ メントでは説明しません。全体については、 『ソースルート ブリッジング コマンド リファレンス』マニュアルを参照 してください。ここでは、注目するべきフィールドおよびそれらの値の一部を 解釈する方法に焦点を当てます。

次に show interfaces tokenRing コマンドに注目します。

show interfaces tokenRing 0

ankylo#sh int tok1/0

TokenRing1/0 is up, line protocol is up 

  Hardware is IBM2692, address is 0007.78a6.a948 (bia 0007.78a6.a948)

  Internet address is 1.1.1.1/24

  MTU 4464 bytes, BW 16000 Kbit, DLY 630 usec, 

     reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255

  Encapsulation SNAP, loopback not set

  Keepalive set (10 sec)

  ARP type: SNAP, ARP Timeout 04:00:00

  Ring speed: 16 Mbps

  Duplex: half

  Mode: Classic token ring station

  Source bridging enabled, srn 5 bn 1 trn 100 (ring group)

    spanning explorer enabled

  Group Address: 0x00000000, Functional Address: 0x0800001A

  Ethernet Transit OUI: 0x000000

  Last Ring Status 18:15:54  <Soft Error> (0x2000)

  Last input 00:00:01, output 00:00:01, output hang never

  Last clearing of "show interface" counters never

  Queueing strategy: fifo

  Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops

  5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec

  5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec

     27537 packets input, 1790878 bytes, 0 no buffer

     Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles

     0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort

     7704 packets output, 859128 bytes, 0 underruns

     0 output errors, 0 collisions, 2 interface resets

     0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out

     1 transitions

ankylo#

出力ドロ ップは、出力メディアがフレームを受け付けることができず、パケット のドロップを開始する前に出力キューが最大値に達した場合に発生します。 エクスプローラ フレームが出力ドロップ カウンタを増加する特定のリングですでに移動 し、ドロップしたため、出力ドロップが必ずしも問題を表示するわけ ではありません。もう一方で、入力ドロ ップが増えることは重大で、注意深く調査する必要があります。入 力ドロップは、不十分なシステム バッファによって発生します。上記の show interfaces tokenRing 0 出力の 0 no buffer を参照し てください。 show interfaces 出力の no buffer カウンタ の増加は、show buffers 出力の misses カウンタの増 加と相互に関連があり、適切なバッファ プールを調整する必要があります。 詳細については、バッファ の調整方法を参照してください。

:入力および出力キューは、hold-queue length {in | out} により増加しますが、これらのキューを増加させる前 に最大の保持値に到達する理由を理解することが重要です。保持キュー最大 値を増やしても、再度オーバーフローするまでの時間を増加させるだけです。

throttles カウンタもチェックする必要がありま す。このカウンタは、インターフェイスの入力バッファが 十分な速さでサービスされなかったか、 または一杯になったため、クリアされた回数を示します。通 常、エクスプローラ ストームは、スロットル カウンタを増加します。 source-bridge explorer-maxrate および 最適化エクスプローラ処理設定例を参照してください。ス ロットルがある場合はいつも、入力キューのすべてのパケットがドロップされることに注意してください。これによりパ フォーマンスは非常に遅くなり、既存のセッションも中断します。

transition は、ダウンから初期化、または初期化からアップな ど、インターフェイスがその状態を変更する場合です。reset は、イ ンターフェイスを起動する場合です。ほかのデバイスをリングに挿入してもこ れらのカウンタのいずれかを増加するものではありませんが、カウントのソ フト エラーの増加につながります。さらに、show interface token ring コマンドでドロップ、または入出力エラーが表示されなくても多数 のリセットおよびtransitionがある場合は、キープアライブがインターフェイ スをリセットしている可能性があります。

:トークンリング インターフェイスをクリアにすると、1 つの リセットおよび 2 つの移行が発生し、移行の 1 つはアップから初期化へ、 もう 1 つは初期化からアップになります。

