スイッチ : Cisco Catalyst 8500 シリーズ マルチサービス スイッチ ルータ

Catalyst 8540 MSR と Catalyst 8540 CSR の主な相違点

2009 年 1 月 14 日 - ライター翻訳版
その他のバージョン: PDFpdf | 機械翻訳版 (2013 年 8 月 21 日) | 英語版 (2005 年 6 月 5 日) | フィードバック

目次

概要
前提条件
      要件
      使用するコンポーネント
      表記法
Cisco Catalyst 8540 CSR と MSR のアーキテクチャ
同一システムでのレイヤ 3 モジュールと ATM モジュールの使用
8540 MSR と 8540 CSR の主な相違点
関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション
関連情報

概要

Cisco Catalyst 8500 シリーズ ルータには、5 スロットの Cisco Catalyst 8510 と、13 スロットの Cisco Catalyst 8540 があります。元々は、各システムで、次の 2 つのモデルが提供されていました。

  • Campus Switch Router(CSR; キャンパス スイッチ ルータ):レイヤ 3(L3)イーサネット インターフェイス、ファスト イーサネット インターフェイス、およびギガビット イーサネット インターフェイスのみをサポート。

  • Multiservice Switch Router(MSR: マルチサービス スイッチ ルータ):ATM インターフェイスのみをサポート。

現在は、1 台の Cisco Catalyst 8540 を ATM Router Module(ARM; ATM ルータ モジュール)と組み合せることにより、単一のシャーシでイーサネット インターフェイスと ATM インターフェイスの両方がサポートされます。

このドキュメントでは、Cisco Catalyst 8540 の MSR モデルと CSR モデルの相違点について説明しています。最初に CSR と MSR のアーキテクチャについて簡単に説明した後、同一のシステムで L3 モジュールと ATM モジュールを使用する方法について説明しています。最後のセクションには、CRS と MSR の比較表を掲載しています。

前提条件

要件

このドキュメントに関する特別な要件はありません。

使用するコンポーネント

このドキュメントは、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

Cisco Catalyst 8540 CSR と MSR のアーキテクチャ

Cisco Catalyst 8540 CSR は、キャンパスのディストリビューション ネットワークやコア ネットワークの拡張を目的とした製品です。この 13 スロットのシャーシでは、レイヤ 2(L2)ブリッジングや L3 ルーティングがサポートされており、将来的に ATM アップリンク機能をサポートする能力もあります。Cisco Catalyst 8540 スイッチ プロセッサは 2 つのスロットを使用しますが、冗長性を確保するために、さらにもう 1 つのスロットを使用します。いずれかのスイッチ プロセッサで障害が発生した場合、3 つ目のスイッチ プロセッサが役割を引き継ぎます。ルート プロセッサは 1 つのスロットを使用します。ルート プロセッサはシステム管理機能とコントロール プレーン機能を処理します。もう 1 つのルート プロセッサ スロットは冗長性確保のための予約済みスロットです。残りの 8 スロットは、接続モジュール用のスロットです。C8541CSR-RP および C8542CSR-SP モジュールでは、L3 Cisco IOS(R) ソフトウェアが稼働します。

Cisco Catalyst 8540 MSR には、イーサネット/ATM 間および ATM/ATM 間のブリッジング機能とルーティング機能を提供する ARM 機能を搭載できます。ATM ルータ モジュールを搭載すると、単一のマルチサービス ATM スイッチ ルータ シャーシで L3 テクノロジーと ATM テクノロジーの両方をサポートできます。

同一システムでのレイヤ 3 モジュールと ATM モジュールの使用

ARM を使用すると、同じ Cisco Catalyst 8540 システム内の ATM インターフェイスとイーサネット インターフェイスの間でインターワーキングやフレーム転送が可能になります。Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0(4)W5(11a) では、ARM モジュールと MSR シャーシ内の CSR モジュールのサポートが導入されています。詳細は、『Catalyst 8540 MSR のリリース ノート Cisco IOS リリース 12.0(10)W5(18c)』を参照してください。MSR シャーシは、MSR スイッチ プロセッサ カードとルート プロセッサ カードを含むシステムとして定義されます(部品番号については、表 1 を参照してください)。

