WAN : フレーム リレー

LMI ステータス更新からの DLCI 制限の決定

2003 年 12 月 1 日 - ライター翻訳版
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目次


概要

この文書では、ローカル管理インターフェイス(LMI)タイプに基づいて、インターフェイス上でアドバタイズ可能なデータリンク接続識別子(DLCI)の理論上の最大数の計算式について説明します。 数式を導く方式は、デバッグ例とともに示します。また、文書の最後に、 DLCI の最大数に影響を与えるほかの制限について示します。

数式

ANSI または Q933a LMI に対する数式は、 (MTU - 13) / 5 = 最大 DLCI です。

Cisco LMI に対する数式は、(MTU - 13) / 8 = 最大 DLCI です。

方式

まず最初に、次の LMI が生成するステータス パケット図を見てみましょう。

DLCI は 2 バイト長で、全体のパケットは 10 バイト長に情報要素(IE)の可変データ量を加えた長さになります。debug frame-relay lmi コマンドを使用すると、相手先固定接続(PVC)フル ステータス パケットの IE 部分を表示できます。 (上記は、フレーム スイッチからのフル ステータス メッセージだけです。このデバッグを使用すると、標準ステータス メッセージも表示します。)

IE 分類例

ANSI-617d (ANSI または Annex D)LMI タイプ、DLCI 0

: Serial1(in): Status, myseq 3

: RT IE 1, length 1, type 0

: KA IE 3, length 2, yourseq 4 , myseq 3

: PVC IE 0x7 , length 0x3 , dlci 100, status 0x0

: PVC IE 0x7 , length 0x3 , dlci 200, status 0x0

Q933a (CCITT または Annex A)LMI タイプ、DLCI 0

: Serial1(in): Status, myseq 1

: RT IE 51, length 1, type 0

: KA IE 53, length 2, yourseq 2 , myseq 1

: PVC IE 0x57, length 0x3 , dlci 100, status 0x0

: PVC IE 0x57, length 0x3 , dlci 200, status 0x0

Cisco LMI タイプ、DLCI 1023

: Serial1(in): Status, myseq 68

: RT IE 1, length 1, type 0

: KA IE 3, length 2, yourseq 68, myseq 68

: PVC IE 0x7 , length 0x6 , dlci 100, status 0x2 , bw 0

: PVC IE 0x7 , length 0x6 , dlci 200, status 0x2 , bw 0

分析

3 つのケースではいずれも、レポート タイプ(RT)IE が 1 バイト長で、キープアライブ(KA) IE が 2 バイト長になります。ANSI と Q933a LMI に対する PVC 情報 IE は 5 バイト長ですが、Cisco LMI については "bw"(帯域幅)値が追加されているため 8 バイト長になっています。 "bw" 値は、認定情報レート(CIR)を表します。実際の bw 値は、フレーム リレー スイッチがこの情報を転送するように設定された場合にだけ示されます。 ここで示した値の詳細情報については、debug frame-relay lmi関連文書を参照してください。

ご使用のシスコ デバイスの、show int コマンドの出力データがあれば、これを使用して 今後予想される障害と修正を表示できます。これを使用するには、 CCO 登録ユーザとしてログインしており、JavaScript を有効化している必要があります。

3 つのケースにおけるスタティックオーバーヘッドは、13 バイトです(全 LMI パケット − IE(10 バイト)+ RT(1 バイト)+ KA(2 バイト))。 最大伝送ユニット(MTU)からこの数字を引くと、DLCI 情報の利用可能な合計バイト数を導けます。 その数字を PVC IE の長さで割ると(ANSI と Q933a については 5 バイト、Cisco については 8 バイト)、インターフェイスの DLCI の理論上の最大数を導けます。

ANSI または Q933a における数式は、 (MTU - 13) / 5 = 最大 DLCI です。

シスコにおける数式は、(MTU - 13) / 8 = 最大 DLCI です。

注:フレーム間のフラグを共有すると、スタティックオーバーヘッドを 12 バイトに減少できます。

その他の制限
  • 各サブインターフェイスにはインターフェイス記述子ブロックが 1 つあり、ブロックは一般的に Enterprise ソフトウェアを使用しているデバイスごとに 230 ある。

  • すべての PVC を合計した CIR は、インターフェイスのクロック レート(アクセス レート)を超えてはならない。

  • DLCI の最大数は、インターフェイスではなく、ルータによって制限される場合が多い。 次はその例です。

    • Cisco 2500: 1 X T1/E1 リンク @ 60 DLCI / インターフェイス = 合計 60

    • Cisco 4000: 1 X T1/E1 リンク @ 120 DLCI / インターフェイス = 合計 120

    • Cisco 4500: 3 X T1/E1 リンク @ 120 DLCI / インターフェイス = 合計 360

    • Cisco 4700: 4 X T1/E1 リンク @ 120 DLCI / インターフェイス = 合計 480

    • Cisco 7000: 4 X T1/E1/T3/E3 リンク @ 120 DLCI / インターフェイス = 合計 480 

    • Cisco 7200: 5 X T1/E1/T3/E3 リンク @ 120 DLCI / インターフェイス = 合計 600

    • Cisco 7500: 6 X T1/E1/T3/E3 リンク @ 120 DLCI / インターフェイス = 合計 720

  • ルーティングインフォメーションプロトコル(RIP)または Interior Gateway Routing Protocol(IGRP)のルート更新により、設定によってはインターフェイスに余分な負荷がかかる場合があります。


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