Last Ring Status フィールド には、リングの最新のリング ステータスが表示されます。たとえば、 "0x2000" は、ソフトウェア エラーを示しています。予想されるステータス 値は次のリストのとおりです。

           RNG_SIGNAL_LOSS FIXSWAP(0x8000)

           RNG_HARD_ERROR  FIXSWAP(0x4000)

           RNG_SOFT_ERROR  FIXSWAP(0x2000)

           RNG_BEACON      FIXSWAP(0x1000)

           RNG_WIRE_FAULT  FIXSWAP(0x0800)

           RNG_HW_REMOVAL  FIXSWAP(0x0400)

           RNG_RMT_REMOVAL FIXSWAP(0x0100)

           RNG_CNT_OVRFLW  FIXSWAP(0x0080)

           RNG_SINGLE      FIXSWAP(0x0040)

           RNG_RECOVERY    FIXSWAP(0x0020)

           RNG_UNDEFINED   FIXSWAP(0x021F)

           RNG_FATAL       FIXSWAP(0x0d00)

           RNG_AUTOFIX     FIXSWAP(0x0c00)

           RNG_UNUSEABLE   FIXSWAP(0xdd00) 

ソフトウェア エラー 0x2000 は通常のリング ステータスで 、"0x20" は、リングの初期化を示し、"00" はサブベクトルの長さを示し、ここでリング ステーションはリングに加入します。0x200 はよく見られるリング ステータスです。

次の Cisco IOS ソフトウェア コマンドは show controllers tokenring です。 次に出力例を示します。

FEP#show controllers tokenring 0/0

TokenRing0/0: state up

  current address: 0000.30ae.8200, burned in address: 0000.30ae.8200



  Last Ring Status: none

    Stats: soft: 0/0, hard: 0/0, sig loss: 0/0

           tx beacon: 0/0, wire fault 0/0, recovery: 0/0

           only station: 0/0, remote removal: 0/0

  Bridge: local 100, bnum 1, target 60

    max_hops 7, target idb: null

  Interface failures: 0 



  Monitor state: (active), chip f/w: '000500.CS1AA5 ', [bridge capable]

    ring mode: F00, internal enables:  SRB REM RPS CRS/NetMgr

    internal functional: 0800011A (0800011A), group: 00000000 (00000000)

    internal addrs: SRB: 0288, ARB: 02F6, EXB 0880, MFB: 07F4

                    Rev: 0170, Adapter: 02C4, Parms 01F6

    Microcode counters:

      MAC giants 0/0, MAC ignored 0/0

      Input runts 0/0, giants 0/0, overrun 0/0

      Input ignored 0/0, parity 0/0, RFED 0/0

      Input REDI 0/0, null rcp 0/0, recovered rcp 0/0

      Input implicit abort 0/0, explicit abort 0/0

      Output underrun 0/0, TX parity 0/0, null tcp 0/0

      Output SFED 0/0, SEDI 0/0, abort 0/0

      Output False Token 0/0, PTT Expired 0/0

    Internal controller counts:

      line errors: 0/0,  internal errors: 0/0

      burst errors: 0/0,  ari/fci errors: 0/0

      abort errors: 0/0, lost frame: 0/0

      copy errors: 0/0, rcvr congestion: 0/0

      token errors: 0/0, frequency errors: 0/0

    Internal controller smt state:

      Adapter MAC:     0000.30ae.8200, Physical drop:     00000000

      NAUN Address:    0005.770e.0a87, NAUN drop:         00000000

      Last source:     0000.30ae.8200, Last poll:         0000.30ae.8200

      Last MVID:       0006,           Last attn code:    0006

      Txmit priority:  0003,           Auth Class:        7BFF

      Monitor Error:   0000,           Interface Errors:  0004

      Correlator:      0000,           Soft Error Timer:  00DC

      Local Ring:      0000,           Ring Status:       0000

      Beacon rcv type: 0000,           Beacon txmit type: 0004

      Beacon type:     0000,           Beacon NAUN:       0005.770e.0a87

      Beacon drop:     00000000,       Reserved:          0000

      Reserved2:       0000



ソフト エラー:このインターフェイスで見られるすべてのソフト エ ラーの組み合せ。ソフト エラーには、回線エラー、複数モニタ、ARI および FCI セット エラー、バースト エラー、ロストフレーム、破損トークン、ロスト トークン、フレームまたはプライオリティ トークンの循環、ロストモニタ、周 波数エラーなどがあります。詳細については、ソフト エラー情報 を参照してください。

