ダイヤルとアクセス : 非同期接続

AUX ポート上のモデムにおける EXEC ダイヤルイン接続の設定

2002 年 6 月 5 日 - ライター翻訳版
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目次


概要

ルータの補助(AUX)ポートに接続されているモデムを使用して、Cisco IOS の対話型コマンド プロセッサ(EXEC)のコールを、ルータが受け入れる必要がある場合がよくあります。この文書は、このようなシナリオの設定に必要な作業について説明しています。

注:AUX ポート上のモデムを使用する PPP ベースの接続は、この文書の対象外です。PPP ベースの接続の詳細については、「AUX ポート上のモデムを使用したダイヤルアウトの設定」を参照してください。

表記法

詳細については、「シスコ テクニカル ティップスの表記法」を参照してください。

ネットワーク ダイアグラム

ネットワーク ダイアグラム

実行するタスク

  • ルータの AUX ポートから外部モデムにケーブルを接続します。
  • ルータの AUX ポートに対して、外部モデムとの通信に関する設定を行います。
  • モデムが着信コールを受け入れるように設定します。

手順

  1. ルータの AUX ポートからモデムにケーブルを接続します。

    • Cisco ルータの AUX ポートは RJ-45 または DB-25 です。AUX ポートが RJ-45 の場合は、フラットサテンの ロール型 RJ-45--RJ-45 ケーブル(部品番号 CAB-500RJ=)を使用します。このケーブルは通常、すべての Cisco ルータにコンソール接続用として付属しています。また、ロール型ケーブルをモデムの DB-25 ポートに接続するため、「MODEM」とマークされている RJ-45/DB-25 アダプタ(部品番号 CAB-25AS-MMOD)が必要です。

    • ルータの AUX ポートが DB-25 の場合は、ストレート型の DB-25 メス型 -- DB25 オス型 RS-232 ケーブルを使用してモデムとルータを接続します。

    • ケーブル接続の詳細については、「モデム-ルータ間接続ガイド」および「RJ-45 コンソールと AUX ポートのケーブル接続ガイド」を参照してください。

    text

  2. show line コマンドを使用して、AUX ポートの非同期インターフェイスを確認します。ほとんどのルータでは AUX ポートは回線 1 ですが、アクセス サーバでは AUX ポート インターフェイスは TTY 回線の後に続きます。たとえば、ルータに非同期/モデム回線が 16 本ある場合、AUX ポートは回線 17 になります。AUX ポートの設定は、show line 出力に基づいて行います。次の例では、AUX ポートの設定はインターフェイス回線 65 上にあることがわかります。
    maui-rtr-10#show line
    
         Tty Typ     Tx/Rx    A Modem  Roty AccO AccI   Uses   Noise  Overruns   Int
    
      *    0 CTY              -    -      -    -    -      0       0     0/0       -
    
          65 AUX   9600/9600  -    -      -    -    -      0       1     0/0       -
    
          66 VTY              -    -      -    -    -      0       0     0/0       -
    
          67 VTY              -    -      -    -    -      0       0     0/0       -
    
          68 VTY              -    -      -    -    -      0       0     0/0       -
    
          69 VTY              -    -      -    -    -      0       0     0/0       -
    
          70 VTY              -    -      -    -    -      0       0     0/0       -
    
      
    
      Line(s) not in async mode -or- with no hardware support
    
      1-64 
  3. 次のコマンドを使用して、ルータの AUX 回線を設定します。AUX ポートが回線 65 上にあることはすでに確認済みです。
    maui-rtr-10(config)#line 65
    
      maui-rtr-10(config-line)#modem inout
    
      !--- このモデムでの着信および発信コールを許可します。
    
      maui-rtr-10(config-line)#speed 115200
    
      !--- モデムとの通信に使用する回線速度。
    
      !--- AUX ポートがこの速度をサポートするかどうかを確認します。
    
      !--- サポート情報については、「ビットレート情報」を参照してください。
    
      maui-rtr-10(config-line)#transport input all
    
      !--- すべてのプロトコルが回線を使用できるようにします。
    
      maui-rtr-10(config-line)#flowcontrol hardware
    
      !--- RTS/CTS フロー制御を有効にします。
    
      maui-rtr-10(config-line)#login
    
      !--- 回線上で設定されたパスワードを使用して着信接続を認証します。
    
      !--- このパスワードは次のように設定します。
    
      maui-rtr-10(config-line)#password cisco
    
      !--- ルータはこのパスワード(cisco)を使用して着信コールを認証します。
    
      !--- セキュリティのために、「cisco」は別の知られていないパスワードに置き換えてください。
    
      