システムでイーサネット モジュールだけを使用している場合は、MSR プロセッサ カードに CSR ソフトウェア イメージをロードします。MSR プロセッサは、ATM アップリンク/拡張ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(C85-1OC12 および C85-1OC3)を除くすべての CSR モジュールをサポートしています。詳細は、『ハードウェアとソフトウェアの互換性マトリクス』を参照してください。

8540 MSR と 8540 CSR の主な相違点

MSR と CSR では同じシャーシが使用され、両システムともプロセッサ カード用に中央の 5 スロットが予約されていますが、MSR システムと CSR システムでは、使用するスイッチ プロセッサ カードとイメージが異なります。次の表に、Cisco Catalyst 8540 MSR システムと CSR システムの間の機能面における主な相違点を示します。

表 1:Cisco 8540 CSR と Cisco 8540 MSR

 

MSR

CSR

機能の目的

  • 単一のシャーシで、統合された ATM セル スイッチング機能、L3 フレーム スイッチング機能、および L3 ルーティング機能を提供する。ARM を使用することにより、単一のシャーシで両方のモジュール タイプをサポートする。

  • 回線エミュレーション、Inverse Multiplexing over ATM(IMA; ATM の逆多重化)、フレームリレー インターワーキング インターフェイスを備えるマルチサービス ATM スイッチとして機能する。

  • L3 イーサネット機能を提供する。

  • 高速のキャンパス ネットワークやメトロポリタン エリア ネットワークに接続するための ATM アップリンクおよび Packet over SONET(POS)アップリンクを提供する。

ルート プロセッサ モデル

C8545MSR-MRP-MRP3CLK、C8545MSR-MRP-MRP4CLK

C8541CSR-RP

スイッチ プロセッサ モデル

C8546MSR-MSP-FCL

C8542CSR-SP

Cisco IOS イメージ

cat8540m-wp-mz
cat8540c-in-mz

サポートされているインターフェイス モジュール

すべての MSR インターフェイス、および ATM アップリンク/拡張ギガビット イーサネット インターフェイスを除くすべての CSR インターフェイス

すべての CSR モジュール(cat8540c イメージを使用)

ネットワーク クロック モジュールのサポート

あり(C8545MSR-MRP-MRP3CLK の場合)。回線エミュレーション サービスなど、タイミングの影響を受けるアプリケーションには重要。

なし

まとめると、次のようになります。

  • C8541-RP ルート プロセッサと C8542-SP スイッチ プロセッサが使用されている場合、Cisco 8540 は L3 スイッチとしてのみ機能します。

  • C8545-MRP マルチサービス ルート プロセッサと C8546-MSP マルチサービス スイッチ プロセッサが使用されている場合、Cisco 8540 はマルチサービス ATM スイッチとして機能し、ATM、回線エミュレーション、IMA、およびフレームリレー インターワーキング インターフェイスがサポートされます。

  • ARM と適切な Cisco IOS イメージが使用されている場合、C8545-MRP と C8546-MSP が搭載された 8540 では、単一のシャーシで ATM インターフェイスと L3 インターフェイスの両方がサポートされます。

注:MSR プロセッサでは Cisco IOS の「C」イメージもサポートされ、CSR プロセッサでは「M」イメージもサポートされますが、このような構成は推奨されておらず、正式にはサポートされていません。正式にサポートされている構成については、『ハードウェアとソフトウェアの互換性マトリクス』を参照してください。


関連するシスコ サポート コミュニティ ディスカッション

シスコ サポート コミュニティは、どなたでも投稿や回答ができる情報交換スペースです。


関連情報


Document ID: 10123