ハード エラー:ソフトウェア ルーチンにより回復不可能なエラー。リン グは物理的にリセットされています。詳細については、トークンリングの 異常状態のリストを参照してください。

[Monitor state: (active)] フィールドは、コントローラの状態 を示します。その値には、 active、failure、inactive、および reset があります。

SRB REM RPS CRS/NetMgr は、SRB、リング エラー モニタ、 リン グ パラメータ サーバ、および設定レポート サーバがすべてのインタ ーフェイスでイネーブルであることを示します。詳細については、LAN Network Manager セクションを参照してください。

出力で提供されるほかの重要な情報は、リング トポロジの判別で役立つアダプタ MAC および NAUN Address です。リング ビーコン NAUN がどれか、つまり、 ビーコン送信ステーションに対する NAUN を突きとめることもできます。これにより、 問題がある場所、たとえば、ビーコン送信ステーション、ビーコン NAUN、または それらを結ぶケーブルなどを判別する出発点となります。 残りのフィールドの説明については、『コマンド リファレンス マニュアル』の show controllers token を参照してください。

最新の Cisco IOS ソフトウェア コマンドは、 debug token events です。ここに出力例を示し ます。

1w6d: TR0 starting.

1w6d: %LINK-5-CHANGED: Interface TokenRing0, changed state to initializing

1w6d: TR0 receive SRB_FREE, state=2, if_state=6

1w6d: TR0 receive SRB_FREE, state=2, if_state=7 ring mode = F00



1w6d: TR0: modified open w/ option 1180



1w6d: TR0: Interface is alive, phys. addr 0000.3090.79a0 setting functional address w/ 800011A

setting group address w/ 80000000

ring mode = F00

          

1w6d: TR0: modified open w/ option 1180



1w6d: %LINK-3-UPDOWN: Interface TokenRing0, changed state to up

1w6d: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface TokenRing0, changed state to up

1w6d: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console

rex# 

警告: debug token events は、パケットではなく、トークンリング イベントだけを表示する ため、ルータでの影響を最小にする必要があります。ただし、多くの移行で非 常にビジーのリングがある場合は、logging buffer および no logging console コマンドを使用し、ルータに物理的アクセスされ ることをお勧めします。

上記の debug token events 表示は、Cisco 2500 ルータのもので す。出力では、幅広い種類のメッセージを表示できますが、問題の所在に関 するいくつかの案内を示す必要があります。上記の例では、トークンリング インターフ ェイスの正常な初期化を示しています。debug にも リング モード グループ アドレスおよび機能アドレスに含まれる通知メッセージがあります。これらは、次のように定義されます。

リング モードの定義

これらは、インターフェイスが使用しているモードを示す、メイン システ ムからアダプタ ボードに送信される値です。特定の機能ビットのオンとオフ 、また実際のトークンリングの挿入でのコマンド フラグの使用をコントロー ルします。リング モードについて、次に番号の意味を示します。