    オプションの設定ルータにイネーブル シークレット パスワードがない場合は、着信接続がイネーブル モードに入ることができません。着信コールがイネーブル モードに入ることを許可するには、コマンド enable secret password を使用してイネーブル パスワードを設定します。

  4. モデムにリバース Telnet し、適切な初期化文字列を設定します。リバース Telnet の詳細については、「モデム-ルータ間接続ガイド」または「モデムへのリバース Telnet セッションの確立」を参照してください。
    maui-rtr-10#telnet 172.22.53.145 2065
    
      !--- IP アドレス 172.22.53.145 はルータ上のイーサネット アドレスです。
    
      !--- 2065 は 2000 + 回線 65 を表します。リバース Telnet が失敗する場合は、上記の文書を
    !--- 参照してください。
    Trying 172.22.53.145, 2065 ... Open at !--- モデム アテンション コマンド。 OK !--- モデムが OK で応答します。それ以外のメッセージが表示された場合、
    !--- または応答がまったくない場合は、モデム ハードウェアを交換してみます。
    at&f1s0=1 !--- at の後にこのモデムの初期化文字列を入力します。 !--- この US Robotics モデムの初期化文字列は &f1s0=1 です。 !--- 注:USR モデムの場合、DIP スイッチ 3 および 8 がダウン(= ON)になっていることも必要です。 !--- DIP スイッチ 3 = ON は結果コード表示、
    !--- DIP スイッチ 8 = ON は AT コマンド セット認識です。 !--- 他のモデム ブランドを使用している場合は、「モデム-ルータ間接続ガイド」で
    !--- 製造元固有のモデム初期化コマンドを参照してください。
    OK !--- モデムが OK で応答します。これは、モデムの初期化に成功したことを
    !--- 意味します。
    at&w !--- &w と入力すると、設定がメモリに書き込まれます。 !--- このコマンドを使用しなければ、モデムの電源をオフ/オンしたときにモデムの
    !--- 設定が失われます。
    OK !--- ここでエスケープ シーケンス Ctrl-Shift-6 x を入力し(Control-Shift-6 キー
    !--- を押し、いったん離してから x キーを押す)、Telnet セッションを中断します。
    maui-rtr-10#disconnect 1 Closing connection to 172.22.53.145 [confirm] !--- 接続解除コマンドによって Telnet セッションが終了します。 maui-rtr-10#

    :Telnet セッションを中断するために、エスケープ シーケンスを正常に発行できることを確認します。ターミナル エミュレータのパッケージによっては、Ctrl-Shift-6 x シーケンスを送信するのが難しいものがあります。エスケープ シーケンスの詳細については、ターミナル エミュレータの文書を参照してください。

  5. アナログ電話を使用して、電話回線がアクティブで正常に機能していることを確認します。次に、アナログ電話回線をモデムに接続します。

  6. モデム接続をテストするために、別のデバイス(PC など)からルータへの EXEC モデム コールを開始します。

    PC で Hyperterminal などのターミナル エミュレータ プログラムを使用し、COM ポートの 1 つを経由して PC のモデムにアクセスします。COM ポートを経由して PC のモデムに接続したら、ルータへのダイヤルを開始します。具体例については、「HyperTerminal セッションの例」を参照してください。

    注:AUX ポート回線では PPP が実行されていないので、この接続には Microsoft Windows Dialup Networking(DUN)を使用できません。

  7. 接続が確立されると、ダイヤルイン クライアントにパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。正しいパスワードを入力します。

注:このパスワードは、AUX ポート回線で設定したパスワードと一致する必要があります。


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