ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

GSR ラインカードにおけるコアダンプの設定

2003 年 12 月 1 日 - ライター翻訳版
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目次


概要

この文書では、Cisco ギガビット スイッチ ルータ(GSR)ラインカード(LC)におけるコアダンプの設定方法を示します。

ハードウェアおよびソフトウェアのバージョン

この文書は、すべての Cisco 12xxx シリーズ GSR ルータに適用できます。

ステップバイステップ

次の手順に従って GSR を設定し、ラインカードまたはルータ プロセッサ(RP)がクラッシュした場合、リモートホストにコアダンプを書き込むことができます。

警告:リモート サーバにコアをダンプするには、 いかなる場合でも20 分〜45 分かかり、その間ルータはアクセス不可能になってパケットの転送ができません。この手順の利用はよく考えてから行ってください。

exception core-file router-core

exception protocol ftp

exception dump 10.11.29.254

exception crashinfo

exception suffix slot-number

exception linecard slot 6

exception linecard slot 6 core-file router_slot6_core

exception linecard slot 6 main-memory 16 Mbytes



ip ftp username test

ip ftp password blah

ip ftp source-interface Ethernet 0

no ip ftp passive

説明

  • exception core-file router-core:ルータがクラッシュしてコア ファイルを作成する際に生成されるコアファイルのファイル名を設定します。 各ルータにおいて別々のコアファイルを持つように設定するには、コアファイルの名前を [ホスト名]-core になるように設定した方がよいでしょう。

    例:ルータのホスト名が「lab1」である場合、コマンドは「exception core-file lab1-core」と入力します。

  • exception protocol ftp:コアファイルをリモートホストに書き込むために使用するプロトコルを設定します。ファイル 転送プロトコル(FTP)、トリビアル ファイル転送プロトコル(TFTP)、またはリモート コピー プロトコル(RCP)も設定できます。

    注:

    • 16MB より大きいコア ファイルのダンプには TFTP は使用できません。
    • FTP を使用する場合は、そのシステムの有効なユーザ アカウントを持っていなければならず、またコア ファイルが非常に大きい場合があるためディスクスペースに十分な空きが必要です。

  • exception dump 10.11.29.254: コア ファイルを書き込む先のリモートホストの IP アドレスまたはホスト名を設定します。

  • exception crashinfo:crashinfo ファイルを書き込むルータで、書き込むファイル名を設定します。 デフォルトは bootflash:crashinfo_"datetime of crash" です(「exception crashinfo file "device:filename"」を使って変更できます)。 デフォルトのサイズは 32KB です(最大は 100KBで、「exception crashinfo buffer 100"」 を使って変更できます)。

  • exception suffix slot-number:LC コアファイルに特定のファイル名が指定されていない場合、スロット番号をコア ファイル名に追加します。

  • exception linecard slot 6:スロット 6 の LC がクラッシュした場合にそのコアファイルの書き込みを可能にします。

  • exception linecard slot 6 core-file router_slot6_core: スロット 6 の LC が生成するコアファイルのファイル名を設定します。

  • exception linecard slot 6 main-memory 16 Mbytes: コアファイルを生成する際にダンプするメインメモリのサイズを設定します。 常にメインメモリの内容すべてをダンプするように設定します。

    注:最大容量は 256M バイトあるため、このように指定しても一般的には問題ありません。 また、「exception linecard slot 6 main-memory 256 M」を指定している場合は、LC についてコアファイルを生成するように設定した際のデフォルトの設定であるため、この設定は表示されません。

  • ip ftp username test:FTP を使ってコアファイルをリモート サーバにアップロードするとき使用するユーザ名です。

  • ip ftp password blash:上記で設定したユーザ名のためのパスワードです。

  • ip ftp source-interface Ethernet 0:FTP 接続のソースとなるインターフェイスです。

  • no ip ftp passive:デフォルトでは、ルータは、受動モード FTP で接続します。 no ip ftp passive コマンドで受動モードをやめることができます。

コアダンプ設定のテスト

いったんルータにコアダンプを設定した後、設定テストの方法を説明します。 まず、LC に接続して「test crash」を実行します。次に「C」をタイプしてクラッシュの種類を選びます。 具体的には次に示すような、Cisco IOS(R) ソフトウェアの EXEC モード(イネーブル モード)の特別な隠しコマンドにより、コアダンプのテストの実施またはトリガーの発生をさせることができます。

Router#attach 2  !-- 2 は coredump 機能をテストするための LC のスロット番号

Entering Console for 4 Port Packet Over SONET OC-12c/STM-4 in Slot: 2

Type "exit" to end this session



Press RETURN to get started!



LC-Slot2>enable

LC-Slot2#test crash

WARNING: Command selections marked with '(crash router)' will crash

         router when issued. However a selection 'C' will need to

         be issued IMMEDIATELY before these selections to enable them.



Type the number for the selected crash:

--------------------------------------

 1  (crash router) Bus Error, due to invalid address access

 2  (crash router) Bus Error, due to parity error in Main memory

 3  (crash router) Bus Error, due to parity error in I/O memory

 4  (crash router) Address Error, due to fetching code from odd address

 5  (crash router) Jump to zero

 6  (crash router) Software forced crash

 7  (crash router) Illegal read of address zero

 8  (crash router) Divide by zero

 9  (crash router) Corrupt memory

 C  Enable crash router selection marked with (crash router)

 U  (crash router) User enter write bus error address

 W  (crash router) Software watchdog timeout (*** Watch Dog Timeout ***)

 w  (crash router) Process watchdog timeout (SYS-2-WATCHDOG)

 x  Exit crash menu

このコマンドはクラッシュを引き起こし、その際にルータのメモリ内容が出力されます。 コアダンプがまったく作成されなかった場合は、設定およびコンフィギュレーション全体を見直してください。

警告:テスト クラッシュ コマンドは実稼働ネットワークの停止につながります。 ルータのクラッシュを引き起こし、メモリの内容出力が完了するまでルータは復旧しません。所要時間は RP または LC にあるダイナミック (DRAM)の容量により変わります。

注:エンジン 2 LC はコアダンプを生成できません。


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