上記のデバッグ例では、リング モードは 0x0F00 で、次の意味 を持つ 2 バイト値です。

                    RINGMODE_LOOPBACK       0x8000

                    RINGMODE_NO_RINGSTAT    0x4000

                    RINGMODE_ALL_FRAMES     0x2000

                    RINGMODE_ALL_LLC        0x1000

                    RINGMODE_BRIDGE         0x0800  /* status only */

                    RINGMODE_REM            0x0400  /* be Ring Error Monitor */

                    RINGMODE_RPS            0x0200  /* be Ring Parameter Server */

                    RINGMODE_NETMGR         0x0100  /* be Config Report Server */

                    RINGMODE_TBRIDGE        0x0080  /* be a transparent bridge */

                    RINGMODE_CONTENDER      0x0040  /* be a contender for AMP */

                    RINGMODE_RS             0x0020  /* listen to ring maintenance MAC frames */

                    RINGMODE_ALL_MAC        0x0010  /* listen to all MAC frames */

                    RINGMODE_ETR            0x0008  /* Early Token Release */

                    RINGMODE_NEED_MAC       0x0730  /* Needs MAC frames */

このため、リング モードは上記のビット設定の合計です。0xF00 につい て、ブリッジ、リング エラー モニタ、リング パラメータ サーバ、設定レ ポート サーバがあります。

Modified open w/ option

これは、Cisco 規定のチップの新しい設定です。 上記のデバッグ例 には、modified open w/ option 1180 があり ます。これは、左から右へ読み取る 16 ビット値です。Cisco ルータは、オ プションをオフではなく、オンだけに設定できます。

                     +  Bit 0 - Open in Wrap: the open adapter is executed without inserting

                        phantom drive to allow testing of the lobe.

                     +  Bit 1 - Disable Hard Error: prevents a change in the Hard Error and

                        Transmit Beacon bits causing a Ring Status Change ARB.

                     +  Bit 2 - Disable Soft Error: prevents a change in the Soft Error bit

                        from causing a Ring Status Change ARB.

                     +  Bit 3 - Pass Adapter MAC frames: Causes adapter class MAC frames

                        not supported by the adapter to be passed back as received Frames.

                        If this bit is off, these frames are discarded.

                     +  Bit 4 - Pass Attention MAC frames: Causes attention MAC frames that

                        are not the same as the last received attention MAC frame.

                     +  Bit 5 - reserved: should be 0

                     +  Bit 6 - reserved: should be 0

                     +  Bit 7 - Contender: When the contender bit is on, the adapter will

                        participate in claim token upon receiving a claim token frame from

                        another adapter with a lower source address. If this bit is off the

                        adapter will not enter into claim token process if it receives a

                        Claim Token MAC frame. The adapter will enter claim token if a need

                        is detected regardless of the setting of this bit.

                     +  Bit 8 - Pass Beacon MAC frames: The adapter will pass the first

                        Beacon MAC frame and all subsequent Beacon MAC frames that have a

                        change in the source address of the Beacon type.

                     +  Bit 9 - reserved: should be 0

                     +  Bit 10 - reserved: should be 0

                     +  Bit 11 - Token Release: If this bit is set the adapter will not

                        operate with early token release. If this bit is 0 the adapter will

                        operate with early token release when the selected ring speed is 16

                        megabits per second.

                     +  Bit 12 - reserved: should be 0

                     +  Bit 13 - reserved: should be 0

                     +  Bit 14 - reserved: should be 0

                     +  Bit 15 - reserved: should be 0



オプション 0x1180 では、上記の強調表示されたビットを参照してくださ い。

機能およびグループ アドレスの 設定

上記のデバッグ例 では、機能アドレスを w/ 800011A、およびグ ループ アドレスを w/ 80000000 に設定してあります。

これらは、LNM のアトリビュートを報告します。

                    REPORT_LRM   0x80000000

                    REPORT_LBS   0x00000100

                    REPORT_CRS   0x00000010

                    REPORT_REM   0x00000008

                    REPORT_RPS   0x00000002

                    REPORT_AVAIL 0x8000011a

                    REPORT_ALL   0x8000011a

キープアライブ

問題がトークンリング インターフェイスの断続的な脱落およびその後の再挿入である 場合は、リングが極端に輻輳しているため、トークンリング インターフェイ スが送信するキープアライブキープアライブがタイムアウトします。keepalive <0-32767> インターフェイス コマンドを使用してキープア ライブ値を増加させます。デフォルト値は 10 秒です。

tricera(config)#interface tokenRing 4/0/0

tricera(config-if)#keepalive 30

:キープアライブの増加がトークンリング インターフ ェイスの反発を防ぐ場合もありますが、良好なネットワーク設計お よび適切なリングのセグメント化にとって代わるものではありません。

