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データリンク スイッチング(DLSw)に関するトラブルシューティング:到達可能性

2003 年 12 月 1 日 - ライター翻訳版
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到達可能性 (Reachability)

DLSw(データ リンク スイッチング)到達可能性 キャッシュ エントリに関する次のフローチャートを参照してください。

DLSw 到達可能性 キャッシュ エントリは、次の2つのタイマーによって制御されます。

  • verifyタイマー
  • 到達可能性 (delete)タイマー

デフォルトの動作は、次のとおりです。

キャッシュに存在しないアドレスに関して、WANからCANUREACH(CUR)が着信すると、トークンリング ネットワーク上で、デフォルトですべてのローカルData Link Control(DLC)に、テスト フレームがSingle Route Explorer(SRE)として送信されます。MAC(メディア アクセス制御)アドレスまたはNetwork Basic Input/Output System(NetBIOS)名が、ステータスSEARCHINGでキャッシュに入力されます。これに対する最初の応答があると、キャッシュに情報が追加され、そのアドレスまたは名前のステータスがFOUNDに変更され、verifyタイマーおよびdeleteタイマーが起動されます。新しい応答が着信すると、応答はキャッシュに(最大4つまで)追加されますが、ステートはFOUNDのままであり、タイマーはリセットされません。

verifyタイマーが満了した時点(デフォルトで4分)では、何の動作も行われません。 show dlsw reachコマンドを使用した場合、そのリソースに対する新しいCURを受信していなければ、4分以上が経過してもそのエントリは引き続きFOUNDです。ただし、そのリソースに対するCURが1つでもあれば、VERIFYステートになり、verifyタイマーが満了したことが明らかになります。

この時点では、以前にリソースを学習したインターフェイス(またはインターフェイスのグループ)に対してのみ、テストが転送されます。その後、すべての到達可能性情報が削除されます。最初の応答が返されると、ステートはFOUNDに戻され、ポート情報が再びキャッシュに追加され、verifyタイマーがリセットされます。deleteタイマーには影響はありません。最初の応答の後、新しい応答があれば、ポート情報がキャッシュに再び追加されますが(代替パス)、ステートはFOUNDのままであり、どちらのタイマーも影響されません。

verify動作の一環として送信されたテストに対して、エクスプローラのタイムアウト期間内に応答がなければ、キャッシュ エントリが削除されます。これはエントリが自動的に削除される可能性がある、最初のポイントです(到達可能性 が最初に学習された時間 + verifyタイマー + x + エクスプローラ タイムアウト。ここでxは、verifyタイマーが満了してからリソースに関する次のCURを受信するまでのインターバルです)。

deleteタイマー(デフォルトで16分)が作動している間にデバイスが学習され、すべてのverify動作に合格した場合には、そのデバイスはdeleteタイマーが満了する時点で自動的に削除されます(verifyタイマーの場合は、次のテストを待ってから削除します)。これは、既存のリソースへの新しいパスを学習する時間を十分に確保することを目的としています。もしverifyしか行われないのであれば、キャッシュに有効なパスが最低1つあるかぎり、新しい代替パスが学習されることはありません。

回線が確立される時点で、その回線には必要な到達可能性 情報がすべて揃っています。したがって、到達可能性 エントリの出入りがあっても、既存の回線にはまったく影響がなく、新しい回線にのみ影響します。2つのリソース間のアクティブな回線(およびセッション接続)について、到達可能性 情報がなくなることが十分にあり得ます。これは別に問題ではなく、従来のSystems Network Architecture(SNA)環境のように、デバイス同士が接続したにもかかわらず以降のテスト フレームが送信されないという例外的な状況ではなく、むしろ正常な状況であると考えられます。

show dlsw reach

DLSw 到達可能性 に関する問題をトラブルシューティングする場合、show dlsw reachイネーブルEXECコマンドを使用します。

show dlsw reachability [[group [value] | local | remote] | [mac-address [address]] | [netbios-names [name]]]

group(任意):グループ 到達可能性 キャッシュの内容だけを表示します。

value(任意):到達可能性 をチェックするグループ番号を指定します。指定したグループのグループ キャッシュ エントリだけが表示されます。指定できる範囲は1〜255です。

local (任意):ローカル到達可能性 キャッシュの内容だけを表示します。

remote (任意):リモート到達可能性 キャッシュの内容だけを表示します。

mac-address (任意):MACアドレスについてのみ、DLSw到達可能性 を表示します。

address (任意):到達可能性 キャッシュで検索するMACアドレスを指定します。

netbios-names (任意):NetBIOS名についてのみ、DLSwReachabilityを表示します。

name (任意):到達可能性 キャッシュで検索するNetBIOS名を指定します。

このコマンド出力の説明については、次の図のほかに、DLSwコマンド リファレンスも参考にしてください。


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