LAN アナライザの使用

トークンリング ネットワークで非常によく発生す る問題は、ランダムな間隔で再度発生する、断続的性質の問題です。これに より、トラブルシューティング プロセスはより困難になります。これは、パ フォーマンスの低下や、リングから瞬間的に脱落する傾向のあるステーションが ランダムに発生する状況でよく見られます。また、上記の技術を使用した 挿入問題のトラブルシューティングでは、適切な情報を提供できない場合もあります。

問題を絞り込むために、トークンリング LAN アナライザがフレームのキャプチャおよび分析に必要になる場合があります。アナライザは、挿入を試行するステーションの直近のアップストリーム近接ルータである必要があります。このため、トークンリングトレースで確認しなければならないもの、および正常なトークンリング ネットワークで発生するものを知っておくことが重要です。トークンリング フレーム分析はこの文書の範囲を超えますが、次のフレームは、トークンリング ステーションの正常な挿入についてのトークンリングトレースで見られるものです。

   MAC: Active MonitorPresent   !--- 正常なリング ポール

   MAC: Standby Monitor Present !--- 正常なリング ポール

   MAC: Duplicate Address Test  !--- ステーションの挿入により重複したアドレス MAC#1 フレームを送信する

   MAC: Duplicate Address Test  !--- ステーションの挿入により重複したアドレス MAC#2 フレームを送信する

   MAC: Standby Monitor Present

   MAC: Report SUA Change       !--- ステーションの挿入により設定レポート サーバに報告された格納済みのアップストリーム アドレス

   MAC: Standby Monitor Present !--- ステーションの挿入によりリング ポールに参入する。

   MAC: Report SUA Change       !--- ステーションの挿入によりステーションのダウンストリームが報告する SUA

   MAC: Standby Monitor Present !--- 正常なリング ポール

   MAC: Request Initialization  !--- リング パラメータ サーバからの要求リング初期化要求 MAC#1

   MAC: Request Initialization  !--- リング パラメータ サーバからの要求リング初期化要求 MAC#2

   MAC: Request Initialization  !--- リング パラメータ サーバからの要求リング初期化要求 MAC#3

   MAC: Request Initialization  !--- リング パラメータ サーバからの要求リング初期化要求 MAC#4

   MAC: Report Soft Error

   MAC: Active Monitor Present

   MAC: Standby Monitor Present !--- 挿入されたリングポールに参入しているステーション

   MAC: Standby Monitor Present

   

:上記のトレースはフィルタされていて 、関係のあるフレームだけを表示します(上記のコメント参照)。ネットワ ーク アナライザで、これらのフレームはより詳細に検査をして、これらのフ ィールドに含まれる詳細情報を表示することができます。

ハブ リレーのオープンという簡単な動作によって、 バースト エラー、回線エラー、トークン エラー、リング パージ、および損失フレーム エラーなどのソフト エラーが表示される可能性が高くなります。これらのエラーが問題のあるリングを示し、挿入プロセス中に発生する正常な症状であると想定しないでください。

たとえば、注目するほかのフレームは、Neighbor Notification Incomplete(NNI)またはリング ポール失敗と呼ばれる AM が発 行する MAC フレームです。このフレームは、AMP MAC フレームより前に、失 敗したリングで 7 秒ごとに発行される必要があります。NNI フレームは、 正常にリング ポール プロセスを完了する最後のステーションのアドレスを 含んでいるため重要です。通常はこのステーションのダウンストリーム近接ルータが 原因であり、問題を解決するには、ダウンストリーム近接ルータを削除する必要があります。


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